JPH0253659A - 索道用搬器の速度調整装置 - Google Patents
索道用搬器の速度調整装置Info
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- JPH0253659A JPH0253659A JP20139388A JP20139388A JPH0253659A JP H0253659 A JPH0253659 A JP H0253659A JP 20139388 A JP20139388 A JP 20139388A JP 20139388 A JP20139388 A JP 20139388A JP H0253659 A JPH0253659 A JP H0253659A
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- Japan
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- cable
- carrier
- grip
- linear electromagnetic
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- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims description 3
- 239000000969 carrier Substances 0.000 claims 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 abstract 2
- 238000010517 secondary reaction Methods 0.000 description 7
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 3
- 230000003993 interaction Effects 0.000 description 2
- 230000001141 propulsive effect Effects 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Linear Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発用は、2つの乗場間に架設される環状ケーブルに着
脱自在な握索グリップによって搬器を懸吊し、該ケーブ
ルの乗場到着点から乗場出発点に亙っでケーブルより搬
器を分離し周回させて再度搬器をケーブルに連結する迂
回軌道を夫々配設する索道システムにおいて、この迂回
軌道に設けられケーブル分離時の搬器の走行速度を減速
させ、ケーブル連結時の搬器の走行速度を加速せしめる
速度調整に関する。
脱自在な握索グリップによって搬器を懸吊し、該ケーブ
ルの乗場到着点から乗場出発点に亙っでケーブルより搬
器を分離し周回させて再度搬器をケーブルに連結する迂
回軌道を夫々配設する索道システムにおいて、この迂回
軌道に設けられケーブル分離時の搬器の走行速度を減速
させ、ケーブル連結時の搬器の走行速度を加速せしめる
速度調整に関する。
〈従来の技術〉
従来、この種の索道用搬器の速度調整装置とし゛【例え
ば特開昭61−222858号公報に開示される如く、
迂回軌道の入口部と出口部にlI器の握索グリップ上面
と接触するタイヤを多数配設し、各タイヤを適当な駆動
厘構により夫々所定速度で回転駆動せしめ、ケーブルか
ら分離して迂回軌道へ入った握索グリップを各タイヤに
順次接触させることにより、搬器の走行速度が徐々に減
速されて乗客の乗降を可能にし、又その後迂回軌道の出
口に向う握索グリップを各タイヤに順次接触させること
により、搬器の走行速度が加速されてケーブルの速度と
路間等にしてから搬器をケーブルに連結させるようにし
たものがある。
ば特開昭61−222858号公報に開示される如く、
迂回軌道の入口部と出口部にlI器の握索グリップ上面
と接触するタイヤを多数配設し、各タイヤを適当な駆動
