JPH02503326A - 機械成分 - Google Patents

機械成分

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JPH02503326A
JPH02503326A JP1502551A JP50255189A JPH02503326A JP H02503326 A JPH02503326 A JP H02503326A JP 1502551 A JP1502551 A JP 1502551A JP 50255189 A JP50255189 A JP 50255189A JP H02503326 A JPH02503326 A JP H02503326A
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アイデンシンク,ルドルフ
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メルク・パテント・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング
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    • C10M171/00Lubricating compositions characterised by purely physical criteria, e.g. containing as base-material, thickener or additive, ingredients which are characterised exclusively by their numerically specified physical properties, i.e. containing ingredients which are physically well-defined but for which the chemical nature is either unspecified or only very vaguely indicated
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 機械成分 本発明は、相互に相対運動可能であって相互に流体有機体(mass)により離 間されている固体ボディまたはボディの部分から構成され、該ボディ間に働く摩 擦力を前記有機体の分子秩序を変化させることにより可変とした機械コンポーネ ントに関する。
機械内の固体ボディの運動、および固定されたベースに対する機械の運動は、特 に、それぞれ当該ボディ間にかかる摩擦によって決まる。ここで、それらボディ が相互に滑動するのかあるいは相互に回動するのかについて基本的区別がなされ ねばならない。すべり摩擦の大きさは、それらボディが直接相互の上を滑動する かどうか、あるいは潤滑剤によって相互に完全に離間されているかどうかに左右 される。前者の場合これは乾燥摩擦と呼ばれ、後者の場合水力学的(hydra ul ic)摩擦と呼ばれる。
潤滑膜の形成が不完全であるといわゆる半水力学的(semi−hydraul  ic)摩擦が生じる。すヘリ摩1[ハ、コロ力り軸受においてもころがり要素 とそれらの案内要素の間に常に生じる。
知られるように、機械における潤滑過程は二群に分けることができる。流体力学 的潤滑においては、潤滑フィルムの荷重軸承能(load−bearing c apacity)は比較的大寸法のすき間の形でつくられる。その場合摩擦は主 として潤滑剤の粘度の温度依存性によって決まる。弾性流体力学的潤滑の場合に は、二つの弾性物体の当初の直線または点状接触(punctifor+++  contact)から極めて小さな潤滑すき間(ギャップ)が形成される。いわ ゆるヘルツ(Hertz)接触領域が偏平化し、そして圧力に伴い潤滑剤粘度が 増加する結果、相互に相対運動する固体ボディはほとんど、あるいは全く、直接 接触しない。従来の実務では、十分高い粘度をつくるには1〜40kbarの範 囲の極めて高い圧力が必要である。これに対し、液圧装置に加えられる圧力はは るかに低過ぎて、作動油の粘度、従って運動シーケンスに実質的変化をもたらす ことはできない。潤滑油および作動油の圧力条件は文献に記載されている(Du bbel著、rTaschenbuch ft1r den Maschine nbau(機械工学ポケットブック)J 、Springer−Verlag社 発行、ベルリン)。
適当な潤滑剤の選択により、軸受の摩擦損失を最小限に抑えることが基本である 。今日、非常に多くの液体潤滑剤(これらは大抵の場合有機化合物である)が用 いられている。同じく、クラッチ効果またはブレーキ効果を達成しようとすれば 、素材の選択により高い摩擦力を保証することも基本である。原則として、電子 流性学(electro−rheology)により、粘度を変化させることに より機械成分の機能を変える、例えばすべり摩擦の機能からクラッチの機能に変 える、可能性が提供される。この場合には、コロイド溶液層の粘度は印加電場に より変えられる。(J、  E、  Stangroo+m、  Electr o−rheologicalFluids、 Phys、 Technol、、  14巻、 290−296頁(1983))。
