JPH0253471A - 果汁自動ディスペンサ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、特に柑橘類果汁若しくはスカッシュのための
果汁自動ディスペンサに関するものである。

従来技術 極めて多数の消費者は２例えば果汁、特に柑橘類果実ス
カッシュのような天然飲料を飲む傾向が急増している。

現在、この種のスカッシュ類は壜詰めされ、或いは給仕
する時点で手により作成され、或いは場合により多量に
作成されて冷凍ディスペンサに貯蔵され、そこから給仕
する際に取出される。

一般に、理詰ジュースはそこに導入せねばならない保存
料により不利な影響を受ける感覚特性を有する一方、個
々に作成されるジュースは殆んど管理されていない衛生
状態で屡々得られる。時折、作成されかつ冷凍ディスペ
ンサに貯蔵されるジュースでさえ、衛生的な観点から並
びに味覚および色の変化による感覚面から欠点を有する
。

現場で作成されるジュースの他のマイナス面は、自動性
が低下してジュースのディスペンサに毎日ジュースを供
給する必要性を伴なうことである。

上記の問題により、ジュースは近くに駐在する特定作業
員により分出させねばならない。

これに加え、柑橘類果汁は周知のようにより快適にジュ
ースを飲むため除去せねばならないフィラメント、種子
および半固形残留物等を含有する。

極く少量のオレンジの残留物でさえ、直ちにフィラメン
ト状物質を発生し、これらは柑橘類果汁が流動するダク
トの渋滞を防止すべく除去せねばならない。更に、著し
く相違する気候および環境条件にて各スカッシュ工程の
間に比較的長時間が経過すれば、前記残留物が敗腐する
結果、悪臭をもたらすと共に、昆虫、カビ、細菌のコロ
ニー等が発生し、或いは乾燥固化して取出し困難となる
ことを考慮せねばならない。

発明が解決し・ようとする課題 本発明の技術的課題は、上記欠点を解消すること、すな
わち硬貨若しくはコインを挿入して作動させることがで
き、給仕する時点で所望数の柑橘類果実をスカッシュし
、かつ相当な自動性を有する柑橘類果汁の自動ディスペ
ンサを提供することにある。

この技術的課題の範囲内において、本発明の目的は、柑
橘類果実を一層食欲をそそるように面前で処理すると共
に、最適な衛生状態で作動するディスペンサを提供する
ことにある。

本発明の他の技術的課題は、固体若しくは半固体の残留
物をジュースから分離し得ると共に、各スカッシュ工程
の終了時に容易かつ迅速に洗浄して衛生状態の悪化を防
止し或いはジュース供給ダクトの閉塞を防止し得る装置
を提供することにある。

更に、本発明の課題は比較的実用化するのが容易であり
、使用が容易であり、効果的に作動し。

かつ比較的安価である簡単な構造によって上記課題を解
決することにある。

課題を解決するための手段 前述した課題を克服し、所期の目的を達成するため本発
明は、スカッシュすべき果実のための冷凍貯蔵ユニット
と、所定量のスカッシュを作成するのに要する個々の果
実を順次に取出す手段とを備え、前記果実を前記貯蔵ユ
ニットと前記果実を２個の半体に切断するためのアセン
ブリとの間に配置し、更に前記果実半体をスカッシュす
ると共に、ジュースを取出ステーションの方向に移送す
るためのアセンブリと、スカッシュ用アセンブリを洗浄
するための手段と、ジュースを移送する手段と、洗浄水
およびスカッシュされた柑橘類果実の皮を集める手段と
、前記各アセンブリおよび前記各手段を制御すると共に
、これらを順次に作動させる制御ユニットとを備えるこ
とを特徴とする。

その他の特徴は、本発明による好適実施例の詳細な説明
から明瞭となるであろう。

実施例 以下、限定はしないが添付図面を参照して、本発明によ
るディスペンサを好適実施例につき詳細に説明する。

特に図面を参照して、参照符号１は一般に本発明による
果汁の自動ディスペンサを示している。

このディスペンサは、スカッシュすべき果実３のための
冷凍貯蔵ユニット２と、スカッシュすべき果実を順次に
抜取る手段４と、切断用アセンブリ５およびスカッシュ
用アセンブリ６と、ジュース取出ステーション７と、制
御ユニット８と、コイン若しくは硬貨作動装置９とを備
える。

