JPH0231994Y2 - - Google Patents
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- JPH0231994Y2 JPH0231994Y2 JP1987138833U JP13883387U JPH0231994Y2 JP H0231994 Y2 JPH0231994 Y2 JP H0231994Y2 JP 1987138833 U JP1987138833 U JP 1987138833U JP 13883387 U JP13883387 U JP 13883387U JP H0231994 Y2 JPH0231994 Y2 JP H0231994Y2
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- Japan
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- pin
- power
- spark plug
- tip
- receptacle
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- 230000001154 acute effect Effects 0.000 claims description 6
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 8
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R11/00—Individual connecting elements providing two or more spaced connecting locations for conductive members which are, or may be, thereby interconnected, e.g. end pieces for wires or cables supported by the wire or cable and having means for facilitating electrical connection to some other wire, terminal, or conductive member, blocks of binding posts
- H01R11/11—End pieces or tapping pieces for wires, supported by the wire and for facilitating electrical connection to some other wire, terminal or conductive member
- H01R11/12—End pieces terminating in an eye, hook, or fork
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R24/00—Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure
- H01R24/20—Coupling parts carrying sockets, clips or analogous contacts and secured only to wire or cable
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23Q—IGNITION; EXTINGUISHING-DEVICES
- F23Q3/00—Igniters using electrically-produced sparks
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R2101/00—One pole
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
- Spark Plugs (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、ガスコンロ等に用いられる点火プラ
グに電力を供給する際に使用される点火プラグ用
電気接続子に関し、詳しくは、電源線とその一端
において接続されるとともに点火プラグの電源ピ
ンとその他端において係合して、電源線と点火プ
ラグを電気的に接続せしめる点火プラグ用電気接
続子に関するものである。
グに電力を供給する際に使用される点火プラグ用
電気接続子に関し、詳しくは、電源線とその一端
において接続されるとともに点火プラグの電源ピ
ンとその他端において係合して、電源線と点火プ
ラグを電気的に接続せしめる点火プラグ用電気接
続子に関するものである。
(従来の技術)
家庭用のガスコンロ等においては、点火プラグ
によりガス点火するようにしており、このため電
源からの電力をこの点火プラグに供給する必要が
ある。従来電池等の電源から引き出した電源線の
芯線部に点火プラグの電源ピンを差し込んで芯線
と電源ピンを電気的に接触せしめるとともに電源
ピンの根元と電源線の先端を接着剤により接着固
定して上記電力供給を確実ならしめる接続方法が
