JPH0256760A - 磁気テープ装置 - Google Patents

磁気テープ装置

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JPH0256760A
JPH0256760A JP63207625A JP20762588A JPH0256760A JP H0256760 A JPH0256760 A JP H0256760A JP 63207625 A JP63207625 A JP 63207625A JP 20762588 A JP20762588 A JP 20762588A JP H0256760 A JPH0256760 A JP H0256760A
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magnetic tape
tape
capstan
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斉藤 文成
Atsushi Kodama
小玉 淳
Naoto Yugi
直人 弓木
Tomokazu Tokunaga
知一 徳永
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はビデオテープレコーダ(以後VTRと略称する
)等に用いることの出来る磁気テープ装置に関するもの
である。
従来の技術 近年、VTRの需要増加に伴い、VTRの低価格化の進
行が著しく高価格の電気部品の使用数を減少させて、1
個の部品で複数の動作を行なわせる方向にある。例えば
特開昭58−200459号公報に示されているように
シリンダへの磁気テープを装架するテープローディング
動作とキャプスタンへのピンチローラの圧着動作を一つ
のモータにより行なうなどの機構がある。
以下従来例を図面を参照しながら説明する。
第4図は磁気テープをシリンダに装架する前の状態の磁
気テープ装置の平面図、第5図は磁気テープをシリンダ
に装架した後の磁気テープ装置の平面図、第6図はピン
チローラ圧着機構の説明図である。第4図において20
1はシャーシ、202はテープカセットであり、前記テ
ープカセット202内には供給側テープリール203お
よび巻取側テープリール204とが収納されており、両
リール間には、磁気テープ205が206a〜206f
の6本の案内ピンにより張架されている。そして前記テ
ープカセット202が装着された状態において、前記案
内ピン206a〜206fにより形成された磁気テープ
ループ内にキャプスタン207、入側テープガイド群2
08、出側テープガイド群209及びテンションピン2
10が挿入される。シャーシ201上には、磁気ヘッド
(図示せず)を装着した回転ヘッドシリンダ21)、テ
ンションピン210への磁気テープ205の巻き付は角
を確保するための固定ガイド212a、212b、磁気
テープ205の全幅にわたって消去するための消去ヘッ
ド213、磁気テープ205により磁気テープ205の
走行速度と同じ周速で回転駆動されることにより磁気テ
ープ205の走行方向の縦振動を減衰させるインピーダ
ンスローラ214、磁気テープ205の走行速度及び位
相を制御する信号を記録・再生するためのコントロール
ヘッド215及び前記キャプスタン207との間に磁気
テープ205を駆動するピンチローラ206がそれぞれ
載置されている。なお、回転ヘッドシリンダ21)は、
この回転ヘッドシリンダ21)の下部に設けられたシリ
ンダモータ21)mにより一方向に回転させられ、キャ
プスタン207は、このキャプスタン207と同軸に一
体的に構成されたキャプスタンモータ207mにより回
転させられる。第5図は磁気テープ205がローディン
グされた状態を示している。入側テープガイド群208
、出側テープガイド群209は矢印Aおよび矢印Bで示
した経路をそれぞれ移動し、磁気テープ205をシリン
ダ21)に所定の角度にわたって、ねじれのない状態で
巻装する位置に固定保持される。テンションピン210
は矢印C方向に回動し、回動後の位置において磁気テー
プ張力を一定に保つために磁気テープ205の張力を検
出し供給側リール203へ付与する回転負荷トルクを制
御する。一方ピンチローラ216は矢印りの方向に回動
し、キャプスタン207に圧接して磁気テープ205を
駆動する。第6図において、217は駆動モータ(図示
せず)より動力が与えられる駆動ギア、218は入り側
のローディング歯車219に動力を伝達するためのアイ
ドラー歯車、220は入り側のローディング歯車219
と出側のローディング歯車221の回転方向を逆転する
