JPH0256617B2 - - Google Patents

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JPH0256617B2
JPH0256617B2 JP6250579A JP6250579A JPH0256617B2 JP H0256617 B2 JPH0256617 B2 JP H0256617B2 JP 6250579 A JP6250579 A JP 6250579A JP 6250579 A JP6250579 A JP 6250579A JP H0256617 B2 JPH0256617 B2 JP H0256617B2
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circuit
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JP6250579A
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Inventor
Yoshihisa Nishama
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP6250579A priority Critical patent/JPS55154420A/ja
Priority to US06/117,614 priority patent/US4363693A/en
Publication of JPS55154420A publication Critical patent/JPS55154420A/ja
Publication of JPH0256617B2 publication Critical patent/JPH0256617B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、正・負両極性の基準電圧を発生する
基準電圧器を設け、正・負両極性の入力に対して
動作可能なA/D変換器を使用した重量測定装置
におけるA/D変換器制御方法に関するものであ
る。
従来、この種の重量測定装置として本発明者等
により第1図に示す回路構成によるものが提案さ
れている。以下、この回路について説明すると、
まず、1は基準電圧用電源、2はロードセル、3
は直流増幅器であり、これらはケース内に互いに
接近させて一体化されつつ組込まれ、常に同一の
温度条件となるようにされている。ここで、前記
基準電圧用電源1は直流電源4および演算増幅器
5,6からなり、直流電源4の正極端子が演算増
幅器5の非反転入力端子(+)に接続され、かつ
直流電源4の負極端子が演算増幅器6の非反転入
力端子(+)に接続されている。そして、前記演
算増幅器5の反転入力端子(−)とその出力端子
との間には抵抗7が接続され、かつ前記演算増幅
器6の反転入力端子(−)と接地との間には抵抗
8が接続されている。また、前記演算増幅器5の
出力端子と前記演算増幅器6の反転入力端子
(−)との間には抵抗9が接続され、かつこの演
算増幅器6の反転入力端子(−)とその出力端子
との間には抵抗10が接続されている。さらに、
前記基準電圧用電源1の直流電源4は接地されて
いないが、前記演算増幅器5,6の回路により基
準電圧を得ているものである。
そして、前記演算増幅器6の出力端子と接地と
の間には感度調整回路11を形成する抵抗12、
ポテンシヨメータ13および抵抗14の直列回路
が接続されている。また、このポテンシヨメータ
13の可動端子には演算増幅器15からなる高イ
ンピーダンス回路16が接続されている。さら
に、この高インピーダンス回路16の出力端子と
接地との間にはバイアス回路17を形成する抵抗
18、ポテンシヨメータ19および抵抗20によ
る直列回路が接続されている。すなわち、前記高
インピーダンス回路16はその演算増幅器14の
非反転入力端子(+)がポテンシヨメータ13の
可動端子に接続されているとともにその反転入力
端子(−)が演算増幅器15の出力端子に接続さ
れ、かつ演算増幅器15の出力端子がバイアス回
路17の一端に接続されているものである。
また、前記ロードセル2は荷重受部に貼られた
抵抗体21,22,23,24を4辺とするブリ
ツジ回路からなり、抵抗体21,23および抵抗
体22,24はそれぞれ対辺に設けられている。
ここで、これらの各抵抗体21,22,23,2
4はそれぞれ荷重受部の歪みによりその抵抗値が
