JPH02500283A - ポリフェニレンオキシドおよび熱可塑性ポリマーの組成物 - Google Patents

ポリフェニレンオキシドおよび熱可塑性ポリマーの組成物

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリフェニレンオキシドおよび熱可塑性ポリマーの組成。
1肌@11 本発明は機能性ポリフェニレンオキシド(funetionalizedpol yphenylene o×1des);機能性ポリフェニレンオキシドおよび 熱可塑性ポリマーの組成物;ならびに機能性ポリフェニレンオキシド、熱可塑性 ポリマーおよびゴムの組成物に関する。
ポリフェニレンオキシドと熱可塑性ポリマーの組成物は既知である。特にポリフ ェニレンオキシドとポリアミドの組成物が米国特許第3,379,792および 4,338,421号の指示に従って調製されている。これらの組成物は他の添 加物が組成物に含有されない限りもろい。
米国特許第4,315,086号および欧州特許出願第0 129 825号明 細書にはポリフェニレンオキシド−ポリフェニレンエーテルとしても知られてい る−とポリアミドの組成物が示されている。これらの明細書は、組成物の特性を 高めるために他の添加物を含有させるのは既知であることを示している。この種 の添加物がポリフェニレンオキシドとポリアミドの間に反応性結合をもたらすと 推定されている。この結合はグラフト結合であると考えられている。
熱可塑性ポリマー、たとえばポリアミド、およびポリエステル、たとえばポリエ チレンテレフタレートの耐衝撃性を弾性ポリマーとのブレンディングにより改良 しうろことは知られている。ポリフェニレンオキシドとポリアミドのブレンドに 、これらの組成物がグラフト剤を含有する場合に弾性またはゴム状ポリマーを添 加することも知られている。これは米国特許第4.315,086号明細書に示 されている。
国際特許出願PCT/US86101511号および米国特許第4,654.4 05号明細書には、機能性ポリフェニレンオキシド、ポリアミド、および耐衝撃 性改良剤、たとえばポリスチレンーポリブタジエンーボリスチレンのブレンドが 示されている。
機能性ポリフェニレンオキシド;ならびに機能性ポリフェニレンオキシドおよび 熱可塑性ポリマーの組成物を提供することが望ましいと思われる。
l吸a1立 本発明の改質ポリフェニレンオキシドの一形態は、本質的にポリフェニレンオキ シドと置換オレフィンの反応生成物からなる。ポリフェニレンオキシドと置換オ レフィンの反応生成物のみにつき本発明の目的に関して、“本質的に一一一から なる”という話は、反応生成物からなる組成物がポリフェニレンオキシドまたは 置換オレフィンのいずれかと反応性の追加成分を実質量含有しないことを示す、 より詳細にはこの形態の本発明は本質的に、約70〜99.99重量%のポリフ ェニレンオキシド、および約0.01〜30重量%の下記構造式の置換オレフィ ン:(式中、R1,R2,R3およびR4のうち1〜2個は別個にエポキシ基、 オキサゾリン、オキサシロン、オキサジン、オキサジノン、イソシアネートなら びにそれらの混合物および誘導体から選ばれる反応基を含む部分であり、R0, R2、RsおよびR1のうち残り2〜3個は別個にHlまたは炭素原子約1〜2 0個の炭化水素残基である) の反応生成物からなる組成物である。
本発明はまた約70〜99.99重量%のポリフェニレンオキシドおよび約0. 01〜30重量%の特定の置換オレフィンの反応生成物からなる。より詳細には この形態は下記構造式の置換オレフィン: (式中、R,、R2,R,およびR1のうち1〜2個は別個にオキサゾリン、オ キサシロン、オキサジン、オキサジノン、イソシアネート、ならびにそれらの混 合物および誘導体から選ばれる反応基を含む部分であり、R+ + R21Ra およびR1のうち残り2〜3個は別個にHlまたは炭素原子1〜約20個の炭化 水素残基である)を含む組成物を目的とする。
置換オレフィンは次式のオキサゾリンまたはオキサジン残基により置換されてい てもよい。
式中、R6−R6は別個にR2ならびに炭化水素残基、たとえば炭素原子1〜2 0個、好ましくは炭素原子1〜5個を含むアルキル基、および炭素原子6〜14 個を含むアリール基から選ばれる。アルキル基およびアリール基は所望により、 オレフィン性二重結合またはオキサゾリン類もしくはオキサジン類と実質的に非 反応性の置換基な含む。nはオキサゾリン類については0、オキサジン類につい ては1である。R5およびR6は好ましくは−Hまたは−CH3、きわめて好ま しくは−Hである。R5およびR4は好ましくは−Hである。
置換オレフィンは次式のオキサシロンまたはオキサジノン残基により置換され・ ていてもよい。
式中、R9およびR1゜は別個にH1炭炭素原子1〜5個、好ましくは1〜5個 を含むアルキル基、炭素原子6〜14個を含むアリール基から選ばれる。アルキ ル基およびアリール基は所望により、オレフィン性二重結合またはオキサシロン 類もしくはオキサシロン類と実質的に非反応性の置換基を含む。「1はオキサシ ロン類については0、オキサジノン類については1である。
R1およびR1゜は好ましくは−HまたはCH,、きわめて好ましくは−Hであ る。
置換オレフィンは下記構造式のアシルラクタムにより置換されていてもよい。
式中、pは2〜11である。
置換オレフィンはイソジアネー)(−N=C=○)、またはカルバメートもしく はカルバモイルラクタム誘導体により置換されていてもよい。カルバメート誘導 体は下記の構造をもつ。
式中、R1,およびR02はそれぞれH、アルキル基またはアリール基から選ば れる。カルバモイルラクタム残基は下記の構造をもつ。
式中、R7,はH、アルキル基またはアリール基から選ばれ、式中qは2〜11 である。
R1〜3.はいずれも、カルボン酸残基、酸無水物残基、アミド基、スルフィド 残基、または上記の反応基と反応する他の官能基を含むべきでない。
他の形態においては、組成物は(、)約5〜95重量%の、(1) 約70〜9 9.9重量%のポリフェニレンオキシド、および(2) 約0.01〜30重量 %の下記構造式の置換オレフィン=(式中、R,、R,、R,およびR4のうち 1〜2個は別個にカルボン酸、酸無水物、酸アミド、イミド、カルボン酸エステ ル、アミノ基、ヒドロキシル基、エポキシ基、オキサゾリン、オキサシロン、オ キサジン、オキサジノン、イソシアネート、カルバメート、カルバモイルラクタ ム、アシルラクタム、ならびにそれらの混合物および誘導体よりなる反応基から 選ばれ、R、。
R,、R,およびR1のうち残り2〜3個は別個にHlまたは炭素原子約1〜2 0個の炭化水素残基である)の反応生成物、ならびに(b)約5〜95重量%の 、上記反応基と反応性であるポリオレフィンからなる。
他の形態においては組成物は(a)組成物の全重量に対し約5〜95重量%の、 (1)約70〜99.99重量%のポリフェニレンオキシド;および(2)約0 .01〜30重量%の下記構造式の置換オレ I C:C R2H。
(式中、R+ + R2、R:+およびR4のうち1〜2個は別個にカルボン酸 、酸無水物、酸アミド、イミド、カルボン酸エステル、アミン基、ヒドロキシル 基、エポキシ基、オキサゾリン、オキサシロン、オキサジン、オキサジノン、イ ソシアネート、カルバメート、カルバモイルラクタム、アシルラクタム、ならび にそれらの混合物および誘導体よりなる反応基から選ばれ、R8゜R2、R3お よびR4のうち残り2〜3個は別個にHlまたは炭素原子1〜約20個の炭化水 素残基である)の反応生成物;(b)組成物の全重量に対し約5〜95重量%の 、上記反応生成物とブレンドされた熱可塑性ポリマー;ならびに(e)組成物の 全重量に対し約5〜50重量%の機能性エチレン−プロピレンゴムからなる。有 用な熱可塑性ポリマーの例にはポリオレフィン、ポリアミドおよびポリエステル が含まれ;これらのポリマーは上記反応生成物の反応基と反応性でなければなら ない。
本発明は上記反応生成物、および該反応生成物を含有する組放物の製法をも包含 する。本発明の組成物は通常のポリマー溶融ブレンディング法により調製するこ とができる。この方法は一般に高分子量添加物の融点以上の温度で、密閉式混合 装置、たとえば押出機中で行われる。この方法はポリフェニレンオキシドおよび 置換オレフィンを溶融ブレンドして反応生成物を調製することよりなる。この反 応生成物は改質または機能性ポリフェニレンオキシドとも呼ばれる。次いでこの 反応生成物を熱可塑性ポリマー約5〜95重量%と溶融ブレンドする。
非反応性弾性ポリマーを含有する組成物を調製するためには、この方法は非反応 性弾性ポリマーをポリフェニレンオキシドおよび置換オレフィンと溶融ブレンド することよりなる。好ましくは弾性ポリマーをポリフェニレンオキシドおよび置 換オレフィンの反応生成物とブレンドし、次いでこの組成物を熱可塑性ポリマー と溶融ブレンドする。
本発明の他の目的および利点は以下の記述および請求の範囲から明らかになるで あろう。
ましい形、の説日 一形態においては、本発明はポリフェニレンオキシドと置換オレフィンの反応生 成物を目的とする。この反応生成物はポリオレフィンを含有する組成物において 有用であることが見出された。特にこれは、上記反応生成物の反応基と反応性で ある熱可塑性ポリマーにおいて有用である。本発明は本質的に約70〜99.9 9、好ましくは約90〜99.9、より好ましくは約95〜99重量%の反応生 成物、およびこれに対応して約0.01〜30、約0.1〜10、きわめて好ま しくは約1〜5重量%のこの置換オレフィンの反応生成物からなる組成物を包含 する。この置換オレフィンは次式の構造をもつ。
C=C l 82R。
式中、R,、R2,R,およびR1のうち1〜2個は別個にカルボン酸、酸無水 物、酸アミド、イミド、カルボン酸エステル、アミノ、ヒドロキシ、エポキシ、 オキサゾリン、オキサシロン、オキサジン、オキサジノン、イソシアネート、カ ルバメート、カルバモイルラクタム、アシルラクタム、ならびにそれらの混合物 および誘導体よりなる反応基から選ばれる反応性基を含む部分であり、R+ 、  R2、R:lおよびR4のうち残り2〜3個はそれぞれHlまたは炭素原子1 〜約20個の炭化水素残基である。
本発明の他の形態は約70〜99.99、好ましくは約90〜99.9、きわめ て好ましくは約95〜99重量%のポリフェニレンオキシド、およびこれに対応 して約0.1〜30、好ましくは約0.1〜10、きわめて好ましくは約1〜5 重量%の下記構造式の置換オレフンンの反応生成物からなる組成物である。
R,R。
C;C R2H。
