JPH0256764A - 記録媒体のローディング装置 - Google Patents

記録媒体のローディング装置

Info

Publication number
JPH0256764A
JPH0256764A JP63176368A JP17636888A JPH0256764A JP H0256764 A JPH0256764 A JP H0256764A JP 63176368 A JP63176368 A JP 63176368A JP 17636888 A JP17636888 A JP 17636888A JP H0256764 A JPH0256764 A JP H0256764A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cartridge holder
cartridge
base
moving means
gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63176368A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2680050B2 (ja
Inventor
Sunao Aoki
直 青木
滋 根本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP63176368A priority Critical patent/JP2680050B2/ja
Publication of JPH0256764A publication Critical patent/JPH0256764A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2680050B2 publication Critical patent/JP2680050B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、記録媒体を収納するカートリッジホルダをベ
ースの所定の位置へ搬送する記録媒体のローディング装
置に関するものである。
[従来の技術] 近年、コンピュータ等情報に関する産業の伸展が目ざま
しく、取扱われる情報の吊が飛躍的に増大化する傾向に
ある。
このため、従来の磁気ヘッドに代わってレーザ光を用い
て円盤状記録媒体(以下ディスクと記す)に情報を光学
的に高密度に記録したり、高速度で再生したりすること
が可能な光学的情報記録再生装置が注目される情況にあ
る。
このようなディスクでは、表面に塵埃が存在すると、誤
った記録或いは再生が行われる可能性があるため、上記
ディスクはカートリッジ内に収納されている。
そして、このカートリッジはカートリッジホルダに保持
された状態で上記記録再生装置のベースに設定された所
定の位置ベローディングされて固定されると共に、上記
ディスクのクランプ部がクランプ手段にクランプされて
回転される。また、このディスクに設けられた螺旋状或
いは同心円状の任意のトラックへ光ピ・ツクアツブをア
クセスさきで、情報を書き込んだり読み出したりするこ
とができるようになっている。
ところで、上記カートリッジホルダを移動させるための
技術として、例えば特開昭61157364号公報に開
示されているようなものが知られている。
即ち、上記ベースに案内溝と回動ギヤとが設けられてい
て、上記カートリッジホルダに設けられたピンが、上記
案内溝と、回動ギヤに形成された長孔とに1層動自在に
されている。また、上記回動ギVは例えばモータに連設
された駆動ギヤと噛合されている。
そして、駆動ギヤにて上記回動ギヤが回動されると、こ
の回動子17の長孔にてピンが抑圧されることによりカ
ートリッジホルダが移動され、ベースに設定された所定
の部位へ搬送されると共に、上記モータの駆動力にて上
記カートリッジホルダがベースへ抑圧固定されて、ロー
ディングが完了する。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、この先行技術では、カートリッジホルダ
が上記モータ駆動力にて押圧されることによりベースに
固定されるよう構成されているため、この固定の際に上
記モータに過大な負荷がかかると共に、このモータの駆
動力が上記駆動ギヤと回動ギヤとの間に作用してこれら
のギヤ間に所謂食い付きが発生する可能性がある。この
食い付きが発生すると、上記カートリッジホルダのアン
ローディングが困難となり、カートリッジを記録再生装
置より取出すことができなくなる。
これに対ff1−IJるに、上記カートリッジホルダが
ベースへ当接する以前にモータの回動を停止させるよう
構成することも考えられるが、そうすると、上記ディス
クとクランプ手段或いは光ピツクアップ装置等との位置
合せ及びカートリッジホルダの位置決めに煩雑な技術が
要求され、構成が複雑にならざるをVJない。
[発明の目的] 本発明は前述の事情に鑑みてなされたものであり、簡単
な構成で、食いイ」き等の発生によりカートリッジのア
ンローディングが困難となること、及びモータ等に過大
な負荷がかかることを回避づると共に、カートリッジ及
びカートリッジホルダの位置決めが容易な記録媒体のロ
ーディング装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するだめの手段1 上記課題を解決するため、本発明による記録媒体の[]
−ディング装置は、カートリッジホルダがベースの装着
部位へ達した際に、このベースと上記カートリッジホル
ダとの位置決めをする位置決め手段と、少なくともカー
トリッジホルダがベースに設定された駅前部位へ達した
際に該カートリッジホルダとの係合が解除されるカート
リッジの移動手段と、該移動手段を駆動覆る駆動手段と
、上記移動手段に連設され、少なくともこの移動手段と
上記カートリッジホルダとの係合が解除された際に、移
動手段と上記駆動手段との間に介装され、該駆動手段の
動力を上記移動手段へ弾性的に伝達する補助移動手段と
を具備したものである。
また、カートリッジホルダがベースの装着部位へ達した
際に、このベースと上記カートリッジホルダとの位置決
めをする位置決め手段と、上記カートリッジホルダをロ
ーディング位置へ搬送するカートリッジの移動手段と、
該移動手段を駆動する駆動手段と、上記移動手段とカー
トリッジホルダとの間に介装され、このカー1〜リツジ
ホルダが上記位置決め手段にて位置決めされた際に、上
記移動手段を介して伝達される駆動手段の動力をカート
リッジホルダへ弾性的に伝達し、該カートリッジホルダ
をベースへ押圧する抑圧手段とを具備したものである。
[作 用] かかる構成にて、移動手段が駆動手段により駆動されて
カートリッジを保持したカートリッジホルダのローディ
ングが開始され、このカートリッジホルダがベースに設
定された所定の装着部位へ達すると、位置決め手段によ
りこのカートリッジホルダがベースに対して位置決めさ
れる一方、上記駆り」手段と移動手段との係合が解除さ
れると共に、これら駆動手段と移動手段との間に補助移
