JPH0253665A - 車両用運転操作装置 - Google Patents

車両用運転操作装置

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JPH0253665A
JPH0253665A JP20416888A JP20416888A JPH0253665A JP H0253665 A JPH0253665 A JP H0253665A JP 20416888 A JP20416888 A JP 20416888A JP 20416888 A JP20416888 A JP 20416888A JP H0253665 A JPH0253665 A JP H0253665A
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steering wheel
driver
moving
shift lever
movement
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Yuichi Abe
裕一 阿部
Takayuki Yagishima
柳島 孝幸
Hiroyuki Asano
浅野 浩之
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K20/00Arrangement or mounting of change-speed gearing control devices in vehicles
    • B60K20/02Arrangement or mounting of change-speed gearing control devices in vehicles of initiating means
    • B60K20/04Arrangement or mounting of change-speed gearing control devices in vehicles of initiating means floor mounted

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Controls (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は車両用運転操作装置に関する。
従来の技術 車両用運転操作装置の中には、例えば実開昭51−13
0841号公報や実開昭59−106727号公報に示
されているように、ステアリングホイール以外の操作・
機能部品の内のlっであるシフトレバ−装置を運転席に
連動できるようにしたものが知られている。
発明が解決しようとする課題 前述した運転操作装置において、運転者が運転席に着座
してステアリングホイールと運転席との間の距離を最適
に調整しても、シフトレバ−装置が運転席と連動するの
みであるから、シフトレバ−装置がその運転者にとって
操作適正位置に設定されない。つまり腕の長い運転者や
腕の短い運転者の場合にはステアリングホイールを操作
適正位置に設定したとしても、ステアリングホイール以
外の操作機能部品を操作適正位置に移動できないので、
ステアリングホイール以外の操作機能部品の操作性に欠
ける。
課題を解決するための手段 ステアリングホイールの操舵中心を移動するステアリン
グホイール移動装置と、車体に運転席とは別体に移動可
能に設けられたステア′リングホイ−ル以外の操作機能
部品を移動する機能部品移動装置と、ステアリングホイ
ールの操舵中心の移動量を検出する検出部と、これが検
出したステアリングホイールの移動量にもとづいて制御
指令を機能部品移動装置に出力して前記操作機能部品を
操作適性位置に移動制御する制御機能部とを備えている
作用 ステアリングホイールを運転者の運転し易い適性位置に
移動すると、このステアリングホイールの移動量を検出
部が検出し、この検出したステアリングホイールの移動
量に応じて制御機能部が機能部品移動装置に制御単令を
出力し、もってステアリングホイール以外の操作機能部
品が操作適性位置に移動される。
実施例 第1〜5図に示すようにこの実施例の運転操作装置は、
大まかには、ステアリングホイール5の操舵中心Oを上
下方向と前後方向とに移動するステアリングホイール移
動装置lと、車体6に運転席18とは別体に移動可能に
設けられたステアリングホイール5以外の操作機能部品
としてのンフトレバー装置40を上下方向と前後方向と