変化するものであり、抵抗体21,23は減少方
向に変化し、抵抗体22,24は増加方向に変化
するようにされている。さらに、このロードセル
2は抵抗体21の介在する辺にロードセル2が無
負荷のときにその出力電圧Eiがある規定値となる
ように調整するための抵抗25がこの抵抗体21
に直列に介在され、かつ抵抗体24の介在する辺
については歪抵抗体の温度係数を零にするための
抵抗26がこの抵抗体24に直列に介在されてい
る。そして、抵抗体21の介在する辺と抵抗体2
4の介在する辺との接続点が感度温度係数調整用
の抵抗27を介し前記直流電源4の正極端子に接
続され、かつ抵抗体22の介在する辺と抵抗体2
4の介在する辺との接続点が前記直流電源4の負
極端子に接続されている。ここで、前記抵抗27
は荷重受部材のヤング率の温度係数を補正するた
めのものである。そして、抵抗体24の介在する
辺と抵抗体23の介在する辺との接続点aと、抵
抗体21の介在する辺と抵抗体22の介在する辺
との接続点bとの間にロードセル出力Eiを出力す
るようにされている。なお、前記接続点bは接地
されている。
さらに、前記接続点a,b間には抵抗28を介
して前記直流増幅器3が接続され、かつロードセ
ル2とこの直流増幅器3との間には低域フイルタ
29が並列に接続されている。この低域フイルタ
29はロードセル出力に重畳されている交流成分
をカツトさせるためのものである。そして、直流
増幅器3は演算増幅器30と第1〜第4のアナロ
グスイツチ31,32,33,34とからなり、
前記ロードセル2の接続点aが抵抗28および第
1のアナログスイツチ31を直列に介して演算増
幅器30の非反転入力端子(+)に接続されてい
る。また、演算増幅器30の非反転入力端子
(+)と接地との間には第2のアナログスイツチ
32と抵抗35との直列回路が接続されている。
さらに、演算増幅器30の出力端子と接地との間
には抵抗36,37の直列回路が接続され、同時
にコンデンサ38および抵抗39を介して第3の
アナログスイツチ33が接続されている。そし
て、抵抗36,37の接続点が演算増幅器30の
反転入力端子(−)に接続されている。前記直流
増幅器3はその演算増幅器30の出力がコンデン
サ38、抵抗39および第4のアナログスイツチ
34を直列に介して出力するようにされている。
そして、前記バイアス回路17のポテンシヨメー
タ19の可動端子が第2のアナログスイツチ32
と抵抗35との接続点に接続されている。
ついで、この直流増幅器3の出力はA/D変換
器40に入力されるもので、このA/D変換器4
0は第5〜第8の4個のアナログスイツチ41,
42,43,44とコンデンサ45とによる基準
電圧発生器46、演算増幅器47からなる積分器
49、バツフアアンプ49、コンパレータ50、
第9のアナログスイツチ51、クロツクパルスカ
ウンタ52および制御回路53によつて形成され
ている。ここで、基準電圧発生器6は4個のアナ
ログスイツチ41,42,43,44でブリツジ
回路を形成し、アナログスイツチ41,43間の
接続点とアナログスイツチ42,44間の接続点
との間にコンデンサ45を接続し、直流増幅器3
からの出力をこのコンデンサ45を介してバツフ
アアンプ49の非反転入力端子(+)に供給する
ようにしているものである。また、アナログスイ
ツチ41,42間の接続点は前記感度調整回路1
1のポテンシヨメータ13の可動端子に接続さ
れ、かつアナログスイツチ43,44間の接続点
は接地されている。そして、バツフアアンプ49
の出力端子と反転入力端子(−)との間は短絡さ
れ、この出力端子は他方で抵抗54を介して演算
増幅器47の反転入力端子(−)に接続されてい
る。この演算増幅器47の非反転入力端子(+)
と接地との間にはコンデンサ55が接続され、か
つ、その反転入力端子(−)と出力端子との間に
はコンデンサ56が接続されている。ついで、演
算増幅器47の出力端子がコンパレータ50の非
反転入力端子(−)に接続されている。このコン
パレータ50の非反転入力端子(+)と接地との
間には接地側を正極にしてなる直流電源57が接
続されている。そして、コンパレータ50の出力
端子と演算増幅器47の非反転入力端子(+)と
の間には第9のアナログスイツチ51が接続され
ている。このコンパレータ50の出力に応じて制
御回路57が動作するようにされている。
また、58はスイツチコントローラであり、制
御回路53によつて駆動されて第1〜第9のそれ