一部の有機化合物は、加熱時に結晶相から等方性液相に直接移行せず、明確に規 定された温度範囲内で一以上の付加的な相を経由する。これらの相は、結晶にみ られる如く、異方性の物性を有するが、同時に通常の等方性液体の如く流体でも ある。細長形状の分子により形成される相は棒状(rod−1ike)またはカ ラミティック(calami−tic)相とも記される。完全に無秩序な等方性 相とは異なり、この場合には長距離的配向秩序があてはまる。従来より知られる 低分子化合物のネマティック相(Nと省略)においては、分子はそれらの長軸の 回りを自由回転できる。ネマティック相と密接な関係にあるのが光学活性細長分 子により形成される、または光学活性化合物をネマティック化合物に添加するこ とにより得られるコレステリック相である0本発明の説明に関しては、ネマティ ック相という用語にはコレステリック相も包含される。分子間相互作用の結果、 長軸配向(paral 1el−al igned)棒状分子は層を構成するこ とができ、そして後者は常に同じ間隔で空間配置することができる。この層構造 はスメクテインク相に典を的なものである。層内の成分の配置の違いにより様々 なスメクテインク相があり得る。一層中の分子の重心は無秩序に(例えばSA相 およびSC相に)、あるいは規則的に(例えばS、相に)配置することができる 。相の指定はほぼそれらが発見された順になされている。今日、スメクテインク 相SA”Stが知られている。かかるカラミティック相の特徴は文献に記載され ている(例えば、G、  W、 Gray、 J、  W、  Goodby著 、 SmecticLiquid Crystals、 Leonard Hi ll、グラスゴー(1984)参照)。液晶相はディスク状化合物によっても形 成され得る(いわゆるディスコイド相)。ここでディスコイド−ネマティック相 は最も説明しやすい分子配置を有している。いわゆるディスコイドーカラムナ− (columnar)相においては、かかる分子は分子間相互作用の結果カラム (柱)状に配置結合される。ディスコイチクティック(discoitecti c)相の特徴は例えばMo1. Cryst、 Liq。
Cryst、106.121(1984)に記載されている。より最近に到って 、サーモトロピック液晶相でもあるいわゆるファスミデイツク(phasmid ic)相を形成する化合物が文献に記載されている(例えばJ、 Malthe te et al、、 J、 Phys。
(Paris) Lett、、 46巻、 875(1985)参照)。サーモ トロピック液晶相はポリマーおよびそれらの低分子化合物との混合物によっても 形成される(例えばH,Finke1mann著、Thermotropic  Liquid Crystals、 John Wiley & 5ons社発 行、ニューヨーク(1987) 、145−170頁参照)。単一のサーモドロ ピンク液晶相内の好ましい粘度を時計運動に利用することは既に文献に記載され ている。(欧州特許第0.092.389号参照)。
液晶相関の転移が圧力依存性であることは知られている(例えばG、 M、 5 chneider et、 al、、 Physica 139 &140 B  、 616. (1986)参照)。各種相関の転移温度の依存性は、知られ ているC1ausius−C1apeyron規則に従う。
一般に、液晶相の存在範囲は圧力増大により高温側に移行する。大抵の場合相の 出現順序はそのままで変化しないが付加的な圧力誘起相が生じ得る。すなわち、 例えば、化合物 の転移温度は、常圧ではs、−5c160℃、5c−sA195℃、s、−12 04℃であるが、250 barでは5F−SC171”o、5c−SA204 ℃、5A−N 206℃およびN−1208℃である。粘度を決定する分子間相 互作用がかかる転移の際に変化することも知られている。
相転移という用語は、本発明による機械コンポーネントの意味に関する限り、い わゆる前転移(pretransi−tional)現象(これはG、 Ver togen、 W、 H,de Jeu。
Thermotropic Liquid Crystals、 Fundam entals。
Springer−Verlag社発行、ベルリン、 1988年に記載されて いる)をも包含する。これらは、圧力または温度が変化した場合に相転移に到る 前においてさえも、例えば圧力が増した場合にネマティックからS、への転移に 到る前に、生じる分子秩序、従って物性の変化である。従って本発明は、流体有 機体(mass)が少くとも一つの互変性サーモトロピック液晶相を有する場合 に、該有機体に誘起された温度または圧力変化の結果としてその摩擦力を変える 機械コンポーネントをも包含する。特に本発明は、ある液晶相から他の液晶相へ の、あるいはアイソトロピック相から液晶相への互変性転移よりも0.1〜30 ℃高い温度で動作されるそのようなコンポーネントを包含する。
温度または圧力差が誘起されることが本発明のコンポーネントの要件である。関 係する相の存在範囲は圧力のほかに温度にも依存し、従って動作中の温度変化を 考慮に入れなければならない。
