JPH02501265A - 甘味タンパク質および塩を含むチューイングガム - Google Patents

甘味タンパク質および塩を含むチューイングガム

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JPH02501265A JP50801088A JP50801088A JPH02501265A JP H02501265 A JPH02501265 A JP H02501265A JP 50801088 A JP50801088 A JP 50801088A JP 50801088 A JP50801088 A JP 50801088A JP H02501265 A JPH02501265 A JP H02501265A
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パテル マンスク エム
デイヴ ジャヤント シー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 甘味タンパク質および塩を含むチューイングガム1里■皇量 本発明は一般にチューイングガムおよび特に甘味タンパク質を含むチューイング ガムに関する。
チューイングガムは一般にかみこなすことのできるガムベースと、香味料および 甘味料を含んでいる。最近、チューイングガムの甘味並びに香味特性は、所望の 器官感覚受容特性をもつ高強度人工甘味料を用いることにより改善されてきた。
更に、これらの人工甘味料は非−う食性かつ無毒性である。
ガムで用いるために最近注目されている高強度甘味料はアスパルテーム、アセス ルファム(acesulfame) k 、シクラメート、サッカリン、スクラ ロース(Sucralose)、タウマチンおよびモネリンを含む、一般に知ら れている最も高強度の甘味料はチューイングガムから比較的急速に放出され、い くつかのもの、例えばタウマチン、モネリンおよび類似の甘味タンパク質は唾液 の分泌の際もしくは咀しやく中にチューイングガムから完全に放出されることは ない、結果として、これら高強度甘味料の香味および甘味は十分に体験されない 。
タウマチンは熱帯植物タウマトコフカスダニエリ(Thau■atococ−c us danjellii) (これは熱帯アフリカ地方で育生する)の果実か ら得られるタンパク様の物質である。タウマチンはスクロースよりも約2.00 0〜3.000倍も甘味が高く、しかも長期に及ぶ甘い後味をもつことが知られ ている。熱帯植物ディオソコレオニブリラムクミンシー(Diosocoreo −plyllum cuveinsii)の果実から得られる甘味タンパク質モ ネリンはタウマチンに類似の風味特性をもっている。
タウマチンおよびモネリンは、その強い甘味とは別に、チューイングガム組成物 中の甘味および香味を増強し得る高効力香味並びに甘味補佐剤として!!!!さ れている。これについては、例えば米国特許第4,412,984号〔ファンデ アル−等(Van der Loo et al、) )および米国特許第4. 228.198号〔バルジ(Burge)等〕を参照のこと。
不幸にも、タウマチンおよびモネリンは高価であり、かつガムベースおよび他の 成分と混合した場合に、感知し得る香味および甘味を達成するにはかなりの量で 存在する必要がある。これらの甘味タンパク質は、塩などのイオン型の成分と相 互作用させた場合には、更に抑制されることが知られている。甘味タンパク質は 直接ガムベースと混合された場合に該ガムベースに包囲される傾向をもつか、あ るいは塩と相互作用した場合には変性され(即ち、低い甘味および/または香味 作用を体験する)、その香味および甘味増強特性が低下することが理論付けられ ている。
高強度甘味タンパク質および塩を含み高い香味を有するチューイングガムは従っ て当分野の進展をなすであろう、これらガムは消費社会に容易に受け入れられ、 かつ工業的成功を享受するであろう。
