JPH02501021A - ディジタル信号符号化装置 - Google Patents

ディジタル信号符号化装置

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ディジタル信号符号化装置 〔技術分野〕 本発明はディジタル信号の変調および復調に関する。
〔背景技術〕
位相振幅変調では、入力ビットをグループ毎に分け、それぞれのグループを位相 ダイヤグラム内の複数の信号点のいずれか一つに割り当てる。トレリス符号では 、ビットの組合わせと一対一に割り当てるために必要な数より多くの信号点が許 容され、その選択は畳込み符号器を用いて行われる。
畳込み符号器は、どの時点でも、複数の状態のいずれかの状態をとる・。その入 力はシンボルのクロック速度で変化する。そして、入力により、現在の状態から 次の状態に遷移する。ある状況(現在の状態と現在の入力との組合せ)では、次 の状態が現在の状態と同一となることがある。出力はその状態に依存し、入力に も依存する。
この構成では、ある信号点シーケンスについては許容するが、別のシーヶ、ンス は許容しない。このようなシーケンスについて、とタビ復号器により「軟判定」 復号化を行う。これにより、信号点を冗長配置しない場合に使用される符号化に 比較して、雑音特性を改善できる。トレリス符号化については、ウンガベック著 、「チャネル・コーディング・ウィズ・マルチレベル/フェイズ・シグナルズ」 、IEEE )ランザクションズ・オン・インフォメーション・セオリイ第1T −28巻第1号、1982年1月(”Channel Coding with  Multilevel/Phase Signals” by G、IJng erboech、 IEEE Trans、on Informa’tionT heory、 Vol、1T−28No、1. January 1982)に 詳しく説明されている。
差動符号化を用いる場合には、符号化方法の選択により、90°位相ジャンプに よって生じるエラーをその直後だけにとどめ、エラーが持続しないようにできる 。これを以下「90°位相ジャンプ耐性(90” phase jump in u++unity)」という。この90@位相ジャンプ耐性を得るためには、従 来は、シンボルあたり少なくとも2ビツトを用いて差動符号化することが必要で あると考えられていた。
しかし、シンボルあたり1ビツトで、90°位相ジャンプ耐性をもつトレリス符 号化を使用できることがわかった。このためには、QAM信号配置における4個 の信号点を必要とする。
〔発明の開示〕
本発明によると、畳込み符号器と、この畳込み符号器の状態に応答する手段と、 この畳込み符号器に二人力を供給する入力手段とを備え、 (i)上記畳込み符号器は、あらかじめ定められた複数nの状態をとるこ七がで き、前の状態がどのような状態の場合でも、規則的な周期で、二値入力にしたが って相互に異なる二つの状態のいずれかの状態をとる構成であり、この符号器の 動作が状態遷移図で表され、この状態遷移図は、上記複数nの状態を点とそれぞ れの遷移とにより表現し、二つの状態の間またはある状態から同一の状態へ遷移 の方向を終端が状態を表す点に接続された線により表現するものであるとき、そ の状態遷移図は90°乗算による回転でも変化せず、(ii)上記応答する手段 は、次の状態として可能なそれぞれ一対の状態に対して相対位相が0.90.1 80および270度の四つの信号のいずれか割り当てられたものを発生する構成 であり、その信号の割り当てが、三つの状態により得られる4b種類のシーケン スのそれぞれについて、そのシーケンスにより得られる信号対が、そのシーケン スを90°回転させたときに状態遷移図上で得られるシーケンスにより生成され る信号対と同じ位相差をもつように行われ、(iii)入力手段は、1ビツト入 力のス) +7−ムに応答して上記畳込み符号器に二値入力を供給することによ り、ひとつのビット値が前号と位相差Cまたはdの位相差の信号を生成するよう に上記畳込み符号器の状態遷移を制御する構成である符号化装置が提供される。
ただし、a、b、cSdは0.90.180および270度から別々に選択され る値である。
本発明のいくつかの実施例について、添付図面を参照して説明する。
[図面の簡単な説明] 第1図は復号器を備えた本発明の符号化装置の概略的な構成を示す図。
第2a図、第2b図、第2c図はCCITT勧告V3勧告単32る符号器の信号 点のマツピングおよびブロック構成を示す図。
第3図(a)、(ハ)はV32符号器の状態遷移および信号サブセットを示す図 。
第4図(a)、(へ)゛は本発明第一実施例の符号化装置の状態遷移および信号 サブセットを示す図。
第5図は第4図により表される装置のブロック構成図。
第6図は第5図の装置についての別の論理を示す図。
第7図は状態遷移図を示す図。
第8図は第2図に示したV32符号器の状態遷移図。
第9図は第5図に示した装置の状態遷移図。
第10図および第11図は第5図に示した装置で使用できる別の状態遷移図。
第12図は情報ビットのマツピングを示す図。
第13図は信号の位相を示す図。
第14図は本発明第二実施例の符号化装置の状態遷移図。
第15図は第二実施例の符号化装置のブロック構成図。
第16図社第4図に示した内容を状態番号と共に示す状態遷移図。
第17図は修正された信号名を示す図。
第18図は本発明第三実施例の符号化装置の状態遷移図。
第19図はこの装置のブロック構成図。
〔発明を実施するための最良の形態〕
第1図は本発明を実施する伝送装置の一般的な構成を示す。単一ビット人力Qは 符号器Eに供給される。この符号器Eは、畳込み符号器と、入力Qに依存して状 態遷移を制御することにより出力位相の差分を常に同一の入力ビツト値に対応さ せる装置とを備える。この制御は一般に、入力を差動符号化することにより行わ れる。信号マツピング回路SMは変調器を含み、この変調器は、符号器がら信号 線L1、L2を経由して適当な情報が供給され、符号器状態と入力信号とに依存 して出力信号位相を決定する。
出力信号は、伝送チャネルTCを経由して受信機RXに接続される。
伝送チャネルTCの遅延および位相回転は既知である。受信機RXは最尤検出器 を備え、この最尤検出器は、信号点のどれを受信したとみなせるかを示す2ビツ ト出力f1、f2を生成する。復号器りは、2ビツト出力Y1、Y2から検出さ れた信号ビットの出力0を導く。