ぞれのアナログスイツチ31,32,33,3
4,41,42,43,44,51を開閉制御す
るものである。具体的には、時刻t1において制御
回路53はスイツチコントローラ58に第2、第
4、第6、第7、第9のアナログスイツチ32,
34,42,43,51のみを閉成するよう指令
する。そして、制御回路53はその状態を自己の
クロツクパルスカウンタ52が所定数のクロツク
パルスをカウントする期間T1続けられるように
制御する。この期間T1が終了する時刻t2において
制御回路53は今度はスイツチコントローラ58
に第1、第3のアナログスイツチ31,33のみ
を閉成するよう指令する。そして、制御回路53
はその状態を自己のクロツクパルスカウンタ52
が所定数のクロツクパルスをカウントする期間
T2続けられるよう制御する。ついで、この制御
回路53は期間T2が終了する直前にコンパレー
タ50の出力によつてバツフアアンプ49への入
力電圧の極性が正であるか負であるかを判別し、
その結果をスイツチコントローラ58に伝達す
る。スイツチコントローラ58は期間T2が終了
するタイミングで入力電圧の極性が正であるとき
には第5のアナログスイツチ41を閉成させ、逆
に負であるときには第8のアナログスイツチ44
を閉成させる。もちろん、このとき他のアナログ
スイツチは全て開放されている。この期間T2
終了する時刻t3において制御回路53は自己のク
ロツクパルスカウンタ52に再度のクロツクパル
スをカウントさせる。今度は、このカウント動作
はコンパレータ50の出力が零になることにより
停止される。この停止時刻をt4とし、その期間T3
においてクロツクパルスカウンタ52によりカウ
ントされたカウント数はデイジタルな重量測定情
報を与えるようになつている。
つづいて、このような回路構成をもつ装置の動
作を説明する。まず、直流電源4の電圧をE1
抵抗体21,22,23,24の抵抗値をそれぞ
れR1,R2,R3,R4、抵抗25,26,27の抵
抗値をそれぞれRZ,RZT,RSとすをと、ロードセ
ル2の出力Eiは第2図の関係から Ei=1・(R3/2RS+RZT+R3+R4− R2/2RS+RZ+R1+R2) …(1) となる。そこで、たとえばR1=R2=R3=R4=R
であり、ロードセル2に荷重がかかつたときの抵
抗変化分をδとすると上記(1)式は Ei=E1・{R(1−δ)/2RS+RZT+R(1−δ)+
R(1−δ)−R(1−δ)/2RS+RZ+R(1−δ)
+R(1−δ)}…(2) となる。今、RZ≒RZTとすると上記(2)式は Ei=E1・−2R・δ/2RS+RZT+2R …(3) となる。ここで、δは荷重に比例した出力である
から、ロードセル2の定格荷重をFn、負荷荷重
をF、ロードセル2の感度をKとすると、δ=
F/Fn・Kとなるので上記(3)式は Ei=−2R/2RS+RZT+2R・F/Fn・K・E1 …(4) となり、2R/2RS+RZT+2R=Pとおくと、さらに Ei=−P・F/Fn・K・E1 …(5) となる。このロードセル2の出力Eiは低域フイル
タ29により重畳されている交流成分がカツトさ
れて直流増幅器3に入力される。
今、時刻t1においてスイツチコントローラ58
によりアナログスイツチ32,34,42,4
3,51が閉成されると直流増幅器3では演算増
幅器30が自己のオフセツト電圧V30とバイアス
回路17で設定される電圧V17との差電圧を抵抗
36,37で決定される利得A1=(1−R36/R37)に 従つて増幅し、電圧A1(V30−V17)を出力する。
この電圧A1(V30−V17)はコンデンサ38、抵抗
39、第4のアナログスイツチ34の回路によつ
てコンデンサ38に充電される。
一方、基準電圧用電源1の演算増幅器6の出力
はA2=R10/R9=R3/R7のとき−(1−A2)(E1+V6− V5)となる。したがつて、基準電圧用電源1か
らA/D変換器40の基準電圧発生器46に供給
される基準電圧−Vrは −Vr=(1+A2)(E1+V6−V5)・Rr2/Rr1+Rr2 …(6) となる。したがつて、時刻t1においてアナログス
イツチ42,43が閉成するとアナログスイツチ
42、コンデンサ45、アナログスイツチ43の
経路によつてコンデンサ45は図示極性に−Vr
が充電される。さらに、時刻t1においてはアナロ
グスイツチ51が閉成されているので、コンパレ
ータ50の出力端子から積分器48の演算増幅器
47の非反転入力端子(+)への負帰環ループが