そこで、本発明の目的は、高い香味を有する塩および高強度甘味タンパク質を含 有するチューイングガムを提供することにある0本発明のもう一つの目的は、上 記の香味特性を有する、高強度甘味タンパクと塩とを含有するチューイングガム の製法を提供することにある。
上記並びに他の目的は以下の明細書の記載に照して明らかとなろう、しかしなが ら、上記目的は本発明を何等制限するものと理解すべきではなく、本発明の範囲 は添付請求の範囲により定められる。
1里重量! 本発明によれば、高い香味を有するチューイングガム組成物が提供される。この 組成物はチューイングガムベースなどのチューイングガム成分および香料、甘味 タンパク質および塩化ナトリウム、塩化カリウムまたはその混合物から選ばれる 塩を含む、該甘味タンパク質はガム中で液塩から物理的に分離される。これら甘 味タンパク質と塩とは、ガムを咀しやくする前には実質的に相互作用しない。
液塩は好ましくはチューイングガム重量の約10〜約11000ppの量でチュ ーイングガム中に存在する。
本発明のもう一つのB様によれば、増強された香味を有するチューイングガムの 製法が提供され、該チューイングガムはチューイングガムベースなどのチューイ ングガム成分および香料、甘味タンパク質並びに塩化ナトリウム、塩化カリウム またはその混合物から選ばれる塩を含む、該方法は該チューイングガム成分に該 甘味タンパク質および塩を、該タンパク質と塩とが該ガム中で物理的に分離され ているように添加し、結果として該ガムが咀しやくされる前に実質的に相互作用 しないようにすることを含む。
のとこ しい冨、のシ 本発明によれば、ここで意図するような塩と甘味タンパク質との組合せが高い香 味を有するチューイングガム組成物を与えることが今や見出された。保存中、該 甘味タンパク質と塩とを該チューイングガム中で物理的に分離された状態に維持 することにより、液塩と該甘味タンパク質とが相互作用することが防止される。
かくして、より長い寿命が達成される。
本発明の意図する甘味タンパク質はタウマチン、モネリンおよび同様な放出特性 をもつ他の高強度甘味タンパク質を包含する。即ち、本発明は、他の成分と混合 した時に低放出率を存する高強度甘味タンパク質の使用を意図する。タウマチン およびモネリンの放出特性を測定する正確な方法は現時点では知られていないが 、意図する高強度甘味タンパクは、その通常の形態で直接混合した場合には咀し ゃ(の約10分後にガムから約20重量%未満の放出率をもつものと信じられる 0本明細書で用いる用語“通常の形態°とは、該甘味タンパク質が通常チューイ ングガム成分に添加される形状を意味するものとする。従って、該形態は液状ま たは粉末状であり得劣が、最も頻度の高いのは粉末であろう。
好ましくは、タウマチンおよびモネリンを使用する。しかしながら、ここに具体 的に述べていない他の甘味タンパク質も本発明で使用し得るものと理解すべきで ある。更に、これら高強度甘味タンパク質の任意の組合せも使用できる。
本発明によれば、甘味タンパク質は該チューイングガムの約5〜約1,000  ppimの範囲内で用いられる。好ましくは、甘味タンパク質を該チューイング ガムの重量基準で約40〜約600ppmの範囲で含む、しかし、該甘味料タン パク質の放出特性は使用されたチューイングガムの製法に応じて変化するものと 理解すべきである。
例えば、甘味タンパク質タウマチンが粉末形状で他のチューイングガム成分に添 加された場合、好ましくは本発明のチューイングガムは該チューイングガム重量 基準で約100〜約1.000 ppm 、より好ましくは約500〜約600 ppmのタウマチンを含む、咀しゃくし得るコア中心に適用されるか、あるいは エマルシランとして配合される場合、本発明のチューイングガムは、好ましくは 該チューイングガムの重量基準で約5〜約zooppm、より好ましくは約75 〜約125ppmの量でタウマチンを含有する。最後に、液状中心部充填物(f ill)と組合せる場合、本発明のチューイングガムは該チューイングガムの重 量基準で、好ましくは約5二約100pplI、より好ましくは約40〜約60 ppmの範囲で含有する。