ためのアイドラー歯車、222はローディング長の異な
る入り側と出側において、ローディング時間を合わせる
ための減速歯車である。入り側のローディング歯車21
9には、ピン219aが植設されており、入り側テープ
ガイド群208が載置されたベース208a上に植設さ
れたピン208aとの間を2本のアーム223及び22
4により連結している。そしてアーム223に設けた係
止用の穴223aとアーム224上に植設したピン22
4aとの間に圧着用バネ225が張架されている。出側
についても同様で、出側ローディング歯車221には、
ピン221aが植立されており、出側テープガイド群2
09を載置したベース209a上に植設されたピン20
9 bとの間を2本のアーム226.227により連結
している。そしてアーム226に設けた係止用の穴22
6aとアーム227上に植設したピン227aとの間に
圧着用バネ228が張架されている。一方229はピン
チローラ216にキャプスタン207への圧接動作を行
わせるためのカム溝229aを設けたカム歯車であり、
230.231および232はカム溝229aの変1位
をピンチローラアーム233に伝達するための連結スラ
イダ及び連結レバーである。駆動モータ(図示せず)か
らの動力を受けて、駆動歯車217が矢印りの方向に回
転することにより入側ローディング歯車219及び出側
ローディング歯車221はそれぞれ矢印E及び矢印F方
向に回転し、それに伴って各々のローディング歯車21
9.221に連結された入側テープガイド群208及び
出側テープガイド群209は、所定の位置まで移動した
後、係止部材(図示せず)により移動を阻止されるが、
入り側及び出側のローディング歯車219及び221は
更に回転し続けるため、圧着用バネ225及び228が
引き伸ばされ、このバネ力により入側テープガイド群2
08及び出側テープガイド群209は上記係止部材に強
く押し当てられ所定位置に固定保持されることになる。
一方駆動歯車217が矢印Aの方向に回転すると、カム
歯車229も同時に矢印りの方向に回転し、カム溝22
9aが回転することにより溝の半径方向位置が変位する
。この変位が連結スライダ230及び連結レバー231
.232を経てピンチローラアーム233に伝達され、
これによりピンチローラ216は回動され、キャプスタ
ン207に圧着される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成ではシリンダ21)へ磁
気テープ205を装架するテープローディング動作とキ
ャプスタン207へのピンチローラ216を圧着する圧
着動作に代表される動作態様切り換え動作を行うモータ
と、テープを定速移送するためのモータと、シリンダを
回転するためのモータの三個のモータが必要となるため
、装置が高価になると同時に重く大きくなるという問題
点を有していた。本発明は上記課題に鑑みてなされたも
のであり、シリンダの駆動、テープローディング動作、
動作B様切り換え動作、磁気テープ移送をシリンダを駆
動するためのモータと、キャプスタンを駆動するための
のモータの二個のモータのみで行なえるようにした磁気
テープ装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 前記課題を解決するために、本発明の磁気テープ装置は
、回転ヘッドシリンダを正逆いずれの方向にも回転駆動
させる第1のモータと、磁気テープを巻回したテープリ
ールを内蔵したテープカセットから前記磁気テープを引
き出して前記回転ヘッドシリンダに添接させるテープロ
ーディング手段と、前記磁気テープをピンチローラと協
働して定速移送するキャプスタンと、このキャプスタン
を正逆いずれの方向にも回転駆動させる第2のモータと
、装置の動作態様を切り換える動作切り換え手段と、前
記テープリールと係合して一体的に回転するリール台と
、前記第1のモータの回転方向に関連しかつ前記第2の
モータの同一方向の回転で、この第2のモータの回転駆
動力を前記テープローディング手段及び動作切り換え手
段と前記リール台とに、順次切り換えて伝達する伝達手
段とを具備するものである。
作用 本発明は前記した構成により、第1のモータの回転方向
に関連しかつ前記第2のモータの同一方向の回転で、こ
の第2のモータの回転駆動力を前記テープローディング
手段及び動作切り換え手段と前記リール台とに、順次切
り換えて伝達する伝達手段を用いて、シリンダの駆動、
テープローディング動作、ピンチローラ圧着動作等の動
作態様切り換え動作、磁気テープ移送を、シリンダを駆
動するためのモータと、キャプスタンを駆動するための
モータの二個のモータのみで行°うことが出来る。