従来の潤滑剤は温度または圧力の関数としてそれらの粘度を変えるが、その度合 はわずかであるため、好ましい摩擦特性変化を得るには極めて大きな温度差また は圧力が必要となる。このため接触圧力が高い、そして当該固体ボディの素材の 弾性が高い場合には、この依存性を比較的接触面積の小さい機械コンポーネント (例えばころがり軸受、ころがり継手、および歯車など)に適用し得る可能性は 制限される。更に、電子流性学的液体は沈澱傾向があるためそれらを使用するこ とは従来できなかった。更に運動機械部品は摩耗を受ける。一般に、動く導電性 機械部品間に高い電場強度を実現することは容易ではない。
本発明の目的は、相互に相対運動する二つの固体ボディ間に働く摩擦力を簡単に 変えることができるようにすることにある。
本発明により、この目的は、サーモトロピック液晶体(mass)、または−以 上のサーモトロピック液晶相を形成し得るamassを、相互に相対運動可能な 機械コンポーネントのボディの間に導入し、そしてこのmass内の温度条件ま たは圧力条件を変えることによって異なるサーモトロピック液晶相の間またはサ ーモトロピック液晶相とアイソトロピック相(夏と略称)の間に相転移を誘起す ることにより達成される。その目的は、流動する等方性媒買中に複雑に生じる摩 擦力は予め計算し得ない、そして関係する特定の相の数多くある粘性係数のうち のどれがこの作用に対して決定的であるかを述べることは不可能であるという事 実によって一段と困難なものになっている。
今般驚くべきことに、本発明による装置はアイソトロピック相からスメクテイン ク相への、またはディスコイドーカラムナー相からディスコイド−ネマティック 相への相転移を有する化合物または化合物の混合物によって実現され得ることを 見出した。この場合にl−5S、I−5,。
1−5cおよびl−51転移が好ましい。特に好ましいのはl−51転移である 。
更に、本発明による装置はネマティック相からスメクテインク相への相転移を有 する化合物または化合物の混合物によって実現され得ることも見出した− N− 5s相転移およびN −S a相転移は好ましい。N−S、相転移を有する化合 驚くべきことに、本発明による装置は異なる秩序のスメクテイツク相間の相転移 を有する化合物または化合物の混合物により調製できることを見出した。5m− 5A転移および5c−8A転移は好ましい。S、−SA相転移は特に好ましい。
更に本発明は、流体層が昇温または降温、または昇圧または降圧に伴う複数の相 転移を順次経由する際の多段階摩擦力変化を利用する成分も包含する。使用化合 物の選択、および混合物中のそれらの割合の選択により、相順序および相の温度 間隔または圧力間隔を広い範囲にわたって調節することができる。昇温時の好ま しい相順序はN−5A−Sl、l−5A−Sl、NN−5c−S、l−s、−s 、、I−5,−5c−S、。
N−5A、−5c−s、およびN−5A−Sc−S、である。
更に、相互に相対運動可能な二つのボディ間に所在する有機体(mass)をア イソトロピック相またはディスコイド−ネマティック相からディスコイドーカラ ムナー相への相転移を有する化合物または化合物の混合物から構成することによ り、本発明による装置が製造し得ることも見出された。この場合には、アイソト ロピック相からディスコイドーカラムナー相への転移を有する化合物または混合 物が好ましい。
更に本発明は、その流体有機体がいわゆるカラミティックまたはディスコイトリ エンドラント(reentrant)相を形成する、すなわち例えば昇温または 昇圧時にN−5A−NまたはN−5a−1の相順序を経由する(例えばSA相の 存在範囲はネマティック相の圧力間隔よりも高いところに所在する)化合物また は化合物の混合物から構成される装置も包含する。そのような液晶の存在は文献 に記載されている(例えばり、 LongaおよびW、 H,do Jeu、  Phys、 Rev。
A 261632 (1982)参照)。
更に、本発明による機械コンポーネントは式IR1−A−(Z’A”)j−(Z ”A”)m−(Z”A”)n−R”〔式中、 R1およびR1は各々、1−18個の炭素原子を有する未置換または置換アルキ ル基(この基中に存在する1個のまF、42個f)隣接す6CH,基バー〇−1 −CO−1−CBOR−1−CHCN−1−OOC−1−COO−1−C1l− CH−および/まt二は−CiC−により置き換えられていてもよい)、l − 12個の炭素原子を有するパーフルオロアルキル基(この基中に存在する1個ま たは2個のCF基は一〇−1−CHF−1−C)I、−および/または−CH0 H−により置き換えられていてもよく、および/または1個のCFs基はCF、 Hまたは−CH!O)Iにより置き換えられていてもよい)であり、そして R8はH,F、 CQ、 −CNまたは−COOHであってもよく、A%AI、 AM、A3は各々、未置換であるかまたはCN基またはFまたはcaJ[子によ りモノ置換又はジ置換されていてもよく、そしてその基中に存在する1個または 2(1のCB基はN原子により置き換えられていてもよいところの1.4−フェ ニレン、1.4−シクロヘキシレン(この基中に存在する1個または2個のCH ,基は0原子またはCHFまたはCF、基により置き換えられていてもよい)、 および1.4−ビシクロ(2,2,2)オクチレンであり、zl、 zl、Z” ハ各々、−CHICH,−1−CH,0−1−0CH,−1−COO−1−OO C−1−CHICF、−1−CF2CFz−1−CH−N−1−CH客CH−1 −CIC−または単結合であり、そしてff、m、nは各々0またはlである〕 で示される化合物により製造し得ること、そして更に、式Iの化合物の混合物ま たは主として式Iの化合物より成る混合物により製造し得ることも見出された。