本発明で意図する塩は塩化ナトリウム、塩化カリウムまたはその4合物であり得 る。液塩は食品等級のものであるべきである。この塩は任意の工業製産者から得 ることができ、あるいは当業者にとって公知の任意の方法で処理できる。
本発明によれば、チューイングガムはその重量基準で約10〜約1.000 p p−の量で液塩を含む、好ましくは、本発明のチューイングガムはその重量基準 で液塩を約30〜約iooppm、より好ましくは約50〜約80ppmの量で 含有する。
しかし、本発明のチューイングガムは約1,000 pp−を越える量で塩を含 んでいてはならない、なんとなれば、これは消費者にしょっばさを知覚させる点 であると信しられているからである。この知覚レベルは使用した香味料の型およ び強さ、甘味の程度および該チューイングガム中の他の成分の知覚によって液化 し得る。
一般に、適度な香味、例えば柔和な果実香味および様々な柔和なミント香味は、 消費者がしょっばさを知覚する前の、チューイングガム中の1,000 pp− までの塩と組合される。酸およびシナモン型の香味と組合せた、強力な香味特に 強力な果物の香味は、消費者にしょっばさを知覚せしめることなく、幾分多い塩 と配合できる。アセスルファム−kまたはフルクトースを含む組成物はほぼ90 0ppm程度の低い塩知覚レベルをもち得る。いずれにしろ、本発明のチューイ ングガムは該チューイングガム成分の特定の組合せによって定められる塩知覚レ ベル以下の量で塩を含むことが好ましい、現在のところ、この知覚レベルはチュ ーイングガム重量基準で約1.OOOppmであると考えられている。
一般に、チューイングガム組成物は水溶性本体部分と、水−水溶性咀しゃく性ガ ムベース部分および典型的には水不溶性香味料を含む、該水溶性部分は咀しやく 中の一定時間に亘り該香味料の一部と共に散逸する。該ガムベース部分は咀しゃ (中ずっと口内に残される。
該不溶性ガムベースは、一般にエラストマー、樹脂、油脂、ワックス、柔軟剤お よび無機充填側を含む、エラストマーはポリイソブチレン、イソブチレン−イソ プレンコポリマー、スチレン−ブタジェンゴム並びに天然ラテックス、例えばチ フクルなどを包含する。
樹脂はポリビニルアセテートおよびテルペン樹脂を含む、油脂もガムベースに含 めることができ、これらは例えば水素化および部分水素化植物油およびココアバ ターを含む0通常用いられるワックスとしてはパラフィン、ミクロクリスタリン および天然ワックス、例えば蜜ろうおよびカルナウバろうが挙げられる。上記不 溶性ガムベースは該ガム中に約5〜95重量%で含まれる。好ましくは、該不溶 性ガムベースは該ガムの約10〜約50重量%で含まれ、より好ましくは約20 〜約30重量%で含まれる。
また、該ガムベースは典型的に充填剤成分をも含む、充填剤としては、例えば炭 酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タルク、燐酸二カルシウムなどが挙げられる 。この充填剤は該ガムベースの約5〜約60重量%、好ましくは約5〜50重量 %を構成する。
典型的に、ガムベースはまた柔軟剤を含み、その例としては、グリセリンモノス テアレートおよびグリセロールトリアセテートが挙げられる。更に、ガムベース は任意成分、例えば酸化防止剤、着色剤および乳化剤などをも含むことができる 0本発明は任意の市販品として入手できるガムベースを使用することを意図する 。
チューイングガムの水溶性部分は、更に柔軟剤、甘味料、香料およびこれらの組 合せを含むことができる。柔軟剤は咀しゃく性および口内でのガムの感触を最適 なものとするためにミチューイングガムに添加する。当分野で可塑剤または可塑 化剤としても知られる柔軟剤は、一般に本発明のチューイングガムの約0.5〜 約15.0重量%を構成する0本発明で意図する柔軟剤はグリセリン、レシチン およびこれらの組合せを包含する。更に、水性甘味料溶液、例えばソルビトール 、水素化殿粉水解物、コーンシロップおよびその混合物を含む溶液をガム中の柔 軟剤および結合剤として用いることができる。
