JPH0256323B2 - - Google Patents

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JPH0256323B2
JPH0256323B2 JP56162502A JP16250281A JPH0256323B2 JP H0256323 B2 JPH0256323 B2 JP H0256323B2 JP 56162502 A JP56162502 A JP 56162502A JP 16250281 A JP16250281 A JP 16250281A JP H0256323 B2 JPH0256323 B2 JP H0256323B2
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Mitsutoshi Narasaki
Yasuo Fujii
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MIKASA KAGAKU KOGYO KK
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MIKASA KAGAKU KOGYO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は医薬剤、動物用薬剤、農薬、防疫用薬
剤、肥料、飼料等各種の天然或いは合成生物活性
物質を粒子比重1.0以下、粒径5mm以下の微小中
空体に付着させ、これを粉粒、顆粒、錠剤等に適
宜成形し、これを施用した場合、水により崩壊、
浮遊し、含有する生物活性物質の発現速度を物理
化学的に調節する効果を有する組成物に関するも
のである。 近時、各種の方面で省エネルギー、環境保全の
要請が大となり、各産業部門でもこの目的のため
努力がはらわれ、逐次これらの成果があらわれて
いる。生物即ち、動物、微生物、植物に対する、
保護、育成、防除、殺滅等の分野においても、こ
の目的達成のために、種々の研究が行なわれてい
る。これらの研究は、要言すれば可及的に少量の
天然或いは合成の生物活性物質を使用し、極少の
エネルギーで環境保全に留意しつつ、生物体に生
物活性物質の作用を与えることにつきるものであ
る。そのため、従来は主として生物活性物質の研
究にその多くが費やされ、少量で有効性の大であ
る医薬、動物薬、農薬、防疫薬、肥料、飼料等が
研究開発されている。また一方、これらの生物活
性物質自体の改良ではなく、これらを支持し、運
搬するいわゆるキヤリヤー並びに製剤に関する研
究も行われている。本発明はこの製剤の改良に関
するものである。 本発明者等は、動物、植物、微生物は水相を生
命源とし、相互に有害、無害にかかわらず相関し
ながら生活しているので、生物の保護、育成、防
除、殺滅等に使用する生物活性物質の剤形は水相
において特に水相の表面において活性物質を作用
させる形状のものが最も良いことに着目し、これ
に最も適合した製剤を見い出し、本発明を完成し
た。 本発明は多孔質体乃至中空体に活性成分を合成
樹脂、あるいは石膏によつて付着させ、外界に通
ずる孔をふさいで中空体にし、且つ比重を1以
下、粒径5mm以下に調整した成型水面浮遊性生物
活性物質含有組成物である。 本発明に使用する多孔質体乃至中空体は一つの
みの気泡を有する連続した殻構造をもつものと、
二つ以上の独立気泡をもつもの、即ち泡構造をも
つものの何れでもよく、粒子比重は1.0以下で、
かつ、粒径或いは辺5mm以下の粒体或いは粉体で
ある。そして、その材質は無機質のものとして
は、珪酸ソーダ、硼砂を原料として加熱発泡させ
たマイクロバルーン、黒曜岩、真珠岩、松脂岩等
の天然ガラス質岩石よりのいわゆるパーライト、
