JPH0251344A - ワイヤ駆動装置 - Google Patents

ワイヤ駆動装置

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JPH0251344A
JPH0251344A JP63201323A JP20132388A JPH0251344A JP H0251344 A JPH0251344 A JP H0251344A JP 63201323 A JP63201323 A JP 63201323A JP 20132388 A JP20132388 A JP 20132388A JP H0251344 A JPH0251344 A JP H0251344A
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JP
Japan
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wire
rotor shaft
guide
drive motor
split
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JP63201323A
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JPH0716292B2 (ja
Inventor
Fumikiyo Nakazawa
文清 中澤
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、サンルーフと通称される天窓を含む自動車各
部の窓、ドア等の開閉、およびその他の駆動を必要とす
る車輌用の動力源として、並びに、家屋その他の建造物
、機械設備等全般にわたり応用が可能な動力源として使
用し得るワイヤ駆動装置に関する。
〔従来の技術〕
正逆回転可能な駆動モータの回転をワイヤの往復動に直
接変換して、このワイヤで窓ガラスを直接押し引きして
開閉するワイヤ駆動装置が従来知られている。
この駆動装置は、正逆回転可能な駆動モータが備える中
空の回転子軸に、スクリュー式の可撓性ワイヤを貫通さ
せるとともに、このワイヤを回転子軸の内周面に設けら
れた雌ねじ部に螺合させ、かつ、駆動モータ外において
ワイヤをガイドにより窓側に導いて、このワイヤの先端
に窓ガラスをで形成されていた。
このようなワイヤ駆動装置において、駆動モータを動作
させて回転子軸を回転させると、雌ねじ部とスクリュー
式ワイヤとの噛み合いによりワイヤを軸方向に移動でき
る。したがって、駆動モータを正回転させることにより
ワイヤで窓ガラスを押し上げるとともに、駆動モータを
逆回転させることにより窓ガラスを引き下げて、窓を自
動的に開閉させることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、従来の構成においては、1本の無垢の線材でワ
イヤが形成されているから、このワイヤは一つの負荷に
対して専有されていた。このため、従来のワイヤ駆動装
置は複数の負荷を同時に動作させることができないとと
もに、一つの負荷に対してもワイヤの接続が1箇所に限
られるから、一つの負荷の複数箇所にワイヤを繋いで、
この負荷を安定させて移動させることができないという
問題があった。したがって、これらの事を可能にするに
は、複数台のワイヤ駆動装置を使用しなければならず、
設備的にもスペース的にも、またコスト的にも不利であ
る。
本発明の目的は、1台の装置でありながら複数の負荷に
対して同時に使用でき、あるいは一つの負荷に対し複数
箇所に接続して使用できるワイヤ駆動装置を得ることに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明のワイヤ駆動装置に
おいては、駆動モータが備える中空の回転子軸を貫通し
て設けられるとともに、この軸の雌ねじ部に螺合された
ワイヤを、その軸線に沿って縦割にして互いに接離可能
な複数本の分割ワイヤにより形成し、上記駆動モータ外
において各分割ワイヤを夫々ガイドを介して負荷側に個
別に導いて、各分割ワイヤの先端に夫々負荷を接続した
ものである。
〔作用〕
本発明のワイヤ駆動装置によれば、駆動モータ内におい
て複数本の分割ワイヤは、その分割面同志を互いに合わ
せてあたかも無垢の1本の線材となるように集合される
