JPH0252184A - 突合せ溶接装置 - Google Patents

突合せ溶接装置

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Publication number
JPH0252184A
JPH0252184A JP63200360A JP20036088A JPH0252184A JP H0252184 A JPH0252184 A JP H0252184A JP 63200360 A JP63200360 A JP 63200360A JP 20036088 A JP20036088 A JP 20036088A JP H0252184 A JPH0252184 A JP H0252184A
Authority
JP
Japan
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welding
laser
butt
butt welding
cpu
Prior art date
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Pending
Application number
JP63200360A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunobu Miyazaki
康信 宮崎
Toru Saito
斉藤 亨
Taizo Nakamura
泰三 中村
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP63200360A priority Critical patent/JPH0252184A/ja
Publication of JPH0252184A publication Critical patent/JPH0252184A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/20Bonding
    • B23K26/21Bonding by welding
    • B23K26/24Seam welding
    • B23K26/26Seam welding of rectilinear seams

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は金属板、金属線あるいはこれらを成形加工した
部材の突き合わせ溶接に関する。
〔従来の技術〕
金属板、金属線あるいはこれらを成形加工した部材を突
き合わせ溶接するに当たっては、特に金属板や線材が比
較的薄くあるいは細い場合には。
アプセットバット溶接、フラッシュバット溶接等の突合
せ抵抗溶接法、あるいは、レーザー、電子ビームなどの
高エネルギービーム溶接法が多く用いられている。
アプセットバット溶接方法は、互いに溶接すべき二つの
部材を固定台と移動台にそれぞれクランプして、移動台
を固定台に向けて前進運動させ。
被溶接物の突合せ端面を突き合わせたのち所定の加圧力
を作用せしめつつ、部材間に電流を通電して被溶接物の
固有抵抗及び突合せ面における接触抵抗等による抵抗発
熱により被溶接部材を加熱し、かつ部材に塑性変形を生
ぜしめて接合する。
また、フラッシュバット溶接方法は、上記アプセットバ
ット溶接と同様な部材配置と工程で行うが、溶接工程中
に部材間にフラッシュを発生させて、より効率良く発熱
させるものである。
これらの抵抗溶接では、溶接材料が不用であること、短
時間で溶接できるため高能率であること、接合すべき部
材の端部加工にさほど高い精度を要求しないことなど、
経済上のメリットが大きい。
また、全断面を同時に接合するという特徴があり、溶接
線を端部から順次溶接する、アーク溶接やビーム溶接に
よる溶接に比較して、溶接部の温度勾配に起因する歪の
問題が小さいという特徴がある。
フラッシュバット溶接とアプセットバット溶接の比較で
は、フラッシュバット溶接では溶接前の端部加工がより
ラフでも実行可能であるという特徴があり、一方、アプ
セットバット溶接では溶接工程中にフラッシュの発生を
伴わないため作業環境を汚さず精密な制御装置を必要と
するラインの自動化に適しているなど、それぞれ特徴が
みられる。
バット溶接方法に付いては例えば特開昭61−3878
7号公報、特開昭61−38788号公報等に記載され
ている。
高エネルギービーム溶接方法は、溶接部にレーザビーム
或は高エネルギーの電子ビームを照射する事により溶融
し溶接する方法であって、エネルギー密度の高い集中熱
源であることから加熱溶融範囲が狭く、溶接対象物の材
質的ないしは幾何学的形状の変化が起きる範囲が狭くな
り、また高能率であることから経済上のメリットが大き
く広く利用されている。
例えば、溶接管の造管においては、金属板をパイプ状に
屈曲させて端部をクサビ形に対向させてクサビの頂点部
に高周波電流を通電して加熱しかつ、そこにレーザビー
ムを照射する(特公昭61−29830号公報)、また
、板の突合せ溶接においては、開先間隙を予備溶接し、
この溶接部にレーザビームを照射して本溶接をする(特
開昭57−160582号公報)、また予熱および本溶
接共にレーザ照射で行なう提案もある(特開昭60−1
21093号公報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
バット溶接方法は、上記利点が享受できる反面以下のよ
うな欠点を持っている。
■発熱のための電気的に大きなパワー、および、加圧の
ための機械的な大きなパワーが必要である。
■接合界面に大きな余盛りができるため溶接後の削除が
必要であり、工程が増えるばかりか材料のロスが多く歩
留りが悪い。
■接合界面、特に溶接端部、に於て酸化物や冷接などの