実施例 以下本発明の一実施例の磁気テープ装置について図面を
参照しながら説明する。
第1図は、本発明の磁気テープ装置のアンローディング
状態における要部平面図である。第2図は、本発明の磁
気テープ装置の記録・再生態様における要部平面図であ
る。第1図において、−点鎖線で示す1は回転ヘッドシ
リンダである。2は回転ヘッドシリンダ1を回転駆動す
るためのシリンダモータであり、回転軸3を回転ヘッド
シリンダ1と同軸とする、いわゆるダイレクト・ドライ
ブ構成となっていて、回転ヘッドシリンダlを記録・再
生時の回転方向である矢印A方向と逆方向の矢印B方向
に回転させることが出来る。4は回転軸3と一体に回転
するプーリである。5はプーリ4と6の間に張架され、
シリンダモータ2の回転をプーリ6に伝達するベルトで
ある。6は第3図に示すように、シャーシ15上に植立
された軸13に回転自在に支持され、一方向クラッチを
内蔵したブーりであって、ヘルド5の巻架されたプーリ
部6aと作動部6bで構成されている。そしてこのブー
り部6aと作動部6bとは前記一方向クラッチの作用に
よって、シリンダモータ2の矢印A方向の回転によって
は結合されず、矢印B方向の回転によってのみ結合され
るようになっている。
第3図に示すように7はプーリ6の作動部6bに植立さ
れたピンであって、シャーシ上のガイドピン9に摺動自
在にガイドされたスライダー8の端面8aに当接可能な
位置関係にある。このスライダー8は、バネ10により
第1図右方向に付勢力を与えられ、スライダー8の端部
1)が、シャーシ15上の軸42に回転自在に支持され
、外周歯車部の180゛対向の位置に2カ所の切り欠き
部44aと44bを設けた切り欠き歯車41の一端面に
設けた凹部45aあるいは45bと係合し、この切り欠
き歯車41の回転を阻止するようになっている。そして
この凹部45aと45bとは180°対向の位置関係に
あり切り欠き歯車41の停止位置を第1図あるいは第2
図のいずれかの状態に保持する。そしてシリンダモータ
2が矢印B方向に回転したときシリンダモータ2の回転
力をビン7と端面8aとの係合によりスライダー8に伝
え、スライダー8をバネ10の力に抗して第1図左方向
に移動させ、スライダー8の端部1)と切り欠き歯車4
1の凹部45aあるいは45bとの係合関係を解除する
ことにより切り欠き歯車41を回転可能な状態とするこ
とができる。また、切り欠き歯車41の一端面部には更
に第1の端面カム48があって、この端面カム48にシ
ャーシ15上の軸46に保持されたねじりバネ47の一
端が当接することによって第1図あるいは第2図におけ
る切り欠き歯車41に反時計方向の回転力を与えている
21は磁気テープ(図示せず)を定速移送するためのキ
ャプスタンである。22はキャプスタン21と回転軸を
同じにしたキャプスタンモータである。
23はキャプスタンと同軸で一体的に回転するプーリで
ある。25はシャーシ15上の軸26に回転自在に支持
されたセンタープーリーであり、プーリ23との間にベ
ルト24が張架されキャプスタンモータ22の回転が伝
達される。27はセンターブー1J25と一体のセンタ
ー歯車である。28はセンタープーリ25の軸26を中
心に回動可能なレバーで、その一端に植立した軸30に
はセンター歯車27と噛み合っている転接歯車29が回
転自在に支持されている。この転接歯車29は公知のご
とく、キャプスタンモータ22の回転方向によって選択
的に巻取り側リール台31あるいは供給側リール台32
方向に転接し、必要に応じていづれかのリール台31あ
るいは32に噛み合い駆動する構成になっている。
57はシャーシ15上に植立された軸56に回転自在に
支持されたアイドラー歯車であり、センター歯車27に
常時噛み合っている。そしてスライダー8の端部1)が
切り欠き歯車41の凹部45aあるいは45bと係合し
、切り欠き歯車41の停止状態を保持しているときは、
第1図及び第2図に示すようにアイドラー歯車57は切
り欠き歯車41の切り欠き部44aあるいは44bと対
向する位置関係にあって、アイドラー歯車57の回転が
切り欠き歯車41に伝達されることのないようにしてい
る。しかし前記したように、スライダー8が第1図左方
向に移動して、端部1)と凹部45aあるいは45bと
の係合関係を離脱すれば、ねじりバネ47の第1の端面
カム48への当接により与えられる回転力によって、切
り欠き歯車41は反時計方向に回転し、アイドラー歯車
57と切り欠き歯車41は噛み合いを開始し、切り欠き
歯車41は次の切り欠き部44aあるいは44bとアイ
ドラー歯車57とが対向するまで180°回転して停止
するようになっている。