とともに、各分割ワイヤの外周の螺旋も1本に繋がって
連続されて、1本の集合ワイヤ構造をなす。このため、
このワイヤは、駆動モータの回転子軸に形成された雌ね
じ部との噛み合いによって、軸方向に送られる。また、
複数のガイドは駆動モータ外においてワイヤの各分割ワ
イヤを案内して、回転子軸端部での各分割ワイヤの集束
、および回転子軸端部から押し出されるワイヤの分割ワ
イヤ同志の分離を容易にするとともに、分離された分割
ガイドの夫々を個別に案内する。さらに、各分割ワイヤ
の先端部は夫々異なる負荷、または同一負荷の異なる箇
所に接続されて、負荷を同時に移動させる。
〔実施例〕
第1図から第4図を参照して本発明の一実施例を以下説
明する。
第1図および第2図中1は電流方向の切換えにより正回
転および逆回転が可能な整流子モータよりなる駆動モー
タである。第2図に示すように駆動モータ1は、モータ
フレーム2の両端部に夫々軸受3を内装するとともに、
これら軸受3間において永久磁石製のステータ4をモー
タフレーム2の内面に取付け、かつ、このステータ4内
を貫通する回転子5をモータフレーム2内に収納し、こ
の回転子5に取付けた整流子6に一対のブラシ装置7を
押し付けて形成されている。ブラシ装置7はモータフレ
ーム2の一端部内面に絶縁部材8を介して取付けられて
いる。
回転子5は、軸受3に両端部を回転自在に夫々支持され
た回転子軸9の外面に、整流子6を取付けるとともに、
ステータ4に対向してロータコア10を取付け、さらに
、このコア10にロータコイル11を巻き付けて形成さ
れている。回転子軸9は中空構造であって、その内周面
の一部に設けられた小径部には雌ねじ部12が形成され
ている。
回転子軸9にはスクリュー式の可撓性ワイヤ13が雌ね
じ部12に螺合して貫通されている。
このワイヤ13は第3図に示すようにワイヤ13の軸線
に沿って縦割りにして互いの分割面同志を接離可能にし
た複数本の分割ワイヤ13aにより形成されている。各
分割ワイヤ13aは可撓性を有したワイヤ芯材の外面一
部に螺旋形成部13alを設けてなるとともに、第3図
および第4図に示すように例えば扇形断面を有している
。そして、各分割ワイヤ13aは、駆動モータ1内等に
おいて集合され、その分割面が互いに合わさってあたか
も無垢の1本の線材と同等のワイヤ13をなすものであ
る。このワイヤ13の断面は第3図に示すように略円形
であるとともに、このような略円形断面になった状態で
は各分割ワイヤ13aの螺旋形成部13alは互いに連
続して一条の螺旋を外面に形成するようになっている。
駆動モータ1の一端側外側には例えばワイヤ13を集合
状態で案内するパイプ状をなす固定のガイド14が設け
られている。また、駆動モータ1の他端側外側には分割
ワイヤ13aと同数の固定のガイド15が設けられてい
る。これらのガイド15は例えば分割ワイヤ13aの外
形形状より一回り大きな中空構造をなして形成されてい
る。
そして、各ガイド15は夫々分割ワイヤ13aの一端側
を個別に導いており、また、ガイド15から導出された
分割ワイヤ13aの、先端には夫々負荷16が接続され
ている。なお、14 g 、  15 aは各ガイド1
4,15にその軸線方向に沿って設けられた溝で、ここ
を負荷16とワイヤ13との連結部が移動可能になって
いる。
以上の構成のワイヤ駆動装置において、駆動モータ1を
動作させると、その回転子軸9内では複数の分割ワイヤ
13aは集合されてあたかも1本の無垢のスクリュー式
ワイヤと同等の状態に組合わされている。したがって、
回転子軸9の雌ねじ部12とワイヤ13の螺旋形成部1
3alとの噛み合いにより、回転子軸9の正回転に伴っ
てワイヤ13はガイド15側に送り出され、かつ逆回転
に伴ってワイヤ13はガイド14側に送り出される。
そして、このようなワイヤ13の駆動において、各分割
ワイヤ13aの移動を各ガイド15が個別に案内するこ
とによって、取分は各ガイド15の駆動モータ1側の端
部は回転子軸9の端面中心に対し放射状の配置となるよ
うに曲げられているので、この端部での案内作用により
回転子軸9の端部での各分割ワイヤ13aの集束、およ
び回転子軸9の端部から押し出されたワイヤ13の分割
ワイヤ13同志の分離が容易になされる。
以上のようにして1台の駆動モータ1により直接進退さ
れる複数本の分割ワイヤ13aは、各ガイド15の夫々
に個別に案内されながら、その先端に接続された夫々異