厘構により夫々所定速度で回転駆動せしめ、ケーブルか
ら分離して迂回軌道へ入った握索グリップを各タイヤに
順次接触させることにより、搬器の走行速度が徐々に減
速されて乗客の乗降を可能にし、又その後迂回軌道の出
口に向う握索グリップを各タイヤに順次接触させること
により、搬器の走行速度が加速されてケーブルの速度と
路間等にしてから搬器をケーブルに連結させるようにし
たものがある。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかし乍ら、このような従来の索道用搬器の速度調整装
置では、多数のタイヤを夫々所定速度で回転駆動させる
駆動機構が必要になるため、部品点数が多くて構造が複
雑になるばかりでなく、タイヤの保守作業及び握索グリ
ップへのタイヤ押し付は力の調整や駆動機構の調整等の
作業が面倒であり、しかも握索グリップとタイヤとの接
触音や駆動機構により騒音が発生するという問題がある
。
置では、多数のタイヤを夫々所定速度で回転駆動させる
駆動機構が必要になるため、部品点数が多くて構造が複
雑になるばかりでなく、タイヤの保守作業及び握索グリ
ップへのタイヤ押し付は力の調整や駆動機構の調整等の
作業が面倒であり、しかも握索グリップとタイヤとの接
触音や駆動機構により騒音が発生するという問題がある
。
本発明は斯る従来事情に鑑み、ケーブル着脱時における
握索グリップの走行速度を非接触状態で所望速度に加減
速することを目的とする。
握索グリップの走行速度を非接触状態で所望速度に加減
速することを目的とする。
く問題点を解決するための手段〉
上記問題点を解決するために本発明が講する技術的手段
は、搬器の握索グリップに非磁性良導体からなる二次側
導体部を形成し、迂回軌道に沿ってリニア電磁アクチュ
エータを上記二次側導体部に対向離間して配設してなり
、リニア電磁アクチュエータを励磁して二次側導体部に
渦電流を誘起させ移動磁界を発生させることにより握索
グリップに加減速力を与えるようにしたことを特徴とす
るものである。
は、搬器の握索グリップに非磁性良導体からなる二次側
導体部を形成し、迂回軌道に沿ってリニア電磁アクチュ
エータを上記二次側導体部に対向離間して配設してなり
、リニア電磁アクチュエータを励磁して二次側導体部に
渦電流を誘起させ移動磁界を発生させることにより握索
グリップに加減速力を与えるようにしたことを特徴とす
るものである。
〈作用〉
本発明は上記構成により、迂回軌道に配設したリニア電
磁アクチ1エータに通電して該軌道方向へ進む移動磁界
を発生させ、この移動磁界により握索グリップの二次側
導体部に渦電流が生じ、これら移動磁界と渦電流との相
互作用により、ケーブルから分離して迂回軌道へ入る搬
器に反准進力を与えて該搬器の走行速度を徐々に減速さ
せると共に、迂回軌道から出る搬器に推進力を与えて該
搬器の走行速度を徐々に加速させるものである。
磁アクチ1エータに通電して該軌道方向へ進む移動磁界
を発生させ、この移動磁界により握索グリップの二次側
導体部に渦電流が生じ、これら移動磁界と渦電流との相
互作用により、ケーブルから分離して迂回軌道へ入る搬
器に反准進力を与えて該搬器の走行速度を徐々に減速さ
せると共に、迂回軌道から出る搬器に推進力を与えて該
搬器の走行速度を徐々に加速させるものである。
〈実施例〉
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例は第1図に示す如く、ゴンドラやリフト等の
搬器(3)を懸吊する環状のケーブル(1)が単線式の
ものである。
搬器(3)を懸吊する環状のケーブル(1)が単線式の
ものである。
ケーブル(1)は両端2つの乗場(図面では一方のみ示
す)に配設したプーリ(1a)間に架設され、モータ(
1b)によって所定速度例えば4〜10m/sに回転駆
動されると共に、上記乗場への到着点(1C)から乗場
の出発点(1d)にnっで迂回軌道(2)を夫々配設す
る。
す)に配設したプーリ(1a)間に架設され、モータ(
1b)によって所定速度例えば4〜10m/sに回転駆
動されると共に、上記乗場への到着点(1C)から乗場