貯蔵ユニット２は、中空垂直カラム１１の周囲に回転自
在に装着された円形コンベヤ１０で構成され、ここに果
実３用の複数のカラム状容器１４を少なくとも１つの円
周１２（図示した場合には第２の円周１３も存在する）
に沿って配設する。これら容器１４は有利には水平リン
グにより互いに堅固に結合された垂直金属リブによって
形成される。

実用上１円形コンベヤ１０は下側円盤１５と上側円盤１
６とを備え、これらを互いに堅固に連携させると共に、
容器１４を挿入連結するための穴部を設ける。

円盤１５は外側群の歯１７を備え、かつモータ減速ユニ
ット１９によって作動されるスプロケット１８が前記群
の歯に噛合する。

下側円盤１５の直下に固定底部２０を配置し、これに円
周１２および１３の半径に等しい円形コンベヤの回転軸
線からの距離にて２個の各貫通穴２１．２２を配置する
。

果実の落下を停止させる円盤２３を最大果実の直径より
も僅か大きい間隔にて底部２０の下に配置し、かつ穴部
２１．２２の垂線に対し偏った位置に果実放出穴２４を
配置する。

プレート２５を底部２０と円盤２３との間に参照符号２
４で示した軸線の周囲で回転自在に装着し、その外側縁
部２６に歯を設けてモータ減速ユニット装置により作動
されるスプロケット２７に噛合させる。プレート２５に
は少なくとも１個の穴２８（図示した例では３個）を設
け、この穴はプレートが回転する際に果実を穴２１若し
くは２２の直下位置から穴２４の真上位置まで移動させ
る。

切断用アセンブリ５は、略平行四辺形の固定装着部２９
を備え、その−面に２個の円筒状座部３０ａ、３０ｂを
設け、これら座部は平行な水平軸線を有すると共に参照
符号Ｐによって示される垂直平面に沿って互いに接して
いる。

座部３０はその中心をＰに対し対称である果実下降ダク
１−３１に接続すると共に、その上部入口を円盤２３に
おける穴２４の下に配置する。これら座部３０は、その
底部を各円筒穴３２に接続し、これら円筒穴をジュース
取出ダクト３３に接続する。座部３０は、その側部を皮
放出口若しくは開口部３４に接続する。

２個の各ドラム３５を座部３０に装着すると共に、モー
タ減速ユニット装置（図示せず）によって反対方向に回
転作動させる（矢印Ａ）。ドラムはその外表面に略半円
形のカップ３６（夫々３個のキャビティ）を備え、その
周囲に０−リングとして知られた種類のガスケット３６
ｂのための溝部３６ａを配置して、これら溝部の表面に
対しシールを形成する。ブレード３７を座部３０の接線
の直下に装着して、柑橘類果実を２個の半体に切断し、
これらをドラムの回転により下方向に押圧する。ブレー
ドを支持する領域は有利には円形底部と湾曲壁部とを備
えた１種の楔によって構成し、二九をダクト３１に整列
した固定装着部の穴に下方から挿入することができる。

４個の垂直案内カラム３日を固定装着部２９の下に固定
し、かつスライダ４０をボールベアリング３９により垂
直方向摺動自在に支持する。前記スライダ４０は大ネジ
４１により装着部２９に作動接続され、この大ネジはス
ライダに固定されたモータ減速ユニット装置（図示せず
）によって回転自在に作動される。前記大ネジは装着部
に堅固に結合したナツトに螺着されて、一方向若しくは
他方向のモータの回転がスライダを上下させるようにす
る（矢印り若しくはＥ）。