本発明を実施するには、CCITT勧告V3勧告単3233に準拠した符号器を 改良する。勧告V32 (9600ビット/秒)では、シンボルあたり4ビツト の符号化を行うが、CAM (直交振幅変調)位相ダイヤグラム内の32個の信 号点が必要となる。′トレリス符号を用いない場合には16個の信号点を用いる 。勧告V32の信号点配置を第2a図の位相ダイヤグラムに示す。第2c図には V32符号器を示す。この符号器は、4ビツトの入力信号をひとつのグループと して符号化する。これらのビットを01.02.03.04で表す。これらの4 ビツトの入力信号から、入力信号そのままの04.03と、Yl、 Yl、YO との5ビットを導出し、この5ビツトで出力すべき信号点を表す。5ビツトの数 YOYIY2Q3Q4の信号点へのマツピングを第1b図に示す。このマツピン グはマツピング部1により行われる。マツピング部lは、第2a図の座標軸に対 応して、直交出力M” 、M’を生成する。この直交出力が直交変調器(図示せ ず)を駆動する。以下では、YOYIY2の値が同一の信号点を信号点配置の「 サブセット」という・ビットYl、Y2は、入力ビット01.02を第1表で定 義される差動符号化することにより得られる。このプロセスはモジュロ4再帰加 算(02、Y2が最上位桁)と等価であり、モジュロ4加算器2と1シンボル周 期の遅延回路3.4とより実行される。
第1表 差動符号化 ピッ)YOは、畳込み符号器5により、Yl、Y2からめられる。符号器5は8 つの状態をとることができ、シンボル周期毎に、Y2、Ylに依存して新しい状 態(前の状態と同一である場合もある)に遷移する。出力YOは符号器の状態の 関数である。符号器5は、図示したように、五個のモジュロ2加算器(排他的論 理和回路)と、三個の1シンボル周期遅延回路と、二つの論理積回路とにより構 成される。
符号器の状態は、図示した3ビット−2,111、YOで表すことが便利である 。
第2表は勧告V32の畳込み符号を示す。最初の行に示した現在の状態について 、それぞれ4つの可能な新しいディジッ) (Yl、Y2)が与えられる。その それぞれについて、その結果送信される信号サブセットYOYIY2と、新しい 状態112WIYoとを示す。第2表に信号サブセットとして示した3ビツトは 、第1b図に示した32個の信号点配置にマツピングされた5ビット信号のうち の最初の3ビツトである。
残りの2ビツトは、各サブセットに含まれる4個の信号点からの選択のためのも のである。第3図に符号遷移およびサブセットのマツピングをより簡潔に示す。
信号サブセットはモジュロ8の整数YOYIそれぞれの遷移時に送信される信号 サブセットを左上に示す。第3図(ハ)の同様の整数はサブセットのマツピング を示す。
第2表 V32畳込み符号化 本発明の目的は、この符号をシンボルあたり1ビツトの符号に修正することであ る。勧告V32と同一のシンボル速度の場合にはビット速度が2400ビット/ 秒となるが、本発明では実際のビット速度を特に問題としていない。ここでは、 信号点配置の4個の点を使用することが必要となる。したがって、8個の信号点 サブセットのうち4個を越えて使用することはできない。90°位相ジャンプ耐 性を得るために、サブセット0.1.6.7またはサブセット2.3.4.5( 第3図参照)から四つの信号点を選択する。ビット03、Q4 (VB2の場合 にはさらに05.06)の固定パターンはいずれも、4個のサブセットが選択さ れたときに、位相ダ°イヤグラム内の直交対称を有する4つの信号点を与える。
符号化されないビットは、4点信号遷移に対する異なるパワーレベルを設定する ために使用される。
第2表を参照すると、Y1=YOに設定したときには、信号がサブセット0.1 .6.7に限られる(Yl≠YOに設定したときにはサブセット2.3.4.5 に限られる)。このとき、それぞれの状態からの可能な遷移は二つに限られる。
これを第4図に示す。第2図を参照すると、Y1=YOに設定することにより帰 還条件が緩和され、符号器内の帰還回路に遅延回路を含んでいてもよくなる。し たがって符号器の出力は、妥当なり32トレリス符号シーケンスを保つ。
差動符号器の入力では、01をY1=YOの条件を満たす値で置き換えなければ ならない。モジュロ4加算器は、Y、To =01h CD、Ylに−+を出力 するが、これは、 YOk=01− eYOb−1 すなわち、 01k =YOk eYOll−3・・・・・・−(1)であることを含む。
本発明の第一実施例の符号器を第5図に示す。この符号器は、マツピング部11 と、モジュロ4加算器12、遅延回路13.14を含む入力部10は、畳込み符 号器15とを備える(これらは第2図の回路と同等である)。第2図に示した符 号器と異なるのは、(a) 04および03が固定され、 (b) Q2で表される入力に1ビツト入力が供給され、(C) マツピング部 11および畳込み符号器15のY1人力が畳込み符号器の出力YOから供給され (モジュロ4加算器の最下位桁出力が常にYOに等しいので、実際にはこれに接 続したままとすることができる)、 性的論理和回路)16から供給され、このモジュロ2加算器16の入力には、畳 込み符号器15からのYOと、遅延回路14を経由した遅延したYOとが供給さ れる ことである。
第5図に示した符号器により符号化される信号は、勧告V32準拠の復号器によ り復号化でき、単一の出力ピッ)Q2を与える。不要ビット01.03.04は 破棄される。
この符号器の到達可能な利得は、符号化せずに2点間伝送を行う場合をOdBと して3.98dBであり、9600ビット/秒のときにも同じ利得が得られる。
実際の利得能力は9600ビット/秒の場合より2400ビット/秒の場合のほ うが高い。これは、最隣接処理が少ないからである。、V32′J6よびVB2 では、特定のトレリスパスに対して16個の最隣接パスが存在しうる。2400 ビット/秒のモードでは、特定のトレリスパスに対して最隣接バスがひとつしか 存在せず、いくつかの)<スは最隣接バスをもたず、次の隣接パスをもつだけで ある。
以上の符号器の動作は、V32符号器との関係で便利である。しかし、ハードウ ェアにより実現するうえで冗長となる。最も明らかな冗長性は、モジュロ4加算 器のひとつの出力を使用しないことであり、また、YOの遅延した値、すなわち 畦が畳込み符号器15により得られるので、遅延回路14が使用されないない。
第2図に示した加算器12.16および遅延回路13.14を用いた構成は、三 つの排他的論理和回路12A 、 12B 、 12Cと、三つの遅延回路13 A 、 13B 、 14と、論理積回路120と反転回路17とを用いた第6 図に示した構成と論理的に同等である。冗長な遅延回路14を除去したことによ る問題はない。実際に、排他的論理和回路12Bの出力Vは符号器状態の論理関 数であり、 V= (IG2 AND Ml) OR(j12 AND (WleYO))  −−−(2)となる。
符号器15 (Yl、YOの信号線を備える)は請求項1により定義された畳込 み符号器を形成し、マツピング部11は符号器状態(および信号′12)に応答 するマツピング手段を形成し、入力部10は入力手段を形成する。また、12B  、 12C、120,13B 、14および17の回路(または(2)式にし たがう等価な論理)は、排他的論理和回路12とともに、修正された畳込み符号 器の一部とみなすこともできる。その場合には、入力手段は、モジュロ2差動符 号化を行う12A 、 12Aの回路だけとなる。