既に述べた甘味タンパク質の他に、本発明ではチューイングガム中に他の甘味料 を含んでいてもよい、これらの甘味料は糖およびシュガーレス成分両者を包含す る。I!甘味料は、一般にチューイングガムの分野で通常知られた糖含有成分を 含み、その例としてはスクラロース、デキストロース、マルトース、デキストリ ン、乾燥転化糖、フルクトース、レブロース、ガラクトース、コーンシロップ固 形分などの単独または任意の組合せが挙げられるが、これらに制限されない、シ ュガーレス甘味料は、一般に糖として知られているもの以外の甘味特性をもつ成 分を含み、その例としては糖アルコール、例えばソルビトール、マニトール、キ シリトール、水添殿粉水解物、マルチトールなどの単独または任意の組合せが挙 げられるが、これらに制限されない、比較的迅速放出型の甘味料、例えばアスパ ルテーム、スクラロース、アセスルファム−に、シクラメート類およびサッカリ ンなどをも意図する。
当業者は、糖および/またはシュガーレス甘味料の任意の組合せを本発明のチュ ーイングガムにおいて使用できることを認識するであろう、更に、当業者は全体 もしくは一部において該甘味料が水溶性の増量剤として存在し得ることをも認識 するであろう、加えて、例えば水性甘味料溶液中などで、上記柔軟剤を該甘味料 と組合せることができる。
本発明で意図する香味料は、食品において許容された品位の任意の液状香料を包 含する。この香味料は精油、合成香料またはこれらント油、スペアミント油、ク ローブ油、ヒメコウジ、アニスなどの油等の植物および果物由来の油を例示でき るが、これらに制限されない0本発明では人工香味成分をも包含する。当業者は 、天然および人工香味料を任意の感覚的に許容されるブレンドとして組合せるこ とができるものと認識するであろう、かかるあらゆる香味料およびブレンドを本 発明で使用する。
香味料は本発明のチューイングガム中にその約0.1〜約10.0重量%および 好ましくは約0.5〜約3.0重量%の量で存在し得る。この香味料は既に述べ た成分を含むことができる。
任意成分、例えば着色料、乳化剤および薬剤成分を本発明のチューイングガムに 加えることができる。
本発明のチューイングガムは、咀しゃく性ガムベースおよび香料などのチューイ ングガム成分と、該ガム中で実質上物理的に分離しているような形状にある甘味 タンパク質と塩とを配合することにより製造される。従って、本発明では、該甘 味タンパク質と塩との実質的物理的分離を達成する、公知の任意のチューイング ガムの製法を利用する。
本発明のチューイングガムは、当分野で公知の任意の市販ミキサ内で、様々なチ ューイングガム成分に上記甘味タンパク質および/または塩を加えることにより 作ることができる。該成分を十分に混合した後、ガム塊をミキサから取出し、か つ例えばシートに圧延しおよび棒状に切断し、厚切り状に押出すか、あるいはベ レットに成形するなどにより、所定の形状に成形する。
−aに、該成分を、まずガムベースを溶融し、”これを稼動中のミキサに加える ことにより混合する。ガムベースはミキサ自体の中で溶融してもよい0着色料も この時点で加えることができる0次いで、グリセリンなどの柔軟剤をシロップお よび増量剤の一部などと共に加えることができる0次に、増量剤の更に一部分を 引続き該ミキサに加えることができる。典型的には、香味料は増量剤の最後の部 分と共に添加される。塩と甘味タンパク質とは任意の時点で加えることができる が、これら成分の一方または両方が、相互に物理的に分離状態を保ち得る形状に なければならない。
全混合手順は典型的には5〜15分を要するが、より長い混合時間がしばしば必 要となる。当業者は、上記手順の多くの変形が可能であることを認識するであろ う。
