JPH02168409A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH02168409A
JPH02168409A JP63322621A JP32262188A JPH02168409A JP H02168409 A JPH02168409 A JP H02168409A JP 63322621 A JP63322621 A JP 63322621A JP 32262188 A JP32262188 A JP 32262188A JP H02168409 A JPH02168409 A JP H02168409A
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JP
Japan
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gear
motor
cylinder
capstan
cam
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Pending
Application number
JP63322621A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Yugi
直人 弓木
Takenari Saitou
斎藤 丈成
Hironori Honjo
弘典 本庄
Atsushi Kodama
小玉 淳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP63322621A priority Critical patent/JPH02168409A/ja
Publication of JPH02168409A publication Critical patent/JPH02168409A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はビデオテープレコーダ(以後VTRと略称する
)等に用いることのできる磁気記録再生装置に関するも
のである。
従来の技術 近年、VTRの需要増加にともない、VTRの低価格化
の進行が著しく、高価格の電気部品の使用数を減少させ
て、1個の部品で複数の動作を行わせる方向にある1例
えば特開昭58−200459号公報に示されているよ
うにシリンダへの磁気テープを装架するテープローディ
ング動作とキャプスタンへのピンチローラの圧着動作を
一つのモータにより行うなどの機構がある。
以下従来例を図面を参照しながら説明する。
第5図は磁気テープをシリンダに装架する前の状態の磁
気記録再生装置の平面図、第6図は磁気テープをシリン
ダに装架した後の磁気記録再生装夏の平面図、第7図は
ピンチローラ圧着機構の説明図である。第5図において
201はシャーシ、202はテープカセットであり、前
記テープカセット202内には供給側テープリール20
3及び巻取り側テープリール204とが収納されており
S両す−ル間には、磁気テープ205が206a〜20
6fの6本の案内ビンにより張架されている。
そして前記テープカセット202が装着された状態にお
いて、前記案内ピン206a〜206fにより形成され
た磁気テープループ内にキャプスタン20フ、入り側テ
ープガイド群2088出側テープガイド群209及びテ
ンションビン210が挿入されている。シャーシ201
上には、磁気ヘッド(図示せず)を装着した回転ヘッド
シリンダ211、テンションピン210への磁気テープ
205の巻き付は角を確保するための固定ガイド212
a、212b、iffff−プ205の全幅にわたって
消去するための消去ヘッド213.磁気テープ205に
より磁気テープ205の走行速度と同じ周速で回転駆動
されることにより磁気テープ205の走行方向の縦振動
を減衰させるインピーダンスローラ214.磁気テープ
205の走行速度及び位相を制御する信号を記録、再生
するためのコントロールヘッド215及び前記キャプス
タン207との間に磁気テープ205を駆動するピンチ
