JPH02501273A - 外科用縫合器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 外科用縫合器具 〔技術分野〕 本発明は外科器具、特に外科用縫合器具に関する。

〔従来技術〕

当業界において現在既知のものとして消化管のごとき管状器官を吻合するための ステープル縫合糸を用いた外科器具が使用されている。この器具はスラストダイ スまたはマトリックス、外科用ステープルの少なくとも１つの環を有する円筒体 、外科用ステーブルの作動機構、および円筒状メスから成り、該ステープルは作 動機構により管状器官を通りスラストダイスの表面で結合し、他方、メスは手術 後の管状器官の余分な部分を切り取る（ＧＢ、　Ａ、　２．１３３　、７３５　 ）。

上記器具は患者の組織に長時間または永久的に残るステープルを使用している。

このようなステープルは信頼性のある縫合を行なうことができず術後の病因とな るおそれがある。

他の従来縫合器具として、消化管の組織に円形状圧縮吻合を行なうものがある。

この器具は複数の孔をもつ第１環状要素および古第１環状要素内の孔と同数の複 数の固定針を適所に担持し、各針が各該針に対応しかつ少なくとも自由端で係止 円錐部を有する第２環状要素を有する針装置から成る。この両環状要素は同軸に 配置され中空体内に包囲されている。

該環状要素と同軸のロッドを収容し、該ロッドは丸ナツトにより固定された連結 環をその１端部に有する。吻合を行なう場合にはそれらの針が該連結環に進入し かつそれらのいくつかが係止円錐部によりその中に固定される。

上記器具はまた円筒状ナイフを含み、該ナイフの内径はナツトの最大径に等しく 、かつハウジング内に収容された中空チューブ上に固定されている。該チューブ 内には同軸のロッドが設けられている。該円筒状ナイフは該中空チューブと相互 作用する機械的アクチュエータを有し、このアクチュエータはその本体に回転自 在に取り付けられかつ該中空チューブ内の孔と相互作用するレバーを具備する可 動ハンドルを有すル（ＰＣＴ／ＳＵ　７９１０００４９）。

上記針装置の環状要素および連結環は弾性またはプラスチック材料で形成されて いるが、この材料は生物学的不活性、非毒性、非発癌性のものでなければならな い。

端部一端部吻合を行なうために、上記器具は手術する管状器官の内側に設置され なければならない。手術する器官組織の端部は巾着縫合器によりロッド上に固定 される。該装置の作動部材が結合され、かつ針装置が連結環に近づけられると、 該組織上漿液外面に接触するまで接近させ、その後可動ハンドルを押し下げて中 空チューブおよび円筒状ナイフを針装置の走行と同時に移動させ、それにより第 ２環状要素の針を付勢して該組織に突入させ、上記不動固定連結環は係止円錐部 を具備する該針に保持される。円筒状ナイフを前進させて過剰組織を切除しかつ 固定連結環へ突進させる。このようにして、吻合開口部を形成し、そこから丸ナ ツトに嵌入されてロッド端部を除去する。針装置と連結環との間に幽閉された組 織は圧迫され、堅く縫合され、組織が再結合され、かつ手術後フないし１０日で 組織を圧迫している針装置と連結環を手術した中空器官の内部へ排出される。そ の後、針装置および連結環の両者が自然の除去法により放出される。

上記既知器具に内在する欠点は連結環と針装置の接近時および円筒ナイフがステ ッチ結合された余分な組織を切断して連結環に突入し初める時に縫合する生きた 組織を損傷することである。その結果、係止円錐部により連結環にすでに固定さ れている針は該ナイフが連結環を完全に突きぬけるまで連結環内へ侵入し、その ために挟持している組織を過剰圧縮することになる。

上記連結環への上記ナイフの進入は連結環へ針を前進させると同時に発生するの で連結環が変形し、その結果、縫合作業が増加しかつ縫合組織を過剰に傷つける ことになる。

〔発明の開示〕

本発明の目的は単一の機械的アクチュエータを有し、円筒状ナイフおよび針装置 の改良された相互作用により縫合組織を穿孔する工程と縫合組織の中央開口部を 切断する工程とを適時に分離できる外科用縫合器具を提供することにある。