形成されて演算増幅器47への差動入力電圧を常
に零にするよう作用し積分器48は積分動作を停
止している。そして、この状態は時刻t1〜t2まで
の期間T1にわたつて行なわれる。
時刻t2になると、アナログスイツチ32,3
4,42,43,51が開放し、代わつて第1、
第3のアナログスイツチ31,33が閉成され
る。すると、今度はロードセル2の出力Eiが直流
増幅器3で増幅されるようになり、演算増幅器3
0の出力はA1・(Ei+V30)となる。ところで、
期間T1においてコンデンサ38には電圧A1・V30
が充電され、それがアナログスイツチ34の開放
により保持されているので、直流増幅器3の出
力、すなわち第3のアナログスイツチ33の出力
はA1・(−Ei+V30)−A1(V30−V17)=−A(Ei−
V17)となる。これは、演算増幅器30のオフセ
ツト電圧V30が除去されたことを示している。ま
た、第3のアナログスイツチ33の出力はバイア
ス回路17の設定により、正・負両極性に任意に
設定できることを示している。このアナログスイ
ツチ33の出力はA/D変換器40の入力とな
り、この値はロードセル2にかかる荷重により
正・負に変化する。そして、この信号電圧−A1
(Ei−V17)はA/D変換器40に入力される。
今、基準電圧発生器46のコンデンサ45には−
Vrの電圧が保持されているので−Ar×(Ei−
V17)をまとめて−Ei0として考えれば、バツフア
アンプ49の非反転入力端子(+)には(−Vr)
+(−Ei0)なる電圧が入力されている。そして、
この電圧はバツフアアンプ49を介して積分器4
8で積分される。
ところで、A/D変換器40のコンデンサ55
には期間T1において負帰環ループが形成された
ことにより(−Vr+V47)の電圧がすでに充電さ
れている。一方、期間T2においては積分器48
の演算増幅器47の反転入力端子(−)には(−
Vr)+(Ei0)+V47の電圧が入力されている。した
がつて、演算増幅器47の出力V0は V0=〔{(−Ei0)+(−Vr)+V47} −{(−Vr)+V47}〕×A0=−Ei0・A0 …(7) となる。ただし、A0は演算増幅器47の閉ルー
プ利得である。したがつて、ロードセル2の出力
に対応した電圧が出力されることとなる。
この積分器48による積分は時刻t2〜t3までの
T2期間にわたつて行なわれる。そして、時刻t3
なる直前においてコンパレータ50の出力によつ
てバツフアアンプ49への入力電圧の極性が正に
なつているか、負になつているか制御回路53に
よつて検知される。すなわち、積分器48によつ
て積分されているレベルの極性が正になつている
か負になつているかが検知されることになる。た
とえば、制御回路53がコンパレータ50の出力
により積分器48の出力が負になつていることを
検知すると、時刻t3になるタイミングにおいてス
イツチコントローラ58に第1、第2のアナログ
スイツチ31,33を開放して第8のアナログス
イツチ44を閉成することを指令する。これは、
第3図に等価回路を示すようにバツフアアンプ4
9への入力電圧が0ボルトになることを示す。一
方、制御回路53はクロツクパルスカウンタ52
によつて時刻t3になるとともにクロツクパルスの
カウントを開始させる。バツフアアンプ49への
入力電圧が0ボルトになると積分器48に積分さ
れている電圧が徐々に放電され、やがて時刻t4
おいて電圧レベルが零となり、コンパレータ50
の出力レベルが零となる。このようにして、コン
パレータ50の出力レベルが零となると、制御回
路53は自己のクロツクパルスカウンタ52によ
るクロツクパルスのカウント動作を停止させる。
したがつて、クロツクパルスカウンタ52は時刻
t3〜t4までの期間T3におけるクロツクパルスをカ
ウントすることになる。この場合、期間T3は積
分器48により積分されている電圧レベルに比例
しており、この積分器48に積分されている電圧
はロードセル2の出力に比例しているので、結局
クロツクパルスカウンタ52によつてT3期間に
おいてカウントされたクロツクパルスのカウント
数はロードセル2によつて測定された荷重量をデ
イジタル的に表わすことになる。
また、たとえば制御回路53がコンパレータ5
0の出力により積分器48の出力が正になつてい
ることを検知すると、時刻t3となるタイミングに
おいてスイツチコントローラ58に第1、第3の
アナログスイツチ31,33を開放して第5のア
ナログスイツチ41を閉成することを指令する。