欠陥が残り易く、またこれらの欠陥に対する適切な非破
壊検査方法が無いため、抜取りによる破壊検査を用いて
品質の安定確保を図らなければならない故に、高い信頼
性を要求される部材について品質保証の点でもコストア
ップの大きな要因となっている。
一方、高エネルギービーム溶接方法には以下のような欠
点がある。
■集中熱源であるために突合せ精度が要求され、前工程
に手間が掛かる。これの対策として、特開昭57−16
0582号公報では、予備溶接した後エネルギービーム
を照射して溶接する方法が開示されている。
■溶接対象物が急速加熱および急速冷却されるため、過
度の硬化などを生じ、望ましくない材質的変化を来す。
1′1)溶接終点での溶接対象物端部の引けや、溶接部
断面におけるアンダーカットやへこみ等、溶融金属不足
による、溶接終了後では手直しの出来ない、また加工さ
れたものの機械的強度に悪影響を及ぼす、ビート形状の
不良を起し易い。
尚、あらかじめレーザ照射により電気的に接触させ、そ
の後通電し抵抗発熱させる電気溶接方法が特開昭57−
202985号公報で開示されているが、これは、著し
く相異なる熱容敏をもった2つの被溶接物を効率よく接
合するためのものである。
本発明は前記二溶接方法の欠点を互いに相殺、或は一方
の欠点を他方の長所で補うことにより、ただ単に二つの
溶接方法を組み合せただけに留まらず、全く新しい溶接
方法を実現する装置を提供することを目的とするもので
ある。
〔課題を解決しようとする手段〕
前述の従来の問題を改善するため1本発明者は。
金属材料を突き合わせバット溶接方法により高エネルギ
ービーム溶接のための間隙のない溶接線を形成したのち
、該バット溶接実行時の抵抗発熱による入熱量及び加圧
力に基づいて決定される出力の高エネルギービームを該
溶接線に沿って照射して溶接する方法であって、かつ必
要に応じて照射前、照射後のうちのl工程或は2工程以
上に於て、該金属材料に通電し加熱する、バット溶接を
併用した高エネルギービーム溶接方法を提供した(特願
昭62−221562号)。本発明はこのような溶接方
法を高い信頼度で実施する装置を提供するものである。
まず該溶接方法を説明すると、具体例として、ここで、
本発明の一実施例を示す第1図を参照して説明すると、
リング状に成形され突合せ端部が開いておりその溶接が
必要な車輪用材100を突合せ溶接して完全リング状の
車輪材にする際の基本的構成を示す。8は車輪用材10
0の開いた端部を突き合わせて加圧する際の油圧シリン
ダ、6および7は、車輪用材100の対向端部をクラン
プするための油圧シリンダである。また23は、炭酸ガ
スレーザ光束を照射するためのレーザトーチであって、
アルゴンガスあるいはヘリウムガス等の、加工する際の
ガスを噴射できる。
バット溶接による前記溶接対象物への通電は。
突合せ部の抵抗発熱により溶接対象物を加熱昇温し、軟
化させうる。加圧は前記昇温された溶接部を互いに押し
付けることにより接合界面に塑性変形を与え、馴染みを
良くしうるとともに小さな余盛りを形成しうる。これに
より高エネルギービーム照射に必要な1間隙のない突合
せ端部が得られ、また小さな余盛りが高エネルギービー
ムを照射する際に溶接材料の代替物として働く。このと
き、高エネルギービームを照射して溶融すべき板厚は、
前記溶接対象物の本来の厚みに予備的バット溶接により
生じた余盛りの高さを含めたものとなる。
余盛り形成は、バット溶接時の溶接電流値と加圧力の強
さにより決まり、従って高エネルギービームの出力は、
前記予備的バット溶接時の抵抗発熱による入熱量及び加
圧力に基づいて決定されなければならない。そして前記
高エネルギービームの照射は、前記予備的なバット溶接
により得られた不完全な接合界面を溶融し溶接しうる。
前記バット溶接後高エネルギービーム照射前。
照射中、照融後、のうちl工程或は2工程以上に於ての
通電は、接合界面及び該金属材料中における抵抗発熱に
よって、前記高エネルギービームによる溶接対象物の急
速加熱、急速冷却を緩和し。
溶接部の過度の硬化を防止しつる。
また、高エネルギービームとしてレーザ光束を用いる場
合には、該金属材料の溶融を容易ならしめるアルゴンガ
ス或は他の加工ガスを吹き付けることが出来る。アルゴ
ンガスを用いた場合は、レーザ光束照射による溶融幅は
広くなり、ヘリウムガスを用いた場合は、アルゴンガス
の場合に比較して溶融幅は狭くなる。加工ガスとしてど
ちらを用いるべきか、或はこれらの混合ガス、或は他の
どのガスを用いるかは、該溶接対象物の冶金的性質と、
余盛り形状、板厚を勘案して決定する必要がある。
このようなバット溶接と高エネルギービーム溶接の併用
において、バット溶接により溶接線が形成されるが、細
かくはこの溶接線が溶接線の長さ方向でそれと直交する
方向に曲がり、高エネルギービーム例えばレーザビーム
の照射径が極く小さいので、レーザビームの照射点が溶
接線の中央に対してずれる箇所を生ずる。
前述のような溶接方法を実施するため、またバット溶接
の後のレーザビームの照射をバット溶接線の中央に倣わ
せるために、本発明の突合せ溶接装置は、X方向に延び
、溶接対象材を支持するための第1部材(10+ 1)
; X方向に延び、X方向に実質上直交する2方向で第
1部材に対向する第2部材(1012);第1部材(1
(h 1)と第2部材(1012)の少くとも一方を他
方に向けて駆動する第1駆動手段(6) ; X方向に
延び、X方向およびZ方向と実質上直交するX方向で第
1部材(10+ 1)に対向する第3部材(1021)
;X方向に延び、2方向で第3部材(1(h t )と
対向する第4部材(1(h 2 ) ;第3部材(10
21)と第4部材(1022)の少くとも一方を他方に
向けて駆動する第2駆動手段(7);第3部材(102
1LL12材(1,022)および第2駆動手段(7)