式中、RI、 R2、RsおよびR1のうち1〜2個は別個にオキサゾリン、オ キサシロン、オキサジン、オキサジノン、イソシアネート、カルバメート、カル バモイルラクタムらびにそれらの混合物および誘導体よりなる反応基から選ばれ 、R 、 、 R 、 、 R. 3およびR,のうち残り2〜3個は別個にH 、または炭素原子1〜約20個の炭化水素残基である。
置換オレフィンに対する置換基である特に好ましい反応基には下記構造式のオキ サゾリンまたはオキサジン残基が含まれる。
式中、R,〜R6は別個にH、炭化水素残基、たとえば炭素原子1〜20個、好 ましくは1〜5個を含むアルキル基、および炭素原子6〜14個を含むアリール 基から選ばれる。アルキル基およびアリール基は所望により、オレフィン性二重 結合またはオキサゾリン類もしくはオキサジン類と実質的に非反応性の置換基を 含む.nはオキサゾリン類については0、オキサジン類については1である。R 5およびR6は好ましくは別個にーHまたは一〇 〇 s、きわめて好ましくは 一Hである。R,およびR。
は好ましくはーHである。
置換オレフィンは下記構造式のオキサシロンまたはオキサジノン残基により置換 されていてもよい。
式中、R1およびR,c.は別個にH、炭素原子1〜20個、好ましくは1〜5 個を含むアルキル基、炭素原子6〜14個を含むアリール基から選ばれる。アル キル基およびアリール基は所望により、オレフィン性二重結合またはオキサシロ ン類もしくオキサジノン類と実質的に非反応性の置換基、およびアリールハライ ドを含む。随はオキサシロン類についてはO、オキサジノン類については1であ る。R,およびR,。は好ましくは別個に一HおよびC H sであり、きわめ て好ましくは一Hである。
置換オレフィンは下記構造式のアシルラクタムにより置換されていてもよい。
式中、pは2〜11である。
置換オレフィンはイソシアネート(− N = C = O)、またはカルバメ ートもしくはカルバモイルラクタム誘導体により置換されていてもよい、カルバ メート誘導体は下記構造式をもつ。
式中、R1+およびR12は別個にH、アルキル基またはアリール基から選ばれ る。カルバモイルラクタム残基は下記構造をもつ。
式中、R13はH、アルキル基またはアリール基から選ばれ、qは2〜11であ る。
R3−13はいずれもカルボン酸残基、酸無水物残基、アミド基、スルフィド残 基、または上記反応基と反応する他の官能基を含むべきでない。
本発明は約5〜95、好ましくは約30〜70、より好ましくは約40〜60重 量%の改質ポリフェニレンオキシド(反応生成物)、およびこれに対応して約5 〜95、好ましくは約30〜70−より好ましくは約40〜60重量%の、上記 反応生成物の反応基と反応性であるポリオレフィンからなる組成物を包含する。
本発明は改質ポリフェニレンオキシド;熱可塑性ポリマー、たとえばポリオレフ ィン、ポリアミド、ポリエステルおよびそれらのブレンド;ならびに組成物の全 重量に対し約5〜50、好ましくは約10〜40、より好ましくは約15〜30 重量%の機能性エチレンープロピレンゴl、を含有する組成物をも包含する。
置換オレフィンのきわめて好ましい反応基にはカルボン酸、およびその誘導体− 酸無水物を含む−が含まれる。特に好ましいものはポリカルボン酸、およびそれ らの誘導体である0個々の好ましいカルボン酸および酸無水物には無水マレイン 酸、マレイン酸、フマル酸、トリメリド酸ビニル無水物、モルホリニルマレアミ ド酸、ケイヒ酸、ビス(2−ヒドロキシエチル)フマルアミド、n−メタクリリ ルラウロラクタム、n−メタクリリル力プロラクタム、p−アミノスチレン、グ リシジルアクリレート、スチレン/グリシジルメタクリレート(GMA)コポリ マー、スチレン/ピペリレン/ G M Aターポリマー、およびジアリルアミ ン−イソ−ブチルオキシカルボニルが含まれる。他の好ましい物質にはオキサゾ リン類、たとえば2−イソプロペニルオキサプリン、2−スチリルオキサゾリン 、および10−フェニレンビスオキサゾリンが含まれる。置換オレフィン上の反 応基の特に好ましい例には下記構造式のオキサゾリンまたはオキサジンが含まれ る。
式中、R0〜R8は別個にH1炭素原子1〜20個、好ましくは1〜5個を含む アルキル基、および炭素原子6〜14個を含むアリール基から選ばれ、これらの アルキル基およびアリール基は所望により、オレフィン性二重結合またはオキサ ゾリン類もしくはオキサジン類と実質的に非反応性の置換基を含み;nはオキサ ゾリン類については0、オキサジン類については1である。
Rs、R,およびR2は別個に好ましくは−Hおよび−CH)、きわめて好まし くはHである。Rs 、 R? 、 RHおよびR2はきわめて好ましくはHで ある。
置換オレフィンは下記構造式のオキサシロンまたはオキサジノンであってもよい 。
I 83 式中、R5,R1oおよびR、は別個にH2炭素原子1〜20個、好ましくは1 〜5個を含むアルキル基、炭素原子6〜14個を含むアリール基から選ばれ、こ れらのアルキル基およびアリール基は所望により、オレフィン性二重結合、また はオキサシロン類もしくはオキサジノン類と実質的に非反応性の置換基、アリー ルハライドを含む。R3およびR2はHであり一はオキサシロン類については0 、オキサジノン類については1である。
Rs + R+ oおよびR3は別個に好ましくは−Hおよび−CH,、きわめ て好ましくは−Hである。
R7〜1゜はいずれもカルボン酸残基、酸無水物残基、アミド基、スルフィド残 基、または上記反応生成物と反応性の他の官能基を含むべきでない。
W換オレフィンは第1官能基、すなわちポリフェニレンオキシドと反応性のエチ レン性不飽和二重結合、および第2官能基、すなわち熱可塑性ポリマーと反応性 の前記オキサゾリン、オキサジン、オキサシロン、オキサジノン、イソシアネー ト、カルバメート、カルバモイルラクタムまたはアシルラクタム残基を含む。
本発明はポリフェニレンオキシドと置換オレフィンの反応生成物である改質ポリ フェニレンオキシド組成物の製法を包含する。これは好ましくはポリフェニレン オキシドおよび置換オレフィンをポリフェニレンオキシドの溶融温度以上におい て溶融ブレンドすることにより調製される。
本発明は上記反応生成物を調製し、これをポリオレフィン約5〜95重量%と溶 融ブレンドする工程からなる方法をも包含する。好ましい形態においては弾性ポ リマー約5〜50%をポリオレフィンと溶融ブレンドする。好ましい形態におい ては弾性ポリマーをポリオレフィンへの添加前に反応生成物とブレンドする。あ るいはポリフェニレンオキシド、置換オレフィンおよび弾性ポリマーをポリオレ フィンとの溶融ブレンディング前にブレンドすることもできるが、好ましくはな い。
本発明は前記により反応生成物を調製し、これを熱可塑性ポリマー約5〜95重 量%および機能性エチレン−プロピレンゴム約5〜50重量%と溶融ブレンドす る工程からなる方法をも包含する。好ましい形態においては、機能性エチレン− プロピレンゴムを熱可塑性ポリマーの添加前に反応生成物とブレンドする。ある いはポリフェニレンオキシド、置換オレフィンおよび機能性エチレン−プロピレ ンゴムを熱可塑性ポリマーとの溶融ブレンディング前にブレンドしうるが、好ま しくはない。
特定の理論に拘束されるわけではないが、本発明に用いられる置換オレフィンは 置換オレフィンのオレフィン性二重結合による結合によってポリフェニレンオキ シドを改質すると考えられる。この結合はポリフェニレンオキシドに対するグラ フトを形成する。この反応生成物の反応基が熱可塑性ポリマー上の残基と反応す ると考えられる。これにより置換オレフィンはポリフェニレンオキシドと熱可塑 性ポリマーの間の結合を形成することができる。この連鎖は一方ではオレフィン 基とポリフェニレンオキシドの間、他方では反応基と熱可塑性ポリマーの間の反 応によって形成されると考えられる。たとえばポリアミドが若干のポリマー鎖末 端にアミン残基をもつ場合は、反応基は酸もしくは酸無水物、またはポリアミド 上のアミン残基と反応性である他の残基であってもよい。この反応によりポリア ミドは置換オレフィンを介してポリフェニレンオキシドにグラフトする。ある種 の置換オレフィンが当技術分野で知られているが、本発明の組成物はまず置換オ レフィンとポリフェニレンオキシドの予備反応生成物を形成することにより、い っそう効果的となる。これは後記の実施例および比較例に示される。
本発明に用いられるポリフェニレンオキシドは周知のポリマーである。ポリフェ ニレンオキシドは米国特許第3.306゜875;3,360,875;3,3 37,501;および3.787 。
361号明細書に記載の方法により製造することができる。米国特許第4.31 5,086号明細書にはポリフェニレンオキシドポリマーの製法が記載されてい る。この方法では次式のフェノール化合物: (式中R&、R,,Rc、RdおよびReはそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、 炭化水素または置換炭化水素残基であり、それらのうち少なくとも1個は水素原 子である)を酸素または酸素含有ガスにより酸化結合触媒の存在下で酸化重合す ることにより、ポリフェニレンオキシドポリマーが製造される。
上記式においてRa、Rb、Rc、Rd、Reの個々の例には水素、塩素、フッ 素、臭素およびヨウ素原子、ならびにメチル、エチル、プロピル、ブチル、クロ ロエチル、ヒドロキシエチル、フェノールエチル、ペンゾール、ヒドロキシメチ ル、カルボキシエチル、メトキシカルボニルエチル、シアノエチル、フェノール 、クロロフェノール、メチルフェニル、ジメチルフェノール、およびエチルフェ ノール残基が含まれる。
フェノール化合物の個々の例にはフェノール、0−1−一、もしくはp−クレゾ ール、2,6−12,5−12.4−もしくは3.5−ジメチルフェノール、2 −メチル−6−フェニルフェノール、2.6−ジフェニルフェノール、2,6− ジメチルフェノール、2−メチル−6−エチルフエノール、および2.3.5− 12.3.6−もしくは2.4.6− )−ジメチルフェノールが含まれる。こ れらのフェノール化合物を混合物として用いることもできる。使用できる他のフ ェノール化合物には二価フェノールが含まれる(たとえばビスフェノールA、テ トラブロモビスフェノールA、レゾルシンおよびヒドロキノン)。
当技術分野で知られている酸化結合反応触媒を用いることができる。この種の触 媒の代表的には以下のものが含まれる。第三アミンの第一銅塩(たとえば塩化第 一銅−トリメチルアミン、酢酸第−銅一トリエチルアミン、塩化第−銅一ピリジ ン)、第二銅塩−第三アミンおよびアルカリ金属水酸化物からなる触媒(たとえ ば塩化第二銅−ピリジン−水酸化カリウム)、マンガン塩および第一アミンから なる触媒(たとえば塩化マンガン−エタノールアミン、酢酸マンガン−エチレン ジアミン)、マンガン塩およびアルコレートまたはフェルレートからなる触媒( たとえば塩化マンガン−ナトリウムメチレート、塩化マンガン−ナトリウムフェ ルレート)、ならびにコバルト塩および第三アミンの組合わせからなる触媒。
