JPH0255271A - 窒化アルミニウム基板と金属板との接合構造 - Google Patents

窒化アルミニウム基板と金属板との接合構造

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Publication number
JPH0255271A
JPH0255271A JP20540988A JP20540988A JPH0255271A JP H0255271 A JPH0255271 A JP H0255271A JP 20540988 A JP20540988 A JP 20540988A JP 20540988 A JP20540988 A JP 20540988A JP H0255271 A JPH0255271 A JP H0255271A
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JP
Japan
Prior art keywords
aluminum nitride
layer
nitride substrate
material layer
metal plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP20540988A
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English (en)
Inventor
Yutaka Takeshima
裕 竹島
Yasunobu Yoneda
康信 米田
Yukio Sakabe
行雄 坂部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0255271A publication Critical patent/JPH0255271A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は窒化アルミニウム基板と金属板との接合構造
に関し、特にたとえばICパッケージやパワーダイオー
ドの基板などに用いられる、窒化アルミニウム基板と金
属板との接合構造に関する。
(従来技術) 第2図はこの発明の背景となる従来の窒化アルミニウム
基板と金属板との接合構造を用いたパワーダイオードの
取り付は構造を示す図解図である。
このパワーダイオードの取り付は構造1は窒化アルミニ
ウム基板2を含む。窒化アルミニウム基板2にはたとえ
ば銅板4などがはんだ3で接合されている。また、窒化
アルミニウムi+Fi、2上にパワーダイオード5がは
んだ6で取り付けられる。
窒化アルミニウムは熱伝導性の大きい材料であり、窒化
アルミニウム基板2に銅板4を接合したものは、ヒート
シンクとして有効である。したがって、窒化アルミニウ
ム基板2に銅板4を接合した基板2にパワーダイオード
5を取り付ければ、パワーダイオード5で発生した熱を
放散させることができる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、窒化アルミニウム基板は金属融液とのぬ
れ性が悪いため、銅板などの金属板との接合強度が小さ
い。さらに、窒化アルミニウム基板と銅板などの金属板
とはその熱膨張率が異なるため、雰囲気温度の影響で窒
化アルミニウム基板と金属板とが剥離しやすく、その信
頼性が低かった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、窒化アルミニウ
ム基板と金属板との接合強度が大きく、かつその信頼性
の大きい、窒化アルミニウム基板と金属板との接合構造
を提供することである。
(課題を解決するための手段) この発明は、窒化アルミニウム基板と、窒化アルミニウ
ム基板の主面上に形成されるタングステン層と、タング
ステン層の主面上に銀、アルミニウムおよび銅の中から
選ばれる金属材料で形成され、1μm以上の厚みを有す
る金属材層と、金属材層の主面上に形成されるろう材層
またははんだ層と、ろう材層またははんだ層の主面上に
形成される金属板とを含む、窒化アルミニウム基板と金
属板との接合構造である。
(発明の作用効果) この発明によれば、窒化アルミニウム基板と金属板との
接合強度を大きくすることができる。さらに、タングス
テン層および金属材層によって、窒化アルミニウム基板
と金属板との熱膨張率の差による応力が吸収される。そ
のため、雰囲気温度の影響によって窒化アルミニウム基
板と金属板とが剥離しにくくなり、その信頼性を高める
ことができる。
したがって、このような窒化アルミニウム基板と金属板
との接合構造を用いてICパッケージやパワーダイオー
ドの基板を形成すれば、ICパッケージやパワーダイオ
ードの基板がヒートシンクとして働き、ICチップやパ
ワーダイオードで発生した熱を放散することができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照しで行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図はこの発明の一実施例を示す断面図である。この
接合構造では、窒化アルミニウム基板10の主面上にタ
ングステンJi12が形成される。
さらに、タングステン層12の主面上には、金属材層1
