JPH025680Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH025680Y2 JPH025680Y2 JP11812883U JP11812883U JPH025680Y2 JP H025680 Y2 JPH025680 Y2 JP H025680Y2 JP 11812883 U JP11812883 U JP 11812883U JP 11812883 U JP11812883 U JP 11812883U JP H025680 Y2 JPH025680 Y2 JP H025680Y2
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- JP
- Japan
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- transistor
- base
- emitter
- resistor
- turned
- Prior art date
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- Expired
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- 239000008186 active pharmaceutical agent Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010791 quenching Methods 0.000 description 1
- 230000000171 quenching effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Stepping Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、パルスモータを駆動するための駆
動制御回路に関し、特に、バイポーラ方式により
制御されるパルスモータの駆動制御回路に関する
ものである。
動制御回路に関し、特に、バイポーラ方式により
制御されるパルスモータの駆動制御回路に関する
ものである。
従来、多相パルスモータ、たとえば5相のパル
スモータを上記バイポーラ方式により制御する場
合には、第1図に示すように所謂ペンタゴン型の
回路構成により行なつていた。これによれば、環
状に接続した5相のコイルL1〜L5の各両端接続
部にnpn型のトランジスタTnとpnp型のトランジ
スタTpの組み合わせによるドライブ回路DS1〜
DS5を並列に接続し、ステツプ駆動するときに対
応する各ドライブ回路の一方のトランジスタをオ
ンさせることによりコイルを一方向または逆方向
に付勢するようにしていた。そしてこれらドライ
ブ回路DS1〜DS5の各トランジスタの制御のため
に、従来においては第2図に示す回路のように、
各トランジスタTn,Tpのベースにフオトトラン
ジスタ及び発光ダイオードとの組み合わせ等の開
閉手段S1〜S4を接続し、これら開閉手段S1〜S4を
個別に開閉動作させてトランジスタのベース電位
を制御するようにしていた。たとえば第2図にお
いて、コイルL1に下方矢印の方向に電流を流す
場合に、開閉手段S2,S3をオフ、開閉手段S1,S4
をオン状態としてトランジスタTp1,Tn2をオ
ン、トランジスタTn1,Tp2をオフするようにし
ていたが、このような従来の回路では各トランジ
スタに対応して各別に開閉手段を設けなければな
らないため、部品点数が増大してコストを著しく
高価にするとともに、ノイズ等の原因によりたと
えば開閉手段S1,S2が両方共にオン状態にされる
とトランジスタTn1,Tp1がともにオンとなるた
めにコイルL1は誤動作を生じ、適正なステツプ
駆動ができなくなつたり、トランジスタやコイル
に大電流が流れて各素子を破損する等の欠点を生
じた。
スモータを上記バイポーラ方式により制御する場
合には、第1図に示すように所謂ペンタゴン型の
回路構成により行なつていた。これによれば、環
状に接続した5相のコイルL1〜L5の各両端接続
部にnpn型のトランジスタTnとpnp型のトランジ
スタTpの組み合わせによるドライブ回路DS1〜
DS5を並列に接続し、ステツプ駆動するときに対
応する各ドライブ回路の一方のトランジスタをオ
ンさせることによりコイルを一方向または逆方向
に付勢するようにしていた。そしてこれらドライ
ブ回路DS1〜DS5の各トランジスタの制御のため
に、従来においては第2図に示す回路のように、
各トランジスタTn,Tpのベースにフオトトラン
ジスタ及び発光ダイオードとの組み合わせ等の開
閉手段S1〜S4を接続し、これら開閉手段S1〜S4を
個別に開閉動作させてトランジスタのベース電位
を制御するようにしていた。たとえば第2図にお
いて、コイルL1に下方矢印の方向に電流を流す
場合に、開閉手段S2,S3をオフ、開閉手段S1,S4
をオン状態としてトランジスタTp1,Tn2をオ
ン、トランジスタTn1,Tp2をオフするようにし
ていたが、このような従来の回路では各トランジ
スタに対応して各別に開閉手段を設けなければな
らないため、部品点数が増大してコストを著しく
高価にするとともに、ノイズ等の原因によりたと
えば開閉手段S1,S2が両方共にオン状態にされる
とトランジスタTn1,Tp1がともにオンとなるた
めにコイルL1は誤動作を生じ、適正なステツプ
駆動ができなくなつたり、トランジスタやコイル
に大電流が流れて各素子を破損する等の欠点を生
じた。
この考案は、上記従来のものの欠点を除去する
ことを目的とする。
ことを目的とする。
この考案の実施例を、第1図のようなペンタゴ
ン型に接続したコイルの中の一つについて、図面