の出発点(1d)にnっで迂回軌道(2)を夫々配設す
る。
上記搬器(3)はハンガアーム(3a)の上端にケーブ
ル(1)と着脱する握索グリップ(3b)と、迂回軌道
(2)上を走行する走行0−ラ(3c)とを夫々ハンガ
アーム(3a)に対して上下揺動自在に有し、該グリッ
プ(3b)はその開閉動作を両側に配設したガイド0−
ラ(3d)の上下動により制御せしめ、このガイドロー
ラ(3d)が押し上げられると閉動してケーブル(1)
を握索し、これと逆にガイドローラ(3d)が押し下げ
られると開動してケーブル(1)を放索するように構成
される。
ル(1)と着脱する握索グリップ(3b)と、迂回軌道
(2)上を走行する走行0−ラ(3c)とを夫々ハンガ
アーム(3a)に対して上下揺動自在に有し、該グリッ
プ(3b)はその開閉動作を両側に配設したガイド0−
ラ(3d)の上下動により制御せしめ、このガイドロー
ラ(3d)が押し上げられると閉動してケーブル(1)
を握索し、これと逆にガイドローラ(3d)が押し下げ
られると開動してケーブル(1)を放索するように構成
される。
更に、握索グリップ(3b)の上端面は水平状に形成さ
れ、アルミニウムや銅等の非磁性良導体からなる二次側
導体部(4)、詳しくは二次側リアクションプレートを
溶接又はボルト止め等により取付けて該プレート(4)
の上面を水平状に配置せしめる。
れ、アルミニウムや銅等の非磁性良導体からなる二次側
導体部(4)、詳しくは二次側リアクションプレートを
溶接又はボルト止め等により取付けて該プレート(4)
の上面を水平状に配置せしめる。
一方、上記迂回軌″i:1(2)はケーブル(1)両端
の外周に沿って平面略C字状に架設され、前記走行ロー
ラ(3C)と係合する移送レール(2a)を水平状に配
設すると共に、その入口より中間に位δするコーナ部付
近までの区間及び該中間コーナ部より出口までの区間に
厘っで前記握索グリップ(3b)上面の二次側リアクシ
ョンプレート(4)と対応し適宜隙間を開けてリニア電
磁アクチュエータ(5)を複数個相互間に等間隔を開け
て配設、する。
の外周に沿って平面略C字状に架設され、前記走行ロー
ラ(3C)と係合する移送レール(2a)を水平状に配
設すると共に、その入口より中間に位δするコーナ部付
近までの区間及び該中間コーナ部より出口までの区間に
厘っで前記握索グリップ(3b)上面の二次側リアクシ
ョンプレート(4)と対応し適宜隙間を開けてリニア電
磁アクチュエータ(5)を複数個相互間に等間隔を開け
て配設、する。
各リニア電磁アクチュ、エータ(5)・・・は迂回軌道
(2)に沿って水平状に架設される取付板(2b)の下
面に適宜保持手段(図示せず)により取付けてその下面
を水平状に配置せしめると共に、夫々インバータ制御装
置(図示せず)を介して電源に連絡し、該インバータ制
御装置から電流が供給されることにより供給電流量に相
当する量の移動磁界を発生し、入口から中間コーナ部へ
向うに従って該インバータ制御装置によりこの移動磁界
の移動速度が徐々に遅くなるようにし、中間コーナー部
から出口へ向うに従って該インバータ制御装置により移
動磁界の移動速度が徐々に速くなるようにする。
(2)に沿って水平状に架設される取付板(2b)の下
面に適宜保持手段(図示せず)により取付けてその下面
を水平状に配置せしめると共に、夫々インバータ制御装
置(図示せず)を介して電源に連絡し、該インバータ制
御装置から電流が供給されることにより供給電流量に相
当する量の移動磁界を発生し、入口から中間コーナ部へ
向うに従って該インバータ制御装置によりこの移動磁界
の移動速度が徐々に遅くなるようにし、中間コーナー部
から出口へ向うに従って該インバータ制御装置により移
動磁界の移動速度が徐々に速くなるようにする。
尚、本実施例では各リニア電磁アクチュエータ(5)・
・・の下面と二次側リアクションプレート(4)の上面
との闇を5〜10Illli程度に保持している。
・・の下面と二次側リアクションプレート(4)の上面
との闇を5〜10Illli程度に保持している。
また、到着進入点(1C)に向うケーブル(1)の適宜