記号R1,R1、A、A’、A1、As5Z1%z*、mおよびn(7)意味は 前述のとおりである。式!中の環状構造要素A1Al%A2およびA3は次のよ うに簡略化される:PEはl、4−フェニレン基を表わし、CYは1,4−シク ロヘキシレン基を表わし、そしてBOは1.4−ビシクロ(2,2,2)オクチ レン基を表わす。
従って式Iの化合物は部分式Ia% Ib1 Icおよびd R”−A−R”                I aRl−A−Z”−A’ −R”             I bR’−A−Z”−A’−Z”−A”− R”         I cR”−A−Z”−A’−Z”−A”−Z”−A” −R”      I dで示される化合物を包含する。
式Ibの化合物が特に好ましい。弐1b−1dの基2+およびz3は好ましくは 単一結合または−CH,CB、−である。
式Iaの化合物は好ましい部分式Iaaおよび!aβを包含する: R”PE−R”               I a aR”−CY−R”                I aβ式lbは好ましい部分式IbaおよびI bγを包含する  : R’−PE−Z’−PE−R”       I b aR”−CY−Z”−C Y−R”       I bβR”BO−2’−BO−R”         I b 7これらのうち、部分式1bβの化合物が特に好ましい。
式1cの化合物は好ましい部分式I c e −I cθR”CY−Z’−PE −Z”−PE−R”         I c aRl−PE−Z’−CY−Z ”−PE−R”         I cβR’−CY−2’−PE−Z”−C Y−R”         I c 7R’−PE−Z’−PE−Z”−PE− R”                      I  c  aR”−CY −Z”−CY−Z”−PE−R”         I c gR”−CY−Z ”−CY−2”−CY−R”         I c eで示されるものを包 含する。
これらのうち、部分式Ica1 IcβおよびIcγの化合物が特に好ましい。
式Idの化合物は好ましい部分式Ida〜Idδを包含する: R’−PE−Z”−PE−Z”−PE−Z”−PE−R”                I  d  aR”−CY−Z”−PE−Z”−PE−Z”−PE− R”      I dβR”−CY−Z”−PE−Z”−PE−Z”−CY− R”      I d 7R1−CY−Z”−CY−Z”−CY−Z3−CY −R”         I  d  &これらのうち、部分式Idβの化合物 が特に好ましい。
基R1およびR1は好ましくはアルキルおよびアルコキシであり、更に、R1に ついてはカルボニトリル基、カルボン酸基が好ましい。
A、A’、A’8よびA3は好ましくはcy%PEまたはBOである。
基R1およびR1のアルキル基は非分校状あるいは分校状であってよい。好まし くは、それらは非分校状でありそしてメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペン チル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル 、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシルまた はオクタデシルである。
式lの化合物のあるものは知られ、またあるものは新規である。それらは一般的 に知られた方法により、あるいはそれらと類似した方法で製造される。それらは 例えばHouben−Weylシリーズ、Methoden der Orga nischanChemie(有機化学の方法) 、Georg−丁hisss −Varlag社発行、シュツットガルト、に見出し得る。
式1の化合物は一個以上の不斉炭素原子を含むことができる。この場合には、式 lは光学活性エナンチオマーのほかに、エナンチオマー混合物およびラセミ体を も包含する。
可変摩擦力を有する機械コンポーネントは、可動ボディ間に式■ R1〜R,は相互に独立的にH,F、CI2または、1〜18mの炭素原子を有 する置換または未置換のアルキル基(この基中に存在する1個または2個の非隣 接のCH,基は−0−1−co−1−coo−または−CF、−により置き換え られていてもよい)である〕 で示される少くとも一つの化合物を含むmassを導入することにより製造され 得ることも見出された。
式■中の基R1〜R8は好ましくはアルカノイルオキシ、アルコキシまたはアル キルである。
弐■のトルキセン誘導体へ導く有利な経路は適当なインダン−1−オン類を経由 する(C,R,Acad、 Sci、 Ser。
C9電、 545(1978)参照)0式■の化合物には文献未記載のものもあ る。それらはこの合成経路およびその他の点では一般的に知られている方法によ り製造される。これらは、例えば、Houben−Weylシリーズ、Meth oden derOrganischen Chemie (有機化学の方法)  、Georg−Thieme−Verlag社発行、シュツットガルト、など に見出し得る。
空気が触れる状態で高温で動作される機械成分において生じる自動酸化反応を遅 延させるために、それ自体安定な式1およびHの化合物は、1重量%までの抗酸 化剤、例えばハイドロキノンまたは2.6−シーtert、−ブチル−4−メチ ルフェノールを含有し得る。