好ましいポリフェニレンオキシドは以下のものが含まれる。
ポリ(2,6−シメチルー1,4−フェニレンオキシド)、ポリ(2−メチル− 1,4−フェニレンオキシド)、ポリ(3−メギルー1.4−)ユニしンオキシ ド)、ポリ(2,6−ジエチル=1.4−フェニレンオキシド)、ポリ(2,6 −ジプロピル−1,4−)ユニしンオキシド)、ポリ(2−メチル−6−アリル −1,4−)ユニしンオキシド)、ポリ(2,6−シクロロメチルー1.4−) ユニしンオキシド)、ポリ(2,3,6−トリメチル。
−1,4−)ユニしンオキシド)、ポリ(2,3,5,6−チトラメチルー1. 4−)ユニしンオキシド)、ポリ(2,6−ジクロロー1.4−フェニレンオキ シド)、ポリ(2,6−ジフェニル−1,4−フェニレンオキシド〉およびポリ (2,5−ジメチル−1,4−フェニレンオキシドド)。
フェノール化合物のコポリマーも使用しうる。より好ましいポリフェノールポリ フェニレンはポリ(2,6−シメチルー1.4−フェニレン)オキシドである。
先に引用した明細書中の有用なポリフェニレンオキシドは10,000〜75, 000の数平均分子量を有する。クロロホルム溶液状で測定された固有粘度(I V)は0.3〜O,SS、好ましくは0.4〜0.6である。
本発明の組成物は熱可塑性ポリマーを含有する。熱可塑性ポリマーはASTM  D−638引張り弾性率約20,000psi(1348Pa)以上、一般に2 5,000psi(1728Pa)以上、好ましくは40、OOOpsi(27 6MPa)以上を有する。本発明に有用な熱可塑性ポリマーは、それらがポリマ ー鎖に沿って、ポリマー鎖に結合した、または側鎖もしくは末端基としての反応 基を含むという点で機能性である。官能基にはカルボキシル、酸無水物、アミノ 、イミノ、ヒドロキシルなどの残基が含まれ、カルボキシル、アミノおよびヒド ロキシル基がきわめて好ましい。有用な熱可塑性ポリマーには、カルボキシル、 ヒドロキシル、酸無水物およびアミン、ならびにそれらの混合物から選ばれる残 基により機能性を付与されたポリアミド、ポリエステルおよびポリオレフィンが 含まれる。より好ましい熱可塑性ポリマーはポリエチレンテレフタレート、ポリ ブチレンテレフタレート、ポリイプシロンカプロラクタム、ポリへキサメチレン ジアミド、ポリテトラメチレンアジブアミド、芳香族ポリアミドおよびポリプロ ピレンである。
ここで用いるのに適したポリアミドには、ポリマー主鎖の一部として反復アミド 基を含み、かつ好ましくは末端基滴定法により測定して約15,000〜40, 000の数平均分子量を有する長鎖高分子アミドが含まれる。ここで用いるのに 適したポリアミドは当技術分野で知られている通常の方法のいずれかにより製造 できる。
この種のポリアミドの例は以下のものがあるが、これらに限定されない。(a)  ラクタム、好ましくはイプシロンカプロラクタムの重合により製造されるもの (ナイロン6);(b) ジアミンと二塩基酸の縮合により、好ましくはへキサ メチレンジアミンとアジピン酸の縮合(ナイロン6.6)ならびにヘキサメチレ ンジアミンとセバシン酸の縮合(ナイロン6.10)、テトラメチレンジアミン とアジピン酸の縮合(ナイロン4.6)、ならびにメタキシリレンジアミンとア ジピン酸および、/またはテレフタル酸/イソフタル酸および、・′またはイプ シロンカプロラクタムの縮合により製造されるもの;ならびにアミノ酸の自己縮 合により、好ましくは11−アミノ−ウンデカン酸の自己縮合(ナイロン11) または12−アミノドデカン酸の自己縮合(ナイロン12)により製造されるも の;あるいはこれらポリアミド2種以上からなるランダム、ブロックまたはグラ フトインターポリマー。好ましいものはイプシロンカプロラクタムの重合により 得られるものである。
ポリアミド、たとえばナイロン−6またはナイロン6.6は各種の末端官能基を 含みうる。これには以下のものが含まれる。
(a) ポリアミド鎖の両端に結合したカルボキシル基;(b〉 ポリアミド鎖 の一端に結合したカルボキシル基および他端に結合したアミド基(“キャップ付 き”末端)(ポリラクタムのみ);(c)ポリアミド鎖の両端に結合したアミノ 基;(d)ポリアミド鎖の一端に結合したカルボキシル基および他端に結合した アミン残基(ポリラクタムのみ);ならびにそれらの混合物。アミン末端基付き ポリアミドが好ましい。
本発明の目的に関して、アミン末端基付きポリアミドとはポリアミド分子の少な くとも2個の末端基としてアミノ末端基を有する分子からなるポリアミドである と考えられる。“過剰の”アミン末端基を有するポリアミドはその末端基の50 モル%以上、好ましくは60〜97モル%をアミノ末端基とする分子を含むポリ アミドである。アミン末端基は一部に重合に際し過剰のジアミンを含有させるこ とにより製造される。好ましいジアミンはへキサメチレンジアミンである。
ここで用いるのに適したジアミンの他の例にはテトラメチレンジアミン、ペンタ メチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、デカメチレンジアミンおよびドデ シルアミンが含まれる。
本発明における過剰のアミノ末端基を含むポリアミドの製造に必要なジアミンの 量は、目的とするアミンの量および得られるポリマーの分子量に応じて異なり、 当業者が容易に判定しうる9たとえば約80当量/106gのアミノ末端基、お よび約17当JE/ 10 ’gの酸末端基を含む数平均分子量約21,000 のポリイプシロンカプロラクタムを製造するためには、約0.25モル%のへキ サメチレンジアミンを必要とする。
同様に50モル%以上の末端基を酸末端基として含むポリアミドは重合に際しジ アミンに対して過剰のジ酸、たとえばセバシン酸を存在させることにより形成し うる。この種のポリアミドは酸末端基付きポリアミドと考えられる。有用なジ酸 にはシュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、ス ペリン酸、アゼライン酸、および前記セバシン酸が含まれるが、これらに限定さ れない。
本発明の組成物中のポリエステルには芳香族ジカルボン酸の線状飽和ポリエステ ルが含まれる9好ましい線状飽和ポリエステルにはポリ(エチレンテレフタレー ト)、ポリ(ブチレンテレフタレート)、およびポリ(1,4−ジクロヘキサン ジメチレンテレフタレート)が含まれ、ポリ(エチレンテレフタレート)がその 成形温度の低さのためきわめて好ましい。本発明に用いるポリ(エチレンテレフ タレート)は、約0.4〜約1.20の固有粘度範囲、好ましくは約0.45〜 約0.6の固有粘度範囲を有することが好ましい6固有粘度は60 :40 w /u+比のフェノールおよびテトラクロロエタン中のポリ(エチレンテレフタレ ート)溶液の粘度値をゼロ濃度にまで外挿することにより得られる。測定値は2 5℃に正規化される。ポリ(エチレンテレフタレート)は約250〜275℃で 溶融する。ポリ(エチレンテレフタレート)は約5%までの少量の他の成分、た とえば1,4−シクロヘキサンジメタツール、ブチレンジオール、ネオベンチレ ンジオール、ジエチレングリコール、またはグルタル酸を含有しうる2有用なポ リオレフィンには以下のものが含まれる。低密度、線状低密度、または高密度ポ リエチレン:ポリプロピレン;ボリブテン−1;ポリ−3−メチルブテン−1; ポリ−4−メチルペンテン−1:モノオレフィンと他のオレフィン(モノ−まな はジオレフィン)もしくはとニルモノマーのコポリマー、たとえばエチレン−プ ロピレンコポリマー、または他のモノマー1種もしくは2種以上とのコポリマー 、すなわちE P D M、エチレン/ブタジェンコポリマー;エチレン/酢酸 ビニルコポリマー;エチレン/エチルアクリレートコポリマー;プロピレン/4 −メチルペンテン−1コポリマーなど。好ましいポリオレフィンはポリプロピレ ンである。ポリオレフィ〉・は反応性残基、たとえばカルボキシル、ヒドロキシ ル、酸無水物またはアミン残基を保有する。
総体的な耐衝撃性を改善するために、ゴム状高分子量材料と反応生成物に添加す ることができる。あらかじめ機能性を付与したゴム状材料を用いることが好まし い。この種のゴl、を反応生成物に添加することは、反応生成物を次いでポリオ レフィン、ポリエステルまたはポリアミドと溶融ブレンドする際に得られる特性 を改良するのに役立つ。これは反応生成物をポリアミドとブレンドする場合に特 に顕著である。最終ブレンドのノツチ付きアイゾツト値が、高い破断点伸びを保 持した状態で実質的に改良されることが認められた。本発明者らはいずれかの理 論に拘束されることは望まないが、機能性ゴムを含有させることにより反応生成 物7/熱可塑性ポリマー界面が実際に強化されるのであろうと推定される。
ゴム状ポリマーは約40,000psi(276MPa)以下、一般に25,0 00psi(172MPa)以下、好ましくは20.OOOpsi(13SMP a)以下のASTM D 638 引張り弾性率をもつものと定義される。
これはブロックまたはグラフトコポリマーであってもよい。有用なゴム状ポリマ ーは反応性モノマーから製造され、これらはポリマー鎖もしくは分枝鎖の一部で あるが、またはポリマーにグラフトしていてもよい。これらの反応性モノマーに はジエンおよびカルボン酸、ならびにそれらの誘導体、たとえばエステルおよび 酸無水物が含まれる。この種のゴム状ポリマーには以下のものが含まれる。ブタ ジェンポリマー、ブタジェン/′スチレンコポリマー、イソプレン、クロロブレ 〉′、アクリロニトリル/ブタジェンコポリマー、イソブチレン、インブチレン /′ブタジェンコポリマー、エチレン/プロピレンコポリマー、およびエチレン /プロピレン、′ジエンコポリマー。有用なゴム状ポリマーは芳香族ビニルモノ マー、オレフィン、アクリル酸およびメタクリル酸、ならびにそれらの誘導体を 含みうる。有用なゴム状ポリマーおよびその製法は米国特許第4,315,08 6および4,174,358号明細書に記載されており、本発明の開示に−g・ 要な限りにおいてここにそ九らをフ考として引用する。
本発明の好ましいゴムにはエチレンおよびエチレン以外のα−オレフィンのコポ リマーであって、エチレンコポリマーにグラフトしたグラフト部分シ含むグラフ トコポリマーが含まれる。
