JPH0252487B2 - - Google Patents

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JPH0252487B2
JPH0252487B2 JP26007985A JP26007985A JPH0252487B2 JP H0252487 B2 JPH0252487 B2 JP H0252487B2 JP 26007985 A JP26007985 A JP 26007985A JP 26007985 A JP26007985 A JP 26007985A JP H0252487 B2 JPH0252487 B2 JP H0252487B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
heating
heat retention
control means
stop signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP26007985A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62120815A (ja
Inventor
Yoshitada Nakao
Shigeo Hamaoka
Toshiaki Fujiwara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP26007985A priority Critical patent/JPS62120815A/ja
Publication of JPS62120815A publication Critical patent/JPS62120815A/ja
Publication of JPH0252487B2 publication Critical patent/JPH0252487B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、被加熱物が沸騰すると温度上昇率が
小さくなることを利用して沸騰を検出して、加熱
も停止させる加熱調理器の沸騰検出装置に関する
ものである。
従来の技術 従来の沸騰検出装置においては、加熱開始後所
定の時間内に行なわれた沸騰検出を無効にして、
誤つた沸騰検出を防止するものがあつた。すなわ
ち、加熱開始後しばらくは熱応答遅れのために温
度上昇率が小さい上に、この時期は被加熱物の中
に温かい部分と冷たい部分が存在して温度上昇カ
ーブにリツプルを生じることもあり、この期間に
生じる誤つた沸騰検出を無効とするものである。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の沸騰検出装置では、加熱開始
後沸騰検出を無効とする時間を定めるために格別
の配慮を必要としていた。すなわち、温度上昇カ
ーブはヒータ容量、被加熱物の量と種類等の依存
して変化するが、前述したような誤つた沸騰検出
を防ぐためには、加熱初期において沸騰検出を無
効とする時間Tを第8図ので示すように、十分
大きくする必要があるが、一方では第8図ので
示すように、熱応答遅れが小さくて温度上昇率が
大きい場合には、実際に沸騰するまでの所要時間
が短かいため、Tをあまり大きくできないという
矛盾を抱えていた。
本発明はこのような従来の問題点を解消した加
熱調理器の沸騰検出装置を提供することを目的と
する。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、加熱を
開始する温度よりも高い保温温度と被加熱物の温
度とを比較し、被加熱物の温度が保温温度より低
い時には加熱制御手段へ加熱停止信号を伝えない
ようにしたものである。
作 用 本発明は上記した構成とすることにより、加熱
開始初期の不安定要因によつても誤つて加熱が停
止されてしまうようなことはなく、常に保温温度
以上において正しく沸騰検出が行なえるものであ
る。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづい
て説明する。
第1図は本発明の加熱調理器の沸騰検出装置の
一実施例を示すブロツク図で、1は温度検出手段
で、感温素子によつて温度に対応する電圧出力が
出力端子1a,1bに得られる。2は得られた出
力を保温温度と比較する第1の温度比較手段で、
その比較結果は信号伝達手段4に送られる。3は
第2の温度比較手段で、前記温度検出手段1の出
力1bと保温下限温度とを比較し、保温下限温度
以下のとき、その出力は加熱制御手段5に送られ
て加熱を開始する。6は感温素子を含む積分回路
の充電時間を計時して温度の変化を検出する温度
変化検出手段である。そしてこの温度変化が検出
されるたびに上昇率測定手段7はその間隔時間を
求めて温度の上昇率を測定する。8は傾き検出手
段で、前記上昇率測定手段7によつて得られた上
昇率が所定値以下になると、温度上昇カーブの傾
きが低下したことを検出し、加熱を停止させる信
号を発する。この加熱停止信号は信号伝達手段4
を通つて前記加熱制御手段5へ送られるが、この
信号伝達手段4は前記第1の温度比較手段2によ
つて被加熱物の温度が保温温度よりも低いと判定
されている時は加熱停止信号を加熱制御手段5へ
伝えないものである。
第2図は本発明の一実施例の具体的な構成を示
す回路図で、この第2図において、1〜8は第1
図の1〜8と対応する。また信号伝達手段4、加
熱制御手段5、温度変化検出手段6、上昇率測定
手段7、傾き検出手段8は、マイクロプロセツサ
9のプログラムを実行することにより機能を実現
するように構成されているもので、次にその処理
の流れについて第3図にもとづいて説明する。
この第3図は温度変化検出手段の処理を示すフ
ローチヤートで、ステツプ101で充電電圧を読み
込む。この充電電圧は第2図に示すサーミスタ6
1とコンデンサ62からなる積分回路の出力6a
である。次にステツプ102で読み込んだ電圧のレ
ベルを判定し、ローレベルの間は、ステツプ3で
示すように、計時カウンタをインクリメントす
る。充電電圧6aが上昇してハイレベルと判定さ
れると、ステツプ101〜103のループを抜ける。こ
のとき、計時カウンタのデータはサーミスタ61
の検出温度に逆比例するから、ステツプ4で示す
前回の計時データと比較して温度の変化を知るこ
とができる。これをステツプ105で行なわせてい
る。温度変化が検出されると、その結果を他の処