本発明の他の実施例について説明する前に、幾何学的に制限された状態遷移図を 導入する。これは、畳、込み符号器の動作を説明するうえで非常に都合がよい。
特に、畳込み符号器に90゛位相ジャンプ耐性をもたせるための制約が、状態遷 移図上の対称性により表される。
状態遷移図は複数の点(第7図に「X」で示した)を含み、各点がそれぞれ符号 器状態を示す。矢印はひとつの状態から他の状態への許される遷移(許される場 合には自分自身への遷移)を示す。第7図は、単純な例として、規則的なりロッ クにより動作し、何らかの入力によりイネーブルとなる2ビツト計数器の例を示 す。計数器がデセーブルのときは、次の状態は前の状態と同一である。どの状態 のときにも、その状態から次の二つの状態のいずれを選択するかについては、入 力により決定される。
第8図は第2図に示したV32畳込み符号器15に対する状態遷移図である。状 態番号を円内に示し、問題となる状態を示す。実線はY1=YOに対応する遷移 を示し、破線はYlf−YOに対応する遷移を示す。
実線だけが第5図に示した畳込み符号器15の動作を示す。
8状態の符号器のための状態遷移図を構築するについて一般的な問題を考慮する と、符号器への1ビツト入力を4点の信号点配置に符号化するためには、明らか に、どの状態からも二つの可能な遷移バスが存在し、どの状態へも二つの可能な バスが存在する(同一状態に出入りするパスの可能性は除外していない)。
ここで、符号器シーケンスとして許容できるのは、受信信号に発生する可能性の ある4種類の90度位相回転に対応する状態シーケンスであり、4つの適正な符 号器状態シーケンスの組のうちの一つである。この制限は、90”回転対称な状 態遷移図を描く必要性により、当然に状態遷移図内に形成されると仮定する。1 80°、120 ’ 、、45゛または他の360°を固定整数で割った角度に ついて、受信信号の回転に対する耐性が要求されるシステムの状態遷移図を構築 する場合にも、同等の議論を行うことができる。ここでは単純のため90゛信号 回転に対する耐性が必要な場合に議論を限定するが、同じ結果を単純な、アナロ ジイを用いて他の回転耐性に適用することができる。
第9図はV32変調符号のYl=YO遷移に対する状態遷移図を示す。この状態 遷移図は、90゛回転対称性をもつように、すわなち、受信信号の90゛回転に 対する耐性が得られるような符号特性を示すように描かれる。この状態遷移図は 、連続して90”ずつ回転させても、遷移を示す矢印の方向を含めて、その形状 は一定である。
所望の位相耐性を有するシステムに対して、さらに別の条件が要求される。それ は、送信された信号点についての状態遷移のマツピングである。この条件もまた 状態遷移図で表すことができる。第9図にはこの条件を含んでおり、矢印に使用 した線の種類(実線、点線、破線または一点鎖線)が、第9図の右半分に示した 4つの信号点への遷移のマツピングを示す。第9図が90°ずつ連続して時計方 向に回転すると、開始点が異なることによる違いはあるものの、遷移に関連した 信号点はすべてahcdabcd−の順で変化する。システム内に90゛位相耐 性をもたせるための必要条件としては、状態遷移図が連続して90°ずつ同じ方 向に回転しても、信号点にマツピングされるシーケンスの順序が状態遷移図内の すべての遷移に対して同一であることが挙げられる。この条件はまた、第10図 の状態遷移図に示すように、Y1≠YOの制限に対応するV32符号遷移の場合 にも満足される。第8図で1.4.3.6で示した状態について、第10図では 、明確のために180°回転させている。第9図および第1θ図は変調符号に対 する状態遷移図を示すが、それぞれの図で示される変調符号は、シンボルあたり 1情報ビツトを送信するに適した符号であり、受信側において90゛位相不明瞭 性に対する耐性が得られるような符号である。これらの状態遷移図は共にV32 符号から導くことができる。第11図は別の8状態符号の状態遷移図を示すが、 この符号もまた、90゛位相不明瞭性に対する耐性を有する。第18図はこのよ うな耐性が得られる16状態符号を示す。これらの状態遷移図についても、土浦 の符号に対する規則を満足していることがわかる。
伝送のために変調符号を使用する実用上の目的は、符号化されていない変調に比 較して、伝送チャネル内の雑音に対する耐性を増加させることにある。符号化変 調を利用すると、特定の情報ビットが多数の送信信号に影響する。これに対して 符号化しない場合には、一つの情報ビットは一個の二次元信号標本に影響するだ けである。
特定の情報ビットを多数の送信信号に影響させるのは、二つの異なる情報ピット シーケンスにより二つの信号シーケンスが送信された場合に、これらの信号シー ケンスの総「距離」を大きくするためである。距離を測定する適当な方法は、二 つの異なる情報ピットシーケンスにより差異の生じたシンボルについて、そのシ ンボルの数だけ、二つの信号の間の距離の自乗和をとることである。異なる情報 シーケンスに対する変調符号として許容された一対の信号シーケンスについて、 その距離が最小となる信号シーケンス対を「最近接」対という。符号を設計する には、他の条件により制約される中で、最近接距離を最大とすることが必要であ る。
符号化の詳細について、それぞれの符慢器状態から二つの遷移が発生する場合を 例に説明する。信号間の距離を大きくするには、遷移によって生じる信号点を信 号点配置の対角線上の反対側に配置することが必要である。このとき、前に送信 された信号点を含む対を選択するか、その点を除いた対を選択するかの問題が残 る。そこで再び大きな信号距離を得るための条件を考えると、共通の状態から得 られるいずれの状態遷移対に対しても、それぞれの状態遷移によりマツピングさ れる信号対が対角線上で向き合うことが必要である。
4状態符号化では、以上の要求を満たし、かつ90゛位相不確定性に対する耐性 を得ることは不可能である。しかし、8またはそれ以上の4の倍数の状態による 符号を用いる場合には、共通の状態から分出したとき、または共通の状態に収束 したときに、位相に対する要求を満たしながら最大可能信号距離を達成できる。
これは、上述した状態遷移図により得られる三つの8状態符号のそれぞれに示し たとおりである。最近接信号点の間の距離を「1」とすると、対角線上に対向す る二つの状態の間の自乗距離は「2」となる。これはまた、類似する無符号化変 調の場合に使用される二つの信号点の間の自乗距離に等しい。共通の状態から分 出する場合と共通の状態から収束する場合とについて、双方ともに自乗距離が「 2」であることから、情報ビットの個別のシーケンスに対するどのような状態遷 移シーケンス対も、その自乗距離は少なくとも2+2になることが確れていない 変調に対して)が得られる。
90゛位相耐性を有する8状態符号を用いると、遷移バスが一度分出したとき、 少なくとも三番目の遷移まで再収束することはない。
これは、第9図ないし第11図で定義された三つの符号例で示される。
ここで、第二の遷移対、すなわち最初の分出の後でしかも三番目の遷移において 可能性のある再収束の前に生じる遷移の対によって、最近接バスの間の自乗距離 が確実に影響を受けるかどうかの問題がある。中間の遷移対が同じ信号点にマツ ピングされる場合には、このような寄与は生じない。第11図に示した状態遷移 図を用いると、このようなことが可能である。信号点を小文字で表すとき、例え ば状態パx A (a) B (d) C(c) D (d) HとA (C)  E (d) A (C) E (b) Hとは、開始点および最終点が共通で あり、内側の(二つ)の遷移対は信号距離に寄与しない。
第9図および第10図に示した符号は、双方共に、中間の遷移対から確実に信号 距離の寄与を受ける。これを実現する手段について説明する。状態を「v」状態 と「W」状態との二つに分類する。■状態は、出遷移に対してマツピングされる 信号状態対が、入遷移に対してマツピングされる信号状態対と同じ場合の状態で ある(これは第9図の再帰状態0.7.2および5を含む)。これに対してW状 態は、出遷移が入遷移の場合にマツピングされる信号点とは異なる信号点にマツ ピングされる場合の状態である。第9図および第10図の双方において、状態0 .7.2および5はV状態であり、他がW状態である。どちらの符号も、共通の 状態からの遷移対が常に、一方がV状態への遷移であり、他方がW状態への遷移 である特徴を有する。これにより、対角線上に対向して配置された信号点対に対 応する互いに異なる遷移対から、二番目の遷移対を選択できる。したがって、最 近接対として保証された三つの遷移対のうちの一つを第二の遷移対として用いる ことにより、自乗距離に1が付加され、総自乗距離が5となり、符号化利得が1 0x log(5/2)−3,98dBとなる。
16状態符号では、分出した一対のバスが収束するまでに、四つの遷移対が発生 しなければならない。第18図により定義さる符号では、状態0.1.2.3. 4.5.6および7が■状態であり、他がW状態である。4つの遷移の前に再収 束することはなく、すべてのバスは一つのV状態と一つのW状態とに分出し、す べてのバスが一つのV状態と一つのW状態とから収束する。これにより、再近接 バスの第二の遷移対および再収束対の前の遷移対が自乗距離をそれぞれ1増加さ せ、符号化利得が10x log(6/2) =4.77dBとなる。
本明細書で問題としている符号を定義するためさらに必要なことは、一つの情報 ビットを状態遷移または信号にマツピングする方法について、回路設計および回 路製造の当業者が実現できるように明示することである。特に、受信側において 、受信信号配置の90°角度方向に依存せずに、情報ビットの正しいシーケンス を導出しなければならない。これは、情報ビットを信号点配置上にマツピングで きなければならない、ということである。マツピングのプロセスには回転対称性 が保持されなければならず、これが保持されるなら、一つの信号点からの遷移に 対するマツピング、すなわち、回転対称性のある他の信号点からの遷移に対する マツピングが定義される。
回転対称性とは、例えば90°乗算による信号遷移図の回転による対称性をいう 。
第13図は、4つの信号点a、b、cおよびdと、情報とツ)Qの可能なマツピ ングの対、すなわち信号点「a」から自分自身へまたは他の信号点への遷移への マツピングとを示す。このマツピングは、すべての異なる符号シーケンスの間で 大きな信号距離を得るという上述した所望の目的に適合し、ここで例示するすべ ての符号に適するが、4状態符号では90°位相耐性を得ることはできない(こ れは、4状態符号では、状態に入るときと状態から出るときとで対角線上に対向 する対を使用するという要求を満たせないからである)。信号点raJは、例え ばSlへの遷移に対応する。Slが上述した「v」状態であるなら、第13図は ピッ)Qを信号点raJから信号点raJまたはrcJにマツピングすることを 定義し、Slが上述した「W」状態なら、Qは信号点raJから信号点「d」ま たは「b」への遷移にマツピングされる。この系において、90°耐性のために 、信号遷移図のどのような90°回転に対しても、遷移マツピングの方向が維持 されるようにしなければならない。第13図はこの要求を満たすひとつのマツピ ングを定義する。同等の良好なマツピングも可能であり、二つのQ=0/Q=1 マツピングのいずれか一方または双方を互いに交換することにより得られる。
状態遷移図と信号遷移マツピング図とは、双方ともに符号を定義し、それが所望 の特性をもつことを確実にする。
第9図、第10図および第13図で定義した変調符号は、V32符号よりも一般 的であり、例えば種々の信号マツピングが可能である。これに対してV32は、 モジュロ4差動符号化を使用するような符号マツピングに限定されている。
以上の特徴をまとめると以下のようになる。
第一に、符号化の条件として、 (1)状態はそれぞれ一つの点として描かれ、一つの状態から次の状態へのそれ ぞれ可能な遷移を表す線により接続されると仮定するとき、直交対称性すなわち 何度90°回転を繰り返しても変化しないような遷移図を描くことが可能である 。
(2)状態遷移図内の同等の点を接続する四つの線で状態遷移図を周回するシー ケンスを選択した場合には、状態遷移図が0”、90”、180°、270 ” 移動しないかぎり、その線により指定される信号点列はある周期的なシーケンス をとる。例えば、信号点aで出発した四つの線のシーケンスがabedの信号列 を与える場合には、信号点すから出発したシーケンスはbcdaの信号列となる 。
(3)信号点のマツピングは、第13図の形態のマツピング図により表されると き、90’回転対称性をもたなければならない。
の各条件が必要である。
第二に、本質的なことではないが、符号化利得を最大にすることが必要であり、 このために、 (4)開始点からの二者択一のバスは、位相ダイヤグラム内で180゜離れてい る出力信号に対応する。ひとつの状態に遷移する二つのバスについても同様であ る。これに対して本発明の目的は、基本的に、符号器状態(さらには入力信号) と信号点とのマツピングに関するものであり、すべての状態遷移図で可能なわけ ではないので、これは符号器自身に関連する。
(5)どのような状態対(または一つの状態)を選択しても、他の状態を経由し て状態対を接続する(または自分自身に戻る)のに、同じ長さの二つの経路が存 在することが明らかである。二つ状態を接続する経路(どの状態対に対しても、 またはどの状態に対しても)の最小の長さが大きくなるほど、符号利得が高くな る。したがって、この最小長さをできるだけ大きくすべきである。
(6) (3)の条件が満たされたとき、さらに、符号器により許容される三つ の状態のシーケンスのそれぞれについて、最初の状態が与えられたとき、第二の 状態と第三の状態との間の四つの可能な遷移が、四つの信号点のうちのそれぞれ 異なる点に対応することが必要である。
の各条件が必要である。
本発明の第二実施例の符号化装置について説明するが、この装置もまた、第9図 に示した状態遷移図を使用する。しかし、この状態遷移図を実現する回路は、V 32畳込み符号器に比較して簡単なハードウェア構成で実現できる。
符号器の開発は、畳込み符号器の状態遷移図の選択(上述)、位相ダイヤグラム の点の状態遷移への割り当て、状態遷移と入力信号との正しい関係の取得の三つ の段階からなる。
最初に、出力信号点について説明する。出力信号点が、位相ダイヤグラム(第1 3図)の0°、180°にそれぞれ対応する点A1、A2と、90’ 、270 °にそれぞれ対応する点B1、B2とにより表されるとする。
上述の場合と同様に、これらがすべて等しい強度であるとする。明らかに、どの 状態からも、次の二つの状態のうちの一方を選択しなければならない。
位相ジャンプ耐性のためには、 (i)自明であるが、与えられた(指定された)位相差をもつ二つの信号点によ り表されるいずれのシーケンスも、常に同一の意味をもたなければならない。
(ii) 90” (またはnX90’)位相ジャンプにより信号点の転換が生 じる。これは、許容できない信号点シーケンスによるものである必要はない。こ れは、状態遷移図の形態に関するものと、上述した(1)ないしく6)の条件I qより設定された状態遷移と信号点との間の割り当てとに関するものを含む。
第9図に示した状態遷移図を第14図に作り直す。この遷移図の状態を任意に付 加したlないし80番号で参照する。最初の割り当てをどのように選択するかは 任意であり、ここでは、状態1の自己への遷移を有する信号点A1について説− 明する。このとき、上述した(3)の条件により、状態2から状態1への遷移と 、状態1から状態3への遷移とに対して信号点A2を割り当て、さらに、状態2 から状態3への遷移にも割り当てる。
信号点A1の連続する繰り返しは、状態1の繰り返しに対応させる。
90°位相ジャンプ耐性を得るには、他の信号点A2の連続的な繰り返しもまた 許容しなければならず、この繰り返しを他の三つの自己への繰り返し遷移のいず れかに対応させる必要がある。対称性の観点から三つの遷移のうち遷移8を選択 することが示唆され、実際に、上述した(6)の条件を満足するために、信号点 A2の連続的な繰り返しを遷移8に対応させることが必要である。同様にして、 信号点Bl。
B2を状ti6.7に(またはその逆、その選択は任意であり、第13図を横方 向に反転するだけで表される)に対応させることができる。
これらの角の点からの遷移は、時計方向に移動する(1から3.7から5、等々 )。(3)の条件を用いることにより他の割り当てが得られ、それは(2)の条 件と矛盾しない。
その割り当てを第14図に示す。
ここで、入力信号を状態遷移図に対応させてみる。90°位相ジャンプ耐性のた めには、与えられた位相差を有する2つのシンボルのシーケンスが、同一の位相 差を有する他の2シンボルシーケンスと同一の入力値となるようにする。
このような位相差としては四つある(0.90.180.270)。それぞれの 位相差は、遷移図の対称性により制限される二つの3状態シーケンスにより発生 する。例えば位相差が0°となるのは、第14図にA1A1とA2A2で示した 2シンボル(3状態)シーケンスである。他の三つの角度についても同様に、そ れぞれ二つのシーケンスが存在する。
装置の入力が「0」のとき0°の位相差が与えられると仮定する。
このとき、他の三つの位相差のいずれかを「0」1こ対応させなければならない 。残りの二つについては「1」に対応させる。状態を離れる二つの遷移を位相差 180°の信号点に対応させると、「O」入力に対して位相差0°および180 ′を対応させることができない。
そこで、90°と270°との一方を「0」入力に対応させるが、いずれかを選 択する明確な機能的条件はなく、符号化が容易になるように選択する。
第14図の他の角について説明する。この図によると、0°シーケンスおよび2 70°シーケンスは、その開始状態と終了状態が、共に内側の状態2.3.4. 5、または共に外側の状態1,6.7.8である。90°シーケンスおよび18 0°シーケンスは、内側と外側との変化を含む。
信号遷移について説明する。内側の遷移は、必ず時計方向にひとつ移動する。1 ビツト(これをPとする)により内側を「1」、外側を「0」で表し、2ピツ)  (QR)により遷移図を順に廻る位置(状態3に対して00、状態5に対して 01、状態4に対して10)を表す。状態1に状態3と同じ「位置J (00) を割り当て、状態7に状態5と同じ位置を割り当てると、内側の状態からのすべ ての遷移により次の位置が変化し、外側の状態からの遷移の場合にはそのような 変化が生じない。
したがって、 「0」入力は0°または270°のシーケンスに対応し、P=0(外側)がP= 0へ、 P=1(内側)がP=1へ、 「1」入力は90°または180°のシーケンスに対応し、P、−0(外側)が P=1へ、 P=1(内側)がP=0へ となる。すなわち、 「0」入力がP→?→P1 「1」入力がP→?→P の遷移にそれぞれ対応する。
ラッチ回路31(第15図)にPを入力し、これに(排他的論理和帰還回路32 を経由して)入力Hを与えると、H=1のときにはPが変化し、H=00ときに はPは変化しない。したがってHのシーケンス00.01.10.11に対して 、 00 P−P−P ra」入力、 01 P−P−P rlJ 入力、 10 P−P−P rlJ入力、 11 P−P−4P rOJ入力 の対応が得られる。
したがって、Hが遅延回路33および排他的論理和回路34により得られる差動 入力であれば、所望の結果が得られる。
再び第14図を参照すると、内側の状態からの遷移は、常にシーケンス番号QR が「1」だけ増加する。外側の状態からの遷移の場合には変化しない。したがっ てQRにより、Pの直前の値が「l」のときだけインクリメントされる符号器内 の計数値が表される。
これは第15図の遅延口v835.36、排他的論理和回路37.38、論理積 回路39および反転器40により実現される。
ここで、出力点を符号化する必要がある。第14図を第16図に書き直すが、こ の図に示されるPQRの値は、遷移の前の番号ではなく、状態X00およびXI Oがサブセラ)Aの信号点からの遷移を示し、XOIおよびXllがサブセラ) Bの信号点からの遷移を示す。したがって、ピッ)Rの新しい値は第15図に示 したBl入として示される。 。
状態遷移図からさらに、シンボル八l、 Blは、新しいQR(これを以下Q’  、R’という)=01または10のときにPの変化を含む遷移から得られ、Q ’R’=11または00のときPの変化を含まない遷移から得られる。T/2を A1およびB1に対して「0」、A2、B2に対して「1」と定義すると、NO T T/2 = [(Pが変化) AND (Q’ OR’ ))PはH=1の ときだけ変化するから、 T/2=N口T 〔(HAND (Q′ eR′ ) )OR(RAND (Q ’ eR’ )))=HeQ’ eR’ となる。
しかし、RがrL+となるのはBサブセットのときだけであり、B1、B2の表 記を反転させても、第17a図の信号点において、T72=HeQ′ となる。出力T/2は、第15図に示した排他的論理和回路41により得られる 。この排他的論理和回路41には、遅延回路33からHが供給され、遅延回路3 6の入力からQが供給される。
最上位桁をB/入で表し、最小位桁を1/2で表すと、第17b図に示信号点0 0,01.10.11が、0A1 と表される。
第15図に示した完全な符号器は直交変調器42を備え、その動作は117b図 により定義される。
以上の説明では8状態の畳込み符号器を例に説明したが、他の数(4またはその 倍数)の状態を用いることもでき、例えば12状態または16状態を用いること もできる。
第18図は16状態畳込み符号器の状態遷移図を示す。各状態は任意にOから1 5に番号付けられる。信号点の割り当ては、遷移図上に示される信号点位相に対 応して、実線、破線、点線および一点鎖線を用いて示される。この遷移図は、上 述した対称条件((1)の条件)を満足し、また、信号点の割り当てが(4)お よび(6)の条件を満足する。
この符号は、到達可能な符号化利得が4.77dBであり、4点信号配置上の1 シンボルあたり1情報ビツトの符号で、90°位相ジャンプ耐性を有する。
信号点を図示したような二値数0O101,10,11で表すとき、この番号を 個々のビットをH%Lとし、この番号をH:して表す。現在の状態が既知であれ ば、Lの値が前の状態を表し、Lの新しい値(これをL′とする)もわかる。
入力データXの値が与えられたときに、要求される異なる出力位相が、 X = O1,:対してOoまタハ270゜X=1に対して90°または180 ゜ であるとすると、x=0のとき、 H’:L’=H:L+モジュロ4[0:03またはH:L+モジュロ4 [1:  1] X=1のとき、 H’:L’=H:L+モジュロ4[0:11またはH:L+モジュロ4[1:0 ] となる。すなわち、 H’ : L’ =H: L+−T−ジ、04[(XのA):A:1となる。た だし、Aは未定義である。
加算を分離して、 L’ =LeA ゛−(3) H’ =HΦXeAe(L、A) −HeX■Aノ(A、II:) −一一一(4)が得られる。
H’ =HeX(D (r、、(LeL’ ))=HeXe(U、L’ ) − −−(5)となる。
第19図は第18図の符号化を実現する装置を示す。現在の符号器状態(どのよ うな4ビツト表示を用いてもよい)は、4ビツト・ラッチ回路50に蓄えられる 。このラッチ回路50は読出し専用メモリ51の4アドレス入力に接続され、こ の読出し専用メモリ51のデータ出力は、5番目のアドレス入力に依存して次の 状態を表す。[およびL′は復号器52の現在の状態から得られる。3人力のモ ジュロ2加算器53および論理積回路54は、(5)式で表されるH′を生成し 、HはH′を遅延回路55に通すことにより得られる。H′およびL′は直交変 調器56に供給される。
次の符号器状態を生成するために、読出し専用メモIJ51は、現在の状態につ いての情報と、次の状態として可能な二つのうちのいずれを選択することを示す 1ビツトとを要求する。この情報はH′により表され、これが5番目のアドレス 入力に接続される。
ルックアップテーブルを用いることにより柔軟性が得られ、4ビツトによる状態 の表現を任意に選ぶことができる。ただし、4ビツトのうちのひとつがL′に等 しい場合(第18図に示される状態番号の二値表現がL′と等しい最下位ビット を使用する場合)には、復号器52は冗長となる。Lは遅延回路を介して得られ る。
第19図の装置は、基本的に畳込み符号器(ラッチ回路50および読出し専用メ モリ51と、符号器状態およびデータ入力にしたがって動作するマツピング手段 (復号器52、論理積回路54、モジュロ2加算器53、遅延回路55および変 調器56)と、符号器状態の遷移を制御する入力手段(マツピング手段と共通の 52.53.54.55および読出し専用メモリ51へのH′の接続)とを備え る。
D 4・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・ 〔補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法184条の8)平成元年6月 1日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、特許出願の表示 PCT/GB87100861 、発明の名称 ディジタル信号符号化装置 3、特許出願人 住 所 英国イージー1エイ 7エイジエイ・ロンドン・ニューゲートストリー ト81番地名 称 ブリティシュ・テレコミニニケーションズ・パブリック・リ ミテッド・カンパニ 4、代理人 e 177 e 03−928−56735、補正書の提出年月日 ] 第15図は第二実施例の符号化装置のブロック構成図。
第16図は第4図に示した内容を状態番号と共に示す状態遷移図。
第17図は修正された信号名を示す図。
第18図は本発明第三実施例の符号化装置の状態遷移図。
第19図はこの装置のブロック構成図。
〔発明を実施するための最良の形態〕
第1図は本発明を実施する伝送装置の一般的な構成を示す。単一ビット人力Qは 符号器Eに供給される。この符号器Eは、畳込み符号器と、入力Qに依存して状 態遷移を制御することにより出力位相の差分を常に同一の入力ビツト値に対応さ せる装置とを備える。この制御は一般に、入力を差動符号化することにより行わ れる。信号マツピング回路SMは変調器を含み、この変調器は、符号器から信号 線L1、L2を経由して適当な情報が供給され、符号器状態と入力信号とに依存 して出力信号位相を決定する。
出力信号は、伝送チャネルTCを経由して受信機RXに接続される。
伝送チャネルTCの遅延および位相回転は既知である。受信機RXは最尤検出器 を備え、この最尤検出器は、四つの信号点のどれを受信したとみなせるかを示す 2ビツト出力Y”1、Y″2を生成する。復号器りは、2ビツト出力f1、Y′ 2から検出された信号ビットの出力0を導く。
本発明を実施するには、CCITT勧告V32またはV33に準拠した符号器を 改良する。勧告V32 (9600ビット/秒)では、シンボルあたり4ビツト の符号化を行うが、QAM (直交振幅変調)位相ダイヤグラム内の32個の信 号点が必要となる。トレリス符号を用いない場合には16個の信号点を用いる。
勧告V32の信号点配置を第2a図の位相ダイヤグラムに示す。第2c図にはV 32符号器を示す。この符号器は、4ビツトの入力信号をひとつのグループとし て符号化する。これらのビットを01、Q2.03.04で表す。これらの4ビ ツトの入力信号から、入力信号そのままの04、Q3と、Y2、Yl、YOとの 5ビットを導出し、この5ビツトで出力すべき信号点を表す。5ビツトの数YO YIY20304の信号点へのマツピングを第2図に示す。このマツピングはマ ツピング部lにより行われる。マツピング部lは、第2a図の座標軸に対応して 、直交出力MII 、MIを生成する。この直交出力が直交変調器(図示せず) を駆動する。以下では、YOYIY2の値が同一の信号点を信号点配置の「サブ セット」という◎ビットY1、Y2は、入力ビット01.02を第1表で定義さ れる差動符号化することにより得られる。このプロセスはモジュロ4再帰加算( 02、Y2が最上位桁)と等価であり、モジュロ4加算器2と1シンボル周期の 遅延回路3.4とより実行される。
第1表 差動符号化 ピッ)YOは、畳込み符号器5により、Yl、Y2からめられる。符号器5は8 つの状態をとることができ、シンボル周期毎に、Y2、Ylに依存して新しい状 態(前の状態と同一である場合もある)に遷移する。出力YOは符号器の状態の 関数である。符号器5は、図示したように、五個のモジコロ2加算器(排他的論 理和回路)と、三個の1シンボル周期遅延回路と、二つの論理積回路とにより構 成される。
符号器の状態は、図示した3ピツ)W2、Ill、YOで表すことが便利である 。
第2表は勧告V32の畳込み符号を示す。最初の行に示した現在の状態について 、それぞれ4つの可能な新しいディジット(Yl、Y2)が与えられる。そのそ れぞれについて、その結果送信される信号サブセラ) YOYIY2と、新しい 状態W2WIYOとを示す。第2表に信号サブセットとして示した3ビツトは、 第1b図に示した32個の信号点記ができる)、 (6)モジコロ4加算器12の01人力が新しくモジュロ2加算器(排他的論理 和回路)16から供給され、このモジコロ2加算器16の入力には、畳込み符号 器15からのYOと、遅延回路14を経由した遅延したYOとが供給される ことである。
第5図に示した符号器により符号化される信号は、勧告V32準拠の復号器によ り復号化でき、単一の出力ビット口2を与える。不要ピットロ1.03.04は 破棄される。
この符号器の到達可能な利得は、符号化せずに2点間伝送を行う場合をOdBと して3.98dBであり、9600ビット/秒のときにも同じ利得が得られる。
実際の利得能力は9600ビット/秒の場合より2400ビット/秒の場合のほ うが高い。これは、最隣接処理が少ないからである。V32およびV33では、 特定のトレリスパスに対して16個の最隣接パスが存在しうる。2400ビット /秒のモードでは、特定のトレリスパスに対して最隣接パスがひとつしか存在せ ず、いくつかのパスは最隣接パスをもたず、次の隣接パスをもつだけである。
以上の符号器の動作は、V32符号器との関係で便利である。しかし、ハードウ ェアにより実現するうえで冗長となる。最も明らかな冗長性は、モジュロ4加算 器のひとつの出力を使用しないことであり、また、YOの遅延した値、すなわち に2が畳込み符号器15により得られるので、遅延回路14が使用されないない 。
第5図に示した加算器12.16および遅延回路13.14を用いた構成は、三 つの排他的論理和回路12A%12B 、12Cと、三つの遅延回路13A 、  13B 、 14と、論理積回路120と反転回路17とを用いた第6図に示 した構成と論理的に同等である。冗長な遅延回路14を除去したことによる問題 はない。実際に、排他的論理和回路12Bの出力Vは符号器状態の論理関数であ り、 問題を考慮すると、符号器への1ビツト入力を4点の信号点配置に態に出入りす るパスの可能性は除外していない)。
ここで、符号器シーケンスとして許容できるのは、受信信号に発生する可能性の ある4種類の90度位相回転に対応する状態シーケンスであり、4つの適正な符 号器状態シーケンスの組のうちの一つである。この制限は、90°回転対称な状 態遷移図を描く必要性により、当然に状態遷移図内に形成されると仮定する。
第9図はV32変調符号のY1=YO遷移に対する状態遷移図を示す。
この状態遷移図は、90°回転対称性をもつように、すわなち、受信信号の90 °回転に対する耐性が得られるような符号特性を示すように描かれる。この状態 遷移図は、連続して90°ずつ回転させても、遷移を示す矢印の方向を含めて、 その形状は一定である。
所望の位相耐性を有するシステムに対して、さらに別の条件が要求される。それ は、送信された信号点についての状態遷移のマツピングである。この条件もまた 状態遷移図で表すことができる。第9図にはこの条件を含んでおり、矢印に使用 した線の種類(実線、点線、破線または一点鎖線)が、第9図の右半分に示した 4つの信号点への遷移の7ツピングを示す。第9図が90°ずつ連続して時計方 向に回転すると、開始点が異なることによる違いはあるものの、遷移に関連した 信号点はすべてabcdabcd・・の順で変化する。システム内に90°位相 耐性をもたせるための必要条件としては、状態遷移図スは一つのV状態と一つの W状態とに分出し、すべてのパスが一つのV状態と一つのW状態とから収束する 。これにより、再近接パスの第二の遷移対および再収束対の前の遷移対が自乗距 離をそれぞれ1増加させ、符号化利得が10xlog(6/2)=4.77dB となる。
本明細書で問題としている符号を定義するためさらに必要なことは、一つの情報 ビットを状態遷移または信号にマツピングする方法について、回路設計および回 路製造の当業者が実現できるように明示することである。特に、受信側において 、受信信号配置の90°角度方向に依存せずに、情報ビットの正しいシーケンス を導出しなければならない。これは、情報ビットを信号点配置上にマツピングで きなければならない、ということである。マツピングのプロセスには回転対称性 が保持されなければならず、これが保持されるなら、一つの信号点からの遷移に 対するマツピング、すなわち、回転対称性のある他の信号点からの遷移に対する マツピングが定義される。
回転対称性とは、例えば90°乗算による信号遷移図の回転による対称性をいう 。
第12図は、4つの信号点a1b、cおよびdと、情報ピッ)Qの可能なマツピ ングの対、すなわち信号点raJから自分自身へまたは他の信号点への遷移への マツピングとを示す。このマツピングは、すべての異なる符号シーケンスの間で 大きな信号距離を得るという上述した所望の目的に適合し、ここで例示するすべ ての符号に適するが、4状態符号では90’位相耐性を得ることはできない(こ れは、4状態符号では、状態に入るときと状態から出るときとで対角線上に対向 する対を使用するという要求を満たせないからである)。信号点raJは、例え ばSlへの遷移に対応する。Slが上述した「v」状態であるなら、第12a図 はピッ)Qを信号点raJから信号点「a」またはrcJにマツピングすること を定義し、Slが上述した「W」状態なら、Qは信号点raJから信号点「d」 またはrl)Jへの遷移にマツピングされる。この系において、90°耐性のた めに、信号遷移図のどのような90”回転に対しても、遷移マツピングの方向が 維持されるようにしなければならない。第13図はこの要求を満たすひとつのマ ツピングを定義する。同等の良好なマツピングも可能であり、二つのQ=O/Q =1マツピングのいずれか一方または双方を互いに交換することにより得られる 。
状態遷移図と信号遷移マツピング図とは、双方ともに符号を定義し、それが所望 の特性をもつことを確実にする。
第9図、第1O図および第13図で定義した変調符号は、V32符号よりも一般 的であり、例えば種々の信号マツピングが可能である。これに対してV32は、 モジュロ4差動符号化を使用するような符号マツピングに限定されている。
以上の特徴をまとめると以下のようになる。
第一に、符号化の条件として、 (1)状態ばそれぞれ一つの点として描かれ、一つの状態から次の状態へのそれ ぞれ可能な遷移を表す線により接続されると仮定するとき、直交対称性すなわち 何度90°回転を繰り返しても変化しないような遷移図を描くことが可能である 。
(2)状態遷移図内の同等の点を接続する四つの線で状態遷移図を周回するシー ケンスを選択した場合には、状態遷移図が0°、90°、180 ” 、270 °移動しないかぎり、その線により指定される信号点列はある周期的なシーケン スをとる。例えば、信号点aで出発した四つの線のシーケンスがabcdの信号 列を与える場合には、信号点すから出発したシーケンスはbcdaの信号列とな る。
(3)信号点のマツピングは、第12a図の形態のマツピング図により表される とき、90°回転対称性をもたなければならない。
の各条件が必要である。
第二に、本質的なことではないが、符号化利得を最大にするこ信号遷移について 説明する。内側の遷移は、必ず時計方向にひとつ移動する。1ビツト(これをP とする)により内側を「1」、外側を「0」で表し、2ピツ) (QR)により 遷移図を順に廻る位置(状態3に対して00、状態5に対して01、状態4に対 して10)を表す。状態lに状態3と同じ「位置J (00)を割り当て、状態 7に状態5と同じ位置を割り当てると、内側の状態からのすべての遷移により次 の位置が変化し、外側の状態からの遷移の場合にはそのような変化が生じない。
したがって、 「0」入力は0°または270°のシーケンスに対応し、P=0(外側)がP= Oへ、 P=1 (内側)がP=1へ、 「1」入力は90°または180°のシーケンスに対応し、P=0(外側)がP =1へ、 P=1 (内側)がP=Oへ となる。すなわち、 「0」入力がP→?−Pl 「1」入力がP−?−P の遷移にそれぞれ対応する。
ラッチ回路31(第15図)にPを入力し、これに(排他的論理和帰還回路32 を経由して)入力Hを与えると、H=1のときにはPが変化し、H=Oのときに はPは変化しない。したがってHのシーケンス00.01.10.11に対して 、 00P−P→P 「0」入力、 01 P−P−P rlJ入力、 10 P −4’−P rlJ入力、 11P−P→P 「0」入力 の対応が得られる。
国際調査報告 1++ty*am1.lA、、に、2.PCT/GB 8フ10O861

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.畳込み符号器と、この畳込み符号器の状態に応答する手段と、この畳込み符 号器に二入力を供給する入力手段とを備え、(i)上記畳込み符号器は、あらか じめ定められた複数nの状態をとることができ、前の状態がどのような状態の場 合でも、規則的な周期で、二値入力にしたがって相互に異なる二つの状態のいず れかの状態をとる構成であり、この符号器の動作が状態遷移図で表され、この状 態遷移図は、上記複数nの状態を点とそれぞれの遷移とにより表現し、二つの状 態の間またはある状態から同一の状態へ遷移の方向を終端が状態を表す点に接続 された線により表現するものであるとき、その状態遷移図は90°乗算による回 転でも変化せず、(ii)上記応答する手段は、次の状態として可能なそれぞれ 一対の状態に対して相対位相が0、90、180および270度の四つの信号の いずれか割り当てられたものを発生する構成であり、その信号の割り当てが、三 つの状態により得られる4n種類のシーケンスのそれぞれについて、そのシーケ ンスにより得られる信号対が、そのシーケンスを90°回転させたときに状態遷 移図上で得られるシーケンスにより生成される信号対と同じ位相差をもつように 行われ、(iii)入力手段は、1ピット入力のストリームに応答して上記畳込 み符号器に二値入力を供給することにより、ひとつのピット値が前の信号と位相 差aまたはbの信号を生成し、別のピット値が前の信号と位相差cまたはdの位 相差の信号を生成するように上記畳込み符号器の状態遷移を制御する構成である ことを特徴とするディジタル信号符号化装置。 ただし、a、b、c、dは0、90、180および270度から別々に選択され る値である。 2.上記割り当てはマッピング手段により行われ、どの状態に対しても、その状 態から可能な二つの遷移に対して、相対的に180°位相の異なる信号点が割り 当てられる請求項1記載のディジタル信号符号化装置。 3,マッピング手段による割り当ては、どの状態に対しても、その状態に達する ことのできる二つの遷移に対して、相対的に180°位相の異なる信号点が割り 当てられる請求項1または2記載のディジタル信号符号化装置。 4.割り当ては、符号器に許容された三つの状態のシーケンスのそれぞれに対し て、最初の状態が与えられたときに、上記三つの状態の二つ目と三つ目との間で 可能な四つの遷移がそれぞれ別々の四つの信号点に割り当てられる請求項3記載 のディジタル信号符号化装置。 5.マッピング手段の割り当ては、状態遷移図の0°、90°、180°および 270°の相対角度点を接続して状態遷移図内を廻る四つの線のシーケンスをそ れぞれ、四つの異なる信号点によるあらかじめ定められた繰り返しに対応させる 請求項1ないし4のいずれかに記載のディジタル信号符号化装置。 6.畳込み符号器は8状態の符号器であり、それぞれ二つの異なるパスを経由し て共通の開始状態から共通の終了状態へ変化するときの最小の遷移の数は3であ る請求項1ないし5のいずれかに記載のディジタル信号符号化装置。
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