に移動する機能部品移動装置2と、ステアリングホイー
ル5の操舵中心0の移動量を検出する検出部3と、これ
が検出したステアリングホイールの移動量にもとづいて
制御指令を機能部品移動装置2に出力してシフトレバ−
装置40を操作適性位置に移動制御する制御機能部4と
を備えている。
ステアリングホイール5は第2図に示すようステアリン
グコラム7に内蔵したステアリングホイール移動装置1
を介して上下方向と11り後方向とに移動可能に組み付
けられている。具体的には、ステアリングコラム7に内
蔵したステアリングシャフト8がダシュボード側のロア
シャフト8aと、これにユニバーサルジヨイント9を介
して連結したミドルシャフト8bと、これにスプライン
嵌合部lOを介して連結したアッパシャフト8Cとで構
成されている。ロアシャフト8aのユニバーサルジョイ
ント9近傍下部にはブラケット11がラジアルボールベ
アリング12を介して回動自在に取り付けられている。
ブラケット11はインストルメントパネル13にボルト
!4で締結されている。ミドルシャフト8bには有底円
筒体に構成したアウタチューブ15が固定されている。
アウタチューブ15にはインナチューブI6が摺動自在
に内接嵌合されている。インナチューブ16はアッパシ
ャフト8cにラジアルボールベアリング17を介して回
動自在に取り付けられている。アッパシャフト8cの上
部にはステアリングホイール5が取り付けである。した
がって、ステアリングホイール5の操舵力はアッパシャ
フト8c、スプライン嵌合部10. ミドルシャフト8
b、ユニバーサルジヨイント9.ロアシャフト8a、図
外のギヤボックス、図外のタイロツド等の動力伝達部材
を経て図外の操舵輪に伝達される。
ここでステアリングホイール移動装置lは、第1.2図
に示すようにステアリングホイール5の操舵中心Oを上
下方向に移動するチルト移動装置20と、ステアリング
ホイール5の操舵中心0を前後方向に移動するテレスコ
ピック移動装置30とで構成されている。
チルト移動装置20は、電動型に構成されていることか
ら、ブラケット!1に取り付けたアクチュエータとして
のステッピングモータ2■を備えている。ステッピング
モータ21の出力軸にはギヤトレーン22を介してねじ
棒23が連結されている。ねじ棒23はブラケット16
にステー24を介してその軸方向には静+hLかつ周方
向には回動自在に取り付けられている。ねじ棒23のス
テー24より上方に突出する部分にはナツト25がねじ
嵌合装着されている。ナツト25の外周面にはチルトロ
ッド26の一端がビン27で連結されている。チルトロ
ッド26の他端はアウタチューブ15の底部−側にボー
ルジヨイント28で連結されている。したがって、チル
ト移動装置20はステプピングモータ2!の正転、逆転
によりステアリングホイール5を、ユニバーサルシタイ
ンド9を中心として矢印X1で示す上下方向に移動させ
る。
テレスコピック移動装置30は、電動型に構成されてい
ることから、アウタチューブ15の外周面に取り付けた
アクチュエータとしてのステッピングモータ31を備え
ている。ステッピングモータ31の出力軸にはギヤトレ
ーン32を介してナツト33が連結されている。ナツト
33にはテレスコピックロッド34がねじ嵌合装着され
ている。
テレスコピックロッド34の上端はインナチューブ16
の上部に固定したステー35に軸方向には静止しかつ周
方向には回動自在に取り付けられている。したがって、
テレスコピック移動装置30はステッピングモータ3I
の正転、逆転によりステアリングホイール5を、スプラ
イン嵌合部10とアウタデユープ15とインナチューブ
16とで案内しながら第2図に矢印X、で示す前後方向
に移動させる。
一方、シフトレバ−装置40は第3図に示すよう車体6
に取り付けたユニットケース41に内蔵した機能部品移
動装置2を介して運転席18とは別体に上下方向と前後
方向とに移動可能に組み付けられている。この実施例で
はシフトレバ−装置40としてオートトランスミッショ
ンタイプを使用しであることから、シフトレバ−42を
Pレンジ、Nレンジ、Dレンジ、lレンジ、2レンジに
操作可能に支持する装置本体43がユニトケース4Iに
収納されている。シフトレバ−43は図外のトランスミ
ッションのコントロールレバー44にコンタクトロッド
45を介して連結されている。
コンタクドロブト45はコントロールレバー側ロッド4
5aとシフトレバ−側ロッド45bとに分割され、これ
らコントロールレバー側ロッド45ユの分割端部とシフ