有用なグラフト部分にはカルボキシルおよびカルボキシレート官能基が含まれる 。エチレンおよびα−オレフィンは好ましくはエチレン、および少なくとも1種 のC3〜C6、好ましくはC3−C,α−オレフィンのコポリマーである。プロ ピレンがコポリマー中のCnC6α−オレフィンとして選ばれるモノマーである 。他のC3−C,α−オレフィン、たとえば1−ブテン、1−ペンテンおよび1 −ヘキセンをコポリマー中のプロピレンの代わりに、またはそれに加えて用いる ことができる。
カルボキシルまたはカルボキシレート官能基は、エチレン7、/C3C6α−オ レフィンコポリマーを、炭素原子4〜8個のα、β−エチレン性不飽和ジカルボ ン酸またはその誘導体よりなる群から選ばれる不飽和グラフト部分と反応させる ことにより供給できる。この種の誘導体には、ジカルボン酸無水物、または酸の 金属塩、またはカルボン酸基の0〜100%が金属塩基性による中和などによっ てイオン化されたジカルボン酸モノエステルが含まれる。この種の酸および誘導 体の例は以下のものである。マレイン酸、無水マレイン酸、マレイン酸モノエチ ルエステル、マレイン酸モノエチルエステルの金属塩、フマル酸、フマル酸モノ エチルエステル、イタコン酸、ビニル安息香酸、ビニルフタル酸、フマル酸モノ エチルエステルの金属塩、マレイン酸またはフマル酸またはイタコン酸のモノエ ステルであって、アルコールがメチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソ ブチル、ヘキシル、シクロヘキシル、オクチル、2−エチルヘキシル、デシル、 ステアリル、メトキシエチル、エトキシエチル、ヒドロキシまたはエチルである ものなど。グラフト部分はいずれかの周知のグラフト法によりエチレンコポリマ ーにグラフトさせることができる。
有用なエチレンおよびα−オレフィンのグラフトコポリマーは、エチレンに対し 約30〜60、好ましくは約40〜45重量%のα−オレフィンを含む。コポリ マーは約0.1〜9z、好ましくは約0.1〜4% 、より好ましくは約0.3 〜2.0:(重量)のグラフト部分をも含む。グラフトコポリマーは数平均分子 量約2,000〜100,000.好ましくは約2 、000〜65,000. より好ましくは約5.000〜35,000;きわめて好ましくは約5,000 λ20,000の数平均分子量を有する6換算溶液粘度(RSV)は一般に約0 .5〜3.5である。RSV2.8は数平均分子量的so 、 oooに相当し 、RSVIOは数平均分子量約12,000に相当する。特に有用なゴムは、エ チレン45重量%およびプロピレン54.6gを含有し、ムーニー粘度25を有 し、無水マレインDO,eで改質されたマレエート化エチレン−プロピレンゴム である。
意外にも、機能性ポリフェニレンオキシド、熱可塑性ポリマー、および機能性エ チレン−α−オレフィンゴムの組成物が改良されたノツチ付きアイゾツト値を示 すことが見出された。
本発明の好ましい組成物は、ゴム状グラフトコポリマー約5〜50%、好ましく はゴム状グラフトコポリマー約10〜40%、より好ましくは約15〜30%を 含有する。
本発明のブレンドは1種または2種以上の通常の添加物、たとえば酸化、熱およ び紫外線による分解に対する安定剤および抑制剤、滑剤および離型剤、色素およ び顔料を含めた着色剤、難燃剤、繊維状および粒状の充填材および強化材、可塑 剤などを含有してもよい。これらの添加物は一般に混合工程で添加される。
本発明のブレンド中に存在しうる代表的な酸化および熱安定剤には、■族金属ハ ロゲン化物、たとえばナトリウム、カリウム、リチウl−および銅(1>ハロゲ ン化物、たとえば塩化物、臭化物、ヨウ化物;ヒンダードフェノール、ヒドロキ ノン、およびこれらの群の各種置換体、ならびにそれらの組合わせが含まれる。
代表的な紫外線安定剤には各種の置換レゾルシン類、サリチレート類、ベンゾト リアゾール類、ベンゾフェノン頚などが含まれる。
代表的な滑剤および離型剤にはステアリン酸、ステアリルアルコールおよびステ アルアミドが含まれる。代表的な有機色素にはニグロシンが含まれ、一方代表的 顔料には二酸化チタン、ルトラマリンブルー、カーボンブラックなどが含まれる 。代表的な充填材には炭素繊維、ガラス繊維、非晶質シリカ、アスベスト、ゲイ 酸カルシウム、ゲイ酸アルミニウム、炭酸マグネシウム、カオリン、白亜、粉末 石英、マイカ、長石などが含まれる。
代表的な難燃剤には有機ハロゲン化会物、たとえばデカブロモジフェニルエフチ ルなどが含まれる。
代表的な可塑剤にはラクタム、たとえばカプロラクタムおよびラウリルラクタム 、スルホンアミド類、たとえばo、p−トルエンスルホンアミドおよびN−エチ ル−o、p−)ルエンスルポンアミド、ならびに当技術分野で知られている他の 可塑剤が含まれる。
前記反応生成物は、好ましくはポリフェニレンオキシドおよび前記の置換オレフ ィンを用いて、遊離基触媒の存在下で形成される。有用なa離基触媒には過酸化 物、たとえばジアルキル、ジアリールおよびジアシルペルオキシド、たとえばジ クミルペルオキシドなどが含まれる。他の有用な遊離基触媒にはN−ブロモイミ ド類、たとえばN−ブロモスクシンイミド、ジアルキルアゾ類などが含まれる。
遊離基触媒を用いない場合は、反応生成物は満足すべき反応が起こるのに十分な ほど過酷な条件でポリフェニレンオキシドを置換オレフィンと溶融ブレンドする ことにより製造される。
反応生成物はポリフェニレンオキシドと置換オレフィンの完全な反応物である必 要はない。反応した置換オレフィンとポリフェニレンオキシドの反応基が熱可塑 性ポリマーと反応して前記の必要なグラフト型結会含形成しうるのに十分な程度 の反応がポリフェニレンオキシドと置換オレフィンの開で起こる必要があるにす ぎない。
この反応生成物は後続の他の物質とのブレンドのために別個に保存するか、また はそれ自体を形成用配合物として用いることができるという点で、それ自体有用 である。
上記反応生成物および熱可塑性ポリマーからなる本発明組成物は、射出成形され た耐衝撃性の高いプラスチック製品、たとえば電気コネクター、自動車部品、た とえば外部パネルのほか、積層品を含めた複合材料の製造に用いられる。
本発明の組成物は通常のポリマー溶融ブしンディング法により製造しうる。この 方法は一般に高分子量添加物の溶融温度以上の温度で、密閉式混合装置、たとえ ば押出機中で行われる。
これらの組成物は約S秒以下、好ましくは3秒以下のサイクル時間で成形しうる 。
本発明を以下の実施例によってより詳細に説明するが、これらは本発明を限定す るものではない。
夫族匠 本発明の性質およびその実施態様を説明するために若干の例を以下に示す。特に 指示しない限り、部および%はすべて重量による。
以下の例において溶融ブレンド組成物は特に指示しない限り以下の方法に従って 試験された。ASTM D−256ノツチ付きアイゾツト、23℃、3/、6イ ンチ(5mm)厚の試料;ASTM D−790曲げ強さおよび弾性率;As’ rM D−638引張り強さ、弾性率および伸び;ASTM D−648指示さ れた負荷(psi)における加熱たわみ温度。
ポリマーブレンドはウニイン(Wayne)もしくはキリオン(K 1llio n) 1インチ(2,54cm)−軸スクリユーまたはライストラッツ(Lei strutz) 28+n+o同時回転式押出機により、各側に挙げた条件下で 押出された。
試験片はすべてアルバーブ・オール・ラウンダー(ArburgA l l R ounder)モデルナンバー221E/150により、35トンのクランプ力 で射出成形された0曲げ特性を試験するための試験片(曲げ試験片)は’ /  + 6インチ(5IIIIIl)の厚さであり、引張り試験片は176インチ( 3am)の厚さであった。アイゾツト試験は曲げ試験片について行われた。一般 的な成形条件は以下のとおりである二区分温度1〜3.280°、290°、3 00℃;成形温度93℃:圧力900 psi(6M P a)および550p si(4MPi)、ならびにサイクル時間17.27および5秒間。
ポリマー抽出分は試料を#20メツシュの篩を通してワイリー・ミル(Wile y λ1ill)により摩砕したのち調べた。乾燥し、あらかじめ秤量した試料 を次いでソックスレー装置により一夜抽出した。PPOを抽出するためにはクロ ロホルム(CHCff1s)を用い、ポリアミドには2 、/) 、/)−トリ フルオロエタノール(TFE)を用いた。試料を再び乾燥および秤量して、重量 損失をめ、減量パーセント3計算した。CHC/、はグラフトしていないPPo を抽出し、TFEはグラフトしていないナイロン6を抽出する。
PPOカルボキシ滴定はクロロホルム/ベンジルアルコールの1:1混合物中で ベンジルアルコール中のNaOH溶液を滴定液として用いて行われた。
実施例1および2はポリフェニレンオキシドおよび置換オレフィン型グラフト剤 の反応生成物の製造を目的とする。
K1匠り これはポリフェニレンオキシドおよび無水マレイン酸の反応生成物を製造する例 である。
乾燥ポリ(1,4−ジメチルフェニレン)オキシド(PPO)(固有粘度0.6 4)を無水マレインM(MA>およびN−ブロモスクシンイミド(NBS)遊離 基触媒と、それぞれ98.9:1.0:0.1の比率で密にブレンドした。この 乾燥ブレンドをL/D比24の1インチ(2,54cIIl)−軸スクリユー押 出機により3:1の圧縮スクリューを用いて以下の条件下に押出した。温度プロ フィル:260゜280.300,300℃(それぞれ区分1.2.3.および グイ)、6Qrpm。
乾式ベレット化後に、押出機をワイリー・ミルにより(20メ・・lシュの篩を 用いて)摩砕し、ソックスレー装置中でアセトンにより一夜抽出した0反応生成 物のカルボキシル滴定は結合無水マレイン酸0.6〜0.7重量%を示す。固有 粘度は0.65であった。無水マレイン酸はPF”0にグラフト(8)シている と考えられる。
失1L3− 以下はPPOを置換オレフィンと反応させるのに用いる方法の代表例であり、使 用した置換オレフィンの表がこれに続く。
貫錐倒1で・用いた種類のPP01置換オレフイン、および遊離基触媒(ジクミ ルペルオキシド、ルベロツクス(Luperox)500R>の、それぞれ9S 、9:1:0.1の比率の密なブレンドを1インチ(2,54cm>の押出機に より下記の条件、すなわち温度プロフィル、260,280,290,300℃ ;12.5:1の圧縮混合スクリュー、60rpmで押出し、次いで乾式ベレッ ト化した。ベレット3ワイリー・ミルにより20メツシユの篩を用いて摩砕し、 ソックスレー装置中でアセトンにより一夜抽出し、乾燥させ、結合置換オレフィ ンにつ、き分析した。この処理後の反応率パーセントを次表に示す。これは結合 している反応性部分の重量を初期の反応性部分の重量で除したものにより定めら れる。