ローラ216がそれぞれ載置されている。
なお、回転ヘッドシリンダ211は、この回転ヘッドシ
リンダ211の下部に設けられたシリンダモータ211
mにより一方向に回転させられ、このキャプスタン20
7は、キャプスタン207と同軸に一体的に構成された
キャプスタンモータ207mにより回転させられる。第
6図は磁気テープ205がローディングされた状態を示
している。入り側テープガイド群208.出側テープガ
イド群209は矢印A及び矢印Bで示した経路をそれぞ
れ移動し、磁気テープ205をシリンダ211に所定の
角度にわたって、ねじれのない状態で巻装する位置に固
定保持される。テンションピン210は矢印C方向に回
動し、回動後の位置において磁気テープの張力を一定に
保つために磁気テープ205の張力を検出し供給側リー
ル203へ付与する回転負荷トルクを制御する。
方ピンチローラ216は矢印りの方向に回動しキャプス
タン207に圧接して磁気テープ205を駆動する。第
7図において、217は駆動モータ(図示せず)より動
力が与えられる駆動ギア、218は入り側のローディン
グ歯車219に動力を伝達するためのアイドラー歯車、
220は入り側のローディング歯車219と出側のロー
ディング歯車221の回転方向を逆転するためのアイド
ラー歯車、222はローディング長の異なる入り側と出
側において、ローディング時間を合わせるための減速歯
車である。入り側のローディング歯車219には、ピン
219aが植設されており、入り側テープガイド群20
8が載置されたヘース208a上に植設されたビン20
8bとの間を2本のアーム223及び224により連結
されている。そしてアーム223上に設けた係止用の穴
223aとアーム224上に植設したピン224aとの
間に圧着用バネ225が張架されている。出側について
も同様で、出側ローディング歯車221には、ビン22
1aが植設されており、出側テープガイド群209を載
置したベース209a上に植設されたビン209bとの
間を2本のアーム226.227により連結されている
。そしてアーム226に設た係止用の穴226aとアー
ム227上に植設したピン227aとの間に圧着用バネ
228が張架されている。一方229はピンチローラ2
16にキャプスタン207への圧接動作を行わせるため
のカム溝229aを設けたカム歯車であり、230,2
31及び232はカム溝229aの変位をピンチローラ
アーム233に伝達するための連結スライダ及び連結レ
バーである。
駆動モータ(図示せず)からの動力を受けて、駆動歯車
217が矢印りの方向に回転することにより入り側口−
ディング歯車219及び出側ローディング歯車221は
それぞれ矢印E及び矢印F方向に回転し、それに伴って
各々のローディング歯車219,221に連結された入
り側テープガイド群208及び出側テープガイド群20
9は、所定の位置まで移動した後、係止部材(図示せず
)により移動を阻止されるが、入り側及び出側のローデ
ィング歯車219及び221は更に回転し続けるため、
圧着用バネ225及び228が引き伸ばされ、このバネ
力により入り側テープガイド群208及び出側テープガ
イド群209は上記係止部材に強く押し当てられ所定の
位置に固定保持されることになる。−刃駆動歯車217
が矢印りの方向に回転すると、カム歯車229も同時に
矢印Gの方向に回転し、カム溝229aが回転すること
により溝の半径方向位置が変位する。この変位が連結ス
ライダ230及び連結レバー231゜232を経てピン
チローラアーム233に伝達され、これによりピンチロ
ーラ216は回動され、キャプスタン207に圧着され
る。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成ではシリンダ211へ磁
気テープ205を装架するテープローディング動作とキ
ャプスタン207ヘビンチローラ216を圧着する圧着
動作に代表される動作を行うモータと、テープを定速移
送させるためのモータと、シリンダを回転させるための
モータの3個のモータが必要となるため、装置が高価に
なると同時に重くなるという問題点を有していた1本発