動手段が介装され、この補助移動手段にて上記駆動手段
の動力が移動手段に弾性的に伝達されることにより、上
記カートリッジホルダがベースへ弾性的に当接される。
また、カートリッジホルダがベースに設定された所定の
装着部位へ達すると、位置決め手段によりこのカートリ
ッジホルダがベースに対して位置決めされると共に、上
記移動手段カートリッジホルダとの間に介装されている
押圧手段にて上記カートリッジホルダがベースに押圧さ
れることにより、このカートリッジホルダが固定される
[発明の実施例] 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図乃至第13図は本発明の第一実施例に係り、第1
図は情報記録再生装置の分解斜視図、第2図は情報記録
再生装置の平面図、第3図は移動手段の側面図、第4図
(a)(b)は移動手段の動作状態説明図、第5図は移
動手段の平面図、第6図は第5図のVl−Vl線矢視図
、第7図は第5図のVfl−■線矢視図、第8図はガイ
ド板の側面図、第9図は側板の側面図、第10図は主ギ
ヤと駆動ギS7との噛合状態を示す側面図、第11図は
カートリッジホルダの側面図、第12図は情報記録再生
装置の底面図、第13図は駆動手段の分解斜視図である
これらの図において、符号1はベース、2はこのベース
1上に設けられたカートリッジホルダ、3はこのカート
リッジホルダに装填されるカートリッジである。
上記カートリッジ3は、偏平な直方体形状で、中空のカ
ートリッジ本体3aを備えており、このカートリッジ本
体3a内に円盤状記録媒体(以下、ディスクと記す)4
が回動自在に収納されている。
また、第11図に示す如く、このカートリッジ本体3a
の上下面の中央部には円形状の開口6が形成され、この
間口6から上記カートリッジホルダ2へ挿入される側へ
かけて、記録、再生用の艮方形の開口が設けられている
。この長方形開口には、該開口を覆うように口字状に折
返されたシャッタ7が開閉可能に配設されている。この
シャッタ7は、図示しない弾性体により常時長方形開口
を閉塞Jる方向に付勢されている。
また、上記カートリッジ本体3aの挿入方向先端部には
、斜辺部3Cを介して一対の係合凹部3bが形成されて
いる一方、上記カートリッジホルダ3の下面には図示し
ない係合部が形成されていて、この係合部が、上記ベー
ス1の上面に設けられた爪11に係合されるようになっ
ている。
上記カートリッジホルダ2は以下に述べる如き構成とな
っている。
即ち、上面が略正方形または艮方形の板状の上板8によ
って構成され、この上板8の両側に、側板9が取付けら
れている。この側板9には、第6図乃至第7図に示すよ
うに、それぞれ内側に回曲された屈曲部13が形成され
ていて、この屈曲部13と上記上板8との間に、上記カ
ートリッジ3が基端側(第1図中右側)より先端側(第
1図中左側)へ挿入されるものである。
また、上記上板8の先端部には、弾性体12aにてカー
トリッジホルダ2の内側へ常時付勢された係合爪12が
設けられており、この係合爪12がカートリッジホルダ
2に装填された上記カートリッジ3の係合凹部3bに係
合することにより、このカートリッジ3の脱落が防止さ
れるようになっている。また、第2図に示づように、上
記上板8の基端側両側には、上記カートリッジ本体3a
の両側上面を押圧する板ばね23が配設されている。
上記カートリッジホルダ2の先端側には、カートリッジ
3のシャッタ7を開閉する一対の開閉レバー14がビン
14Cを介して回動可能に設けられている。この開閉レ
バー14の回動端は上記カートリッジホルダ2の内部へ
延出されていると共に、このカートリッジホルダ2と゛
の間に設けられた弾性体14aにて外側方向へ付勢され
ている。
上記開閉レバー14の上面には停止ビン14bが突出形
成されている。この停止ビン14bは、上記上板2に形
成された円弧形状の長孔16に挿入されていて、上記停
止ビン14bがこの長孔16の端部に当接することにJ
:り開閉レバー14の回動が規制されるようになってい
る。
また、この開閉レバー14の、カートリッジホルダ2の
内側へ延出された回動端には係入ビン14dが設けられ
ている一方、上記シャッタ7には、この係入ビン14d
が係合する四部7 a 71<設けられている。そして
、この係入ビン14dが上記凹部7aに係合された状態
で上記カートリッジ3がカートリッジホルダ2の先端部
方向へ摺動されると、上記開閉レバー14が弾性体14
aの付勢力に抗して回動されると共に、この回動に伴っ
て上記シ1Fツタ7が摺動して、長方形の開口が聞かれ
、ディスク4が露呈されるようになっている。
また、上記上板8の、露呈されたディスク4へ対応する
部位には、挿入方向が長手方向となる矩形の開口15が
設けられており、この間口15に上方側から臨むように
、バイアス磁界印加装置10が貸降可能に設けられてい
る。
このバイアス磁界印加装置10は、上記開口15と略同
形状に形成された取付は板17の下面に図示しないコイ
ルが取付tノられて構成されており、このコイルにより
上記ディスクにバイアス磁界が印加されるようになって
いる。また、上記取付は板17の先端側にはビン17a
が外側へ突出され、このビン17aがレバ一部材18に
形成された長118 aに挿入されている。
第11図に示づ如く、このレバ一部材18と上記取付は
板17との間には弾性体19が介装されていて、上記数
個は板17の基端側はこの弾性体19にて上板8方向へ
回動付勢されている。
また、上記レバ一部材18はビン18bを介して上板8
に回動可能に枢支されている。このレバ一部材18の先
端部18Cと上板8との間には弾性体21が設けられて
いる。この弾性体21は、上記ビン18を回動中心とし
た場合に、取付は板17に取付けられたコイル等の重石
にて発生するモーメントよりも大きな、反対方向のモー
メントを発生することができるような力量に設定されて
おり、上記レバ一部材18の先端部18cは、この弾性
体21にて、上記ベース1方向へ回動付勢されている。
そして、上記上板80基端側に設けられた停止部材22
により回動が規制されている。
また、上記レバ一部材18の先端部18cは、上記上板
8に形成された満8a内に挿入延出されている。この先
端部18cは、上記ベース1上に設けられた駆動板20
に当接することにより、上記レバ一部材18の基端側が
上板8に近接する方向へ回動され、コイルがディスク4
へ近接されるようになっている。
ところで、上記上板8の両側に設けられた側板9には、
第1図及び第9図に示づ如く、下方へ延出された左右二
対の延出部24が形成されていて、この延出部24に、
それぞれ外側へ指向づるビン26が突出して設けられて
いる。一方、上記ベース1の両側にはガイド板27が固
定されている。
このガイド板27には上記ビン26が摺動自在に係合さ
れるガイド孔28が形成されており、上記ビン26は、
このガイド孔28に係合されて、更にその外側へ突出さ
れている。
第8図に示す如く、このガイド孔28は、上記ベース1
の上面と平行に形成された水平孔部28aと、この水平