アルミナよりのアルミナバルブ、シラスよりのシ
ラスバルーン(日本産業技術協会商標)、フライ
アツシユよりのセスノフエアー、ガラス質のフオ
ームグラス、セメントよりの泡セメント、又は粒
状活性炭、ゼオライト粒等、連続細孔を有する粉
粒体を表面被膜した成型物等があげられる。有機
のものとしてはフエノール樹脂よりのフエノール
マイクロバルーン、ポリ塩化ビニリデンよりのサ
ランマイクロスフエアー(ダウ社商標)、エポキ
シ樹脂よりのエコスフエアー(エマーソン社商
標)、フエノールマイクロバルーンを焼成炭化し
炭素バルーンとしたカーボスフエアー(ジエネラ
ル テクノロジー社商標)等があげられる。天然
植物製の多孔質乃至中空体としては、コルク粉粒
体、蒸熟米を乾燥粗砕分級し、熔煎膨化した米煎
粉粒体等があげられる。そして、これらの多孔質
乃至中空粒子は比重1.0以下で粒径又は辺5mm以
下のものである。 本発明に使用する生物活性物質は、動物、植
物、微生物に対し、保護、育成、防除、殺滅等の
作用を与える医薬、農薬、動物薬、防疫薬、肥
料、飼料等の天然或いは合成物質がすべて含まれ
る。 本発明において、前記の生物活性物質を前述の
多孔質乃至中空体に付着せしめるには、石膏、セ
メント、ベントナイト等の無機接着剤、カゼイ
ン、ニカワ、アラビアガム、グアーガム等の単独
又はグリセリン等の可塑剤併用、又は合成樹脂を
主成分とする有機接着剤等により適宜の制御され
た接着強度、耐候強度を保有する如く付着させ
る。更に必要ならば、他の賦型剤と併用して、粒
子比重を1.0以下の適当な数値を有する生物活性
物質を付着させた微粉粒体を作る。 このようにして得られた微粉粒体を、単独にそ
のまま、或いは、これに粉衣加工、又は他の賦形
増量剤と混合し、常法によつて粉粒状、顆粒状、
又は錠剤状の集合体に成型する。 本発明の組成物は以上のように構成されている
から、この組成物を施用した場合、環境水により
粉粒、顆粒、錠剤状の成型物は分級又は崩壊等の
変形過程により、成型物を構成している生物活性
物質を付着している粒径5mm以下の中空体に別か
れ、本来の粒子比重1.0以下をとることになり、
大きな浮力が自重より極度に大となつて、水面に
浮上し、水面の表面張力をうけて固体との接点、
例えば、これを水田に施用する場合は、水田中の
水稲の株元に集合する挙動をとる。更に毛細管現
象等により、株元水面との接点以上の水面より離
れて大気に接した葉鞘部に定着、付着するような
位置をとることができるので、生物活性物質の効
果発現に極めて好都合である。従つて、本発明の
組成物を水稲の病害紋枯病を始めとする菌核病の
防除に用いる場合は、これらの菌核菌が何れも病
源菌の菌核ステージにおいて、土中より水中、更
に水面から葉鞘へと、あたかも本発明組成物の効
果発現過程と同一挙動で伝染し発病するので、こ
れらの病源菌の防除に用いるのに最適のものであ
る。また、生物活性物質としてダイアジノン等の
或程度ガス効果によつて殺虫力を発揮するものを
用いた場合は、上記の如く、本発明組成物が防除
の最適位置で働くと同時に、水面浮上によつて、
直接ガス化が容易となり、効果の発現が速効的に
なる。また、生物活性物質として除草性物質を用
いる場合は、水系で雑草との接触面積乃至接触頻
度も大となり、除草効果を確実にする。また、水
中に棲息する害虫例えばボウフラ等を駆除する場
合は、施用後、水中で崩壊し、徐々に水面に浮揚
し、防疫用薬を付着した微小粒子が水面に浮遊し
ていることにより、これらの水虫棲息動物の挙動
と合致し、その駆除効果が一層高められる。更に
また、魚類等の水虫棲息動物の薬剤入り餌料に本
発明の組成物を用いる場合は、水中で崩壊し、薬
剤及び餌料を含んだ微小粒子が水表面に浮遊した