式Iまたは■の化合物は個々の物質として、あるいは式Iおよび■の化合物の混 合物として用いられる。
適当な混合物は、2種a〜10種類、好ましくは2種類〜5種類の式Iおよび/ または■の化合物を含む、適当な混合物は一以上の式Iまたは■の化合物のほか に更なる成分を含むこともできる。そのような混合物は5〜99.9重量%、好 ましくは30〜95重量%の一以上の式!または■の化合物を含む。かかる混合 物の付加的成分は、−OH,−F、 −C70,−CN より成る群より選択される1〜5個の同一のまたは異なる基を含む環式および非 環式炭化水素、液晶性主鎖塁ポリマーまたは側鎖型ポリマー、または前述の抗酸 化剤であってよい。
エナンチオトロピック(互変性)的にあるいはモノトロピック(単変性)的にデ ィスコティック相を形成する化合物が好ましい。これらにはベンゼンのへキサ置 換誘導体、トリフェニレンのへキサ置換誘導体、シクロヘキセンのへキサ置換誘 導体およびフタロシアニン誘導体が包含される。
式!または■の化合物またはそれらの混合物を本発明による機械コンポーネント に用いることは、異なる液晶相の間および液晶相とアイソトロピック相の間の転 移が生じる際の時間的遅延がわずかであるという点で有利である。従って、結晶 温度よりも高いところで装置を動作すれば、例えば液相から非メソモルファス( non−mesomorphous)化合物の結晶相に転移する際に生じるよう なサブクーリング(5ubcool ing)による準安定相は排除され得る。
、この温度は液晶相を有する化合物の共融または非共融混合物を用いることによ り、十分低いレベルにまで調整することができる。更なる有利な側面は、アイソ トロピック/液晶または液晶/液晶相転移には、融解エンタルピーに比べ、はん の低い転移エンタルピーしか必要としない点である。
熱を供給するか、または熱を除去するかの選択は、機械における本発明の装置の 機能に依存する。相互に相対運動可能な金属または非金属のボディの表面から流 体層への熱エネルギーの移動は液体または気体による対流によって行うことがで きる。更に、熱供給は、電気抵抗加熱によって、相互に相対運動可能なボディの うちめ少くとも一つが透明であれば電磁波によって、あるいは2個である。流体 層からの熱エネルギーの除去は冷却液体または気体により行うことができる。熱 輻射単独による除去も可能である。更に、熱エネルギーは特別な場合にはペルチ ェ要素により除去することができる。
特定の転移温度より低い十分な摩擦熱が層中に生じ同時に低度の熱途去が保証さ れれば、加熱することなく相転移が生じる。
本発明による機械コンポーネントの液晶massに生じる摩擦力は、該コンポー ネントの固体ボディの運動方向に対する分子の配向に依存する。優先的方向にラ ビングすることにより、あるいは有機または無機の材料の薄層を塗着することに より物体表面を前処理することによってこの配向を調整することができる。
本発明による機械コンポーネントは、クラッチとして、ブレーキとして、機械的 過負荷予防装置として、液圧式減衰要素として、あるいは液圧力伝達要素として (後二者の機械コンポーネントは、液圧装置(hydraulicdevice )という用語の下に結合することができる。摩擦損失が温度に依存する(その依 存性は意図する用途に応じて調節することができる)すべり軸受として用いるこ とも可能である。このことは機械エネルギー節約の観点から特に有利である。何 故ならば、ラジアル軸受またはスラスト軸受などにおいて回転数が低い際に、高 い有効粘度(effective viscosity) 、従って半流体摩擦 から流体摩擦への低い回転転移回数(rotational transiti onfrequency)n、を選択することができる。回数数が上がった場合 には、摩擦熱だけで、あるいは熱エネルギーの付加的供給によって、より低い有 効粘度の相への転移が生じる程度に昇温させることができる。摩擦損失、粘度お よびnuの間の関係は知られている(R,5tribeck、  VDIZei tschr、 46巻、1341頁(1902)参照)。
本発明による機械コンポーネントにおいて、すべり軸受の、あるいは相互に相対 運動可能な2枚の金属ディスクの潤滑すき間の静圧が増大する場合の急激な粘度 増加(例えばネマティックからS、に相転移する場合など)によりブレーキ作用 を達成することができる。この場合、有機massの静圧は付加的な液圧ピスト ンにより外から変えることができる。前提要件は、有機massによって占めら れる空間の十分なシーリングである。かかる成分のブレーキ性能は潤滑すき間か らの熱の除去によって付加的に決められる。
本発明による機械コンポーネントのクラッチとしての使用も同じようにして実現 することができる。
本発明は、輸送されるべき媒質の粘度の圧力依存性によって運動順序が付加的に 決定される機械コンポーネントを包含する。この場合、液晶相の間または液晶相 とアイソトロピック液相の間に一以上の圧力依存性転移を有する有機媒質を用い ることにより広範に及ぶ様々な範囲の種類の大きさから荷重を吸収できる液圧式 ダンパを製造することができるが、この場合に相関係に応じて異な・る減衰定数 を適用する必要がある。流体有機体(mass)に対する圧縮仕事による温度は 実際上は従たる重要性を有する。