孔部28aに先端側に連設して形成された、下方へ延び
る垂直孔部28bとから構成されている。また、上記水
平孔部28aの基端側には大径部が設けられていて、上
記ビン26のガイド孔28に対する係合が容易なように
配慮されている。
また、上記ベース1の両側には、それぞれ外周の一部に
歯31aが形成された二対の主三〜竺ヤ31が、上記ガ
イド板27をn通するシャフト32にて回動自在に枢支
されている。この主ギヤ31の歯31aには、後述する
駆動手段40に設けられた駆動ギヤ41が噛合されてお
り、上記主ギヤ31はこの駆動ギヤ41にて回動される
ようになっている。
また、上記主ギヤ31には半径方向を長手方向とする長
孔33がそれぞれ一対形成されていて、この長孔33に
、上記ビン26の上記ガイド孔28より突出した部位が
摺動自在に係合されている。
そして、これら主ギヤ31が回動されると、長孔33に
て上記ビン26が押圧され、このビン26が上記ガイド
孔28の水平孔部28aに沿って摺動づることにより、
上記カートリッジホルダ24が移動され、次いで、上記
ビン26が垂直孔部28bに沿って下降されることによ
り上記カートリッジホルダ2がベース1の上面へ近接さ
れるよう構成されている。
第6図に示す如く、上記ビン26の、ガイド孔28に係
合される部位と、このビン26の、上記主ギヤ31の長
孔33に係合される部位とには、それぞれベアリング2
5a、25bが配設され、上記カートリッジホルダ2の
移動がよりスムーズに行うことが可能となっている。
尚、第3図及び第10図等に示す如く、上記ビン26が
係合されるのは、主ギヤ31に一対設けられた長孔33
の片方であり、この長孔33が一対形成されているのは
、左右二枚づつ、計四枚使用する主ギヤ31を共通化し
て使用するためである。また、これら主ギヤ31.ガイ
ド板27等により移動手段30が構成されている。
また、上記カートリッジホルダ2の下面には例えば三つ
の当接部34が設けられており、該カートリッジホルダ
2が下降される際に、この当接部34が、上記ベース1
の上面に設定された被当接部34aに当接して押圧され
ることにより、カートリッジホルダ2とベース1との相
対的な位置決めが行われるようになっている。尚、これ
ら当接部34及び被当接部34aにて位置決め手段35
が構成されている。
ところで、上記主ギヤ31の外周に形成されている上記
歯31aは、例えば第3図に示す如く、上記カートリッ
ジホルダ2が待機状態の際、即ち、延出部24のビン2
6がガイド孔28の太径部方向へ移動された際に上記駆
動ギヤ41に接触する部位から、上記ビン26がガイド
孔28の垂直孔部28bを下降する部位へ移動されるま
での間に形成されているものであり、それ以外の部位、
即ち上記ビン26が垂直孔部28bの下端部へ移動され
る際に上記駆動ギヤ41が噛合される部位等には形成さ
れていない。
そのため、上記カートリッジホルダ2の当接部34とベ
ース1の被当接部34aとが接触する前に上記駆動ギヤ
41と主ギヤ31の歯31aとの噛合は解除される。そ
の結果、上記歯31aと駆動ギヤ41との間に所謂食い
付きが発生することは完全に回避されるが、これら駆動
ギヤ41と主ギヤ31との噛合が解除されると、上記カ
ートリッジホルダ2のローディングを最後まで行うこと
が不可能となる。
本発明では、上記移動手段30に補助移動手段45を連
設することにより、この課題が解決されている。
以下、この補助移動手段45の構成を説明する。
例えばローディングが完了した状態をあられず第3図に
示す如(、上記主ギヤ31がO−ディングの際に回動さ
れる方向の、上記歯31aが形成されている部位の後方
側に、略90”の扇形に形成された補助ギヤ37が配設
されている。尚、第1図ではこの補助ギヤ37がカート
リッジホルダ2がローディングされる方向の左側のみ記
載されているが、この補助ギヤ37は、上記カートリッ
ジホルダ2の右側にも同様に配設されているものである
この補助ギヤ37には、上記シャフト32を曲率中心と
する長孔37bが形成されており、この長孔37bに、
上記主ギヤ31に固定されたビン38が係合されること
により、上記補助ギヤ37はこの長孔37bの分だけ上
記シャフト32を中心とした揺動が可能となっている。
上記ビン38の、上記補助ギヤ37よりも外側にはスナ
ップリング38aが係合されていて、上記補助ギヤ38
は、このスナップリング38aにて扱止めされている。
また、上記補助ギヤ37の外周には、上記主ギヤ31の
歯31aと同一形状を有する歯37aが形成されている
。また、この補助ギヤ37と上記主ギヤ31との間には
、弾性体39が配設されており、上記補助〜=ヤ37は
この弾性体3つの付勢力にて、上記主ギヤ31がローデ
ィングの際に回動される方向と反対方向へ(言替えれば
、ローディングの際に回転される方向へ、主ギヤ31の
方が)常時付勢され、上記ビン38aが長孔37bの一
側へ当接することにより回動が停止されている。
そしてこの状態で、上記補助ギヤ37の外周に設りられ
た歯37aの一部と、上記主ギヤ31に形成されたvi
431aの一部とが位相が合致した状態で例えば三山分
重ね合わされている。
一方、上記駆動ギヤ41の歯厚は、主ギヤ31の厚みと
補助ギヤ37の厚みとを合計した厚みよりも僅かに厚く
形成されており、上記主ギヤ31及び補助ギヤ39との
噛合が確実に行われるようになっている。
そして、上記駆動ギヤ41が回動されてこの駆動ギヤ4
1と主ギヤ31の歯31aとの噛合が解除される前に上
記駆動ギヤ41と補助ギヤ37の歯37aとの噛合が開
始され、駆動ギヤ41と主ギヤ31の歯31aとの噛合
が解除された後は、駆動ギヤ41の回動力が、上記弾性
体39を介して主ギヤ31へ伝達されるようになってい
る。
尚、上記主ギヤ31と補助ギヤ37との間に配設されて
いる上記弾性体39は、基端側のものよりも先端側のも
のの方が弾性係数を高く設定してあり、この弾性体39
を介して上記カートリッジホルダ2のローディングが行
われる際に、該カートリッジホルダ2とベース1との平
行度が保持されるようになっている。
次に、上記駆動ギヤ41を有する駆動手段40を、第1
2図及び第13図を参照して説明する。
上記駆動ギヤ41はベース1の幅よりも僅かに長く形成
されたシャフト42の両端部に軸支されている。このシ
ャフト42の上記駆動ギヤ41内側には、それぞれメタ
ルベアリング43が軸装されており、このメタルベアリ
ング43が、上記ベース1の底面に設けられた軸受部4
4の凹部44aに係合されている。
この凹部44aの内側には係止部47が形成されていて
、この係止部47に上記メタルベアリング43の内側が
当接されることにより、上記シ11フト42及び駆動ギ
ヤ41が位置決めされている。
また、ベース1の左右に設けられた上記四部44aの互
いに対になる部位には平坦部44bが形成されており、
この平坦部44bに、上記メタルベアリング43に当接
された板状の固定片48がビス49により固定されてい
る。
この固定片48は所定の長さを有して形成されていると
