JPH0252943A - 放射式空調装置 - Google Patents

放射式空調装置

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JPH0252943A
JPH0252943A JP63202416A JP20241688A JPH0252943A JP H0252943 A JPH0252943 A JP H0252943A JP 63202416 A JP63202416 A JP 63202416A JP 20241688 A JP20241688 A JP 20241688A JP H0252943 A JPH0252943 A JP H0252943A
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JP
Japan
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temperature
heat transfer
transfer body
radiant heat
control device
Prior art date
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Pending
Application number
JP63202416A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Saito
正信 斎藤
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Taikisha Ltd
Original Assignee
Taikisha Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、空調対象域の天井、内壁、床の少なくとも一
部を板状の放射伝熱体で形成し、その放射伝熱体を加熱
又は冷却する温調手段を設け、前記放射伝熱体を設定温
度範囲に維持するために前記温調手段を自動的に出力調
整する制御装置を設けた放射式空調装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、第4図に示すように、天井を形成する放射伝熱体
(2)を、その上方空間(3)に対する温調手段として
の空調器(4)で加熱又は冷却するように構成し、放射
伝熱体(2)の温度を検出するセンサー(Sl)からの
情報に基づいて、かつ、温度設定器(13)により人為
的に設定される放射伝熱体(2)の設定温度範囲に基づ
いて、制御装置(6)により空調器(4)の出力を自動
調整して、設定温度範囲に維持された放射伝熱体(2)
と空調対象域(1)内の人体との間における放射伝熱に
よって、暖房又は冷房を実行するように構成していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、外気温の変化、あるいは、空調対象域(1)の
壁のうち外壁(12)に対する日照状態の変化などに起
因して、外壁内面と人体との間の放射伝熱量が変化する
と、放射伝熱体(2)の温度が一定に維持されていても
、人体が感じる暖房状態や冷房状態が変化して、熱く感
じたりあるいは寒く感じたりし、−層の改良の余地があ
った。
本第1発明の目的は、外気温の変化いかんにかかわらず
、常にかつ確実に良好な暖房感あるいは冷房感を実感で
きるようにし、しかも、そのための手段を実用面で優れ
たものに工夫する点にある。
本第2発明の目的は、外気温の変化及び外壁に対する日
照状態の変化いかんにかかわらず、常にかつ確実に良好
な暖房感あるいは冷房感を実感できるようにし、しかも
、そのための手段を実用面で優れたものに工夫する点に
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本第1発明の特徴構成は、放射式空調装置において、 外気温を検出するセンサーを設け、 そのセンサーによる検出外気温に基づいて、かつ、予め
設定された外気温と放射伝熱体温度の相関プログラムに
基づいて、制御装置により維持すべき放射伝熱体の設定
温度範囲を、検出外気温が高いほど設定温度範囲が低く
なる状態で自動的に変更して前記制御装置に指示する設
定温度変更手段を設けたことにあり、その作用・効果は
次の通りである。
〔作 用〕
つまり、外気温が変化すると、センサーからの情報とプ
ログラムに基づいて設定温度変更手段により自動的に制
御装置に対する設定温度範囲が変更され、放射伝熱体の
温度が自動的に調節される。そして、プログラムにおい
て外気温と放射伝熱体温度の相関を、外気温変化に伴う
外壁内面の温度変化にかかわらず、放射伝熱体及び外壁
内面と人体との間の放射伝熱の結果として快適な暖房感
あるいは冷房感が実感されるように予め設定しておけば
、外気温の変化にかかわらず快適な放射暖房状態あるい
は放射冷房状態を、人為調整の面倒さが無い状態で常に
確実に維持できる。
ちなみに、放射温度計や放射熱量計などを空調対象域に
配置し、検出した温度や熱量が設定範囲になるように制
御装置で温調手段の出力調整を自動的に実行させ、快適
な放射暖房や放射冷房を維持することも考えられるが、
人体が感じるのと同様に温度や熱量を検出させるために
は、放射温度計や放射熱量計を空調対象域に吊下げて歩
行などのじゃまになる高さに配置しなければならず、実
用的で無い。
