JPH01298570A - 磁気テープ装置 - Google Patents

磁気テープ装置

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JPH01298570A
JPH01298570A JP63128953A JP12895388A JPH01298570A JP H01298570 A JPH01298570 A JP H01298570A JP 63128953 A JP63128953 A JP 63128953A JP 12895388 A JP12895388 A JP 12895388A JP H01298570 A JPH01298570 A JP H01298570A
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tape
capstan
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斉藤 文成
Tomokazu Tokunaga
知一 徳永
Keiji Sakamoto
圭司 阪本
Atsushi Kodama
小玉 淳
Naoto Yugi
直人 弓木
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はビデオテープレコーダ(以後VTRと略称する
)等に用いることのできる磁気テープ装置に関するもの
である。
従来の技術 近年、VTRの需要増加に伴い、VTRの低価格化の進
行が著しく高価格の電気部品の使用数を減少させて、1
個の部品で複数の動作を行なわせる方向にある0例えば
特開昭58−200459号公報に示されているように
シリンダへの磁気テープを装架するテープローディング
動作とキャプスタンへのピンチローラの圧着動作を一つ
のモータにより行なうなどの機構がある。
以下従来例を図面を参照しながら説明する。
第4図は磁気テープをシリンダに装架する前の状態の磁
気テープ装置の平面図、第5図は磁気テ−ブをシリンダ
に装架した後の磁気テープ装置の平面図、第6図はピン
チローラ圧着機構の説明図である。第4図において20
1はシャーシ、202はテープカセットであり、前記テ
ープカセット202内には供給側テープリール203お
よび巻取側テープリール204とが収納されており、両
リール間には、磁気テープ205が206a〜206f
の6本の案内ピンにより張架されている。
そして前記テープカセット202が装着された状態にお
いて、前記案内ピン206a〜206fにより形成され
た磁気テープループ内にキャプスタン207.入側テー
プガイド群208.出側テープガイド群209およびテ
ンションピン210が挿入される。シャーシ201上に
は、磁気ヘッド(図示せず)を装着した回転ヘッドシリ
ンダ211、テンシロンピン210への磁気テープ20
5の巻き付は角を確保するための固定ガイド212 a
、  212 b、磁気テープ205の全幅にわたって
消去するための消去ヘッド213、磁気tテープ205
により磁気テープ205の走行速度と同じ風速で回転駆
動されることにより磁気テープ205の走行方向の縦振
動を減衰させるインピーダンスローラ214、磁気テー
プ205の走行速度および位相を制御する信号を記録・
再生するためのコントロールヘッド215および前記キ
ャプスタン207との間に磁気テープ205を駆動する
ピンチローラ216がそれぞれ載置されている。なお、
回転ヘッドシリンダ211は、この回転ヘッドシリンダ
211の下部に設けられたシリンダモータ211mによ
り一方向に回転させられ、キャプスタン207は、この
キャプスタン207と同軸に一体的に構成されたキャプ
スタンモータ207mにより回転させられる。第5図は
磁気テープ205がローディングされた状態を示してい
る。入側テープカイト群208.出側テープガイド群2
09は矢印Aおよび矢印 で示した経路をそれぞれ移動
し、磁気テープ205をシリンダ211に所定の角度に
わたって、ねじれのない状態で巻装する位置に固定保持
される。テンションピン210は矢印C方向に回動し、
回動後の位置において磁気テープ張力を一定に保つため
に磁気テープ205の張力を検出し供給側リール203
へ付与する回転負荷トルクを制御する。一方ビンチロー
ラ216は矢印りの方向に回動し、キャプスタン207
に圧接して磁気テープ205を駆動する。第6図におい
て、217は駆動モータ(図示せず)より動力が与えら