２本の小軸４３をベアリング４２によってスライダに回
転自在に装着すると共に、有菌ホイール４４を前記軸に
固定し、かつギヤ減速ユニット４５、、４６を用いてス
プロケット４７で回転自在に支持する。このスプロケッ
トは電動モータ３８に連結′されて、上記軸を矢印下の
方向に低速回転させる。

２個の外側溝付ヘッド４９を円筒穴３２の軸線に配置さ
れた軸の上方に固定し、かつその底部に環状溝部５０を
設け○−リングとして知られた種類の封止ガスケットを
収納する６ ヘッドの回転に伴なうスライダ４ｏの上昇は。

カップ３６内に存在する２個のオレンジ半体をスカッシ
ュする。ジュースはガスケット３６ｂによりカップの側
部から逃げられず、或いはガスケット５１により穴部３
２の下から逃げられず、従ってジュース取出ステーショ
ンに通ずるダクト５２に接続したダクト３３に沿って流
動する。

放出穴３２に対し接線方向にダクト３３を設けて、ヘッ
ドが回転する際にジュースおよび洗浄水のためのポンプ
作用が得られるようにする。

ポート５３をカップ３６の底部に設けると共に。

ノズル５４をそこに固定することができる。これらボー
トを中央の水ディスペンサ５５に接続し、この水ディス
ペンサ５５を加圧水の供給部に接続する（この供給部は
タンクＳＡとポンプとにより構成することができる）。

皮放出ポート３４の底部３’４ａを傾斜させて、水およ
び皮の放出を容易化させる。ボート３４の入口は有利に
は使い捨て袋ＳＰのための任意の種類の連結部材を備え
て皮および洗浄水を収集する。

更にヘッド４９は、最後のスカッシュ処理が行なわれて
から所定時間が経過した後に洗浄される。

水消費を制限するため、洗浄はヘッドが降下した時点か
ら出発してノズル５４を介し所定量の水を注入すること
により行なわれる。この水は、下降する際の内表面３６
を清浄すると共に参照符号３２の個所に集まる。この時
点でヘッドをできれば高速度で回転させ、次いで上昇さ
せて残水を除去する。ヘッドが上昇する際、洗浄水と残
水とは参照符号３３および５２の個所から排出される。

洗浄水は参照符号５２の個所を介してできれば使い捨で
のタンクＳＢの方向に搬送され、かつ前記タンクを除去
領域７の下に装着して更にこの領域を洗浄する。放出部
５２の代案として他の放出部を設け、参照符号７の個所
を通過せずにこれを開放する一方、放出部５２を２方向
弁により閉鎖して綺麗な水によってのみ領域７を洗浄す
ることもできる。

ステーション７に個々のタンブラ−５６を設置するアセ
ンブリは、任意公知の種類とすることができる。装置を
より小型にするため（すなわちその高さを減寸するため
）、空タンブラ−のマガジン７０（図面に略示する）を
中空カラム１１の内側に収納することができる。ヘッド
４９は、外側に長手溝部５７を備え、かつ丸形隅部５８
を備えると共に、傾斜した浸入先端部５９を備える。溝
部はこの先端部５９の中心まで傾斜する。

ヘッド４９には軸方向に盲穴６０を設け、その底部に夫
々参照符号６１および６２で示す第１および第２の直径
方向拡大部を設ける。底部６４をネジ六６３のためのネ
ジによりヘッドの底部に固定することができる。この底
部６４の中心にはステムを通過させるための正方形穴部
を設け、前記ステムは大直径部分６６およびより小さい
直径を有する部分６７と共に、軸方向に延在する正方形
断面６５を有する。

螺旋圧縮バネ６８を部分６６と直径方向拡大部６１゛の
端部との間に配置する。前記バネはヘッド４９を上方向
に押圧すると共に、スカッシュ操作に際し、これを僅か
に調和して下降させ、かくして存在し得る種子の１部を
含有しオレンジ半体の中空底部に位置する果実断片の心
皮膜に対する破損を防止することができる。スカッシュ
処理に際し、バネ６８は、ジュースに酸味および苦味を
付与する精油、リモニン酸およびリモニンが皮から抽出
されるのを防止する。