知られている。
によりガス点火するようにしており、このため電
源からの電力をこの点火プラグに供給する必要が
ある。従来電池等の電源から引き出した電源線の
芯線部に点火プラグの電源ピンを差し込んで芯線
と電源ピンを電気的に接触せしめるとともに電源
ピンの根元と電源線の先端を接着剤により接着固
定して上記電力供給を確実ならしめる接続方法が
知られている。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記従来技術によつては点火プ
ラグが故障した場合、あるいは上記電源ピンと電
源線の接続部が損傷を受けた場合に、この接続部
が接着固定されているので部品交換が面倒であつ
た。またガスコンロ製造工程において、接着剤を
上記接続部に供給する工程が必要となることから
作業性が悪く、品質が安定しないという問題もあ
つた。さらに、接着剤を長時間扱う作業者や点火
試験を行なう作業者にとつて有毒ガスを吸うおそ
れがあり健康によくないという問題もあつた。
ラグが故障した場合、あるいは上記電源ピンと電
源線の接続部が損傷を受けた場合に、この接続部
が接着固定されているので部品交換が面倒であつ
た。またガスコンロ製造工程において、接着剤を
上記接続部に供給する工程が必要となることから
作業性が悪く、品質が安定しないという問題もあ
つた。さらに、接着剤を長時間扱う作業者や点火
試験を行なう作業者にとつて有毒ガスを吸うおそ
れがあり健康によくないという問題もあつた。
このような問題は点火プラグの電源ピンと電力
供給用の電源線を接着固定するために生じるもの
であるから、上記電源ピンと電源線の接続にいわ
ゆるコンタクト(電気接続子)を使用すれば上述
したような問題は解消すると考えられる。すなわ
ち、コンタクトの一端部にて電源線をかしめると
ともにコンタクトと電源線の芯線を電気的に接続
し、他端部に設けたリセプタクル部により点火プ
ラグの電源ピンを受けてコンタクトとこの電源ピ
ンを電気的に接続するようにすれば、点火ブラグ
の交換も簡単であり、作業性および品質安定性の
向上が図れ、作業者の健康を害するおそれもな
い。
供給用の電源線を接着固定するために生じるもの
であるから、上記電源ピンと電源線の接続にいわ
ゆるコンタクト(電気接続子)を使用すれば上述
したような問題は解消すると考えられる。すなわ
ち、コンタクトの一端部にて電源線をかしめると
ともにコンタクトと電源線の芯線を電気的に接続
し、他端部に設けたリセプタクル部により点火プ
ラグの電源ピンを受けてコンタクトとこの電源ピ
ンを電気的に接続するようにすれば、点火ブラグ
の交換も簡単であり、作業性および品質安定性の
向上が図れ、作業者の健康を害するおそれもな
い。
ところが、このようなコンタクトを用いた場
合、作業者が上記電源ピンをコンタクトのリセプ
タクル部に挿入する際に、電源ピンによりリセプ
タクル部をこじるような状態となつてリセプタク
ル部が側方に開きがちになり、このリセプタクル
部と電源ピンの電気的接続が不良となつて点火プ
ラグへの電力供給が不良となるおそれがある。
合、作業者が上記電源ピンをコンタクトのリセプ
タクル部に挿入する際に、電源ピンによりリセプ
タクル部をこじるような状態となつてリセプタク
ル部が側方に開きがちになり、このリセプタクル
部と電源ピンの電気的接続が不良となつて点火プ
ラグへの電力供給が不良となるおそれがある。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
であり、従来技術に比べ、部品交換性、作業性お
よび品質安定性に優れるとともに作業者の健康の
安全を確保することができ、かつ電源ピンによる
リセプタクル部のこじりを防止して電源ピンとリ
セプタクル部の電気接続が不良となるのを防止し
得る点火プラグ用電気接続子を提供することを目
的とするものである。
であり、従来技術に比べ、部品交換性、作業性お
よび品質安定性に優れるとともに作業者の健康の
安全を確保することができ、かつ電源ピンによる
リセプタクル部のこじりを防止して電源ピンとリ
セプタクル部の電気接続が不良となるのを防止し
得る点火プラグ用電気接続子を提供することを目
的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案の点火プラグ用電気接続子は、
一端部に電源線が接続される電源線接続端子お
よび他端に点火プラグの電源ピンを挿入嵌合する
リセプタクル部を具える点火プラグ用電気接続子
であつて、 前記リセプタクル部は前記電源ピンとの嵌合部
の略全長にわたり共通の基部および該基部から互
に対向して立上つた1対の立上部を有し、 前記リセプタクル部の前記立上部は上部に2個
の切欠部を形成すると共に先端部を内方且つ下方
に折曲げて断面が対称な略逆J字状に形成され、
前記リセプタクル部を前記他端から第1部分、第
2部分および第3部分の3つの部分に分け、前記
第1部分の前記折曲げられた先端を傾斜させ、前
記他端から遠い先端の角度を鋭角に形成すること
を特徴とするものである。
よび他端に点火プラグの電源ピンを挿入嵌合する
リセプタクル部を具える点火プラグ用電気接続子
であつて、 前記リセプタクル部は前記電源ピンとの嵌合部
の略全長にわたり共通の基部および該基部から互
