JPH02526B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH02526B2 JPH02526B2 JP10427381A JP10427381A JPH02526B2 JP H02526 B2 JPH02526 B2 JP H02526B2 JP 10427381 A JP10427381 A JP 10427381A JP 10427381 A JP10427381 A JP 10427381A JP H02526 B2 JPH02526 B2 JP H02526B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- water
- water jacket
- conduit
- cooling water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 142
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims description 90
- 238000010992 reflux Methods 0.000 claims description 31
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 13
- TVMXDCGIABBOFY-UHFFFAOYSA-N octane Chemical compound CCCCCCCC TVMXDCGIABBOFY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 3
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 3
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 3
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 229930195733 hydrocarbon Natural products 0.000 description 2
- 150000002430 hydrocarbons Chemical class 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000010792 warming Methods 0.000 description 2
- 239000004215 Carbon black (E152) Substances 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P7/00—Controlling of coolant flow
- F01P7/14—Controlling of coolant flow the coolant being liquid
- F01P7/16—Controlling of coolant flow the coolant being liquid by thermostatic control
- F01P7/165—Controlling of coolant flow the coolant being liquid by thermostatic control characterised by systems with two or more loops
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P3/00—Liquid cooling
- F01P3/02—Arrangements for cooling cylinders or cylinder heads
- F01P2003/027—Cooling cylinders and cylinder heads in parallel
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P3/00—Liquid cooling
- F01P3/18—Arrangements or mounting of liquid-to-air heat-exchangers
- F01P2003/187—Arrangements or mounting of liquid-to-air heat-exchangers arranged in series
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P5/00—Pumping cooling-air or liquid coolants
- F01P5/10—Pumping liquid coolant; Arrangements of coolant pumps
- F01P2005/105—Using two or more pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P2025/00—Measuring
- F01P2025/08—Temperature
- F01P2025/30—Engine incoming fluid temperature
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はエンジンの冷却装置に係り、特に火花
点火式エンジンに用いられる冷却水循環式冷却装
置に係る。
点火式エンジンに用いられる冷却水循環式冷却装
置に係る。
火花点火式のエンジンに於ては、シリンダヘツ
ドが強力に冷却されれば、メカニカルオクタン価
が向上し、ノツキングの発生が抑制され、これに
伴ないエンジンの出力性能及び燃費を向上できる
ことは従来から知られている。
ドが強力に冷却されれば、メカニカルオクタン価
が向上し、ノツキングの発生が抑制され、これに
伴ないエンジンの出力性能及び燃費を向上できる
ことは従来から知られている。
しかし、従来から一般に用いられている水冷式
エンジンに於ては、シリンダヘツドに設けられた
ウオータジヤケツトを流れる冷却水とシリンダブ
ロツクに設けられたウオータジヤケツトを流れる
冷却水とが途中にラジエータを含む一つの共通の
還流通路を経て貫流し、シリンダヘツドのウオー
タジヤケツトを流れる冷却水の温度とシリンダブ
ロツクのウオータジヤケツトを流れる冷却水の温
度とを個別に制御することができない。このため
上述の如き水冷式エンジンに於ては、シリンダヘ
ツドのウオータジヤケツトを流れる冷却水の温度
を低くしてシリンダヘツドを強力に冷却しようと
すると、シリンダブロツクのウオータジヤケツト
を流れる冷却水の温度もそれに伴ない低下し、シ
リンダブロツクのウオータジヤケツトを流れる冷
却水の温度の影響を強く受けるエンジン潤滑油の
温度も低下し、エンジンの摩擦損失が増大し、ま
た燃焼室の周壁の温度低下に伴ない排気ガス中の
ハイドロカーボンの濃度が増大するという不具合
が生ずる。
エンジンに於ては、シリンダヘツドに設けられた
ウオータジヤケツトを流れる冷却水とシリンダブ
ロツクに設けられたウオータジヤケツトを流れる
冷却水とが途中にラジエータを含む一つの共通の
還流通路を経て貫流し、シリンダヘツドのウオー
タジヤケツトを流れる冷却水の温度とシリンダブ
ロツクのウオータジヤケツトを流れる冷却水の温
度とを個別に制御することができない。このため
上述の如き水冷式エンジンに於ては、シリンダヘ
ツドのウオータジヤケツトを流れる冷却水の温度
を低くしてシリンダヘツドを強力に冷却しようと
すると、シリンダブロツクのウオータジヤケツト
を流れる冷却水の温度もそれに伴ない低下し、シ
