JPH0255060B2 - - Google Patents

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JPH0255060B2
JPH0255060B2 JP55067106A JP6710680A JPH0255060B2 JP H0255060 B2 JPH0255060 B2 JP H0255060B2 JP 55067106 A JP55067106 A JP 55067106A JP 6710680 A JP6710680 A JP 6710680A JP H0255060 B2 JPH0255060 B2 JP H0255060B2
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JP55067106A
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Kichihei Niiyama
Koji Ito
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Sophia Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、遊技盤上を流下する遊技球を受け
入れ難い又は全く受け入れない第1状態と遊技球
を受け入れ易い第2状態とに変換可能な変動入賞
装置を遊技盤に備えたパチンコ機に関し、特に、
弾発された遊技球の検出態様にもとづいて予め設
定された第1または第2変換条件により変動入賞
装置を変換作動して入賞確率増大状態に変化を与
え、且つ、各入賞確率増大状態に対応する効果音
を各々発生させるとともに、この入賞確率増大状
態に対応する表示態様で各々可視表示するように
したパチンコ機に関する。
〈従来の技術〉 従来、遊技盤上を流下する遊技球の受け入れ状
態を変換可能な変動入賞装置として所謂チユーリ
ツプが知られている。また、この変動入賞装置の
開状態の制御や開動作する変動入賞装置の指定制
御を、単にコンピユータにより行うようにしたパ
チンコ機が例えば特開昭52−105038号公報により
知られている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、上記したパチンコ機においては、変動
入賞装置の開状態(入賞確率増大状態)の聴覚的
且つ視覚的な報知手段が何もなく、遊技者がパチ
ンコ遊技中において最も神経を使つている変動入
賞装置の開状態と閉状態とのタイミングが分ら
ず、せつかく変動入賞装置が開状態となつたにも
拘らず遊技球の飛距離調整が間に合わない等の不
都合が生じていた。特に、パチンコ遊技に初心者
や女性等の不慣れな遊技者にとつては、一層不利
となる遊技であつた。
また、遊技者は上記パチンコ機でのパチンコ遊
技中において、常に変動入賞装置の開状態が気に
なり、必要以上に変動入賞装置の可動部材を凝視
するようになり、しかも一方では、遊技球の飛距
離調整をするべく遊技盤に弾発された遊技球の落
下状態も見届けなければならず、視覚的に無理が
生じ、遊技を続けて行つていると視覚を通じた精
神疲労が高まるという欠点を有していた。
さらに、上記パチンコ機でのパチンコ遊技中に
おいて、変動入賞装置の作動が開始されたこと及
び変動入賞装置の作動が停止したことを可動部材
の変換による視覚のみによつて識別していたた
め、特に臨場感に乏しく装飾効果に欠けた遊技内
容となつて、遊技者の遊技意欲を高めながらスリ
ルと興奮を与えるという変動入賞装置本来の総合
的なゲーム機能を十分に満たせないという欠点も
有していた。
そこで、本発明の目的は、聴覚的報知手段と視
覚的報知手段との相乗効果により、臨場感を高め
ながら変動入賞装置の入賞確率増大状態を遊技者
の誰にでも分り易くして公平なものとするととも
に、遊技中の遊技者の上記視覚的負担の増加を極
力抑えて、しかも遊技者の遊技意欲を惹起し遊技
盤表面の装飾的効果も高めてスリルと興奮を与え
るパチンコ機を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は上記目的を達成するものであつて、 遊技盤1表面にガイドレールで囲まれた遊技領
域を形成したパチンコ機において、 前記遊技領域内に設けられて、遊技球を受け入
れ難い又は全く受け入れない第1状態と遊技球を
受け入れ易い第2状態とに変換可能な変動入賞装
置(例えば変動入賞装置17A〜17H)と、 入賞した遊技球を検出して第1検出信号を発生
する第1入賞球検出手段(例えば入賞球検出器2
3)と、 予め設定した特別入賞口(例えばボーナス入賞
口14R,14L)に入賞した遊技球を検出し
て、第2検出信号を発生する第2入賞球検出手段
(例えばボーナス入賞検出器16R,16L)と、 効果音を発生することができる効果音発生手段
(例えばブザー35)と、 前記遊技領域内に設けられて、発光源(例えば
ランプ12B)を有する遊技状態表示手段(例え
ば表示器12)と、 前記変動入賞装置を第1入賞確率増大状態にす
るように当該変動入賞装置を前記第2状態に変換
する条件である第1変換条件と、前記変動入賞装
置を前記第1入賞確率増大状態より入賞確率の高