り水中に懸濁した状態となるので、魚類の喫餌に
極めて適した位置をとり得て、これを食すること
による魚の病菌の防除に効果がある。 以上の現象は、とりも直さず最小の薬量、餌量
で最大の効果をあげることになり、省資源、環境
保全とつながるものである。 次に本発明の実施例をあげ説明する。本発明は
これに限定されるものでない。 本実施例の部はすべて重量部を示す。 実施例 1 トリクロルイソシアヌル酸20%粒剤 トリクロルイソシアヌル酸(80%)25部 焼明バン(0.068〜0.2mm)25部 ポリビニルアルコール(けん化度 88モル%)
1部 マイクロバルーン(粒子比重、0.12 粒径0.1
〜0.3mm)49部 上記のトリクロルイソシアヌル酸、焼明バン、
ポリビニルアルコールを混合粉砕して粉末とし、
これに水をバインダーとしてマイクロバルーンに
粉衣乾燥する。 本品は浮遊率90.2%でプールの水の殺菌浄化剤
として後記試験例1の通り有効であつた。なお、
浮遊率は下記方法によつて測定した。 浮遊率の測定方法 水300mlを入れた500ml分液ロートに試料5gを
入れる。10分間静置後、1分間に30回の割合で倒
立を30回繰り返し、更に10分静置する。静置後下
層の固型物を排出除去し、浮遊部分を1G1のガラ
スフイルターにとり、乾燥し恒量にして重量
(Wg)を測り、その一部をとり、適当な化学分
析又は機器分析によつて含量(a%)を測定し、
次式により浮遊率を算定した。 浮遊率=aw/試料5g中の成分量(g)% 実施例 2 クロラムエニコール0.12%錠剤 クロラムフエニコール 0.12部 米煎粉粒(粒子比重0.3 粒径1〜2mm) 20部 グアーガム 0.38部 さなぎ粉粒(粒径1〜2mm) 79.5部 上記のグアーガム5%水溶液を用いて、クロラ
ムフエニコール原末を米煎粉粒に接着乾燥後、さ
なぎ粉粒と混合し、直径1cm、厚さ0.5mm/1錠
量約0.7gの錠剤に打錠した。 本品は浮遊率90.5%で、鯉白点病治療剤添加飼
料として、後記試験例2の通り著効があつた。 実施例 3 ダイアジノン5%粉粒剤 水不溶性液状殺虫剤ダイアジノン(2−イソプロ
ピル−4−メチルピリミヂル−6−ジエチルジチ
オホスフエート) 5部 シラスバルーン(粒子比重0.18、粒径0.05〜0.2
mm) 15部 ホワイトカーボン 3部 キシレンスルホン酸 1部 フエノールウレタン樹脂液(固形物分60%)2部 ベントナイト(粒径0.02〜0.05mm) 10部 硅砂(粒径0.068〜0.2mm) 64部 上記のシラスバルーンにダイアジノン、ホワイ
トカーボンを付着させ、キシレンスルホン酸、フ
エノールウレタン樹脂液で更に接着硬化させ、水
5部を用いてベントナイト、硅砂を粉衣する。
後、風乾して製品とする。 本品は浮遊率91.5%で、ツマグロヨコバイに対
し、後記試験例3の通り速効的に効果があつた。 実施例 4 バイジツト5%粒剤 水不溶性液状殺虫剤バイジツト(ジメチル−4−
メチルチオフエニルジチオホスフエート) 5部 軟質ポリウレタンホームビーズ(粒子比重0.2、
粒径0.1〜0.2mm) 10部 ホワイトカーボン 3部 エポキシ樹脂(固形分85%) 2部 ベントナイト(粒径0.02〜0.05mm) 30部 カオリン(粒径0.01〜0.05mm) 50部 上記の軟質ポリウレタンホームビーズにバイジ
ツト、ホワイトカーボンを粉衣させ、エポキシ樹
脂を加えて80℃で2時間硬化後、ベントナイト、
カオリンを混合し、水20部を加えて混練し、直径
0.9mmのスクリーンを用いて押し出し造粒し、乾
燥して製品とする。 本品は浮遊率83.4%で蚊幼虫(ボーフラ)に対