本発明の−B様によれば、意図する甘味タンパク質はエマルションとして配合で き、一方塩は水性溶液として別途添加される。このエマルションは任意の方法で 形成できる。−態様によれば、このエマルシランは、まず該甘味タンパク質を水 に熔解して水性溶液を形成し、次いで該水性溶液を、疎水性をもつ化合物で乳化 することにより調製される。この水性溶液は任意の公知の方法で疎水性化合物で 乳化できる。しかし、この目的を達成するためには乳化剤を用いることが好まし い。
該疎水性化合物は液状香味油を含むことが好ましい、このような香味油は合成並 びに天然香料化合物を包含する。該疎水性化合物も非香味化合物を含むことがで きる。かくして、本発明では植物油および他の疎水性非香味化合物をも使用する 。
該水性甘味料溶液は該甘味タンパク質を25重量%まで含むことができる。しか し、25重量%を越える濃度での使用は、該溶液の発泡を防止するために、避け るべきである。好ましくは、この水性甘味タンパク溶液は約1重量%の該甘味タ ンパク質を含む、いずれにしろ、本発明では様々な濃度の水性溶液を用いる。
この水性溶液は、溶解および/またはその乳化作用を強めるために加熱すること ができる。更に、グリセリンまたは類似の化合物はゲル化を避けるために該水性 溶液に添加できる。
上記エマルションは該水性溶液と香味料とを混合することにより調製できる。こ のエマルションは当分野で公知の任意の様式で形成できるが、好ましくは乳化剤 を用いて該エマルションを形成する。
本発明で用いる乳化剤はあらゆるスパン、トウイーンまたは類似の化合物を包含 する。好ましくは、該乳化剤はその親水性−疎水性バランス(HLB)数によっ て該疎水性化合物に調和させる。乳化剤のHLBはその親水性−疎水性バランス 、即ち乳化剤の親水基および親油性基の寸法および強度の釣合いを表すものであ る。
1940年代後半以来当業者には公知であるHLB系は適当な乳化剤を選択する 上で有用であり、周知の高価でない乳化剤はレシチンである。
塩は該エマルションとは独立に、その添加前または添加後に、固相もしくはある 液体に溶解した状態で、チューイングガムに加えることができる。この塩は、上 記甘味タンパク質との物理的分離を促進するような形状に変えることもできる。
即ち、この塩を、当分野で公知の方法で包封し、もしくは被覆することができる 。
該エマルションは、更にその形成に本質的でない他の成分を含むことができる。
このような成分は着色剤、例えば染料、レーキ、および天然色素、食物酸、グリ セリンおよび同様な成分、医薬、並びに比較的迅速放出される高強度甘味料、例 えばアスパルテーム、スクラロース、アセスルファム−に1シクラメート類およ びサッカリンなどを含むが、これらに限定されない。
本発明のもう一つの態様によれば、チューイングガム組成物は別々の部分から構 されてもよく、その一つの部分は塩を含み、もう一つの部分は甘味タンパク質を 含む。例えばこの子二一イングガムはに存在していてもよい。更に、高強度甘味 料はコア部分に含まれるか、あるいはコア部の表面に適用することができる。
本発明のチューイングガムのコア部は従来法で製造する。即ち、上記ガムベース を加熱し、ミキサ中に投入する。着色しようとする場合、この時点で添加し、次 いで甘味料、可塑剤および香味料を添加できる。このチューイングガムのコア部 をミキサから取出し、当業界で周知の公知の製品形成装置内で伸ばす。
例えば、甘味タンパク質含有層を、該甘味タンパクを含む圧延コンパウンドを適 用することにより、塩含有コア部分の表面に設けることができる。この圧延コン パウンドは、マニトール、ソルビトール、スクロース、殿粉、炭酸カルシウム、 タルク、他の経口的に許容される物質またはこれらの混合物との組合せで甘味タ ンパク質を含む。この圧延コンパウンドは、チューイングガム組成物の重量の約 0.25〜約10.0%、好ましくは約1%〜約3%をなす。
この圧延コンパウンドは、好ましくはガムを製品形成装置内で圧延する直前に、 周知のダスティング法を利用してコア部表面に適用でき、これによってガムとロ ーラーとの、特にガムが温い場合における付着を防止する。