い第2入賞確率増大状態にするように当該変動入
賞装置を前記第2状態に変換する条件である第2
変換条件とを設定する変換条件設定手段(例えば
駆動回路57C、自己リセツト回路57D及びパ
ルス発振器56A、オンオフ駆動制御回路56
B、タイマ56E並びにオア回路61A〜61H
等)と、 前記第1入賞球検出手段の第1検出信号にもと
づいて、前記変換条件設定手段により設定された
第1変換条件で、前記変動入賞装置を前記第2状
態にして第1入賞確率増大状態を起生する第1入
賞確率増大状態制御手段(例えば駆動条件回路5
7A等)と、 前記第2入賞球検出手段の第2検出信号にもと
づいて、前記変換条件設定手段により設定された
第2変換条件で、前記変動入賞装置を前記第2状
態にして第2入賞確率増大状態を起生する第2入
賞確率増大状態制御手段(例えば条件回路56
C、ワンシヨツトパルス発生回路56D等)と、 前記第1入賞球検出手段の第1検出信号にもと
づいて、前記効果音発生手段から前記第1入賞確
率増大状態の効果音を発生させる第1の効果音発
生制御手段(例えば駆動条件回路57A、自己リ
セツト回路57D、オア回路58B等)と、 前記第2入賞球検出手段の第2検出信号にもと
づいて、前記効果音発生手段から前記第2入賞確
率増大状態の効果音を発生させる第2の効果音発
生制御手段(例えばパルス発振器55A、条件回
路56C、オア回路57E、アンド回路58A、
オア回路58B等)と、 前記第1入賞球検出手段の第1検出信号にもと
づいて、前記遊技状態表示手段を発光させて前記
第1入賞確率増大状態であることを可視表示する
第1遊技状態表示制御手段(例えば駆動条件回路
57A、自己リセツト回路57D、オア回路58
C等)と、 前記第2入賞球検出手段の第2検出信号にもと
づいて、前記遊技状態表示手段を発光させて前記
第2入賞確率増大状態であることを可視表示する
第2遊技状態表示制御手段(例えばパルス発振器
55A、条件回路56C、オア回路57E、アン
ド回路58A、オア回路58C等)と、 から成ることを特徴とするパチンコ機である。
〈作用〉 第1入賞球検出手段の第1検出信号にもとづい
て第1入賞確率増大状態制御手段が変換条件設定
手段で設定した第1変換条件のもとに変動入賞装
置を第1入賞確率増大状態に変換すると、第1の
効果音発生制御手段がこの第1入賞確率増大状態
の効果音を効果音発生手段から発生させるととも
に、第1遊技状態表示制御手段が遊技状態表示手
段を発光させて第1入賞確率増大状態であること
を可視表示する。一方、第2入賞球検出手段の第
2検出信号にもとづいて第2入賞確率増大状態制
御手段が変換条件設定手段で設定した第2変換条
件のもとに変動入賞装置を第1入賞確率増大状態
より入賞確率の高い第2入賞確率増大状態に変換
すると、第2の効果音発生制御手段がこの第2入
賞確率増大状態の効果音を効果音発生手段から発
生させるとともに、第2遊技状態表示制御手段が
遊技状態表示手段を発光させて第2入賞確率増大
状態であることを可視表示する。
〈実施例〉 以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて説
明するに、第1図において、1はパチンコ機2の
遊技盤で、遊技者が操作ダイヤル3を操作すると
発射装置4のレバー5によつて自動的に弾発され
た遊技球をガイドレール6に沿つて遊技盤1の上
部遊技領域から下部遊技領域に流下させ、遊技盤
1表面のガイドレール6で囲まれた遊技領域内に
配設された各種の入賞口へ入賞でき、入賞した遊
技球は第1入賞球検出手段として設けた入賞球検
出器23により検出されて第1検出信号が発せら
れるようになされている。
ここで遊技盤1の上部遊技領域の右及び左位置
には一対の特定入賞口10R及び10Lが設けら
れ、また飾り板11、遊技状態表示手段としての
表示器12を表面に有するセンターケース13の
表面下部の右及び左位置に予め設定した特別入賞
口として円孔でなる一対のボーナス入賞口14R
及び14Lが設けられている。特定入賞口10R
及び10Lに遊技球が入賞すれば裏面に設けられ
た特定入賞検出器15R及び15Lによつて検出
されるようになされ、同様にボーナス入賞口14
R及び14Lに遊技球が入賞すればこれを第2入
賞球検出手段としてのボーナス入賞検出器16R
及び16Lによつて検出されて第2検出信号が発
せられるようになされている。
これに加えて遊技盤1の上部遊技領域のほぼ中
央位置に第1の変動入賞装置17Aが配設され、
また中間上部遊技領域の右及び左位置に第2及び
第8の変動入賞装置17B及び17Hが配設さ
れ、また中間下部遊技領域の右及び左位置に第3
及び第7の変動入賞装置17C及び17Gが配設
され、さらに下部遊技領域の右、中間、左位置に
第4、第5、第6の変動入賞装置17D,17
E,17Fが配設され、かくしてセンターケース
13を中心にしてその周囲を時計方向に取り囲む
ように第1〜第8の変動入賞装置17A〜17H
が設けられている。
これら変動入賞装置17A〜17Hのうち上部
3個のもの、即ち第1、第2、第8の変動入賞装
置17A,17B,17Hにはそれぞれ遊技球が
入賞したときこれを検出する変動入賞検出器18