反応率 無水オレフィン 76 ^ フマル酸 75 A モルホリニルマレアミン酸85 ^ ゲイ皮酸 28 ^ 2−イソプロペニルオキサプリン 43 B2−スチリルオキサゾリン 17  B ビス(2−ヒドロキシエチル) 89 B’フマルアミド A−カルボキシル滴定 B−元素分析 B’−元素分析−材料がきわめて不溶性であった。
実施例3〜10は機能性PPOおよびポリオレフィン、ポリアミドまたはポリエ ステルの組成物の製造を目的とする。
夷族匠1 これは機能性PP○および機能性ポリオレフィンのブレンドの調製例である。
マレエート化22049部なカルボキシル化ポリプロピレン〈ポリボンド(Po lybond)1004.B、 P、ケミカルズ)49部、およびスタバキソー ル(S tabaxol)P −100、ライン・ヘミ−からのオリゴマー状ポ リ(カルボジイミド)2部と混合した。スタバキソールP−100はポリ(2, 4,6−)−リイソブロピルー1,3−フ二二レン力ルポジイミド)(PCDI )であると解される。この温き1℃を285℃で混合スクリュー(L 7 D  = 2471 )を備えた1インチ(2,54cm)−戦スクリユー型キリオン 押出機により押出した。押出物を冷却し、ベレット化し、乾燥させた。
乾燥したベレットを射出成形して標準A S T M引張り試験片となし、試験 した。ブレンドは下記の特性を示した。引張り弾性率=279,000psi( 1,923MPa) ;引張り強さ・4.OOOpsi(2SMPa) ;D  T U L @264psi(2Pa);134℃;D T U L @ 66  psi(,5Pa)=159℃。比較例においては、通常の成形用ポリプロピ レン(ツルテックスから)を用いて、スタバキソールP−100を除いて調製さ れた同様なブレンドが下記の特性を示した。引張り弾性率・266.000ps i(1834MPa);引張り強さ=3,900psi(27MPa) 、これ らの結果は、機能性ポリオレフィンおよびポリ(カルボジイミド)の使用によっ て、より高い引張り弾性率および引張り強さをもつ組成物が得られることを示す 。
夫族匠先 これは本発明の反応性処理により機能性無水マレイン酸−PPO/ポリアミドブ レンドを調製する例である。
無水マレイン酸により機能化されたPPO(PPO−ε−MA、実施例1で製造 )のベレットを、乾燥した過剰のアミン末端基付きナイロン6(アライド−シグ ナル社、0.03ミリ当量(meq/g)のアミン末端基、NH,滴定、および ギ酸粘度(FAV)58)のベレットとそれぞれの60:40の重量比で密にブ レンドした。
このベレット−ベレット混合物を1インチ(2,54c+s)の−軸スクリユー 押出機により12.5:1の圧縮混合スクリューを用いて下記の条件下で押出し た。温度プロフィル;220,270,280,285℃、50rpm。この組 成物ナベレット化し、乾燥させ、射出成形して標準1,18インチ(3mm)試 験片となした。比較例においてはく比較例1)60:40PP○7/ナイロン6 ブレンドを上記と等しい条件下で押出した。PPOは実施例1で用いたものと同 一であり、ナイロン6は実施例4で用いたものと同一である。比較例1は無水マ レイン酸を含有しなかった。物理的特性測定を下記にまRTノツチ付きアイゾツ ト 0.5(27) 1.1(59)(ft−1b/1n)(J/M) 引張り弾性率(psi)(MPa) 357,000 366.000<2,4 61) (2,523) 引張り強さくpsi) (MPa) 6,600(46) 10,600(73 )破断点伸び(S) 2.0 84 HDT at 264psi(2Pa)(’C) 151 146CHCf、抽 出分(E) 60 17 これらの結果は実施例4において有意量のPPOが抽出されなかったことを示す 。実施例4は改良された耐衝撃性および破断点伸びを有していた。
夫立匹i これは機能性トリメリド酸ビニル無水物PPO/ポリアミドブレンドの調製例で ある。
PPOおよびトリメリド酸ビニル無水物(それぞれ98.5+1.5の重量比) の密なブレンドを1インチ(2,54cm)の−軸スクリユー押出機により3: 1の圧縮スクリューを用いて60r’pmで下記の条件下に押出した:帯域温度 (1−3,グイ)235°、260°。
295°、300℃;ダイ圧力3600psi(25MPa) 、 2097分 。このストランドをペレット化し、乾燥させ、実施例4で用いた種類の乾燥アミ ン末端基付きナイロン6と、改質PP〇一対一ナイーナイロン量比60:40に おいてブレンドした5この混合物を圧縮比12.5:1こ)混合スクリューを備 えた同一の押出機により、下記の条件下で押出した:帯域温度(1−3,ダイ) 225’ 、270°。
280e、285°C;60rpm;ダイ圧力1500psi(10MPa)  、259/分。押出機を冷却し、ペレット化し、真空下に100°Cて′−夜乾 燥させた。射出成形して試験片としたのち、ポリマーブレンドは下記の特性を備 えていた。
降伏点引張り伸び z6・6 破断点引張り伸び z12・5 引張り強さくpsi>(MPa) 9,063(62)引張り弾性率(psi) (MPa) 344,000(2,372) 破l!Fr強さくpsi>(MPa) S、333(57)K度匠り これはPPOと2−イソプロペニルオキサゾリンの反応生成物を製造し、反応生 成物にポリアミドを添加する例である。
PP012−イソプロペニルオキサゾリン(ダウ・ケミカル)1重量%、および ジクミルペルオキシド(ルベロックス500R)0.05重量%の密なブレンド を実施例5のP4合と同一の押出機により、下記の条件下で押出した:温度プロ フィル(帯域1−4 )270,280,290,300; 3 : 1の混合 スクリューを7Orpmにおいて使用、ダイ圧力5500psi(38MPa) および電動機に4アンペアを発生。乾式ペレット化後に、押出faを過剰の酸末 瑞付きナイロン6−0.04meq−C○○H/ gを含む−と、改質PPo− Po−イーナイロン量比3:2において密に混合し、1インチ(2,54cn+ )の−軸スクリユー押出機により12.5:1の混合スクリューを用いて下記の 条件下で押出した:温度プロフィル(帯域1−4 )250゜275.280, 290℃、60rpm、ダイ圧力1900psi (13MPa)および電動機 に1アンペアを発生。水冷、ペレット化、乾燥、および試験片の射出成形ののち 、下記の引張り特性を比較例2と比較した。
これは同様な方法で、ただし置換オレフィンを含有させずに製造されたものであ る。
ル敦3ス 夾菰」互 引張り弾性率 (psi)(MPa) 359,000 366.000(2, 474> (2,523) 引張り強さ (psi)(MPa) 9,200 10.400降伏点伸び H ) 1.2 6.4 破断点伸び け) 2.8 9.0 これらの結果は、置換オレフィンを用いた場合、上記特性が改良されることを示 す。
夫膨匠二 これはPPOと置換オレフィン混合物との反応生成物を製造し、反応生成物にポ リアミドを添加する例である。
PPO、および実施例1で用いた種類のMAI%の密な混合物を■−フ二ユニン ビスオキサジノン(タケダ社)0.2重量%と共に1インチ(2,54cm)の −軸スクリユー押出機により3:1の圧縮スクリューを用いて下記の条件下に押 出した:温度プロフィル(帯域1 4 )250,270,285,300℃、 55rpm、ダイ圧力6000ps 1(418Pa)および電動機に5〜6ア ンペアを発生。乾式ベレツト化後に、改質PPOは固有粘度0.55を示した。
上記のオキサゾリン改質PPOを酸末端基付きナイロン6(アライド−シグナル 、ナイロン6.0.04meq−COOH/ g)と共に、1インチ(2,54 cm)の押出機により12.5:1の混合スクリューを用いて下記の条件下に押 出した:温度プロフィル(帯域1−4)250.265,285,285℃、6 0rpm、ダイ圧力2SOOpsi(19MPa)および電動機に2.5アンペ アを発生。水冷、ペレット化、乾燥、および試験片の射出成形ののち、引張り特 性をめ、同様な方法で、ただし下記により製造された比較例3と比較した。比較 例3は同様な方法で製造されたが、置換オレフィンを含まなかった。
ル剪]盈 夾茄しヱ 引張り弾性率 (psi)(MPa) 359,000 366.000(2, 474) (2,523) 引張り強さくpsi)(MPa) 9,200 10.400降伏点伸び (S ) 1.2 6.3 破断点伸び (%) 2.8 29.0置換オレフインを用いると上記特性が改 良されることが分かる。
え芝匠影 これはPPoとフマル酸の反応生成物3製造し、反応生成物にポリアミドを添加 する倒である。
粉末状P P O(I V =0.63)およびフマル酸それぞれ99:1の重 量比の密なブレンドを1インチ(2,54cm)の押出機で70rpmにおいて 3:1の圧縮スクリューにより、下記の温度プロフィル:260°、280°、 300’ 、300℃、それぞれ(帯域1.2.3 、ダイ)を用いて押出した 。乾式ペレット化後に、上記押出物、および実施例4で用いた種類のアミン末端 基付きナイロン6の、重量比60 :40のブレンドを1インチ(2,54cm )の押出機で12.5:1の混合スクリューにより50rpIOにおいて、下記 の温度;220°。
270°、280°、285℃で押出した。ベレット化、乾燥(120°10. 5mmHε、12時間)ののち、押出物を標準試験片に成形した。以下は最終組 成物の物理的特性の要約である。
曲げ弾性率(psi)(MPa) 380,000(2,620) 曲げ強さくpsi)(MPa) 10,700引張り弾性率<psi)(MPa ) 349,000(2,406> 引張り強さくpsi) (MPa) 9,600降伏点伸びH) 7.3 破断点伸び(z) 43 熱変形温度264psi(2MPa)、(”C) 150熱変形温度66psi (0,5MPa) 、(”C) 188ノツチ付きアイゾツト(室温)ft−1 b/in 1.1ノツチ(J/M) (60) ノツチ付きアイゾツト(−29℃)ft−1b/in 0.8ノツチ(J/M)  (43) 比m この例は本発明方法と異なる溶融ブレンディング法について述べ、まずPPOの 機能化が必要であることを示す。
実施例4で用いた種類のアミン末端基付きナイロン6および無水マレイン!(9 9: 1 )の密なブレンドを1インチ(2,54cm)の−軸スクリユー押出 機により45rpmで押出した。帯域(1−3,ダイ)温度は199°、216 °、232°および249℃であり、その間ダイ圧力10001000psi( 7を発生した。押出されたストランドは橙色であり、多数の気泡を含んでいた。