一方、切り欠き歯車41の他端面には第2の端面カム4
3が一体的に設けられている。そして、この端面カム4
3には、シャーシ15上の軸54に回動自在に支持され
、引っ張りバネ・53によって第1図時計方向に回動付
勢されているレバー51の端面52が当接している。そ
して軸54にはアイドラー歯車57と常時噛み合ってい
る伝達歯車55が回転自在に支持されている。更に伝達
歯車55はレバー51の端部に植立した軸58に回転自
在に支持されたクラッチ歯車59とも常時噛み合ってい
る。そして、第1図のようにレバー51の端面52が第
2の端面カム43の大径部と当接している時は、クラッ
チ歯車59が、シャーシ15上の軸72によって回転自
在に支持されているカム歯車71と噛み合うことになり
、キャプスタンモータ220回転力をカム歯車71へ伝
達可能な状態になる。また、第1図の状態から切り欠き
歯車41がアイドラー歯車57と噛み合って反時計方向
に180’回転すると、第2図に示すように、引っ張り
バネ53の付勢力によりレバー51は軸54を中心に時
計方向に回転して第2の端面カム43の小径部に当接し
、クラッチ歯車59とカム歯車71は離間するようにな
っている。
カム歯車71にはローディング歯車74が噛み合い、こ
のローディング歯車75には公知のごとく磁気テープを
引き出すためのガイドボスト(図示せず)と連動するロ
ーディングリング74が噛み合い、カム歯車71の回転
でローディング動作が行われるようになっている。
また、カム歯車71の端面には溝カム73が形成されて
おり、シャーシ15上に植立した軸82に回動自在に支
持されているレバー81の一端に固定されたカムフォロ
アー83が係合している。そして、カム歯車71の反時
計方向の回転によりレバー81は時計方向に回動し、連
結ロッド84を介してピンチローラレバー85を軸86
を中心に時計方向に回動させピンチローラ87をキャプ
スタン21に圧着し、反対にカム歯車71の時計方向の
回転でピンチローラ87をキャプスタン21から離間す
るように構成している。
次に本実施例の磁気テープ装置の動作について説明する
。第1図に示すような、磁気テープ(図示せず)を引き
出す前のアンローディング状態で、再生ボタン(図示せ
ず)を押すと、シリンダモータ2が矢印A方向に回転を
始める。プーリ4、ベルト5を介してプーリ6のプーリ
部6aを反時計方向に回転させるが、一方向クラッチが
内蔵されているので作動部6bに回転力を伝えることは
ない。従ってスライダー8は移動することなく端部1)
と切り欠き歯車41の凹部45aの係合状態を保ち、レ
バー51の端面52は第2の端面カム43の大径部に当
接したままである。そして、キャプスタンモータ22も
矢印C方向に回転を始めるが、アイドラー歯車57は切
り欠き部44aと対向しているので、切り欠き歯車41
が回転することもない。キャプスタンモータ22の回転
はプーリ23、ベルト24、センタープーリ25、セン
ター歯車27、アイドラー歯車57、伝達歯車55を介
してクラッチ歯車59を時計方向に回転する。このとき
、クラッチ歯車59はカム歯車71と噛み合っているの
で、カム歯車71は反時計方向に回転を始め、同時にロ
ーディングリング74も回転し、公知のごと(ガイドポ
スト(図示せず)が移動して磁気テープ(図示せず)を
引き出し、シリンダ1に巻回していく、また、カム歯車
71の回転でレバー81は時計方向に回動し、ピンチロ
ーラレバー85を時計方向に回動させ、ピンチローラ8
7をキャプスタン21に近接させる。さらにカム歯車7
1が回転し、ローディングリング74が所定の回転をし
てローディング動作を完了する直前で、またピンチロー
ラ87がキャプスタン21への圧着を完了する直前で、
カム歯車71の回転角を検出する回転角検出スイッチ(
図示せず)で再生態様に対応する回転位置を検出すると
、シリンダモータ2が所定の短い時間あるいは所定の角
度だけ矢印Bの方向に回転する。するとプーリ6のプー
リ部6aと作動部6bが、内蔵する一方向クラッチによ
って結合して一体的に時計方向に回転し、ピン7がスラ
イダー8の端面8aを押してスライダー8は左方向へ移
動する。その結果、凹部45aと端部1)の係合が外れ
、切り欠き歯車41はねじりバネ47の押圧力によって
反時計方向に僅かに回転する。この時、キャプスタンモ
ータ22が矢印C方向に回転しているので、時計方向に
回転しているアイドラー歯車57が切り欠き歯車41と
噛み合い、切り欠き歯車41を反時計方向に回転させる
。そして第2の端面カム43の大径部に当接していたレ
バー51が軸54を中心に時計方向に回転して、クラッ
チ歯車58はカム歯車71から離間する動作にはいる。