前方位置より迂回軌道(2)の入口までの区間には前記
握索グリップ(3b)のガイドローラ(3d)の上下方
向に位置してこれを挾み込むガイドレール(2C)が下
り傾斜して架設され、迂回軌道(2)の中間コーナ部よ
り出口までの区間にはガイドローラ(3d)を上下方向
より挾み込むガイドレール(2C)が上り傾斜して架設
される。
前方位置より迂回軌道(2)の入口までの区間には前記
握索グリップ(3b)のガイドローラ(3d)の上下方
向に位置してこれを挾み込むガイドレール(2C)が下
り傾斜して架設され、迂回軌道(2)の中間コーナ部よ
り出口までの区間にはガイドローラ(3d)を上下方向
より挾み込むガイドレール(2C)が上り傾斜して架設
される。
更に、迂回軌道(2)の中間コーナ部には搬器(3)を
出口へ向けて移送するグーエーンコンベア等の移送手段
(2d)が配設されている。
出口へ向けて移送するグーエーンコンベア等の移送手段
(2d)が配設されている。
次に断る索道用搬器の速度調整装置の動作について説明
する。
する。
先ず、ケーブル(1)の回転駆動に伴って搬器(3)が
到着進入点(1C)に近づくと、ガイドレール(2C)
の下り傾斜によりガイドローラ(3d)が徐々に押し下
げられて握索グリップ(3b)を開動させ始め、迂回軌
道(2)の入口に入った所で該グリップ(3b)がケー
ブル(1)を放索taと共に、走行ローラ(3C)が走
行レール(2a)上を走行し、それに伴ってグリップ(
3b)上面の二次側リアクションプレート(4)が迂回
軌道(2)入口側に配設される各リニア電磁アクチュエ
ータ(5)・・・下を順次通過する。
到着進入点(1C)に近づくと、ガイドレール(2C)
の下り傾斜によりガイドローラ(3d)が徐々に押し下
げられて握索グリップ(3b)を開動させ始め、迂回軌
道(2)の入口に入った所で該グリップ(3b)がケー
ブル(1)を放索taと共に、走行ローラ(3C)が走
行レール(2a)上を走行し、それに伴ってグリップ(
3b)上面の二次側リアクションプレート(4)が迂回
軌道(2)入口側に配設される各リニア電磁アクチュエ
ータ(5)・・・下を順次通過する。
この時、各リニア電磁アクチュエータ(5)・・・に発
生する移動磁界より二次側リアクションプレート(4)
には渦電流が生じ、これら移動磁界と渦電流との相互作
用によって反推進力が二次側リアクションプレート(4
)に与えられて搬器(3)が滑らかに減速される。
生する移動磁界より二次側リアクションプレート(4)
には渦電流が生じ、これら移動磁界と渦電流との相互作
用によって反推進力が二次側リアクションプレート(4
)に与えられて搬器(3)が滑らかに減速される。
本実施例の場合、ケーブル(1)連結時の搬器(3)速
度が4〜10m/sだったものを中間コーナ一部に至る
頃には0.4〜0.5m/s程度に減速するように設定
している。
度が4〜10m/sだったものを中間コーナ一部に至る
頃には0.4〜0.5m/s程度に減速するように設定
している。
その後、中間コーナ部に至った搬器(3)はチェーンコ
ンベア等の移送手段(2d)で出口に向けて移送され、
握索グリップ(3b)が適宜位置に達すると、ガイドレ
ール(2C)の上り傾斜によりガイドローラ(3d)が
徐々に押し上げられて握索グリップ(3b)を開動させ
始めると共に、該グリップ(3b)上面の二次側リアク
ションプレート(4)が迂回軌M(2)の出口側に配設
される最初のリニア電磁アクチュエータ(5)の下方に
至る。
ンベア等の移送手段(2d)で出口に向けて移送され、
握索グリップ(3b)が適宜位置に達すると、ガイドレ
ール(2C)の上り傾斜によりガイドローラ(3d)が
徐々に押し上げられて握索グリップ(3b)を開動させ
始めると共に、該グリップ(3b)上面の二次側リアク
ションプレート(4)が迂回軌M(2)の出口側に配設
される最初のリニア電磁アクチュエータ(5)の下方に
至る。
そして、この時は最初のリニア電磁アクチュエータ(5
)に発生する最も低い速度の移動磁界と、この移動磁界
により生ずる渦電流との相互作用によって推進力が握索
グリップ(3b)に与えられ、該グリップ(3b)がそ