に対向して立上つた1対の立上部を有し、 前記リセプタクル部の前記立上部は上部に2個
の切欠部を形成すると共に先端部を内方且つ下方
に折曲げて断面が対称な略逆J字状に形成され、
前記リセプタクル部を前記他端から第1部分、第
2部分および第3部分の3つの部分に分け、前記
第1部分の前記折曲げられた先端を傾斜させ、前
記他端から遠い先端の角度を鋭角に形成すること
を特徴とするものである。
(作用および考案の効果)
本考案の点火プラグ用電気接続子を用いれば、
前述した従来技術のように電源線と点火プラグの
電源ピンを接着剤にて接着する必要がなく、上記
電源線をこの接続子の一端部でかしめる等して電
源線とこの一端部との電気的接続を確保しておけ
ば上記ピンをこの接続子のリセプタクル部に嵌入
せしめるだけで電源線からの電力を点火プラグに
供給することができ、部品交換性、作業性および
品質安定性等の向上を図ることができるとともに
接着剤の使用が不要となることから作業者の健康
を害する危険性を排除することができる。
前述した従来技術のように電源線と点火プラグの
電源ピンを接着剤にて接着する必要がなく、上記
電源線をこの接続子の一端部でかしめる等して電
源線とこの一端部との電気的接続を確保しておけ
ば上記ピンをこの接続子のリセプタクル部に嵌入
せしめるだけで電源線からの電力を点火プラグに
供給することができ、部品交換性、作業性および
品質安定性等の向上を図ることができるとともに
接着剤の使用が不要となることから作業者の健康
を害する危険性を排除することができる。
また、この点火プラグ用電気接続子では、リセ
プタクル部を3つの部分に分け、ピンがまず嵌入
される第1部分の略逆J字状に折曲げられた先端
を傾斜させ、ピンが挿入される前記他端から遠い
側の先端の角度を鋭角に形成したため、ピンが挿
入される際にはこの第1部分がガイドの作用をな
してピンが第2部分に対し正しい方向から挿入さ
れ、ピンが第2部分の立上部を傷めたり、この立
上部が外側に拡がるのを防止することができると
ともに、上記鋭角のために一旦挿入されたピンが
容易に抜け落ちることが防止される。
プタクル部を3つの部分に分け、ピンがまず嵌入
される第1部分の略逆J字状に折曲げられた先端
を傾斜させ、ピンが挿入される前記他端から遠い
側の先端の角度を鋭角に形成したため、ピンが挿
入される際にはこの第1部分がガイドの作用をな
してピンが第2部分に対し正しい方向から挿入さ
れ、ピンが第2部分の立上部を傷めたり、この立
上部が外側に拡がるのを防止することができると
ともに、上記鋭角のために一旦挿入されたピンが
容易に抜け落ちることが防止される。
また、第3部分はピンがリセプタクル部の奥ま
で挿入されたとき、このピンの先端を挾持して、
ピンの根元をガイドする第1部分とともにこのピ
ンによる第2部分のこじりを小さくするように作
用し、また、立上部に形成された切欠部により第
2部分は第1部分および第3部分から分離されて
いるため、ピンによるリセプタクル部のこじりに
よつて第3部分や第1部分が横方向の力を受けて
も、このような横方向の力は第2部分にほとんど
伝達されずしたがつて第2部分の立上部が外方に
開くのが防止され、上記こじりによつて電源ピン
と第2部分の電気的接続の良好性が損なわれるこ
とはない。
で挿入されたとき、このピンの先端を挾持して、
ピンの根元をガイドする第1部分とともにこのピ
ンによる第2部分のこじりを小さくするように作
用し、また、立上部に形成された切欠部により第
2部分は第1部分および第3部分から分離されて
いるため、ピンによるリセプタクル部のこじりに
よつて第3部分や第1部分が横方向の力を受けて
も、このような横方向の力は第2部分にほとんど
伝達されずしたがつて第2部分の立上部が外方に
開くのが防止され、上記こじりによつて電源ピン
と第2部分の電気的接続の良好性が損なわれるこ
とはない。
(実施例)
以下、本考案の一実施例について図面を用いて
説明する。
説明する。
第1図および第2図は本考案の一実施例による
点火プラグ用電気接続子1を用いて電力供給用の
電源線2と、点火プラグ3の電源ピン4を電気的
に接続せしめる様子を示す概略図である。また、
この点火プラグ用電気接続子1のみを詳細に示す
のが第3a〜第3d図である。この電気接続子1
は基部5と、この基部5の両側縁に沿つて立ち上
がつた1対の立上部6a,6bとから構成され、
また基部5の一端部には電源線2と接続される電
源線接続端子7が、また他端部には点火プラグの
電源ピン4と嵌合するリセプタクル部8が形成さ
れている。
点火プラグ用電気接続子1を用いて電力供給用の
電源線2と、点火プラグ3の電源ピン4を電気的
に接続せしめる様子を示す概略図である。また、
この点火プラグ用電気接続子1のみを詳細に示す
のが第3a〜第3d図である。この電気接続子1
は基部5と、この基部5の両側縁に沿つて立ち上
がつた1対の立上部6a,6bとから構成され、
また基部5の一端部には電源線2と接続される電
源線接続端子7が、また他端部には点火プラグの
電源ピン4と嵌合するリセプタクル部8が形成さ
れている。
なお基部5および一対の立上部6a,6bはと
もに導電性材料を一体成型することにより形成し
たものであり、また基部の長さCは18cm、基部の
幅Dは2.2mmに形成されている。