A,18B,18Eが設けられている。
一方、遊技盤1の裏面には特定入賞口10R及
び10L、ボーナス入賞口14R及び14L、変
動入賞装置17A〜17Hに入賞した遊技球を各
変動入賞検出器で検出後に回収する集合樋21が
設けられ、集合樋21から延出する排出樋22に
設けられた入賞球検出器23を遊技球が通過した
ときこれを検出するようになされている。
これらの検出器は例えばマイクロスイツチで構
成され、その検出出力が遊技盤1の裏面側に設け
られた電気的制御装置としての制御装置24内に
構成された駆動制御装置25に与えられ、その駆
動出力によつて第1〜第8変動入賞装置17A〜
17Hを駆動制御するようになされている。
この実施例のパチンコ機2は以上の構成に加え
て、上タンク26の賞球をシユート27、賞球排
出装置28、賞球樋29を介して供給皿30に排
出するようになされている。また、31は排出樋
22の上流側にあるセーフ球検出器でセーフ球が
通つたとき賞球排出装置28を作動して一定数の
賞球を供給皿30に排出し、32はパチンコ機表
面下方の受皿、33は遊技盤下方のアウト穴、3
4は打止表示器、35は効果音を発生する効果音
発生手段として設けたブザーである。なお、効果
音発生手段はブザー35に限らず効果音を発生で
きればどのようなものでもよく、例えば音源手段
を含むスピーカーでもよい。
センターケース13は、第2図に示す如く、基
板13Aの下部に円孔でなる特別入賞口としての
ボーナス入賞口14R及び14Lが設けられ、上
部の流下口13Bを通じて流下した遊技球が釘
(図示せず)によつて跳ね返されてボーナス入賞
口14R及び14Lのいずれかに飛び込み得るよ
うになされている。
遊技状態表示手段としての表示器12は照明筒
12A内に発光源であるランプ12Bを突設させ
た構成を有する。
変動入賞装置17A〜17Hは、遊技球を受け
入れ難い又は全く受け入れない第1状態と遊技球
を受け入れ易い第2状態とに変換可能な入賞装置
であり、第3図〜第5図にその一実施例を示して
いる。この構成を具体的に説明すると、41は遊
技盤1表面への取付板で、下部に設けられた導穴
入42の左右上部に植立された固定軸43R,4
3Lに一対の可動部材44R,44Lが回動自在
に装着され、その前下部をポケツト枠45によつ
てカバーされ、かくして可動部材44R,44L
間に落ち込んだ遊技球が可動部材44R,44L
に案内されて導入穴42を通つて取付板2の裏面
側に導出される。可動部材44R,44Lの背面
には取付板41に設けられた長孔46R及び46
Lをそれぞれ通じて後方に延長する駆動ピン47
R及び47Lが植立され、この駆動ピン47R及
び47Lが固定軸43R及び43Lの後端部に回
動自在に装着されたピニオンギヤ48R及び48
Lの係合孔49R及び49Lにそれぞれ僅かなガ
タをもつて係合されている。
ピニオンギヤ48R及び48Lは、ラツク50
と右及び左から係合し、ラツク50がその上端部
に後方に延長するように固定された作動ピン51
を押え板52の案内溝52Aに案内されて上下動
できるようになされ、このとき右及び左側ピニオ
ンギヤ48R及び48Lを互いに対線的に回動さ
れることにより、駆動ピン47R及び47Lを互
いに対線的に回動動作させる。作動ピン51の後
端部には割り溝51Aが形成され、これが電気的
駆動源としてのソレノイド53の作動杆53Aの
先端に取付けられた円板53Bと摺動自在に係合
することにより、ソレノイド53が励磁されたと
きラツク50が上方に突出することによりピニオ
ンギヤ48R,48Lを介して可動部材44R,
44Lを第3図の鎖線で示す開状態X1(第2状
態)に開かせる。これに対してソレノイド53が
消磁のとき作動杆53Aがスプリング53Cによ
つて引き込むことにより可動部材44R,44L
を第3図の実線で示す閉状態X2(第1状態)に閉
じさせる。
しかるにこの閉状態X2において可動部材44
R,44L間には遊技球の直径より僅かに広い間
隔が維持され、これにより低い入賞確率で遊技球
を入賞させ得る第1状態になる。これに対して開
状態X1において可動部材44R,44Lは左右
に十分開くことにより入賞確率が格段的に大きい
第2状態になる。
第1〜第8の変動入賞装置17A〜17Hは、
第6図に示す如き制御装置24内の駆動制御回路
25によつて変換制御され、これにより遊技盤1
上の遊技球の入賞確率及びその分布を変動させる
ようになされている。
駆動制御回路25は、本実施例では第1、第
2、及び第3のモードで第1〜第8の変動入賞装
置17A〜17Hを開閉制御するモード制御回路
55,56及び57と、ブザー及び表示器駆動回
路58とを有する。なお、第1、第2、第3モー
ドの遊技は、変動入賞装置17A〜17Hを予め
設定した変換条件にもとづいて、通常の遊技より
も入賞確率を段階的に増大して遊技者にとつて有
利となるように変換制御した遊技であり、第3モ
ードの遊技が通常の遊技よりも入賞確率が多少高
く、第1モードの遊技が第3モードの遊技よりも
多少入賞確率が高く、第2モードの遊技が第1モ
ードの遊技よりも多少入賞確率が高くなるように
設定してある。即ち、第2モード、第1モード、
第3モードの順で入賞確率が高くなるように設定