上記目的を達成するための、消化管の器官に円形状圧縮吻合を形成する外科用縫 合器具は、中空体内に収容されかつ複数の孔を有する第１環状要素および該第１ 環状要素と同軸かつその適所に固定された複数の針を担持する第２環状要素とを 具備した針装置と、咳針の各々が該第１環状要素の番孔に対応し、少なくとも該 針の一部がその自由端部に係止円錐部を有するものであり、該中空体に収容され たロッドと、該ロッドはナツトにより固く固定された連結環をその一端部に担持 すると共に該連結環は吻合を行いかつ該係止円錐部が該連結環内の所定位置に固 定されるときに該針を通過させるものであり、該ナツトを自由に通過させる大き さの内側を有する中空円筒状ナイフと、該ナイフは該中空体に同軸に配置されか つ同軸に設置された該ロッドを収容する中空チューブに保持されており、該中空 チューブと相互作用する該中空円筒状ナイフ、の機械的アクチュエータとから成 り、その一端部上に該針装置の第２環状要素を載置し、他端部が中空斜面および 該中空体のストッパと相互作用して吻合中の第２環状要素の走行を制限するスト ッパを具備するブツシャｌ、該中空チューブ上に固定されかつ該ブツシャの該中 空斜面と係合する外側先細りカラーを具備する割りブシュ、および該割りブシュ の内側の該中空チ＝−ブ上に設置された該割りブシュの保持器を有する。

ブツシャの自動走行を阻止するために、本発明の器具は凹部を具備しかつ中空チ ューブに近い中空体の内側に設備された円筒状要素から成る保持装置を有するも のであってよい。

中空チューブ内には円筒状要素に対応する円筒状凹部が設けられている。また円 筒状要素内の凹部を中空チューブの円筒状凹部に一致させるために中空体に関し た回転自在のハンドルが円筒状要素上に設けられており、これにより中空チュー ブを移動させかつ縫合器を調整する。

上記割リブシュは中空体に固く結合しかつそれと同軸に配置された中空チューブ の形態になっているのがよい。

上記割りブシュの保持器として働らく上記中空チューブは、また、本器具のケー シングとして作用すると同時に上記ロッド長に対応する長さになっている。

上記割りブシュの保持器は上記ロッドと同軸かつ直径開口部を有するブシュ、お よび該ブシュの直径開口部内に設置されかつ該ブシュと同軸であって該ロッドを 通過させることのできる開口部を有する支持要素から成り、該ロッドは該支持要 素と相互作用するストッパを有し、該ストッパにより上記ブツシャ、即ち上記針 装置を、上記中空円筒状ナイフが上記連結環へ進入する時に、停止させるように なっていてよい。

上記中空円筒状ナイフが固定された上記中空チューブは上記割りブシュ保持器の ブシュと相互作用する部分上に長手方向の孔を有し、該孔は、吻合手術中、上記 支持要素を上記中上記中空円筒状ナイフを担持する上記中空チューブは本発明装 置のケーシングとして働らきかつ上記ロッドに対応する長さになっているのがよ い。

同様に、上記中空体は上記中空円筒状ナイフを担持する上記中空チューブに関し てはね作動しかつ上記割りブレ５保持器のブシュと相互作用するものがよく、そ れによりかなり厚いと思われる縫合手術中の組織への過剰圧縮を低減する。