リンダブロツクのウオータジヤケツトを流れる冷
却水の温度の影響を強く受けるエンジン潤滑油の
温度も低下し、エンジンの摩擦損失が増大し、ま
た燃焼室の周壁の温度低下に伴ない排気ガス中の
ハイドロカーボンの濃度が増大するという不具合
が生ずる。
上述の如き不具合に鑑みて、シリンダヘツドと
シリンダブロツクとを個別の独立した冷却水循環
系によつて冷却することが考えられている。この
場合にはシリンダヘツドのウオータジヤケツトを
流れる冷却水の温度とシリンダブロツクのウオー
タジヤケツトを流れる冷却水の温度とを個別に制
御することができ、これによりシリンダヘツドを
シリンダブロツクに比して強力に冷却でき、エン
ジンの摩擦損失や排気ガス中の有害成分の増大を
生じることなくエンジンのメカニカルオクタン価
を向上することができる。しかしエンジン暖機中
もシリンダヘツドとシリンダブロツクの冷却水循
環系が分離していると、シリンダブロツクの冷却
水水温の上昇が遅くなるという問題が生ずる。即
ち、エンジンの低、中速域に於ては、ヘツド側冷
却水受熱量がブロツク側のそれの1.5〜2倍程度
になるが、シリンダヘツドとシリンダブロツクの
冷却水循環系が分離されていると、熱容量の大き
いシリンダブロツクがシリンダヘツドに於ける冷
却水受熱量を利用することができないため、ブロ
ツク側冷却水水温の上昇が遅れ、その結果ブロツ
ク側冷却水水温と密接な関係にあるエンジン潤滑
油の温度の上昇が遅れ、エンジン暖機中の摩擦損
失が増大し、燃料消費量が増大する。
シリンダブロツクとを個別の独立した冷却水循環
系によつて冷却することが考えられている。この
場合にはシリンダヘツドのウオータジヤケツトを
流れる冷却水の温度とシリンダブロツクのウオー
タジヤケツトを流れる冷却水の温度とを個別に制
御することができ、これによりシリンダヘツドを
シリンダブロツクに比して強力に冷却でき、エン
ジンの摩擦損失や排気ガス中の有害成分の増大を
生じることなくエンジンのメカニカルオクタン価
を向上することができる。しかしエンジン暖機中
もシリンダヘツドとシリンダブロツクの冷却水循
環系が分離していると、シリンダブロツクの冷却
水水温の上昇が遅くなるという問題が生ずる。即
ち、エンジンの低、中速域に於ては、ヘツド側冷
却水受熱量がブロツク側のそれの1.5〜2倍程度
になるが、シリンダヘツドとシリンダブロツクの
冷却水循環系が分離されていると、熱容量の大き
いシリンダブロツクがシリンダヘツドに於ける冷
却水受熱量を利用することができないため、ブロ
ツク側冷却水水温の上昇が遅れ、その結果ブロツ
ク側冷却水水温と密接な関係にあるエンジン潤滑
油の温度の上昇が遅れ、エンジン暖機中の摩擦損
失が増大し、燃料消費量が増大する。
本発明はエンジンの摩擦損失や排気ガス中の有
害成分を増大することなく、またシリンダブロツ
クの暖機を遅延させることなくシリンダヘツドを
強力に冷却してエンジンのメカニカルオクタン価
を向上できる改良されたエンジンの冷却装置を提
供することを主たる目的としている。
害成分を増大することなく、またシリンダブロツ
クの暖機を遅延させることなくシリンダヘツドを
強力に冷却してエンジンのメカニカルオクタン価
を向上できる改良されたエンジンの冷却装置を提
供することを主たる目的としている。
本発明は上述の如き主たる目的を達成しつつウ
オータジヤケツトに於ける冷却水の流れを常に円
滑にし、ウオータジヤケツトに於て冷却水の温度
が局部的に上昇することを回避し、しかもラジエ
ータの冷却能力を十分に活用することができるエ
ンジンの冷却装置を提供することをその詳細な目
的としている。
オータジヤケツトに於ける冷却水の流れを常に円
滑にし、ウオータジヤケツトに於て冷却水の温度
が局部的に上昇することを回避し、しかもラジエ
ータの冷却能力を十分に活用することができるエ
ンジンの冷却装置を提供することをその詳細な目
的としている。
かかる目的は、本発明によれば、シリンダヘツ
ドに設けられた第一のウオータジヤケツトと、シ
リンダブロツクに設けられた第二のウオータジヤ
ケツトと、前記第一及び第二のウオータジヤケツ
トを通る冷却水流を各々付勢する第一及び第二の
ウオータポンプと、ラジエータと、前記第一のウ
オータジヤケツトと前記第二のウオータジヤケツ
トとを直列に接続し途中に前記ラジエータを含む
第一の還流通路と、前記第一のウオータジヤケツ
トと前記第二のウオータジヤケツトとを直列に接
続し途中に前記ラジエータを含まない第二の還流
通路と、前記第一のウオータジヤケツトの出口を
その入口に接続し途中に前記ラジエータを含む第
三の還流通路と、前記第二のウオータジヤケツト
の出口をその入口に接続し途中に前記ラジエータ
を含まない第四の還流通路と、前記第一のウオー
タジヤケツトを貫流する冷却水の温度に応じて該
温度が比較的低い温度のとき主として前記第二の
還流通路を作動させ前記温度が中位のとき主とし
て前記第三の還流通路と第四の還流通路を作動さ
せ前記温度が比較的高いとき主として前記第一の
還流通路を作動させる流路制御手段とを有してい
ることを特徴とするエンジンの冷却装置によつて
達成される。
ドに設けられた第一のウオータジヤケツトと、シ
リンダブロツクに設けられた第二のウオータジヤ
ケツトと、前記第一及び第二のウオータジヤケツ
トを通る冷却水流を各々付勢する第一及び第二の
ウオータポンプと、ラジエータと、前記第一のウ
オータジヤケツトと前記第二のウオータジヤケツ
トとを直列に接続し途中に前記ラジエータを含む
第一の還流通路と、前記第一のウオータジヤケツ
トと前記第二のウオータジヤケツトとを直列に接
続し途中に前記ラジエータを含まない第二の還流
通路と、前記第一のウオータジヤケツトの出口を
その入口に接続し途中に前記ラジエータを含む第
三の還流通路と、前記第二のウオータジヤケツト
の出口をその入口に接続し途中に前記ラジエータ
を含まない第四の還流通路と、前記第一のウオー
タジヤケツトを貫流する冷却水の温度に応じて該
温度が比較的低い温度のとき主として前記第二の
還流通路を作動させ前記温度が中位のとき主とし
て前記第三の還流通路と第四の還流通路を作動さ
せ前記温度が比較的高いとき主として前記第一の
還流通路を作動させる流路制御手段とを有してい
ることを特徴とするエンジンの冷却装置によつて
達成される。
以下に添付の図を参照して本発明を実施例につ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
第1図は本発明によるエンジンの冷却装置の一
つの実施例を示す線図である。第1図に於て、1
はエンジンを示しており、このエンジンは主に各
気筒の熱焼室の頭部を郭定するシリンダヘツド2
と、前記熱焼室の周壁部を郭定するシリンダブロ
ツク3とを有している。シリンダヘツド2とシリ
ンダブロツク3には各々ウオータジヤケツト4及
び5が個別に設けられており、これらウオータジ
ヤケツト内を冷却水が互に独立した流れを持つて
個別に貫流するようになつている。
つの実施例を示す線図である。第1図に於て、1
はエンジンを示しており、このエンジンは主に各
気筒の熱焼室の頭部を郭定するシリンダヘツド2
と、前記熱焼室の周壁部を郭定するシリンダブロ
ツク3とを有している。シリンダヘツド2とシリ
ンダブロツク3には各々ウオータジヤケツト4及
び5が個別に設けられており、これらウオータジ
ヤケツト内を冷却水が互に独立した流れを持つて
個別に貫流するようになつている。
ウオータジヤケツト4はその入口6をウオータ
ポンプ10aの吐出ポートに接続され、またウオ
ータジヤケツト5はその入口8をもう一つのウオ
ータポンプ10bの吐出ポートに接続されてい
る。ウオータポンプ10の吸入ポートは導管1