このストランドをペレット化し、乾燥させ、PPOと共に(ナイロン<M A  )/ P P Oの比40:60において)下記の条件下で再び押出した:温度 (帯域1−3.ダイ)216°、241°、271°、299℃、45rpm、 ダイ圧力200psi(1,4MPa)を発生。ペレット化および乾燥ののち、 もろい押出物のクロロホルム抽出により59%の混合物が抽出され、これは無視 しうるほどの反応であることを示す。
艮族匠工 この例はPPOと反応したアシルラクタムの使用につき示す。
PPOおよびアシルラクタムの、それぞれ9つ:1の重量比の密なブレンドを1 インチ(2,54cm)の押出機で下記の条件により押出し:温度プロフィル; 216,243,271℃;圧縮供給スクリュー3:1.45rpm、次いで乾 式ペレット化した。反応生成物のベレット60重量%を実施伊14で用いた種類 のアミン末端基付きナイロン6.40%とトライブレンドし、次いで上記と同じ 条件下で押出した。ただし12:5:1の圧縮混合スクリューを用いた。これら のベレットをワイリー・ミルにより20メツシユの篩を用いて京砕し、次いでク ロロホルム(CHC1s>で−夜抽出した。反応したPPOは非溶解PPOの重 量に基づいて判定された。反応率パーセントは保持されたPPOを最初のPPO 量で除したものに基づく。
!摸オ±≦しG仁−言パーセント N−メタクリリル力プロラクタム 16N−メタクリリルラウロラクタム 22 天上ば呼よ」− この例はPP○反応生成物およびポリエチレンテレフタレー)−(PET)の組 成物を示す。PPOと置換オレフィンの反応生成物は実施例2と同様にして合成 された。これを1インチ<2.54cm)の−軸スクリユー押出機により1:1 の比率でPET(固有粘度0.7、密度1.37.Tg= 81℃)と共に下記 の条件下で押出した:温度(帯域1−4.ダイ)216,243,271,28 8℃、45rpm、混合スクリューはダイ圧力400psi(3MPa)を発生 。ペレット化および乾燥後にポリマーを摩砕し、クロロホルムにより15時間抽 出し、再び乾燥させ、減量を秤量した。対照(置換オレフィンを含まない)より 少ない抽出物の量−これは反応生成物に付随するPPOの量を示す一3次表にま とめる。
抽出された 萱 オレフィン PP0% 対照 51 p−アミノスチレン 47 グリジジルアクリレート+ 36 2−イソプロペニルオキサゾリン 46スチレン/グリシジルメタクリレート  43(CM八)コポリマー(比率80:20)スチレン/ピペリレン/CMA  40 ターポリマー(比率67:15:Is)ジアリルアミン−1−ブチルオキシカル ボニル 441グリシジルアクリレートは液状で押出機に注入されたが、他の置 換オレフィンはPPOと共に押出機のスロート中へ供給された。
実施例11〜25は機能性PPO,ポリオレフィン、ポリアミド、またはポリエ ステル;およびゴムの組成物を目的とする。
夾光F」」− これはPPo、無水マレイン酸、NBS、およびゴムのブレンドを調製し、次い でブレンドにポリアミドを添加する例である。
88.9SノP P O51%の無水7L/イン酸、0.1%ノN−ブoモスク シンイミド(NBS)、および10%のマレエート化エチレンプロピレンゴム( mEPR)(エキソンによりM D V −746としてエチレン45重量%、 プロピレン54.6重量%、ムーニー粘度25、無水マレイン酸0.4zで改質 )を1インチ(2,54c輸)の−戦スクリユー押出機により274℃で押出し た。冷却およびペレット化ののち、押出物を実施例4で用いた種類のアミン末端 基付きナイロン6とそれぞれ60:40の重量比でブレンドし、274℃で再び 押出した。このブレンドを乾燥させ、試験片を成形した。抽出はCHCl3およ びTFEにより行われた。物理的特性測定値を下記にまとめる。
ノツチ付きアイゾツト(室温) 6.2<334)(4t、Ibs、’inノツ チ)(J/’M)曲げ弾性率(psi) (MPa) 279,000(1,9 23> 曲げ強さくpsi)(MPa) 9,800曲げ弾性率(psi)(MPa)  311.000(2,144) 引張り強さくpsi)(MPa) S、700破断点伸び(H) 100 HDT 66psi<0.5MPa)、(℃) 191非抽出歿基 3oz K1匠L1 これは機能性PPO,NBSおよびゴムのブレンドを調製し、次いでブレンドに ポリアミドを添加する例である。
乾燥PP○を無水マレイン酸(MA)1.0%、および遊離基触媒として用いる N−ブロモスクシンイミド(N B S )0.1%と、密な混合が達成される まで物理的にブレンドした。このブレンドをL/D比24のベント式1インチ( 2,54c+11)−軸スクリユー押出機を用いて圧縮比3:1のスクリューに より288”Cで乾式ペレット化した。ポリマーの滴定により無水マレイン酸0 .5〜0.7重量%がPPOと反応したことが示された。
実施例11で用いた+nEPRゴム10%および上記PP○/MAの物理的ブレ ンドと1インチ(2,54cm) 、L / D比24の一軸スクリユー押出機 により圧縮比12.5:1の混合スクリューを用いて288℃で押出し、冷却し 、ペレット化した。
PP○/Δ1AおよびmEPRのプレブレンド、ならびに実施例4で用いた種類 のアミン末端基付きナイロン6の押出機溶融ブレンド(それぞれ54 :6 : 40の重量比)をプレブレンドと同じ条件下で調製し、冷却し、ペレット化した 。このポリマーアロイを真空炉内で130℃において10〜15時間乾燥させ、 試験片を成形した。ブレンドの組成および特性を下記に要約する。
ノツチ付きアイゾツト(室温> 6.9(373)(ft、Ib/inノツチ、 1/8”)<3mm)試験片(J/M) 曲げ弾性率(psi)(MPa) 305,000(2,103) 曲げ強さくpsi)(MPa) 10,800引張り弾性率(psi)(MPa ) 321.000<2,213) 引張り強さくpsi)(MPa) 9,200破断点伸び(Z) 73 HDT、264psi<2MPa)、(”C) 142CHCN、可溶分く2) (可溶性PP0) 36TFE可溶分(2)(可溶性ナイロン)32非抽出残基  32 え巨lLl これはPPO、フマル酸、NBSおよびゴムのブレンドを調製し、次いでこのブ レンドにポリアミドを添加する例て゛ある。
PPO/ナイロン6アロイの配合は一帖または二軸スクリュー押出機により一工 程で、複数の供給口な用いて行われた。供給スロートにおいて、あらかじめ調製 された49.45@P Po。
10%mE P R,0,5%フマル酸、および0.05%N B Sのブレン ドを秤量併給装置における減量により全溶融物流の6C3gにおいて供給した。
下流の供給部において、実施例4で用いた種類のナイロン6を秤量供給装置にお ける2回目の減量により、溶融物流の40%において供給した。さらに下流に真 空ベントを設け、捕捉された空気、揮発性成分および水を除去した。3010τ nのラ軸スクリュー押出機クリュー押出機の一般的操作パラメーターはバレル温 度220〜250°CC1175rp、15〜19アンペア、ヘッド圧力140 0psi(10MPa)および溶Mi温度300〜340”Cであった。
配合物の物理的特性は下記のとおりであった。
ノツチ付きアイゾツトft Ib7’1n(J+’M) 9(486)曲げ強さ psi<MPa) 11,000<76>曲げ弾性率psi(MPa) 270 ,000(1,861)引張り強さpsi(MPa) S、000(55)極限 伸び : 5Q% MM基開始剤としてジクミルペルオキシドを用いて(NP、Sと直接に交換)同 様にして配合物を調製した。配合物の物理的特性は下記のとおりである。
ノツチ付きアイゾツトIt lb、’1n(Jz’M) 9(486)曲げ強さ psi (MPa) 11.000(76)曲げ弾性率psi(MPa) 28 0,000(1,930)引張り強さpsi(MPa) 8,000(55)極 限伸び y 5P 天見ヱしL先 機能性PPO/ポリアミドブレンドにおいてゴム量の効果を調べた。押出しはす べて等しい条件下で行われた。実施例11のP P O、、、’ MAを用い、 mEPRゴムは実施例11で用いたものと同じて゛ある。物理的ブレンドを1イ ンチ(2,54c+n)の−軸スクリユー押出機により下記の温度プロフィル( 帯域1−3.グイ);225℃、260℃、275℃、および2SO’C、スク リュー速度60rp+tl、上記押出物を乾燥させ、実施例4で用いた種類のア ミン末端基付きナイロン6とブレンドし、再び押出しく帯域1−3.グイ)(2 25℃、290℃、290℃、290℃)、冷却し、ペレット化した。乾燥、お よび標準試験片の射出成形ののち、物理的特性を試験した。結果を下記にまとめ る。
+++EPR重量% 3610 PPO/MA重1% 57 54 50ナイロン6重量% 40 40 40 ノツチ付きアイゾツト(室温) 1.S 10.0 13.2(ft、lb/i nノツチ)(J/’M) (97) <540) (713)曲げ弾性率(ps i)(MPa) 425,000 345,000 350,000(2,93 0) (2,378> (2,413)引張り弾性率(psi)(J/M) 3 36,000 366.000 326,000(2,316> (2,523 ) (2,247)flDT、66psi(0,5MPa) (”C) 193  191 190これらの結果は、一般に耐衝撃性がmEPRの使用量に依存す ることを示す。
夫芝匠15 一工程溶融ブレンディングの有効性を本発明の二工程溶融ブレンディングと比較 した。組成物は28mmの同時回転式二軸スクリュー押出機を用いてブレンドさ れた。押出機はそれぞれ200 、270 、290 、290 、290 、 290 、300 、300 、300および300℃で操作される10帯域を 備えていた。押出機r 1)Illは150であり;電動機のアンペア数は13 〜15Aであり:圧力は900−1400psi<6−106−1Oてあり;I 、7・′Dは40であった。一工程法では組成物の成分すべてを一緒に押出機の 口に供給した。二工程法では実施例4で用いた種類のアミン末端基付きナイロン 6−これは帯域5に供給された一以外のすべての成分を一緒に押出機の口に供給 した。
射出成形して試験片となし、乾燥したのち、物理的特性を測定した。結果を下記 にまとめる。