もに導電性材料を一体成型することにより形成し
たものであり、また基部の長さCは18cm、基部の
幅Dは2.2mmに形成されている。
上記電源線接続端子7はかしめ工具を用いて電
源線をかしめる部分で電源線2の被覆部をクラン
プする第1バレル7aと電源線内部の芯線2aを
クランプする第2バレル7bを備えている。一
方、リセプタクル部8は立上部6a,6bに上下
方向に形成された切欠部8eにより分離された3
つの部分から構成されており、これらの3つの部
分は各々基部5の端から順に、それぞれ本考案に
いう第1部分、第2部分、第3部分であり、ここ
ではそれぞれピン案内部8a、ピン接触部8bお
よびこじり防止部8cと称される。第3d図は第
3b図のB−B線断面図であり、ピン接触部8b
の断面形状を示すものであり、一対の立上部6
a,6bの断面が、各々先端部が内方に曲折し、
かつ先端が下方に向いた互いに対称形をなす略逆
J字状に形成されている様子を示すものである。
また、この立上部6a,6bの先端部は互いに当
接するように形成されている。このような形状は
単なる丸形よりもこじり防止に関しより効果があ
る。ピン案内部8aやこじり防止部8cもピン接
触部8bと略同様の断面形状に形成されている
が、第3a図のA−A線断面図を表わす第3c図
に示すように、ピン案内部8aではその先端部
が、基部5の端からピン接触部8b方向に向かう
にしたがつて先端部の先端と基部との間隔が狭く
なるように形成されている。このように奥にいく
程空間が狭くなり、またこの先端部の先端の角部
8fが鋭角に形成されることになるので、ピン4
の挿入は容易であるが引き抜くにはある程度力を
入れなければならない。またピン接触部8bの立
上部6a,6bおよび基部5の内壁には導電性の
凸部8dが形成されており、これにより外径1.2φ
の電源ピン4がピン接触部8bの内壁部に確実に
接触し得るように構成されている。なお、リセプ
タクル部8の長さEは7.3mmであり、第1バレル
7aの長さFは2mm、第2バレル7bの長さGは
2.5mm、さらにピン案内部8aの長さHは2.3mm、
ピン接触部8bの長さIは2mm、こじり防止部8
cの長さJは2mmに各々形成されている。なお、
これら3つの部分の高さKは略2.5mmにそろえて
形成されている。
源線をかしめる部分で電源線2の被覆部をクラン
プする第1バレル7aと電源線内部の芯線2aを
クランプする第2バレル7bを備えている。一
方、リセプタクル部8は立上部6a,6bに上下
方向に形成された切欠部8eにより分離された3
つの部分から構成されており、これらの3つの部
分は各々基部5の端から順に、それぞれ本考案に
いう第1部分、第2部分、第3部分であり、ここ
ではそれぞれピン案内部8a、ピン接触部8bお
よびこじり防止部8cと称される。第3d図は第
3b図のB−B線断面図であり、ピン接触部8b
の断面形状を示すものであり、一対の立上部6
a,6bの断面が、各々先端部が内方に曲折し、
かつ先端が下方に向いた互いに対称形をなす略逆
J字状に形成されている様子を示すものである。
また、この立上部6a,6bの先端部は互いに当
接するように形成されている。このような形状は
単なる丸形よりもこじり防止に関しより効果があ
る。ピン案内部8aやこじり防止部8cもピン接
触部8bと略同様の断面形状に形成されている
が、第3a図のA−A線断面図を表わす第3c図
に示すように、ピン案内部8aではその先端部
が、基部5の端からピン接触部8b方向に向かう
にしたがつて先端部の先端と基部との間隔が狭く
なるように形成されている。このように奥にいく
程空間が狭くなり、またこの先端部の先端の角部
8fが鋭角に形成されることになるので、ピン4
の挿入は容易であるが引き抜くにはある程度力を
入れなければならない。またピン接触部8bの立
上部6a,6bおよび基部5の内壁には導電性の
凸部8dが形成されており、これにより外径1.2φ
の電源ピン4がピン接触部8bの内壁部に確実に
接触し得るように構成されている。なお、リセプ
タクル部8の長さEは7.3mmであり、第1バレル
7aの長さFは2mm、第2バレル7bの長さGは
2.5mm、さらにピン案内部8aの長さHは2.3mm、
ピン接触部8bの長さIは2mm、こじり防止部8
cの長さJは2mmに各々形成されている。なお、
これら3つの部分の高さKは略2.5mmにそろえて
形成されている。
次に、上述した電気接続子1を用いて電源線2
と点火プラグ3を電気的に接続する操作について
説明する。
と点火プラグ3を電気的に接続する操作について
説明する。
まず、電源線2の先端から所定長だけ芯線2a
を露出させ、この露出した芯線2a部分が接続子
1の第2バレル7b上に、また被覆されている部
分が第1バレル7a上に配設されるようにセツト
し、この状態でかしめ工具を用い電源線の先端を
接続子1の一端部に固定する。これにより電源線
2と接続子1の電気的接続が完了する。次に点火
プルグ3の電源ピン4を接続子1のリセプタクル
部8に挿入する。このとき電源ピン4はピン案内
部8aに案内されるのでピン接触部8bに真直に
挿入することができ、さらに挿入するとこじり防
止部8cにより先端が挾持されるのでピン接触部
8bのこじりを防止することができる。しかも、