をX方向に移動自在に支持するX移動支持手段(4) 
; X移動支持手段(4)をX方向に駆動する第3駆動
手段(8);第1部材(llh 1)と第2部材(1(
h 2 )の少くとも一方(](ht)と、第3部材(
102+ )と第4部材(+(h 2 )の少くとも一
方(102t )の間の溶接対象材(100)に通電す
る電源装置(40,41) ;第1部材(10++)と
第3部材(102+ )の間の空間を指向したレーザト
ーチ(23)を有するレーザビーム照射手段(22) 
;該レーザビーム照射手段を支持する支持手段(19)
 ;該支持手段(19)をX方向に走査駆動するy走査
駆動手段(My) ;前記支持手段(19)をX方向に
駆動するX駆動手段(Mx);第1部材(II)+ +
 )と第3部材(102+ )の間の突合せ溶接線のX
方向位置を検出する位置検出手段(24,49) ;お
よび、第1駆動手段(6)および第2駆動手段(7)を
付勢し。
第3駆動手段(8)を付勢し、そして前記電源装置(4
0,41)を付勢した後、y走査駆動手段(My)を付
勢して位置検出手段(24,49)が検出した位置に対
応してX駆動手段(Mx)を付勢してレーザトーチ(2
3)を突合せ溶接線に倣わせかっレーザビーム照射手段
(22)を付勢する溶接制御手段(44,39) ;を
備える。
〔作用〕
この突合せ溶接装置によれば、前述のバット溶接に続い
て、照射点をバット溶接線の中央に倣わせたレーザビー
ム溶接が自動的に実現する。したがって、前述のバット
溶接を併用した高エネルギービーム溶接が自動的に実現
しかつ、レーザビーム溶接の品質が向上する。また、レ
ーザビーム溶接の前1間、および後の、前記バット溶接
用の電源装置を用いた加熱も可能である6 本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の
実施例の説明より明らかになろう。
〔実施例〕
第1図に本発明の一実施例の1機構部の外観を示す、な
お、理解を容易にするために、第1図は、レーザトーチ
23を溶接線沿って駆動するためのy駆動機構を分解し
て、レーザトーチ支持台13を、機枠9から外して上方
に持ち上げた状態を示す。
突合せ溶接装置の基台1には、固定支持台2と支え台5
が直立して固着されている。台2と5の間には、上下に
、ガイド梁31+ 32が渡っており、これらは台2お
よび5に固着されている。ガイド梁3++32にはX方
向に移動自在に電極支持ブロック4が装着されている。
固定支持台2には、X方向に延びる第1電極材1011
の一端が固着されている。固定支持台2には、上下方向
(z)に移動しうるように電極支持ブロック(図示せず
)が装着されており、この電極支持ブロックにX方向に
延びる第2電極材1012が固着されており、該電極支
持ブロックと固定支持台2の間に、油圧シリンダ6が介
挿されている。油圧シリンダ6の、ピストンロッドで区
分された上室と下室をそれぞれ高圧ラインおよび低圧ラ
インに接続することにより、ピストンが下降移動してピ
ストンロッドがシリンダから延び出し、第2電極材10
12が上移動して第1電極材10.、に当たる。このと
き、突合せ溶接対象である車輪用材100がそれらの電
極間にあると。
該100が電極材1011および1012で挟圧される
電極支持ブロック4にはX方向に延びる第3電極材10
21が、絶縁材を介して固着されている。
電極支持ブロック4には、上下方向(z)に移動しうる
ように電極支持ブロック52が装着されており、この電
極支持ブロック52にX方向に延びる第4電極材102
2が絶縁材を介して固着されており、該電極支持ブロッ
ク52と電極支持ブロック4の間に、油圧シリンダ7が
介挿され、そのシリンダがブロック52に、ピストンロ
ッドがブロック4に固着されている。油圧シリンダ7の
、ピストンロッドで区分された上室と下室をそれぞれ高
圧ラインおよび低圧ラインに接続することにより。
ピストンが下降移動してピストンロッドがシリンダから
延び出し、第4電極材1022が上移動して第3電極材
1021に当たる、このとき、突合せ溶接対象である車
輪用材100がそれらの電極間にあると、該100が電
極材1021および1022で挟圧される。
電極支持ブロック4と支え台5の間には、油圧シリンダ
8が介挿され、そのシリンダがブロック4に固着され、
ピストンロッドが支え台5に固着されている。油圧シリ
ンダ8の、ピストンロッドで区分された左室と右室をそ
れぞれ高圧ラインおよび低圧ラインに接続することによ
り、ピストンが右移動してピストンロッドがシリンダか
ら延び出し、電極支持ブロック4が左方に移動して、第
3電極材1021および第4電極材10□2が左移動し
て、上述のように車輪用材100の一端部が第1および
第2電極材1011+1012で挟圧されかつ他端部が
第3および第4電極材102+11022で挟圧されて
いると、該一端部と他端部が突合せ衝突し、端面間(突
合せ面)に加圧力が加わる。このように加圧力を加えた
状態で、第1.第3電極材101111021にバット
溶接電圧を印加することにより、突合せ端面間が抵抗溶
接により圧着する。このとき端面の軟化により、突合せ
面を中央にして両端部がそれぞれ山伏に隆起する。すな
わち溶接線の横断面がM形になる。
固定支持台2にはコの字形の機枠9が固着されており、
X方向に延びている。この機枠9に、X方向に延びるね
じ棒121が回転自在に支持されており、かつ、それと
平行にガイドバー121が固着されている。また固定支
持台2と機枠9の間にもう1つのガイドバー121がね
じ捧121と平行にして固着されている。ねじ棒121
の一端は機枠9を貫通して、減速機53の出力軸に連結
されている。減速機53の入力軸には、電気モータMy
の回転軸が連結されかつロータリエンコーダREIが連