明は上記課題に鑑みてなされたものであり、シリンダの
駆動、ピンチローラ圧着動作、動作態様切り換え動作、
磁気テープ移送を、シリンダを駆動するためのモータと
、キャプスタンを駆動するためのモータの2個のモータ
のみで行えるようにした磁気記録再生装置を提供するも
のである。
課題を解決するための手段 前記課題を解決するために、本発明の磁気記録再生装置
は、信号の記録、再生を行う回転へラドシリンダと、前
記回転ヘッドシリンダを正逆いずれの方向にも回転駆動
させることができる第1のモータと、磁気テープをピン
チローラと協働して定速移送するキャプスタンと、前記
キャプスタンをいずれの方向にも回転駆動させることが
できる第2のモータと、前記第2のモータの回転出力を
伝達する伝達手段と、前記伝達手段の回転出力で装置の
動作態様切り換えを行う動作態様切り換え手段と、前記
回転ヘッドシリンダを逆転させることにより前記伝達手
段と前記動作態様切り換え又は離脱させるクラッチ手段
と、前記・回転ヘッドシリンダの駆動電流を制限する電
流リミッタ手段とを具備したものである。
作用 本発明は前記した構成により、シリンダの駆動、ピンチ
ローラ圧着動作、動作態様切り換え動作、磁気テープ移
送を、シリンダを駆動するためのモータと、キャプスタ
ンを駆動するためのモータの2個のモータのみで行うこ
とができる。さらに、電流リミッタ手段を用いることに
より、容易にかつ確実に、クラッチ手段を実現すること
ができる。
実施例 以下本発明の一実施例の磁気記録再生装置について図面
を参照しながら説明する。
第1図は、本発明の磁気記録再生装置のアンローディン
グ状態における主要部平面図である。第2図は、本発明
の磁気テープ装置の記録、再生状態における主要部平面
図である。第1図において、−点鎖線で示す1は回転ヘ
ッドシリンダである。
2は回転ヘッドシリンダlを回転駆動させるためのシリ
ンダモータであり、回転軸3を回転ヘッドシリンダlと
同軸とする。いわゆるダイレクト・ドライブ構成となっ
ていて、回転ヘッドシリンダlを記録、再生時の回転方
向である矢印A方向と逆方向の矢印B方向にも回転させ
ることができる。
シリンダモータ2は公知のごとく電流リミッタ装置を備
えており、回転ヘッドシリンダに負荷がかかり、ある一
定量以上の電流が流れると回転へラドシリンダの回転出
力を規制する機能を有している。4は回転軸3と一体に
回転するプーリである。
5はブー174と6の間にこ張架され、シリンダモータ
2の回転をプーリ6に伝達するベルトである。
6は第3図に示すように、シャーシ15上に植立された
軸13に回転自在に支持され、一方向クラッチを内蔵し
たプーリであって、ベルト5が巻かれたプーリ部6aと
作動部6bで構成されている。
そしてこのブーり部6aと作動部6bとは前記−方向ク
ラッチの作用により、シリンダモータ2の矢印A方向の
回転によっては結合されず、矢印B方向の回転によって
のみ結合されるようになっている。第3図に示すように
7はプーリ6の作動部6bに植立されたピンであって、
シャーシ上のガイドピン9に摺動自在にガイドされたス
ライダー8の端面8aに当接可能な位置関係にある。こ
のスライダー8は、バネlOにより第1図右方向に付勢
力を与えられ、スライダー8の端部11が、シャーシ1
5上の軸42に回転自在に支持され、外周歯車部の18
0”対向の位置に2カ所の切り欠き部44aと44bを
設けた切り欠き歯車41の一端面に設けた凹部45aあ
るいは45bと係合し、この切り欠き歯車41の回転を
阻止するようになっている。そしてこの凹部45aと4
5bとは180°対向の位置関係にあり切り欠き歯車4
1の停止位置を第1図あるいは第2図のいずれかの状態
に保持する。そしてシリンダモータ2が矢印B方向に回
転したときシリンダモータ2の回転力をピン7と端面8
aとの係合によりスライダ8に伝え、スライダー8をバ
ネlOの力に抗して第1図左方向に移動させ、スライダ
ー8の端部11と切り欠き歯車41の凹部45aあるい
は45bとの保合関係を解除することにより切り欠き歯
車4rを回転可能な状態とすることができる。
