JPH02502051A - 整列用ボスを有する集合アセンブリ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、気密にシールされた圧縮機の内側に用いる種類の集合アセンブリに関 するものである。　゛本発明が用いられている圧縮機は２ｉ！ｇ１分のハウジン グをもつが、最終的には、この２！１１分は溶接されて、気密にシールされたユ ニットが得られる。ハウジング内には、モータとモータにより駆動される圧縮機 が収容されている。このモータは、ハウジングの外部の電源に接続されており、 ハウジング端部には、３本足ヘッダーがハウジング壁に形成されている。これら の３本足ヘッダーは、ガラス対金属シールとして知られているが、絶縁ガラス支 持体内に固定された３本のピンを有している。さらにこの支持体は、ハウジング に固定されたスチール製ユニット内に取付けられている。これら３本のピンによ り、ハウジング内部から外部への電気的な連絡が可能になる。

３本のピンに接続するために従来用いられていた集合アセンブリは、平行な通路 をもつブロックと、それぞれの通路に配置された３個のコネクタ・クリップと、 これらのクリップからモータへ延びているリードとから成っている６代表的な集 合アセンブリについては、特許第３゜７６４．９６０号参照のこと。

ユニットを組立てるさいは、組立工が３本のピンの上に集合アセンブリを滑動さ せる。この操作は、通例、いくぶん手探りで行なわれ、一部は組立工の勘に頼っ て作業が行なわれている。

特許第３，７６４．９６０号に開示された集合アセンブリを用いた場合、いくつ かの問題が生じる。すなわち、集合ブロックが不整列になって、２本のピンの上 にしか押付けられないことがある。集合アセンブリは、ピンと整列せずに押付け られるため、電気接触状態が悪くなる。

集合アセンブリがヘッダーに取付けられたのち、組立過程でモータを操作すると 、リード線が集合ブロックの端部上で止まり、集合アセンブリが３本のピンと不 整列となることがある。この結果、電気接続が不完全になる。

また、組立後の集合ブロックは、ヘッダーのスカートと接触する２つ、のＪ１郡 を有している。これらの基部は、集合ブロックをヘッダーと整列位置に保持する 役割、言いかえると、双方を定心の状態に保持する役割をもつ。

ところが、ハウジングのパーツを一緒に溶接のさい、溶接の熱は、これらの接触 基部を溶かす傾向がある。この結果、プラスチック製のポール又はフレークが集 合ブロックから分離し、圧縮機の操作に影響が生じる。

本発明の目的は、組立を促進するため集合アセンブリの構造を改良し、溶接中に ハウジングが劣化する恐れを除去し、信頼性を高めることにある。

本発明の目的は、一部は、集合アセンブリの前面に、ピン受容孔の１つを取囲む 単一のボスを設けることにより達成された。組立中、組立工は、単にこのボスを １本のピンと整列させて組立工程をスタートさせればよい。

次いで、軽く回転させることで、残りの２つの穴がそれぞれピンと整列せしめら れる。この時点で、組立工は、集合アセンブリをヘッダーの上に押し載せること ができる。したがって、このボスは整列機能を発揮するものである。更に、この ボスに、ピンの長手方向にかなりの寸法を有している。ボスがピンに当がねれる と、ボスは不整列状態になることに抵抗する結果、集合アセンブリは、“十分に “ヘッダーに押し付けられ、不整列のままかぶせられることがない。

加えて、いちど組付番すられれば、集合アセンブリは、ボスがヘッダー・ピンの それぞれとスリー１状に係合するため、材料長さにわたって斜めにかぶせられる ことがない。

本発明の別の特徴は、集合７センブリのコーナーのところの基部を除去したこと である。集合アセンブリをピンと整列させる機能は、ボスが代行する。加えて、 本発明は、集合ブロック内にストッパを有している。これらのストッパがピンと 係合して、集合アセンブリがピンのところをスライドする範囲を制限する。した がって、これらのストッパは、ピンが、ハウジング表面と接触しないように間隔 を雑持し、それによって、溶接熱によるハウジングの劣化の恐れが除去される。

次に本発明の若干の特徴と目的を、更に明瞭に添付図面につき詳説する。

第１図は、本発明による集合アセンブリの一部を断面して示した分解斜視図、 第２図は、ヘッダーに組付けられた集合アセンブリの縦断面図、 第３図は、第２図の３−３１１に沿った断面図、第４図は、第３図の４−４ｍに 沿った断面図、第４Ａ図は、組立手順を説明する、第４図同様の断面図である。

本発明による集合アセンブリは、第１図の参照番号９で示しである。集合アセン ブリ９は、縦方向に平行に延びる３つの通路１１が形成された集合ブロック１０ を有している。ブロック１０は、前壁１２と後１ＩＬ１３とを有している。これ らの壁は、通路１１を形成する陽！！１４と側壁１５とにより分離されている。

