JPH0340797A

JPH0340797A - ステップモータ駆動装置

Info

Publication number: JPH0340797A
Application number: JP17622589A
Authority: JP
Inventors: Yoshio Koitabashi; 小板橋　儀男
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1989-07-07
Filing date: 1989-07-07
Publication date: 1991-02-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野コこの発明は、磁気ディスク装置のヘッド送りζに用いら
れるステップモータの駆動装置に関す≧ものである。

［従来の技術］第４図は従来のステップモータ駆動装置にお番るバイポ
ーラ駆動ｌ相当りのステップモータ翻真回路を示す回路
図で、図において、（１）　、　（２）はデジタル人力
パルス信号が印加される入力端子、（３）は直流電源正
端子、（４）は直流電源負端子であるアース端子、（５
）　、　（６）は出力端子、（７）　、　（８）　、　
（９）　。

（１０）はトランジスタ、（１１）　、　（１２）　、
　（１３）　、　（１４）はベース抵抗、（１５）　、
　（１６）　、　（１７）　、　（１８）はサージ吸収
用ダイオード、（１９）はステップモータの巻線である
。

次に動作について説明する。入力端子（１）に印加され
る信号をＡ、入力端子（２）に印加される信号をτとす
れば、ＡがＨレベル、ＡがＬレベルの時は、トランジス
タ（８）と（９）がオン、（７）と（１０）がオフとな
り、ステップモータ巻線（１９）には、出力端子（６）
から出力端子（５）に向は電流が流れこみ、入力信号Ａ
がＬレベル、τがＨレベルの時は、トランジスタ（７）
と（１０）がオン、（８）と（９）がオフとなり、ステ
ップモータ巻ｇ　（１９）には、出力端子（５）から出
力端子（６）に向は電流が流れる。

第５図はこの回路の各部の信号波形を示すタイムチャー
トで、出力端子（６）から（５）に流れる方向を正とし
た巻線（１９）の電流工は、巻線のインダクタンスによ
り図示のような波形となる。

［発明が解決しようとする課題］従来のステップモータ駆動装置は以上のように構成され
、巻線に流れる電流は、第５図に示すように、巻線のイ
ンダクタンスの作用により急激には立上らないので、入
力パルス信号のパルス幅に応じ巻線に流れる電流の最高
値が異なってくる。

例えば、第５図でＴ１で示すパルス幅の時は巻線電流工
の最高値はＴ１となるが、パルス幅がＴ２と長くなると
巻線電流■の最高値も工２となる。そのため、入力パル
ス信号のパルス幅が短い時の巻線電流に合わせたステッ
プモータを選定すると、入力パルス信号のパルス幅が大
となるとモータに電流が流れすぎ、不用な振動等が発生
し大きな騒音の原因になり、逆に、入力パルス信号のパ
ルス幅が長い時の巻線電流に合わせたステップモータを
選定すると、入力パルス信号のパルス幅が短い時にトル
ク不足となるという問題点があった。

この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、入力パルス信号幅が異なりても必要以上の
トルクが発生せず、騒音の発生が低減できるステップモ
ータ駆動装置を得ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］この発明に係るステップモータ駆動装置は、ステップモ
ータ巻線駆動回路付勢用直流電源の正又は負端子と、こ
の駆動回路との間に、上記ステップモータ巻線に所定値
以上の電流を流さないよう制限する電流制限回路を接続
したものである。

［作　用コこの発明におけるステップモータ駆動装置は、入力パル
ス信号幅が大となっても、モータ巻線電流には所定値以
上の電流は流れないので、モータトルクの必要以上の増
加が防止され、モータの不要な振動が押えられる。

［実施例コ以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図はこの発明の一実施例を示す回路図、第２図はこの実
施例の各部信弁波形を示すタイムチャートである。図に
おいて、（１）、　（２）は入力端子、（３）は直流電
源正端子、（４）は直流電源負端子であるアース端子、
（５）　、　（６）は出力端子、（７）　、　（８）　
。