更に別の態様によれば、粉末スプレー法によって、甘味タンパク質をコア部表面 に付着することが可能である。このような方法において、甘味タンパク質を含む 粉末を、表面に噴霧される加圧ガス中に浮遊させる。
他の態様では、コア部表面上に噴霧される溶液として、甘味タンパク質を該表面 に適用できる。この方法では、甘味タンパク質を含む水性溶液を形成し、次いで エーロゾルミストとして噴霧する。
チューイングガムコア部表面への甘味タンパク質の適用は米国特許第4; 5! 32.076号(アーノルド(Arnold)等)により詳しく記載されている 。この特許の教示を本発明の参考文献とする。
更に他の本発明の態様によれば、チューイングガム組成物は内腔および該空洞を 満たす液体中心を包囲する咀しやく性のガムベースシェルをもつことができる。
この液体中心部充填物は甘味タンパクを含み、鉄用しゃく性ガムベースが塩を含 む。
このチューイングガム組成物のシェル部分は任意の公知の方法で作製し得る。即 ち、まずガムベースを加熱し稼動中のミキサーに装入する。着色する場合には、 この時点で添加でき、次いで増量剤、可塑剤、香料および塩を加えることができ る。鉄塩あるいは甘味タンパク質は、分離を確実なものとするために、エマルシ ョン形成、カプセル化などの物理的分離法で更に処理できる。このチューイング ガムを該ミキサから取出し、公知の方法で公知の製品製造装置を用いて、成形し 、次いで液体中心部充填物で満たす。
この液体中心部充填物は甘味タンパク質に加えて、1もしくはそれ以上の炭水化 物シロップ、グリセリン、増粘剤、香味料、酸味付与剤(acidulants ) 、着色剤、糖および糖アルコールを適量で含むことができる。これらの成分 は任意の公知の方法で配合できる。勿論、この構成を逆にして、塩を液体中心に 存在させ、甘味タンパク質をシェル中に存在させることも可能である。
甘味タンパク質を含むチューイングガム組成物の液状中心部充填物およびその製 法に関するより完全な議論は米国特許第4.642.235号〔リード(Ree d)等〕に与えられている。この特許を本発明の参考文献とする。
上記以外に、他の物理的分離チューイングガム構成をも本発明では意図する。か くして、本発明のチューイングガムは平坦型であり得、別別の層を含み、その一 つは塩を含み、他方は甘味タンパク質れた層を結合することにより作ることがで きる。更に、酸塩および/または甘味タンパク質は、当分野で公知の任意の技術 によりその物理的分離性を強めるために処理することができる。このような技術 は、例えばカプセル化、雲霧−乾燥、雲霧冷却、流動床被覆、および水性ゼラチ ンと甘味料とを混合し、次いで乾燥し、粉砕し、場合により造粒する方法などを 含むが、これらに制限されない。
上記好ましい態様に対する同等な範囲の変更、改良を施すことをも本発明では意 図しているものと理解すべきである。以下の実施例は本発明を何等限定するもの ではなく、単に様々な態様の例示としてここに含められているにすぎない。
大意■ チューイングガムA−されていない ンパク とチューイングガムを13分の混 合スケジュールで製造する。
twoにおいて、ガムベースの混合を開始し、すべての成分をこのスケジュール の終了時までに添加する。
混合開始前に、塩とタウマチンとを含むエマルションを調製する。
まず、10%タウマチンおよび40%の塩を含む水性溶液を調製する。この水性 溶液を乳化剤、例えばレシチンおよび疎水性成分、例えば香味料を含む溶液と混 合して、エマルションを形成する。
該ガムベースの混合を開始したら、任意の時点で種々の成分を添加できる。t− 8分において、塩とタウマチンとを含有するエマルションを、他のチューイング ガム成分に加えて、1100ppの塩と25pP−のタウマチンとを含むチュー イングガムを作る。得られるガムは、一般に受容される量のガムベース、グリ゛ セリン、ソルビトール、マニトールおよびアスパルテームを含む標準的なシュガ ーレスチューイングガムであり得る。