してある。
第1のモード制御回路55は左及び右特定入賞
検出器15R及び15Lを含んで構成され、特定
入賞口10R及び10Lに遊技球が入賞したとき
発生する検出信号によつて変動入賞装置のソレノ
イドを順次作動せしめ、所定時間(例えば、0.5
秒間)ごとに変動入賞装置17A,17B,17
C,17D,17E,17F,17G及び17H
を右回りに順次第1状態から第2状態に変換して
行き、かくして全部の変動入賞装置17A〜17
Hが開き終つた状態で一定時間、例えば2秒間静
止できるようになされている。
そのため第1のモード制御回路55は、パルス
発振器55A(周期が0.5秒)の出力パルスを計数
するカウンタ回路55Bを有し、第1番目の出力
パルスを計数したとき第1の出力端子T1に論理
「1」のオン制御信号を発生し、その後各出力端
子に順次論理「1」のオン制御信号を発生する。
かくして第1〜第8の出力端子T1〜T8の全部
にオン制御信号を送出した状態において、カウン
タ回路55Bは駆動信号形成回路55Cからリセ
ツト信号が到来するまでその状態をパルス発振器
55Aのパルス出力が到来しても変更せずに維持
するようになされている。
駆動信号形成回路55Cは、例えばフリツプフ
ロツプ回路でなり、互いに並列接続された右及び
左特定入賞検出器15R及び15Lが閉じたとき
ワンパルス発生器55Dによつて発生される1つ
のパルスによつてセツトされ、またリセツト信号
用オア回路55Eから得られるリセツトパルス信
号によつてリセツトされる。駆動信号形成回路5
5Cのリセツト側出力信号はカウンタ回路55
Bに駆動信号として与えられる。
しかるに駆動信号形成回路55Cは、常時はリ
セツト状態にあり、カウンタ回路55Bに論理
「1」の出力を与えており、このときカウンタ
回路55Bはパルス発振器55Aの出力パルスを
カウントしない。
この状態において右及び左特定入賞検出器15
R及び15Lが動作して駆動信号形成回路55C
がセツトされると、その出力が論理「0」にな
ることによりカウンタ回路55Bをリセツト解除
してカウント動作を開始させる。やがてカウンタ
回路55Bがカウントを終つて第7及び第8の出
力端子T7及びT8に論理「1」のオン制御信号を
発生させると、その第8の出力端子T8のオン制
御信号がタイマ55F(限時時間は例えば2秒)
に与えられて限時動作を開始させる。やがてタイ
マ55Fは限時動作を終つて出力パルスを発生し
てこれをオア回路55Eを介して駆動信号形成回
路55Cに対するリセツト信号として与え、これ
により出力を論理「1」状態に戻す。
カウンタ回路55Bの端子T1〜T8に得られる
オン制御信号はそれぞれオア回路61A〜61H
を介しさらにドライバ62A〜62Hを介して第
1〜第8の変動入賞装置17A〜17Hのソレノ
イド53に励磁信号を与える。したがつて、第1
〜第8の変動入賞装置17A〜17Hは、右又は
左入賞検出器15R又は15Lが遊技球の入賞を
検出したとき、パルス発振器55Aの周期(即ち
0.5秒)ごとに第1及び第2の変動入賞装置17
A及び17Bからはじまつて遊技盤1に向つて右
回りに順次変動入賞装置17……を開いていき、
全部が開き終つたときタイマ55Fの限時時間
(即ち2秒)の間だけ全開状態を維持した後、全
閉状態に戻ることになる。なお、55Gはイニシア
ルリセツト入力回路である。
第2のモード制御回路56は、右及び左ボーナ
ス入賞検出器16R及び16Lを含んで構成さ
れ、ボーナス入賞口14R又は14Lに遊技球が
入賞したとき発生する検出出力によつて、遊技盤
1の上半部に配設された第1、第2、第8の変動
入賞装置17A,17B,17Hを第1組とし、
また遊技盤1の下半部に配設された第3〜第7の
変動入賞装置17C〜17Gを第2組とし、第1
組及び第2組を交互に一斉に所定時間、例えば1
秒間隔で17秒間開閉動作させることにより入賞確
率を増大せしめ、この間に第1組の変動入賞装置
のどれかに遊技球が入賞したとき交互の開閉動作
を停止させて閉状態に戻すようになされている。
そのため第2のモード制御回路56は、パルス
発振器56A(周期が1秒)の出力パルスをフリ
ツプフロツプ回路構成のオンオフ駆動回路56B
に与えてパルスを供給するごとにセツト、リセツ
トを繰り返させるようになされ、そのセツト側Q
出力をそれぞれオア回路61A,61B,61H
を介しさらにドライバ62A,62B,62Hを
介して変動入賞装置17A,17B,17Hに与
えるとともに、リセツト側出力をそれぞれオア
回路61C〜61Gを介しさらにドライバ62C
〜62Gを介して変動入賞装置17C〜17Gに
与えるようになされている。
しかるにオンオフ駆動回路56Bにはその動作
許容信号としてフリツプフロツプ回路構成の条件
回路56Cのリセツト側出力が与えられる。条
件回路56Cにはそのセツト入力として、互いに
並列接続された右及び左ボーナス入賞検出器16
R及び16Lのいずれかが閉じたときワンシヨツ
トパルス発生回路56Dによつて発生される1つ
のパルスが与えられる。この条件回路56Cのリ
セツト側出力はタイマ56E(限時時間が17秒)
にスタート信号として与えられてパルス発振器5
6Bの出力パルスをカウント開始させ、その限時