れ以降の各リニア電磁アクチュエータ(5)・・・の発
生する徐々に速い移動磁界を通過する度に推進力が二次
側リアクションプレート(4)に与えられて搬器(3)
が滑らかに加速される。
)に発生する最も低い速度の移動磁界と、この移動磁界
により生ずる渦電流との相互作用によって推進力が握索
グリップ(3b)に与えられ、該グリップ(3b)がそ
れ以降の各リニア電磁アクチュエータ(5)・・・の発
生する徐々に速い移動磁界を通過する度に推進力が二次
側リアクションプレート(4)に与えられて搬器(3)
が滑らかに加速される。
その後、搬器(3)が迂回軌道(2)の出口に配設した
最後のリニア電磁アクチュエータ(5)を通過する頃に
は搬器(3)の走行速度がケーブル(1)の速度と路間
等に加速され、乗場出発点(1d)に達すると、ガイド
ローラ(3d)がガイドレール(2C)により完全に押
し上げられて握索グリップ(3b)がケーブル(1)を
握索する。
最後のリニア電磁アクチュエータ(5)を通過する頃に
は搬器(3)の走行速度がケーブル(1)の速度と路間
等に加速され、乗場出発点(1d)に達すると、ガイド
ローラ(3d)がガイドレール(2C)により完全に押
し上げられて握索グリップ(3b)がケーブル(1)を
握索する。
尚、前爪実施例では複数のリニア電磁アクチュエータ(
5)・・・を迂回軌道(2)の中間コーナ部を除く全区
間に分散配置したが、これに限定されずリニア電磁アク
チュエータ(5)を連続配置したり、中間コーナ部にチ
ェーンコンベア等の移動手段(2d)を配設せず迂回軌
道(2)の全区間に亙って配置するようにしても良い。
5)・・・を迂回軌道(2)の中間コーナ部を除く全区
間に分散配置したが、これに限定されずリニア電磁アク
チュエータ(5)を連続配置したり、中間コーナ部にチ
ェーンコンベア等の移動手段(2d)を配設せず迂回軌
道(2)の全区間に亙って配置するようにしても良い。
また、強度的に問題が無ければ握索グリップ(3b)そ
のものを非磁性良導体にて形成し、二次側アクションプ
レートの代わりに利用するようにしても良い。
のものを非磁性良導体にて形成し、二次側アクションプ
レートの代わりに利用するようにしても良い。
〈発明の効果〉
本発明は上記の構成であるから、以下の利点を有する。
■ 迂回軌道に配設したリニア電磁アクチュエータに通
電して該軌道方向へ進む移動磁界を発生させ、この移動
磁界により握索グリップの二次側導体部に渦電流が生じ
、これら移動磁界と渦電流との相互作用により、ケーブ
ルから分離して迂回軌道へ入る搬器に反推進力を与えて
該搬器の走行速度を徐々に減速させると共に、迂回軌道
から出るm器に推進力を与えて該搬器の走行速度を徐々
に加速させるから、ケーブル着脱時における握索グリッ
プの走行速度を非接触状態で所望速度に加減速すること
ができる。
電して該軌道方向へ進む移動磁界を発生させ、この移動
磁界により握索グリップの二次側導体部に渦電流が生じ
、これら移動磁界と渦電流との相互作用により、ケーブ
ルから分離して迂回軌道へ入る搬器に反推進力を与えて
該搬器の走行速度を徐々に減速させると共に、迂回軌道
から出るm器に推進力を与えて該搬器の走行速度を徐々
に加速させるから、ケーブル着脱時における握索グリッ
プの走行速度を非接触状態で所望速度に加減速すること
ができる。
従って、多数のタイヤを夫々所定速度で回転駆動させる
従来のものに比べ、部品点数が少なくなり構造を簡素化
できると共に、−度セットすればそれ以降の保守点検作
業や調整作業等が不要となってメンテナンスフリーが図
れ、しかも機械的伝達が全くない分騒音がなくなる。
従来のものに比べ、部品点数が少なくなり構造を簡素化
できると共に、−度セットすればそれ以降の保守点検作
業や調整作業等が不要となってメンテナンスフリーが図
れ、しかも機械的伝達が全くない分騒音がなくなる。
■ 握索グリップに多数のタイヤを接触させる従来のも
のに比べ、高加減速化が図れるので、乗場を短縮化する
ことができる。
のに比べ、高加減速化が図れるので、乗場を短縮化する
ことができる。
第1図は本発明の一実施例を示す索道用搬器の速度調整