れる駆動ギア、218は入側のローディング歯車219
に動力を伝達するためのアイドラー歯車、220は入側
のローディング歯車219と出側のローディング歯車2
21の回転方向を逆転するためのアイドラー歯車、22
2はローディング長の異なる入側と出側において、ロー
ディング時間を合わせるための減速歯車である。入側の
ローディング歯車219には、ピン219aが植設され
ており、入側テープガイド群208が載置されたベース
208a上に植設されたピン208aとの間を2本のア
ーム223および224により連結している。そしてア
ーム223に設けた係止用の穴223aとアーム224
上に植設したピン224aとの間に圧着用バネ225が
張架されている。出側についても同様で、出側ローディ
ング歯車221には、ピン221aが植立されており、
化テープガイド群209を載置したベース209a上に
植設されたピン209bとの間を2本のアーム226,
227により連結している。そしてアーム226に設け
た係止用の穴226aとアーム 227上に植設したピン227aとの間に圧着用バネ2
28が張架されている。一方229はピンチローラ21
6にキャプスタン207への圧接動作を行なわせるため
のカム溝229aを設けたカム歯車であり、230.2
31および232はカム溝229aの変位をピンチロー
ラアーム233に伝達するための連結スライダおよび連
結レバーである。駆動モータ(図示せず)からの動力を
受けて、駆動歯車217が矢印りの方向に回転すること
により入側ローディング歯車219および出側ローディ
ング歯車221はそれぞれ矢印Eおよび矢印F方向に回
転し、それに伴うて各々のローディング歯車219.2
21に連結された入側テ−ブガイド群208および出側
テープガイド群209は、所定の位置まで移動した後、
係止部材(図示せず)により移動を阻止されるが、入側
および出側のローディング歯車219および221はさ
らに回転し続けるため、圧着用バネ225および228
が引き伸ばされ、このバネ力により入側テープガイド群
208および出側テープガイド群209は上記係止部材
に強く押し当てられ所定位置に固定保持されることにな
る。−刃駆動歯車217が矢印Aの方向に回転すると、
カム歯車229も同時に矢印りの方向に回転し、カム溝
2298が回転することにより溝の半径方向位置が変位
する。この変位が連結スライダ230および連結レバー
231,232を経てピンチローラ7−4233に伝達
され、これによりピンチローラ216は回動され、キャ
プスタン207に圧着される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成ではシリンダ211へ磁
気テープ205を装架するテープローディング動作とキ
ャプスタン207へのピンチローラ216を圧着する圧
着動作に代表される動作1!様切り換え動作を行なうモ
ータと、テープを定速移送するためのモータと、シリン
ダを回転するためのモータの三個のモータが必要となる
ため、装置が高価になると同時に重く大きくなるという
問題点を有していた9本発明は上記課題に鑑みてなされ
たものであり、シリンダの駆動、テープローディング動
作、動作1!欅切り換え動作、磁気テープ移送をシリン
ダを駆動するためのモータと、キャプスタンを駆動する
ためのモータの二個のモータのみで行えるようにした磁
気テープ装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 前記課題を解決するために、本発明の磁気テープ装置は
、回転ヘッドシリンダを正逆いずれの方向にも回転駆動
させる第1のモータと、磁気テープを巻回したテープリ
ールを内蔵したテープカセットから前記磁気テープを引
き出して前記回転ヘッドシリンダに添接させるテープロ
ーディング手段と、前記磁気テープをピンチローラと協
働して定速移送するキャプスタンと、このキャプスタン
を正逆いずれの方向にも回転駆動させる第2のモータと
、装置の動作!!様を切り換える動作切り換え手段と、
前記テープリールと係合して一体的に回転するリール台
と、前記第2のモータの回転駆動動力を前記テープロー
ディング手段およびピンチローラ圧着手段と前記リール
台とに、前記第1のモータの回転方向に関連しかつ前記
第2のモータにより選択的に切り換えて伝達する伝達手
段とを具備するものである。
作用 本発明は前記した構成により、第1のモータの回転方向
に関連しかつ前記第2のモータによって選択的に切り換