1,12及び13を経てウオータジヤケツト5の
出口ポート9に接続されている。ウオータポンプ
10bの吸入ポートは導管14,15及び16を
経てウオータジヤケツト4の出口7に接続されて
いる。またウオータポンプ10aの吸入ポートは
導管11及び17を経てラジエータ18の出口1
9に接続されている。ラジエータ18はその入口
20を導管21及び16を経てウオータジヤケツ
ト4の出口7に接続されている。またラジエータ
18はその出口19を導管22及び14を経てウ
オータポンプ10bの吸入ポートに接続されてい
る。ウオータジヤケツト5の出口9は導管13,
23及び14を経てウオータポンプ10bの吸入
ポートに接続されている。
ポンプ10aの吐出ポートに接続され、またウオ
ータジヤケツト5はその入口8をもう一つのウオ
ータポンプ10bの吐出ポートに接続されてい
る。ウオータポンプ10の吸入ポートは導管1
1,12及び13を経てウオータジヤケツト5の
出口ポート9に接続されている。ウオータポンプ
10bの吸入ポートは導管14,15及び16を
経てウオータジヤケツト4の出口7に接続されて
いる。またウオータポンプ10aの吸入ポートは
導管11及び17を経てラジエータ18の出口1
9に接続されている。ラジエータ18はその入口
20を導管21及び16を経てウオータジヤケツ
ト4の出口7に接続されている。またラジエータ
18はその出口19を導管22及び14を経てウ
オータポンプ10bの吸入ポートに接続されてい
る。ウオータジヤケツト5の出口9は導管13,
23及び14を経てウオータポンプ10bの吸入
ポートに接続されている。
導管12の途中には制御弁30が、また導管2
1の途中には制御弁31が各々設けられている。
この制御弁30及び31は後述する制御装置50
によりその作動を制御されて開閉するようになつ
ている。また導管15,17及び23の途中には
絞り要素40,41及び42が設けられている。
1の途中には制御弁31が各々設けられている。
この制御弁30及び31は後述する制御装置50
によりその作動を制御されて開閉するようになつ
ている。また導管15,17及び23の途中には
絞り要素40,41及び42が設けられている。
制御装置50は導管14に取付けられた温度セ
ンサ51が検出する冷却水温度に応じてその温度
が第一の所定値、例えば80℃以下である時には制
御弁30を開弁し、制御弁31を閉弁し、前記温
度が前記第一の所定値とこれより高い第二の所定
値、例えば、80℃〜90℃の範囲である時には制御
弁30を閉弁し、制御弁31を開弁し、また前記
温度が前記第二の所定値以上である時には制御弁
30及び31を共に開弁するようになつている。
ンサ51が検出する冷却水温度に応じてその温度
が第一の所定値、例えば80℃以下である時には制
御弁30を開弁し、制御弁31を閉弁し、前記温
度が前記第一の所定値とこれより高い第二の所定
値、例えば、80℃〜90℃の範囲である時には制御
弁30を閉弁し、制御弁31を開弁し、また前記
温度が前記第二の所定値以上である時には制御弁
30及び31を共に開弁するようになつている。
次に上述の如き構成からなる冷却装置の作用に
ついて説明する。
ついて説明する。
先ず温度センサ51が検出する水温が第一の所
定値以下、例えば80℃以下の水温を検出している
時、即ちエンジン暖機中について説明する。この
時には制御弁30が開弁し、制御弁31が閉弁し
ているからウオータポンプ10aが吐出する冷却
水は入口6よりウオータジヤケツト4内に流入
し、該ウオータジヤケツトを貫流してその出口7
より導管16,15及び14を経てウオータポン
プ10bへ至り、該ウオータポンプによつて付勢
され、入口8よりウオータジヤケツト5内に流入
し、該ウオータジヤケツトを貫流したのち出口9
より導管13,12及び11を経てウオータポン
プ10に戻る。即ち、この時にはウオータジヤケ
ツト4と5及びウオータポンプ10aと10bを
ラジエータ18を含むことなく直列に接続する冷
却水還流通路(第二の還流通路)が成立し、この
還流通路を冷却水が循環するようになる。上述の
如き還流通路を冷却水が循環することによりシリ
ンダヘツド2とシリンダブロツク3とは同時に、
また同様に暖機されることになる。
定値以下、例えば80℃以下の水温を検出している
時、即ちエンジン暖機中について説明する。この
時には制御弁30が開弁し、制御弁31が閉弁し
ているからウオータポンプ10aが吐出する冷却
水は入口6よりウオータジヤケツト4内に流入
し、該ウオータジヤケツトを貫流してその出口7
より導管16,15及び14を経てウオータポン
プ10bへ至り、該ウオータポンプによつて付勢
され、入口8よりウオータジヤケツト5内に流入
し、該ウオータジヤケツトを貫流したのち出口9
より導管13,12及び11を経てウオータポン
プ10に戻る。即ち、この時にはウオータジヤケ
ツト4と5及びウオータポンプ10aと10bを
ラジエータ18を含むことなく直列に接続する冷
却水還流通路(第二の還流通路)が成立し、この
還流通路を冷却水が循環するようになる。上述の
如き還流通路を冷却水が循環することによりシリ
ンダヘツド2とシリンダブロツク3とは同時に、
また同様に暖機されることになる。
これによりシリンダヘツドとシリンダブロツク
とが完全に独立した冷却水循環系によつて冷却さ
れるよう構成されたエンジンに比してシリンダブ
ロツクの暖機性が向上する。エンジンの機械効率
を向上させる上で潤滑油温度を可及的に速く上昇
させることが好ましく、上述の如くシリンダブロ
ツクの暖機性が向上されれば、シリンダブロツク
の温度に強い影響を受ける潤滑油温度の上昇が早
まり、エンジン暖機時に於けるエンジンの機械効
率が改善されるようになる。
とが完全に独立した冷却水循環系によつて冷却さ
れるよう構成されたエンジンに比してシリンダブ
ロツクの暖機性が向上する。エンジンの機械効率
を向上させる上で潤滑油温度を可及的に速く上昇
させることが好ましく、上述の如くシリンダブロ
ツクの暖機性が向上されれば、シリンダブロツク
の温度に強い影響を受ける潤滑油温度の上昇が早
まり、エンジン暖機時に於けるエンジンの機械効
率が改善されるようになる。
尚、上述の如き還流通路が成立している時、ウ
オータジヤケツト5の出口9より導管13へ流出
した冷却水の一部は導管23を経て導管14へ流
れるが、この冷却水の水量は絞り要素42により
制限され、このためウオータジヤケツト5の出口
9より導管13へ流出した冷却水の大部分は導管
12及び11を経てウオータポンプ10aへ流
れ、シリンダブロツク5の暖機性を著しく阻害す
ることはない。尚、シリンダブロツク5の暖機中
に於てウオータジヤケツト5より流出した冷却水
の一部が導管13へ流れることを禁止する必要が
ある場合には、導管23の途中に絞り要素42に
代えてもう一つの開閉式の制御弁が設けられれば
よい。また上述の如き還流通路が成立している時
には、ウオータジヤケツト4の出口7より流出し
た冷却水の一部が導管16,15を経て導管22
へ流れ、更に導管17及び11を経てウオータポ
ンプ10aへ流れる可能性があるが、この実施例
に於ては、図示されている如く、導管15と22
とが導管14の一部を経て接続されているから、
この時導管23を経て導管14へ流れる冷却水の
流れがあれば、その冷却水の流れにより冷却水が
導管15より導管22へ流れることが阻止され
る。尚、導管15より導管22へ流れる冷却水の
流れを確実に禁止する必要がある場合は、第2図
に示されている如く導管22の途中に該導管をラ
ジエータ18から導管14へ向かう冷却水の流れ
のみを許す逆止弁32或は開閉式の制御弁が設け
られればよい。尚、第2図に示された実施例に於
ては、温度センサ51が導管13に設けられてい