結されている。このロータリエンコーダREIは、減速
機53の入力軸の所定角度の回転につき1パルスの電気
パルスを発生する。
第1図には分離して示すが、実際には、ねじ捧11は、
レーザトーチ支持台13に固着されているナツト(雌ね
じ)14のねじ穴を貫通しかつそれに螺合している。レ
ーザトーチ支持台13には、断面が凹形状のガイド座具
151および15□が固着されており、これらがガイド
バー121および122に係合しており、該ガイドバー
で支えられている。したがって、モータMyが正転する
とねじ捧11が正回転してレーザトーチ支持台13が往
移動(第1図の紙面衣から裏に向かう方向)し、モータ
MYが逆回転するとねじ捧11が逆回転してレーザトー
チ支持台13が復移動(第1図の紙面衣から表に向かう
方向)する。レーザトーチ台13には、1つのリミット
スイッチS1が装備されており、上述の復移動がリミッ
ト位置間近になると、このリミットスイッチS1の作用
子が機枠9に当り、リミットスイッチS1が閉から開に
なり、モータMyの逆転(復移動)付勢が停止する。
レーザトーチ台13には、前述のねじ捧11゜ガイドバ
ー12i+122と同様なねじ捧17およびガイドバー
181,182  (182は図面には表われない)が
、X方向に沿って設置されている。
ねじ捧17は、もう1つのレーザトーチ台19に固着さ
れたナツト(図面の表われない)に螺合している。レー
ザトーチ台19には、断面が凹形状のガイド座具211
および212 (212これは図面の表われない)が固
着されており、これらがガイドバー18+および182
に係合しており、該ガイドバーで支持されている。ねじ
捧17の一端には減速機54の出力軸が連結されており
、減速機540入力軸にモータMxおよびロータリエン
コーダR,E2が連結されている。したがって、モータ
Mxが正転するとねじ捧17が正回転してレーザトーチ
支持台13に対して支持台19が往移動(左方)し、モ
ータMxが逆回転するとねじ捧17が逆回転してレーザ
トーチ支持台13に対して支持台19が復移動(右方)
する、レーザトーチ台19にも、1つのリミットスイッ
チS2が装備されており、ヒ述の復移動がリミット位置
間近になると、このリミットスイッチS2の作用子がレ
ーザトーチ台13のねじ捧支持台に当り、リミットスイ
ッチS2が閉から開になり、モータMxの逆転(復移動
)付勢が停止する。
レーザトーチ支持台I9には、レーザトーチ23が結合
されたレーザ照射装置22が搭載されている。一方、レ
ーザ支持台13には、テレビカメラ24および照明灯2
5が装着されている。したがってこの実施例では、機枠
9に対して、レーザトーチ支持台13はX方向のみに移
動し、したがってテレビカメラ24および照明灯25も
X方向のみに移動するのに対して、レーザトーチ支持台
19は機枠9に対してX方向およびX方向の両者に移動
し、したがってレーザ照射装置22およびレーザトーチ
23はX方向およびX方向に移動する。テレビカメラ2
4および照明灯25は、第1電極材l011および第2
電極材10】2の右側面よりX方向にわずかに右方にず
れた位置、すなわち予定されたフラッシュバット溶接で
溶接線が形成される位置、の真上にあり、モータMyの
回転により、X方向の該位置で、X方向に移動する。こ
の移動と共にレーザトーチ23が同様にX方向に移動す
るが、モータMxが回転するとX方向にも移動する。こ
のX方向の駆動は、X方向の移動中にレーザ照射を溶接
線の線幅中央に常時合せるように、レーザトーチ23を
溶接線のX方向の位置ずれに対応して行なわれる。
第2図に、@述の各種機構要素を駆動する電気要素およ
びこれらの電気要素の付勢を制御する制御システムの構
成を示す。
油圧シリンダ6〜8のそれぞ九と、高圧油圧ラインおよ
び低圧油圧ラインの間には、電磁切換弁26〜28が介
挿されており、これらの電磁切換弁は、それに通電があ
ると、油圧シリンダに、ピストンロッドを押し出す向き
の油圧を供給し、非通電のときには、ピストンロッドを
引込む向きの油圧を供給する。これらの電磁切換弁26
〜28には、ソレノイドドライバ29〜31が、マイク
ロプロセッサ(以下CPUと称す)45の指示に応じて
通電する。
照明灯25はランプドライバ32から定電流通電を受け
る。ランプドライバ32は、CPU45が通電を指示し
たときに定電流を照明灯25に通電する。この通電によ
り、照明灯25は、テレビカメラ24の視野部を照明す
る。
モータMyはモータドライバ33により正、逆転付勢さ
れる。モータドライバ33はCPU45の正、逆転駆動
指示に応答して正、逆極性の通電をモータMYに行なう
。なお、逆転付勢用の通電ラインには、リミットスイッ
チS1が介挿されているので、逆転付勢中にリミットス
イッチS1が閏から開になる(トーチ支持台13が復移
動リミット位置になった)ときには、電気モータMyの
通電は自動的に停止する。
電気モータMyが回転しているときロータリエンコーダ
REIが電気パルスを発生し、増幅&波形整形回路34
がこれを増幅して矩形波に波形整形すると共に、所定の
分周比に分周して7分周したパルス(以下y駆動同期パ
ルスと称する)をCPU45の割込ボートと画像処理ユ
ニット49(のCPUの割込ボート)に与える。
CPU45は、スイッチS1が閉の間は、y位置レジス
タの内容を0 (クリア)に維持し、電気モータMyを
正転付勢している間は、y駆動同期パルスが1個到来す
る毎にX位置レジスタの内容を1インクレメント(カウ
ントアツプ)する、モータMyを逆転付勢している間は
、y駆動同期パルスが1個到来する毎にX位置レジスタ
の内容を1デクレメント(カウントダウン)する、これ
により、1位塁レジスタの内容は、レーザトーチ支持台
13のy位置、つまりはレーザトーチ23のy位置、を
示す。
モータMxはモータドライバ36により正、逆転付勢さ