フランジ７１をダクト５２の第１部分に封止装着すると
共に、矩形若しくはかなり水平な長形かつ略豆状の開口
部７２をそこに設ける。複数の垂直貫通穴７３を前記開
口部の下側にてフランジ７１に形成し、かつ夫々に互い
に平行な薄い円筒状歯７４を前記穴部に摺動自在に装着
する。

歯が摺動する際にジュースを保持するための各封止リン
グ７５を有利には穴部の入口に設ける。

歯の下端部を本体７７と堅固に連結しく例えば平行ネジ
穴に螺着して）、直線円筒歯により一種の櫛７６を形成
する。

２本の垂直方向に上昇するロッド７８ａ、７８ｂを本体
７７の両側に連携させると共に、上方を互いに横材７９
によって接続する。この横材７９を液圧ジヤツキ８１の
可動ピストン８０の端部に連結すると共に、ジヤツキの
垂直軸線に沿って歯を上下方向に移動させる（矢印Ｇ、
Ｈ）。

この可動濾過システムの操作は次の通りである。

ジヤツキが矢印Ｇの方向に作動すると、歯は濾過配置に
て開口部７２を横断し、すなわちジュース内に含有され
た固体若しくは半固体の残留物はジュースが流動する際
に歯によって保持される。

ジュースが濾過された後、ジヤツキは歯を矢印Ｈの方向
に抽出配置まで上昇させて、開口部を開くと共にダクト
を洗浄する。この歯の配置により、残留物はもはや前記
歯により保持されず、洗浄水により容易に除去されて皮
および洗浄水のための貯蔵装置まで搬送される。

有利には、狭い自由空間が歯と緊急時に液体を放出する
ための開口部の頂部との間における行程の上端部に残留
する。

バイブレータ（図示せず）を穴部２１および２２を備え
た領域にて貯蔵ユニットに固定し、かつこれにより果実
が互いに渋滞して下降を妨げた際に容器１４の果実を除
去するようにする。センサ（光電セル）ＳＬを穴部２１
および２２の下に配置してこれらと整合させ、円盤２′
３上に果実が存在する際にこれを検知する。２個のセン
サＳ　２．Ｓ　３を穴部２１および２２の垂線上に設け
て果実の存在を検出しく信号検出方向を図面にセンサＳ
　１．Ｓ　２゜Ｓ３につき示す）かつバイブレータを制
御して、センサＳ１が果実の存在しないことを検出する
と共にセンサＳ２およびＳ３の少なくとも一方が柑橘類
果実の存在を検出した際に作動させる。

逆に８１が果実の存在を検出し、かつＳ　２．Ｓ　３が
存在しないことを検出した場合は、モータが作動して１
ステツプだけマガジンを回転させ、外側円周１２または
内側円周１３の新たな中空カラム１４を移動させて果実
を放出させる。

ドラム３５とスライダ４０とヘッド４９と水供給アセン
ブリとを順次に移動させる洗浄サイクルは、最後のスカ
ッシュが供給された後にドラムの全カップを所定時間に
亘り洗浄するためのサイクルを開始させるタイマと連動
する（前記所定時間は環境条件に応じてケースバイケー
スで決定され。

除去困難となる汚れの過度の乾燥を防止する）。

更にセンサＳ４を設けて、タンブラ−内にジュースを検
出することにより最少量のジュースの供給を確保する。

果汁貯蔵ユニットの凍結システムは公知の種類であるた
め図示しない。このシステムは何れの場合も果実の温度
を検出するセンサにより制御され、かつ便利には装置の
底部に水槽、洗浄ポンプ、タンクおよび洗浄水と皮を集
める使い捨て袋と共に収納される。

装置を作動させる電気回路は１個々の果実が分出される
直前に完全自動的に果実を順次に切断し、かつスカッシ
ュすると共に、果実がスカッシュされる前に冷凍される
限り任意の種類とすることができる。

