JPH02504268A - 新脱毛剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 新脱毛剤組成物 本発明は、新脱毛剤組成物とその製法及び使用法に関するものである。

現在、純樹脂又は変性樹脂をみつろう、ミネラルワックス、油、ラノリン等のよ うな油脂製品と混合したものを基礎とする、一般に“ワックス”と呼ばれる組成 物が脱毛の目的に用いられている。

これらの組成物は加温した状態で、皮膚に比較的厚い層として施用され、濾過の 後再使用することができる。ある温度（２５／３０℃）以下ではこれらのワック スは完全に硬く脆くなり従ってその状態では使用不可能であるから、層の厚さに よって、余りに迅速にワックスが冷却しないように従っである程度のたわみ性を 保つようにする。

又、樹脂又は変性樹脂又は合成樹脂、油脂製品、蜂蜜とグルコースのような他の 物質、及び蜂蜜等を基礎とする、一般に人肌ワックス（ｌｕｋｅｗａｒｍ　ｗａ ｘ）と呼ばれる、他の組成物も用いられる。

この型のワックスは薄層として用いられ、セルロース質テープ、特にゝセロハン ”バンド又は不織布バンドを用いて、除去される。それ故“使い捨てワックス” と呼ばれる。

他方に於て、本出願人は“低温”及び濾過の後再使用を企図しないと云う意味で “使い捨て°と呼ぶ新規脱毛剤組成物を提案した（ヨーロッパ特許出願第８６− ４００３１１号、同公告第０１９４１８１号参照）、この組成物の主要成分は、 樹脂塩特に樹脂酸トリエタノールアミンである。この組成物も非常に薄い層とし て施用され、セルロースフィルムのテープ、特にセロハンテープを用いて除去さ れる。

本発明は、現在利用可能な脱毛剤組成物より容易に使用しつる新規脱毛剤組成物 の提供を目的とするものである。

この企図に従って、本発明は、次の事実によって特徴づけられる新規脱毛剤組成 物、すなわち“低温°及び“使い捨て“型の“脱毛剤ワックス“に関するもので ある； １）組成物は主成分としてニラストマーである及び又は熱可塑性である高分子化 合物を含む、この化合物によって室温に於ける組成物のレジリエンスを制御する ことができ、このワックスなしでは組成物は混合物に与えられた均質性のために 割れて断片になる：２）この主成分に次のものを加えるニ ー製品に粘着性を与える天然又は変性樹脂、→えば樹脂（ラノリン、トール油） 、天然又は合成ワックス（みつろう、パラフィン、ミクロクリスタリンワックス 等）、油（なたね油、リドマス油、とうもろこし油、ワセリン油等）のような軟 化剤及びスィートニング剤、 一可能ならば充填剤（炭酸カルシウム又は二酸化チタン）。

この場合、比較的厚い層として施用される加温ワックスと具なり、又゛セロハン ”のテープと共に用いなければならないいわゆる使い捨て人肌ワックスとも具な って、この脱毛剤ワックスは薄層として施用できる。

本発明に従う脱毛剤組成物の必須成分として用いつるエラストマーとして、特に 次のものを挙げることができる（勿論、以下の表は制限的な性格を持つものでは ない）： 天然ゴム、特に次のものを含む群から選ばれた合成エラストマｍ：。

一エチレンープロピレンのコポリマー又はターポリマー； 一スチレンーブタジェンのコポリマー；−エチレン−酢酸ビニルのコポリマーニ ーアクリルポリマーニ ーブタジェン、イソプレン、イソプレン−イソブチン、イソブチン、クロロブレ ンであるエラストマーニーニトリルゴムニ ーポリエステル質熱可塑性ニラストマー。

本発明の脱毛剤ワックスを製造する、好適ではあるが本発明を制限するものでは ない方法では、該ワックスは次の組成を持つ： エラストマー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　５乃至１５ 重量％樹脂及び変性樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・・４ｏ乃至８０重 量％軟化剤（ワックス又は油）・・・・・・１０乃至２０重量％組成物は又、特 に炭酸カルシウム又は二酸化チタンのような充填材を５乃至１５％の程度の割合 で含むことができる。

本発明による前記脱毛剤組成物は、予め一度軽度に加温すれば、すべすべした液 体になる。その少量をスバチェラを用いて採取し、脱毛すべき部分に従って種々 の寸法のストリップの形に、毛の方向に施用することができる。これらのストリ ップは、皮膚上に薄い形の整った層として施用された性質を呈する。

加熱される又は加熱されない、ワックスを入れるに適したタンクを備えた分配装 置を用いてワックスを施用することもできる。コンパウンドを少時間放置して° 固化”させると、ライマリゼーション（ｌｙｍｅｒｉ−ｚａｔｉｏｎ）により薄 いプラスチックフィルムになる。ストリップは頂面でも下面でも粘着性を失って いるから、前記フィルムは皮膚に付着せず毛を捕えている。

バイト中に捕えられている毛を引抜くには、フィルムを剥がし去るだけで充分で ある。

前記配合表に於けるｍ詣の代りにある種の液体樹脂を用いることにより、本発明 の脱毛剤製品を予め加温することなく室温で用いることも可能である。しかしな がら、この製品は貯蔵するとき空気を避けて保存しなければならない。

以下の本発明の脱毛剤組成物の調製方法は、例示のためのものであって、本発明 を何等制限するものではない。

初めに、選定されたエラストマーを該エラストマーの性質に従って９０と１６０ ℃の間で溶融する０次いで、このようにして得られた生成物に、すべての他の前 記成分を加え、その間混合物の温度を最低でも１００℃前後に維持する。エラス トマーは製品中で可溶性ではないから、よく均質になった脱毛剤製品を提供する には、適当なかきまぜ機中である期間かきまぜることが必要である。

基より、本発明は前記諸実施態様のみに制限されるものではなく、それらの変法 のあらゆるものを包含する。

国際調査報告

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. １．高分子のエラストマー化合物及び又は熱可塑性化合物と樹脂と軟化剤及びス イートニング剤を含む、皮膚に施用できる使い捨て型の“脱毛ワックス”と呼ば れる脱毛剤組成物に於て、 エラストマー質及び又は熱可塑質の高分子化合物５乃至１５重量％、天然及び又 は変性樹脂４０乃至８０重量％、特に油脂又はワックスのような軟化剤１０乃至 ２０重量％の組成を持ち、皮膚に液体の形で施用できることを特徴とする前記脱 毛剤組成物。
2. ２．エラストマー化合物が天然ゴムであることを特徴とする請求項１記載の脱毛 剤組成物。
3. ３．エラストマー化合物が、エチレン−プロピレンのコポリマー又はターポリマ ー、スチレン−ブタジエンのコポリマー、エチレン−酢酸ビニルのコポリマー、 アクリルポリマー、ブタジエン、イソプレン、イソプレン−イソブテン、イソブ テン、及びクロロブレンであるエラストマー、ニトリルゴム、ポリエステル質の 熱可塑性エラストマーより成る群から選ばれた合成エラストマーであることを特 徴とする請求項１記載の脱毛剤組成物。
4. ４．追加して、特に炭酸カルシウム又は二酸化チタンのような充填剤を、５乃至 １５重量％の程度の量で含むことを特徴とする請求項１，２又は３記載の脱毛剤 組成物。