れる。モータドライバ36は位置決めコントローラ(C
PUを主体とする)39の正、逆転駆動指示に応答して
正、逆極性の通電をモータMxに行なう。なお、逆転付
勢用の通電ラインには、リミットスイッチS2が介挿さ
れているので。
逆転付勢中にリミットスイッチS2が閉から開になる(
トーチ支持台19が復移動リミット位置になった)とき
には、電気モータMxの通電は自動的に停止する。
電気モータMスが回転しているときロータリエンコーダ
RE2が電気パルスを発生し、増幅&波形整形回路37
がこれを増幅して矩形波に波形整形すると共に、所定の
分周比で分周して1分周したパルス(以下X駆動同期パ
ルスと称する)を位置決めコントローラ39(のCPU
の割込ポート)に与える。
位置決めコントローラ39は、スイッチS2が閉の間は
、X位置レジスタの内容をO(クリア)に維持し、電気
モータMxを正転付勢している間は、X駆動同期パルス
が1個到来する毎にX位置レジスタの内容を1インクレ
メント(カウントアツプ)する、モータMxを逆転付勢
している間は、X駆動同期パルスが1個到来する毎にX
位置レジスタの内容を1デクレメント(カウントダウン
)する。これにより、X位置レジスタの内容は、レーザ
トーチ支持台19のX位置、つまりはレーザトーチ23
のX位置、を示す。
第1電極材1011にはバット溶接電源40のアース出
力端が、第3電極材1021にはプラス出力端が接続さ
れている。バット溶接電源40は、バット溶接電流を制
御し得るものであると共に、溶接以外の加熱通電電流も
出力しかつ制御し得るものである。溶接電源40の、バ
ット溶接電流。
加熱通電電流および通電スタート/ストップは、溶接コ
ントローラ41が指定し指示する。溶接コントローラ4
1には、CPU45が、バット溶接電流指定データ2通
電時間データおよびスタート信号を与え、かつ、加熱通
電電流指定データ、通電時間データおよびスタート信号
を与える。溶接コントローラ41は、バット溶接電流指
定データ。
通電時間データおよびスタート信号を受けると。
溶接電源40を該電流指定データが示す出力電流に設定
して該電源40を出力オン付勢し、それから通電時間デ
ータが示す時間の後に出力オフにする。また加熱通電電
流指定データ、通電時間データおよびスタート信号を受
けると、溶接電源40を該電流指定データが示す出力電
流に設定して該電源40を出力オン付勢し、それから通
電時間データが示す時間の後に出力オフにする。
レーザ照射装置22のレーザ電源42は、レーザ溶接エ
ネルギを制御し得るものであり、これをレーザコントロ
ーラ43が設定し、かつレーザ照射装置22のレーザの
オン(出射:シャツタ開)/オフ(停止:シャツタ閉)
および電源42のオン/オフをコントローラ43が制御
する。レーザ照射エネルギを指定するデータとスタート
(オン)/ストップ(オフ)信号をCPU45がレーザ
コントローラ43に与え、コントローラ43がこれに対
応して、レーザ電源42を指定されたレーザ照射エネル
ギに設定し、照射装置22にオン(シャツタ開)を指示
し、かつストップ信号に応答して照射装置22にオフ(
シャツタ閉)を指示する。
画像処理ユニット49は、CPU45より画像読取が指
令されると所要の画像読取を行なって溶接線を検出し、
溶接線各部の位置を示すデータをCPU45に送信する
操作ボード&デイスプレィ51は、CPU45に後述す
る各種データを入力し、かつCPU45の報知を表示す
るものであり、操作ボードに各種入カキ−と共にスター
ト指示キーがある。スタート指示キーが操作されるとC
PU45にスタート信号が送信される。一方、第1図に
示す突合せ溶接装置は、車輪ホイール自動製造ラインに
あり。
それへの車軸用材100の装着と、突合せ溶接後の車輪
用材100の取り外しは、別途自動機(ロボット)が行
なう。このロボットが、車輪用材100を突合せ溶接装
置(第1図)に適正に装着した時に、スタート信号(ロ
ボットでは装着終了信号)を発生する。このスタート信
号が操作ボード51が接続された信号ケーブルを通して
CPU45に与えられる。すなわちCPU45には、操
作ボード51のスタート指示キーが操作されたとき、又
は、前述のロボットがスタート信号を発したときに、ス
タート信号が与えられる。
第3図に、CPU45の制御によりもたらされる。■サ
イクルの突合せ溶接動作中の、各電気要素の動作タイミ
ングを示し、第4a図および第4b図に、CPU45の
制御動作を示す。これらの図面を参照して、CPU45
の制御動作を以下に説明する。
電源が投入される(第4a図のステップ1:以下、カッ
コ内ではステップという語を省略する)と、CPU45
は、出力ボートを、待機時(非付勢)の信号レベルに設
定し、内部レジスタ、カウンタ、タイマ等を待機時の内
容に設定する(2)。
そして、操作ボード51の入力読取(3)を行ない、入
力に対応した表示をする。
ここで、後述の突合せ溶接制御に必要最小限のデータは
、第3図に示すDot〜D8である。これらの内容は後
述する。操作ボード51からこれらのデータの入力があ
ると、CPU45は、それを所要のレジスタに書込む(
3)。
なお、データD。1は、車輪用材100の予定溶接始端
部のy方向位置(y駆動同期パルスの一周期の間の、レ
ーザトーチ支持台13の移動量dyを1単位とする)を
示すものであり、データDo2は、車輪用材100の予
定溶接始端部のX方向位置(x駆動同期パルスの一周期
の間の、レーザトーチ支持台13の移動量dxを1単位
とする)を示すものであり、これらが入力されるとCP
U45は5それらをレジスタに書込み、そしてレーザト
ーチ23の初期位置決めを実行する。
この初期位置決めにおいては、CPU45はまずモータ
Myを逆転駆動し、スイッチSlが閉から開になると(