本発明による機械コンポーネントは力の摩擦伝達における摩耗を減少させる。こ の場合に、昇圧の結果としてネマティックまたはアイソトロピックからS、また はslへの相転移が生じる場合に接触圧が比較的低くても粘度増加、従って混合 摩擦から流体摩擦への転移が生じるという事実が利用される。本発明による機械 コンポーネントに式lの化合物およびそれらの混合物を用いることはいわゆるト ラクション液を用いる歯車箱の改良を意味する(0. Dittrich、 V DI−Berichte 68(L 201−219頁(1988)参照)。
式IまたはHの化合物およびそれらの混合物は金属面およびセラミクス面に対し 優れたぬれを示す。
クラッチ係合中に昇圧した結果、昇温を招いたとしてもクラッチ解除状態に比べ 粘度が増加すれば、あるいはわずかでも粘度増加すれば、本発明による機械コン ポーネントをViskoクラッチとして用いることができる(W。
Pe5chke、 SAE Technical Paper 5eries、  No、 860386eデトロイト(1986)参照)。このようにして、ぬ れの悪いシリコーン油を用いることから生じる欠点を回避することができる。
本発明により、相互に相対運動する二つの固体ボディ間に働く摩擦力に変化を有 利な仕方で生じさせることが可能となる。本発明による機械コンポーネントは、 格段にシンプルで故障が生じにくくまた摩耗を促進するコロイド溶液を全く必要 としない構造を有する点で極めて優れている。更に、それによって相当な省エネ ルギーを達成し得る。
式Iまたは式■の化合物およびそれらより調製された混合物はそれらの安定性の 点で、またかなりの広い温度範囲にわたり適当な相転移を調整するために化合物 を使用するスコープの点でこの目的に著しく適している。
以下の実施例は本発明を説明するためのものであってそれを限定するものではな い。摩擦モーメント(摩擦力×てこアーム)とは存在する回転運動を維持するた めに適用されねばならないトルクをNX1l単位で示したものである。それは当 業者に知られた方法でエネルギー放散(dissipation)を測定するこ とによって定められる。
実施例 1 機械コンポーネント(第1図)(その機能はすべり軸受のそれ、または効果的ブ レーキのそれのいずれを選択したものであってもよい)は、シース付きで温度綱 部可能な、研摩ジヨイント(ground joint)を有するDuranガ ラス製スリージスリーブ70謬藁長にわたり案内され10mmの直径を有する同 じ(Duranガラス(Schott Glasverke社(マイシン)製) 製のシャフト(2)とで構成される。そのシャフトは厚壁ゴムホース片(3)を 介して駆動装置(第1図に図示されていない)に接続され、そしてその駆動装置 には、機械成分に帰因するエネルギー放散をシャフトの回転数の関数として測定 できる測定装置が取付けである。(4)は保持具である。始動に先立ち、個々の 研摩ジヨイント要素を熱風で加熱しそして十分な量の トランス、トランス−4−二トキシ−4′−ブチル−ビシクロヘキシル(smか らアイソトロピックへの転移は51℃で生じる)で被覆し、組立ての際に摩擦面 全体にわたり気泡のない膜が形成されるようにする。その外殻部(シェル)に温 度56℃のパラフィンを通じ、そしてシャフトをlHzで回転する。このすべり 装置の摩擦モーメントは4xlO−’Nxmであることがわかる。次に温度44 ℃のパラフィン油を5 *QX S−’の流速で給入する。30秒後、2XlO −’NXmの摩擦モーメントが測定される。油の温度が56℃に上昇すると再び もとの摩擦モーメント値となる。同様にして以下のものを用いる(系が摩擦モー メント変化のために通らねばならない温度を℃単位で記4.4′−ジペンチルー ビフェニル    52トランス−1,4−ビス〔4−ペンチルフェノキシメチ ルコシクロヘキサン 実施例 2 ルシクロヘキシル〕エタンの混合物はS、相と■相の間に168℃の転移温度を 有し、また実施例1に記載の方法で摩擦モーメントの熱変化に用いることができ る。
実施例 3 42.2重量%の4′−へキシルオキシ−ビフェニル−4−カルボニトリルと5 7.8重量%の4−(トランス−4−オクチルシクロヘキシル)−1−(2−シ アノエチニル)−ベンゼンの混合物は冷却時に相順序N−5A−Nを経由する。
実施例1による機械成分においては、19℃より低温で測定される摩擦モーメン トの方がこの温度よりも高温の場!1!施例 4 第2図に示される仕方で頂部および底部が制限され10mmの内径を有するシリ ンダ(1)、螺合嵌装されたリング状カバー(2)、そしてシリンダ壁に沿って 案内されまた2個のシリンダ空間を接続する各0.5m+aの直径を有する2  flA (7) 穴(4)を有する81Il長のピストン(3)より成る液圧式 ダンパを、SA相からアイソトロピック相への転移温度が53.5℃である化合 物 2−メチル−フェニル4−N−(4−ペンチルオキシ−ベンジリデンアミノコ− ベンゾエートでほぼ完全に満たし、そしてシリンダをその内容物と共に51”O の温度に保つ水浴に入れる。上位停止位置で、ピストンはピストンおよび案内杆 の重量を含め総力2.ONで動かされる。30mm長のビストンストロークに対 し175秒間という時間を必要とする。この装置の温度を56℃に昇温させると 、4.2秒と測定される。
