JPH025132B2 - - Google Patents

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JPH025132B2
JPH025132B2 JP56177298A JP17729881A JPH025132B2 JP H025132 B2 JPH025132 B2 JP H025132B2 JP 56177298 A JP56177298 A JP 56177298A JP 17729881 A JP17729881 A JP 17729881A JP H025132 B2 JPH025132 B2 JP H025132B2
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JP
Japan
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cellulose
solution
weight
molecular weight
polyethylene glycol
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JP56177298A
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Deyunueeku Gusutafu
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Akzo NV
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Akzo NV
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Publication date
Application filed by Akzo NV filed Critical Akzo NV
Publication of JPS57108101A publication Critical patent/JPS57108101A/ja
Publication of JPH025132B2 publication Critical patent/JPH025132B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D71/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by the material; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D71/06Organic material
    • B01D71/08Polysaccharides
    • B01D71/10Cellulose; Modified cellulose
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D61/00Processes of separation using semi-permeable membranes, e.g. dialysis, osmosis or ultrafiltration; Apparatus, accessories or auxiliary operations specially adapted therefor
    • B01D61/14Ultrafiltration; Microfiltration
    • B01D61/147Microfiltration

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は平箔、管状箔又は中空フイラメントの
形の、孔径0.01〜5μm及び限外濾過速度40〜2000
ml/m2・h・mmHgを有し、分離限界が分子量
70000〜3000000の範囲に調整出来る微孔性膜に関
する。 米国特許明細書第1421341号に、、セルロースエ
ステル例えば酢酸セルロースからなり、細菌分離
に適した孔を有するフイルタ及びその製法が記述
されている。同明細書によるフイルタは孔を破壊