各通路１１にはクリップ１６が、配置されている。本発明によるこの形式のクリ ップ１６は、底壁１７を有するみぞ状のものである。底１１７は穴１８を有し、 ピンがこの穴１８を貫通して電気接続が生ぜしめられる。縦方向の通路内に入れ られると、クリップ１６は、後壁の一方の端部に形成された内側層２０に支えら れ、キャップ２２の爪２１により固定される。クリップ１６が定位置に取付けら れたところは、第２図に示しである。

前！１１２は３つの穴３０を有している。これらの穴３０は、それぞれクリップ １６の穴１８と整列させられる。

また、これらの穴は、ヘッダー３５の一部をなすピン３３を受容するようにされ ている。ピン３３は、集合アセンブリの前１１２の穴３ｏを貫通すると、クリッ プ１６と係合し、穴１８のエツジによって掴まれ、電気接続が異なる種煩のクリ ップを用いる強力なヘッダーと一緒に使用することもできる。例としては、特許 第３．８５３゜３８８号を参照されたい。

本発明によれば、中央の穴３０は、その周囲に円形のボス４０をもっている。こ のボス４ｏには孔３ｏが形成ボス４０は、円錐台形の切欠４３で形成された端部 を有している。この切欠４３により、ピン３３を定心させ、さは、ピンが完全に 孔内に受容されれば、材料の傾きを防止するのに十分なだけの長さである。

各通路１１は、後壁内に形成されたストッパ４５をもち、このストッパ４５がピ ン３３の端部に係合する。ストッパ４５は、ピンに集合アセンブリを押付ける度 合を制限し、それにより、第２図と第３図に示した間隙４６で分かるように、プ ラスチック製ブロックをヘッダーから間隔をおいて保持するものである。

ヘッダーに集合アセンブリを組付けると、ピン３３は、第４Ａ図に示したように 孔３０に受容される。集合アセンブリは、通例、他の２つのピンに対して、いく ぶん不整列になる傾向がある。第４Ａ図を第４図に示したように、ピンに対して 便かに目動させることにより、必要な整列が可能となる。そのあとで、集合アセ ンブリは、第２図、第３図、第４図に示した位置へ十分に押付けられる。この位 置では、ボスとピンとが協働するため、集合アセンブリの材料の傾きが生じるこ とがない。加えて、ピンがストッパと係合しているので、集合アセンブリは、ヘ ッダーから間隔をおいて位置しているので、圧縮機ハウジングの溶接熱で劣化す ることもない。

以上、本発明の一般原理の開示と好適実施例の詳説から、この分野の専門家であ れば、本発明の種々の変化形が可能であることは、直ちに理解できよう。それゆ え、出願人は、以下の躊求のＩ！囲及びそれと等価のものにのみ制限を受けるも のである。

国際調査報告 国際調査報告

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. １．集合アセンブリであつて、前壁・後壁及び縦方向に延びる隔壁とを備えたプ ラスチツク製ブロツクを有してむり、この隔壁が前記ブロツクを縦方向に延びる ３つの平行の通路に分けており、各通路にはピン受容クリツプが配置され、前記 ブロツクが前記前壁を貫く３つの横方向穴を有してむり、各穴はそれぞれ通路と 連通し、クリツプと整列せしめられ、前記穴が、３本足ヘツダーから同時に３本 のピンを受容するために、等角度で間隔が置かれている形式のものにおいて、 前記前壁に形成され、前記横方向穴の１つを取囲むボスを備え、前記ボスが、周 囲の穴と整列するピン受容孔を有しており、 前記ボスが単一ピンを部分的に導入でき、次いで前記ブロツクを、３本のピンが 前記３つの穴と整列するまで回動させ、そのあとで前記集合アセンブリが前記ピ ンの全長にわたつて押込まれることを特徴とする集合アセンプリ。
2. ２．請求の範囲第１項記載の集合アセンブリにおいて、前記ボスが、その端部に 円錐台形の切欠を有していて、ボスの孔内へピンを案内することを特徴とする集 合アセンブリ。
3. ３．請求の範囲第１項記載の集合アセンブリであつて、前記ヘツダーが前記ピン を取囲む金属製スカートを有する形式のものにおいて、 前記各通路内のストツパが各ピンと係合可能であり、前記ストツパが前記ピンと 係合することによつて、前記ピンヘの前記集合アセンブリの連動置が制限され、 前記ブロツクが十分に前記ピンに取付けられたときに、前記集合ブロツクが前記 スカートから間隔をおいて位置せしめられることを特徴とする集合アセンブリ。
4. ４．請求の範囲第３項記載の集合アセンブリにおいて、前記クリツプが、みぞ状 であり、前記集合ブロツク前壁に隣接する底壁を有しており、前記クリツプ底壁 の穴が前記ピンの直径より小さい寸法を有していることによつて、前記ピンの周 囲のどの前記クリツプ位置でも、前記ピンとクリツプとの間に十分な接触が生ぜ しめられることを特徴とする集合アセンブリ。