トレバ−側ロッド45bの分割端部とがターンバックル
46を介して軸方向に伸縮自在に連結されている。ター
ンバックル46のシフトレバ−側ロッド45bにねじ嵌
合しているねじ棒46aは、第3.4図に示すようにコ
ントロールレバー側ロッド45aにアウタチューブ46
bを介して軸方向には静止しかつ周方向には回転自在に
同軸に連結されている。アウタチューブ46bとねじ棒
46aの鍔部とコントロールレバー側ロッド45aとの
間のそれぞれにはスリーブ46c、46dが介装されて
いる。ターンバックル46は、シフトレバ−装置40が
車体6に対して上下方向と前後方向とに移動可能に組み
付けられていることから、電動型に構成したアジャスト
移動装置50で伸縮駆動されるようになっている。アジ
ャスト移動装置50はアウタチューブ46bの外周面に
取り付けたアクチュエータとしてのステッピングモータ
5Iを備えている。ステプピングモータ5Iの出力軸が
ギヤトレーン52を介してねじ棒46aに連結されてい
る。したがって、アジャスト移動装置50はステッピン
グモータ51の正転、逆転によりコンタクトロッド45
を、ターンバックル46で誘導しながら第4図に矢印Y
で示すように軸方向に伸縮させる。
機能部品移動装置2は、第3図に示すようにシフトレバ
−装置40を上下方向に移動する機能部品上下移動装置
60と、シフトレバ−装置40を前後方向に移動する機
能部品前後移動装置70とで構成されている。
機能部品上下移動装置60は、電動型に構成しであるこ
とから、アクチュエータとしてのステッピングモータ6
Iを備えている。ステッピングモータ61は第3.4図
に示すようにユニットケース41の底壁にガイド機構6
2を介して前後方向に移動可能に組み付けられている。
ガイド機構62は、レール62aと、これに摺接係合す
る凹部62bとで構成されている。ステッピングモータ
61の出力軸は装置本体43の底面にねじ嵌合されてい
る。装置本体43とユニットケース41の土壁との間に
は装置本体43を下方(ステッピングモータ61側)に
付勢するリターンスプリング63が介装されている。し
たがって、機能部品上下移動装置60はステッピングモ
ータ6!の正転。
逆転によりシフトレバ−装置40を、リターンスプリン
グ63の弾性作用下で第3図に矢印Z1で示す上下方向
に移動させる。
機能部品前後移動装置70は、電動型に構成しであるこ
とから、アクチュエータとしてのステッピングモータ7
璽を備えている。ステッピングモ−夕71は第3.4図
に示すようにユニットケース41の重壁にガイド機構7
2を介して上下方向に移動可能に組み付けられている。
ガイド機構72は、レール72aと、これに摺接係合す
る凹部72bとで構成されている。ステッピングモータ
7!の出力軸は装置本体43の前壁面にねじ嵌合されて
いる。装置本体43とユニットケース41の後壁との間
には装置本体43を前方(ステッピングモータ71側)
に付勢するリターンスプリング73が介装されている。
したがって、機能部品−に上移動装置70はステッピン
グモータ71の正転、逆転によりシフトレバ−装置40
を、リターンスプリング73の弾性作用下で第3図に矢
印7、 tで示す上下方向に移動させる。
検出部3は、ステアリングホイール移動装置lがステッ
ピングモータ21.31を備えていることから、ステッ
ピングモータ21.31に設けたエンコーダ80.81
で構成されている。
制御機能部4は第1図に示すように検出部3が検出した
ステアリングホイール5の移動量にもとづいて制御指令
Q、、Q、を機能部品移動装置2に出力してシフトレバ
−装置40を操作適性位置に移動制御するものである。
具体的には制御機能部4は、ステアリングホイール5を
チルト運動するステッピングモータ21の駆動によるエ
ンコーダ80からの出力に1を取り込んで、制御機能部
4に予めプログラミングされたエンコーダ80の回転位
置出力に1に応じたシフトレバ−装置40の」二下方向
の操作適性位置に相当する移動量を演算し、この演算移
動量に相当する制御指令Q1を機能部品上下移動装置6
0のステッピングモータ61に出力するとともに、ステ
アリングホイール5をテレスコピック運動するステッピ
ングモータ31の駆動によるエンコーダ81からの出力
K。
を取り込んで、制御機能部4に予めプログラミングされ
たエンコーダ81の回転位置出力に、に応じたシフトレ
バ−装置40の前後方向の操作適性位置に相当する移動
量を演算し、この演算移動量に相当する制御指令Q、を
機能部品上下移動装置70のステッピングモータ71に