え、この第2のモータの回転駆動力を伝達する伝達手段
を用いて、シリンダの駆動、テープローディング動作、
ピンチローラ圧着動作等の動作態様切り換え動作、磁気
テープ移送を、シリンダを駆動するためのモータと、キ
ャプスタンを駆動するためのモータの二個のモータのみ
で行なうことができる。
実施例 以下本発明の一実施例の磁気テープ装置について図面を
参照しながら説明する。
第1図は、本発明の磁気テープ装置のアンローディング
状態における要部平面図である。第2図は、本発明の磁
気テープ装置の記録・再生態様にける要部平面図である
。第1図において、−点鎖線で示す1は回転ヘッドシリ
ンダである。2は回転ヘッドシリンダ1を回転駆動する
ためのシリンダモータであり、回転軸3を回転ヘッドシ
リンダ1と同軸とする、いわゆるダイレクト・ドライブ
構成となっていて、回転ヘッドシリンダ1を記録・再生
時の回転方向である矢印A方向と逆方向の矢印B方向に
回転させることができる。4は回転軸3と一体に回転す
るプーリである。5はプーリ4と6の間に張架され、シ
リンダモータ2の回転をプーリ6に伝達するベルトであ
る。6は第3図に示すように、シャーシ15上に植立さ
れた軸13に回転自在に支持され、一方向クラッチを内
蔵したブーりであって、ベルト5の巻架されたプーリ部
6aと作動部6bで構成されている。そしてこのプーリ
部6aと作動部6bとは前記一方向クラッチの作用によ
って、シリンダモータ2の矢印A方向の回転によっては
結合されず、矢印B方向の回転によってのみ結合される
ようになっている。第3図に示すように7はプーリ6の
作動部6bに植立されたピンであって、シャーシ上のガ
イドピン9に摺動自在にガイドされたスライダー8の端
面8aに当接可能な位置関係にある。このスライダー8
は、バネ10により第1図右方向に付勢力を与えられ、
スライダー8の端部11が、シャーシ15上の軸42に
回転自在に支持され、外周歯車部の180°対向の位置
に2カ所の切り欠き部44aと44bを設けた切り欠き
歯車41の一端面に設けた凹部45aあるいは45bと
係合し、この切り欠き歯車41の回転を阻止するように
なっている。そしてこの凹部45aと45bとは180
@対向の位置関係にあり切り欠き歯車41の停止位置を
第1図あるいは第2図のいずれかの状態に保持する。そ
してシリンダモータ2が矢印B方向に回転したときシリ
ンダモータ2の回転力をピン7と端面8aとの係合によ
りスライダー8に伝え、スライダー8をバネ10の力に
抗して第1図左方向に移動させ、スライダー8の端部1
1と切り欠き歯車410凹部45aあるいは45bとの
係合間係を解除することにより切り欠き歯車41を回転
可能な状態とすることができる。
また、切り欠き歯車41の一端面部にはさらに第1の端
面カム48があって、この端面カム48にシャーシ15
上の軸46に保持されたねじりバネ47の一端が当接す
ることによって第1図あるいは第2図における切り欠き
歯車41に反時計方向の回転力を与えている。
21は磁気テープ(図示せず)を定速移送するためのキ
ャプスタンである。22はキャプスタン21と回転軸を
同じにしたキャプスタンモータである。23はキャプス
タンと同軸で一体的に回転するプーリである。25はシ
ャーシ15上の軸26に回転自在に支持されたセンター
ブーりであり、プーリ23との間にベルト24が張架さ
れキャプスタンモータ22の回転が伝達される。27は
センタープーリ25と一体のセンター歯車である。28
はセンタープーリ25の軸26を中心に回動可能なレバ
ーで、その一端に植立した軸30にはセンター歯車27
と噛み合っている転接歯車29が回転自在に支持されて
いる。この転接歯車29は公知のごとく、キャプスタン
モータ22の回転方向によって選択的に巻取り側リール
台31あるいは供給側リール台32方向に転接し、必要
に応じていづれかのリール台31あるいは32に噛み合
い駆動する構成になっている。
57はシャーシ15上に植立された軸56に回転自在に
支持されたアイドラー歯車であり、センター歯車27に
常時噛み合っている。そしてスライダー8の端部11が
切り欠き歯車41の凹部45aあるいは45bと係合し
、切り欠き歯車41の停止状態を保持しているときは、
第1図および第2図に示すようにアイドラー歯車57は
切り欠き歯車41の切り欠き部44aあるいは44bと
対向する位置関係にあって、アイドラー歯車57の回転
が切り欠き歯車41に伝達されることのないようにして