出力パルスがオア回路56Fを介して条件回路5
6Cのリセツト入力として与えられる。即ち、本
実施例では、第2モード制御回路56では、パル
ス発振器56A、オンオフ駆動制御回路56B、
条件回路56C、ワンシヨツトパルス発生回路5
6Dが、第2入賞球検出手段であるボーナス入賞
検出器16R,16Lが遊技球を検出したことに
よる検出信号にもとづいて変動入賞装置17……
を、第1、第3モードの入賞確率増大状態よりも
入賞確率の高い第2入賞確率状態を起生する。
これに加えて条件回路56Cのリセツト入力と
して、互いに並列接続された変動入賞検出器18
A,18B,18Hのいずれかが閉じたときワン
シヨツトパルス発生回路56Gによつて発生され
る1つのパルスを受ける。このようにして条件回
路56Cがリセツトされると、オンオフ駆動回路
56Bはそのオンオフ動作を中止してリセツト状
態に戻り、タイマ56Eも限時動作を中止して復
帰する。即ち、予め設定した検出器からの信号が
電気的制御装置に与えられて、この電気的制御装
置に設定されている解除条件が達成したとき、第
2特定入賞状態制御手段により変動入賞装置17
……を初期の状態に復帰している。
このように第2のモード制御回路56は、右又
は左ボーナス入賞検出器16R又は16Lに遊技
球が入賞すると、オンオフ駆動回路56Bによつ
てパルス発振器56Aの周期(即ち1秒)ごとに
第1、第2、第8の変動入賞装置17A,17
B,17Hの第1組と、第3〜第7変動入賞装置
17C〜17Gの第2組とを交互にオンオフ動作
させる。
しかるに通常はタイマ56Eの限時時間(即ち
17秒)が経過すると、このオンオフ動作を終了す
るが、かかるオンオフ動作の間に第1、第2、第
8の変動入賞装置17A,17B,17Hに遊技
球が入賞すると、オンオフ駆動回路56Bがオフ
停止されることによりオンオフ動作を中止して停
止させることになる。
ここで第1のモード制御回路55の駆動信号形
成回路55Cの出力は第2のモード制御回路5
6の駆動条件回路56Cにセツト禁止信号として
与えられ、また駆動条件回路56Cの出力は駆
動信号形成回路55Cにセツト禁止信号として与
えられる。かくして駆動信号形成回路55C又は
駆動条件回路56Cのうち一方がセツト動作すれ
ばこのセツト状態がリセツトされない限り他方が
セツト動作できないように相互にインターロツク
回路が形成される。
第3のモード制御回路57は、第1入賞球検出
手段である入賞球検出器23を含んで構成され、
本実施例では特定入賞口10R,10L及びボー
ナス入賞口14R,14L以外の入賞口、即ち、
第1〜第8の変動入賞装置17A〜17Hに遊技
球が入賞したとき、これらの変動入賞装置のうち
の2つを予定の時間(例えば0.5秒間)開かせる
ことにより入賞確率を高める。ここで開くべき2
つの変動入賞装置は遊技球が入賞するごとに更新
指定され、これにより例えば右回りに2個づつ移
動するように構成することにより、第3モードの
遊技が通常の遊技よりも入賞確率が増大しても第
1、第2モードの遊技における入賞確率に比較し
てその率が低い第1入賞確率増大状態となるよう
になされている。
そのため、第3のモード制御回路57は入賞球
検出器23の出力によつてセツトされるフリツプ
フロツプ回路構成の駆動条件回路57Aを有し、
そのリセツト側出力を開指定回路57B及び駆
動回路57Cに与える。開指定回路57Bはバイ
ナリカウンタ構成となされ、駆動条件回路57A
の出力が論理「1」から「0」に立ち下つたと
きカウント動作してカウント内容を駆動回路57
Cに与える。駆動回路57Cは論理ゲート回路構
成となされ、入力に対応する4個の駆動出力端
T11,T12,T13,T14を介しさらにドライバ61
A及び61B,61C及び61D,61E及び6
1F,61G及び61Hを介してそれぞれ第1及
び第2の変動入賞装置17A、第3及び第4の変
動入賞装置17C及び17D、第5及び第6の変
動入賞装置17E及び17F、第7及び第8の変
動入賞装置17G及び17Hに論理「1」の駆動
信号を与える。
ここで駆動条件回路57Aはタイマを内蔵する
自己リセツト回路57Dを有し、駆動条件回路5
7Aがセツトされてそのセツト側Q出力が論理
「1」になつたとき自己リセツト回路57Dのタ
イマ(例えば限時時間が0.5秒である)をスター
トさせ、その限時出力パルスを駆動条件回路57
Aのリセツト端子Rに与えて自己リセツトするよ
うになされている。しかるに駆動回路57Cは駆
動条件回路57AのQ出力を動作条件信号として
受けており、従つて0.5秒経過後は駆動回路57
Cからの駆動信号の送出を終了させる。また、駆
動条件回路57Aの入力端には、上述の第1のモ
ード制御回路55の駆動信号形成回路55Cのセ
ツト側Q出力及び第2のモード制御回路56の駆
動条件回路56Cのセツト側Q出力をオア回路5
7Eを介しさらにインバータ57Fを介してセツ
ト条件信号として与え、かくして駆動信号形成回
路55C又は駆動条件回路56Cがセツトされた
とき、重ねて第3のモード制御回路57の駆動条
件回路57Aをセツトできないようになされてい
る。
このように第3のモード制御回路57は第1及
び第2モード制御回路55及び56が動作してい