これによりモータMYの逆転付勢ラインがオフになるが
)、モータMyの付勢を停止しX位置レジスタをクリア
(原点位置0を書込み)する。このとき、テレビカメラ
24の視野中心が、適正に装着された車軸用材100の
予定始端部から、データDO+が示す距離分離れた位置
にある。
次にCP U 45は、モータMyを正転付勢する。
この正転付勢によりX位置レジスタがカウントアツプさ
れる。モしてX位置レジスタの内容がI)o+が示す位
置と等しくなると、モータMyの付勢を停止する。これ
により、テレビカメラ24の視野中心が、適正に装着さ
れた車輪用材100の予定始端部(のy位置)の真上に
位置する。
次にCPU45は、位置決めコントローラ39に復駆動
を指示する。これに応答して位置決めコントローラ39
が、モータMxを逆転駆動し、スイッチS2が閉から開
に変わると(これによりモータMxの逆転付勢ラインが
オフになるが)、モータMxの付勢を停止し、X位置レ
ジスタに0を書込む(クリア)。その後CPU45がコ
ントローラ39にDO2を出力する。これに応答してコ
ントローラ39がモータMxを正転付勢する。この正転
付勢によりX位置レジスタがカウントアツプされる。そ
してX位置レジスタの内容が、DO2が示す位置と等し
くなると、モータMxの付勢を停止する。これにより、
レーザトーチ23の照射位置が、適正に装着された車軸
用材100の溶接予定始端部のX位置上に位置する。
以上に説明した初期位置決めにより、テレビカメラ24
の視野中心が溶接予定始端部のy位置に位置し、レーザ
トーチ23のレーザ照射点が溶接予定始端部のX位置に
位置する。
操作ボード51又は加工ラインのコンピュータからスタ
ート信号が到来すると(4) 、CPU45は、データ
[)ot〜D8の読込みが終了しているか否かをチエツ
クして(5)、終了していないとまた入力読取(3)に
戻る。
データDot〜DBの読込みが終了しているときにスタ
ート信号が到来すると、CPU45は、油圧シリンダ6
および7をホールド(挟圧)付勢して(6)、タイマt
1をスタートする(7)。
tlは時限値であり、データD1で表わされるものであ
る。このtlは、電磁切換弁26.27に通電を開始し
てから、油圧シリンダ6.7か所定圧の挟圧力を第1.
第2電極材Jolly1012間および第3.第41!
極材1021+lO□2間に与えるに要する時間である
。CPU45はタイマt1のタイムオーバを待ち(8)
タイムオーバすると、油圧シリンダ8をホールド付勢し
て(9)、タイマt2をスタートする(10)t2は時
限値であり、データD2で表わされるものである。この
t2は、電磁切換弁28に通電を開始してから、油圧シ
リンダ8か所定圧の突合せ圧力を、第1.第2電極材1
011+  1012間に挟圧された車輪用材100の
一端部の端面と、第3.第4電極材102111022
間に挟圧された車輪用材100の他端部の端面と、の間
に与えるに要する時間である。
CPU45はタイマt2のタイムオーバを待ち(11)
 、タイムオーバすると、溶接コントローラ41に、デ
ータD3+D6を与え、そしてスタート信号を与えて(
12)、タイマt3をスタートする(13)−D3はバ
ット溶接の通電時間t3を示すもの、D6はバット溶接
電流値を示すものである。溶接コントローラ41は、こ
れに応答して、D6対応の溶接電流出力を溶接電源40
に設定して出力をオンとし、タイマt3をスタートし、
タイマt3がタイムオーバすると溶接電流出力をオフに
する。これによりバット溶接が行なわれたことになる(
バット溶接の終了)。
CPU45は、それ自身が設定したタイマt3のタイム
オーバを待って(14)、タイムオーバすると、照明灯
25を点灯しく15) 、画像処理ユニット49に溶接
線始端位置検出を指示する(16)。
画像処理ユニット49は、CPU45より溶接線位置検
出が指令されるとテレビカメラ24の撮映画像を読込ん
で、溶接線の始端位1t(xo。
yo)を算出し、これをCPU45に送信する。
CPU45は、画像処理ユニット49が溶接線の始端位
置(Xo、’10)の検出(そのデータの受信)を終了
すると、始端のX座標(Xo)を位置決めコントローラ
39に出力する(17)。位置決めコントローラ39は
、このときのX位置レジスタの内容をHPxレジスタに
書込み、このデータ(Xo)とX位置レジスタの内容か
ら、レーザトーチ23を溶接線始端のX位置の真上に置
くように、モータMxを正/逆転付勢する。
CPU45は、このときのy位置レジスタの内容をHp
y−レジスタに書込み、モータMyを定速正回転(往駆
動)付勢し、そして、テレビカメラ24の視野中心が、
その往駆動により溶接線の始端(yo)に到達すると、
そこでモータMyの付勢を停止する(18)。
以上により、テレビカメラ24の視野中心が前述のバッ
ト溶接で形成された溶接線の溶接始端のy位置上に位置
決めされ、レーザトーチ23が該溶接始端のX位置上に
位置決めされたことになる。
次にCPU45は、モータMyの定速性駆動を開始しく
19)、カウンタにD4をセットして。
このカウンタの、yN動同期パルスカウントダウンをス
タートしく20)、画像処理ユニット49にy駆動同期
パルス応答の溶接線位置検出を指示して(21)、画像
処理ユニット49よりのデータ送信を受信する割込を許
可する(22)。D4は、y方向の、テレビカメラ24
の視野中心からレーザトーチ23のレーザ照射点までの
距離(y駆動同期パルスの1周期の間の、支持台13の
移動量dy単位)を示すデータである。
画像処理ユニット49は、y駆動同期パルス応答の溶接
線位置検出が指示されると、y駆動同期パルスが到来す
る毎に、テレビカメラ24の撮像画像を読込んで、y方
向視野中心位置の、溶接線の中央位置のxFIi樟値を
算出して、CPU45に送信する。CPU4.5はこの