そして前記検出スイッチ(図示せず)が所定の位置を検
出してからち、クラッチ歯車5日とカム歯車71が完全
に離間するまでカム歯車71は回転を続け、この回転に
よってローディング動作およびピンチローラ圧着動作が
完了することになる。この時シリンダモータ2は再び矢
印A方向に回転を始めておりスライダー8はバネ10に
よって右方向に付勢されている。切り欠き歯車41がさ
らに回転し切り欠き部44bとアイドラー歯車57が対
向を始めると、ねじりバネ47の付勢力で切り欠き歯車
41は反時計方向にさらに回転し、凹部45bと端部1
)が係合すると同時に切り欠き部44bとアイドラー歯
車57が完全に対向し、切り欠き歯車41の回転は停止
する。
クラッチ歯車59とカム歯車71は完全に離間しカム歯
車71も回転を停止し、第2図の状態が完成され再生態
様が実現される。この時、キャプスタン21とピンチロ
ーラ87によって移送される磁気テープは、巻取り側リ
ール台31に転接歯車29が駆動することにより弛みな
く巻取り側リール(図示せず)に巻取られることは言う
までもない。
第2図の状態で停止ボタン(図示せず)を押すと、信号
処理回路(図示せず)の動作が停止し、見苦しい映像の
再生されることを防止した後、シリンダモータ2が所定
の短い時間あるいは所定の角度だけ矢印Bの方向に回転
する。すると、プーリ6のブーり部6aと作動部6bが
内蔵する一方向クラッチによって結合して一体的に時計
方向に回転し、ピン7がスライダー8の端面8aを押し
てスライダー8は左方向へ移動する。その結果、凹部4
5bと端部1)の係合が外れ、切り欠き歯車41はねじ
りバネ47の押圧力によって反時計方向に僅かに回転す
る。この時、キャプスタンモータ22が矢印C方向に回
転しているので、時計方向に回転しているアイドラー歯
車57が切り欠き歯車41と噛み合い、切り欠き歯車4
1を反時計方向に回転させる。そして第2の端面カム4
3の小径部に当接していたレバー51が、この第2の端
部カム43の回転で軸54を中心に反時計方向に回転し
て、クラッチ歯車59はカム歯車71に噛み合う動作に
はいる。再生態様に移行した時と同様な動作で凹部45
aと端部1)が係合し、同時に切り欠き部44aとアイ
ドラー歯車57が対向し切り欠き歯車41の回転は停止
する。
そしてキャプスタンモータ22を矢印り方向に反転させ
る。この時、クラッチ歯車59がカム歯車71と噛み合
いを始めてから噛み合いが完了して、キャプスタンモー
タ22が反転するまでの間、カム歯車71は反時計方向
に僅かに回転することになるが、溝カム73に余裕を設
けているので大きな問題はない。クラッチ歯車59とカ
ム歯車71は噛み合っているので、カム歯車71は時計
方向に回転し、ローディングリング75及びピンチロー
ラ87は前記したローディング動作と反対の方向に移動
しアンローディング動作が実現される。この時、キャプ
スタンモータ22の矢印り方向の回転で転接歯車29は
供給側リール台32と噛み合い駆動するので、ガイドポ
スト(図示せず)の移動によっても磁気テープを弛みな
く供給側リール(図示せず)に巻取って行く。さらにカ
ム歯車71が回転を続は停止態様に対応した回転位置を
検出スイッチ(図示せず)で検出するとキャプスタンモ
ータ22は停止して第1図に示す停止態様が実現される
なお、本実施例では再生態様について説明したが、記録
態様、キュー、レビュー等の態様も、再生態様と同様に
本実施例の構成で容易に実現されることは言うまでもな
い。また、動作態様切り換え動作をピンチローラ圧着動
作で代表させたが、ブレーキ手段など動作切り換えに伴
って動作させるべき部材を本実施例におけるカム歯車な
どの動作切り換え手段で動作させ得ることも自明である
発明の効果 以上のように本発明によれば、回転ヘッドシリンダを正
逆いずれの方向にも回転駆動させる第1のモータと、磁
気テープを巻回したテープリールを内蔵したテープカセ
ットから前記磁気テープを引き出して前記回転ヘッドシ
リンダに添接させるテープローディング手段と、前記磁
気テープをピンチローラと協働して定速移送するキャプ
スタンと、このキャプスタンを正逆いずれの方向にも回
転駆動させる第2のモータと、装置の動作B様を切り換
える動作切り換え手段と、前記テープリールと係合して
一体的に回転するリール台と、前記第1のモータの回転
方向に関連しかつ前記第2のモータの同一方向の回転で
、この第2のモータの回転駆動力を前記テープローディ
ング手段及び動作切り換え手段と前記リール台とに、順
次切り換えて伝達する伝達手段とを具備したので、回転
ヘッドシリンダの駆動、テープローディング動作、ピン