することなく乾燥することが出来る。 同フイルタは溶剤混合物に溶かしたセルロース
エステルの溶液を注入し、低い温度で含湿雰囲気
中で溶剤を蒸発させることにより製造される。溶
剤には水を添加するが、その添加量は溶剤混合物
がセルロースエステル可溶性をなお保持し得る量
である。孔径は水量に影響される。形成された膜
は水中で洗浄し、湿潤状態で延伸し、熱水又は蒸
気中で熱処理した後で乾燥する。 西ドイツ国特許明細書第843088号は合成樹脂か
ら限外濾過膜及びダイヤフラムを製造する方法を
記述している。その場合膜の多孔構造は、薄いス
キンの製造に適する合成樹脂溶液に、同溶液に可
溶の塩又は別の物質を同合成樹脂溶液と混和性で
あるが反応はしない溶液中に溶かして混合し、次
いで同混合物を乾燥し、その様に形成されたスキ
ンから、合成樹脂を溶かさない溶剤を用いて混入
物質を溶出する方法で得られる。 西ドイツ国特許出願公告第1017596号は酢酸セ
ルロース膜の製法を記述している。これは通気室
中で作業温度20〜40℃及び相対空気湿度50〜70%
において予備ゲル化を行う転相法である。 米国特許明細書第2783894号にはナイロンから
微孔性膜フイルタを製造するための類似の方法が
記述されている。 西ドイツ国特許出願公告第1156051号は上記の
米国特許明細書第1421341号又は同第2783894号の
方法で製造された膜を裂目を有する中空体上に特
別なやり方で設ける方法を記述している。同微孔
性フイルムの孔はその有効直径が約10μmよりも
小さく、又全体として孔容積はフイルタ材の全容
積の80%以上を占める。 西ドイツ国特許明細書第2257697号は多孔性酢
酸セルロース対称−膜フイルタを記述している。
これはアセチル化度20〜65.5%の酢酸セルロース
を有機溶剤中に−同溶剤に対する重量比5〜40%
で−溶かし、同溶液に上記有機溶剤の沸点よりも
高い沸点を有する稀釈溶剤を添加し、更に酢酸セ
ルロースに対して20〜200重量%の量比の金属塩
を添加して均質な溶液を生成させ、これを研磨さ
れた平面上に薄いフイルム状に塗布し、その中に
含有されている溶剤を蒸発除去し、微相分離によ
つてゲル状にし、次いで含有されている金属塩を
溶出して多孔性膜を形成する方法で製造される。 孔径は0.01〜10μmであり、70〜81%の多孔度
が記載されている。 その様な膜を6000倍の電子顕微鏡で表面から観
察すると、不規則に上下に又一平面内で相互に交
叉しているループ状フイラメントからなるマツト
と類似した構造を示す。膜を裂開するとその内部
構造は緻密でないが密度の均一な物体であること
が示される。 西ドイツ国特許公開公報第2606244号は紡糸可
能の合成又は半合成鎖状高重合体から製造される
膜濾過用中空繊維を記述している。その場合同中
空繊維を形成する円筒形壁部は、少なくとも環形
断面の一閉鎖領域内で、孔比少なくとも55%の三
次元網状構造の微細濾過溝を有効フイルタ域とし
て有する。 同形成物の孔は直径1μm〜0.01μmを有する。
同膜により2400000までの分子量の粒子が有効に
分離される。その種の膜は酢酸セルロース、ポリ
塩化ビニル、ポリアクリルニトリル又はポリアミ
ドから製造出来る。 西ドイツ国特許公開公報第2823985号には、銅
アンモニア溶液から再生された再生セルロースか
ら構成され、限外濾過速度7〜30cm3/m2・h・mm
Hg(14〜60pm・s-1・Pa-1に相当)及び平均分子
透過度4・10-3〜12・10-3cm/min(0.65〜
2.0μm・s-1に相当)を有する透析膜が記述され
ている。 同公報によれば、セルロース−銅アンモニア溶
液に微粉状CuOを添加し、熱硫酸で凝結させた後
これを再び洗出する方法でその種の膜を製造す
る。同膜の場合分離される分子量限界は60000以
下である。それというのも血液中の蛋白質及び血
液中の別の高分子物質の透過が有効に阻止され又
血液中のアルブミンの分子量は約60000〜70000で
あるからである。 種々の手段によつて孔を所望の様に調整出来る
多数の微孔性膜がすでに公知ではあるが、銅アン
モニア溶液から再生された水和セルロースからそ
の様な膜を製造する強い要望があつた。従来の試