共に、その両端部にそれぞれ上記ビス49が挿通される
孔48aが設けられている。そして、この孔48aのい
ずれか一方に上記ビス4つが挿通されて上記平坦部44
bに固定されている一方、ビス49が挿通されない他方
の側にて、上記メタルベアリング43が凹部44a方向
へ押圧されている。尚、この固定片48の両端部にそれ
ぞれ孔48aを設けたのは、上記主ギヤ31の場合と同
様に、組付けに際して方向を識別する煩雑さを回避する
ためである。
一方、上記シャフト42の一側寄りにはウオー\ ムホイール51が軸支され、このウオームホイール51
が、上記ベース1の底面に設けられたウオーム52に噛
合されている。
上記ウオーム52は、固定部材53にて上記ベース1に
固定されたモータ54に直結されており、このモータ5
4にて駆動されるようになっている。
尚、このモータ54の作動を開始させるスイッチは上記
カートリッジホルダ2内に設けられていて、このカート
リッジホルダ2に上記カートリッジ3が装填されるとこ
のカートリッジ3にてスイッチがオン動作されるように
なっている。
また、このモータ54の作動を停止させるスイッチは、
上記ベース1の左右に二対設けられた主ギヤ31の一つ
に配設されている。即ち、この主ギヤ31の内側に図示
しないマグネットが取付けられている一方、ローディン
グの始端と終端において上記マグネットが対向する部位
に、図示しない例えばホール素子等の磁気センサが配設
されている。そして、この磁気センサにて上記主ギヤ3
1が終点位置に達したことが検知されることにより上記
モータ54の作動が停止されるようになっている。尚、
このモータ54は、例えば該モータ54の駆動回路にデ
イレイ回路を設けることなどにより、上記マグネットが
磁気センサに対向されても、所定の時間回転が続行され
るように設定されている。
第13図に示す如く、上記固定部材53のモータ54と
反対側の部位は上記ウオーム52の端面と対向するよう
立上げ形成されており、この部位にビス55が螺入され
ている。このビス55の先端部にはスラスト受け55a
が設けられていて、上記モータ55の駆動軸のスラスト
方向のガタを最小に調停することが可能となっている。
尚、上記ビス55の先端面に例えばカーボン等を含有す
るメタルを設け、上記駆動軸の先端部をこのメタルにて
保持するよう構成することも可能である。
ところで、上記ベース1の底面にはディスク4を回転さ
せるためのスピンドルモータ56が配設されている。第
11に示す如く、このスピンドルモータ56の駆動軸5
6aにはターンテーブル57が設けられており、これら
駆動軸56a及びターンテーブル57は、上記ベース1
に形成された開口1aを介して該ベース1の上面側へ若
干突出されている。
そして、上記ディスク4の中央部には、該ディスク4よ
りも厚肉の円盤状のセンタ部材58が設けられ、このセ
ンタ部材58が上記ターンテーブル57にて保持される
ようになっている。また、上記センタ部材58の上下各
面には磁性体59が設けられている一方、この磁性体5
9に対向する上記ターンテーブル57上には永久磁石6
oが固定されており、これら磁性体59と永久磁石6゜
との吸引力にて上記ディスク4がクランプされるように
なっている。
また、第12図に示すように、上記ベース1の底面の、
上記スピンドルモータ56よりも先端側には、光学式ピ
ックアップ61が前後方向へ移動可能に配設されている
この光学式ピックアップ61は、一対のレール63が挿
通される孔を有するキャリッジ64に設けられたピック
アップ本体66を備えている。上記キャリッジ64に挿
通されたレール63は、上記ベース1底面の前後方向に
沿って架設されている。
また、上記キャリッジ64には、上記レール63に接触
して転動する例えば三つのガイドローラ67が設けられ
ており、上記キャリッジ64は、このガイドローラ67
にて上記レール63に沿って自由に摺動することが可能
となっている。
上記ピックアップ本体66の移動方向の両側部には、ボ
ビン68が例えば四つのビス68aにて着脱自在に取付
けられている。このボビン68の外周には、コイル69
が巻回され、また、ボビン68内には、内ヨーク71が
挿通されている。
上記ボビン68の上下には、それぞれ外ヨーク72が配
設され、各外ヨーク72のボビン68に対向する側の端
面には、それぞれ図示しないマグネットが固定されてい
る。このマグネットは、上記コイル69に所定の間隔を
有して対向されている。尚、上記内ヨーク71と上下の
外ヨーク72とは、図示しないヨーク支柱にて一体化さ
れており、この一体色されたヨークは、ボルト73にて
上記ベース1に固定されている。
そして、上記コイル69に電流を流すことにより、マグ
ネットによる磁界と上記コイル69の電流とにより生じ
るトルクによって、ピックアップ本体66が移動される
ものである。
また、第1図に示す如く、上記キャリッジ64のベース
1上面側には、アクチュエータ74が配設され、このア
クチュエータ74によって上記ディスク4の半径方向及
び光軸方向に移動可能な対物レンズ75が保持されてい
る。この対物レンズ75鵠、ベース1に形成された開口
1a及びカー1−リッジ本体3aの開口を介して、ディ
スク4に対向されるようになっている。
更に、上記ピックアップ本体66には、図示しないレー
ザーダイオードが備えられてJ3す、このレーザーダイ
オードから出射される光が上記ピックアップ本体66内
に設けられた光学系を通り、上記対物レンズ75からデ
ィスク4に出射されるようになっている。
次に、前述の構成による実施例の作用を説明づる。
まず、カートリッジホルダ2にカートリッジ3が装填さ
れる前の状態を説明すると、上記カートリッジホルダ2
の側板9に設けられているビン26は、主ギヤ31にて
、ガイド孔28の太径部が設けられている基端側へ移動
されている。そのため、上記カートリッジホルダ2もベ
ース1に対して可能な限りW 62側へ移動されている
と共に、上記ベース1の上面より所定距離上方へ離間さ
れている。
また、上記カートリッジホルダ2の上板8に設けられて
いるバイアス磁界印加装置10の取付は板17は、弾性
体21の付勢力にて上記上板8より可能な限り離間され
、停止部材22に当接されることにより停止されている
(第4図(a)の状態)。
このような状態の上記カートリッジホルダ2にカートリ
ッジ3が、第6図及び第7図に示す如く、カートリッジ
本体3aの下面が側板9に設けられた屈曲部13に摺接
されつつ挿入される。
この挿入の際に、上記カートリッジ3のシャッタ7に設
けられた凹部7aに、開閉レバー14の回動端に設けら
れた係入ビン14dが係合される。
そして、上記カートリッジ3の挿入に伴ってこの開閉レ
バー14が弾性体12の付勢力に抗して回動される゛と
共に上記シャッタ7の摺動が開始される。
上記開閉レバー14は、この開閉レバー14に設けられ
た停止ビン14bが長孔16の先端側の一端に当接する
ことにより回動が停止される。また、同時に、上記カー
トリッジ3の挿入が停止される。この状態で上記シャッ
タ7の摺動は終了され、カートリッジ本体3aの長方形