有利には、貯蔵ユニット２はカバー６９を備え、このカ
バーは少なくとも前面が透明であって内容物を明瞭に見
えるようにし、かつ少なくとも１個の着脱自在な部分を
備えて柑橘類果実をカラム状容器１４に供給する。

発明の効果 かくして本発明は上記課題を解決することが判るであろ
う。

従って本発明は、その範囲内において多くの設計変更が
可能である。

更にあらゆる点において、他の技術的均等物により置換
することもできる。

実用上１本発明の範囲内の要件に従い、用いる材料、並
びに形状および寸法は任意とすることができる。

請求の範囲における技術的特徴を参照符号により記載し
たが、これら参照符号は各部材の範囲を限定することを
意味せず、単に例示の目的であることを了解すべきであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるディスペンサの略断面正面図、第
２図は貯蔵ユニットおよび柑橘類果実取出手段の部分断
面側面図、第３図は貯蔵ユニットおよび各果実を順次に
取出す手段の底部の分解斜視図、第４図は果実を２個の
半体に切断すると共に果実半体をスカッシュするための
アセンブリの側面図および断面平面図、第５図はスカッ
シュ用部材の断面側面図、第６図はディスペンサ上に装
着される本発明による切断用アセンブリの正面図、第７
図は第６図の切断用アセンブリの側面図、第８図は第７
図に示したアセンブリの拡大詳細図、第９図は第２図の
ＩＫ−Ｈ線についての断面図、第１０図は第２図のＸ−
Ｘ線による断面図、第１１図は第２図のＸＩ−Ｘｒ線に
よる断面図、第１２図は第４図の朋−■線による断面図
、第１３図は第５図のスカッシュ用部材の頂部平面図で
ある。 １・・・自動ディスペンサ　２・・・冷凍貯蔵ユニット
３・・・果実　　　　　　　４・・・取出手段５・・・
切断用アセンブリ ６・・・スカッシュ用アセンブリ ７・・・ジュース取出ステーション