行結果は殆どが不成功であるか又は西ドイツ国特
許公開公報第2823985号による膜とほぼ同様なも
のであつた。その場合アルコール例えばメタノー
ル、エタノール、イソプロパノール、又はグリコ
ール例えばプロピレングリコール、ブチルグリコ
ール、更に別の化合物例えばジメチルホルムアミ
ド、エトキシル化脂肪族アルコール及びノニルフ
エニルポリグリコールエーテルがセルロース−銅
アンモニア溶液に添加されたが、ミクロフイルタ
としてのより大きな効率或はより高い分離限界は
達成され得なかつた。ポリプロピレングリコール
(分子量1200、PPG対セルロースの比:0.1〜1)
を使用して均質な紡糸液を製造することは全く不
可能であつた。 同アンモニア溶液から再生された再生セルロー
スが特別良好な血液相和性を有するために、公知
の微孔性膜と同様の濾過性をもつ再生セルロース
製微孔性膜の製造が当該分野で常に要求され、そ
の様な膜を製造する試みも行われた。紡糸液への
多数の別の添加物も試みられたが、目的は達成さ
れなかつた。上記の物質の他に長鎖脂肪族アルコ
ール、エステル、ジオキサン、第四アンモニウム
塩、カゼイン、シリカゲル及びゼオライトが様々
な濃度で紡糸液に添加されたが成果はなかつた。 銅アンモニア溶液に上記の物質を添加した場合
その一部は均質な混合物を生じなかつた。混合物
の多くは均質ではあるが、紡糸不可能であつた。
又添加物の一部は銅アンモニア溶液を凝結させ
た。均質な紡糸液というのは相分離が肉眼では認
められない溶液をいう。 ところで平均分子量100〜1500のポリエチレン
グリコールを添加した銅アンモニア溶液から再生
された水和セルロースからなることを特徴とす
る、孔径0.01〜5μm及び限界濾過速度40〜2000
ml/m2・h・mmHgを有し、分離限界が分子量
70000〜3000000の範囲に調整出来る、平箔、管状
箔又は中空フイラメントの形の微孔性膜を製造出
来たことは全く意想外であつた。従来比較的多数
の物質を銅アンモニア溶液に添加する場合、公知
の微孔性膜と同様な微孔性膜を製造することは出
来なかつたのに対して、本発明方法によつてそれ
が可能となつたことも又意想外であつた。本発明
方法は紡糸液が銅塩をセルロースの重量に対して
銅40〜60重量%の量、アンモニウムをセルロース
の重量に対してアンモニア50〜300重量%の量、
又平均分子量100〜1500のポリエチレングリコー
ルをセルロースの重量に対して30〜400重量%及
びセルロースを4〜7重量%含有することを特徴
とする。 ある実施形式においてはセルロースの凝結は酸
性媒質中で行われる。従つて本発明方法は凝結浴
液として水で稀釈した酸を使用することも特徴と
する。 その場合凝結浴液として稀硫酸を使用するのが
有利である。本発明の実施形式においては硫酸の
濃度は30〜300g/である。有利には凝結はやや
高められた温度で行われ、その場合凝結浴の温度
は30〜65℃である。 酸性媒質中でセルロース−銅アンモニア溶液を
凝結すると、通常の壁厚の微孔性膜の場合限外濾
過速度が予期せざる程に上昇することが判明し
た。すなわち本発明により非常に高い限外濾過速
度と比較的厚い膜壁を有する微孔性膜の製造が可
能になつたのである。もちろん壁厚がより大きい
と膜の強度が相応して高くなる。 微孔性膜の一部の適用分野では、より少ない分
子量分離限界とそれに相応してより少ない分子量
比の膜の使用が望まれる。この型の膜は有利に別
の実施形式、すなわちアルカリ性媒質中で凝結を
行う方法で製造出来る。従つて本発明方法は凝結
浴液として水で稀釈した苛性アルカリ溶液を使用
することも特徴とする。 有利に凝結浴液は稀苛性ソーダ溶液である。本
発明の実施形式においては苛性ソーダ溶液の濃度
は60〜140g/である。 本発明方法をアルカリ性凝結浴で実施する場合
凝結浴温度は15〜30℃である。有利には同温度は
20〜25℃である。 セルロースに対するポリエチレングリコールの
重量比が、式: V=−0.59/logMG−3.3・logMG+10.9 〔式中:MGはポリエチレングリコールの分子量
である〕で算定される値より少ない場合ポリエチ
レングリコールを最適に混入することが出来る。 相当してより高いセルロース濃度を有するセル