により説明する。pnp型のトランジスタTr1とnpn
型のトランジスタTr2との両コレクタをコイルL1
の一端に接続し、トランジスタTr1のエミツタを
電源Vに接続し且つベースを抵抗R1を介して電
源Vに接続し、またトランジスタTr2のベースを
抵抗R2を介しトランジスタTr1のエミツタと電源
Vとの間に接続する。開閉手段であるフオトトラ
ンジスタPT1と発光ダイオードPD1とは互に対向
し、発光ダイオードPD1からの光がフオトトラン
ジスタPT1のベースに受光するように関連する。
フオトトランジスタPT1のコレクタを抵抗R3を
介してトランジスタTr1のベースに接続するとと
もにダイオードD1を介してトランジスタTr2のベ
ースに接続し、トランジスタTr2のエミツタとフ
オトトランジスタPT1のエミツタとをアース電位
に落す。
ン型に接続したコイルの中の一つについて、図面
により説明する。pnp型のトランジスタTr1とnpn
型のトランジスタTr2との両コレクタをコイルL1
の一端に接続し、トランジスタTr1のエミツタを
電源Vに接続し且つベースを抵抗R1を介して電
源Vに接続し、またトランジスタTr2のベースを
抵抗R2を介しトランジスタTr1のエミツタと電源
Vとの間に接続する。開閉手段であるフオトトラ
ンジスタPT1と発光ダイオードPD1とは互に対向
し、発光ダイオードPD1からの光がフオトトラン
ジスタPT1のベースに受光するように関連する。
フオトトランジスタPT1のコレクタを抵抗R3を
介してトランジスタTr1のベースに接続するとと
もにダイオードD1を介してトランジスタTr2のベ
ースに接続し、トランジスタTr2のエミツタとフ
オトトランジスタPT1のエミツタとをアース電位
に落す。
コイルL1の他端には同様の回路構成をもつ駆
動制御回路が接続され、Tr3はpnp型のトランジ
スタ、Tr4はnpn型のトランジスタ、R4〜R6は抵
抗、D2はダイオード、PT2はフオトトランジス
タ、PD2は発光ダイオードである。
動制御回路が接続され、Tr3はpnp型のトランジ
スタ、Tr4はnpn型のトランジスタ、R4〜R6は抵
抗、D2はダイオード、PT2はフオトトランジス
タ、PD2は発光ダイオードである。
そしてこれらと同様の回路構成をもつ駆動制御
回路が第1図の各コイルL1〜L5の端部に各別に
接続されている。
回路が第1図の各コイルL1〜L5の端部に各別に
接続されている。
各回路の発光ダイオードPDは、従来と同様に
マイクロコンピユータ等の制御回路の指示に従
い、パルスモータをステツプ駆動するために各コ
イルを付勢制御するようにオンまたはオフして発
光または消光する。
マイクロコンピユータ等の制御回路の指示に従
い、パルスモータをステツプ駆動するために各コ
イルを付勢制御するようにオンまたはオフして発
光または消光する。
この考案は以上のような構成であり、
発光ダイオードPD1が発光するとき、フオトト
ランジスタPT1がオンしてコレクタ電位を降下
し、これによりダイオードD1に順方向に電流が
流れてトランジスタTr2のベース電圧を降下さる
とき抵抗R3を介してトランジスタTr1のベース電
圧を降下し、従つてトランジスタTr1がオン、ト
ランジスタTr2がオフする。
ランジスタPT1がオンしてコレクタ電位を降下
し、これによりダイオードD1に順方向に電流が
流れてトランジスタTr2のベース電圧を降下さる
とき抵抗R3を介してトランジスタTr1のベース電
圧を降下し、従つてトランジスタTr1がオン、ト
ランジスタTr2がオフする。
また発光ダイオードPD1が消光するとき、フオ
トトランジスタPT1がオフしてコレクタ電位を上
昇し、ダイオードD1が遮断されてトランジスタ
Tr2のベース電圧が上昇するとともに、抵抗R3を
介してトランジスタTr1のベース電圧を上昇し、
従つてトランジスタTr1がオフ、トランジスタ
Tr2がオンとなる。
トトランジスタPT1がオフしてコレクタ電位を上
昇し、ダイオードD1が遮断されてトランジスタ
Tr2のベース電圧が上昇するとともに、抵抗R3を
介してトランジスタTr1のベース電圧を上昇し、
従つてトランジスタTr1がオフ、トランジスタ
Tr2がオンとなる。
コイルL1の他端の駆動制御回路も同様であり、
発光ダイオードPD2が発光するときフオトトラン
ジスタPT2のコレクタ電位が降下することによ
り、トランジスタTr3がオンしトランジスタTr4
がオフする。また発光ダイオードDP2が消光する
ときフオトトランジスタPT2のコレクタ電位が上
昇することにより、トランジスタTr3がオフしト
ランジスタTr4がオンとなる。
発光ダイオードPD2が発光するときフオトトラン
ジスタPT2のコレクタ電位が降下することによ
り、トランジスタTr3がオンしトランジスタTr4
がオフする。また発光ダイオードDP2が消光する
ときフオトトランジスタPT2のコレクタ電位が上
昇することにより、トランジスタTr3がオフしト
ランジスタTr4がオンとなる。
従つて発光ダイオードPD1,PD2が発光すると
きには必らず一方のトランジスタTr1,Tr3のみ
がオンし他方のトランジスタTr2,Tr4はオフし、
また発光ダイオードPD1,PD2が消光するときに
は必らず一方のトランジスタTr1,Tr3がオフし
他方のトランジスタTr2,Tr4のみがオンする。
きには必らず一方のトランジスタTr1,Tr3のみ
がオンし他方のトランジスタTr2,Tr4はオフし、
また発光ダイオードPD1,PD2が消光するときに
は必らず一方のトランジスタTr1,Tr3がオフし
他方のトランジスタTr2,Tr4のみがオンする。
これにより、たとえがコイルL1に矢印a方向
の電流を流す場合には、発光ダイオードPDを発
光状態(トランジスタTr1がオン)、発光ダイオ
ードPD2を消光状態(トランジスタTr4がオン)