装置の概略を示す正面図、第2図は同平面図、第3図乃
至第5図は第2図の(I[l) −(III)線乃至(
V)−(V)線に沿える握索グリップの部分拡大縦断面
図である。 1・・・ケーブル 1C・・・乗場到着点1d・
・・乗場出発点 2・・・迂回軌道3・・・搬 器
3b・・・握索グリップ4・・・二次側導体
部 5・・・リニア電磁アクチュエータ
装置の概略を示す正面図、第2図は同平面図、第3図乃
至第5図は第2図の(I[l) −(III)線乃至(
V)−(V)線に沿える握索グリップの部分拡大縦断面
図である。 1・・・ケーブル 1C・・・乗場到着点1d・
・・乗場出発点 2・・・迂回軌道3・・・搬 器
3b・・・握索グリップ4・・・二次側導体
部 5・・・リニア電磁アクチュエータ
Claims (1)
- 2つの乗場間に架設される環状ケーブルに着脱自在な握
索グリップによって搬器を懸吊し、該ケーブルの乗場到
着点から乗場出発点に亙つてケーブルより搬器を分離し
周回させて再度搬器をケーブルに連結する迂回軌道を夫
々配設すると共にこの迂回軌道に設けた速度調整装置に
よりケーブル分離時の搬器の走行速度を減速させ、ケー
ブル連結時の搬器の走行速度を加速せしめる索道システ
ムにおいて、前記搬器の握索グリップに非磁性良導体か
らなる二次側導体部を形成し、迂回軌道に沿つてリニア
電磁アクチュエータを上記二次側導体部に対向離間して
配設してなり、リニア電磁アクチュエータを励磁して二
次側導体部に渦電流を誘起させ移動磁界を発生させるこ
とにより握索グリップに加減速力を与えるようにしたこ
とを特徴とする索道用搬器の速度調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20139388A JPH0253659A (ja) | 1988-08-11 | 1988-08-11 | 索道用搬器の速度調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20139388A JPH0253659A (ja) | 1988-08-11 | 1988-08-11 | 索道用搬器の速度調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0253659A true JPH0253659A (ja) | 1990-02-22 |
Family
ID=16440345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20139388A Pending JPH0253659A (ja) | 1988-08-11 | 1988-08-11 | 索道用搬器の速度調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0253659A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59156856A (ja) * | 1983-01-17 | 1984-09-06 | ポマガルスキ−,ソシエテ,アノニム | ケ−ブル式搬送装置 |
JPS61128705A (ja) * | 1984-11-27 | 1986-06-16 | Hitachi Kiden Kogyo Ltd | リニアモ−タを用いた懸垂式搬送装置 |
-
1988
- 1988-08-11 JP JP20139388A patent/JPH0253659A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59156856A (ja) * | 1983-01-17 | 1984-09-06 | ポマガルスキ−,ソシエテ,アノニム | ケ−ブル式搬送装置 |
JPS61128705A (ja) * | 1984-11-27 | 1986-06-16 | Hitachi Kiden Kogyo Ltd | リニアモ−タを用いた懸垂式搬送装置 |
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