また、切り欠き歯車41の一端部には更に第1の端面カ
ム48があって、この端面カム48にシャーシ15上の
軸46に保持されたねじりバネ47の一端が当接するこ
とにより第1図あるいは第2図における切り欠き歯車4
1に反時計方向の回転力を与えている。
21は磁気テープ(図示せず)を定速移送するためのキ
ャプスタンである。22はキャプスタン21と回転軸を
同じにしたキャプスタンモータである。23はキャプス
タンと同軸で一体的に回転するプーリである。25はシ
ャーシ15上の軸26に回転自在に支持されたセンター
プーリであり、プーリ23との間にベルト24が張架さ
れキャプスタンモータ22の回転が伝達される。27は
センタープーリ25と一体のセンター歯車である。28
はセンタープーリ25の軸26を中心に回動可能なレバ
ーで、その一端に植立した軸30にはセンター歯車27
と噛み合っている転接歯車29が回転自在に支持されて
いる。この転接歯車は公知のごとく、キャプスタンモー
タ22の回転方向によって選択的に巻取り側リール台3
1あるいは供給側リール台32方向に転接し、必要に応
じていずれかのリール台31あるいは32に噛み合い駆
動する構成になっている。
57はシャーシ15上に植立された軸56に回転自在に
支持されたアイドラー歯車であり、センター歯車27に
常時噛み合っている。そしてスライダー8の端部11が
切り欠き歯車41の凹部45aあるいは45bと係合し
、切り欠き歯車41の停止状態を保持しているときは、
第1図及び第2図に示すようにアイドラー歯車57は切
り欠き歯車41の切り欠き部44aあるいは44bと対
向する位置関係にあって、アイドラー歯車57の回転力
が切り欠き歯車41に伝達されることのないようにして
いる。しかし前記したように、スライダー8が第1図左
方向に移動して、端部11と凹部45aあるいは45b
との係合関係を離脱すれば、ねじりバネ47の第1の端
面カム48への当接により与えられる回転力によって、
切り欠き歯車41は反時計方向に回転し、アイドラー歯
車57と切り欠き歯車41は噛み合いを開始し、切り欠
き歯車41は次の切り欠き部44aあるいは44bとア
イドラー歯車57とが対向するまで1806回転して停
止するようになっている。
一方、切り欠き歯車41の他端面には第2の端面カム4
3が一体的に設けられている。そして、この端面カム4
3には、シャーシ15上の軸54に回転自在に支持され
、引っ張りバネ53によって第1図時計方向に回動付勢
されているレバー51の端面52が当接している。そし
て軸54にはアイドラー歯車57と常時噛み合っている
伝達歯車55が回転自在に支持されている。さらに伝達
歯車55はレバー51の端部に植立した軸58に回転自
在に支持されたクラッチ歯車59とも常時噛み合ってい
る。そして、第1図のようにレバ−51の端面52が第
2の端面カム43の大径部と当接しているときは、クラ
ッチ歯車59が、シャーシ15上の軸71によって回転
自在に支持されているカム歯車71と噛み合うことにな
り、キャプスタンモータ22の回転力をカム歯車71へ
伝達可能な状態になる。また、第1図の状態から切り欠
き歯車41がアイドラー歯車57と噛み合って反時計方
向に180゛回転すると、第2図に示すように、引っ張
りバネ53の付勢力によりレバー51は軸54を中心に
時計方向に回転して第2図の端面カム43の小径部に当
接し、クラッチ歯車59とカム歯車71は離間するよう
になっている。
カム歯車71にはローディング歯車74が噛み合い、こ
のローディング歯車75には公知のごとく磁気テープを
引き出すためのガイドボスト(図示せず)と連動するロ
ーディングリング74が噛み合い、カム歯車71の回転
でローディング動作が行われるようになっている。
また、カム歯車71の端面には溝カム73が形成されて
おり、シャーシ15上には植立した軸82に回転自在に
支持されているレバー81の一端に固定されたカムフォ
ロアー83が係合している。
そして、カム歯車71の反時計方向の回転によりレバー
81は時計方向に回動し、連結ロンド84を介してピン