4が形成される。金属材層14は、銀、アルミニウムお
よび銅の中から選ばれる金属材料で形成される。そして
、この金属材層14は、1μm以上の厚みになるように
形成される。
金属材層14の主面上には、ろう材層またははんだ層1
6が形成される。ろう材層16としては、たとえばAg
 Cuろうなどが用いられる。そして、ろう材層または
はんだ層16の主面上に、金属板18が形成される。つ
まり、窒化アルミニウム基板10と金属板18とが、タ
ングステン層12、金属材層14.ろう材層またははん
だ層16を介して接合される。
このような接合構造を得るために、まず、窒化アルミニ
ウム<A N N)粉末と焼結助剤としての酸化イツト
リウム(Y203 )を準備した。この窒化アルミニウ
ム粉末に酸化イツトリウムを3重量%添加、混合し、さ
らに有機バインダを加えてシート状に成形した。この成
形体を用いて、次の2種類の方法(A)、  (B)に
よって窒化アルミニウム基板とタングステン層とを形成
した。
(A)成形体を窒素雰囲気中において800℃で2時間
脱バインダ処理をした。脱バインダ処理をした成形体を
窒素雰囲気中において1850 ’cで5時間焼成し、
得られた焼結体上にタングステンペーストを塗布し、窒
素雰囲気中において1800℃で1時間焼成した。
(B)成形体上にタングステンペーストを塗布し、窒素
雰囲気中において800℃で2時間脱バインダ処理をし
たのち、窒素雰囲気中において1850℃で5時間焼成
した。
(A)および(B)の2つの方法によって形成されたタ
ングステン層上に、1艮、!同またはアルミニウムの金
属材層をめっき法または厚膜法によって形成した。この
金属材層上に、Ag−Cuろうによるろう付けあるいは
はんだ付けによって、銅板を接合した。
この金属板にリード線をはんだ付けし、金属板の面と直
角方向に引っ張って接合強度を測定した。
そして、その測定結果を表に示した。
表かられかるように、タングステン層上に1μm以上の
金属材層を形成することによって、(A)および(B)
のいずれの方法でタングステン層を形成しても、3kg
/mm”以上の大きな接合強度を得ることができる。さ
らに、このような窒化アルミニウム基板と金属板との接
合構造では、たとえば酸化物などの熱伝導阻害物質が生
じたすせず、その熱伝導性を大きくすることができる。
したがって、このような接合構造をICパンケージやパ
ワーダイオードの基板などに採用すれば、ICチップや
パワーダイオードで発生した熱を放散することができる
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図である。 第2図はこの発明の背景となる従来の窒化アルミニウム
基板と金属板との接合構造を用いたパワーダイオードの
取り付は構造を示す図解図である。 図において、10は窒化アルミニウム基板、12はタン
グステン層、14は金属材層、16はろう材層またはは
んだ層、18は金属板を示す。 特許出願人 株式会社 村田製作所 代理人 弁理士 岡 1) 全 啓 表 *印はこの発明の範囲外

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 窒化アルミニウム基板、 前記窒化アルミニウム基板の主面上に形成されるタング
    ステン層、 前記タングステン層の主面上に銀、アルミニウムおよび
    銅の中から選ばれる金属材料で形成され、1μm以上の
    厚みを有する金属材層、 前記金属材層の主面上に形成されるろう材層またははん
    だ層、および 前記ろう材層または前記はんだ層の主面上に形成される
    金属板を含む、窒化アルミニウム基板と金属板との接合
    構造。
JP20540988A 1988-08-17 1988-08-17 窒化アルミニウム基板と金属板との接合構造 Pending JPH0255271A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04167454A (ja) * 1990-10-31 1992-06-15 Hitachi Ltd 内燃機関用点火装置及び半導体装置の製造方法
EP0930282A1 (en) * 1998-01-16 1999-07-21 Denso Corporation Ceramic-metal junction structure and a method for manufacturing the same
JP2008096630A (ja) * 2006-10-11 2008-04-24 Ricoh Co Ltd クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置

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EP0930282A1 (en) * 1998-01-16 1999-07-21 Denso Corporation Ceramic-metal junction structure and a method for manufacturing the same
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