ロース−銅アンモニア溶液を水及びアンモニア中
のポリエチレングリコールの溶液と混合し、均質
化することにより紡糸液を製造すると特別に有利
である。 セルロース−銅アンモニア溶液とポリエチレン
グリコール−アンモニア溶液との混合及び均質化
は有利に紡糸ノズルの直前ではじめて行われる。 銅アンモニア法で再生されたセルロースの良好
な血液相和性に基ずき本発明による微孔性膜を特
別有利に使用出来る適用分野はプラズマホレー
ゼ、すなわち細胞成分からの血漿の分離並びに分
子量に基ずく血漿成分の更なる分離である。 セルロース又従つて本発明による膜が親水性で
あるために、これをマイクロフイルトレーシヨン
用、例えば水溶液又は水性懸濁液の細菌除去用及
び廃水浄化用に大きな成果をもつて使用すること
が出来る。 血液透析及び血液濾過の際には膜を蛋白質を通
過させてはならない。アルブミンは血漿中に最も
数多く含まれる蛋白質であり、最少の分子量(約
68000)をもつ。つまりこの大きさの分子に対し
ては血液透析用及び血液濾過用の膜は密でなけれ
ばならない。 医学的研究から、多くの疾病はしばしば蛋白質
と結合している毒素が原因であることが判明し
た。毒素自体は小さな分子で、そのままでは上記
の透析−及び血液濾過膜を容易に通過する程であ
るが、蛋白質との結合により大きな分子になり、
通常の透析膜では除去出来なくなる。免疫複合体
及び抗原も相応して大きな分子量を有する。 約100000〜3000000の分子量範囲のその様な蛋
白質結合毒素を除去するためには、従来超遠心分
離による血漿分離法が主として行われた。 しかしこの目的に使用される膜もいくつかあ
る。例えば特に酢酸セルロース−、硝酸セルロー
ス−及びポリビニルアルコール膜である。しかし
これらの膜は上記蛋白質に対して制限された、換
言すれば部分的な透過性しか有さない。この透過
性はいわゆるシーブ係数により表わすことが出来
る: S=CP/CB 〔式中:CPは濾液中の物質Xの濃度を表わし、
CBは血液中の物質Xの濃度を表わす〕。 シーブ係数の計算は例えばレーザー比濁法によ
り行うことが出来る。 S=1の場合には完全な透過が行われたこと
を、又Sが1より小さい場合には部分的な透過で
あることを示す。従来使用された膜のシーブ係数
はアルブミンに対してすら0.8よりも小さい。こ
れは分離すべき成分の除去が不十分であることを
意味する。従つてより長い処理時間が必要であ
る。又より多い量の戻り注入を行わなければなら
ないか又は非常に大きな膜を使用しなければなら
ず、その場合には装置容積が非常に大きくなるか
ら著しい欠点である。 シーブ係数の他に限外濾過速度も膜の透過性判
定の尺度であ。膜の限外濾過速度は所与の圧力差
及び温度37℃において装置に固定された膜の表面
から膜を貫流した液体容量を測定し、一般的な比
較性を得るために単位面積、単位時間及び単位圧
力に換算することにより定められる。液体として
は生理的食塩水が使用される。同方法は米国保
健、教育及び福祉省の“エヴアルエイシヨン オ
ブ ヘモダイアライザース アンド ダイアライ
シス メンブランス(Evaluation of
Hemodialyzers and Dialysis Membranes)”
(DHEW出版No.(NIH)77−1294、24−26頁)に
記述されている。 生理的食塩水の代りに蛋白質溶液例えば1%の
アルブミン溶液を使用する場合には、所与の圧力
差例えば0.1バールにおいて、相当する蛋白質の
膜透過流が得られる。 以下の実施例は本発明を詳述するものである。
特に作業条件の変化が微孔性膜に及ぼす影響が示
される。 例 1 セルロース9.2重量%、NH36.2重量%及び
Cu3.9重量%(Cu(NH43SO4として)及び水を
含有するセルロース−銅アンモニア溶液を製造
し、脱気した。溶液の密度は1.08g/cm3であつた。
30%のアンモニア溶液10、分子量400のポリエ
チレングリコール5及び水2から溶液を製造
し、これを配量ポンプによりポンプ速度164ml/
minでペンタツクス(Pentax)(R)−ミキサーに給
送した。同時にセルロース−銅アンモニア溶液
180ml/minを同ペンタツクス(R)−ミキサーに給