出力する。また制御機能部4は制御機能部4に予めプロ
グラミングされたエンコーダ80.81の回転位置出力
K 1.K tのそれぞれに応じたターンバックル46
の軸方向の適性移動量を演算し、この演算移動量に相当
する制御指令Q3をアジャスト移動装置50のステッピ
ングモータ51に出力する以上の実施例構造の動作を第
6図のフローチャートを参照しながら説明する。
先ず運転者がステッピングモータ21の駆動でステアリ
ングホイール5を上下方向に移動した場合においては、
セクションStで図外のイグニッションスイッチがオン
動作かオフ動作かを判断し、イグニッションスイッチが
オフ動作しているときにはセクションS2でステアリン
グホイール5がチルト動作したか否かを判断し、ステア
リングホイール5がチルト動作したときにはセクション
S3においてエンコーダ80からの回転位置出力に、で
ステアリングホイール5の移動方向と移動量とを検出し
する。この後セクションS4においてエンコーダエンコ
ーダ80の回転位置出力K。
に応じたシフトレバ−装置40の上下方向の操作適性位
置に相当する移動量とターンバックル46の軸方向移動
量とを演算し、これらの両演算移動哨に相当する制御指
令Q、、Q、をセクションS5で機能部品上下移動装置
60のステッピングモータ6!とアジャスト移動装置5
0のステッピングモータ51とに出力する。すると、ス
テッピングモータ6Iが駆動してシフトレバ−装置40
が上下方向の操作適性位置に移動するとともに、コンタ
クトロッド45の長さが適正長に設定される。
そしてセクションS6でステッピングモータ61゜51
が所定量の駆動を行ったか否かを判断し、ステッピング
モータ61.51が所定量の駆動を行ったら、セクショ
ンS7でステッピングモータ61.51への制御指令Q
、、Q、を遮断してステッピングモータ61.51の駆
動を停止する。これによって、シフトレバ−装置40が
ステアリングホイール5のチルト動作による上下方向の
移動量に応じた操作適性位置にセットされるとともに、
シフトレバ−42とコントロールレバー44との連結長
が調整されて、コントロールレバー44の操作支障をも
阻止される。
次に運転者がステッピングモータ31の駆動でステアリ
ングホイール5を前後方向に移動した場合においては、
セクションS1で図外のイグニッションスイッチがオン
動作かオフ動作かを判断し、イグニッションスイッチが
オフ動作しているときにはセクションS12でステアリ
ングホイール5がテレスコピック動作したか否かを判断
し、ステアリングホイール5がチルト動作したときには
セクションS13においてエンコーダ81からの回転位
置出力に、でステアリングホイール5の移動方向と移動
量とを検出する。この後セクションS14においてエン
コーダエンコーダ81の回転位置出力に、に応じたシフ
トレバ−装置40の前後方向の適性位置に相当する移動
量とターンバックル46の軸方向移動量とを演算し、こ
れらの両演算移動量に相当する制御指令Q*、Q−をセ
クションSI5で機能部品前後移動装置70のステッピ
ングモータ71とアジャスト移動装置50のステッピン
グモータ51とに出力する。すると、ステッピングモー
タ71が駆動してシフトレバ−装置40が前後方向の操
作適性位置に移動するとともに、コンタクトロッド45
の長さが適正長に設定される。そしてセクションS+6
でステッピングモータ71.51が所定量の駆動を行っ
たか否かを判断し、ステッピングモータ71.51が所
定量の駆動を行ったら、セクションSI7でステッピン
グモータ71.51への制御指令Q、、Q、を遮断して
ステッピングモータ71.51の駆動を停止する。これ
によって、シフトレバ−装置40がステアリングホイー
ル5のテレスコピック動作による前後方向の移動量に応
じた操作適性位置にセットされるとともに、シフトレバ
−42とコントロールレバー44との連結長が調整され
て、コントロールレバー44の操作支障をも阻止される
つまり、第3図に示すようにチルト動作やテレスコピッ
ク動作によりステアリングホイール5の操舵中心0と運
転席18に着座した運転者のショルダーポイントPとの
間の距離■7が変更されると、この距離りに応じてシフ
トレバ−42が所定の適性位置に移動停止して、運転席
に着座した運転者がシフトレバ−42のシフトセレクト
操作が最もし易い状態になる。
qこで本出願人が運転者のドライビングポジションにつ
いて行った実験について説明する。
運転席のモックアツプを基本として運転席前方に走行風