しかし、本第1発明によればセンサーを空調対象域の外
部に配置すればよく、センサーによる実用面でのトブル
は全く無い。
〔課題を解決するための手段〕
本第2発明の特徴構成は、放射式空調装置において、 空調対象域の壁のうち外部に臨む外壁の温度を検出する
センサーを設け、 そのセンサーによる検出温度に基づいて、かつ、予め設
定された外壁温度と放射伝熱体温度の相関プログラムに
基づいて、制御装置により維持すべき放射伝熱体の設定
温度範囲を、検出外壁温度が高いほど設定温度範囲が低
くなる状態で自動的に変更して前記制御装置に指示する
設定温度変更手段を設けたことにあり、その作用・効果
は次の通りである。
〔作 用〕
つまり、外気温や外壁に対する日照状態が変化すると、
センサーからの情報とプログラムに基づいて設定温度変
更手段により自動的に制御装置に対する設定温度範囲が
変更され、放射伝熱体の温度が自動的に調節される。
そして、プログラムにおいて外壁温度と放射伝熱体温度
の相関を、外気温変化及び外壁に対する日照状態変化に
伴う外壁内面の温度変化にかかわらず、放射伝熱体及び
外壁内面と人体との間の放射伝熱の結果として快適な暖
房感あるいは冷房感が実感されるように予め設定してお
けば、外気温及び外壁に対する日照状態の変化にかかわ
らず快適な放射暖房状態あるいは放射冷房状態を、人為
調整の面倒さが無い状態で常に確実に維持できる。
また、センサーを外壁に付設すればよいから、本第1発
明と同様にセンサーによる実用面でのトラブルは全く無
い。
〔発明の効果〕
その結果、外気温や外壁に対する日照状態の変化にかか
わらず、快適な放射暖房や放射冷房を確実に維持できる
一段と高性能な放射式空調装置を、実用面でも優れたも
のとして提供できるようになった。
〔実施例〕
次に、第1図及び第2図により実施例を示す。
空調対象域(1)の天井をアルミ板などから成る板状の
放射伝熱体(2)で形成し、放射伝熱体(2)の上方に
形成した空間(3)内に、その空間(3)内の空気を加
熱又は冷却することによって放射伝熱体(2)を加熱又
は冷却する第1空調器(4)を設け、放射伝熱体(2)
と空調対象域(1)の人体との間における放射伝熱によ
って暖房や冷房を実行する放射式空調装置を形成しであ
る。
第1空調器(4)に空気循環用ファン(4a)と熱交換
器(4b)を設け、温熱又は冷熱を供給するための熱運
搬用流体の供給路(5a)と排出路(5b)を熱交換器
(4b)に接続し、供給路(5a)に流量調節弁(vl
)を設けて、放射伝熱体(2)の温度調節のための第1
空調器(4)の出力調整を行えるようにしである。
放射伝熱体(2)の温度を検出する第1センサー(Sl
)を設け、第1センサー(Sl)の検出温度を設定温度
範囲に維持するために流量調節弁(vl)を自動操作す
る制御装置(6)を設けてある。
外気温を検出する第2センサー(S2)を設け、第2セ
ンサー(S2)による検出外気温に基づいて、かつ、メ
モIJ−(7a)に予め設定された外気温と放射伝熱体
温度の相関プログラムに基づいて設定温度範囲を出力手
段(7b)から制御装置(6)に指示する設定温度変更
手段(7)を設けてある。
メモIJ−(7a)に設定された外気温と放射伝熱体温
度の相関は、第2図に示すように検出外気温が高いほど
設定温度範囲が低くなるように設定したものであり、外
気温変化に伴う外壁内面の温度変化にかかわらず、放射
伝熱体(2)及び外壁内面と人体との間の放射伝熱の結
果として快適な暖房感あるいは冷房感が実感されるよう
に設定したものである。
要するに、外気温が変化すれば、第2センサー (S2
)と設定温度変更手段(7)によって、制御装置(6)
により維持すべき放射伝熱体軸)の設定温度範囲を自動
的に変更して制御装置(6)に指示し、常にかつ確実に
良好な放射暖房や放射冷房を維持できるようにしである
メモ!J−(7a)に設定されたプログラムを変更する
設定手段(7C)を設け、人為操作によって最適プログ
ラムを選定できるようにしである。
温風又は冷風を供給する第2空調器(8)をフアン付給
気路(9)で空調対象域(1)に接続し、ファン付排気
路(10)を空調対象域(1)に接続し、対流暖房ある
いは対流冷房、換気、調湿などを実行できるようにしで
ある。
〔別実施例〕
次に、別実施例を説明する。
放射伝熱体(2)は天井、建物内に位置する内壁、床の
少なくとも一部を形成するように配置すればよく、また
、材質、構造、形状、その他において適当に変更できる
放射伝熱体(2)を加熱又は冷却するに、第1空調器(
4)を外部に配置して、放射伝熱体(2)背部の空間(
3)にダクトで接続したり、あるいは、第3図に示すよ
うに放射伝熱体(2)の背部に加熱用又は冷却用ジャケ
ラ11)を形成したり、その他具体構造において公知手
段から適当に選定利用でき、それらを温調手段(4又は
11)と総称する。
制御装置(6)によって温調手段(4又は11)を自動
的に出力調整するに、第3図に示すように、ジャケラ)
(11)からの戻り流体の一部をジャケット(11)へ
の供給流体に混合する混合栓(v2)の自動操作によっ
て、ジャケラ)(11)への供給流体の温度を自動調節
する等、その他具体構成において公知手段から適当に選
定利用できる。
制御装置(6)は具体構成、制御方式、その他において
適当に変更でき、例えば第3図に示すように放射伝熱体
(2)の温度を第1センサー(Sl)によるジャケラ)
 (11)への供給流体やジャケラ) (11)からの