開口は完全に開かれ、この開口を介して上記カートリッ
ジ本体3aに収納されているディスク4が露呈される。
また、上記カートリッジ3の停止に先立って、カートリ
ッジ本体3aの先端部に設けられている斜辺部3Cにて
係合爪12が弾性体12aの付勢力に抗して拡開さ゛れ
、次いで、この係合爪12が上記カートリッジ本体3a
の係合凹部3bに係合されることによりこのカートリッ
ジ本体3aの脱落が防止される。また、上記り板8に基
端部両側に設けられている板ばね23にてカートリッジ
本体3aの両側上面が押圧され、このカートリッジ本体
3aが固定される。
尚、上記シ1ノツタ7を摺動させるために使用される開
閉レバー14は、カートリッジホルダ2の先端側に設け
られた一対の開閉レバー14の片方のみであり、他の開
閉レバー14は、上記カートリッジ3が反転された状態
で挿入された際に、上記シャッタ7を摺動させるために
使用される。
上記カートリッジ3の、カートリッジホルダ2への挿入
が完了すると、カートリッジ3にて上記カートリッジホ
ルダ2内に設けられた図示しないスイッチがオン動作さ
れ、ベース1の下面に設けられたモータ54の作動が開
始される。すると、このモータ54の駆動軸にてウオー
ム52が所定の方向へ回転され、ウオームホイール51
を介してシャフト42が回転される。
このシャフト42の両端には駆動ギヤ41が軸支されて
いて、この駆動ギr41が主ギヤ31の歯31aに噛合
されており、上記シャフト42の回転により、上記主ギ
ヤ31の回転が開始される。
すると、この主ギヤ31に形成されている長孔33にて
側板9の延出部24に設けられているビン26が押圧さ
れる。このビン26は上記長孔33に係合されていると
共に、ガイド板27に形成されたガイド孔28にも係合
されているため、このビン26は、主ギヤ31の長孔3
3にて押圧されることにより上記ガイド孔28に沿って
移動される。
上記ガイド孔28は水平孔部28aと垂直孔部28bと
で構成されており、上記ビン26が水平孔部28aを移
動される間は、上記カートリッジホルダ2はベース1の
上面と平行に移動される。
そして、上記ビン26はガイド孔28の先端側に連設さ
れている上記垂直孔部28b方向へ移動される。
この間、上記主′ギヤ31の歯31aと駆動ギヤ41と
は噛合しつつ互いに回動され、上記主ギヤ31の@31
aが形成されている部分が徐々に上記駆動ギヤ41に対
して相対的に移動される。
上記ビン26が水平孔部28aの先端側へ達し、(第4
図(a)の状態)更に主ギヤ31が駆動ギヤ41にで回
動されて上記ビンが垂直孔部28bを下降される途中で
、主ギヤ31の歯31aが形成されている部分が終了す
る。
この主ギヤ31に形成されている歯31aの端部には、
この主ギヤ31にビン38及び長孔37bを介して連設
された補助ギヤ37の歯37aが例えば三山分重ね合わ
されているため、上記駆動ギヤ41と主ギヤ31の歯4
1との噛合が解除される前に、上記駆動ギヤ41は、主
ギr31の爾31aと補助ギヤ37の歯37aの両方に
噛合される。
次いで、上記駆動ギヤ41と主ギヤ31の歯31aとの
噛合が解除されるに伴って、上記駆動ギヤ41は補助ギ
ヤ37に形成されている歯37aのみに噛合される。こ
の補助ギヤ37と上記主ギヤ31との間には弾性体39
が配設されており、上記駆動ギヤ41の駆動力はこの弾
性体39を介して上記主ギヤ31へ伝達される。
その結果、この主ギヤ31が、弾性体39を介して伝達
される駆動力にて更に回動されることにより、長孔33
にてビン26が押圧され、このビン26が上記垂直孔部
28bを下降され、上記カートリッジホルダ2がベース
1方向へ近接される。
また、このとき、上記カートリッジ本体3aの基端側下
面に設けられている図示しない係合部へ上記ベース1に
設けられた爪11が係合することにより、カートリッジ
3の基端側の位置決めが行われる。
そして、上記カートリッジホルダ2に設けられている当
接部35が上記ベースに設定されている被当接部34a
へ当接することにより、該カートリッジホルダ2の下降
が停止−されると共に、このカートリッジホルダ2の停
止に伴ってビン26を介して連設されている主Vヤ31
が停止される。
同時に、この主ギヤ31に設けられている図示しないマ
グネットが一方の磁気センサに対向される。
尚、この状態では上記ビン26と垂直孔部28bの下端
部との間にはまだ若干の間隙がある。また、この際に、
上記カートリッジ本体3a内に収納されているディスク
4がターンテーブル57にクランプされる。
上記モータ54は、マグネットが磁気センサに対向され
た後、所定時間だけ回転が続行されるように構成されて
いるため、上記主ギヤ31が停止された状態で更に駆動
ギψ41が回転される。すると、この駆動ギヤ41の駆
動力が上記補助ギヤ37へ伝達される。
すると、この補助ギヤ37が弾性体39の付勢力に抗し
て長孔37bに沿っで移動され、これに伴って、弾性体
の上記主ギヤ31を回転させようとする力が上昇する。
上記モータ54の回転は、デイレイ回路によって上記長
孔37bの一方の端部ヘビン38が相対的に移動される
前に停止される。
その結果、上記カセットホルダ2は、弾性体39の上昇
された付勢力で上記ベース1へ押付けられる。従って、
なんらかの理由により上記カセットホルダ2に衝撃等の
力が作用されることがあっても、このカセットホルダ2
と上記ベース1との相対的な位置に変動が生じることは
なく、更に、カートリッジ3の装着状態も安定される。
また、−F記モータ54と駆動ギヤ41との間にはつA
−ム52及びウオームホイール51が介装されており、
モータ54と上記駆動ギヤ41との間には大きな減速比
が設定されている。そのため、上記モータ54が高速回
転することにより電流の供給が停#された後に慣性で回
転され、この回転が上記駆動ギヤ41へ伝達されても、
該駆動ギヤ41の回転は微少であり、この駆動1!ヤ4
1は上記ピン38が長孔37bの端部へ当接する前に完
全に停止される。即ら、上記カセットホルダ2が停止さ
れる際には、上記駆動ギヤ41は主ギヤ31に弾性的に
連設された補助ギヤ37のみに噛合された状態である。
そのため、上記゛ウオーム52とウオームホイール51
との間、或いは駆動ギヤ41と補助ギψ41と間に所謂
食い付きが発生することは完全に回避されると共に、上
記モータ54に過大4【負荷がかかることもなく、この
モータ54が逆転される場合にも起動がきわめて容易゛
Cあり、上記カー1ヘリツジホルダ2のアンローディン
グもスムーズに行われる。
一方、上記ピン26が垂直孔部28bを下降される際、
即ら、カートリッジホルダ2がベース1方向へ近接され
る際に、このベース1に設けられた駆動板20にバイア
ス磁界印加装置10のレバ一部材18の先端部18Gが
当接される。
そして、上記カートリッジホルダ2の下降に伴っ−(こ
の先端部18cが上記駆動板20にて相対的に上背され
、取イ・」け板17に設けられている図示しないコイル
が上記ディスク4へ近接される。
上記ディスク4へ例えば情報を記録する場合、上記バイ