この装置の減衰定数は従って次の値となる:51”0では1.2X 10’ N s/ m56℃では2.8X 10” Ng/ 31実施例 5 錐体状の研摩ジヨイントを有するスリーブ(1)とそれに嵌着する研摩コア(2 )〔いずれもDuranガラス(標準指定NS 29/32. DIN 122 49)製である〕が本発明によるクラッチ(第3図)の必須部分である。そのス リーブはリフト装置(3)(第3図にはそれ以上詳細には示されていない)に固 定的に接合され、また該装置の回転部分は2.5X 10−’kgm”の慣性モ ーメントおよびOo−32Nの(克服されるべき)トルクを有する。前記コアは 水平に配設され片側が閉じられた211m+厚のDuranガラス製中空シャフ ト(4)であり、またそのシャフトは2個の軸受(5)で案内されそして十分な 動力のモータ(6)により伝達ベルト(6)を介して駆動できる。始動に先立ち 、個々の研摩ジヨイントからネマティックへの相転移温度が24℃である0、1 09の化合物 4−ブチル−N−〔4−ペンチルベンジリデンコアニリンをコアの表面全体に均 一に分布させ、わずかな接触圧(0,5〜IN)をかけることによりスリーブ内 に押込んだ際に気泡を含まない有機化合物層が形成されるようにする。次にモー タのスイッチを入れそしてシャフトを1OHzで回転させる。ネマティックから スメクテイツクへの相転移は迅速に熱除去するためにその転移温度よりも少くと も6℃は低い温度の冷却水を液溜(9)から第3図に図示された横方向フィーダ (8)を通して十分な流速で素早く供給することにより誘起される。10秒間以 下の不動時間後5秒以下の加速時間内に1OHzの回転数でリフト装置の回転運 動が生じる。保合解除は転移温度よりも高い温度の水を液溜(lO)から三方弁 (11)を介して供給することにより行われる。(12)は収集通路である。
実施例 6 スメクテイツクBからスメクテイツクAへの転移温度が49℃である化合物 4−オクチル゛−N−(4−ブチルオキシベンジリデンコアニリンを用いて実施 例5の装置をそこに記載された方法で運転する。この場合にも流体層およびそれ に伴う相転移を変えることにより、保合とアイドリングを選択することができる 。
実施例 7 ラジアル軸受を研摩黄銅シャフト(直径15厘g+)と温度調節可能な黄銅製非 分割軸受シェル(荷重軸承幅100ilIl)から構成する。軸受すき間は0− 01mmとし、そして運転中の軸受への荷重は5.ONとする。少量のレシチン をすべり面に置きそしてウールでこすって薄い均一層を形成する。加温された軸 受を次いで、78℃でスメクテイツクA相からネマティック相に転移する化合物 4−オクチルオキシ−4′−ノニル−アゾキシベンゼンのコヒーラント(coh erent)層中に包埋する。1OHzの回転数および73℃の軸受温度では、 摩擦係数μは0.15となり、また81”Cおよび同じ回転数ではμは0.00 7と測定される。μは一般的に知られた方法で、規定された回転数の運動を維持 するためにかけなければならないトルクによって定められる。
実施例 8 66℃でディスコイドーカラムナー相からアイソトロピック相に転移する化合物 2.3.6.7,10.11.−ヘキサーウンデシルオキシートリアエニレンを 用いて実施例5の装置をそこに記載された方法で運転する。この場合にも流体層 の温度を変えることによって、そしてそれに伴う相転移により係合とアイドリン グを選択することができる。
実施例 9 摩擦モーメントを変えることができる機械成分(第1図)をシース付きで温度調 節可能な、研摩ジヨイントを有するDuranガラス製スリージスリーブ70+ ++m長にわたり案内されlいlの直径を有する同じ< Duranガラス(S chottGlasverke (マインツ)製)製のシャフト(2)とで構成 する。そのシャフトは厚壁ゴムホース片(3)を介して駆動装置(第1図に図示 されていない)に接続され、そしてその駆動装置には、機械成分に帰因するエネ ルギー放散をシャフトの回転数の関数として測定できる測定装置が取付けである 。始動に先立ち、個々の研摩ジヨイント成分を熱風で加熱し、そして十分な量の 2.3,7,8.12.13.−ヘキサキス〔デカノイルオキシ〕 トルキセン (84℃でディスコイド−ネマティックからカラムナーーディスコテイックに転 移する)で被覆し、組立ての際に摩擦面全体にわたり気泡のない膜が形成される ようにする。そのシェルに温度82℃のパラフィン油を通じ、そしてシャフトを lHzで回転させる。このすべり装置の摩擦モーメントは3XlO−”Nx=で あることがわかる。次に温度95℃のパラフィン油を5mffX5−”の流速で 給入する。 10秒後、9X10−”NXmの摩擦モーメントが測定される。油 の温度が82℃に下がると再びもとの摩擦モーメント値となる。
実施例 lO 広範に及ぶ様々な程度の大きさの2つの荷重範囲から力を吸収するための液圧式 ダンパ(第4図)を、28mmの内径を有するスケール製シリンダ(1)、その 中で運動可能でありそして図示された(一般的に知られた)シーリング系を有す る液圧式ピストン(2)、およびピストン空間から關放容器(4)内に延びる全 長250mm、内径2.0mmのパイプ(3)から構成する。ピストン空間、パ イプおよびストック容器には、式 4′−オクチル−ビフェニル−4−カルボニトリルで示される化合物により満た されたコヒーラントで気泡台まない容量が存在する。この化合物は32.5℃の 、スメクテイツクA相とネマティック相との間の転移温度を有する。