上記割りブシュ保持器のブシュは上記中空円筒状ナイフが固定されている上記中 空チューブに関してはね作動するものが好ましい。

本発明による外科用縫合器具は縫合手術中に接触する領域内において縫合される 生きた組織の外傷の程度を減少させる。

上記保持装置は縫合手術を行なう時の縫合器具のブツシャの自動走行を阻止する 。

ナイフを具備した中空チューブまたはケーシングとしての中空保持ブシュは本発 明器具の全体構造を簡素化すると同時に簡便な使用を可能にする。

はね作動ハウジングは内包する組織の過剰圧迫による損傷の程度を低下させる。

また、はね作動保持器ブシュはブシュの解錠を防止する。

〔図面の概要〕

以下、本発明の目的および利点について添付図面を参照して更に詳細に説明する 。

第１図は本発明による外科用縫合器具の長手断面部分図、第２図は第１図の外科 用縫合器具の長手部分断面を含む全体図、 第３図は第２図の■−■線断面図、 第４図は第１図のＴＶ−ＩＶ線断面図、第５図は本発明による外科用縫合器具の 他の態様の長手断面図、 第６図は第５図のＶＩ−ＶＩ線断面図、第７図は本発明による割りブシュの全体 図、第８図は連結環に突入した本発明による外科用縫合器具の長手断面図、およ び 第９図は本発明の外科用縫合器具の他の態様における第８図と同様の図である。

〔本発明の好悪様〕

消化管の各器官に円形圧縮吻合を行う本発明による外科用縫合器具はロッド２と 中空チューブ４上に固定された中空円筒状ナイフ３とを収納する中空体１から成 り、該ロッド２と該中空円筒状ナイフ３は該中空体ｌと同軸に配置されている。

取外し自在の針装置５が該中空体１内に同軸で収容され、該針装置５は同軸の環 状要素６および７から成る。複数の孔８が環状要素６内に形成され、かつ複数の 針９が環状要素７に保持されている。針９の各々は番孔８に対応する。針９、少 なくとも３本の針はその自由端に係止円錐部１０を有する。

環状要素６は針９の一部の回りに設置されたばね手段１１により環状要素７に対 してばね作動する。

連結環１３がナツト１２によりロッド２の一端部に保持されている。該連結環は 縫合される生きた組織を固定するために該針装置５と結合するようになっている 。

上記円筒状ナイフ３は上記連結環が突入した後にナツト１２が中空円筒状ナイフ ３の内部を通過できる大きさの内径ｄ′を有する。

上記中空チューブ４は中空体１内に同軸で装着されかつ上記ロッド２を収容する 。

上記中空円筒状ナイフ３は分離可能な３部１６．１７により構成された中空体１ に対して蝶番式継手１５を中心に回転するハンドル１４（第２図）として形成さ れた機械的アクチュエータを有する。

上記中空体１０部分１７は実際にその長手軸に沿った割りブシュの構成要素であ る。部分１７はハンドル１４が設定された時にその区画に不動に固定される中空 体１を構成する。

ハンドル１４（第２図）は上記チューブ４と相互作用して上記ナイフ３に沿って 該チューブを走行させるレバー１８を有する。

上記環状要素７（第１図）は中空斜面２０を有するブツシャ１９（第１および４ 図）上に載置されている。該ブツシャ１９は突起状の、中空体１の内面上に設け られたショルダ形態のストッパ２２と相互作用するストッパ２１を有する。中空 チューブ４上には割りブシュ２３が固定されている。このブシュはブツシャ１９ の中空斜面２０に対応する外側へ先細りのカラー２４を有する。

上記割りブシュ２３の内側の上記中空チューブ４の上には保持器がある。第１図 は中空体１に堅く結合された中空チューブ２５としての保持器の態様を示す。チ ューブ２５は中空体１と同軸でありかつ本発明の器具全体のケーシングとして働 らく。その長さはロッド２の長さに相応するのでチューブ２５は本器具の中間部 でロッド２を収容する中空チューブ４を包囲する。チューブ２５は本器具のケー シングであると同時に部分１６．１７と堅く相互連結する。

第５図は割リブシュ２３の保持器の他の態様を示す。この割りブシュはロッド２ と同軸の該中空体内に収容されたブシュ２６から成り、該ブシュ２６の直径開口 部２８内には支持要素２７（第５．６図）が設置されている。開口部２９がブシ ュ２６と同軸の要素２７内に同軸に設けられていてロッド２の通過を可能にして いる。

ストッパ３０がロッド２上に設けられ、そこには支持要素２７が設定されている 。該ストッパ３０は突起部として形成されている。しかし、該ストッパ３０をロ ッド２内の鍵道の端面部またはロッド２上のフラット面として形成してもよい。