送し、同ミキサー中で混合、均質化して、組成:
セルロース5.1重量%、NH311.0重量%、
PEG15.0重量%及びCu2.16重量%の紡糸液を生成
させた。次いで同紡糸液を中空フイラメント紡糸
ノズルの環形スリツトからNaOH112g/を含
有する温度25℃の凝結浴中に紡糸した。その場合
同時に紡糸ノズルの中心孔にはミリスチン酸イソ
プロピルを給送した。紡糸速度は42m/minであ
つた。引続いて脱銅処理、洗浄処理、水中にグリ
セリン25g/及びイソプロパノール400g/を
含有する可塑剤浴での可塑剤処理並びに90℃の空
気での乾燥を行つて以下の性質を有する中空フイ
ラメント膜を得た。 外 径 260μm 内 径 220μm 引裂強度 18.1・103CN/mm2 破断伸び 27.5% 限外濾過速度 271ml/m2・h・mmHg 同じ紡糸液をその他は同じ条件下で、
H2SO480g/を含有する30℃の凝結浴中に紡
糸した。 その場合は以下の性質を有する中空フイラメン
ト膜が形成された。 外 径 329μm 内 径 227μm 引裂強度 13.3・103CN/mm2 破断伸び 31.7% 限外濾過速度 901ml/m2・h・mmHg 分子量68000のアルブミンに対するシーブ係数
100% 0.1バールにおける1%アルブミンの膜透過流
量 580ml/min・m2 例 2 例1と同様にして、脱気されたセルロース−銅
アンモニア液液180ml/min及び、30%のアンモ
ニア溶液10、分子量400のポリエチレングリコ
ール1.7及び水5.3からなる溶液164ml/minを
ペンタツクス(R)−ミキサーに給送し、例1と同様
の方法により紡糸速度42m/minで中空フイラメ
ント膜を形成した。その場合紡糸液は以下の組成
を有した:セルロース5.12重量%、ポリエチレン
グリコール5.12重量%、Cu2.17重量%及び
NH311.6重量%。凝結浴としてNaOH112g/を
含有する温度25℃の稀苛性ソーダ溶液を使用する
場合には、脱銅処理、洗浄処理、可塑剤処理及び
乾燥後に以下の性質の中空フイラメント膜を得
る。 外 径 244μm 内 径 210μm 引裂強度 17.8・103cN/mm2 破断伸び 31.1% 限外濾過速度 32.8ml/m2・h・mmHg その他は同じ条件下で、H2SO4180g/を含
有する45℃の酸性凝結浴中に紡糸する場合には、
脱銅処理、洗浄処理、可塑剤処理及び乾燥後に以
下の性質の中空フイラメント膜を得る。 外 径 320μm 内 径 210μm 引裂強度 14.0・103cN/mm2 破断伸び 27.0% 限外濾過速度 301ml/m2・h・mmHg 分子量68000のアルブミンに対するシーブ係数
99.2% 0.1バールにおける1%アルブミンの膜透過流
量 253ml/min・m2 例 3 紡糸液中のアンモニア濃度及び壁厚を様々に異
ならせて膜の限外濾過速度を比較すると、沈澱媒
質によつて、すなわちアルカリ性凝結浴を使用し
たか又は酸性凝結浴を使用したかによつて特色の
ある差異が示される。 紡糸液中でセルロース含量は5.1重量%、Cu含
量はセルロース含量に対して42.4%、分子量400
のポリエチレン含量はセルロース含量に対して
295%であつた。NH3含量はセルロース含量に対
して70〜225%であつた。種種の壁厚の中空フイ
ラメントの限外濾過速度を測定した。その他は同
じ条件下で例1及び2に記載の方法で製造を行つ
た。結果を下記の表に示す。
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 孔径0.01〜5μm及び限外濾過速度40〜2000
    ml/m2・h・mmHgを有し、分離限界が分子量
    70000〜3000000の範囲に調整出来る、平箔、管状
    箔又は中空フイラメントの形の微孔性セルロース
    膜において、同膜が平均分子量100〜1500のポリ
    エチレングリコールを添加した銅アンモニア溶液
    から再生された水和セルロースからなることを特
    徴とする微孔性セルロース膜。 2 セルロース−銅アンモニア溶液をノズルを通
    して凝結浴中に圧出し、引続いて洗浄、常用の処