いる。しかし前記したように、スライダー8が第1図左
方向に移動して、端部11と凹部45aあるいは45b
との保合関係を離脱すれば、ねじりバネ47の第1の端
面カム48への当接により与えられる回転力によって、
切り欠き歯車41は反時計方向に回転し、アイドラー歯
車57と切り欠き歯車41は噛み合いを開始し、切り欠
き歯車41は次の切り欠き部44aあるいは44aとア
イドラー歯車57とが対向するまで180°回転して停
止するようになっている。
一方、切り欠き歯車41の他端面には第2の端面カム4
3が一体的に設けられている。そして、この端面カム4
3には、シャーシ15上の軸54に回動自在に支持され
、引っ張りバネ53によって第1図時計方向に回動付勢
されているレバー51の端面52が当接している。そし
て、軸54にはアイドラー歯車57と常時噛み合ってい
る伝達歯車55が回転自在に支持されている。さらに伝
達歯車55はレバー51の端部に植立した軸58に回転
自在に支持されたクラッチ歯車59とも常時噛み合って
いる。そして、第1図のようにレバー51の端面52が
第2の端面カム43の大径部と当接している時は、クラ
ッチ歯車59が、シャーシ15上の軸72によって回転
自在に支持されているカム歯車71と噛み合うことにな
り、キャプスタンモータ22の回転力をカム歯車71へ
伝達可能な状態になる。また、第1図の状態から切り欠
き歯車41がアイドラー歯車57と噛み合って反時計方
向に180°回転すると、第2図に示すように、引っ張
りバネ53の付勢力によりレバー51は軸54を中心に
時計方向に回転して第2の端面カム43の小径部に当接
し、クラッチ歯車59とカム歯車71は離間するように
なっている。
カム歯車71にはローディング歯車74が噛み合い、こ
のローディング歯車75には公知のごとく磁気テープを
引き出すためのガイドボスト(図示せず)と連動するロ
ーディングリング74が噛み合い、カム歯車、71の回
転でローディング動作が行なわれるようになっている。
また、カム歯車71の端面には溝カム73が形成されて
おり、シャーシ15上に植立した軸82に回動自在に支
持されているレバー81の一端に固定されたカムフォロ
アー83が係合している。
そして、カム歯車71の反時計方向の回転によりレバー
81は時計方向に回動し、連結ロッド84を介してピン
チローラレバー85を軸86を中心に時計方向に回動さ
せピンチローラ87をキャプスタン21に圧着し、反対
にカム歯車71の時計方向の回転でピンチローラ87を
キャプスタン21から離間するように構成している。
次に本実施例の磁気テープ装置の動作について説明する
。第1図に示すような、磁気テープ(図示せず)を引き
出す前のローディング状態で、再生ボタン(1!!示せ
ず)を押すと、シリンダモータ2が矢印A方向に回転を
始める。プーリ4、ベルト5を介してブー+76のプー
リ部6aを反時計方向に回転させるが、−一方向クラッ
チが内蔵されているので作動部6bに回転力を伝えるこ
とはない。
したがってスライダー8は移動することなく端部11と
切り欠き歯車41の凹部45aの係合状態を保ち、レバ
ー51の端面52は第2の端面カム43の大径部に当接
したままである。そして、キャプスタンモータ22も矢
印C方向に回転を始めるが、アイドラー歯車57は切り
欠き部44aと対向しているので、切り欠き歯車41が
回転することもない、キャプスタンモータ22の回転は
プーリ23、ベルト24、センターブー+J 25、セ
ンター歯車27、アイドラー歯車57、伝達歯車55を
介してクラッチ歯車59を時計方向に回転する。このと
き、クラッチ歯車59はカム歯車71と噛み合っている
ので、カム歯車71は反時計方向に回転を始め、同時に
ローディングリング74も回転し、公知のごとくガイド
ボスト(図示せず)が移動して磁気テープ(図示せず)
を引き出し、シリンダlに巻回していく、また、カム歯
車71の回転でレバー81は時計方向に回動し、ピンチ
ローラレバー85を時計方向に回動させ、ピンチローラ
87をキャプスタン21に近接させる。さらにカム歯車
71が回転し、ローディングリング74が所定の回転を
してローディング動作を完了する直前で、またピンチロ
ーラ87がキャプスタン21への圧着を完了する直前で
、カム歯車71の回転角を検出する回転角検出スイッチ
(図示せず)で再生態様に対応する回転位置を検出する
と、シリンダモータ2が所定の短い時間あるいは所定の
角度だけ矢印Bの方向に回転する。
するとプーリ6のプーリ部6aと作動部6bが、内蔵す