次にその系に35℃で12,0OON にュートン)の荷重をかける。65諺肩 長を行くのにピストンは3.0秒かかる。他の点では關始条件を同一として、わ ずか185Nの荷重しかかけない場合、この時間は3.5秒である。
実施例 11 常圧(l bar)においてトランス、トランス−4−メトキシ−4′−ペンチ ル−ビシクロヘキシルは29℃のS、からlへの転移温度を有する。実施例1O に示された装置を同じ条件の下でこの化合物について用いると、高圧において、 常圧におけるよりも実質的に高い減衰定数を得ることができる。
Fig、 1 国際調査報告 国際調査報告

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.可変摩擦力の下に相互に相対運動可能でありそして流体有機体により相互に 離間された固体ボデイより成り、そして摩擦方の変化が異なるサーモトロピツク 液晶相の間またはサーモトロピック液晶相とアイソトロピツク相との間の相転移 により誘起されるようにしたことを特徴とする機械コンポーネント。
  2. 2.相転移が流体有機体の温度変化により誘起される請求項1記載の機械コンポ ーネント。
  3. 3.相転移が流体有機体の圧力変化により誘起される請求項1記載の機械コンポ ーネント。
  4. 4.スメクテイツク相とネマティック相の間の転移が誘起される請求項1〜3の いずれかに記載の機械コンポーネント。
  5. 5.スメクテイツク相とアイソトロピツク相の間の転移が誘起される請求項1〜 3のいずれかに記載の機械コンポーネント。
  6. 6.あるスメクテイツク相ともう一つのスメクテイツク相の間の転移が誘起され る請求項1〜3のいずれかに記載の機械コンポーネント。
  7. 7.デイスコイドーカラムナー相とデイスコイドーネマテイツク相の間の転移が 誘起される請求項1〜3のいずれかに記載の機械コンポーネント。
  8. 8.デイスコイドーカラムナー相とアイソトロピツク相の間の転移が誘起される 請求項1〜3のいずれかに記載の機械コンポーネント。
  9. 9.フアスミデイツク相とアイソトロピツク相の間の転移が誘起される請求項1 〜3のいずれかに記載の機械コンポーネント。
  10. 10.流体有機相が少くとも一つの式IR1−A−(Z1A1)g−(Z2A2 )m−(Z3A3)n−R2I〔式中、 R1およびR2は各々、1〜18個の炭素原子を有する未置換または置換のアル キル(このアルキル基中に存在する1個のCH2基または2個の隣接するCH2 基は−O−、−CO−、−CHOH−、−CHCN−、−OOC−、−CO−、 −CH=CH−および/または−C≡C−により置さ換えられていてもよい)、 1〜12個の炭素原子を有するパーフルォロアルキル基(この基中に存在する1 個または2個のCF基は−O−、−CHF−、−CH2−および/または−CH OH−により置き換えられていてもよく、そして/またはCF2基は−CF2H またはCH2OHにより置き換えられていてもよい)であり、そして R2はH、F、Cl、−CNまたは−COOHであってもよく、A、A1、A2 、A3は各々、未置換であるかまたはCN基またはFまたはCl原子によりモノ 置換又はジ置換された1,4−フエニレン(この基中に存在する1個または2個 のCH基はN原子により置き換えられていてもよい)、1,4−シクロヘキシレ ン(この基中に存在する1個または2個のCH2基は0原子またはCHFまたは CF2基により置き換えられていてもよい)、および1,4−ビシクロ(2.2 .2)クチレンであり Z1、Z2、Z3は各々、−CH2CH2−、−CH2O−、−OCH2−、− COO−、−OOC−、−CH2CF2−、−CF2CF2−、−CH=N−、 −CH=CH−、−C≡C−または単結合であり、そしてl、m、nは各々0ま たは1である〕 で示される化合物を含む請求項1〜6のいずれかに記載の機械コンポーネント。
  11. 11.流体有機体が複数種の式Iの化合物の混合物を含む請求項10記載の機械 コンポーネント
  12. 12.流体有機体が式Iの化合物の全含量が少くとも5重量%の混合物である請 求項11記載の機械コンポーネント。
  13. 13.液晶体が少くとも一つの式II ▲数式、化学式、表等があります▼II〔式中 R3〜R5は、相互に独立して、H、F、Clまたは置換されたまたは未置換の 1〜18個の炭素原子を有するアルキル基(この基中に存在する1個または2個 の非隣接のCH2基は−O−、−CO−、−COO−または−CF2−により置 き換えられていてもよい)である〕 で示される化合物を含む請求項1〜3、7および8のいずれかに記載の機械コン ポーネント。
  14. 14.請求項1〜13のいずれかに記載の機械コンポーネントを用いて成る液圧 装置。
  15. 15.請求項1〜13のいずれかに記載の機械コンポーネントを用いて成るブレ ーキ。
  16. 16.請求項1〜13のいずれかに記載の機械コンポーネントを用いて成るクラ ッチ。
  17. 17.請求項1〜13のいずれかに記載の機械コンポーネントを用いて成るすべ り軸受。
  18. 18.式IおよびIIの化合物を使用した制御可能な機械コンポーネントの液晶 相構成成分。
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