二重1と ユニ1直 PPO,’MA S 53 53 H八重量% 11 mEPR重量% 66 ナイロン6重量% 4040 ノツチ付きアイゾツト(室温) 3.2(173) 6.2(335)(ft、 Ib/in、ノツチ)(J、/M)ノツチ付きアイゾツト(−29℃) 1.6 <86) 2.2(119)(ft、Ib/in )、チ)(J/M)曲げ弾性 率(psi)(MPa) 271,000 283,000(1,868) ( 1,951) 曲げ強さくpsi)(HPa) 9,300(64) 9,900(68)引張 り弾性率(psi)(MPa) 303,000 316,000(2,089 ) (2,179) 破断点伸びけ) 25 89 HDT、264psi(0,5MPa)(℃) 128 150これらの結果は 、高い耐衝撃性を得たい場合は一工程法より二工程法の方が好ましいことを示す 。
去1ヱL」Lユニニー アミン末端基付きナイロンの効果を調べた3等しいアミンおよび酸末端基を有す る均等化(balanced)ナイロン6(アライド−シグナル、0.02me qアミン/カルボキシル/I?、70FEV)3実施例16に用いた。これを、 実施例4で用いた種類のアミン末端基付きナイロン6を含む組成物である実施例 17と比較した。
フマル酸と反応したPP0(実施例8 ) 8’ 3重量部およびmEPR17 重量部の密なブレンドを下記の条件下で押出した。
温度216,243,260,299℃(帯域1−3.グイ)、4Qrpm、1 インチ(2,54cm)−軸スクリユー押出機、混合スクリューを使用。次いで これをペレット化し、乾燥させた。
上記押出物60重量部を均等化ナイロン6またはアミン末端基付きナイロン6( 40部)と共に上記と同じ条件下で再び押出した。押出物を乾燥させ、試験片を 成形した。これらのブレンドは下記の特性を備えていた。
人l11秒−天上1ヱ 均等化N6 アミン末端N6 ノツチ付きアイゾツト(室温) 10.6(572) 12.6<680)(f tib/ 1n)(J/M) 曲げ弾性率(psi) (MPa) 280,000 275,000(1,9 30) (1,896) 曲げ強さくpsi) (MPa) 9,700 9.600引張り弾性率(ps i)(MPa) 313,000 308,000(2,158) (2,12 3) 引張り強さくpsi)(MPa) 8.400 8.200破断点伸び(:)  22 104 HDT、264psi(28Pa) (℃) 138 147これらの結果は、 より高いノツチ付きアイゾツトおよび伸びを得たい場合には均等化ナイロン6よ りアミン末端基付きナイロン6の使用の方が好ましいことを示す。
K1匠1比 これは本発明組成物な市販品2種と比較した例である。
製品Aはほぼ下記重量%のブレンドであると解される:50%のスチレン改質P P0.40%のアミン末端基付きナイロン6.6;および10%のスチレン−ブ タジェン−スチレンコポリマー、製品Bはほぼ下記重量%のブレンドであると解 される:50%のPPO;40%のアミン末端基付きナイロン6.6:および1 0%のスチレン−ブタジェン−スチレンコポリマー。
実施例18においては49.5:のPPO,0,5=のフマル酸、および実施例 11で用いた種類のw+EPR10%を押出した。実施例4で用いた種類のアミ ン末端基付きナイロン6を40%添加した。
これらの組成物を、約282〜304℃の温度および約7〜10M P aの圧 力で操作される往復スクリュ一式成形装置により射出成形して標準178インチ (3ml+)の試験片となした。成形サイクル時間は下記のように測定された。
東上!丘!二」9 実施例22 3 製品A 16 製品B8 実施例18の組成物については、成形サイクル時間はスクリュー収縮時間により 制限され、これはほぼ3秒であった。従って組成物はきわめて短時間で射出成形 された。製品Aについては型突出ビンが15秒の時点で試験片を貫通し、その結 果試験片は変形のため不合格となった。製品Bについては、型突出ピンが7秒の 時°点で試験片を貫通し、その結果試験片は変形のため不合格となった。
本発明組成物ならびに製品AおよびBの特性は下記により測定された。引張り強 さおよび伸び−ASTM D638、曲げ強さおよび弾性率−ASTM D79 0、ノツチ付きアイゾッ)−ASTM D256、落下衝撃試験−ASTM D 329、ならびにDTUL−ASTM D648゜結果を下記に示す。
」U餡引盈 mJも支旦−一 引張り強さくpsi)(MPa) S、200(57) 8,400(58)  8,600<59)伸び(:) 48 46 86 曲げ強さくpsi)(MPa) 11,800 13,000 12,300曲 げ弾性率(psi)(MPa) 295,000 350,000 304,0 00(2,034)、 (2,413) (2,096)ノツチ付きアイゾツト  9.5 4.5 4.7(ft Ib/1n)(Jz’M) (513) ( 243) (254)ノツチ付きアイゾツト 140℃ 4.S 3.9 3.0 (ft Ib/1n)(J/M) (259) (211) (162)落下衝 撃試験 64 83 89 (ft、Ib)(J) (87) (113) (121)DTtlL、@66 psi 168 174(0,58Pa)℃ DTUL、@264psi 106 146(2MPa) ”に れらの結果は、マレエート化エチレン−プロピレンゴムを含む組成物がスチレン −ブタジェン−スチレンゴムを含む組成物と比較して著しく改良された耐衝撃性 およびより短いサイクル時開を有することを示す。
火!匠LL これはポリアミドをゴムとブレンドし、次いでこのブレンドに機能性PP○を添 加する例である。
実施例4で用いた種類のアミン末端基付きナイロン6および実施例11で用いた 種類のmEPRゴムの物理的ブレンドを調製した。ナイロン87重量″3ごおよ びmEPR13重量%が含まれていた。このブレンドを圧縮比12.5:1の混 合スクリューを備えた1インチ(2,54co+)の−軸(12,5:1の混合 )スクリュー押出機により260℃で押出した。冷却、ペレット化および乾燥の のち、上記押出物を実施例1からのPPO/MAと共にそれぞれ40/60の比 率で274℃において再び押出した。この組成物登冷却し、ペレット化し、乾燥 させ、試験片に成形した。この材料は下記の特性を備えていた。
ノツチ付きアイゾツトく室温) 3.1(167)ft、Ibs/inノツチ( J/M) 引張り破断点伸びで 39 曲げ弾性率(psi)(MPa) 291,000<2,006)引張り強さく psi)(MPa) 8,200(57))IDT、264psi(2MPa) (℃) 122え巨匠1m これは機能性PPOとゴムのブレンドを調製し、このブレンドにポリエステルを 添加する例である。
機能性PP○は粉末状PP0(1,V、=0.6>およびフマル酸く重量比99 :1)を密にブレンドし、28 mmの同時回転式二軸スクリュー押出機により 280℃で押出すことにより製造された9次いでこれをペレット化し、乾燥させ た。マレエート化ppoペレット55,3部を実施例11のマレエート化EP′ :fj。
3.3部およ乙ら=フェニレンービスー1,3−オキサゾリン1.1部と混合し 、同時回転式二軸スクリュー押出機で265°Cにおいて、下流にP E T  (0,71,V、> 37部およびマレエート化EPゴム3.3部の混合物を供 給しながら押出した。下流の供給口は帯域5に配置されたく合計10帯域のうち )。このブレンドを151b(7ky)7.’時間の処理量で押出し、ペレット 化した。ペレットを真空炉内で十分に乾燥したのち、この材料を射出成形し、標 準条件下で試験した。このブレンドは曲げ弾性率328 、000ps i(2 ,262MPa) ;曲げ強さS、500psi(59MPa) ;および引張 り強さ6,000ps i (41MPa)を備えていた。これらの特性は下記 により調製された対照ブレンドより著しく改良されている。
他の例においては、PP0(機能性)56.4部、PE737部、およびマレエ ート化EPゴム6.6部な含有するブレンドを本質的に同し条件下で押出し、ペ レット化した。射出成形後のブレンドは曲げ弾性率307,000psi(2, 116MPa) ;曲げ強さ6 、5OOps i (47MPa) ;および 引張り強さ4 、0OOps i (2部MPa)を示した。
以上、本発明をその好ましい形態を参照して詳細に説明したが、請求の範囲に定 められた範囲から逸脱することなく修正および変更しうろことは自明であろう。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成 元年10月2S日 1、特許出願の表示 PCT/US88101246 2、発明の名称 3、特許出願人 住 所 アメリカ合衆国ニューシャーシー州07960.モーリス・カランティ 。モーリス・タウンシップ、コロンビア・ロード・アンド・パーク・アベニユー (番地なし)新大手町ビル 206区 5、補正書の提出日 平成 元年 5月18日 6、添付書類の目録 (1) 補正書の翻訳文 1通 (英文明細書第2頁)(翻訳文明B書第λ頁第9行より第J頁第A行迄) 国際特許出願公開W○8’7100540号および米国特許第4,654,40 5号明細書には、機能性ポリフェニレンオキシド、ポリアミド、および耐衝撃性 改良剤、たとえばポリスチレンーポリブタジエンーポリスチレンのブレンドが示 されている。
機能性ポリフェニレンオキシド;ならびに機能性ポリフェニレンオキシドおよび 熱可塑性ポリマーの組成物を提供することが望ましいと思われる。
λ吸@1在 本発明の改質ポリフェニレンオキシドの一形態は、本質的にポリフェニレンオキ シドと置換オレフィンの反応生成物からなる。ポリフェニレンオキシドと置換オ レフィンの反応生成物のみにつき本発明の目的に関して、“本質的に一一一から なる”という語は、反応生成物からなる組成物がポリフェニレンオキシドまたは 置換オレフィンのいずれかと反応性の追加成分を実質量含有しないことを示す。
より詳細にはこの形態の本発明は本質的に、約70〜99.99重量%のポリフ ェニレンオキシド、および約0.01〜30重量%の下記構造式の置換オレフィ ン:(式中、R,、R2,R,およびR9のうち1〜2個は別個にエポキシ基、 オキサゾリン、オキサシロン、オキサジン、オキサジノン、イソシアネートなら びにそれらの混合物および誘導体から選ばれる反応基を含む部分であり、R、、 R2,RoおよびR9のうち残り2〜3個は別個にHlまたは炭素原子約1〜2 0個の炭化水素残基である) の反応生成物からなる組成物である。
(英文明細書第4頁)(翻訳文明細書第3頁第20行より第ダ頁第2t1行迄) 置換オレフィンは次式のオキサゾリンまたはオキサジン残基により置換されてい てもよい。
式中、R9−R5は別個にHlならびに炭化水素残基、たとえば炭素原子1〜2 0個、好ましくは炭素原子1〜5個を含むアルキル基、および炭素原子6〜14 個を含むアリール基から選ばれる。アルキル基およびアリール基は所望により、 オレフィン性二重結合またはオキサゾリン類もしくはオキサジン類と実貰的に非 反応性の置換基を含む。nはオキサゾリン類については0、オキサジン類につい ては1である。R5およびR6は好ましくは−Hまたは−CH,、きわめて好ま しくは−Hである。