排出流体の温度検出に基づいて判定する方式にしたり、
あるいは、フィードフォワード方式にしてもよい。
第2センサー(S2)の配置は適当に選定できるが、日
射の無い通気性良好な場所が望ましい。
外気温を検出する第2センサー(S2)に代えて、第3
図に示すように、空調対象域(1)の壁のうち外部に臨
む外壁(12)、望ましくはできるだけ内側の温度を検
出する第3センサー(S3)を設け、外壁温度と放射伝
熱体温度を第2図と同様にメモリー(7a)に設定して
、検出外壁温度が高いほど設定温度範囲が低くなるよう
に構成してもよい。
設定温度変更手段(7)は具体構成において適当に変更
でき、例えば暖房用プログラムと冷房用プログラムを各
別に設定する方式にしてもよい。
放射式空調装置は暖房専用、冷房専用、冷暖房切換用の
いずれであってもよく、また、空調対象域(1)の種類
は不問である。
第2空調器(8)は具体構成、制御構成、操作構成にお
いて公知手段から適当に選定でき、また省略してもよい
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
および方法に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す概念図である。 第2図は外気温と放射伝熱体温度の相関プログラムを示
すグラフである。第3図は本発明の別実施例を示す概念
図である。第4図は従来例の概念図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、空調対象域(1)の天井、内壁、床の少なくとも一
    部を板状の放射伝熱体(2)で形成し、その放射伝熱体
    (2)を加熱又は冷却する温調手段(4又は11)を設
    け、前記放射伝熱体(2)を設定温度範囲に維持するた
    めに前記温調手段(4又は11)を自動的に出力調整す
    る制御装置(6)を設けた放射式空調装置であって、外
    気温を検出するセンサー(S_2)を設け、そのセンサ
    ー(S_2)による検出外気温に基づいて、かつ、予め
    設定された外気温と放射伝熱体温度の相関プログラムに
    基づいて、前記制御装置(6)により維持すべき前記放
    射伝熱体(2)の設定温度範囲を、検出外気温が高いほ
    ど設定温度範囲が低くなる状態で自動的に変更して前記
    制御装置(6)に指示する設定温度変更手段(7)を設
    けてある放射式空調装置。 2、空調対象域(1)の天井、内壁、床の少なくとも一
    部を板状の放射伝熱体(2)で形成し、その放射伝熱体
    (2)を加熱又は冷却する温調手段(4又は11)を設
    け、前記放射伝熱体(2)を設定温度範囲に維持するた
    めに前記温調手段(4又は11)を自動的に出力調整す
    る制御装置(6)を設けた放射式空調装置であって、前
    記空調対象域(1)の壁のうち外部に臨む外壁(12)
    の温度を検出するセンサー(S_2)を設け、 そのセンサー(S_2)による検出温度に基づいて、か
    つ、予め設定された外壁温度と放射伝熱体温度の相関プ
    ログラムに基づいて、前記制御装置(6)により維持す
    べき前記放射伝熱体(2)の設定温度範囲を、検出外壁
    温度が高いほど設定温度範囲が低くなる状態で自動的に
    変更して前記制御装置(6)に指示する設定温度変更手
    段(7)を設けてある放射式空調装置。
JP63202416A 1988-08-12 1988-08-12 放射式空調装置 Pending JPH0252943A (ja)

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JP63202416A JPH0252943A (ja) 1988-08-12 1988-08-12 放射式空調装置

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JP63202416A JPH0252943A (ja) 1988-08-12 1988-08-12 放射式空調装置

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ID=16457145

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JP (1) JPH0252943A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0432647A (ja) * 1990-05-25 1992-02-04 Matsushita Electric Works Ltd 天井冷暖房システム
JP2015064129A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 鹿島建設株式会社 空調方法及び当該空調方法において使用する空調システム

Cited By (2)

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JPH0432647A (ja) * 1990-05-25 1992-02-04 Matsushita Electric Works Ltd 天井冷暖房システム
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