ない状態において、変動入賞装置17A〜17H
に遊技球が入賞して入賞球検出器23の検出出力
が得られたとき開指定回路57Bにカウント入力
を与えてカウント内容を更新させるとともに、駆
動回路57Cに動作条件を与えて開指定回路57
Bにより指定された変動入賞装置の2つを自己リ
セツト回路57Dのタイマの限時時間(0.5秒)
の間だけ開かせる。即ち、第3モード制御回路5
7では、駆動条件回路57A、駆動回路57C、
自己リセツト回路57Dが第1入賞球検出手段と
しての入賞球検出器23が遊技球を検出したこと
による検出信号にもとづいて変動入賞装置17…
…を第1状態から第2状態にして第1入賞確率増
大状態を起生する。なお、第1入賞球検出手段
は、遊技盤1上に設けられて、予め定めた入賞口
に入つた遊技球だけを検出するようにしてもよ
い。
上記した様に、本実施例では、駆動回路57
C、自己リセツト回路57D、パルス発振器56
A、オンオフ駆動制御回路56B、タイマ56
E、並びにオア回路61A〜61H等が変換条件
設定手段として機能し、変動入賞装置17A〜1
7Hを第1入賞確率増大状態にするように当該変
動入賞装置17A〜17Hを第2状態に変換する
第1変換条件と、変動入賞装置17A〜17Hを
第1入賞確率増大状態より入賞確率の高い第2入
賞確率増大状態にするように変動入賞装置17A
〜17Hを第2状態に変換する第2変換条件とを
設定する。そして、駆動条件回路57A、駆動回
路57C、自己リセツト回路57Dなどが第1入
賞確率増大状態制御手段として機能し、第1入賞
球検出手段の第1検出信号にもとづいて、上記変
換条件設定手段により設定された第1変換条件
で、変動入賞装置17A〜17Hを第2状態にし
て第1入賞確率増大状態とする。また、パルス発
振器56A、オンオフ駆動制御回路56B、条件
回路56C、ワンシヨツトパルス発生回路56D
等が第2入賞確率増大状態制御手段として機能
し、第2入賞球検出手段の第2検出信号にもとづ
いて、変換条件設定手段により設定された第2変
換条件で、変動入賞装置17A〜17Hを第2状
態に変換して第2入賞確率増大状態とする。
制御装置24内のブザー及び表示器駆動回路5
8は、上述の第1〜第3のモード制御回路55〜
57の動作モードに対応した状態で、センターケ
ース13に設けられた表示器12を点灯させると
ともに、パチンコ機2の機枠2Aの表面下部に設
けられたブザー35(第1図)を鳴らすことによ
り遊技者に各々異なる入賞確率増大状態を報知す
る。
即ち、第1のモード制御回路55の駆動信号形
成回路55CのQ出力と、第2のモード制御回路
56の駆動条件回路56CのQ出力とをオア回路
57Eを介してアンド回路56Aに一方の条件信
号として受けるとともに、他方の条件信号として
パルス発振器55Aのパルス出力を受け、かくし
て上述のように左右の特定入賞口10R,10L
又は左右のボーナス入賞口14R,14Lに遊技
球が入賞したときパルス出力をアンド回路56A
を介しさらにオア回路58B及び58Cを介して
ブザー35及び表示器12のドライバ63及び6
4に与えることにより予定の時間(例えば0.5秒)
間隔で「ピツ、ピツ、……」というブザー35に
よる効果音を発生すると同時に、表示器12を点
滅させる。
ここで第1のモード制御回路55のカウンタ回
路55Bの第8の出力端子T8の出力がオア回路
58Bを介してブザー35のドライバ63に与え
られ、これにより第1のモード時において第1〜
第8の変動入賞装置17A〜17Hが全部開いた
状態のとき連続した「ピー」という効果音を発生
させる。
また、通常の遊技中においては、上述のインバ
ータ57Fの出力をアンド回路58Dにて受けて
パルス発振器56Aの出力をオア回路58Cを介
して表示器12のドライバ64に与えてゆつくり
と(例えば1秒間隔で)表示器12を点滅させ
る。
この状態において、入賞球検出器23からの検
出信号を受けた駆動条件回路57AがQ出力を送
出したときこれをオア回路58Cを介して表示器
12のドライバ64に与えるとともに、オア回路
58Bを介してブザー35のドライバ63に与
え、かくして2つの変動入賞装置を開いている
0.5秒の間は表示器12を点灯するとともにブザ
ー35を鳴らせる。
以上の構成において、第1〜第8の変動入賞装
置17A〜17Hが開いていないとき各変動入賞
装置は、入賞確率が低い第3図の実線図示の閉状
態X2にある(第1状態)。従つて、遊技者は遊技
盤1の全域について入賞確率が低い状態で遊技を
することになる。
しかるにこの状態において、例えば変動入賞装
置17A〜17Hの1つに遊技球が入賞すると第
3の動作モードに入り、駆動条件回路57Aが動
作して開指定回路57Bのカウント内容を「1」
だけカウントアツプして、例えば「0」から
「1」に更新することにより駆動回路57Cによ
つて第3及び第4の変動入賞装置17C及び17
Dを0.5秒間開くとともに、表示器12及びブザ
ー35を作動させる。この状態においてその後続
いて変動入賞装置17A〜17Hに遊技球が入賞
すればその都度開指定回路57Bがカウント内容
を「1」づつカウントアツプして駆動回路57C
により第5及び第6の変動入賞装置17E及び1