データを、受信レジスタに蓄積書込みする。画像処理ユ
ニット49は、溶接線の後端〔視野中心のy座標位置に
溶接線がない〕を検出すると「エンド」を示すデータを
CPU45に送信し、y駆動同期パルスに応答する溶接
線のX座標値の検出動作(割込処理)を終了する(割込
を禁止する)。CPU45はこの「エンド」を示すデー
タも受信レジスタに蓄積書込みする。
CPU45は、ステップ20でセットしたカウンタの値
をチエツクして(23)、それが0になると、すなわち
、レーザトーチ23がバット溶接線の始端位置に到達す
ると、レーザコントローラ43にデータD7を出力し次
いでスタート信号を出力する(24)。データD7は、
レーザ照射エネルギを指定するものである。レーザコン
トローラ43は、レーザ電源42を、このD7のエネル
ギ出力に設定して、出力オンとする。これによリレーザ
照射、すなわちレーザ溶接が開始され、レーザがまずバ
ット溶接線始端の溶接線幅中心に照射される。
CPU45は、その後は、y駆動同期パルスが到来する
毎に、受信レジスタの次のデータ(y往移動方向でdY
分進んだ位置のX位置)を読み出して位置決めコントロ
ーラ39に出力する(25)。位置決めコントローラ3
9は5このように与えられるX位置データとX位置レジ
スタの内容とを参照して、トーチ23が、X位置データ
で示される溶接線中央の真上に位置するように電気モー
タMxを正/逆転付勢する。これにより、レーザ照射が
y方向に溶接線に沿って移動しつつ溶接線の幅中心(X
位置)に倣って進行する。
CPU45は、受信レジスタよりデータを読出す毎にこ
のデータが「エンド」を示すものであるか否かをチエツ
クしく26)、「エンド」を示すものでないときにはこ
れを位置決めコントローラ39に出力する(27)が、
「エンド」を示すものであると、レーザコントローラ4
3にストップ信号を与える(28)、これによりレーザ
照射が停止する(レーザ溶接照射の終了)。
CPU45は次に、モータMyの復駆動をスタートシて
y位置レジスタは減算カウントに設定し。
位置決めコントローラ39には、HPxレジスタのデー
タを出力する(29)、これにより、レーザトーチ支持
台13が復駆動され、支持台19が溶接予定始端部(X
位置:HPx)に位置決めされる。
CPU45は、溶接コントローラ41に、データD、お
よびD8を出力し次いでスタート信号を出力しく30)
、タイマt5をスタートする。溶接コントローラ41は
、データDBが示す通電電流に溶接電源40の出力を設
定して電源40をオンにすると共に、データD5が示す
時限値t、をタイマに設定してスタートする。これによ
り、レーザ溶接照射がなされたバット溶接線部に加熱通
電が行なわれる。
CPU45は、その後はy位置レジスタのデータが溶接
予定始端部(y位置)を示すHpy(HPyレジスタの
内容)になったか、スイッチS1が開になったか、ある
いは、タイマt、がタイムオーバしたかをチエツクしく
32.33B。
34)、y位置レジスタの内容がHpyになるとモータ
MYの逆回転付勢を停止し、スイッチS1が開になった
とき(このときには5モ一タMyの逆回転付勢ラインが
オフになる)はモータMyの逆回転付勢を停止する(3
3A)。タイマt5がタイムオーバすると、溶接コント
ローラ41にストップ信号を出力し、油圧シリンダ6〜
8のホールドを解除し、操作ボード51にエンド信号を
出力する(35.36)、溶接コントローラ41はこれ
に応答して溶接電源40をオフにし、第2および第4電
極材1012+1022が第1および第3電極材101
1r  102 +より離れ、支持ブロック・1が右方
に退避する。操作ボード51には、突合せ溶接終了が表
示され、加工ラインコンピュータが接続されているとき
には、それにエンド信号が送信される。
CPU45は、エンド信号を出力すると、入力読込み(
3)に戻り。次にスタート信号が到来するのを待つ、こ
の待ち状態では、テレビカメラ24の視野中心は位置H
Py(HPyレジスタの内容)にあり、レーザトーチ2
3のレーザ照射位置は位[HPXにある。入力読込み(
3)で再度新たな入力があると、それを対応レジスタに
書込む。
すなわち、すでに書込んでいるデータが、新たに入力さ
れたものに更新される。この更新が。
Dotおよび又はり。2であると、ステップ20に関し
て説明した、初期位置決めを再度実行する。
なお、レーザビーム溶接照射においては、金属材料の溶
融を容易ならしめるアルゴンガス或は他の加工ガスを溶
接線に吹き付ける。アルゴンガスを用いた場合は、レー
ザ光束照射による溶融幅は広くなり、ヘリウムガスを用
いた場合は、アルゴンガスの場合に比較して溶融幅は狭
くなる。加工ガスとしてどちらを用いるべきか、或はこ
れらの混合ガス、或は他のどのガスを用いるかは、該溶
接対象物の冶金的性質と、余盛り形状、板厚を勘案して
決定する。
上記実施例では、レーザ溶接照射が終了すると同時に、
焼鈍用の通電加熱を所定時間t5だけ行なうようにして
いるが、この通電加熱をレーザ溶接照射の前から、又は
レーザ溶接照射の開始と同時に開始するようにしてもよ
い。例えばステップ15又は19で開始するようにして
もよいし、あるいはステップ24で開始するようにして
もよい。
いずれにしても、上記実施例では、操作ボード51から
、バット溶接電流値(D6)および通電時間(D3 )
 、レーザ溶接照射エネルギ(D7)、ならびに、加熱
用電流値(D8)および通電時間(D、)を、突合せ溶
接前にCPU45に入力(設定)するようにしているの
で、これらを実績に騙づいた最適値に設定することがで
きる。
〔発明の効果〕
以上に説明した本発明の突合せ溶接装置の、前述のバッ
ト溶接による溶接対象物(100)への通電は、突合せ
部の抵抗発熱により溶接対象物を加熱昇温し、軟化させ