（９）　、　（１０）はトランジスタ、（１１）、　（
１２）　、　（１３）　、　（１４）はベース抵抗、（
１５Ｌ　（１６）　、　（１７）　、　（１８）はサー
ジ吸収用ダイオード、（１９）はステップモータの巻線
で以上は従来例と同様のものである。　（２０）は上記
（７）〜（１８）で構成されたステップモータ巻線（１
９）の駆動回路、（２１）は駆動回路（２０）と直流電
源正端子（３）との間に接続された電流制限回路、（２
２）は定電圧ダイオード、（２３）は制限電流決定用抵
抗、（２４）はバイアス用抵抗、（２５）はＰＮＰ形ト
ランジスタである。

以上の構成において、定電圧ダイオード（２２）の降伏
電圧をＶＤ、抵抗（２３）の抵抗値をＲｓ、トランジス
タ（２５）のベース・エミッタ間電圧をＶＢＥとすれば
トランジスタ（２５）のコレクターから取り出させる電
流工の最大値Ｉｓは、Ｉｓ″＝（Ｖｏ　　ＶＢＥ／ＲＳ）となる、それで、入力端子（１）に第２図に示すような
パルス幅Ｔ工の入力パルス信号Ａが印加された時の、巻
線電流工の最大値■、が上記制限電流工、と等しくなる
よう設定しておけば、入力パルス信号Ａのパルス幅がＴ
２の様に長くなっても、巻線電流Ｉは電流制限回路（２
１）の電流制限作用によってＩＳ以上大きくならず、ス
テップモータには過大なトルクが発生しない。そのため
、不要な振動の発生が低減でき、騒音の発生を防止する
ことができる。

なお、上記実施例においては電流制限回路（２１）を駆
動回路（２０）の直流電源正端子（３）側に設けたが、
これを駆動回路（２０）の直流電源負端子、即ちアース
端子（４）側に設けてもよい。第３図はこの場合の実施
例を示す回路図で、図において、（２６）は駆動回路（
２０）とアース端子（４）間に接続された電流制限回路
、（２７）は定電圧ダイオード、（２８）は制限電流決
定用抵抗、（２９）はバイアス用抵抗、（３０）はＮＰ
Ｎ形トランジスタである。他の第１図と同一符号は同一
部分を示している。

また、電流制限回路としては、第１図、第３図にそれぞ
れ一例のみを示したが、同様の機能を有すれば他の構成
であってもよいことはもちろんである。

［発明の効果コ以上のようにこの発明によれば、ステップモータ巻線駆
動回路付勢用直流電源の正又は負端子と、この駆動回路
との間に、上記ステップモータ巻線に所定値以上の電流
を流さないよう制限する電流制限回路を接続したので、
入力パルス信号幅の増大による不要なトルク増加を押え
ることができ、騒音の低いステップモータ駆動装置が得
られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す回路図、第２図はこ
の実施例の各部信号波形を示すタイムチャート、第３図
はこの発明の他の実施例を示す回路図、第４図は従来の
ステップモータ駆動装置を示す回路図、第５図はこの従
来例の各部信号波形を示すタイムチャートである。図において、（１）、（２）は入力端子、（３）は直流
電源正端子、（４）は直流電源負端子、（５）　、　（
６）は出力端子、（１９）はステップモータ巻線、（２
０）は駆動回路、Ｃ２１）　、　（２６）は電流制限回
路である。図中同一符号は同一あるいは相当部分を示す。

Claims

【特許請求の範囲】

入力パルス信号によるトランジスタのオンオフにより、
これに直列に接続されたステップモータ巻線を駆動する
駆動回路を備えたステップモータ駆動装置において、上
記駆動回路付勢用直流電源の正又は負端子と、この駆動
回路との間に、上記ステップモータ巻線に所定値以上の
電流を流さないよう制限する電流制限回路を接続したこ
とを特徴とするステップモータ駆動装置。