これら各部は切欠部8eにより各々に独立に形成
されているので、電源ピン4に横方向の力が加わ
つてピン案内部8aおよびこじり防止部8cが側
方にたわむような状況になつてもピン接触部8b
はその影響をほとんど受けずこのピン接触部8b
の立上部6a,6bが外方に開いてしまうような
状況を防止することができる。これにより点火プ
ラグ3を接続子1の電気的接続が完了する。な
お、前述したようにピン案内部8aの先端部の先
端が基部5に対して傾斜するように形成され、ま
たこの先端の角部8fが鋭角に形成されているた
め、この電源ピンをリセプタクル部8から抜去す
るときは該先端との摩擦力に抗して力を入れて引
き抜く必要がある。換言すればこのような構造に
形成されているので、何かの衝撃で電源ピンがリ
セプタクル部8からはずれて接触不良となるよう
な状況を防止することができる。なお、本実施例
においては、ピン案内部8aの先端部の先端と基
部5の間隔は、最大部(基部の端側)で1.2mm、
最小部(ピン接触部側)で1.05mmに形成されてい
る。
を露出させ、この露出した芯線2a部分が接続子
1の第2バレル7b上に、また被覆されている部
分が第1バレル7a上に配設されるようにセツト
し、この状態でかしめ工具を用い電源線の先端を
接続子1の一端部に固定する。これにより電源線
2と接続子1の電気的接続が完了する。次に点火
プルグ3の電源ピン4を接続子1のリセプタクル
部8に挿入する。このとき電源ピン4はピン案内
部8aに案内されるのでピン接触部8bに真直に
挿入することができ、さらに挿入するとこじり防
止部8cにより先端が挾持されるのでピン接触部
8bのこじりを防止することができる。しかも、
これら各部は切欠部8eにより各々に独立に形成
されているので、電源ピン4に横方向の力が加わ
つてピン案内部8aおよびこじり防止部8cが側
方にたわむような状況になつてもピン接触部8b
はその影響をほとんど受けずこのピン接触部8b
の立上部6a,6bが外方に開いてしまうような
状況を防止することができる。これにより点火プ
ラグ3を接続子1の電気的接続が完了する。な
お、前述したようにピン案内部8aの先端部の先
端が基部5に対して傾斜するように形成され、ま
たこの先端の角部8fが鋭角に形成されているた
め、この電源ピンをリセプタクル部8から抜去す
るときは該先端との摩擦力に抗して力を入れて引
き抜く必要がある。換言すればこのような構造に
形成されているので、何かの衝撃で電源ピンがリ
セプタクル部8からはずれて接触不良となるよう
な状況を防止することができる。なお、本実施例
においては、ピン案内部8aの先端部の先端と基
部5の間隔は、最大部(基部の端側)で1.2mm、
最小部(ピン接触部側)で1.05mmに形成されてい
る。
なお、上述した実施例は1.2φの電源ピンに適合
するように形成されているが、電源ピンのピン径
が1.2φと異なるときには、そのピン径に応じて各
部のサイズを定めればよい。
するように形成されているが、電源ピンのピン径
が1.2φと異なるときには、そのピン径に応じて各
部のサイズを定めればよい。
また、上述した実施例においては点火プラグの
電源ピン4がその根元までリセプタクル部8に挿
入されるようになつているが、電源ピン4の先端
がこじり防止部8cに挾持されるようになつてい
れば必ずしも電源ピン4の根元まで挿入されるよ
うに構成しなくてもよい。
電源ピン4がその根元までリセプタクル部8に挿
入されるようになつているが、電源ピン4の先端
がこじり防止部8cに挾持されるようになつてい
れば必ずしも電源ピン4の根元まで挿入されるよ
うに構成しなくてもよい。
第1図は本考案の一実施例による点火プラグ用
電気接続子を電源線および点火プラグの電源ピン
と接続した様子を示す概略図、第2図は第1図に
示す主要部を拡大して示す側面図、第3a図は電
源線および点火プラグの電源ピンと接続する前の
点火プラグ用電気接続子を示す平面図、第3b図
は第3aに示す点火プラグ用電気接続子の側面
図、第3c図は第3a図のA−A線断面図、第3
d図は第3b図のB−B線断面図である。 1……点火プラグ用電気接続子、2……電源
線、3……点火プラグ、4……点火プラグの電源
ピン、5……基部、6a,6b……立上部、7…
…電源線接続端子、8……リセプタクル部、8a
……第1部分(ピン案内部)、8b……第2部分
(ピン接触部)、8c……第3部分(こじり防止
部)、8e……切欠部。
電気接続子を電源線および点火プラグの電源ピン
と接続した様子を示す概略図、第2図は第1図に
示す主要部を拡大して示す側面図、第3a図は電
源線および点火プラグの電源ピンと接続する前の
点火プラグ用電気接続子を示す平面図、第3b図
は第3aに示す点火プラグ用電気接続子の側面
図、第3c図は第3a図のA−A線断面図、第3
d図は第3b図のB−B線断面図である。 1……点火プラグ用電気接続子、2……電源
線、3……点火プラグ、4……点火プラグの電源
ピン、5……基部、6a,6b……立上部、7…
…電源線接続端子、8……リセプタクル部、8a
……第1部分(ピン案内部)、8b……第2部分
(ピン接触部)、8c……第3部分(こじり防止
部)、8e……切欠部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 一端部に電源線が接続される電源線接続端子お