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 〔１〕スカッシュすべき果実（３）のための冷凍貯蔵ユ
   ニット（２）と、所定量のスカッシュを作成するのに要
   する個々の果実を順次に取出す手段（４）とを備え、前
   記果実を前記貯蔵ユニットと前記果実を２個の半体に切
   断するためのアセンブリ（５）との間に配置し、更に前
   記果実半体をスカッシュすると共に、ジュースを取出ス
   テーション（７）の方向に移送するためのアセンブリ（
   ６）と、スカッシュ用アセンブリを洗浄するための手段
   （５４）と、ジュースを移送する手段（５２）と、洗浄
   水およびスカッシュされた柑橘類果実の皮を集める手段
   と、前記各アセンブリおよび前記各手段を制御すると共
   に、これらを順次に作動させる制御ユニット（８）とを
   備えることを特徴とする果汁自動ディスペンサ。 〔２〕貯蔵ユニット（２）および個々の果実を順次に取
   出す手段（４）は、垂直軸線を有する円形コンベヤ（１
   ０）を備えて、これを段階的に回転自在にすると共に、
   重畳された柑橘類果実のための複数のカラム状容器（１
   ４）を前記円形コンベヤに対し同軸である少なくとも１
   つの円周（１２）に沿って配設し、更に円形コンベヤの
   底部を摺動させると共に果実を落下させるための少なく
   とも１個の穴（２１、２２）を有する底部（２０）と、
   柑橘類果実の落下を停止させる円盤（２３）とを備え、
   この円盤は果実の最大直径よりも僅かに大きい前記底部
   からの間隔にて前記底部の下に配置され、かつ果実放出
   穴（２４）を有し、この穴を固定底部の少なくとも１個
   の穴の垂線に対し偏って配置し、更に個々の果実を移動
   させるため固定底部と円盤との間に配置されたプレート
   （２５）を備えてこれを回転作動させると共に、これに
   少なくとも１個の穴（２８）を設け、この穴はプレート
   が回転する際に前記固定底部の穴の直下位置から円盤の
   穴の真上位置まで移動することを特徴とする請求項１記
   載のディスペンサ。 〔３〕固定底部の上表面を「テフロン」で被覆したこと
   を特徴とする請求項２記載のディスペンサ。 〔４〕切断用アセンブリおよびスカッシュ用アセンブリ
   （５、６）は、固定装着部（２９）と、この装着部の下
   に支持されて垂直方向移動自在に作動するスライダ（４
   ０）とを備え、２個の円筒状座部（３０ａ、３０ｂ）を
   垂直平面（Ｐ）に沿って互いに接線方向である水平な平
   行軸線によって画成すると共に、その上側を個々の果実
   を落下させるための中心ダクト（３１）に接続し、下側
   をジュース取出ダクト（３３）に接続された各円筒穴（
   ３２）に接続し、かつ対向横面を対応の皮放出開口部（
   ３４）に接続し、前記座部には２個の反対方向回転作動
   するドラム（３５）を装着し、これらドラムの横表面に
   は実質的に半円形のカップ（３６）を形成し、これらカ
   ップは反対方向回転によりダクトからの果実を捕えると
   共に、これを座部の接点の直下に配置された固定ブレー
   ド（３７）に押圧させて２個の半体に切断し、かつこれ
   ら２個の果実半体を前記円筒穴の垂線上に搬送し、前記
   円筒穴部の下側に２個の溝付きヘッド（４９）を支持す
   ると共に、これらを前記スライダの上方にて回転作動さ
   せ、前記ヘッドは前記果実半体をその回転およびスライ
   ダの上昇によってスカッシュさせるよう構成したことを
   特徴とする請求項１記載のディスペンサ。 〔５〕Ｏ−リングとして知られた種類の封止手段（５１
   ）をヘッド（４９）と円筒穴（５０）との間に配設した
   ことを特徴とする請求項４記載のディスペンサ。 〔６〕座部（３２）をカップの周囲に設けてガスケット
   （５１）を収納することにより、装着部における円筒状
   座部の内表面に対しシールを形成することを特徴とする
   請求項４記載のディスペンサ。 〔７〕洗浄手段は加圧洗浄水の供給ドラムに設けられた
   開口部を備えて、これをカップの底部に連通させ、この
   底部には前記カップに水を分出しするための洗浄用ノズ
   ル（５４）を装着することを特徴とする請求項１記載の
   ディスペンサ。 〔８〕洗浄手段は水槽（ＳＡ）と高圧ポンプと開口部（
   ５３）およびカップノズル（５４）とを備え、更に前記
   カップが関連ヘッドと整列した際に水をカップ中へ部分
   注入すると共に、適する速度の前記ヘッドの上昇および
   回転運動に連携させて少ない水消費により最適な洗浄を
   得ることを特徴とする請求項１記載のディスペンサ。 〔９〕切断用アセンブリにおけるダクト（３１）の入口
   を、貯蔵ユニットから果実を取出すための手段における
   円盤の放出開口部の直下に配置したことを特徴とする請
   求項４記載のディスペンサ。 〔１０〕マガジンを備え、これに果実相互の渋滞を排除
   するバイブレータを設けたことを特徴とする請求項２記
   載のディスペンサ。 〔１１〕ジュース取出ダクトの第１部分に開口部（７２
   ）を設けてこれに１種の櫛（７６）としての複数の歯（
   ７４）を横断させ、前記歯はこれらの歯が前記開口部を
   横断する濾過配置から、これらの歯が開口部から後退し
   て濾過残渣を所定位置に残す洗浄配置まで移動すること
   を特徴とする請求項４記載のディスペンサ。 〔１２〕開口部（７２）が水平な細長い形状を有し、か
   つ歯が前記開口部の下側を封止して横断することを特徴
   とする請求項４記載のディスペンサ。 〔１３〕櫛（７６）が垂直軸線液圧ジャッキ（８１）の
   ピストンに連携することを特徴とする請求項４記載のデ
   ィスペンサ。 〔１４〕コイン作動装置（９）を備えて制御ユニット（
   ８）を作動させることを特徴とする請求項１記載のディ
   スペンサ。