アス磁界印加装胃10の図示しないコイルに電流を供給
し、例えばディスク4の記録た1の磁化方向と逆向きの
バイアス磁界を発生させ、この状態で、光学式ピックア
ップ61により上記ディスク4の記録層の一部に光ビー
ムを照射する。
この光ビームが照射された部位は、キューり煮貝上に加
熱されて磁化が失われ、光ビームの照射が中止されると
再び磁化が現れるが、このときの磁化は上記バイアス磁
界の向きに平行になる。
このようにして、光ビーム照射の有無によって磁化方向
が反転し、この磁化の方向の違いによってデジタル情報
を記録することができる。
一方、例えば情報を消去覆る際には、記録時と同様にバ
イアス磁界を印加し、消去したい部位に光ビームを照D
J ”lることにより、上記ディスク4の記録層の磁化
を上記バイアス磁界の向きに平行な磁化方向に揃える。
このようにして、情報の記録、再生成いは消去等が終了
すると、上記カートリッジホルダ2が7ンローデングさ
れる。
即ら、上記モータ54の駆動軸が前)ホと逆方向へ回転
され、この回転が駆動ギヤ41を介して補助ギヤ37へ
伝達゛される。そして、この補助ギA737のみが長孔
37F)に沿って移動され、この長孔37bに一端にピ
ン38が当接されると、次いで、主ギヤ31が回動され
る。イして、この主ギヤ31の長孔33にて上記ピン2
6が押圧されることにより該ピン26がガイド孔28の
iβ直孔部28bを上昇される。その結果、カートリッ
ジホルダ2が上ンtされ、ディスク4のクランプが解除
されると共に、バイアス磁界印加装置10がもとの位置
に復帰される。
次いで、更にピン26が押圧されて、このピン26が水
平孔部28aを14 +Fi側へ移動され、上記カレッ
トホルダ2がもとの位置へ復帰される。
尚、本実施例では、記録形態として光磁気記録が使用さ
れているものを説明したが、本発明はこの例に限定され
るべきものではなく、例えばビットを形1・、するもの
、相転移等によって反射率または透過率を変化させるも
の等に使用することも可能である。
また、本実施例では移動手段及び補助移動手段に歯車が
使用されている例を説明したが、これら移動手段及び補
助移動手段は例えばねじ等信の構成にすることも可能で
ある。
更に、本実施例ではローディングの駆動用のモータと駆
動ギヤとの間にウオーム及びウオームホイールが介装さ
れることにより大きな減速比が設定されているため、上
記モータが慣性で回転されることがあっても、駆動ギヤ
に外力が加えられる前に完全に停止されるという効果を
有している。
次に、本発明の第二実施例を説明する。
第14図乃至第17図は本発明の第二実施例に係り、第
14図は移動手段の分解斜視図、第15図は移動手段の
平面図、第16図は移動手段の側面図、第17図(a)
(b)は移動手段の動作状態説明図である。尚、前述の
第一実施例と同じ部材及び同様の作用をなす部材には同
一の符号を付して説明を省略する。
この実施例では、ガイド孔28を有するガイド板27に
ビン77が外側へ向かつ−C突設され、このビン77に
ブツシュ78を介して主ギヤ31が回動自在に支承さ゛
れている。
第14図に示す如く、この主ギヤ31の外周には歯31
aが全周に渡って形成されている。また、この主ギヤ3
1には上記ガイド孔28に対向する切欠き部79が設け
られており、上記ガイド孔28に挿通されたカートリッ
ジホルダ2のビン26がこの切欠ぎ部79に挿入されて
、反ガイド板27側へわずかに突出されている。尚、上
記切欠き部9はカートリッジホルダ2のビン26の直径
よりも大きく形成されている。
また、この主ギヤ31の上記ガイド板27の反対側の面
には、上記ブツシュ78に枢支された回動レバー81が
配設されている。これら主1゛ヤ31及び回動レバー8
1は上記ブツシュ78に設けられた鍔78aにで抜止め
されていると共に、該ブツシュ78はスナップリング7
7aにて上記ビン77に固定されている。
上記回動レバー81には延出部82aが設けられている
。該延出部82aの一側は押圧部82として設定されて
いて、この押圧部82が上記切欠き部79よりわずかに
突出した上記ビン26の一側、即ちこのビン26がロー
ディングの際に移動される方向の後方側に位置されてい
る。
また、上記主ギヤ31には外側へ突出するビン83が設
けられている一方、上記回動レバー81の延出部82a
には上記ビン77を曲率の中心とJる長孔84が形成さ
れていて、上記ビン83がこの長孔84内へ挿入されて
いる。そのため、回動レバー81は上記主ギヤ31に対
して長孔84の分だけ揺動することが可能となっている
また、上記回動レバー81と主ギヤ31との間には弾性
体86が介装されており、回動レバー81はこの弾性体
86の付勢力にて上記抑圧部82が切欠き部79と重な
り合う方向へ常時付勢され、主ギヤ31のビン83が長
孔84の一側に当接す゛ることにより回動が規制されて
いる。
尚、上記回動レバー81とこの弾性体86とで押圧手段
80が構成されている。そしてこの状態では、上記押圧
部82は比較的大きな重なり部87を以て上記切欠き部
79に重ね合わされており、この切欠き部79゛に挿入
されたカートリッジホルダ2のビン26が、上記押圧部
82とこの押圧部82に対向する切欠き部79の対向部
79aとの間に摺動自在に位置されている。
そのため、上記主ギヤ31がローディングの方向へ回転
されると、ビン26が押圧部82にて押圧されることに
よりカートリッジホルダ2がローディングされる一方、
このカートリッジホルダ2の移動が停止された際に主ギ
ヤ31が回転されると、ビン26にて押圧部82が相対
的に押圧されることにより回動レバー81が弾性体86
の付勢力に抗して回動され、上記型なり部87が小さく
なるように構成されている。
また、上記回動レバー81の延出部82aと反対側の一
側には、上記主ギヤ31の外へ突出する停止部81aが
延出形成されている。
このような構成を有する主ギV311回動レバー81等
は、前述の第一実施例と同様、ベース1の左右に前後一
対づつ設けられていると共に、上記ガイド板27のR基
端側の、上記停止部81aの移動方向に、ストッパ27
aが屈曲形成されている。
また第1図に示す如く、上記ガイド板27の一対の主ギ
ヤ31に挟まれた部位には他のピン88が設けられてお
り、このピン88に、上記主ギヤ31に噛合づるアイド
ルギヤ89が回動自在に枢支され、上記ピン88に設け
られたスナップリング88aにて扱止めされている。こ
のアイドルギヤ89には駆動手段40の駆動ギヤ41が
噛合されており、該駆動手段40の動力はこのアイドル
ギヤ89を介して上記主ギヤ31に伝達されるようにな
っている。
本実施例ではこのアイドルギヤ89が設けられているた
め、駆動手段40と移動手段30とを組付ける際に、複
数の主ギヤ31の位相を合致させた状態で駆動ギヤ41
と噛合させる必要がなく、組付けがより容易なものとな
っている。尚、このアイドルギヤ89は構成に必ずしも
必要なものではなく、前述の第一実施例の如く、駆動ギ
ヤ41を直接主Vヤ31に噛合させることも可能である