チローラレバー85を軸86を中心に時計方向に回動さ
せピンチローラ87をキャプスタン21に圧着し、反対
にカム歯車71の時計方向の回転でピンチローラ87を
キャプスタン2!から離間するように構成している。
次に本実施例の磁気記録再生装置の動作について説明す
る。第1図に示すような、磁気テープ(図示せず)を引
き出す前のアンローディング状態で、再生ボタン(図示
せず)を押すと、シリンダモータ2が矢印A方向に回転
を始める。プーリ4、ベルト5を介してプーリ6のブー
り部6aを反時計方向に回転させるが、一方向クラッチ
が内蔵されているので作動部6bに回転力を伝えること
はない、従ってスライダー8は移動することなく端部1
1と切り欠き歯車41の凹部45aの係合状態を保ち、
レバー51の端面52は第2の端面カム43の大径部に
当接したままである。そして、キャプスタンモータ22
も矢印C方向に回転を始めるが、アイドラー歯車57は
切り欠き部44aと対向しているので、切り欠き歯車4
1が回転することもない、キャプスタンモータ22の回
転はプーリ23、ヘルド24、センタープーリ25、セ
ンタ歯車27、アイドラー歯車57、伝達歯車55を介
してクラッチ歯車59を時計方向に回転させる。このと
き、クラッチ歯車59はカム歯車71と噛み合っている
ので、カム歯車71は反時計方向に回転を始め、同時に
ローディングリング74も回転し、公知のごとくガイド
ボスト(図示せず)が移動して磁気テープ(図示せず)
を引き出し、シリンダー1に巻き付ける。また、カム歯
車71の回転でレバー81は時計方向に回動し、ピンチ
ローラレバー85を時計方向に回動させ、ピンチローラ
87をキャプスタン21に近接させる。さらにカム歯車
71が回転し、ローディングリング74が所定の回転を
してローディング動作を完了する直前で、またピンチロ
ーラ87がキャプスタン21への圧着を完了する直前で
、カム歯車71の回転角を検出する回転角検出スイッチ
(図示せず)で再生状態に対応する回転位置を検出する
と、シリンダモータ2が所定の角度だけ矢印Bの方向に
回転する。するとプーリ6のプーリ部6aと作動部6b
が、内蔵する位置方向クラッチによって結合して一体的
に時計方向に回転し、ピン7がスライダー8の端面8a
を押してスライダー8は左方向へ移動する。ここで、さ
らにシリンダモータ2が逆方向に回転し続けるとスライ
ダー8によりブーIJ 6は回転を規制されることにな
り、その結果、ベルト5とプーリ6はスリップを始める
。そこで、電流リミッタ手段を用いることにより、シリ
ンダモータ2の回転出力を規制し、ベルト5とプーリ6
がスリップしないようにさせる。これは第4図に示すよ
うにシリンダモータ2に駆動回路112より流れる電流
を電流リミンタ回路113で計測し、シリンダモータ2
に負荷がかかり、ある一定量以上の電流が流れると電流
リミッタ回路113においてリミッタがかかり制御回路
111においてシリンダモータ2の回転出力を規制する
。したがって、この方法を用いることにより、スリップ
によりベルトへ損傷が与えられることがないため、ベル
トの摩耗を心配することなく、容易にシリンダモータ2
の回転出力を伝達することができる。その結果、凹部4
5aと端部11の保合が外れ、切り欠き歯車41はねじ
りバネ47の押圧力によって反時計方向に僅かに回転す
る。この時、キャプスタンモータ22が矢印C方向に回
転しているので、時計方向に回転しているアイドラー歯
車57が切り欠き歯車41と噛み合い、切り欠き歯車4
1を反時計方向に回転させる。そして第2の端面カム4
3の大径部に当接していたレバー51が軸54を中心に
時計方向に回転して、クラッチ歯車58はカム歯車71
から離間する動作にはいる。そして前記検出スイッチ(
図示せず)が所定の位置を検出してからち、クラッチ歯
車58とカム歯車71が完全に離間するまでカム歯車7
1は回転を続け、この回転によってローディング動作及
びピンチローラ圧着動作が完了することになる。この時
シリンダモータ2は再び矢印六方向に回転を始めておリ
スライダー8はバネ10によって右方向に付勢されてい
る。