これは第4図に等価回路を示すようにバツフアア
ンプ49への入力電圧が(−Vr)+(−Vr)ボル
トになることを示す。この場合も、前述した負に
おける場合と同様に、制御回路53は時刻t3にお
いてクロツクパルスのカウントを開始する。バツ
フアアンプ49への入力電圧−2Vrと積分器48
の積分出力との極性が逆になつているので、入力
電圧−2Vrにより積分器48に積分されている電
圧が徐々に放電され、やがて時刻t4において電圧
レベルが零となり、コンパレータ50の出力レベ
ルが零となる。この場合も、クロツクパルスカウ
ンタ52が時刻t3〜t4までの期間T3におけるクロ
ツクパルスをカウントしてロードセル2によつて
測定された荷重量をデイジタル的に表わすことに
なる。以上、ロードセル2からのA/D変換器4
0に対する入力電圧が負のときと正のときとを時
間−積分器出力の関係で示せば第5図a,bに示
すようになる。
期間T2における積分器48の出力V01は時刻t2
におけるコンデンサ56の充電電圧が零であれば V01=−1/C56t3 t2−Ei0/R54dt=Ei0/C56・R54・T
2…(8) となる。また、期間T3における積分器48の出
力V02は V02=−1/C56t4 t3Vr/R54dt=Vr/C56・R54・T3…(
9) となる。そして、V01=V02であるので Ei0/C56・R54・T2=−Vr/C56・R54・T3 T3=−Ei0/Vr・T2 …(10) となる。ここで、Ei0=A1・Ei、Ei=−P・
F/Fn・K・E1、Vr=(1+A2)(E1+V6−V5)・ Rr2/Rr1+Rr2であるから T3=−A1・F/Fn・K・E1・P/−(
1+A2)(E1+V6−V5)・Rr2/Rr1+Rr2・T2…(11) そして、V6−V5がカウンタ52の1カウント
当たりの電圧に対して無視できるときは T3≒A1/1+A2・P・F/Fn・K・E1・(1+Rr1/Rr2
) …(12) となる。
ところで、上述したようにこの装置に使用され
るA/D変換器40は、正・負の両入力電圧に対
して動作するのであるから、たとえばロードセル
2に最大荷重Wnのちようど1/2の荷重、すなわ
ちWn/2がかかつたときA/D変換器40への
入力電圧レベルがちようど零になるように、バイ
アス回路17のポテンシヨメータ19を調整す
る。これをグラフで示せば第6図に示すようにな
る。すなわち、ロードセル2に対する荷重が零の
ときA/D変換器40への入力がP2となり、ロ
ードセル2に対する荷重Wn/2のときA/D変
換器40への入力が零で、かつロードセル2に対
する荷重が最大のWnのときA/D変換器40へ
の入力がP3となるようにバイアス回路17を調
整する。なお、ロードセル2に対する受け皿等の
初荷重の補正範囲がA/D変換器40への入力レ
ベルで示すとP1〜P2に設定されている。こうす
ることにより、A/D変換器40としてはP1
P3の範囲、つまり正〜負の両極性範囲の入力に
対して動作させることができる。たとえば、A/
D変換器40を単極性で動作させた場合にはWn
の荷重に対してA/D変換器40への入力電圧が
0〜P2、0〜P3の範囲に限定されてしまうから、
ロードセル2として荷重に対して出力の大きい高
感度のものが使用できない問題がある。この点、
この装置によればA/D変換器40として正極〜
負極までの範囲、つまりP1〜P3の範囲で動作で
きるものを使用し、そのA/D変換器40をバイ
アス回路17を使用することによつてロードセル
2に対して有効に作用させるようにしているの
で、ロードセル2として高感度のものが使用でき
精度の高い重量測定を行なうことができるという
効果を奏するものである。
同時に、この装置によればA/D変換器40の
感度調整をそのA/D変換器40の動作点におけ
るカウント数を略一定に保持した状態で行なうこ
とができる。すなわち、バイアス回路17に供給
される電圧はA/D変換器40に対する感度調整
回路11から演算増幅器15を介して与えられる
ので、感度調整回路11でA/D変換器40の感
度(第6図で示すグラフの傾き)を調整しても
A/D変換器40のQ点におけるカウント数
Nr(Q)はそれ程変化せず略一定に保持されること
となる。つまり、初荷重によるロードセル出力を
EL(Z)、ゼロバランスによるロードセル出力を
EL(B)、A/D変換器40の信号積分期間T3にお
けるカウンタ52のカウント数をNs、
Rw1/Rw1+Rw2をRwRr2/Rr1+Rr2をRr、A/D変換器 40のQ点を設定するために与える電圧をA2