して後記試験例4の通りの著効があつた。 実施例 5 複合肥料粒剤(4−2−2) 尿素(N=43%) 10部 重焼成リン肥(P2O5=35%) 5.7部 硫酸カリ(K2O=45%) 4.5部 タルク(粒径0.02〜0.05mm) 34.7部 焼石膏 15部 メチレンブルー 0.1部 サランマイクロスフエアー(粒子比重0.2、粒径
0.1〜0.3mm) 30部 上記のサランマイクロスフエアーに尿素、重焼
成リン肥、硫酸カリ、焼石膏、タルクの混合粉砕
物をメチレンブルーをとかした水溶液15部を用い
て粉衣し、風乾し製品とする。 本品は浮遊率100%を示し、後記試験例5の通
りヒアインスレデイーダービー種の球根の水耕栽
培で肥効大きく、又水分蒸散防止に効果があつ
た。 実施例 6 DCPA−NAC粒剤(2.5−0.5) 水不溶固型除草剤、DCPA(3,4−ジクロルプ
ロピオンアニリド) 2.5部 NAC(N−メチル−1−ナフチルカーバメート)
0.5部 ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル
0.3部 ホワイトカーボン 4部 ドデシルベンゼンスルフオン酸 0.8部 エコスフエアー(粒子比重0.18、粒径0.1〜0.3mm)
10部 フエノールフラン共重合樹脂(固形物分75%)
1.5部 ザンタンガム 0.2部 ベントナイト(粒径0.02〜0.05mm) 10部 炭酸カルシウム(粒径0.07〜0.2mm) 70.575部 上記エコスフエアーにDCPA,NAC、ホワイ
トカーボンの混合粉砕物をポリオキシエチレンア
ルキルアリルエーテル及びドデシルベンゼンスル
ホン酸で粉衣付着せしめ、フエノールフラン共重
合樹脂液を加えて硬化皮膜を作り、ザンタンガム
4%水溶液を用いてベントナイト、炭酸カルシウ
ムを粉衣し、風乾して製品とする。 本品は浮遊率97.5%でミカン園下草除草剤とし
て、後記試験例6の通りの著効があつた。 実施例 7 MIPC4%粉粒剤 水不溶性固体殺虫剤MIPC(2−クメニルメチル
カーバメイト) 4部 焼石膏(粒径0.05〜0.1mm) 8部 コルク末(粒子比重0.18、粒径0.1〜0.2mm)20部 水 8部 炭酸カルシウム(粒径0.1〜0.2mm) 60部 上記のMIPC、焼石膏を予め混合粉砕した粉体
を、コルク末に混合し、水を加えて硬化させる。
後、炭酸カルシウムを混合して製品とする。 本品は、浮遊率94.7%で、後記試験例7の通
り、トビイロウンカに対し速効かつ持続性のある
殺虫力を示した。 実施例 8 シメトリンMCPBエチル粒剤(3−3) 水不溶性固体除草剤シメトリン(2,4−ビスエ
チルアミノ−6−メチルチオ−S−トリアジン)
3部 MCPB−エチル(4−クロロ−O−トリルオキ
シ酪酸エチル) 3部 シラスバルーン(粒子比重0.18、粒径0.05〜0.2
mm) 42部 焼成硅藻土(粒径0.046mm以下) 50部 ポリビニルアルコール(けん化度88モル%)2部 上記シラスバルーンに8%のポリビニルアルコ
ール水溶液を用いて焼成硅藻土を粉衣乾燥付着さ
せる。後、シメトリン、MCPB−エチル混融液
を吸着させて製品とする。 本品は浮遊率92.2%で、後記試験例8の通り水
田中期除草剤として10a当り1Kg、即ち、対照市
販除草剤使用量の1/3、シメトリン成分の投下量
も66.7%の10a当り0.03Kgで広葉雑草防除に著効
を示した。 試験例 1 縦25m、横15m、深さ1.5mのプール(562.5
m3)の浄化試験を行つた。薬剤供試前の水質は大
腸菌群数25個/mlであつた。
【表】 以上の如く本発明殺菌粒剤はトリクロルイソシ
アヌル酸成分量は市販錠剤の1/4で且つその効果
はより大きかつた。 試験例 2 2m3の養鯉槽に平均体重110gの当才鯉20匹を
投入養鯉し、3ケ月間の白点病による死亡率を観
察した。
【表】 以上の如く本発明の組成物である白点病治療薬