7F→第7及び第8の変動入賞装置17G及び1
7H→第1及び第2の変動入賞装置17A及び1
7B→第3及び第4の変動入賞装置17C及び1
7Dをその順に0.5秒だけ開くようになされてい
る。
従つて、遊技者は変動入賞装置等に遊技球を入
賞させることにより、遊技盤1の一部領域の入賞
確率を一定時間の間高めるとともに、この入賞確
率の高い領域を順次遊技球が入賞するごとに点々
と移動させることができる。
かくしている間に右又は左特定入賞口10R又
は10Lに遊技球が入賞すると、第1の動作モー
ドに入り、第1のモード制御回路55のカウンタ
回路55Bがリセツトされてカウント動作を開始
し、第1〜第8の変動入賞装置17A〜17Hを
次々と0.5秒間隔で開いていき、全部が開いた状
態を2秒間継続する。これに応じて表示器12が
点滅した後に連続点灯するとともに、ブザー35
が間欠的に鳴つた後に連続的に鳴る。そこで遊技
者は時間の経過とともに遊技盤1の入賞確率の高
い領域が右回りに拡がつていく中で遊技でき、ス
リリングな遊技を楽しむことができる。
また、この第1の動作モードが終つて全ての変
動入賞装置が閉じた後に右又は左ボーナス入賞口
14R又は14Lに遊技球が入賞すると第2の動
作モードに入り、第2のモード制御回路56のオ
ンオフ駆動回路56Bによつて上部3個の変動入
賞装置17A,17B,17Hの組と、下部5個
の変動入賞装置17C〜17Gの組とが交互に1
秒間隔で開閉し、その都度表示器12が点滅し、
ブザー35が鳴る。そこで遊技者は上下方向に入
賞確率の高い領域が交互に入れ換わる中で遊技を
続けることができる。
しかし、この状態は17秒間継続可能となつてい
るがこの間に、例えば上部3個の変動入賞装置1
7A,17B,17Hの組が開いて遊技盤1の上
部領域の入賞確率を高めたときにそのどれかに遊
技球が入賞して解除条件が成立すれば、第2のモ
ード制御回路56の駆動条件回路56Cがリセツ
トすることにより17秒という終了条件の成立を待
たずに上記解除条件の成立によつて全ての変動入
賞装置が閉じて、第2の動作モードが終了する。
この様に、本実施例では、駆動条件回路57
A、自己リセツト回路57D、オア回路58Bが
第1の効果音発生制御手段として機能し、第1入
賞球検出手段である入賞球検出器23が遊技球を
検出して第1検出信号を発した場合には、効果音
発生手段であるブザー35を0.5秒間鳴らすこと
により第1入賞確率増大状態を遊技者に聴覚的に
報知し、また、パルス発振器55A、条件回路5
6C、オア回路57E、アンド回路58A、オア
回路58Bが第2の効果音発生制御手段として機
能し、第2入賞球検出手段であるボーナス入賞検
出器16R,16Lが遊技球を検出して第2検出
信号を発した場合には、ブザー35を0.5秒間隔
で鳴らし続けることにより第2入賞確率増大状態
を遊技者に聴覚的に報知する。そして、駆動条件
回路57A、自己リセツト回路57D、オア回路
58Cが第1遊技状態表示制御手段として機能
し、第1入賞球検出手段である入賞球検出器23
が遊技球を検出して第1検出信号を発した場合に
は遊技状態表示手段である表示器12のランプ1
2B,12Bを0.5秒点灯することにより第1入
賞確率増大状態を遊技者に視覚的に報知し、ま
た、パルス発振器55A、条件回路56C、オア
回路57E、アンド回路58A、オア回路58C
が第2遊技状態表示制御手段として機能し、第2
入賞球検出手段であるボーナス入賞検出器16
R,16Lが遊技球を検出して第2検出信号を発
した場合には表示器12のランプ12B,12B
を0.5秒間隔で点滅し続けることにより第2入賞
確率増大状態を遊技者に視覚的に報知する。した
がつて、遊技者は、ブザー35の音や表示器12
の点灯乃至点滅状態により聴覚的・視覚的に変動
入賞装置の入賞確率増大状態を識別することがで
きる。
なお、本実施例では、効果音発生手段であるブ
ザー35の発音時間の差により第1入賞確率増大
状態と第2入賞確率増大状態とを識別させたが、
本発明では聴覚的に識別できればどのような発音
態様でもよく、例えば発音時間を0.3秒と1秒間
隔にしたり、音の大きさや音色に差をつけたりし
てもよい。また、遊技状態表示手段である表示器
12のランプ12Bを0.5秒点灯することと0.5秒
間隔で点滅し続けることにより第1入賞確率増大
状態と第2入賞確率増大状態とを識別させたが、
本発明では視覚的に識別できればどのようにして
もよく、例えば0.3秒間の点灯と1秒間隔の点滅
にしたり、明るさや色彩で識別させるようにして
もよい。
また、本実施例では、第1又は第2の動作モー
ドであるときは第3のモード制御回路57の駆動
条件回路57Aへの入力が抑止されることによ
り、第3の動作モードには入ることができない。
さらに、上述の実施例においては遊技盤1の表
面に複数の変動入賞装置17A〜17Hを円状に
配設した場合について説明したが、本発明は、
種々の形態を採用することができ、例えば変動入
賞装置を1個に限定してセンターケース13に設
けて、この変動入賞装置の変換状態により複数の
入賞確率増大状態を起生させるようにしてもよ
い。
〈発明の効果〉 以上のように本発明は、第1入賞球検出手段の