E1・Rwとすると、A/D変換器40の動作点で
あるQ点におけるカウント数NrQは A1{EL(Z)±EL(B)−(A2・E1・Rr)(A3・Rw)}/A2
E1・Rr×Ns={A1(EL(Z)±EL(B)/A2・E1・Rr×Ns}−
{A1・A3・Rw・Ns} …(13) となる。ただし、A3は演算増幅器15の利得で
ある。この(13)式において第1項、すなわち
A1(EL(Z)±EL(B))/A2・E1・Rr×Nsはロードセル2の
出力に関 係する部分、第2項のA1・A3・Rw・NsはQ点
に設定するために与えられている電圧に関係する
部分であり、(第1項)≪(第2項)となつてい
る。そして、第2項にはRrが含まれていない。
したがつて、感度調整回路11のポテンシヨメー
タ13を操作してRrを可変しても第2項は変化
することなく一定である。一方、第1項に着目す
ると、ゼロバランスによるロードセル2の出力で
あるEL(B)はロードセル2の抵抗25によつて調整
することができる。したがつて、抵抗25を適当
に調整すればEL(Z)±EL(B)≒0とすることができ
る。このようにEL(B)が設定されると、(13)式に
おける第1項の分子が略ゼロとなり、Rrを可変
してもそれによつて第1項が変化することはほと
んどなくなる。なお、EL(Z)±EL(B)≒0とすること
は受け皿等の初荷重がロードセル2にかかつてい
る状態でロードセル出力を零に調整することであ
る。
このように、この装置によれば種々の利点を有
するものであるが、この装置を使用しつつA/D
変換器40の動作が動作状態から停止状態へ、あ
るいはその逆へ制御を外部信号により行なう必要
がある場合にはその動作上、つぎのような欠点を
有するものである。すなわち、第1図に示す回路
において、停止状態にあつてはアナログ電圧記憶
用のコンデンサ38,45,55の電荷が放電す
るため、使用再開時における時間T1が各コンデ
ンサ38,45,55を充電するに十分でない場
合があること、特に、A/D変換器を一度動作さ
せないとそのA/D変換器自体の動作が安定しな
いこと等の理由により所望する精度にてA/D変
換を行うことができないという問題がある。
本発明は、このような点に鑑みてなされたもの
で、前述した如き装置を使用しつつ外部信号によ
りA/D変換器の動作・停止を制御するようにし
たものにおいて、停止状態から動作状態とする場
合に回路内部を1回リフレツシユさせてからA/
D変換を行なわせることにより、所望の精度で
A/D変換を行なうことのできる重量測定装置に
おけるA/D変換器制御方法を提供することを目
的とするものである。
本発明の一実施例を第8図および第9図により
説明する。第1図ないし第7図で示した部分と同
一部分は同一符号を用い説明も省略する。まず、
第8図に示すようにA/D変換器40中の制御回
路53に対しスタート信号が入力され、このスタ
ート信号によりA/D変換器40が2回A/D変
換を行なつたことを示すための2ビツトのカウン
タ59がコンパレータ50の出力側に接続され、
このカウンタ59の2ビツト目からは変換終了信
号が出力されるような構成とされている。
そこで、まずスタート信号をLレベルとすると
制御回路53はA/D変換の1サイクルの動作が
完了した時点で次のA/D変換動作をしないで停
止する。他方、スタート信号をHレベルとすると
制御回路53が動作を開始してA/D変換動作を
行ない、Hレベルである期間中は順次次のサイク
ルのA/D変換動作を実行する。そこで、スター
ト信号をLレベルからHレベルに変化させると、
A/D変換動作が開始するがこの1回目のA/D
変換によりA/D変換器40がリフレツシユされ
ることとなる。そして、このA/D変換の1回目
の1サイクルが終了するとコンパレータ50が動
作する。この出力がカウンタ59に入力されてコ
ンパレータ50の動作した回数がカウントされ、
そのカウント数が2回となるとカウンタ59から
変換終了信号が出力される。したがつて、この変
換終了信号が出力されることにより、2回目に行
なわれたA/D変換によるデータが正確なデータ
であることが報知される。そして、このカウンタ
59はスタート信号がLレベルになつたときにリ
セツトされる。また、A/D変換器40を制御す
る側では、スタート信号をHレベルにしてから変
換終了信号を受取つた後にスタート信号をLレベ
ルにしてA/D変換器40を停止状態にしておく
ことができる。これらのタイミングチヤートを示