添加飼料の投与は死亡率0%で、かつ、食残飼料
もなく、水質を悪化することは全然なかつた。対
照槽は多少有機物腐敗の傾向があり、これも死亡
率増大と関係があるものと思量された。 試験例 3 1/5万ポツトに定植した水稲を、高さ約25cmに
切り、ポツトの水深を3cmに湛水した。これに、
薬剤を10a当り3Kgの割合で散布し、7日及び14
日経過後に、稲体にサラン網円筒(直径10cm、高
さ40cm)をかぶせ、予め飼育したツマグロヨコバ
エを各区20匹(♀)放飼し、24時間後の死虫率を
調査した。
【表】 以上の如く、本発明の組成物は、市販品に比
し、ツマグロヨコバエに対し、速効的に作用し
た。なお、水面浮上粒は殆ど稲の株元に集まり、
水面より上昇して大気中の葉鞘部位に付着してい
た。 試験例 4 5水槽に蚊幼虫ボーフラ40匹を放飼し、各粒
剤0.2g(有効成分2ppm濃度)を投与し、12時
間、24時間経過後の殺虫率を測定した。
【表】 以上の如く、本発明の組成物は、市販品に比
し、蚊幼虫ボーフラの防除剤として著効を示し
た。 試験例 5 ヒアシンスレデイーダービー種の球根(約58
g)を7日間、7〜10℃の暗冷蔵庫に入れて冬眠
処理し300ml容水耕用ガラスポツトで裁培した。
実施例5で製造した組成物は0.3gを投入し、対
照区としては尿素0.012g、重焼成りん肥0.017
g、硫酸カリウム0.014gを少量の水にとかして
加えた。この二つのポツトについて、開花開始所
要日数及び、その時の主枝の枝長を測定した。
【表】 以上の如く、本発明の組成物は開花及び肥効が
早くあらわれ、全体として成育を早めた。又、本
品の青色ビースは花の桃色、茎の緑、球根の淡褐
色、根の白色と変化にとみ、インテリヤ要素を向
上させた。又、水分の蒸散速度も多少おさえた。 試験例 6 実施例6で製造した本発明の組成物と市販のワ
イダツク水和剤(DCPA45%、NAC9%)とを使
用してミカン園下草の除草効果を観察した。
【表】 以上の如く、本発明の組成物は散粒作業で対照
の水を使つた噴霧作業に代替でき、労力の節減と
共に、除草効果も確実になつた。 試験例 7 実施例7で製造した本発明の組成物と市販の
MIPC粒剤4%を水稲本田5aに散粒し、散粒後4
日、7日、及び30日後のトビイロウンカ生息密度
を掬い取り法(5回振り値、一区10プロツト)に
より試験した。
【表】 以上の如く、本発明の組成物は市販のMIPC粒
剤より速効性及び残効性を兼備していることが認
められた。 試験例 8 実施例8で製造した本発明の組成物と市販のシ
メトリン、MCPB−エチル粒剤(シメトリン1.5
%、MCPB−エチル1.0%)を水田田植後、20日
に散布し、雑草防除の効果を観察した。
【表】 除草効果はノビエ、マツバイ、ホタルイ、ヘラ
オモダカ、ウリカワについて、殆ど枯死に至つた
ものを優、約90%除草面積を示すものを良とし
た。 以上の如く、本発明の組成物は10a当りの散布
量及び、成分量が市販粒剤に比して、少なく省資
源的でかつ環境保全的に優れた組成物である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 多孔質体乃至中空体に活性成分を合成樹脂、
    あるいは石膏によつて付着させ、外界に通ずる孔
    をふさいで中空体にし、且つ比重を1以下、粒径
    5mm以下に調整した成型水面浮遊性生物活性物質
    含有組成物。
JP16250281A 1981-10-12 1981-10-12 水面浮遊性生物活性物質含有組成物 Granted JPS5865203A (ja)

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