ストッパ３０は上記要素と相互作用してブツシャ１９および針装置５を中空円筒 状ナイフ３が連結環１３に進入するときに停止させるようにしてもよい。

割りブシュ２３のブシュ２６を具備する保持器の一態様として、本発明器具のケ ーシングとして働く中空チューブ４（第５図）がある。この場合中空チューブ４ の長さはロッド２の長さに相応する。

割りブシュ２３（第７図）は側面が孔３１から該円筒体の非分割部３３に結合さ れた複数のプロング３２に分割された中空円筒でなければならない。先細りカラ ー２４が該プロング３２の自由端部に設けられている。複数のプロング３２は針 ９に加わる力に依存して環状リング１３を穿孔するのでこの力が縫合力に加わる 。本発明の器具は、また、ブツシャ１９の自動的移動を確実に防ぐ保持装置を含 み、かつロッド２の軸に平行の中空体１０部分１７間に設置された円筒状要素３ ４を具備する（第２．３．５図）。円筒状要素３４は中空チューブ４上の円筒状 凹部３６に対応する凹部３５を有する。中空チューブ４に近接して該保持装置は 設置されている。

ハンドル３７が円筒状要素３４上に設けられており、該ハンドルが該要素を回転 させて中空チューブ４が解錠されて更に移動したときに凹部３５と３６とを合致 させる。

中空チューブ４（第５図）はブシュ２６と相互作用する位置上に複数の長手孔３ ８を有する。該孔は該支持要素２７に適合して吻合中に中空チューブ４に関連し て走行する。

中空体１は該中空体上の突起４０および４１との間で中空チューブ４上に固定さ れたスプリング３９により中空チューブ４に対して作動する。

割りブシュ２３の保持器のブシュ２６は該ブシュ２６の端部と突起４３との開の 中空チューブ４上に固定されたスプリング４２により中空チューブ４に対して作 動する。

中空円筒状ナイフ３は中空チューブ４上にねじ止めされている。

ロッド２は中空体ｌの部分１７内に回転自在に取り付けられたナツト４５と係合 する中空ねじ４４内を走行する。ロッド２の自由端部はナツト４６を固定するね じ山を有する。ナツト４６が回転するときにロッド２はねじ４４から前進してそ の端部は中空体１０部分１７内に設けた非光型孔４８に起因する回転に対抗する ねじ４４の端部に衝突する。

中空体１０部分１７は中空チューブ４が通過するナツト４９と一体になる。

上記保持装置のハンドル３７は中空体１の部分１７の孔５１に封入された弾性ア ーム５０（第３図）により構成されている。

本発明の外科用縫合器具は次のとおりに作動する。

上述の本発明による外科用縫合器具は端部一端部（ｅｎｄ−ｔｏ−ｅｎｄ）、端 部−側部（ｅｎｄ−ｔｏ−ｓｉｄｅ）　、および側部−側部（ｓｉｄｅ−ｔｏ− ｓ　１ｄｅ）法により消化管の中空器官内に円形状圧縮吻合手術を行うために使 用される。下記するよ・うに、端部一端部吻合は直腸の前方腹側切除において行 われる。

切除が終了後、巾着縫合胎′直腸断端およびＳ状結腸の端部になされる。その時 、本発明の器具を肛門外口を介して直腸へ連結環１３および結合さ°れた針装置 ５と共に導入する。その上で、ナツト４５を回転して連結環１３を担持するロッ ド２の端部を直腸へ前進させ、巾着縫合糸を直腸断端上に固定する。次いで、Ｓ 状結腸の端部を連結環１３を担持するロッド２の端部の方向へ移動してＳ状結腸 の巾着縫合糸を固定する。その後、巾着縫合糸の余分の糸を切除し、かつナツト ４５を回転して連結環１３と針装置５とを縫合状態が得られるまで結合する。次 に、保持装置のハンドル３７により要素３′４を回転して凹部３５および３６を 一致させる、即ち、中空チューブ４を解錠する。次いで、ハンドル１４を下へ押 して蝶番式継手１５のまわりを回転させる。その結果、レバー１８が中空チュー ブ４と相互作用してナイフ３とそこに保持された割りブシュ２３と共に中空チュ ーブ４を移動させる。