    理浴中での後処理及び乾燥を行うことにより平
    箔、管状箔又は中空フイラメントの形の微孔性セ
    ルロース膜を製造するに当り、同紡糸液が銅塩を
    セルロースの重量に対して銅40〜60重量%の量、
    アンモニウムをセルロースの重量に対してアンモ
    ニア50〜300重量%の量、平均分子量100〜1500の
    ポリエチレングリコールをセルロースの重量に対
    して30〜400重量%及びセルロースを4〜7重量
    %含有することを特徴とする微孔性セルロース膜
    の製法。 3 凝結浴液として水で稀釈した酸を使用する特
    許請求の範囲第2項記載の方法。 4 凝結浴液として稀硫酸を使用する特許請求の
    範囲第3項記載の方法。 5 硫酸の濃度が30〜300g/である特許請求の
    範囲第4項記載の方法。 6 凝結浴の温度が30〜65℃である特許請求の範
    囲第3項〜第5項のいずれかに記載の方法。 7 凝結浴液として水で稀釈した苛性アルカリ浴
    液を使用する特許請求の範囲第2項記載の方法。 8 凝結浴液として稀苛性ソーダ溶液を使用する
    特許請求の範囲第7項記載の方法。 9 苛性ソーダ溶液の濃度がNaOH20〜200g/
    である特許請求の範囲第8項記載の方法。 10 苛性ソーダ溶液の濃度が60〜140g/であ
    る特許請求の範囲第8項記載の方法。 11 凝結浴の温度が15〜30℃である特許請求の
    範囲第7項〜第10項のいずれかに記載の方法。 12 凝結浴の温度が20〜25℃である特許請求の
    範囲第11項記載の方法。 13 ポリエチレングリコール対セルロースの重
    量比が、式: V=−0.59/logMG−3.3・logMG+10.9 〔式中:MGは使用されたポリエチレングリコー
    ルの分子量を表わす〕で算定される値よりも小さ
    い特許請求の範囲第2項〜第12項のいずれかに
    記載の方法。 14 相当して高いセルロース濃度を有するセル
    ロース−銅アンモニア溶液を水及びアンモニア中
    のポリエチレングリコールの溶液と混合し、均質
    化することにより紡糸液を製造する特許請求の範
    囲第2項〜第13項のいずれかに記載の方法。 15 セルロース−銅アンモニア溶液とポリエチ
    レングリコール−アンモニア溶液との混合及び均
    質化を紡糸ノズルの直前ではじめて行う特許請求
    の範囲第14項記載の方法。 16 平均分子量100〜1500のポリエチレングリ
    コールを添加した銅アンモニア溶液から再生され
    た水和セルロースからなり、孔径0.01〜5μm、限
    外濾過速度40〜2000ml/m2・h・mmHg及び分子量
    70000〜3000000の範囲に調整可能な分離限界を有
    する、平箔、管状箔又は中空フイラメントの形の
    微孔性セルロース膜を使用することを特徴とする
    血漿分離法。 17 平均分子量100〜1500のポリエチレングリ
    コールを添加した銅アンモニア溶液から再生され
    た水和セルロースからなり、孔径0.01〜5μm、限
    外濾過速度40〜2000ml/m2・h・mmHg及び分子量
    70000〜3000000の範囲に調整可能な分離限界を有
    する、平箔、管状箔又は中空フイラメントの形の
    微孔性セルロース膜を使用することを特徴とする
    マイクロフイルトレーシヨン法。
JP56177298A 1980-11-07 1981-11-06 Microporous cellulose membrane, manufacture, blood plasma separation and microfiltration Granted JPS57108101A (en)

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JPS57108101A JPS57108101A (en) 1982-07-06
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