る。
オータジヤケツト5の出口9より導管13へ流出
した冷却水の一部は導管23を経て導管14へ流
れるが、この冷却水の水量は絞り要素42により
制限され、このためウオータジヤケツト5の出口
9より導管13へ流出した冷却水の大部分は導管
12及び11を経てウオータポンプ10aへ流
れ、シリンダブロツク5の暖機性を著しく阻害す
ることはない。尚、シリンダブロツク5の暖機中
に於てウオータジヤケツト5より流出した冷却水
の一部が導管13へ流れることを禁止する必要が
ある場合には、導管23の途中に絞り要素42に
代えてもう一つの開閉式の制御弁が設けられれば
よい。また上述の如き還流通路が成立している時
には、ウオータジヤケツト4の出口7より流出し
た冷却水の一部が導管16,15を経て導管22
へ流れ、更に導管17及び11を経てウオータポ
ンプ10aへ流れる可能性があるが、この実施例
に於ては、図示されている如く、導管15と22
とが導管14の一部を経て接続されているから、
この時導管23を経て導管14へ流れる冷却水の
流れがあれば、その冷却水の流れにより冷却水が
導管15より導管22へ流れることが阻止され
る。尚、導管15より導管22へ流れる冷却水の
流れを確実に禁止する必要がある場合は、第2図
に示されている如く導管22の途中に該導管をラ
ジエータ18から導管14へ向かう冷却水の流れ
のみを許す逆止弁32或は開閉式の制御弁が設け
られればよい。尚、第2図に示された実施例に於
ては、温度センサ51が導管13に設けられてい
る。
次に温度センサ51が第一の所定値と第二の所
定値との間の温度、例えば80℃から90℃の温度を
検出している時、即ちエンジン暖機完了後につい
て説明する。この時には制御弁30が閉弁し、制
御弁31が開弁する。従つてこの時にはウオータ
ポンプ10aが吐出する冷却水は入口6よりウオ
ータジヤケツト4内に流入し、該ウオータジヤケ
ツトを貫流してその出口7より導管16、導管2
1を経てラジエータ18へ流れ、該ラジエータを
貫流し、その際に冷却され、その後導管17及び
11を経てウオータポンプ10aに戻る。一方ウ
オータポンプ10bが吐出する冷却水は入口8よ
りウオータジヤケツト5内に流入し、該ウオータ
ジヤケツトを貫流したのち出口9より導管13,
23及び14を経てウオータポンプ10に戻る。
この時にはウオータジヤケツト4の出口をその入
口に接続し途中にウオータポンプ10a及びラジ
エータ8を含む還流通路(第三の還流通路)と、
ウオータジヤケツト5の出口をその入口に接続し
途中にウオータポンプ10bを含みラジエータ1
8を含まない還流通路(第四の還流通路)が成立
する。
定値との間の温度、例えば80℃から90℃の温度を
検出している時、即ちエンジン暖機完了後につい
て説明する。この時には制御弁30が閉弁し、制
御弁31が開弁する。従つてこの時にはウオータ
ポンプ10aが吐出する冷却水は入口6よりウオ
ータジヤケツト4内に流入し、該ウオータジヤケ
ツトを貫流してその出口7より導管16、導管2
1を経てラジエータ18へ流れ、該ラジエータを
貫流し、その際に冷却され、その後導管17及び
11を経てウオータポンプ10aに戻る。一方ウ
オータポンプ10bが吐出する冷却水は入口8よ
りウオータジヤケツト5内に流入し、該ウオータ
ジヤケツトを貫流したのち出口9より導管13,
23及び14を経てウオータポンプ10に戻る。
この時にはウオータジヤケツト4の出口をその入
口に接続し途中にウオータポンプ10a及びラジ
エータ8を含む還流通路(第三の還流通路)と、
ウオータジヤケツト5の出口をその入口に接続し
途中にウオータポンプ10bを含みラジエータ1
8を含まない還流通路(第四の還流通路)が成立
する。
この時にはウオータジヤケツト4にのみラジエ
ータ18を通過した冷却水が貫流するので、該冷
却水の温度は低下し、シリンダヘツド2は強力に
冷却される。これに対しウオータジヤケツト5を
貫流する冷却水はラジエータ18を通過しないか
らその温度はウオータジヤケツト4を貫流する冷
却水のそれとは別に徐々に上昇し、シリンダブロ
ツク3は強力に冷却されない。これによりエンジ
ンの摩擦損失や排気ガス中のハイドロカーボン濃
度を増大することなくエンジンのメカニカルオク
タン価が向上し、エンジンの出力性能及び燃費が
向上する。
ータ18を通過した冷却水が貫流するので、該冷
却水の温度は低下し、シリンダヘツド2は強力に
冷却される。これに対しウオータジヤケツト5を
貫流する冷却水はラジエータ18を通過しないか
らその温度はウオータジヤケツト4を貫流する冷
却水のそれとは別に徐々に上昇し、シリンダブロ
ツク3は強力に冷却されない。これによりエンジ
ンの摩擦損失や排気ガス中のハイドロカーボン濃
度を増大することなくエンジンのメカニカルオク
タン価が向上し、エンジンの出力性能及び燃費が
向上する。
温度センサ51が検出する温度が第二の所定値
以上になると、例えば90℃以上になると、制御弁
30及び31が共に開弁する。従つてこの時には
ウオータポンプ10aが吐出する冷却水は入口6
よりウオータジヤケツト4内に流入し、該ウオー
タジヤケツトを貫流したのちその出口7より導管
16,21を経てラジエータ18へ流れ、該ラジ
エータを通過し、その際冷却され、その後導管2
2,14を経てウオータポンプ10bへ至り、該
ウオータポンプによつて付勢され、入口8よりウ
オータジヤケツト5内に流入し、該ウオータジヤ
ケツトを貫流したのちその口9より導管13,1
2及び11を経てウオータポンプ10aに戻る。
この時にはウオータジヤケツト4と5及びウオー
タポンプ10と11とを直列に接続し途中にラジ
エータ18を含む還流通路(第一の還流通路)が
成立する。これによりウオータジヤケツト5にも
ラジエータ18を通過した冷却水が流れるように
なり、これによりウオータジヤケツト5を流れる
冷却水の温度が低下し、該温度が前記第二の所定
値を超えて上昇することが回避される。これによ
りシリンダブロツク3の過熱が防止される。尚、
この時には二つのウオータポンプ10及び11が
直列に接続されるためラジエータ18を流れる冷
却水の流量が増大し、ラジエータ18の冷却能力
が向上する。
以上になると、例えば90℃以上になると、制御弁
30及び31が共に開弁する。従つてこの時には
ウオータポンプ10aが吐出する冷却水は入口6
よりウオータジヤケツト4内に流入し、該ウオー
タジヤケツトを貫流したのちその出口7より導管
16,21を経てラジエータ18へ流れ、該ラジ
エータを通過し、その際冷却され、その後導管2
2,14を経てウオータポンプ10bへ至り、該
ウオータポンプによつて付勢され、入口8よりウ
オータジヤケツト5内に流入し、該ウオータジヤ
ケツトを貫流したのちその口9より導管13,1
2及び11を経てウオータポンプ10aに戻る。
この時にはウオータジヤケツト4と5及びウオー
タポンプ10と11とを直列に接続し途中にラジ
エータ18を含む還流通路(第一の還流通路)が
成立する。これによりウオータジヤケツト5にも
ラジエータ18を通過した冷却水が流れるように
なり、これによりウオータジヤケツト5を流れる
冷却水の温度が低下し、該温度が前記第二の所定
値を超えて上昇することが回避される。これによ
りシリンダブロツク3の過熱が防止される。尚、
この時には二つのウオータポンプ10及び11が
直列に接続されるためラジエータ18を流れる冷
却水の流量が増大し、ラジエータ18の冷却能力
が向上する。
尚、上述の如き状態の時にはウオータジヤケツ
ト4より導管16へ流出した冷却水の一部が導管
15を経て導管14へ流れるが、この流量は絞り
要素40により制限され、またラジエータ18を
貫流した冷却水の一部が導管17及び11を経て