第1検出信号にもとづいて変換条件設定手段で設
定した第1変換条件のもとに変動入賞装置を第1
入賞確率増大状態に変換し、第2入賞球検出手段
の第2検出信号にもとづいて変換条件設定手段で
設定した第2変換条件のもとに変動入賞装置を前
記第1入賞確率増大状態よりも入賞確率の高い第
2入賞確率増大状態に変換するようにして、変動
入賞装置の入賞確率増大状態の差によつて遊技価
値を少なくとも2段階に異ならしめている。した
がつて、遊技内容を多様化できることは勿論のこ
と、遊技者はより大きな遊技価値を獲得すべく熱
中して遊技意欲が著しく高揚される。
また、変動入賞装置の第1入賞確率増大状態及
び第2入賞確率増大状態を効果音発生手段により
異なる効果音を各々発生させて報知せしめるとと
もに、尚且つ、遊技状態表示手段により異なる表
示態様で各々可視表示して報知する。したがつ
て、遊技者の最大の関心事である変動入賞装置の
第1入賞確率増大状態と第2入賞確率増大状態と
が、各々対応する効果音及び対応する表示態様に
より聴覚及び視覚を通じて明確に識別でき、換言
すれば現在進行中の遊技の価値を聴覚と視覚を通
じて遊技者に確実に報知することができる。この
ため、遊技球の飛距離調整等のパチンコ遊技上の
作戦が立て易く、変動入賞装置の入賞確率増大状
態が遊技者の誰にでも分り易い公平な楽しいもの
とすることができるし、遊技者は聴覚的報知手段
と視覚的報知手段とにより必要以上に変動入賞装
置の可動部材を凝視する必要がなくなり、特に視
覚的な疲労が軽減されて楽しい気分で遊技を続行
することができる。。
さらに、聴覚的報知手段と視覚的報知手段との
相乗効果により、遊技の臨場感を高めて、しかも
遊技者の遊技意欲を惹起し遊技盤表面の装飾的効
果も高めてスリルと興奮を与えるパチンコ機を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
はパチンコ機の正面図、第2図は変動入賞装置の
斜視図、第3図は変動入賞装置の正面図、第4図
は変動入賞装置の背面図、第5図は変動入賞装置
の分解斜視図、第6図は駆動制御回路のブロツク
配線図である。 図中、1は遊技盤、2はパチンコ機、10は特
定入賞口、12は表示器、13はセンターケー
ス、14はボーナス入賞口、16はボーナス入賞
検出器、17は変動入賞装置、18は変動入賞検
出器、23は入賞球検出器、24は制御装置、2
5は制御回路、35はブザー、53はソレノイド
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 遊技盤表面にガイドレールで囲まれた遊技領
    域を形成したパチンコ機において、 前記遊技領域内に設けられて、遊技球を受け入
    れ難い又は全く受け入れない第1状態と遊技球を
    受け入れ易い第2状態とに変換可能な変動入賞装
    置と、 入賞した遊技球を検出して第1検出信号を発生
    する第1入賞球検出手段と、 予め設定した特別入賞口に入賞した遊技球を検
    出して、第2検出信号を発生する第2入賞球検出
    手段と、 効果音を発生することができる効果音発生手段
    と、 前記遊技領域内に設けられて、発光源を有する
    遊技状態表示手段と、 前記変動入賞装置を第1入賞確率増大状態にす
    るように当該変動入賞装置を前記第2状態に変換
    する条件である第1変換条件と、前記変動入賞装
    置を前記第1入賞確率増大状態より入賞確率の高
    い第2入賞確率増大状態にするように当該変動入
    賞装置を前記第2状態に変換する条件である第2
    変換条件とを設定する変換条件設定手段と、 前記第1入賞球検出手段の第1検出信号にもと
    づいて、前記変換条件設定手段により設定された
    第1変換条件で、前記変動入賞装置を前記第2状
    態にして第1入賞確率増大状態を起生する第1入
    賞確率増大状態制御手段と、 前記第2入賞球検出手段の第2検出信号にもと
    づいて、前記変換条件設定手段により設定された
    第2変換条件で、前記変動入賞装置を前記第2状
    態にして第2入賞確率増大状態を起生する第2入
    賞確率増大状態制御手段と、 前記第1入賞球検出手段の第1検出信号にもと
    づいて、前記効果音発生手段から前記第1入賞確
    率増大状態の効果音を発生させる第1の効果音発
    生制御手段と、 前記第2入賞球検出手段の第2検出信号にもと
    づいて、前記効果音発生手段から前記第2入賞確
    率増大状態の効果音を発生させる第2の効果音発
    生制御手段と、 前記第1入賞球検出手段の第1検出信号にもと
    づいて、前記遊技状態表示手段を発光させて前記
    第1入賞確率増大状態であることを可視表示する
    第1遊技状態表示制御手段と、 前記第2入賞球検出手段の第2検出信号にもと
    づいて、前記遊技状態表示手段を発光させて前記
    第2入賞確率増大状態であることを可視表示する
    第2遊技状態表示制御手段と、 から成ることを特徴とするパチンコ機。
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