このような構成゛を有する本実施例の待機状態を説明す
ると、カートリッジホルダ2に設けられているピン26
はガイド孔28の基端側に移動されている。そしてこの
ビンは主ギヤ31の対向部79aと回動レバー81の押
圧部82との間に位置されている。
このような状態で、駆動手段40が稼働されると、この
駆り1手段40の駆動ギヤ41が回転され、この回転が
アイドルギヤ89を介して主ギヤ31へ伝達される。
すると、回動レバー81が上記主ギヤ31と共に回動さ
れて、押圧部82にてカートリッジホルダ2のピン26
が押圧される。その結果、該ピン26はガイド板27の
ガイド孔28に沿って第17図(a)に示す位置より第
17図(b)に示す位置へ徐々に移動され、これに伴っ
て上記カートリッジホルダ2も移動される。
次いで上記駆動ギヤ41が更に回転されることにより上
記ピン26はガイド孔28の垂直孔部28bへ達し、該
垂直孔部28bを下降される。上記ビン26の下降は、
上記カートリッジホルダ2の当接部34がベース1の被
当接部34aに当接することにより、垂直孔部28bの
端部へ達する前に停止される。このとき、基端側の主ギ
ヤ31に設けられている図承しないマグネットが磁気セ
ンナに対向されるが、上記駆動手段40のモータ54は
、デイレイ回路等により所定時間だけ回転が続行される
この回転の続行により上記主ギヤ31は更に回転される
。この場合、上記ビン26が停止されているため、この
ビン26により上記回動レバー81の押圧部82が相対
的に押圧され、この回動レバー81がローディングの際
における主ギヤ31の回転方向と逆方向へ弾性体86の
付勢力に抗して回動され、上記押圧部82と主ギヤ31
の切欠き部79との間の重なり部87が徐々に小さくな
る。
すると、弾性変型することにより上昇された弾性体の反
力が上記回動レバー81に作用されて、この回動レバー
81の押圧部82により上記ビン26が押圧される゛。
その結果、弾性体86の上昇された付勢力が上記カート
リッジホルダ2をベース1へ押付け、このカートリッジ
ホルダ2を固定する。
尚、上記モータ54の回転は、主ギヤ31に設けられた
ビン83が回aルバーに形成された長孔84の他端に達
する前に停止される。なんらかの理由により、このモー
タ54の停止が遅延づることがあっても、前述の第一実
施例にて述べたように、駆動手段4oに介装されている
ウオーム52とウオームホイール51とが有する減速比
によりこの遅延が吸収される。
また、モータ54の停止が更に遅延することがあっても
、上記主ギ\フ31に設けられているビン83が長孔8
4の他端に当接して回動レバー81が停止されることに
より、上記弾性体86の付勢力がより以上に上昇し、上
記主ギヤ31の回転を弾性的に緩かに停止させる。
一方、上記カートリッジホルダ2がアンローディングさ
れる場合、上記モータ54が逆方向に回転され、この回
転が駆動ギヤ41及びアイドルギヤ89を介して上記主
ギヤ31に伝達される。
すると、上記弾性体86の付勢力にて回動レバー81が
前述と逆方向へ回転されると共に、主ギヤ31のビン8
3が長孔84内を相対的に移動され、やがてこのビン8
3が長孔84の一端に当接することにより上記回動レバ
ー81の回転が停止する。
次いで上記主ギヤ31の切欠き部79に設定された対向
部79aがカートリッジホルダ2のビン26下方に当接
し、このビン26押圧する。そして、このビン26がガ
イド板27のガイド孔28を基端側に移動されることに
より上記カートリッジホルダ2がアンローディングされ
る。
このように、本実施例ではカートリッジホルダ2のロー
ディング最終行程であっても主ギヤ31が駆動ギヤ41
に常時噛合されているため、ビン26を移動させる一対
の主ギヤ31間に回転角のズレが発生する可能性は完全
に回避される。
そのため、上記カートリッジホルダ2に傾きが生じるこ
とがなく、このカートリッジホルダ2の例えば四隅は、
所定の押圧力にて同じように押圧されてベースに固定さ
れ、カートリッジ3とバイアス磁界印加装置等との相対
的な位置に異動が生じることはない。
また、アンローディングされる際に、ビン26の押圧が
剛性を有する対向部79aにて行われると共に、この対
向部79を有する主ギヤ31が前述の如く常時駆動ギヤ
41に噛合されているため、このアンローディングに際
してもカートリッジホルダ2が傾きが発生する可能性が
ない。
°そのため、振動等の外乱が情報記録再生装置に加わる
ことがあっても、上記駆動ギr41と主ギヤ31との間
の相対的な回動位置に異動が発生ずる可能性が完全に回
避される。
[発明の効果] 以上説明したように、請求項1及び2による記録媒体の
ローディング装置では、簡単な構成にて、食い付き等の
発生によるカートリッジのアンローディングが困難にな
ること、及びモータ等に過大な負荷がかかることを回避
することが可能である。
また、カートリッジホルダ及びカートリッジが所定の押
圧力にてベースに押圧されるため、カートリッジホルダ
になんらかの力が作用しても、これらカートリッジホル
ダ、カートリッジが移動することが防止される。
更に、上記カートリッジ及びカートリッジホルダの位置
決めが容易であり、カートリッジと例えばバイアス磁界
印加装置等信の構成要素との相対的な位置に変動が生じ
ることがない。
また、請求項2の構成を有する記録媒体のローディング
装置では、駆動手段と移動手段との間の相対的な回動位
置に異動が発生する可能性や、カートリッジホルダに傾
斜が発生する可能性が完全に回避されるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第13図は本発明の第一実施例に係り、第1
図は情報記録再生装置の分解斜視図、第2図は情報記録
再生装置の平面図、第3図は移動手段の側面図、第4図
(a)(b)は移動手段の動作状態説明図、第5図は移
動手段の平面図、第6図は第5図のVl −Vl線矢視
図、第7図は第5図のVl−Vl線矢視図、第8図はガ
イド板の側面図、第9図は側板の側面図、第10図は主
ギヤと駆動ギヤとの噛合状態を示す側面図、第11図は
カートリッジホルダの側面図、第12図は情報記録再生
装置の底面図、第13図は駆動手段の分解斜視図、第1
4図乃至第17図は本発明の第二実施例に係り、第14
図は移動手段の分解斜視図、第15図は移動手段の平面
図、第16図は移動手段の側面図、第17図(a)(b
)は移動手段の動作状態説明図である。 1・・Φベース 2・・・カートリッジホルダ 3・・・カートリッジ 4・・・記録媒体 30・・移動手段 40・・駆動手段 45・・補助移動手段 80・・押圧手段 第6図 第7図 第13図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録媒体を収納したカートリッジを保持するカー
    トリッジホルダを移動し、上記記録媒体をベースに設定
    された所定の装着部位へローディングする記録媒体のロ
    ーディング装置において、上記カートリッジホルダがベ
    ースの装着部位へ達した際に、このベースと上記カート