ウオータポンプ10へ流れるが、この流量は絞り
要素41により制限され、またウオータジヤケツ
ト5より導管13へ流出した冷却水の一部が導管
23及び14を経てウオータポンプ11へ流れ、
この冷却水の流量は前記絞り要素42により制限
される。尚、このような冷却水の流れを禁止する
必要がある場合は、導管15,17及び23の
各々に絞り要素に代えて開閉式の制御弁が設けら
れればよい。
ト4より導管16へ流出した冷却水の一部が導管
15を経て導管14へ流れるが、この流量は絞り
要素40により制限され、またラジエータ18を
貫流した冷却水の一部が導管17及び11を経て
ウオータポンプ10へ流れるが、この流量は絞り
要素41により制限され、またウオータジヤケツ
ト5より導管13へ流出した冷却水の一部が導管
23及び14を経てウオータポンプ11へ流れ、
この冷却水の流量は前記絞り要素42により制限
される。尚、このような冷却水の流れを禁止する
必要がある場合は、導管15,17及び23の
各々に絞り要素に代えて開閉式の制御弁が設けら
れればよい。
第3図乃至第11図は本発明によるエンジンの
冷却装置の他の実施例を各々示している。尚、第
3図乃至第11図に於て第1図に対応する部分は
第1図に付した符号と同一の符号により示されて
いる。
冷却装置の他の実施例を各々示している。尚、第
3図乃至第11図に於て第1図に対応する部分は
第1図に付した符号と同一の符号により示されて
いる。
第3図に示された実施例に於ては、導管15の
途中に絞り要素40に代えて制御弁33が設けら
れている。制御弁33は温度センサ51が検出す
る温度が前記第一の所定値以下である時のみ開弁
するようになつている。制御弁30及び31は第
1図に示されたそれと同様に開閉するようになつ
ている。
途中に絞り要素40に代えて制御弁33が設けら
れている。制御弁33は温度センサ51が検出す
る温度が前記第一の所定値以下である時のみ開弁
するようになつている。制御弁30及び31は第
1図に示されたそれと同様に開閉するようになつ
ている。
従つて、かかる実施例に於てもウオータジヤケ
ツト5に流入する冷却水の温度が第一の所定値以
下である時には前記第二の還流通路が成立し、前
記温度が前記第一の所定値と前記第二の所定値と
の間である時には前記第三及び第四の還流通路が
互に独立して成立し、また前記温度が前記第二の
所定値以上の時には前記第一の還流通路が成立す
る。尚、この実施例に於ては、制御弁33が設け
られたことにより前記温度が前記第二の所定値以
上の時、導管15を冷却水が流れることがなく、
ウオータジヤケツト4と5とが完全に直列に接続
される。従つて、この場合には前記温度が前記第
二の所定値以上の時ウオータジヤケツト5を流れ
る冷却水の温度が迅速に低下する。
ツト5に流入する冷却水の温度が第一の所定値以
下である時には前記第二の還流通路が成立し、前
記温度が前記第一の所定値と前記第二の所定値と
の間である時には前記第三及び第四の還流通路が
互に独立して成立し、また前記温度が前記第二の
所定値以上の時には前記第一の還流通路が成立す
る。尚、この実施例に於ては、制御弁33が設け
られたことにより前記温度が前記第二の所定値以
上の時、導管15を冷却水が流れることがなく、
ウオータジヤケツト4と5とが完全に直列に接続
される。従つて、この場合には前記温度が前記第
二の所定値以上の時ウオータジヤケツト5を流れ
る冷却水の温度が迅速に低下する。
また第4図に示された実施例に於ては、制御弁
30及び31が省略され、導管15の途中に制御
弁33が、導管17の途中に制御弁34が、導管
22の途中が制御弁35が各々設けられている。
制御弁33は第3図に示されたそれと同様に温度
センサ51によつて検出される冷却水の温度が前
記第一の所定値以下の時のみ開弁し、制御弁34
は前記温度が前記第一の所定値と前記第二の所定
値との間である時のみ開弁し、制御弁35は前記
温度が前記第二の所定値以上の時のみ開弁するよ
うになつている。
30及び31が省略され、導管15の途中に制御
弁33が、導管17の途中に制御弁34が、導管
22の途中が制御弁35が各々設けられている。
制御弁33は第3図に示されたそれと同様に温度
センサ51によつて検出される冷却水の温度が前
記第一の所定値以下の時のみ開弁し、制御弁34
は前記温度が前記第一の所定値と前記第二の所定
値との間である時のみ開弁し、制御弁35は前記
温度が前記第二の所定値以上の時のみ開弁するよ
うになつている。
従つて、温度センサ51によつて検出される冷
却水の温度が前記第一の所定値以下の時には制御
弁33が開弁し、制御弁34と35とが共に閉弁
している。この時にはウオータジヤケツト4と5
とを直列に接続し途中にラジエータ18を含まな
い第二の還流通路が成立する。温度センサ51に
よつて検出される冷却水の温度が前記第一の所定
値と前記第二の所定値間である時には制御弁33
と35とが共に閉弁し、制御弁34のみ開弁す
る。この時にはウオータジヤケツト4の出口7を
その入口6に接続し途中にラジエータ18を含む
第三の還流通路とウオータジヤケツト5の出口9
をその入口8に接続し途中にラジエータ18を含
まない第四の還流通路とが互に独立して成立す
る。また温度センサ51によつて検出される冷却
水の温度が前記第二の所定値以上の時には制御弁
33と34とが共に閉弁し、制御弁35のみ開弁
する。この時にはウオータジヤケツト4と5及び
ウオータポンプ10と11とを直列に接続し途中
にラジエータ18を含む第一の還流通路が成立す
る。従つて、かかる実施例に於ても第1図に示さ
れたそれと同等の効果が得られる。
却水の温度が前記第一の所定値以下の時には制御
弁33が開弁し、制御弁34と35とが共に閉弁
している。この時にはウオータジヤケツト4と5
とを直列に接続し途中にラジエータ18を含まな
い第二の還流通路が成立する。温度センサ51に
よつて検出される冷却水の温度が前記第一の所定
値と前記第二の所定値間である時には制御弁33
と35とが共に閉弁し、制御弁34のみ開弁す
る。この時にはウオータジヤケツト4の出口7を
その入口6に接続し途中にラジエータ18を含む
第三の還流通路とウオータジヤケツト5の出口9
をその入口8に接続し途中にラジエータ18を含
まない第四の還流通路とが互に独立して成立す
る。また温度センサ51によつて検出される冷却
水の温度が前記第二の所定値以上の時には制御弁
33と34とが共に閉弁し、制御弁35のみ開弁
する。この時にはウオータジヤケツト4と5及び
ウオータポンプ10と11とを直列に接続し途中
にラジエータ18を含む第一の還流通路が成立す
る。従つて、かかる実施例に於ても第1図に示さ
れたそれと同等の効果が得られる。
第5図に示された実施例に於ては、制御弁3
3,34及び35に加えて導管23の途中にもう
一つの制御弁36が設けられている。この制御弁
36は温度センサ51によつて検出される温度が
前記第一の所定値と前記第二の所定値との間であ
る時のみ開弁されるよう構成されている。従つ
て、かかる実施例に於ては、前記第一の還流通路
及び前記第二の還流通路が構成されている時、導
管23を冷却水が流れることがなくなり、これに
よりシリンダブロツク5の暖機性がより一層向上
し、またシリンダブロツク5の過熱がより一層確
実に防止されるようになる。
3,34及び35に加えて導管23の途中にもう
一つの制御弁36が設けられている。この制御弁
36は温度センサ51によつて検出される温度が
前記第一の所定値と前記第二の所定値との間であ
る時のみ開弁されるよう構成されている。従つ
て、かかる実施例に於ては、前記第一の還流通路
及び前記第二の還流通路が構成されている時、導
管23を冷却水が流れることがなくなり、これに