景を再生しながら模擬運転ができるようにした実験装置
において、運転者に好みに応じて操作機能部品の配置を
自由にセットさせ、運転者がセットした操作機能部品の
位置と運転姿勢とを測定して、それを解析した。
■ステアリングホイールの操舵中心について運転者の評
価点と、ステアリングホイールの操舵中心とショルダー
ポイントとの間の距離と、ステアリングホイールの操舵
中心とヒップポイントとの間の距離それぞれの相関を見
ると、第7.8図に示すように運転者の評価点はステア
リングホイールの操舵中心とショルダーポイントとの間
の距離との相関が強く、運転者がステアリングホイール
とンヨルダーポイントとの間の距離で遠近を判断してい
ることがわかった。
■シフトレバー装置について ステアリングホイールと同様に、運転者の評価点と、シ
フトレバ−装置の運転者が手で操作する部分とショルダ
ーポイントとの間の距離と、シフトレバ−装置の運転者
が手で操作する部分とヒップポイントとの間の距離それ
ぞれの相関を見ると、第9.1θ図に示すように運転者
の評価点はシフトレバ−装置の運転者が操作する部分と
ショルダーポイントとの間の距離との相関が強く、第1
1図に示すように運転者がステアリングホイールとシフ
トレバ−装置との繰り返し操作を重視していることがわ
かった。
■運転者の目、肩9手首、肘等の各節の動作解析につい
て シフト操作時におけるシフトノブ(シフトレバ−装置の
運転者が手で操作する部分)の移動距離に対する各節の
移動距離の割合としての移動比と、シフト操作時におけ
るシフトノブの速度と各節の速度との割合としての速度
比とを、運転席を変化させて見ると、第12.13図に
示すようになった。
同様にステアリングホイール操舵時におけるステアリン
グホイールの移動距離に対する各節の移動距離の割合と
しての移動比と、ステアリングホイール操舵時における
ステアリングホイールの速度と各節の速度との割合とし
ての速度比とを、運転席を変化させて見ると、第14.
15図に示すようになった。
これら第12〜!5図の解析結果をパターン化して見る
と、第16=18図に示すように3種類に区別できる。
つまり第16図に示す第1パターンは運転席が適性位置
のときに移動比あるいは速度比が最小になる。第17図
に示す第2パターンは運転席が遠いときに移動比あるい
は速度比が最大になる。第18図に示す第3パターンは
運転席が近いときに移動比あるいは速度比が最大になる
上記■〜■の各項について検討すると、シフトレバ−装
置の操作適性位置はステアリングホイールとショルダー
ポイントとの間の距離に相関することが解析できた。ま
た運転席の位置がステアリングホイールとシフトレバ−
装置とを操作適性位置にセットした状態である適性位置
にあれば、移動比と速度比とが小さくなる所謂運転者の
運動量が小さくなるということが理解できるであろう。
なお本発明は前記実施例に限定されるものではなく、第
19図に示すようにシフトレバ−装置40Aをマニュア
ルトランスミッションタイプに構成し、シフトレバ−4
2Aをシフトセレクト操作可能に支持するシフトボック
ス43Aをコ字形のガイドベース90に前後方向移動可
能に組み付け、ガイドベース90の底部にステッピング
モータ71を取り付け、ステッピングモータ7Iの出力
軸をシフトボックス43Aにボルトナツト機構91を介
して連結しである。ガイドベース90の反ステッピング
モータ側端部にはストツパ92を立設しである。またガ
イドベース90は車体6に組み付けた図外のユニットケ
ースに前記実施例のステッピングモータ61と同様のス
テッピングモータで上下方向に移動可能に組み付けられ
る。シフトボックス43Aから突出している2本のコン
トロールワイヤ45Aは図外のターンバックルやアジャ
スト機構等でシフトレバ−装置40Aの上下方向と前後
方向との移動に応じて長さ調節されるようになっている
ことは勿論である。
また操作機能部品としてシフトレバ−装置とパーキング
ブレーキレバー装置とを採用する場合には、シフトレバ
−装置とパーキングブレーキレバー装置とをその装着部
に対して別々の移動装置を介して別体に組み付けるとと
もに、これら移動装置のアクチュエータそれぞれを第2
0図に示すフローチャトにしたがって制御機能部4(第
1図参照)で操作適正位置に移動制御する。つまり第2
0図のフローチャートのセクション5lot〜5102
およびセクション5112〜5117において、ステア
リングホイールの移動量に応じたシフトレバ−装置とパ
ーキングブレーキレバー装置との移動量を演算し、この