割りブシュ２３は中空チューブ２５の形態の保持器を収容する。

割りブシュ２３は外側カラー２４、ブツシャ１９の中空斜面２０と相互作用して それを針装置５の環状要素７と共に移動させる。針９は環状要素６内の孔８を通 過して縫合される組織および連結環１３に突入する。その後、係止円錐部１０が 連結環１３内の適所に固定される。次に、中空体１に固く連結された保持器２５ が割りブシュ２３の内部に設定される。

ストッパ２２と相互作用し、移動を停止する。従って、針装置５の環状要素７に はいかなる圧力をも加えない。中空チューブ４を更に前進させて、割りブシュ２ ３を走行させることなくブツシャ１９（第８図）の内部へ進入させる。一方、ナ イフ３は縫合される組織に突入しかつ連結環１３内に開口部を形成する。

割りブシュ２３の他の態様（第５図）によれば中空チューブ４の移動によりロッ ド２はストッパ３０を介して支持要素２７と相互作用する。支持要素２６はブシ ュ２６の直径開口部および中空チューブ４の長手孔３８内に設定されているので ブシュ２６は固定されて割りブシュ２３の内部に進入することなく、直ちにそれ を解錠し、針９を介して連結環１３を穿孔しかつその中に係止円錐部１０で係止 した針９を固定する。

中空チューブ４を更に前進させた後、割りブシュ２３を走行させることなくブツ シャ１９の内部へ導入する。一方、ナイフ３で余分の組織を切除して連結環１３ （第１９図）内の開口部へ突入させる。次に、本器具を直腸から除去し、針装置 ５および連結環１３を直腸内腔内に維持し、後日（５から７日）針装置５と連結 環１３と間で圧縮された憤死組織と共に自然除去方法により放出する。その日ま でに直腸壁は圧縮領域から周辺を結合する。針装置５および連結環１３が排出さ れる前に腸内官物は該円筒状ナイフにより切開された開口部を通過する。１２の 全外科用手順が本発明の外科用縫合器具を用いてテスト犬に対して実行され、胃 、小腸、大腸に対して臨床医学的条件下で２０回の手術を実行した。

搬痕状の厚みをもたない良好な形態の吻合が上記テスト動物で観察された。

胃の手術において、適宜の大きさの連結環が採用され、全ての場合に該環は自然 放出された。いかなる後遺症も観察されなかった。手術を受けた患者は縫合され た生きた組織に大した傷もなく対照患者よりも５ないし７日早く回復した。