よりシリンダブロツク5の暖機性がより一層向上
し、またシリンダブロツク5の過熱がより一層確
実に防止されるようになる。
また第6図に示された実施例に於ては、導管1
5の途中に制御弁33が、導管22の途中に制御
弁35が、導管21の途中に制御弁31が、各々
設けられている。この実施例に於ては、温度セン
サ51によつて検出される冷却水の温度が第一の
所定値以下の時には制御弁35及び31が閉弁
し、制御弁33のみが開弁し、前記温度が前記第
一の所定値と前記第二の所定値との間である時に
は制御弁31が開弁し、制御弁33と35とや閉
弁し、前記温度が前記第二の温度以上の時には制
御弁35と31とが開弁し、制御弁33が閉弁す
る。
5の途中に制御弁33が、導管22の途中に制御
弁35が、導管21の途中に制御弁31が、各々
設けられている。この実施例に於ては、温度セン
サ51によつて検出される冷却水の温度が第一の
所定値以下の時には制御弁35及び31が閉弁
し、制御弁33のみが開弁し、前記温度が前記第
一の所定値と前記第二の所定値との間である時に
は制御弁31が開弁し、制御弁33と35とや閉
弁し、前記温度が前記第二の温度以上の時には制
御弁35と31とが開弁し、制御弁33が閉弁す
る。
従つて、かかる実施例に於ても、温度センサ5
1によつて検出される冷却水の温度が前記第一の
所定値以下である時には前記第二の還流通路が成
立し、前記温度が前記第一の所定値と前記第二の
所定値との間である時には前記第三及び第四の還
流通路が互に独立して成立し、また前記温度が前
記第二の所定値以上である時には前記第一の還流
通路が成立し、第5図に示されたそれと同等の作
用効果が得られる。
1によつて検出される冷却水の温度が前記第一の
所定値以下である時には前記第二の還流通路が成
立し、前記温度が前記第一の所定値と前記第二の
所定値との間である時には前記第三及び第四の還
流通路が互に独立して成立し、また前記温度が前
記第二の所定値以上である時には前記第一の還流
通路が成立し、第5図に示されたそれと同等の作
用効果が得られる。
また第7図に示された実施例に於ては、導管1
5の途中に制御弁33が、導管22の途中に制御
弁35が、導管23の途中に制御弁36が、導管
21の途中に制御弁31が各々設けられている。
この実施例に於ては、温度センサ51によつて検
出される冷却水の温度が第一の所定値以下の時に
は制御弁35,36及び31が閉弁し、制御弁3
3のみが開弁し、前記温度が前記第一の所定値と
前記第二の所定値との間である時には制御弁36
と31とが開弁し、制御弁33と35とが閉弁
し、前記温度が前記第二の温度以上の時には制御
弁35と31とが開弁し、制御弁33と36とが
閉弁する。
5の途中に制御弁33が、導管22の途中に制御
弁35が、導管23の途中に制御弁36が、導管
21の途中に制御弁31が各々設けられている。
この実施例に於ては、温度センサ51によつて検
出される冷却水の温度が第一の所定値以下の時に
は制御弁35,36及び31が閉弁し、制御弁3
3のみが開弁し、前記温度が前記第一の所定値と
前記第二の所定値との間である時には制御弁36
と31とが開弁し、制御弁33と35とが閉弁
し、前記温度が前記第二の温度以上の時には制御
弁35と31とが開弁し、制御弁33と36とが
閉弁する。
また第8図に示された実施例に於ては、導管1
2の途中に制御弁30が、導管21の途中に制御
弁31が、導管23の途中に制御弁36が各々設
けられている。この実施例に於ては、温度センサ
51によつて検出される冷却水の温度が第一の所
定値以下の時には制御弁31及び36が閉弁し、
制御弁30のみが開弁し、前記温度が前記第一の
所定値と前記第二の所定値との間である時には制
御弁31と36とが開弁し、制御弁30とが閉弁
し、前記温度が前記第二の温度以上の時には制御
弁30と31とが開弁し、制御弁36が閉弁す
る。
2の途中に制御弁30が、導管21の途中に制御
弁31が、導管23の途中に制御弁36が各々設
けられている。この実施例に於ては、温度センサ
51によつて検出される冷却水の温度が第一の所
定値以下の時には制御弁31及び36が閉弁し、
制御弁30のみが開弁し、前記温度が前記第一の
所定値と前記第二の所定値との間である時には制
御弁31と36とが開弁し、制御弁30とが閉弁
し、前記温度が前記第二の温度以上の時には制御
弁30と31とが開弁し、制御弁36が閉弁す
る。
従つて、第7図乃至第8図に示されたいづれの
実施例に於ても、温度センサ51によつて検出さ
れる冷却水の温度が前記第一の所定値以下である
時には前記第二の還流通路が成立し、前記温度が
前記第一の所定値と前記第二の所定値との間であ
る時には前記第三及び第四の還流通路が互に独立
して成立し、また前記温度が前記第二の所定値以
上である時には前記第一の還流通路が成立し、第
5図に示されたそれと同等の作用効果が得られ
る。
実施例に於ても、温度センサ51によつて検出さ
れる冷却水の温度が前記第一の所定値以下である
時には前記第二の還流通路が成立し、前記温度が
前記第一の所定値と前記第二の所定値との間であ
る時には前記第三及び第四の還流通路が互に独立
して成立し、また前記温度が前記第二の所定値以
上である時には前記第一の還流通路が成立し、第
5図に示されたそれと同等の作用効果が得られ
る。
第9図に示された実施例に於ては、ウオータジ
ヤケツト4の出口7はウオータポンプ10aの吸
入ポートに接続され、該ウオータポンプ10aの
吐出ポートは導管60,61及び62を経てウオ
ータジヤケツト5の入口8に接続されている。ウ
オータジヤケツト5の出口9はウオータポンプ1
0aの吸入ポートに接続され、該ウオータポンプ
10bの吐出ポートは導管63,64及び65を
経てウオータジヤケツト4の入口6に接続されて
いる。またウオータポンプ10aの吐出ポートは
導管60及び66を経てラジエータ18の入口2
0に接続されている。ラジエータ18はその出口
19にて導管67及び65を経てウオータジヤケ
ツト4の入口6に接続されてる。またウオータポ
ンプ10bの吐出ポートは導管63及び68を経
てラジエータ18の入口20に接続され、また導
管63,69及び62を経てウオータジヤケツト
5の入口8に接続されている。導管69の途中に
は絞り要素43が設けられている。
ヤケツト4の出口7はウオータポンプ10aの吸
入ポートに接続され、該ウオータポンプ10aの
吐出ポートは導管60,61及び62を経てウオ
ータジヤケツト5の入口8に接続されている。ウ
オータジヤケツト5の出口9はウオータポンプ1
0aの吸入ポートに接続され、該ウオータポンプ
10bの吐出ポートは導管63,64及び65を
経てウオータジヤケツト4の入口6に接続されて
いる。またウオータポンプ10aの吐出ポートは
導管60及び66を経てラジエータ18の入口2
0に接続されている。ラジエータ18はその出口
19にて導管67及び65を経てウオータジヤケ
ツト4の入口6に接続されてる。またウオータポ
ンプ10bの吐出ポートは導管63及び68を経
てラジエータ18の入口20に接続され、また導
管63,69及び62を経てウオータジヤケツト
5の入口8に接続されている。導管69の途中に
は絞り要素43が設けられている。
導管64の途中には制御弁70が、また導管6
7の途中には制御弁71が各々設けられており、
これら制御弁は制御装置50によつてその開閉を
制御されるようになつている。制御装置50は導
管63に設けられ温度センサ51が検出する冷却
水の温度に応じ、その温度が前記第一の所定値以
下である時には制御弁70を開弁し、制御弁71
を閉弁し、前記温度が前記第一の所定値と前記第
二の所定値との間である時には制御弁70を閉弁