演算移動量に相当するシフトレバ−装置とパーキングブ
レーキレバー装置とに対応する制御指令でシフトレバ−
装置とパーキングブレーキレバー装置を操作適正位置に
移動して停止する。この場合にもパーキングブレーキレ
バー装置の移動によってパーキングブレーキレバー装置
とブレーキ装置との間の距離が変化するので、パーキン
グブレーキレバー装置とブレーキ装置とを継ぐ動力伝達
機構中に前記実施例と同様なターンバックルとアジャス
ト機構とを付設して、その動力伝達機構の連結長を適性
長に調節することは勿論である。
さらに図示は省略するが、オーディオスイッチ。
エアコンスイッチ等のようにステアリングホイール5を
握る手以外で運転者が操作する操作機能部品にも適用で
きる。この場合には、これら各種の操作機能部品をその
装着部に対して移動装置を介して組み付けるとともに、
この移動装置のアクチュエータを制御゛機能部4(第1
図参照)で操作適正位置に移動制御する。
発明の効果 以上のように本発明によれば、運転席に着座した運転者
がステアリングホイールを最も操作し易い位置に移動す
るのに伴って、ステアリングホイールを握る手以外で操
作する操作機能部品を運転席とは別に操作適正位置に自
動的に移動することができるので、最適なドライビング
ポジションを確保して、走行安定性を向上できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は同実
施例のステアリングホイールの断面図、第3図は同実施
例のシフトレバ−装置まわりの縦断面図、第4図は第3
図の矢印■部分を拡大して示す断面図、第5図は同実施
例のステッピングモータの取り付は構造を示す斜視図、
第6図は同実施例のフローチャート、第7〜18図は同
実施例に即応した模擬実験の測定結果を示す特性図、第
19図は本発明の異なる例を示す斜視図、第20図は本
発明のさらに異なる例のフローチャートである。 ト・・ステアリングホイール移動装置、2・・・機能部
品移動装置、3・・・検出部、4・・・制御機能部、5
・・・ステアリングホイール、6・・・il〔体、1B
・・・運転席、40・・・シフトレバ−装置(操作機能
部品)、Ql、Q2.Q3・・・制御指令。 第4図 第1図 第5図 1 ステアリングホイール移動装置 2 機能部品移動装置 3・検出部 4 制@機能部 5 ステアリフグホイール 6 車体 8 運転席 4o ノットレバー装置(操作機能部品)Q 7. Q
 h  制御指令 第6図 運転席の位置 運転席の位置 運転席の位置 運転席の位置 1転席の位置 運転席の位置 1転席の位置 ステアリノブホイールの操舵中心 と7ヨルダポイノトと9間の距離 ステアリノブホイールの操舵中心 とヒップポイントとの間の距離 ノタルダボイノトとノットレバー 装置との間の距離 ヒップボイ/トとノットレバー 装置との間の距離 ステアリノブホイールの操舵中心 とノットレバー装置との間の距離 第19図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ステアリングホィールの操舵中心を移動するステ
    アリングホィール移動装置と、車体に運転席とは別体に
    移動可能に設けられたステアリングホィール以外の操作
    機能部品を移動する機能部品移動装置と、ステアリング
    ホィールの操舵中心の移動量を検出する検出部と、これ
    が検出したステアリングホィールの移動量にもとづいて
    制御指令を機能部品移動装置に出力して前記操作機能部
    品を操作適性位置に移動制御する制御機能部とを備えた
    ことを特徴とする車両用運転操作装置。
JP63204168A 1988-08-17 1988-08-17 車両用運転操作装置 Expired - Lifetime JPH0825461B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63204168A JPH0825461B2 (ja) 1988-08-17 1988-08-17 車両用運転操作装置

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JPH01119426A (ja) * 1987-11-02 1989-05-11 Toyota Motor Corp 車両用のシフトレバー位置調整装置

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