る一方向クラッチによって結合して一体的に時計方向に
回転し、ピン7がスライダー8の端面8aを押してスラ
イダー8は左方向へ移動する。
その結果、凹部45aと端部11の係合が外れ、切り欠
き歯車41はねじりバネ47の押圧力によって反時計方
向に僅かに回転する。この時、キャプスタンモータ22
が矢印C方向に回転しているので、時計方向に回転して
いるアイドラー歯車57が切り欠き歯車41と噛み合い
、切り欠き歯車41を反時計方向に回転させる。そして
第2の端面カム43の大径部に当接していたレバー51
が軸54を中心に時計方向に回転して、クラッチ歯車5
8はカム歯車71から離間する動作にはいる。そして前
記検出スイッチ(図示せず)が所定の位置を検出してか
らも、クラッチ歯車58とカム歯車71が完全に離間す
るまでカム歯車71は回転を続け、この回転によってロ
ーディング動作およびピンチローラ圧着動作が完了する
ことになる。この時シリンダモータ2は再び矢印A方向
に回転を始めておりスライダー8はバネlOによって右
方向に付勢されている。切り欠き歯車41がさらに回転
し切り欠き部44bとアイドラー歯車57が対向を始め
ると、ねじりバネ47の付勢力で切り欠き歯車41は反
時計方向にさらに回転し、凹部4!2bと端部11が係
合すると同時に切り欠き部44bとアイドラー歯車57
が完全に対向し、切り欠き歯車41の回転は停止する。
クラッチ歯車59とカムー車71は完全に離間しカム歯
車71も回転を停止し、第2図の状態が完成され再生態
様が実現される。この時、キャプスタン21とピンチロ
ーラ87によって移送される磁気テープは、巻取り側リ
ール台31に転接歯車29が転接し駆動することにより
弛みなく巻取り側リール(図示せず)に巻取られること
は言うまでもない。
第2図の状態で停止ボタン(図示せず)を押すと、信号
処理回路(図示せず)の動作が停止し、見苦しい映像の
再生されることを防止した後、シリンダモータ2が所定
の短い時間あるいは所定の角度だけ矢印Bの方向に回転
する。すると、プーリ6のプーリ部6aと作動部6bが
内蔵する一方向クラッチによって結合して一体的に時計
方向に回転し、ピン7がスライダー8の端面8aを押し
てスライダー8は左方向へ移動する。その結果、凹部4
5bと端部11の係合が外れ、切り欠き歯車41はねじ
りバネ47の押圧力によって反時計方向に僅かに回転す
る。この時、キャプスタンモータ22が矢印C方向に回
転しているので、時計方向に回転しているアイドラー歯
車57が切り欠き歯車41と噛み合い、切り欠き歯車4
1を反時計方向に回転させる。そして第2の端面カム4
3の小径部に当接していたレバー51が、この第2の端
面カム43の回転で軸54を中心に反時計方向に回転し
て、クラッチ歯車59はカム歯車71に噛み合う動作に
はいる。再生態様に移行した時と同様な動作で凹部45
aと端部11が係合し、同時に切り欠き部44aとアイ
ドラー歯車57が対向し切り欠き歯車41の回転は停止
する。そしてキャプスタンモータ22を矢印り方向に反
転させる。この時、クラッチ歯車59がカム歯車71と
噛み合いを始めてから噛み合いが完了して、キャブスダ
ンモータ22が反転するまでの間、カム歯車71は反時
計方向に僅かに回転することになるが、溝カム73に余
裕を設けているので大きな問題はない、クラッチ歯車5
9とカム歯車71は噛み合うているので、カム歯車71
は時計方向に回転し、ローディングリング75およびピ
ンチローラ87は前記したローディング動作と反対の方
向に移動しアンローディング動作が実現される。
この時、キャプスタンモータ22の矢印り方向の回転で
転接歯車29は供給側リール台32と噛み合い駆動する
ので、ガイドポスト(図示せず)の移動によっても磁気
テープを弛みなく供給側リール(図示せず)に巻取って
行く、さらにカム歯車71が回転を続は停止態様に対応
した回転位置を検出スイッチ(図示せず)法で検出する
とキャプスタンモータ22は停止して第1図に示す停止
態様が実現される。
なお、本実施例では再生態様について説明したが、記録
態様、キュー、レビュー等の態様も、再生態様と同様に
本実施例の構成で容易に実現されることは言うまでもな
い、また、動作態様切り換え動作をピンチローラ圧着動
作で代表させたが、ブレーキ手段など動作切り換えに伴
って動作させるべき部材を本実施例におけるカム歯車な
どの動作切り換え手段で動作させ得ることも自明である
発明の効果 以上のように本発明によれば、回転ヘッドシリンダを正