切り欠き部41がさらに回転し切り欠き部44bとアイ
ドラー歯車57が対向を始めると、ねじりハネ47の付
勢力で切り欠き歯車41は反時計方向にさらに回転し、
凹部45bと端部11が係合すると同時に切り欠き部4
4bとアイドラー歯車57が完全に対向し、切り欠き歯
車41の回転は停止する。クラッチ歯車59とカム歯車
71は完全に離間しカム歯車71も回転を停止し、第2
図の状態が完成され再生態様が実現される。この時、キ
ャプスタン21とピンチローラ87によって移送される
磁気テープは、巻取り側リール台31に転接歯車29が
転接し駆動することによりたるみなく巻取り側リール(
図示せず)に巻き取られることは言うまでもない。
第2図の状態で停止ボタン(図示せず)を押すと、信号
処理回路(図示せず)の動作が停止し、見苦しい映像の
再生されることを防止した後、再生ボタン(図示せず)
を押したときと同様に、シリンダモータ2が所定の角度
だけ矢印Bの方向に回転する。すると、プーリ6のプー
リ6aと作動部6bが内蔵する一方向クラッチによって
結合して一体的に時計方向に回転し、ビン7がスライダ
ー8の端面8aを押してスライダー8は左方向へ移動す
る。その結果、凹部45bと端部11の係合が外れ、切
り欠き歯車41はねじりバネ47の押圧力によって反時
計方向に僅かに回転する。この時、キャプスタンモータ
22が矢印C方向に回転しているので、時計方向に回転
しているアイドラー歯車57が切り欠き歯車41と噛み
合い、切り欠き歯車41を反時計方向に回転させる。そ
して第2の端面カム43の小径部に当接していたレバー
51が、この第2の端面カム43の回転力で軸54を中
心に反時計方向に回転して、クラッチ歯車59はカム歯
車71に噛み合う動作にはいる。
再生態様に移行したときと同様な動作で凹部45aと端
部11が係合し、同時に切り欠き部44aとアイドラー
歯車57が対向し切り欠き歯車41の回転は停止する。
そしてキャプスタンモータ22を矢印り方向に反転させ
る。この時、クラッチ歯車59がカム歯車71と噛み合
いを始めてから噛み合いが完了して、キャプスタンモー
タ22が反転するまでの間、カム歯車71は、反時計方
向に僅かに回転することになるが、溝カム73に余裕を
設けているので大きな問題はない。
クラッチ歯車59とカム歯車71は噛み合っているので
、カム歯車71は時計方向に回転し、ローディングリン
グ75及びピンチローラ87は前記したローディング動
作と反対の方向に移動しアンローディング動作が実現さ
れる。この時、キャプスタンモータ22の矢印り方向の
回転で転接歯車29は供給側リール台32と噛み合い駆
動するので、ガイドボスト(図示せず)の移動によって
磁気テープをたるみな(供給側リール(図示せず)に巻
き取っていく、さらにカム歯車71が回転を続は停止態
様に対応した回転位置を検出スイッチ(図示せず)で検
出するとキ中プスタンモータ22は停止して第1図に示
す停止態様が実現される。
なお、本実施例では再生J1!様についてのみ説明した
が、記録Jll様、キュー、レビューなどの態様も、再
生態様と同様に本実施例の構成で容易に実現されること
は言うまでもない。
発明の効果 以上のように本発明は、信号の記録、再生を行う回転ヘ
ッドシリンダと、前記回転ヘッドシリンダを正逆いずれ
の方向にも回転駆動させることができる第1のモータと
、磁気テープをピンチローラと協働して定速移送するキ
ャプスタンと、前記キャプスタンをいずれの方向にも回
転駆動させることができる第2のモータと、前記第2の
モータの回転出力を伝達する伝達手段と、前記伝達手段
の回転出力で装置の動作J!!様切り換えを行う動作a
SS切り換え手段と、前記回転ヘッドシリンダを逆転さ
せることにより前記伝達手段と前記動作態様切り換え手
段とを連結又は離脱させるクラッチ又は離脱させるクラ
ッチ手段と、前記回転ヘッドシリンダの駆動電流を制限
する電流リミッタ手段とを設けることにより、シリンダ
の駆動、ピンチローラ圧着動作、動作態様切り換え動作
、磁気テープ移送を、シリンダを駆動するためのモータ
と、キャプスタンを駆動するためのモータの2個のモー