よび他端に点火プラグの電源ピンを挿入嵌合する
リセプタクル部を具える点火プラグ用電気接続子
であつて、 前記リセプタクル部は前記電源ピンとの嵌合部
の略全長にわたり共通の基部および該基部から互
に対向して立上つた1対の立上部を有し、 前記リセプタクル部の前記立上部は上部に2個
の切欠部を形成すると共に先端部を内方且つ下方
に折曲げて断面が対称な略逆J字状に形成され、
前記リセプタクル部を前記他端から第1部分、第
2部分および第3部分の3つの部分に分け、前記
第1部分の前記折曲げられた先端を傾斜させ、前
記他端から遠い先端の角度を鋭角に形成すること
を特徴とする点火プラグ用電気接続子。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987138833U JPH0231994Y2 (ja) | 1987-09-10 | 1987-09-10 | |
DE8811257U DE8811257U1 (de) | 1987-09-10 | 1988-09-06 | Elektrischer Anschluß für eine Zündvorrichtung |
KR2019880014961U KR940000744Y1 (ko) | 1987-09-10 | 1988-09-09 | 점화장치용 전기단자 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987138833U JPH0231994Y2 (ja) | 1987-09-10 | 1987-09-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6443583U JPS6443583U (ja) | 1989-03-15 |
JPH0231994Y2 true JPH0231994Y2 (ja) | 1990-08-29 |
Family
ID=15231285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987138833U Expired JPH0231994Y2 (ja) | 1987-09-10 | 1987-09-10 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0231994Y2 (ja) |
KR (1) | KR940000744Y1 (ja) |
DE (1) | DE8811257U1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100435722B1 (ko) * | 2001-07-18 | 2004-06-12 | 현대자동차주식회사 | 수동 변속기 차량의 클러치 제어 장치 및 방법 |
DE102004052712B4 (de) * | 2004-10-30 | 2014-09-25 | Erni Electronics Gmbh | Einteilige, zweischenklige Kontaktfeder für Miniatur-Steckverbindungen |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5215934A (en) * | 1975-07-23 | 1977-02-05 | Essex Group | Ignition cable terminal and method of manufacture |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5748065Y2 (ja) * | 1974-11-06 | 1982-10-21 |
-
1987
- 1987-09-10 JP JP1987138833U patent/JPH0231994Y2/ja not_active Expired
-
1988
- 1988-09-06 DE DE8811257U patent/DE8811257U1/de not_active Expired
- 1988-09-09 KR KR2019880014961U patent/KR940000744Y1/ko not_active IP Right Cessation
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5215934A (en) * | 1975-07-23 | 1977-02-05 | Essex Group | Ignition cable terminal and method of manufacture |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR940000744Y1 (ko) | 1994-02-14 |
DE8811257U1 (de) | 1988-10-27 |
JPS6443583U (ja) | 1989-03-15 |
KR890007758U (ko) | 1989-05-17 |
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