チローラ圧着動作等の動作態様切り換え動作、磁気テー
プ移送を、シリンダを駆動するためのモータと、キャプ
スタンを回転するためのモータの二個のモータのみで行
うことが出来、磁気テープ装置の重量、大きさの大幅な
軽減が可能となる。
更に、電気回路部も含め高価な部品を省略することがで
き大きな合理化が可能となる。また、回転精度の厳しい
シリンダモータを伝達手段の切り換えの為のトリガーの
みに利用し、伝達手段の切り換え動力は、比較的大きな
出力を得ることの出来るキャプスタンモータから取り出
すようにしたので、切り換え動作を安定に、しかも信号
の記録・再生性能を犠牲にすることなく実現可能とする
更に、キャプスタンモータの一方向のみの回転によって
キャプスタンモータの伝達方向を切り換えているので、
伝達手段の構成が極めて簡単になり信鎖性の向上と小型
化、低コスト化に大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における磁気テープ装置の停
止態様を示す概略平面図、第2図は再生態様を示す概略
平面図、第3図は切り換え手段の要部側面図、第4図、
第5図は従来の磁気テープ装置の平面図、第6図は従来
のピンチローラ圧着機構の説明図である。 l・・・・・・回転ヘッドシリンダ、2・・・・・・シ
リンダモータ、6a・・・・・・プーリ部、6b・・・
・・・作動部、8・・・・・・スライダー、22・・・
・・・キャプスタンモータ、41・・・・・・切り欠き
歯車、43・・・・・・第2の端面カム、44a。 44b・・・・・・切り欠き部、44a、45b・・・
・・・凹部、48・・・・・・第1の端面カム、59・
・・・・・クラッチ歯車、71・・・・・・カム歯車、
87・・・・・・ピンチローラ。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名ブーリ ス  ラ  イ  ダ − キ!プズ9ンモータ 1− 回転へ・ノドシリンダ 2−シリソダモータ 6−プーリ 第3図 乙−プーリ 6a −−−ブ −  リ  宕B 68− 作m邪 第2の護面刀ム 第 4 ! 瘍 図 乙O 2o?、 209b

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)信号の記録/再生を行なう回転ヘッドシリンダと
    、この回転ヘッドシリンダを正逆いずれの方向にも回転
    駆動させる第1のモータと、磁気テープを巻回したテー
    プリールを内蔵したテープカセットから前記磁気テープ
    を引き出して前記回転ヘッドシリンダに添接させるテー
    プローディング手段と、前記磁気テープをピンチローラ
    と協働して定速移送するキャプスタンと、このキャプス
    タンを正逆いずれの方向にも回転駆動させる第2のモー
    タと、装置の動作態様を切り換える動作切り換え手段と
    、前記テープリールと係合して一体的に回転するリール
    台と、前記第1のモータの回転方向に関連しかつ前記第
    2のモータの同一方向の回転で、この第2のモータの回
    転駆動力を前記テープローディング手段及び動作切り換
    え手段と前記リール台とに、順次切り換えて伝達する伝
    達手段とを具備したことを特徴とする磁気テープ装置。
  2. (2)伝達手段により、第2のモータの回転駆動力をテ
    ープローディング手段及び動作切り換え手段とリール台
    とに、順次切り換えて伝達するとき、前記第2のモータ
    の回転方向を装置の再生モードに於ける前記第2のモー
    タの回転方向と同じにしたことを特徴とする請求項(1
    )記載の磁気テープ装置。
  3. (3)伝達手段は、略対向する位置に部分的に歯車部を
    切り欠いた欠歯部を有する切り欠き歯車と、この切り欠
    き歯車を一方向に回動付勢する付勢手段と、前記欠歯部
    に対向し前記切り欠き歯車と噛み合い可能な原動歯車と
    、前記付勢手段による付勢力に抗して前記切り欠き歯車
    を係止し、回転ヘッドシリンダの回転方向に関連して係
    止を解除する係止手段と、前記切り欠き歯車の回転に関
    連して移動する伝達歯車とを有することを特徴とする請
    求項(1)記載の磁気テープ装置。
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JPH02177050A (ja) * 1988-12-27 1990-07-10 Toshiba Corp 定速カセットローディング装置
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