し、制御弁71を開弁し、前記温度が第二の所定
値以上である時には制御弁70及び71を共に開
弁するようになつている。
7の途中には制御弁71が各々設けられており、
これら制御弁は制御装置50によつてその開閉を
制御されるようになつている。制御装置50は導
管63に設けられ温度センサ51が検出する冷却
水の温度に応じ、その温度が前記第一の所定値以
下である時には制御弁70を開弁し、制御弁71
を閉弁し、前記温度が前記第一の所定値と前記第
二の所定値との間である時には制御弁70を閉弁
し、制御弁71を開弁し、前記温度が第二の所定
値以上である時には制御弁70及び71を共に開
弁するようになつている。
従つて、温度センサ51が検出する温度が前記
第一の所定値以下である時には、ウオータジヤケ
ツト4→ウオータポンプ10a→導管60,6
1,62→ウオータジヤケツト5→ウオータポン
プ10a→導管63,64,65→ウオータジヤ
ケツト4という還流通路が成立する。これにより
シリンダブロツク2と3とがともに同様に暖機さ
れる。
第一の所定値以下である時には、ウオータジヤケ
ツト4→ウオータポンプ10a→導管60,6
1,62→ウオータジヤケツト5→ウオータポン
プ10a→導管63,64,65→ウオータジヤ
ケツト4という還流通路が成立する。これにより
シリンダブロツク2と3とがともに同様に暖機さ
れる。
尚、この時、導管69を経てウオータジヤケツ
ト5を貫流する冷却水の流れが生じるが、この流
れの冷却水流量は絞り要素43により制限され、
これがシリンダブロツク3の暖機性を大きく損ね
ることはない。この導管69を冷却水が流れるこ
とを禁止する必要がある場合は、導管69の途中
に絞り要素43に代えて開閉式の制御弁が設けら
れればよい。
ト5を貫流する冷却水の流れが生じるが、この流
れの冷却水流量は絞り要素43により制限され、
これがシリンダブロツク3の暖機性を大きく損ね
ることはない。この導管69を冷却水が流れるこ
とを禁止する必要がある場合は、導管69の途中
に絞り要素43に代えて開閉式の制御弁が設けら
れればよい。
温度センサ51が検出する冷却水の温度が前記
第一の所定値と前記第二の所定値との間である時
には、ウオータジヤケツト4→ウオータポンプ1
0a→導管60,66→ラジエータ18→導管6
7,65→ウオータジヤケツト4という還流通路
と、ウオータジヤケツト5→ウオータポンプ10
b→導管63,69,62→ウオータジヤケツト
5という還流通路とが互に独立して成立し、この
時にはシリンダヘツド2のみがラジエータ18を
通過した冷却水によつて強力に冷却される。これ
によりエンジン1のメカニカルオクタン価が向上
する。
第一の所定値と前記第二の所定値との間である時
には、ウオータジヤケツト4→ウオータポンプ1
0a→導管60,66→ラジエータ18→導管6
7,65→ウオータジヤケツト4という還流通路
と、ウオータジヤケツト5→ウオータポンプ10
b→導管63,69,62→ウオータジヤケツト
5という還流通路とが互に独立して成立し、この
時にはシリンダヘツド2のみがラジエータ18を
通過した冷却水によつて強力に冷却される。これ
によりエンジン1のメカニカルオクタン価が向上
する。
温度センサ51によつて検出される冷却水の温
度が第二の所定値以上になると、ウオータジヤケ
ツト4→ウオータポンプ10a→導管60,6
1,62→ウオータジヤケツト5→ウオータポン
プ10b→導管63,68→ラジエータ18→導
管67,65→ウオータジヤケツト4という還流
通路が成立し、ウオータジヤケツト5にもラジエ
ータを通過した冷却水が供給され、シリンダブロ
ツク3の過熱が防止される。
度が第二の所定値以上になると、ウオータジヤケ
ツト4→ウオータポンプ10a→導管60,6
1,62→ウオータジヤケツト5→ウオータポン
プ10b→導管63,68→ラジエータ18→導
管67,65→ウオータジヤケツト4という還流
通路が成立し、ウオータジヤケツト5にもラジエ
ータを通過した冷却水が供給され、シリンダブロ
ツク3の過熱が防止される。
尚、この時、ウオータジヤケツト4より導管6
6を経てラジエータ18へ流れる冷却水の流れが
生じるが、この冷却水の流量は絞り要素44によ
つて制限される。尚、温度センサ51が検出する
冷却水の温度が第二の所定値以上の時に於て、導
管66を流れる冷却水を禁止する必要がある場合
には導管66の途中に絞り要素44に代えて開閉
式の制御弁が設けられればよい。
6を経てラジエータ18へ流れる冷却水の流れが
生じるが、この冷却水の流量は絞り要素44によ
つて制限される。尚、温度センサ51が検出する
冷却水の温度が第二の所定値以上の時に於て、導
管66を流れる冷却水を禁止する必要がある場合
には導管66の途中に絞り要素44に代えて開閉
式の制御弁が設けられればよい。
尚、この実施例に於ては、温度センサ51によ
つて検出される冷却水の温度が前記第二の所定値
以下の時も導管68を冷却水が流れる可能性があ
るが、この冷却水の流れがシリンダヘツド2及び
シリンダブロツク3の温度制御に実用上、問題と
なる悪影響が生じる場合には、導管68又は61
の途中に温度センサ51によつて検出される冷却
水の温度が前記第二の所定値以上の時のみ開弁す
る制御弁が設けられればよい。
つて検出される冷却水の温度が前記第二の所定値
以下の時も導管68を冷却水が流れる可能性があ
るが、この冷却水の流れがシリンダヘツド2及び
シリンダブロツク3の温度制御に実用上、問題と
なる悪影響が生じる場合には、導管68又は61
の途中に温度センサ51によつて検出される冷却
水の温度が前記第二の所定値以上の時のみ開弁す
る制御弁が設けられればよい。
また第10図は第9図に示された実施例の修正
例を示している。かかる実施例に於ては、導管6
1の途中に制御弁75が、導管66の途中に制御
弁72が、導管68の途中に制御弁73が、導管
69の途中に制御弁74が各々設けられている。
これらの制御弁は温度センサ51によつて検出さ
れる冷却水の温度に基き制御される。即ち、温度
センサ51によつて検出される温度が第一の所定
値以下の時には制御弁72,73及び74が共に
閉弁し、制御弁75のみ開弁し、前記温度が前記
第一の所定値と前記第二の所定値との間である時
には制御弁75と73とが閉弁し、制御弁72と
74とが開弁し、また前記温度が前記第二の所定
値以上である時には制御弁72と74とが閉弁し
制御弁75と73とが開弁れする。
例を示している。かかる実施例に於ては、導管6
1の途中に制御弁75が、導管66の途中に制御
弁72が、導管68の途中に制御弁73が、導管
69の途中に制御弁74が各々設けられている。
これらの制御弁は温度センサ51によつて検出さ
れる冷却水の温度に基き制御される。即ち、温度
センサ51によつて検出される温度が第一の所定
値以下の時には制御弁72,73及び74が共に
閉弁し、制御弁75のみ開弁し、前記温度が前記
第一の所定値と前記第二の所定値との間である時
には制御弁75と73とが閉弁し、制御弁72と
74とが開弁し、また前記温度が前記第二の所定
値以上である時には制御弁72と74とが閉弁し
制御弁75と73とが開弁れする。
従つて、かかる実施例に於ては温度センサ51
によつて検出される冷却水の温度に応じて第7図
に示されたそれと同等の還流通路が成立し、第7
図に示された同等の効果が得られる。
によつて検出される冷却水の温度に応じて第7図
に示されたそれと同等の還流通路が成立し、第7
図に示された同等の効果が得られる。
また第9図及び第10図に示された実施例に於
ては、第1図乃至第8図に示されたそれとは異な
り、温度センサ51によつて検出される冷却水の
温度が第二の所定値以上の時、ラジエータ18の