とすることにより可能となり、また矢印b方向に
電流を流す場合には発光ダイオードPD1を消光
(トランジスタTr2がオン)、発光ダイオードPD2
を消光(トランジスタTr3がオン)とすることに
より可能となる。
の電流を流す場合には、発光ダイオードPDを発
光状態(トランジスタTr1がオン)、発光ダイオ
ードPD2を消光状態(トランジスタTr4がオン)
とすることにより可能となり、また矢印b方向に
電流を流す場合には発光ダイオードPD1を消光
(トランジスタTr2がオン)、発光ダイオードPD2
を消光(トランジスタTr3がオン)とすることに
より可能となる。
なお、本実施例においてはフオトトランジスタ
PTと発光ダイオードPDとの組み合わせにより開
閉手段を構成したが、他のスイツチング素子を用
いてもよい。
PTと発光ダイオードPDとの組み合わせにより開
閉手段を構成したが、他のスイツチング素子を用
いてもよい。
また本実施例では5相パルスモータにおいて説
明したが、バイポーラ方式であれば4相等他のパ
ルスモータを用いてもよい。
明したが、バイポーラ方式であれば4相等他のパ
ルスモータを用いてもよい。
以上のようにこの考案によれば、
コレクタをして互いに接続し且つコイルの一端
に接続したnpn型とpnp型の一対のトランジスタ
と、pnp型トランジスタのエミツタ及び両トラン
ジスタのベースに接続した電源と、電源と両トラ
ンジスタのベースとの間に接続しベース電圧を両
トランジスタのバイアス電圧より上下させる開閉
手段とを設けたことにより、単一の開閉手段によ
り両トランジスタを制御できるので部品点数を減
少してコストを低減することもに、常に確実に一
方のトランジスタのみをオン状態にして双方が一
緒にオン状態になることがないので、コイル、ト
ランジスタに過大電流が流れて各素子を破損した
り誤動作によりステツプ駆動することがなく、寿
命の長い装置が得られる等の効果が得られる。
に接続したnpn型とpnp型の一対のトランジスタ
と、pnp型トランジスタのエミツタ及び両トラン
ジスタのベースに接続した電源と、電源と両トラ
ンジスタのベースとの間に接続しベース電圧を両
トランジスタのバイアス電圧より上下させる開閉
手段とを設けたことにより、単一の開閉手段によ
り両トランジスタを制御できるので部品点数を減
少してコストを低減することもに、常に確実に一
方のトランジスタのみをオン状態にして双方が一
緒にオン状態になることがないので、コイル、ト
ランジスタに過大電流が流れて各素子を破損した
り誤動作によりステツプ駆動することがなく、寿
命の長い装置が得られる等の効果が得られる。
第1図はバイポーラ方式によるベンタゴン型パ
ルスモータの回路図であり、第2図は従来の駆動
制御回路、第3図は本実施例の駆動制御回路であ
る。
ルスモータの回路図であり、第2図は従来の駆動
制御回路、第3図は本実施例の駆動制御回路であ
る。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 コイルを環状に接続した多相パルスモータの各
相にコイル両端接続部に配置したバイポーラ式に
よる駆動制御回路について、 電源と、 電源に接続したエミツタおよび抵抗を介して電
源に接続したベース並びにコイルの一端に接続し
たコレクタを有するpnp型トランジスタと、 コイルの前記一端に接続したコレクタおよび抵
抗を介して電源に接続したベース並びに接地した
エミツタとを有するnpn型トランジスタと、 電気的に発光する発光体と、 発光体の光を受光するベースおよび抵抗を介し
てpnp型トランジスタのベースに接続するコレク
タ並びにnpn型トランジスタのエミツタに接続す
るエミツタとを有するフオトトランジスタと、 アノードをフオトトランジスタのコレクタに接
続しカソードをnpn型トランジスタのベースに接
続したダイオード、 とを備えたパルスモータの駆動制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11812883U JPS6028499U (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | パルスモ−タの駆動制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11812883U JPS6028499U (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | パルスモ−タの駆動制御回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6028499U JPS6028499U (ja) | 1985-02-26 |
JPH025680Y2 true JPH025680Y2 (ja) | 1990-02-09 |
Family
ID=30271646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11812883U Granted JPS6028499U (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | パルスモ−タの駆動制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6028499U (ja) |
-
1983
- 1983-07-29 JP JP11812883U patent/JPS6028499U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6028499U (ja) | 1985-02-26 |
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