逆いずれの方向にも回転駆動させる第1のモータと、磁
気テープを巻回したテープリールを内蔵したテープカセ
ットから前記磁気テープを引き出して前記回転ヘッドシ
リンダに添接させるテープローディング手段と、前記磁
気テープをピンチローラと協働して定速移送するキャプ
スタンと、このキャプスタンを正逆いずれの方向にも回
転駆動させる第2のモータと、装置の動作態様を切り換
える動作切り換え手段と、前記テープリールと係合して
一体的に回転するリール台と、前記第2のモータの回転
駆動力を前記テープローディング手段および動作切り換
え手段と前記リール台とに、前記第1のモータの回転方
向に関連しかつ前記第2のモータにより選択的に切り換
えて伝達する伝達手段とを具備したので、シリンダの駆
動、テープローディング動作、ピンチローラ圧着動作等
の動作態様切り換え動作、磁気テープ移送を、シリンダ
を駆動するためのモータと、キャプスタンを回転するた
めのモータの二個のモータのみで行なうことができ、磁
気テープ装置の重量、大きさの大幅な軽減が可能となる
。さらに、電気回路部も含め高価な部品を省略すること
ができ大きな合理化が可能となる。また、回転精度の厳
しいシリンダモータを伝達手段の切り換えのためのトリ
ガーのみに利用し、伝達手段の切り換え動力は、比較的
大きな出力を得ることのできるキャプスタン用モータか
ら取り出すようにしたので、切り換え動作を安定に、し
かも信号の記録・再生性能を犠牲にすることなく実現可
能とする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における磁気テープ装置の停
止態様を示す概略平面図、第2図は再生態様を示す概略
平面図、第3図は切り換え手段の要部側面図、第4図、
第5図は従来の磁気テープ装置の平面図、第6図は従来
のピンチローラ圧着機構の説明図である。 1・・・・・・回転ヘッドシリンダ、2・・・・・・シ
リンダモータ、6a・・・・・・ブーり部、6b・・・
・・・作動部、8・・・・・・スライダー、22・・・
・・・キャプスタンモータ、41・・・・・・切り欠き
歯車、43・・・・・・第2の端面カム、44 a、 
 44 b・−”切り欠き部、45a、45b・・・・
・・凹部、48・・・・・・第1の端面カム、59・・
・・・・クラッチ歯車、71・・・・・・カム歯車、8
7・・・・・・ピンチローラ。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名6−−−プ
ーリ @  3  rI!J6fA−作動# 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 信号の記録/再生を行なう回転ヘッドシリンダと、この
    回転ヘッドシリンダを正逆いずれの方向にも回転駆動さ
    せる第1のモータと、磁気テープを巻回したテープリー
    ルを内蔵したテープカセットから前記磁気テープを引き
    出して前記回転ヘッドシリンダに添接させるテープロー
    ディング手段と、前記磁気テープをピンチローラと協働
    して定速移送するキャプスタンと、このキャプスタンを
    正逆いずれの方向にも回転駆動させる第2のモータと、
    装置の動作態様を切り換える動作切り換え手段と、前記
    テープリールと係合して一体的に回転するリール台と、
    前記第2のモータの回転駆動動力を前記テープローディ
    ング手段および動作切り換え手段と前記リール台とに、
    前記第1のモータの回転方向に関連しかつ前記第2のモ
    ータにより選択的に切り換えて伝達する伝達手段とを具
    備し、前記第2のモータでテープローディング動作、テ
    ープ移送を行なうようにしたことを特徴とする磁気テー
    プ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02177050A (ja) * 1988-12-27 1990-07-10 Toshiba Corp 定速カセットローディング装置

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JPH02177050A (ja) * 1988-12-27 1990-07-10 Toshiba Corp 定速カセットローディング装置

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