〔産業上の利用分野〕

本発明は腸、胃、食道等を主とした食道各器官に関する外科分野に関する。

国際調査報告 −ＩＩ＃ＩａＩ＾＃ｋｊｍｌｌｅＰｃＴ／ＳＯ８８１０００２０

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．中空体（１）内に収容されかつ複数の孔（８）を有する第１環状要素（６） および該第１環状要素と同軸かつその適所に固定された複数の針（９）を担持す る第２環状要素（７）とを具備した針装置（５）と、該針の各々が該第１環状要 素（６）の各孔（８）に対応し、少なくとも該針の一部がその自由端部に係止円 錐部（１０）を有するものであり、中空体（１）に収容されたロッド（２）と、 該ロッドはナット（１２）により固く固定された連結環（１３）をその一端部に 担持すると共に該連結環は吻合を行いかつ係止円錐部（１０）が該連結環（１３ ）内の所定位置に固定されるときに該針（９）を通過させるものであり、ナット （１２）を自由に通過させる大きさの内側を有する中空円筒状ナイフ（３）と、 該ナイフは中空体（１）に同軸かつそれに同軸に配置されたロッド（２）を収容 する中空チューブ（４）に保持されており、中空チューブ（４）と相互作用する 中空円筒状ナイフ（３）の機械的アクチュエータとから成り、その一端部上に針 装置（５）の第２環状要素（７）を載置し、他端部が中空斜面（２０）および中 空体（１）のストッパ（２２）と相互作用して吻合中の第２環状要素（７）の走 行を制限するストッパ（２１）を具備するブッシャ１（１９）、中空チューブ（ ４）上に固定されかつプッシャ（１９）の中空斜面（２０）と係合する外側先細 りカラー（２４）を具備する割りブシュ（２３）、および割りブシュ（２３）の 内側の中空チューブ（４）上に設置された割りブシュ（２３）の保持器（２５） を有することを特徴とする外科用縫合器具。 ２．上記プッシャ（１９）の自動走行を防止するために凹部（３５）を有しかつ 円筒状凹部（３６）が内設された中空チューブ（４）に接近して中空体（１）の 内側部に設置された円筒状要素３４、および中空チューブ（４）の円筒状凹部（ ３６）に円筒状要素（３４）内の凹部（３５）を合致させるために中空体（１） に関して回転自在に円筒状要素（３４）上に設けられたハンドル（３７）から成 る保持装置が設けられており、それによって中空チューブ（４）を移動させかつ 縫合器を調整するものである、請求項１の外科用縫合器具。 ３上記割りブシュ（２３）の保持器が中空体（１）に固く結合されかつそれと同 軸に設置された中空チューブ（２５）として形成されている、請求項１または２ の外科用縫合器具。 ４．上記割りブシュ（２３）の保持器である上記中空チューブ（２５）が本器具 のケーシングとして作用しかつ上記ロッド（２）の長さに相応する長さである、 請求項３の外科用縫合器具。 ５．上記割りブシュ（２３）の保持器が上記ロッド（２）と同軸かつ径方向の開 口部（２８）を有するブシュ（２６）、およびプシュ（２６）の開口部（２８） 内に設置されかつブシュ（２６）と同軸かつロッド（２）を貫通させる開口部（ ２９）を有する支持要素（２７）から成り、該ロッドが上記プッシャ（１９）、 従って上記針装置（５）を上記中空円筒状ナイフ（３）が上記連結環（１３）へ 突入する時に停止させるために支持要素（２７）と相互作用するストッパ（３０ ）を有する、請求項１または２の外科用縫合器具。 ６．上記中空円筒状ナイフ（３）か固定されている上記中空チューブ（４）が上 記割りブシュ（２３）の保持器のブシュ（２６）と相互作用する部位上に設けら れた長孔（３８）を具備し、該孔は吻合中に上記支持要素（２７）を中空チュー ブ（４）に関して滑動させることのできるものである、請求項５の外科用縫合器 具。 ７．上記中空円筒状ナイフ（３）を担持する上記中空チューブ（４）が上記ロッ ド（２）の長さに対応する長さでありかつ本器具のケーシングである、請求項５ の外科用縫合器具。 ８．上記中空円筒状ナイフ（３）を担持する上記中空チユーブ（４）が上記ロッ ド（２）の長さに対応する長さでありかつ本器具のケーシングである、請求項６ の外科用縫合器具。 ９．上記中空体（１）が上記中空円筒状ナイフ（３）を担持する上記中空チュー ブ（４）に関してばね作動しかつ上記割りブシュ（２３）の保持器のブシュ（２ ６）と相互作用するものであり、それにより縫合組織の過剰圧縮を低下させるこ とのできる、請求項５の外科用縫合器具。 １０．上記中空体（１｝が上記中空円筒状ナイフ（３）を担持する上記中空チュ ーブ（４）に関してばね作動しかつ上記割りプシュ（２３）の保持器のプシュ（ ２６）と相互作用するものであり、それにより縫合組織の過剰圧縮を低下させる ことのできる、請求項６の外科用縫合器具。 １１．上記中空体（１）が上記中空円筒状ナイフ（３）を担持する中空チューブ （４）に関してばね作動しかつ上記割りプシュ（２３）の保持器のブシュ（２６ ）と相互作用するものであり、それにより縫合組織の過剰圧縮を低下させること のできる、請求項７の外科用縫合器具。 １２．上記割りブシュ（２３）の保持器のブシュ（２６）は上記中空円筒状ナイ フ（３）が固定されている上記中空チューブ（４）に関してばね作動するもので ある、請求項５の外科用縫合器具。 １３．上記割りブシュ（２３）の保持器のプシュ（２６）は上記中空円筒状ナイ フ（３）が固定された上記中空チューブ（４）に関してはね作動するものである 、請求項９の外科用縫合器具。