せば第9図のようになる。
このように、スタート信号によりA/D変換器
40にて2回のA/D変換を行なわせ、その1回
目のA/D変換ではA/D変換器をリフレツシユ
させ、2回目に行なわれたA/D変換によるデー
タを有効とさせることにより、停止状態から動作
状態にする場合に所望する精度にてA/D変換を
行なわせることができるものである。
なお、この実施例ではカウンタ59を設けて変
換終了信号を出力させているが、必ずしもカウン
タ59等は設ける必要がなく、2回目のA/D変
換データを有効とさせる手段であればよい。
本発明は、上述したようにスタート信号により
A/D変換器にて2回のA/D変換を行なわせ、
その1回目のA/D変換によりこのA/D変換器
をリフレツシユさせつつ2回目のA/D変換によ
り変換データを有効とさせたので、停止状態から
動作状態とする場合に所望の精度にてA/D変換
を行なわせることができる等の効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は従来例を示すもので、第
1図は回路構成図、第2図はロードセルの等価回
路図、第3図は入力電圧が負のときの積分器入力
部の等価回路図、第4図は入力電圧が正のときの
積分器入力部の等価回路図、第5図は積分器の動
作特性を示すグラフでaは入力電圧が負のときの
グラフ、bは入力電圧が正のときのグラフ、第6
図はA/D変換器の動作特性を示すグラフ、第7
図は部分回路構成図、第8図は本発明の一実施例
を示す回路構成図、第9図はそのタイミングチヤ
ートである。 1……基準電圧用電源、2……ロードセル、3
……直流増幅器、11……感度調整回路、16…
…高インピーダンス回路、17……バイアス回
路、40……A/D変換器、46……基準電圧発
生器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 荷重に応じて電圧信号を出力するロードセル
    と、基準電圧用電源と、この基準電圧用電源に接
    続された基準電圧発生器と、この基準電圧発生器
    と前記基準電圧用電源との間に介挿された感度調
    整回路と、前記基準電圧発生器を入力部に含みつ
    つ正・負両極性の入力に対して動作可能な二重積
    分形のA/D変換器と、高インピーダンス回路
    と、前記基準電圧用電源に対し前記感度調整回路
    およびこの高インピーダンス回路を介して接続さ
    れたバイアス回路と、このバイアス回路並びに前
    記ロードセルに入力部を接続しつつ前記A/D変
    換器に出力部を接続しその入力部には演算増幅器
    を設け出力部にはコンデンサを設けるとともに
    入・出力部に入・出力制御用の複数のスイツチ素
    子を設けてなる直流増幅器とを具備してなり、外
    部からの制御信号により前記A/D変換器を動
    作・停止させるようにした重量測定装置におい
    て、スタート信号により前記A/D変換器にて2
    回のA/D変換を行なわせ、その1回目のA/D
    変換によりこのA/D変換器をリフレツシユさせ
    つつ2回目のA/D変換による変換データを有効
    とさせたことを特徴とする重量測定装置における
    A/D変換器制御方法。
JP6250579A 1979-05-08 1979-05-21 A/d converter control method in weight measuring apparatus Granted JPS55154420A (en)

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US06/117,614 US4363693A (en) 1979-05-08 1980-02-01 Full-auto labeling system

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0570927U (ja) * 1992-02-27 1993-09-24 株式会社三葉製作所 発泡樹脂押出機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0570927U (ja) * 1992-02-27 1993-09-24 株式会社三葉製作所 発泡樹脂押出機

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