冷却水がウオータジヤケツト4を流れたのちウオ
ータジヤケツト5に流入するので、この時ウオー
タジヤケツト5に於ける冷却水によりシリンダヘ
ツド4の冷却水の温度が急上昇することがなく、
これによりエンジンのメカニカルオクタン価が急
激に低下することがない。
ては、第1図乃至第8図に示されたそれとは異な
り、温度センサ51によつて検出される冷却水の
温度が第二の所定値以上の時、ラジエータ18の
冷却水がウオータジヤケツト4を流れたのちウオ
ータジヤケツト5に流入するので、この時ウオー
タジヤケツト5に於ける冷却水によりシリンダヘ
ツド4の冷却水の温度が急上昇することがなく、
これによりエンジンのメカニカルオクタン価が急
激に低下することがない。
以上に於ては、本発明を特定の実施例について
詳細に説明したが、本発明はこれらに限定される
ものではなく、本発明の範囲内にて種々の実施例
が可能であることは当業者にとつて明らかであろ
う。
詳細に説明したが、本発明はこれらに限定される
ものではなく、本発明の範囲内にて種々の実施例
が可能であることは当業者にとつて明らかであろ
う。
第1図、第2図、第3図、第4図、第5図、第
6図、第7図、第8図、第9図、第10図は各々
本発明によるエンジンの冷却装置の実施例を示す
線図である。 1……エンジン、2……シリンダヘツド、3…
…シリンダブロツク、4,5……ウオータジヤケ
ツト、6……入口、7……出口、8……入口、9
……出口、10a,10b……ウオータポンプ、
11〜17……導管、18……ラジエータ、19
……出口、20……入口、21〜23……導管、
30,31……制御弁、32……逆止弁、33〜
36……制御弁、40,44……絞り要素、50
……制御装置、51……温度センサ、60〜69
……導管、70〜75……制御弁。
6図、第7図、第8図、第9図、第10図は各々
本発明によるエンジンの冷却装置の実施例を示す
線図である。 1……エンジン、2……シリンダヘツド、3…
…シリンダブロツク、4,5……ウオータジヤケ
ツト、6……入口、7……出口、8……入口、9
……出口、10a,10b……ウオータポンプ、
11〜17……導管、18……ラジエータ、19
……出口、20……入口、21〜23……導管、
30,31……制御弁、32……逆止弁、33〜
36……制御弁、40,44……絞り要素、50
……制御装置、51……温度センサ、60〜69
……導管、70〜75……制御弁。
Claims (1)
- 1 シリンダヘツドに設けられた第一のウオータ
ジヤケツトと、シリンダブロツクに設けられた第
二のウオータジヤケツトと、前記第一及び第二の
ウオータジヤケツトを通る冷却水流を各々付勢す
る第一及び第二のウオータポンプと、ラジエータ
と、前記第一のウオータジヤケツトと前記第二の
ウオータジヤケツトとを直列に接続し途中に前記
ラジエータを含む第一の還流通路と、前記第一の
ウオータジヤケツトと前記第二のウオータジヤケ
ツトとを直列に接続し途中に前記ラジエータを含
まない第二の還流通路と、前記第一のウオータジ
ヤケツトの出口をその入口に接続し途中に前記ラ
ジエータを含む第三の還流通路と、前記第二のウ
オータジヤケツトの出口をその入口に接続し途中
に前記ラジエータを含まない第四の還流通路と、
前記第一のウオータジヤケツトを貫流する冷却水
の温度に応じて該温度が比較的低い温度のとき主
として前記第二の還流通路を作動させ前記温度が
中位のとき主として前記第三の還流通路と第四の
還流通路を作動させ前記温度が比較的高いとき主
として前記第一の還流通路を作動させる流路制御
手段とを有していることを特徴とするエンジンの
冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10427381A JPS588223A (ja) | 1981-07-03 | 1981-07-03 | エンジンの冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10427381A JPS588223A (ja) | 1981-07-03 | 1981-07-03 | エンジンの冷却装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS588223A JPS588223A (ja) | 1983-01-18 |
JPH02526B2 true JPH02526B2 (ja) | 1990-01-08 |
Family
ID=14376312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10427381A Granted JPS588223A (ja) | 1981-07-03 | 1981-07-03 | エンジンの冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS588223A (ja) |
-
1981
- 1981-07-03 JP JP10427381A patent/JPS588223A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS588223A (ja) | 1983-01-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2055993C1 (ru) | Система охлаждения для автомобильного двигателя | |
JPS63605B2 (ja) | ||
JP4802811B2 (ja) | エンジンの冷却水回路 | |
JP3179971U (ja) | 燃焼機関の冷却システム | |
US5497734A (en) | Cooling system for liquid-cooled engine | |
US20090120417A1 (en) | Exhaust Gas Re-Circulation Apparatus For Internal Combustion Engine | |
US20080115747A1 (en) | Coolant controller for an internal combustion engine | |
US5655506A (en) | System for preheating intake air for an internal combustion engine | |
JPH07139350A (ja) | 内燃機関の冷却システム | |
JP3692426B2 (ja) | エンジンの冷却システム | |
JPS63195314A (ja) | 水冷式エンジンの冷却装置 | |
JPH02526B2 (ja) | ||
JPH07180555A (ja) | エンジンの冷却装置 | |
JPS6135695Y2 (ja) | ||
JPH11218024A (ja) | エンジンの強制循環式水冷装置 | |
US11975602B2 (en) | Vehicle and engine thereof | |
JPS6344932B2 (ja) | ||
JPH0932551A (ja) | エンジンの水冷装置 | |
JPS6344931B2 (ja) | ||
JP3032908B2 (ja) | エンジンの冷却装置 | |
KR100332956B1 (ko) | 차량의 엔진 냉각장치 및 방법 | |
JP2870393B2 (ja) | サーモスタット弁装置 | |
JP6648536B2 (ja) | 内燃機関の暖機促進システム | |
JPS6043118A (ja) | 内燃機関の冷却装置 | |
JPS64573B2 (ja) |