タのみで行うことができ、磁気記録再生装置の重量、大
きさの大幅な軽減が可能となる。また、電流リミッタ手
段を用いることにより、ブーりとベルトをスリシブさせ
ることなく、クラッチ手段を制御させることができ、ス
リップによるベルトの損傷がなく、ベルトの摩耗を心配
する必要もない、さらに、フェルト等の摩耗部材を用い
たスリップ手段を用いる必要もなく、従って、極めて簡
単な構成で高い信鎖性を得ることができる。さらに前記
クラッチ手段を用いることにより、キャプスタンモータ
の回転出力を伝達する伝達手段と、前記伝達手段の回転
出力で装置の動作態様切り換えを行う動作態様切り換え
手段とを容易にかつ確実に連結または離脱させることを
実現可能とする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における磁気テープ装置の停
止Ill様を示す概略平面図、第2図は再生態様を示す
概略平面図、第3図は切り換え手段の主要部側面図、第
4図は電流リミッタ手段の概略断面図、第5図、第6図
は従来の磁気テープ装置の平面図、第7図は従来のピン
チ圧着機構の説明図である。 1・・・・・・回転ヘッドシリンダ、2・・・・・・シ
リンダモータ、6a・・・・・・プーリ部、6b・・・
・・・作動部、8・・・・・・スライダー、22・・・
・・・キャプスタンモータ、41・・・・・・切り欠き
歯車、43・・・・・・第2の端面カム、44 a、 
 44 b−−切り欠き部、45a、45b・・・・・
・凹部、48・・・・・・第1の端面カム、59・・・
・・・クラッチ歯車、71・・・・・・カム歯車、87
・・・・・・ピンチローラ。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名8・・・ Q・・ 郵−鵜−・・ 田転ヘッドシリンク ス  ラ  イ  タ  − キャプスタンモータ 切り業フ嘗1 第2のnieηム 1り梁;詔 ≦・・−プーリ 6a −・  プ −  リ  普3 4岬4シー・ず下eリボKl ?−シ ッ ク 王 +Ij −・− 回 路 疼 図 第 ■

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  信号の記録、再生を行う回転ヘッドシリンダと、前記
    回転ヘッドシリンダを正逆いずれの方向にも回転駆動さ
    せることができる第1のモータと、磁気テープをピンチ
    ローラと協働して定速移送するキャプスタンと、前記キ
    ャプスタンをいずれの方向にも回転駆動させることがで
    きる第2のモータと、前記第2のモータの回転出力を伝
    達する伝達手段と、前記伝達手段の回転出力で装置の動
    作態様切り換えを行う動作態様切り換え手段と、前記回
    転ヘッドシリンダを逆転させることにより前記伝達手段
    と前記動作態様切り換え手段とを連結又は離脱させるク
    ラッチ手段と、前記回転ヘッドシリンダの駆動電流を制
    限する電流リミッタ手段とを具備し、前記回転ヘッドシ
    リンダを逆方向に回転させた時、前記電流リミッタ手段
    により前記回転シリンダの回転出力を制限し、前記クラ
    ッチ手段を制御させるよう構成したことを特徴とする磁
    気記録再生装置。
JP63322621A 1988-12-21 1988-12-21 磁気記録再生装置 Pending JPH02168409A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02177050A (ja) * 1988-12-27 1990-07-10 Toshiba Corp 定速カセットローディング装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02177050A (ja) * 1988-12-27 1990-07-10 Toshiba Corp 定速カセットローディング装置

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