JPH0252738A - 積層シート - Google Patents

積層シート

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Publication number
JPH0252738A
JPH0252738A JP20389188A JP20389188A JPH0252738A JP H0252738 A JPH0252738 A JP H0252738A JP 20389188 A JP20389188 A JP 20389188A JP 20389188 A JP20389188 A JP 20389188A JP H0252738 A JPH0252738 A JP H0252738A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
woven fabric
layer
laminated sheet
fluoroplastics
melting point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20389188A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsunobu Fukumoto
福本 光伸
Hiroshi Susumago
煤孫 浩士
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP20389188A priority Critical patent/JPH0252738A/ja
Publication of JPH0252738A publication Critical patent/JPH0252738A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、屋外使用の建材分野においてその効用が特に
発揮することが期待される積層シートに関するものであ
る。
(従来の技術) フッ素樹脂と織布とから成る積層シートとしては、四フ
ッ化エチレン重合体(通称PTFE樹脂)ディスバージ
ョンをガラス繊維織布に含浸及び焼結させた積層シート
が知られており、東京ドームに代表される膜構造建築物
に使用されている。また、軟質塩化ビニル樹脂をポリエ
ステル繊維織布又はガラス繊維織布にコーティングした
積層シートが店舗ひさし、簡易テント、博覧会のパビリ
オンなどに使用されている。
(発明が解決しようとする課題) 前記の既存積層シートは屋外用膜材として使用されてい
るが、PTFE樹脂を使用したシートは熱接合加工に難
点があり、また透光性が低い。更にまた、PTFEディ
スバージョンの含浸及び焼結の多数回の繰り返しにより
製造されるので、製造コストの面でも難点がある。軟質
塩化ビニル樹脂を使用したシートには、使用中に樹脂に
含まれている可塑剤が表面にブリードしてきて埃りが付
き易くなり、外観が損なわれてくる、また耐候性も十分
でない難点がある。
既存の屋外用膜材はかかる難点を有するため用途分野に
制約を受けているのが現状である。
(課題を解決するための手段) 本発明は、 溶融押出成形機によって加工し得る、側鎖に化学的反応
性官能基を含まない熱可塑性フッ素樹脂の層と該熱可塑
性フッ素樹脂の融点より30°C以上高い融点を有する
材料から形成される織布とから成る少くとも二層の構造
を有する積層シートを提供する。
本発明は積層シートを構成する樹脂として溶融押出成形
機によって溶融押出加工し得る、且つ、側鎖に化学的反
応性官能基を含まない熱可塑性フッ素樹脂を用いること
を必要とする。本発明にいう溶融押出成形機は連続的に
押出成形可能な成形機であればよい。例えば、汎用のス
クリュータイプ押出成形機が好ましく用いられる。した
がって本°発明の熱可塑性フッ素用脂としてはPTFE
は適しない。
かかる樹脂としては、エチレン−四フッ化エチレー共重
合体(通称ETFII!樹脂)、四フッ化エチレンー六
フッ化プロピレン共重合体(通称PEP樹脂)四フッ化
エチレンーパーフロロ(アルキルビニルエーテル)共重
合体(通称PFA樹脂)、フッ化ビニリデン重合体(通
称Pv叶樹脂)、クロロトリフロロエチレン重合体(通
称PCTFE樹脂)、エチレン−クロロトリフロロエチ
レン共重合体(通称ECTPE樹脂)などがあるが、本
発明はこれらに限定されない。
また本発明は積層シートを構成する織布として該織布と
組み合わせて積層シートを構成するフッ素樹脂の融点よ
り30°C以上高い融点を有する材料からなる織布を用
いる。かかる織布としては、ガラス繊維織布、カーボン
繊維織布、芳香族アミド繊維織布、ポリエステル繊維織
布、ステンレス製織金網などがあるが、本発明はこれら
に限定されない。
また本発明の積層シートには例えばフッ素樹脂層/織布
層、または、フッ素樹脂層/織布層/フッ素樹脂層など
の構成から成る積層構造を形成させる。