    リッジホルダとの位置決めをする位置決め手段と、 少なくとも上記カートリッジホルダが上記装着部位へ達
    した際に該カートリッジホルダとの係合が解除されるカ
    ートリッジの移動手段と、 該移動手段を駆動する駆動手段と、 上記移動手段に連設され、少なくともこの移動手段と上
    記カートリッジホルダとの係合が解除された際に、移動
    手段と上記駆動手段との間に介装され、該駆動手段の動
    力を上記移動手段へ弾性的に伝達する補助移動手段とを
    具備したことを特徴とする記録媒体のローディング装置
  2. (2)記録媒体を収納したカートリッジを保持するカー
    トリッジホルダを移動し、上記記録媒体をベースに設定
    された所定の装着部位へローディングする記録媒体のロ
    ーディング装置において、上記カートリッジホルダがベ
    ースの装着部位へ達した際に、このベースと上記カート
    リッジホルダとの位置決めをする位置決め手段と、 上記カートリッジホルダをローディング位置へ搬送する
    カートリッジの移動手段と、 該移動手段を駆動する駆動手段と、 上記移動手段とカートリッジホルダとの間に介装され、
    このカートリッジホルダが上記位置決め手段にて位置決
    めされた際に、上記移動手段を介して伝達される駆動手
    段の動力をカートリッジホルダへ弾性的に伝達し、該カ
    ートリッジホルダをベースへ押圧する押圧手段とを具備
    したことを特徴とする記録媒体のローディング装置。
JP63176368A 1988-05-19 1988-07-15 記録媒体のローディング装置 Expired - Fee Related JP2680050B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63176368A JP2680050B2 (ja) 1988-05-19 1988-07-15 記録媒体のローディング装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-122445 1988-05-19
JP12244588 1988-05-19
JP63176368A JP2680050B2 (ja) 1988-05-19 1988-07-15 記録媒体のローディング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0256764A true JPH0256764A (ja) 1990-02-26
JP2680050B2 JP2680050B2 (ja) 1997-11-19

Family

ID=26459565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63176368A Expired - Fee Related JP2680050B2 (ja) 1988-05-19 1988-07-15 記録媒体のローディング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2680050B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02121101A (ja) * 1988-10-28 1990-05-09 Hitachi Ltd 光学磁気記録再生装置
US5182915A (en) * 1989-12-20 1993-02-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Portable type air conditioning apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02121101A (ja) * 1988-10-28 1990-05-09 Hitachi Ltd 光学磁気記録再生装置
US5182915A (en) * 1989-12-20 1993-02-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Portable type air conditioning apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP2680050B2 (ja) 1997-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0416797B1 (en) Loading apparatus for a disc-shaped record medium
US4941140A (en) Optical disc player
JP3557794B2 (ja) ディスクチェンジャ装置
EP0450528B1 (en) Disc player
JPH10106115A (ja) チェンジャー型ディスク再生装置
KR100305916B1 (ko) 디스크플레이어장치
JPH0610913B2 (ja) 光学デイスクプレ−ヤ
US6880163B2 (en) Optical pickup device and recording and/or reproducing device
JPH01292651A (ja) 光磁気記録装置のバイアス磁界移動装置
US5623457A (en) Photomagnetic disc drive system having a locking mechanism
US5963527A (en) Optical disk recording and reproducing apparatus
US20060184957A1 (en) Disk clamp mechanism with centering function
JPH0256764A (ja) 記録媒体のローディング装置
JPH04351785A (ja) ディスク記録及び/又は再生装置
US4747003A (en) Head shifting device for information recording and/or reproducing apparatus
JP2001056998A (ja) ディスクドライブ装置
JPH04105283A (ja) 光ディスク記録及び/又は再生装置
JPH0325333Y2 (ja)
JP2959187B2 (ja) ディスクローディング装置
JPS62229581A (ja) デイスクドライブ装置
JPS6353757A (ja) 光学式デイスクレコ−ド再生装置
JPH05325497A (ja) 円盤状記録媒体用の駆動ユニット及び円盤状記録媒体用の記録及び/又は再生装置
JPH08167209A (ja) ディスクローディング機構
JP3088274B2 (ja) 光ディスク記録再生装置
JPH07192384A (ja) 光ディスク駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees