JPH02500576A - 工作物の仕上げ加工装置 - Google Patents

工作物の仕上げ加工装置

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JPH02500576A
JPH02500576A JP50701187A JP50701187A JPH02500576A JP H02500576 A JPH02500576 A JP H02500576A JP 50701187 A JP50701187 A JP 50701187A JP 50701187 A JP50701187 A JP 50701187A JP H02500576 A JPH02500576 A JP H02500576A
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ロイテルシテイン,エフロイム ハスケレビチ
アントネンコ,グリゴリ セメノビチ
ボンダルチュク,アナトリ イバノビチ
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スペツィアルノエ コンストルクトルスコー テフノロギチェスコエ ビュロ コンプレスソルノゴイ ホロディルノゴ マシノストロエニア プロイズボドストベンノゴ オビエディネニア “オデスホロドマシ”
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    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B35/00Machines or devices designed for superfinishing surfaces on work, i.e. by means of abrading blocks reciprocating with high frequency

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 工作物の仕上げ加工装置 発明の分野 本発明は一般に砥粒加工に関し、特に工作物の仕上げ加工装置に関するものであ る。
発明の背景 部品の信頼性とより長い寿命とに対する要求事項が増々拡大している現在、かか る部品の加工品質に対する要求がより切迫したものとなっている。従って、かか る要求を満すことになっている工作物の加工に関連した細々した点で、前加工作 業時に生じた表面欠陥を10・・・20skmの深さまで除去することが要求さ れる。また表面うねりや表面凹凸は0.1・・・0.5skmを越えず、その一 方で表面粗さはRa =0.04・・・0.02mkm以内であることを要求さ れる。
加工された部品の品質に対するかかる切迫した要求を満たすには新しい仕上げ加 工方法の使用が要求される。
精密部品の仕上げ加工の大幅な発展で開発されたのが超仕上げ、すなわちマイク ロストーニング(+eicrostoning)である。
この仕上げ作業は砥石を回転する丸い工作物の表面に押し当てた状態で強くこす り、その工作物の母線に沿って砥石を繰返し往復させるものである。この工程は 前段作業において残った著しい表面凹凸を除去するための工程であってその表面 凹凸のある状態でグリッド(grit)だけを確実に切削する。これは超仕上げ の基本的な欠点の1つであって、ストック(stok)の除去が2・・・6sk −に制限される。このように切削が不十分であると、初期の表面粗さが大きい場 合には1回のパスでその表面粗さを除くことは不可能である、あるいは液状部の 凹みにおける表面うねりや表面粗さを除去することができない。
更には、元々限られているストック除去の低さのため研削時に生じ、表面から深 さ10・・・20mk−に存在する表面欠陥を修正することもできない。砥石の 当り面と工作物とが密着させられるので、加工の最初の数秒間において潤滑/冷 却剤が加工領域から破砕グリッドやチップを洗い去ることが防止される。
スライム(slime)層の厚みは同層の形成速度、加工領域からのスライムの 流失、工程の運動学、適用比圧力、砥石の寸法および特性、潤滑/冷却剤の品質 と組成、加工している工作物のマクロ幾何学的形状によって左右され、このため 仕上げ加工の結果が不安定となってしまう、砥石が工作物に与える比圧力(すな わち、P=0.3・・−5kg/am2)が低いために超仕上げの第3の欠点が 生じてしまう。特に、仕上げ加工の第2最終段階における塑性変形l\の第1加 工段階において著しい表面凹凸が生じる可能性がある。
更に進んだ加工がマイクロストーニング、すなわちマクロ仕上げとして知られる 仕上げ加工(例: SO、A 、 342 、753)である。回転体の形をし た工作物の加工は処理中の工作物の母線とは合致しない経路に沿って往復する研 摩用砥石によって行なわれる。直線母線(例: SO、A 、 182 、01 5>を有する工作物を加工する場合、上記経路は工作物の母線に対して角度をな す直線であり得る。玉軸受の軌道輪を加工する場合、砥石は、軌道輪の弯曲中心 を通る軸線を中心として揺動させられ、また軌道輪の輪郭に接する線に平行な方 向に往復させられる等して複雑な経路に沿って移動させられる(例:SU、A、 278゜453) 。
例えば回転する円筒形工作物を、同工作物の母線に対して角度をなして往復する 研摩砥石によって加工する場合、その砥石の当り面は被加工面の半径に等しい半 径をもった側方円筒形部分と、中心部分、すなわち、実質上平らな表面とから形 成される。往復動作の端位置においては、砥石の当り面の側部は加工される工作 物の表面に衝合して砥石グリッドの主要部分が自然に研摩される。これによって 、連続的に切削がなされると共に効率的に平滑化され、更には表面欠陥、長手方 向および横方向の表面うねりが除かれ、また真円度の部分的補正がなされる。砥 石の平坦部分のグリッドは工作物の母線上を摺動し、そして側部分のグリッドに よって生じさせられる著しい表面凹凸に対して角度をなして衝突することも切削 に寄与する。こうして表面粗さが小さくなり、また研摩砥石の粒度にもよるがR m =0.32・・・0.16+kmという完べきな表面が得られる。加工の最 終段階においては、砥石の往復動作の大きさが低下するのでその側部分が下降し て被加工工作物表面に衝合する。砥石の当り面の中心部を占める砥粒のみが工作 物に接触したまま残り、鈍化しそして研摩される。砥石が線に沿って工作物と接 触するので、切削に続いてマイクロストーニング、その次に残った著しい表面凹 凸部分の塑性変形が行なわれる。これは、初期加工段階における実質的ストック 除去と相臭って、最終段階においてRz =0.01mkmを越えない極めて低 い表面粗さをもたらす。研摩砥石と工作物との係合がこのように不連続でありし かも砥石の平坦部分と工作物との接触が直線的であるので加工領域からスライム やチップを効率的に除去して、安定した加工結果を得ることができる。
更に、クランクシャフトの首部を超仕上げする装置も知られている(例: SU  、 A 、 205 、836)。この装置のハウジングは2本の4リンク・ チェーン、この場合は平行なリンク機構、特に1つの主リンク機構と補助リンク 機構とを収納している。
補助平行リンク機構の1つのリンクは工作物を仕上げ”3工作機械に取付けられ 、主平行リンク機構の1つのリンクは振動駆動部の電機子に枢着されている。研 摩砥石は主平行リンク機構の遊動リンクの1つに枢着されているアームまたはレ バーの端部に固締されていて、被加工工作物の母線に沿って砥石が往復移動させ られる。
平行リンク機構の枢軸は工作物の軸と平行になっており、振動駆動部はローラを 介して工作物の円筒面に取付けられる。
しかしこの装置には多数の不具合がある。例えば、研摩砥石は工作物の軸線に対 して角度をなして往復しないで、超仕上げ、すなわちマイクロストーニングと比 べより広い範囲の加工が可能なマクロ仕上げ、すなわちマイクロストーニングが 行なえない。平行リンク機構の軸を被加工面の軸と平行に配置するので砥石の往 復路の工作物の軸に対する傾斜角度を変えることができない。更には、この装置 は工作物の横断面のひずみの原因となる有害な揺動を助長する動的特性がより大 きい、つまり、振動駆動部が被加工工作物に対しローラを介して取付けられるこ とや、装置のハウジングとこの装置の振動駆動部とが別々の個体であって、ハウ ジングのほうはローラに、また振動駆動部は工作機械のキャリ5.ジに、とそれ ぞれ配置されることが上記の要因となっている。これはとりもなおさず被加工工 作物表面の品質に影響を及ぼす。また装置を工作機械のキャリッジから離すショ ック・アブソーバがないのでキャリッジの振動は研摩砥石に伝えられ、これまた 被加工面の品質に影響を及ぼす。
発明の要約 本発明は、連接された4リンク・チェーンとこのチェーンに接続されて研摩砥石 と担持するアームとが被加工工作物の母線とは合致しない経路に沿って上記研摩 砥石を移動させる一方で仕上げ加工中その砥石の当り面の形状を不変に保持する ように配設されている工作物仕上げ加工装置を提供することを目的とする。
本発明の工作物仕上げ加工装置は、工作機械の主軸台と心押台との間に取付は可 能であって、1つのリンクが工作機械に固締される連接形4リンク・チェーンと 、電機子が上記連接形4リンク・チェーンのもう1つのリンクに枢着される振動 駆動部と、連接形4リンク・チェーンの遊動リンクに固締される研摩砥石とから なっており、上記連接形4リンク・チェーンの工作機械に固締される上記リンク に接続されたリンクのうち少なくとも1つのリンクが加工の際に工作物が研摩砥 石の当り面の中心部と接触する線と合致する同工作物の母線に直交する平面に対 して角度をなして配設され、上記4リンク・チェーンの枢軸が被加工工作物に接 しかつ上記母線を通る平面に実質上直交して配設され、一方で上記アームの枢軸 が上記の母線と平行に延びると共に、上記工作物の接しかつ上記母線を通る平面 上に実質上存在することを特徴とするものである。
本発明の装置においては、研摩砥石は工作物の表面に接する平面上でその工作物 の母線とは合致しない経路に沿って移動させられる。研摩砥石のかかる移動経路 のために、工作物を部分的に抱きかつ、被加工工作物の形に合致した側部と、こ れらの側部どうじの間の中心部とを有する上記研摩砥石の当り面が形成し易い。
この研摩砥石の当り面の側部が被加工工作物と衝突すると砥石グリッドが連続的 に研削されて連続切削が確実に行なわれる。これにより、前段作業において生じ た表面欠陥を除去するに十分な程度にストックが除かれ、また初期表面凹凸が除 去されると共に長手方向の表面うねり、また部分的にではあるが真円度が補正さ れる。また研摩砥石の往復移動の大きさが低減されるので、砥石の当り面側部が 工作物から離脱することがない、更には、砥石の当り面の中心部にある砥粒のみ が工作物に係合する。従って切削が終了する。工作物の母線に係合する砥粒は鈍 化し、かつ研摩されるのでマイクロストーニングが行なわれ、続いて、初期加工 段階において生じた著しい表面凹凸の塑性変形が行なわれる。
研摩砥石を担持する枢軸は工作物の母線と平行に配設されるので、慶耗しても砥 石の当り面の形状を保持することができ、結果、工作物の表面うねりあるいは表 面凹凸を実質的に小さくすることができる。
本発明の好適な実施例においては、工作機械に固締される連接形4リンク・チェ ーンのリンクは向い合ったリンクの位置を変えないで高さを変えることができる 。かかる変形形感によれば、工作物のt線に対する砥石の往復経路の傾斜角度を 滑らかに変えることができ、このため表面硬さや粗さの相異なる様々な工作物を 仕上げ加工できるものである。
好ましくは、平行リンク機構を上記の4リンク・チェーンとして使用することで ある。この機構を使用すれば、研摩砥石のいずれの直線部をその砥石自体と平行 に移動させても砥石を直進させることができ、これにより、細長い工作物を加工 する場合でも安定した加工パラメータを得ることができる。
また、研M砥石はアームに枢着され、枢軸は、実質的には、工作物に接しかつ上 記母線を通る平面上において工作物の上記母線と直交して配設される。これによ り研摩砥石は工作物表面の母線に沿って自動調心されるため、工作物表面の長さ 方向のうねりや粗さが低減され、結果としてこうして加工された工作物表面の品 質が高いものとなる。
図面の簡単な説明 以下、添付図面に従い1本発明を更に詳しく説明する。
第1図は本発明の工作物仕上げ加工装置の概略図、第2図は研摩砥石のホルダー がアームに堅く取り付けられ第3図は、マイクロストーニングの際の研摩砥石の 空間位置と略示しており、 第4図は工作機械に対する本発明装置の固締方法を示しており、 第5図は研摩砥石のホルダーがアームに堅く取り付けられている本発明の装置の 横断面図、 第6図はマイクロストーニングの実行時間tに対する表面粗さRaと切削δの依 存度を示すグラフ、第7図、第8図、第9図はマイクロストーニング中における 表面うねりや表面凹凸の除去の際の研摩砥石の当り面の係合部分の概略図、 第10図は、4リンク・チェーンが平行四辺形の形をなしている、本発明の装置 を示す。
発明を実施するための最良の形懸 先ず第1図について見れば、本発明の装置はベース1からなり、このベース1に は連接形4リンク・チェーン2と振動駆動部3とが取付けられている。工作物4 を仕上げ加工する工作機械(図示せず)は同軸の主軸5と心押台6とを含んでお り、工作物4は、それらの中心間に固締される。上記の連接形4リンク・チェー ン2はリンク7.8,9.10を含んでおり、これらのリンクはピボット11  、12 、13 、14により接続されている。
上記回動可能の4リンク・チェーン2の上記リンク9にピボット15によってア ーム16が固締されており、このアーム16は元の上端部に研摩砥石17を担持 しており、この砥石17を締着しているのがホルダー17′(第2図参照)であ る、上記研摩砥石17の当り面18は側部19 、20と中心部25とで構成さ れている。上記側部19 、20は被加工工作物4の表面の形に応じた形をして いる0円筒状表面を処理する場合、当り面18の側部19 、20は工作物4の 半径Rと等しい半径Rをもちかつ外接用中心22 、23を有する円筒形となる 。これらの中心点どうしの間の距lWlは研摩砥石17の当り面18の中心部2 1の長さに等しい。この当り面18は工作物4の加工に先立っであるいはその加 工中においても形成できる。
上記4リンク・チェーン2の下部リンク7は上記ベース1に対して角度γをなし て係止し、かつスペーサ部材24を介してベース1に取付けられる。リンク7に 接続されるリンク8.10のうち少なくとも1つのリンク(この変形側において はリンク8,10の両方)が、研摩砥石17の当り面18の中心部21と被加工 工作物4が接触する線と合致する工作物4のta125に対して直交する平面M (第3図参照)に対して角度をなしている。上記連接形4リンク・チェーンのピ ボット11 、12 、13 、14の軸線は、工作物4に接しかつ母線25を 通る平面Nに対して実質上直交して配設されている。アーム16のピボット15 の軸線は母線25と平行になっている。
上記振動駆動部3(第1図参照)はリンク26′と2つのピボット27 、28 とによって上記連接形4リンク・チェーン2のリンク10′に接続されたt機子 26を含んでいる。研摩砥石17のホルダー17′と共にアーム16の背後の上 記リンク9にはブラケット29(第2図参照)が設けられている。まなこのブラ ケット29とホルダー17′との間には、研摩砥石17を備えたホルダー17′ を工作物4に対して押圧する圧縮ばね30等の弾性部材が配設されている。
上記ブラケット29の下端部は空圧シリンダ等の駆動部31に接続されている。
上記リンク7は向い合ったリンク9の位置を変えないで高さを変えることができ るようにベース1に固締されている。
第4図は本発明の別の変形例を示しており、この例においては研摩砥石27のホ ルダー17′がピボット32 、33を介してアーム16に取付けられている。
それらピボット32 、33の軸線は工作物4の母線25に直交し、かつ実質上 平面N上に存在している。
ベース1は工作物4を処理する工作機械の横方向スライダー35にショック・ア ブソーバ34〈第5図参照)を介して係止し、スタッド36、ナツト37および 弾性スペーサ38によって所定位置に固定される。上記ショック・アブソーバ3 4はビン39によって2面を所定位置に固定されている。
工作機械の横方向スライダー35は、工作機械の主軸台5および心神台6の中心 を通る軸!41(第1図参照)と直交する方向に往復移動自在に工作機械の長手 方向キャリッジ40に取付けられる。
上記長手方向キャリッジ40は軸線41に沿って往復動できる。
本発明を実施した装置の動作は下記の通りである。
駆動部31が動作して矢印42で示すように軸線1らを中心としてアーム16を 回転させると領域17を担持するホルダー17′が加工領域から離れさせられる 。工作物4は、工作機械の主軸台5および心神台6を通る工作機械の軸線に工作 物4の軸線を心合せさせるその工作機械の主軸台5および心神台6の中心どうし の間に位置させられる。
被加工工作物4の材料およびその形状に応じて、上記連接形4リンク・チェーン 2の側方リンク8.10の傾斜角度β7.β2は、工作物4の母vA25に対す る研摩砥石4の往復経路の傾斜角度α、を指定するようにセットされる。
次にアーム16のピボット15が、その軸線が工作物4のt!25と平行になる ように連接形4リンク・チェーン2のリンク9にセットされる。この後、横方向 スライダー35が移動させられてピボット15の上記軸線が平面N内に置かれる 。
工作物4の長さおよび所要精度に応じて、研摩砥石17のホルダー17′がアー ム16に堅く取り付けられている(第2図)もしくは回動自在に(第4図)固締 される。
上記作業実行後、工作物4は矢印43の示すように工作機械の軸線41を中心と して回転させられてマクロ仕上げされる。
駆動部31は初期位置ノ\戻り、アーム16のほうは研摩砥石17が工作物4と 接触するまではね30によって強制されて矢印44で示すように回転する。工作 物4の長さが研摩砥石17の長さを上まわる場合は、工作機械のキャリッジ40 が軸線41に沿って送られる。ここで振動駆動部3が付勢されてその電機子26 が矢印45 、46で示すように往復動する。
揺動もしくは往復動はリンク26′を通じてリンク10へ、従って連接した4リ ンク・チェーン2のリンク9,8へ伝えられる。これと共に、側方リンク8.1 0が工作物4の母線25に実質上直交する平面Mに対して角度をなしていて軸線 11 、14を中心として揺動するので、リンク9が母線25に合致しない経路 に沿って揺動する。従って、この揺動はピボット15、アーム16、ホルダー1 7′を通じて研摩砥石17へ与えられ、この砥石17が、同砥石17の揺動の中 間位置において接線が工作物4の母線25に対して角度α1をなす経路に沿って 移動する。
砥石17の揺動または動揺の結果、同砥石17の当り面18のグリッドの砥粒が 工作物4の表面に係合する往復動の端位置における砥石17の当り面18の側部 19 、20の砥粒は工作物4に衝突し、これにより、主要な砥粒が破壊しかつ 鋭角化する。砥粒のこうして鋭角化された頂部は回転する工作物4の表面に噛み 込み、これにより切削が行なわれる。かかる衝突は研摩砥石17の揺動の各期間 において生じるので、砥粒鋭角化および従って切削は第6図に示す処理時間に対 する表面粗さRaと切削8の変化を示すグラフ(曲tiK、部分O)で示すよう に連続的に生じる。砥石17の当り面18の中心部21の砥粒の鋭角化も砥石1 7の当り面18の側部19゜20の砥粒によって生じる噛込みに対して角度をな して衝突する時に生じ、これによっても切削が行なわれる。
仕上げ面の粗さRa(第6図、曲線H)は初期加工段階(部分oa)においては 高速で低減し、その粗さは第1段階を通じて不要のままとなる(部分ab) 、 深さ10〜20轡kenの表面傷を除去でき切削速度に達すると、振動駆動部3 の電機子26の揺動の大きさが縮小する結果砥石17の往復動が縮小する。従っ て側部19とは工作物4と衝突しなくなり、研摩砥石17の当り面18の中心部 21の砥粒による更なる処理が行なわれる。工作物4に接する平面Nにおいて、 すなわち工作物4の仕上げ面と接して中心部21の砥粒が移動すると、先ず砥粒 頂部が鈍化し、切削に続いてマイクロストーニング(第6図、部分be)が行な われる。これと共に、切削が次第に終了し、これに供なって表面粗さRaが低減 する(曲線H)。その後、領域の当り面18の中心部21の砥粒が研摩され、切 削が終了する一方で、砥石17の当り面18の中心部21が工作物4と接触する 線の上の研摩された主要な砥粒に加えられる高負荷のために、マイクロストーニ ングで生じた表面凹凸(曲線Hの部分bc)の山部が塑性変形(曲iHの部分c d)させられる、こうして加工された表面の粗さはRa=0.05・・・0.0 1mkmまで低減可能である。
砥石17の当り面18の側部19 、20が回転工作物4の表面に交番衝突しく 第7図、第8図)また第1処理段階において連続切削が行なわれるので、表面う ねりや工作物4の中心を中心とし、かつこの中心から工作物4の凹凸面の最深溝 部までの距離に等しい半径をもった円周47の上に突出する表面凹凸が平滑化さ れる。また砥石17の当り面18の中心部21(第9図)と回転工作物4のうね り面あるいは凹凸面の突出部分とが互いに作用し合うので連続した仕上げ加工時 にそれらの部分が除去される。これによって側部の表面うねりや表面凹凸の噛込 パターンを初期の10IIlkIIから0.1mk+aに低減させることができ る。
所要切削および所望表面粗さに達すると、マクロ仕上げ作業が終了させられる。
これは矢印42で示すように駆動部31でアーム16を回転させて砥石17を工 作物4から引き離すことによって行なわれる。
様々な材料で作られた各種形状の工作物を加工する賜金、千面へ1に対するリン ク8.9の傾斜角度β1.β2が変えられる。第1図の細線は連接形4リンク・ チェーン2の第2位置を示す。上記目的では、上記リンク9の位置を固定したま ま、下部リンク7がベースから切り離され、スペーサ部材24が取外され、また リンク8.lOが平面Mに対して角度βコ 。
β4になるまでリンク7が垂直方向に移動させられる。
次にリンク7は別のスペーサ部材4つを介して再びベース1へ取付けられる。連 接形4リンク・チェーン2に揺動が加えられると、砥石17は工作物4の母線2 5と合致しない経路、すなわち、往復動の申開位置において工作物4のt線25 に対して角度α2をなす接線を中心に往復動する。
ここで第10図を参照して説明する。図示のものは連接形4リンク・チェーン2 の別変形例であり、この例では平行リンク機構の形をしており、その下部リンク 7はスペーサ部材24を介してベース1に固締され、工作物4のt!24と平行 になっている。この平行リンク機構の動作原理は連接形4リンク・チェーン2に 関して、上記に述べたところと同様である。。
平行リンク機構を使用すれば研摩砥石17を直進させることができ、この動作中 に平行四辺形の各直線部は平行四辺形自体と平行に移動する。また、この直進の 際に、砥石17の当り面18の中心部21は矩形状となるので、このため被加工 工作物4の長手方向マクロ幾何学的偏向が改善される。
試験結果の示すところによれば本発明の装置は直径100mm、長さ251の工 作物の硬化表面を加工して、30秒で15・・・20mkmの切削を行ない、横 方向表面うねりを0.5mkm 、表面粗さをRa =0.04・・・0.02 mk−とすることができる。
産業上の利用分野 本発明はころ軸受や正軸受の軌道幅、コンロッドや主クランクシャフトの円筒面 、偏心軸の首部、ギヤ形ポンプのロータ等を仕上げ加工することができる。
本発明の装置の上記とは別の利用分野は、抄紙機の精密ローラ、磁気テープ、高 精密切削用工作機械のスピンドル等の仕上げ加工である。
hu7 F広Ig 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.1つのリンクが工作機械に固締される連接形4リンク・チェーンと、電機子 が上記連接形4リンク・チェーンのもう1つのリンクに枢着される振動駆動部と 、連接形4リンク・チェーン遊動リンクに固締される研摩砥石とからなっている 、工作機械の主軸台と心押台との間に取付け可能な、工作物仕上げ加工装置にお いて、上記連接形4リンク・チェーン(2)の工作機械に固締される上記リンク (7)に接続されたリンク(S,10)のうち、少なくとも1つのリンクが加工 の際に上記工作物(4)が上記研摩砥石(17)の当り面(18)の中心部と接 触する線と合致する上記工作物(4)の母線(25)に直交する平面(M)に対 して角度をなして配設され、上記4リンク・チェーン(2)の枢軸(11,12 ,13,14)が被加工工作物(4)に接しかつ上記母線(25)を通る平面( N)に実質上直交して配設され、一方で上記アーム(16)の枢軸(15)が上 記の母線(25)と平行に延びると共に、上記工作物(4)に接しかつ上記母線 (25)を通る平面(N)とに実質上存在する工作物仕上げ加工装置。 2.工作機械に固締される上記連接形4リンク・チェーン(2)の上記リンク( 7)がその相向するリンク(a)の位置を変えずに高さを変え得るようにした、 上記請求の範囲第1項に記載の工作物仕上げ加工装置。 3.上記4リンク・チェーン(2)が平行リンク機構である、上記請求の範囲第 1項、第2項に記載の工作物仕上げ加工装置。 4.上記研摩砥石(17)が上記アーム(16)に固締されており、枢軸(32 ,33)が、実質的には、上記工作物(4)に接しかつ上記母線(25)を通る 上記平面(N)の上で上記工作物(4)の上記母線(25)に直交して配設され ている、上記請求の範囲第1項に記載の工作物仕上げ加工装置。
JP50701187A 1987-08-25 1987-08-25 工作物の仕上げ加工装置 Pending JPH02500576A (ja)

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