なる負荷16を同時に押し引きして・移動させるもので
ある。
また、本発明は第5図および第6図に示すように、モー
タフレーム2の少なくとも一方の端部に薄板からなる回
り止め21を設けて、この両側を摺動するようにして2
分割された分割ワイヤ13aが駆動モータ1に出入りす
るようにして実施してもよい。なお、以上説明した意思
外の構成は上記一実施例と同様であるので、その説明に
ついては、上記一実施例と同一番号を付して省略する。
この実施例においても本発明の所期の目的を達成できる
ことは勿論であるが、回り止め21によって雌ねじ部1
2とスクリュー式ワイヤ13との噛み合いによる運動の
変換に伴ってワイヤが13がねじり作用を受けるにも拘
らず、分割ワイヤ13aがねじられることを防止できる
。このため、分割ワイヤ13aをねじることに費やされ
る無駄な動力の消費を少なくして、分割ワイヤ13aに
効率良く駆動力を伝えることができ、装置の性能を向上
できる。しかも、既述の回り止め作用により、ガイド1
5(図示しない)を分割ワイヤ13aの形状に対応させ
て形成する必要がない。
したがって、ガイド15に断面円形状のバイブを使用で
きるから、ガイド15のコストを下げることができる。
なお、本発明は上記各実施例に限るものではなく、例え
ば各分割ワイヤを同一の負荷の異なる箇所に接続して実
施してもよい。
〔発明の効果〕
以上のように構成された本発明によれば、駆動モータの
回転子軸を貫通して設けられるとともに、この軸の雌ね
じ部に螺合されたワイヤを、その軸線に沿って縦割にし
て互いに接離可能な複数本の分割ワイヤにより形成し、
上記駆動モータ外において各分割ワイヤを夫々ガイドを
介して負荷側に個別に導いて、各分割ワイヤの先端に夫
々負荷を接続したから、1台の装置でありながら複数の
負荷に対して同時に使用でき、あるいは一つの負荷に対
し複数箇所に接続して使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は本発明の一実施例を示し、第1図は
装置全体の構成を一部断面して概略的に示す図、第2図
は駆動モータの断面図、第3図は第1図中■−■線に沿
う断面図、第4図は第1図中IV−mV線に沿う断面図
である。第5図および第6図は本発明の他の実施例を示
し、第5図は駆動モータの一端部の断面図、第6図は同
一端部の正面図である。  1・・・駆動モータ、9・
・・回転子軸、12・・・雌ねじ部、13・・・ワイヤ
、13a・・・分割ワイヤ、15・・・ガイド、16・
・・負荷。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 正逆回転される駆動モータが備える中空の回転子軸に、
    スクリュー式のワイヤを貫通させるとともに、このワイ
    ヤを上記回転子軸の内周面に設けられた雌ねじ部に螺合
    させ、上記回転子軸の回転により上記ワイヤを軸方向に
    移動させるワイヤ駆動装置において、上記ワイヤを、そ
    の軸線に沿って縦割にして互いに接離可能な複数本の分
    割ワイヤにより形成し、上記駆動モータ外において各分
    割ワイヤを夫々ガイドを介して負荷側に個別に導いて、
    各ワイヤの先端に夫々負荷を接続したことを特徴とする
    ワイヤ駆動装置。
JP20132388A 1988-08-12 1988-08-12 ワイヤ駆動装置 Expired - Lifetime JPH0716292B2 (ja)

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JP20132388A JPH0716292B2 (ja) 1988-08-12 1988-08-12 ワイヤ駆動装置

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JPH0251344A true JPH0251344A (ja) 1990-02-21
JPH0716292B2 JPH0716292B2 (ja) 1995-02-22

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JPH0716292B2 (ja) 1995-02-22

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