チューイングガムB−味タンパク と とは されているチューイングガム処方 において、同等な量のガムベース、グリセリン、ソルビトール、マニトールおよ びアスパルテームを、同様な13分混合スケジュールで用いることができる。し かし、この混合スケジュール中に、40%水性塩溶液をt−8分にて加え、一方 タウマチンを含むが塩を含まないエマルションをt=10分にて加える。添加す る塩溶液の量は最終的に得られるチューイングガム製品において塩濃度を110 0ppとするのに十分な量であり、一方添加するエマルションの量は最終製品中 でタウマチン濃度を25p11IIとするのに十分な値である。このエマルショ ンはタウマチンを塩から物理的に分離状態に維持する。
チューイングガムAとBとを比較すると、咀しゃ(者はチューイングガムAから はより低い香味並びに甘味を経験するであろう、かくして、チューイングガム中 のタウマチンの香味並びに甘味作用は、塩と甘味タンパクとを物理的に分離する ことにより増強されるであろう。
手続補正書(方式) %式% 3、補正をする者 事件との関係 出願人 4、代理人 7、補正の内容 別紙のとおり 明細書及び請求の範囲の翻訳文の浄書 (内容に変更なし) 国際調査報告

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.咀しゃく性ガムベース、香味料、甘味タンパク質およびチューイングガム重 量の約10〜約1,000ppmの塩化ナトリウム、塩化カリウムおよびこれら の混合物から選ばれる塩を含み、該甘味タンパク質と塩とが実質的に物理的に分 離されていることを特徴とする高い香味をもつチューイングガム組成物。
  2. 2.該チユーイングガムがその約5〜約1.000ppmの量で該甘味タンパク 質を含む、請求の範囲第1項記載の組成物。
  3. 3.該チユーイングガムがその約0.1〜約10重量%の量で該香味料を含む、 請求の範囲第1項記載の組成物。
  4. 4.該甘味タンパク質がタウマチンまたはモネリンを含む請求の範囲第1項記載 の組成物。
  5. 5.2種の部分を含み、該塩が一方の部分に存在し、かつ該甘味タンパク質が他 方の部分に存在する請求の範囲第1項記載の組成物。
  6. 6.咀しゃく性ガムベース、香味料、甘味タンパク質および塩化ナトリウム、塩 化カリウムまたはこれらの混合物から選ばれる塩を配合する工程を含み、該塩と チューイングガムが、これらが実質的にかつ物理的に分離されるように添加され ることを特徴とするチューイングガムの製法。
  7. 7.該甘味タンパク質がタウマチンを含む請求の範囲第6項記載の方法。
  8. 8.該甘味タンパク質がモネリンを含む請求の範囲第6項記載の方法。
  9. 9.該甘味タンパク質が、該チユーイングガム重量の約5〜約1,000ppm 、の量で配合される請求の範囲第6項記載の方法。
  10. 10.該塩が該チューイングガムの重量の約10〜約1,000ppmの量で配 合される帯の鯛第6項記載の方法。
  11. 11.配合前に、該甘味タンパク質をまず水、乳化剤および疏水性成分と混合し てエマルションを形成する請求の範囲第6項記載の方法。
  12. 12.甘味タンパク質含有圧延コンパウンドを、塩含有チユーイングガム表面に 適用する請求の範囲第6項記載の方法。
  13. 13.該圧延コンパウンドが核チューイングガム重量基準で、約0.25〜約1 0重量%である請求の範囲第12項記載の方法。
  14. 14.該咀しゃく性ガムベースが、塩を含みかつ内部空洞をもつシェルを含み、 かつ該空洞が甘味タンパク質を含む液状中心部充填物で満たされている請求の範 囲第6項記載の方法。
  15. 15.第1の塩を含む咀しゃく性ガムベース層を、甘味タンパク質を含む第2の 咀しゃく性ガムベースと共に同時押出しする請求の範囲第6項記載の方法。
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