理で使うためにステツプ106、107でフラグを操作
する。
第4図は温度の上昇率測定手段の処理を示すフ
ローチヤートで、前記温度変化フラグを監視しな
がら、ステツプ111で温度が変化するまでの時間
を計時し、そして温度変化が生じると、計時のル
ープ111〜112を抜けて、ステツプ113で計
時データから温度上昇率Pを算出する。
第5図は傾き検出手段の処理を示すフローチヤ
ートで、前記ステツプ113で得られた上昇率Pが
所定の傾きK以下になつた時にこれを検出して、
ステツプ123で示す加熱停止信号を発する手順を
示したものである。こうして発せられた加熱停止
信号は前記信号伝達手段4へ送られるが、この信
号伝達手段4は第6図フローチヤートにおけるス
テツプ131で示すように、前記第1の温度比較手
段2の比較結果を入力し、保温温度以上の時には
ステツプ133で示すように、前記傾き検出手段8
から発せられた加熱停止信号を前記加熱制御手段
5に伝達し、一方、保温温度以下の時にはステツ
プ134で示すように伝達しないように働くもので
ある。前記加熱制御手段5は第7図のフローチヤ
ートに示すように、前記第2の温度比較手段3の
比較結果と前記信号伝達手段を介して伝えられる
加熱停止信号を監視して、保温下限温度以下にな
ると加熱を開始し、前記加熱停止信号を受信する
と加熱を停止する。前記マイクロプロセツサ9は
前述した処理を繰り返し実行している。
以上の説明から明らかなように、加納開始後保
温温度に達するまでは加熱停止信号を無効とする
ため、加熱初期に誤つて加熱を中止することはな
くなるものである。
発明の効果 以上のように本発明によれば、加熱を開始する
温度よりも高い保温温度と被加熱物の温度とを比
較し、被加熱物の温度が保温温度より低い時には
加熱制御手段へ加熱停止信号を伝えないようにし
ているため、加熱初期に多く生じる誤つた沸騰検
出を防止でき、その結果、常に保温温度以上にお
いて正しく沸騰検出が行なえるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における加熱調理器
の沸騰検出装置の構成を示すブロツク図、第2図
は同検出装置の具体的な構成を示す回路図、第3
図は温度変化検出手段の処理を示すフローチヤー
ト、第4図は温度の上昇率測定手段の処理を示す
フローチヤート、第5図は傾き検出手段の処理を
示すフローチヤート、第6図は信号伝達手段の処
理を示すフローチヤート、第7図は加熱制御手段
の処理を示すフローチヤート、第8図は従来例に
おける問題点を説明するための温度−時間特性図
である。 1……温度検出手段、2……第1の温度比較手
段、3……第2の温度比較手段、4……信号伝達
手段、5……加熱制御手段、6……温度変化検出
手段、7……上昇率測定手段、8……傾き検出手
段、9……マイクロプロセツサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 感温素子により被加熱物の温度を検出する温
    度検出手段と、この温度検出手段により検出され
    た温度を保温温度と比較する第1の温度比較手段
    と、保温温度よりも低い保温下限温度と比較する
    第2の温度比較手段と、この第2の温度比較手段
    の出力を受けて、被加熱物の温度が保温下限温度
    以下になると加熱を開始する加熱制御手段と、感
    熱素子を含む積分回路の充電時間または放電時間
    を計時して温度の変化を検出する温度変化検出手
    段と、この温度変化検出手段の出力を入力とし、
    温度が変化するまでの時間から温度の上昇率を求
    める上昇率測定手段と、上昇率が所定の値以下に
    なると、温度上昇カーブの傾きが小さくなつたこ
    とを検出して前記加熱制御手段への加熱停止信号
    を出力する傾き検出手段と、前記第1の温度比較
    手段の出力を受けて、保温温度よりも高い時には
    前記加熱停止信号を前記加熱制御手段へ伝え、一
    方、保温温度よりも低い時には前記加熱停止信号
    を前記加熱制御手段へ伝えない信号伝達手段とを
    備えた加熱調理器の沸騰検出装置。
JP26007985A 1985-11-20 1985-11-20 加熱調理器の沸騰検出装置 Granted JPS62120815A (ja)

Priority Applications (1)

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JP26007985A JPS62120815A (ja) 1985-11-20 1985-11-20 加熱調理器の沸騰検出装置

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JP26007985A JPS62120815A (ja) 1985-11-20 1985-11-20 加熱調理器の沸騰検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62120815A JPS62120815A (ja) 1987-06-02
JPH0252487B2 true JPH0252487B2 (ja) 1990-11-13

Family

ID=17343008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26007985A Granted JPS62120815A (ja) 1985-11-20 1985-11-20 加熱調理器の沸騰検出装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02255114A (ja) * 1989-03-29 1990-10-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気湯沸し器の制御装置
JP2806302B2 (ja) * 1995-05-26 1998-09-30 タイガー魔法瓶株式会社 調乳用電気ポット

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Publication number Publication date
JPS62120815A (ja) 1987-06-02

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