本発明の積層シートは例えば特公昭52−16470号
公報に開示されている積層品の製造法の原理を応用して
製造される。
フッ素樹脂層/織布N/フッ素樹脂層から成る積層シー
トを例にして以下に説明する。
フッ素樹脂フィルム二枚の間に織布を重ねて成る複層体
をいずれのフィルムも溶融する温度に加熱しつつ、該複
層体を隔てた一方のフィルム側の気圧を他方のフィルム
側の気圧より負圧に保持する。これにより織布の両表面
にフッ素樹脂の被覆層を有する三層構造の積層シートが
形成される。
〔作 用) 本発明の積層シートを構成するフッ素樹脂自体が熱圧着
し易いものであり、また積層シートの表面の少なくとも
一方にはフッ素樹脂の被覆層が存在するので、重ね熱接
合加工が簡易になる。このことは施工現場での二次加工
作業及び使用中のままでの補修作業を容易にする。
また本発明の積層シートのフッ素樹脂はPTPH樹脂よ
りはるかに透明性があるので、積層シートの透光性は高
く更にまたは積層シートを構成する織布が鮮明に透視出
来る美的外観も付与出来る。
(実施例) 以下に実施例を記述するが、本発明はこれらに限定され
るものでない。
積層シートの製造に用いた装置は、表面に多数の細孔を
有し、その表面が1kg/c++IG圧力に歪まないた
めの支え構造及びそれら細孔全てに共通した吸引のため
の誘導路及び加熱のための電気ヒーターを内蔵した鉄製
平板である。積層用平板と称することにする。
またシリコンコートされた多孔質紙を剥離紙として使用
した。
実施例1 約290°Cに保持した積層用平板の上に剥離紙、25
μm厚さのETFEフィルム(旭硝子KK製アフロンc
op 、グレードC−88Aの樹脂の押出成形フィルム
)、経及び緯共目開きの無いガラス繊維織布(旭シュニ
ーベル製、平織、ストランド密度、経32本/inX緯
30本/in、厚さ0.28m、重さ380g/+d)
、50tjm厚さのII!TPEフィルム(上記に同じ
材質)の順に重ね、積層用平板側の気圧を150−1g
に3分間保持した。
出来上がった積層シートは両面共1!TFE樹脂被覆層
を有し、織布が鮮明に見える美的外観の優れたものであ
った。このシートの端を2cm+巾に重ねて汎用ヒート
シール機を使用して約280°Cにて熱接合し、接合部
の直角方向に引張ったところ接合部以外の所で切断した
。なおシートの厚さは約0.35+m+a、重さ約50
0g/rf、引張り強さは経及び緯共約220kg/i
nであり、薄く且つ軽量のねりには強度の大きいシート
であった。
実施例2 約290°Cに保持した積層用平板の上に剥離紙、経及
び緯共に約1腫の目開きを有するガラス繊維織布(旭シ
ュニーベル製、平織、ストランド密度、経20本/in
X緯19本/ i n 、厚さ0.12mm、重さ10
6g/rrf、50μm厚さのl:TFE(実施例1に
同じ)の順に重ね、積層用平板側の気圧を250mmH
Hに3分間保持した。
出来上がった積層シートは片側の表面にETFE樹脂被
覆層を有し、背後が透けて見えるほど透光性が良かった
。なお、厚さは約0.20 mm、重さは約190g/
n(、引張り強さは経及び緯共に約60kg / i 
nであった。
(発明の効果) 本発明の積層シートはフッ素樹脂本来の優れた耐候性、
自浄性及び耐熱性を有すると共に新たに良好な熱接合加
工性が付与されている。更に織布の選択により優れた透
光性、機械的強度及び意匠適性が具備され得る。したが
って本発明の被層シートは屋外用建材、特に膜材として
用途多様化に応え得るものである。
特許出願人  旭化成工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 溶融押出成形機によつて加工し得る、側鎖に化学的反応
    性官能基を含まない熱可塑性フッ素樹脂の層と該熱可塑
    性フッ素樹脂の融点より30℃以上高い融点を有する材
    料から形成される織布とから成る少くとも二層の構造を
    有する積層シート
JP20389188A 1988-08-18 1988-08-18 積層シート Pending JPH0252738A (ja)

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JP20389188A JPH0252738A (ja) 1988-08-18 1988-08-18 積層シート

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JP20389188A JPH0252738A (ja) 1988-08-18 1988-08-18 積層シート

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JPH0252738A true JPH0252738A (ja) 1990-02-22

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