る。加圧は昇温された溶接部を互いに押し付けることに
より接合界面に塑性変形を与え、馴染みを良くしうると
ともに小さな余盛りを形成する。これにより前述のレー
ザビーム溶接照射に必要な1間隙のない突合せ端部が得
られ。
また小さな余盛りがレーザビームを照)tする際に溶接
材料の代替物として働く。このとき、レーザ溶接照射の
板厚は、溶接対象物(+00)の本来の厚みに、バット
溶接により生じた余盛りの高さを含めたものとなる。余
盛り形成は、バット溶接時の溶接電流値と加圧力の強さ
により決まり、従ってレーザビームの出力は、バット溶
接時の抵抗発熱による入熱量及び加圧力に基づいて決定
されたものに設定しうる。そしてレーザビームの溶接照
射が、バット溶接により得られた不完全な接合界面を溶
融し溶接する。
バット溶接後レーザビーム溶射前、照射中、照融後、の
うちl工程或は2工程以上に於ての通電が可能であり、
これは、接合界面及び該界面の金属材料中における抵抗
発熱によって、レーザビームによる溶接対象物の急速加
熱、急速冷却を緩和し、溶接部の過度の硬化を防止する
このようなバット溶接と高エネルギービーム溶接の併用
において、バット溶接により溶接線が形成されるが、細
かくはこの溶接線が溶接線の長さ方向でそれと直交する
方向に曲がり、高エネルギービーム例えばレーザビーム
の照射径が極く小さいので、レーザビームの照射点が溶
接線の中央に対してずれる箇所を生ずるが1本発明の突
合せ溶接装置では、レーザビームをバット溶接線の線幅
中央に倣わせるので、溶接線の全長に渡って、良品質の
突合せ溶接が実現する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の主に機構部の外観を示す
斜視図である。 第2図は、該実施例の電気制御系の構成を示すブロック
図である。 第3図は、該実施例の電気要素の動作タイミングを示す
タイムチャートである。 第4a図および第4b図は、第2図に示すマイクロプロ
セッサ(CPU)45の制御動作を示すフローチャート
である。 ■=基台          2:固定支持台31 r
32ガイド梁      4:′重接支持ブロック5:
支え台         6:油圧シリンダ(第1FF
?IJ毛段)7:油圧シリンダ(第2駆動手段) 8:
油圧シリンダ(第3yJA動手段)9:機枠     
     101 、 :第1電極材(第1部材)10
12’第2電極材(第2部材)  10゜1:第3電極
材(第3部材)lO□2:第4電極材(第4部材)  
  11:ねじ捧12、.122ニガイドパー    
  13:レーザトーチ支持台My:電気モータ(y走
査間vJ手段)REI:ロータリエンコーダ53:減速
機           14:ナツト1.5..15
2ニガイド座具  16..162:支台Sl:リミッ
トスイッチ      I7:ねじ棒181ニガイドパ
ー    19:レーザトーチ支持台(支持手段)Mx
二主電気モータX駆動手段)   RE2:ロータリエ
ンコーダ54:減速機          211ニガ
イドバーS2:リミットスイッチ 22:レーザ照射装置(レーザビーム照射手段)23:
レーザトーチ(レーザトーチ) 24:テレビカメラ(位置検出手段)25:照明灯45
:マイクロプロセッサ(溶接制御手段)100:車輪用
材(溶接対象材)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 y方向に延び、溶接対象材を支持するための第1部材; y方向に延び、y方向に実質上直交するz方向で第1部
    材に対向する第2部材; 第1部材と第2部材の少くとも一方を他方に向けて駆動
    する第1駆動手段; y方向に延び、y方向およびz方向と実質上直交するx
    方向で第1部材に対向する第3部材;y方向に延び、z
    方向で第3部材と対向する第4部材; 第3部材と第4部材の少くとも一方を他方に向けて駆動
    する第2駆動手段; 第3部材、第4部材および第2駆動手段をx方向に移動
    自在に支持するx移動支持手段; x移動支持手段をx方向に駆動する第3駆動手段; 第1部材と第2部材の少くとも一方と、第3部材と第4
    部材の少くとも一方の間の溶接対象材に通電する電源装
    置; 第1部材と第3部材の間の空間を指向したレーザトーチ
    を有するレーザビーム照射手段; 該レーザビーム照射手段を支持する支持手段;該支持手
    段をy方向に走査駆動するy走査駆動手段; 前記支持手段をx方向に駆動するx駆動手段;第1部材
    と第3部材の間の突合せ溶接線のx方向位置を検出する
    位置検出手段;および、 第1駆動手段および第2駆動手段を付勢し、第3駆動手
    段を付勢し、そして前記電源装置を付勢した後、y走査
    駆動手段を付勢して位置検出手段が検出した位置に対応
    してx駆動手段を付勢してレーザトーチを突合せ溶接線
    に倣わせかつレーザビーム照射手段を付勢する溶接制御
    手段; を備える突合せ溶接装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04220183A (ja) * 1990-01-20 1992-08-11 Thyssen Ind Ag Mas Bau 鋼製の帯状薄板をレザー光線溶接法で突き合わせ溶接する方法及び装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04220183A (ja) * 1990-01-20 1992-08-11 Thyssen Ind Ag Mas Bau 鋼製の帯状薄板をレザー光線溶接法で突き合わせ溶接する方法及び装置

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