R7およびR8は好ましくは−Hである。
置換オレフィンは次式のオキサシロンまたはオキサジノン残基により置換されて いてもよい。
(英文明細書第6頁)(翻訳文明細書第に頁第7行より第7頁第2行迄) 式中、R+3はH、アルキル基またはアリール基から選ばれ、式中qは2〜11 である。
R6〜3.はいずれも、カルボン酸残基、酸無水物残基、アミド基、スルフィド 残基、または上記の反応基と反応する他の官能基を含むべきでない。
他の形態においては、組成物は(a)約5〜95重量%の、(1)約70〜99 .9重量%のポリフェニレンオキシド、および(2)約0.01〜30重旦%の 下記構造式の置換オレフィン:R,R。
(式中、R、、R、、R、およびR1のうち1〜2個は別個にカルボン酸、酸無 水物、酸アミド、イミド、カルボン酸エステル、アミノ基、ヒドロキシル基、エ ポキシ基、オキサゾリン、オキサシロン、オキサジン、オキサジノン、イソシア ネート、カルバメート、カルバモイルラクタム、アシルラクタム、ならびにそれ らの混合物および誘導体よりなる反応基から選ばれ、R8゜R2、R3およびR 1のうち残り2〜3個は別個にHlまたは炭素原子約1〜20個の炭化水素残基 である)の反応生成物、ならびに(b)約5〜95重量%の、上記反応基と反応 性であるポリオレフィンからなる。
(英文明紹書第10頁)(翻訳文明細書第1F第1)行より第1O頁第21行迄 ) R,R。
式中、Rs 、 R2、RsおよびR1のうち1〜2個は別個にオキサゾリン、 オキサシロン、オキサジン、オキサジノン、イソシアネート、カルバメート、カ ルバモイルラクタム、アシルラクタム、ならびにそれらの混合物および誘導体よ りなる反応基から運ばれ、R,、R2,RsおよびR1のうち残り2〜3個は別 個にH,または炭素原子1〜約20個の炭化水素残基である。
置換オレフィンに対する置換基である特に好ましい反応基には下記構造式のオキ サゾリンまたはオキサジン残基が含まれる。
式中、R5−R11は別個にH1炭化水素残基、たとえば炭素原子1〜20個、 好ましくは1〜5個を含むアルキル基、および炭素原子6〜14個を含むアリー ル基から運ばれるエアルキル基およびアリール基は所望により、オレフィン性二 重結合またはオキサゾリン類もしくはオキサジン類と実質的に非反応性の置換基 を含む。nはオキサゾリン類については0、オキサジン類については1である。
R5およびR6は好ましくは別個に−Hまたは−CH,、きわめて女子ましくは −Hて゛ある。R5およびR6は好ましくは−Hである。
(英文明細書第12頁)(翻訳文明細書第〃頁カタ行より第ル頁第コ3行迄) 置換オレフィンはイソシアネート(−N=C=O)、またはカルバメートもしく はカルバモイルラクタム誘導体により置換されていてもよい。カルバメート誘導 体は下記構造式をもつ。
式中、R1+およびR82は別個にH、アルキル基またはアリール基から選ばれ る。カルバモイルラクタム残基は下記構造をもつ。
式中、R13はH、アルキル基またはアリール基から選ばれ、qは2〜11であ る。
R3〜1.はいずれもカルボン酸残基、酸無水物残基、アミド基、スルフィド残 基、または上記反応基と反応する他の官能基を含むべきでない。
本発明は約5〜95、好ましくは約30〜70、より好ましくは約40〜60重 量%の改質ポリフェニレンオキシド(反応生成物)、およびこれに対応して約5 〜95、好ましくは約30〜70、より好ましくは約40〜60%の、上記反応 生成物の反応基と反応性であるポリオレフィンからなる組成物を包含する。
(英文明細書第14頁)(翻訳文明細書第1F頁第f行より第を頁第九行迄) 式中、R3−R6は別個にH1炭素原子1〜20個、好ましくは1〜5個を含む アルキル基、および炭素原子6〜14個を含むアリール基から選ばれ、これらの アルキル基およびアリール基は所望により、オレフィン性二重結合またはオキサ ゾリン類もしくはオキサジン類と実質的に非反応性の置換基を含み;nはオキサ ゾリン類については0、オキサジン類については1である。
Rs 、 R,eおよびR1は別個に好ましくは−Hおよび−CH,、きわめて 好ましくはHである。R,、R,、R,およびR1はきわめて好ましくはHであ る。
置換オレフィンは下記構造式のオキサシロンまたはオキサジノンであってもよい 。
式中、R、、R8゜およびR1は別個にH2炭素原子1〜20個、好ましくは1 〜5個を含むアルキル基、炭素原子6〜14’fl!iIを含むアリール基から 選ばれ、これらのアルキル基およびアリール基は所望により、オレフィン性二重 結合、またはオキサゾロン顕もしくはオキサジノン顕と実質的に非反応性の置換 基、アリールハライドを含む。R1およびR7はHであり;―はオキサシロン顕 についてはO、オキサジノン顕については1である。
R@ 、 RI CおよびR2は別個に好ましくは−Hおよび−CH,、きわめ て好ましくは−Hである。
R6−16はいずれもカルボン酸残基、酸無水物残基、アミド基、スルフィド残 基、または上記反応生成物と反応性の他の官能基を含むべきでない。
(英文明細書第29〜31頁)(翻訳文明細書第Jo頁第17行より蜆ψ頁第7 行迄) 曲げ特性を試験するための試験片(曲げ試験片)は’/716インチ(5m+n )の厚さであり、引張り試験片は1,76インチ(3111+I+)の厚さであ った。アイゾツト試験は曲げ試験片について行われた。一般的な成形条件は以下 のとおりである:区分温度1〜3.280°、290°、300℃;成形温度9 3℃;圧力900psi(6M Pa)および550 psi(4M Pa)、 ならびにサイクル時間17.27および5秒間。
ポリマー抽出分は試着を#20メツシュ(0,85mm)の篩を通してワイリー 、ミル(Wiley Mill)により摩砕したのち調べた。
乾燥し、あらかじめ秤量した試料3次いでソックスレー装置により一夜抽出した 。PPOを抽出するためにはクロロホルム(CHCrz)を用い、ポリアミドに は2,2.2 )リフルオロエタノール(T F E ’)を用いた。試着を再 び乾燥および秤量して、重量損失をめ、減量パーセントを計算した。CHCf、 はグラフトしていないppo−2抽出し、TFEはグラフトしていないナイロン 6を抽出する。
PPOカルボキシ滴定はクロロホルム、・′ベンジルアルコールの1:1混合物 中でベンジルアルコール中のNaOH溶液な滴定液として用いて行われた。
実施例1および2はポリフェニレンオキシドおよび置換オレフィン型グラフト剤 の反応生成物の製造を目的とする。
K1匹1 これはポリフェニレンオキシドおよび無水マレイン酸の反応生成物を製造する例 である。
乾燥ポリ(1,4−ジメチルフェニレン)オキシド(PPO)(固有粘度0.6 4)を無水マレイン酸(MA)およびN−ブロモスクシンイミド(NBS)遊離 基触媒と、それぞれ98.9:1.0:0.1の比率で密にブレンドした。この 乾燥ブレンドをL/D比24の1インチ(2,54cs+)−軸スクリユー押出 機により3:1の圧縮スクリューを用いて以下の条件下に押出した。温度プロフ ィル:260゜280.300,300℃(それぞれ区分1.2,3.およびダ イ)、60rpm。
乾式ベレット化後に、押出機をワイリー・ミルにより(20メツシユ(0,85 Ml11)の篩を用いて)摩砕し、ソックスレー装置中でア七トンにより一夜抽 出した。反応生成物のカルボキシル滴定は結合無水マレイン酸0.6〜0.7重 量%を示す。固有粘度は0.65であった。無水マレイン酸はPPOにグラフト (g)シていると考えられる。
寒1」Ll 以下はPPOを置換オレフィンと反応させるのに用いる方法の代表例であり、使 用した置換オレフィンの表がこれに続く。
実施例1で用いた種類のPPO、置換オレフィン、および遊離基触媒(ジクミル ペルオキシド、ルペロックス(L upero×)500R登録商標)の、それ ぞれ98.9:1:0.1の比率の密なブレンドを1インチ(2,54cm)の 押出機により下記の条件、すなわち温度プロフィル、260,280,290, 300℃;12.5:1の圧縮混合スクリュー、60rpmで押出し、次いで乾 式ペレット化した。ベレットをワイリー・ミルにより20メツシユの篩を用いて 摩砕し、ソックスレー装置中でア七トンにより一夜抽出し、乾燥させ、結合置換 オレフィンにつき分析した。この処理後の反応率パーセントを次表に示す。これ は結合している反応性部分の重量を初期の反応性部分の重量で除したものにより 定められる。
無水オレフィン 76 へ フマル酸 75 ^ モルホリニルマレアミン酸 85 ^ ゲイ皮酸 28 ^ 2−イソプロペニルオキサプリン 43 B2−スチリルオキサゾリン 17  B ビス(2−ヒドロキシ・エチル) 89 B”フマルアミド A−カルボキシル滴定 B−元素分析 B”−元素分析−材料がきわめて不溶性であった。
実施例3〜10は機能性PPOおよびポリオレフィン、ポリアミドまたはポリエ ステルの組成物の製造を目的とする。
叉族且l これは機能性PPOおよび機能性ポリオレフィンのブレンドの調製例である。
マレエート化PPO49部3カルボキシル化ポリプロピレン(ポリボンド(Po lybond)1004.登録商標、B、P、ケミカルズ)49部、およびスタ バキソール(S tabaxol) P 100(登録商標)、ライン・ヘミ− からのオリゴマー状ポリ(カルボジイミド)2部と混合した。スタバキソールP  100(登録商標)はポリ<2.4.6−)リインプロビル−1,3スクシン レンカルポジイミド)(PCDI)て゛あると解される。この混合物を285’ Cで混合スクリュー(L 、/ D = 24./1)を備えた1インチ(2, 54c+J−戦スクリユー型キリオン押出機により押出した。押出物を冷却し、 ペレット化し、乾燥させた。乾燥したベレットを射出成形して標準ASTΔ1引 張り試験片となし、試験した。
ブレンドは下記の特性を示した。引張り弾性率=279,000psi(1,9 23MPa) ;引張り強さ=4.OOOpsi(2部MPa);D T TJ  L■264psi(2Pa)434℃; D T L′L 4166 psi  (,5Pa)=159°C0(英文明細書第34頁)(翻訳文明細害yt頁第 2o行より第37頁第1!行迄) 降伏点引張り伸び =6.6 破断点引張り伸び :12.5 引張り強さくpsi)(MPa) 9,063(62)引張り弾性率(psi) (MPa) 344,000(2,372) 破断強さくpsi>(MPa) 8,333(57)夫嵐匠り これはPPOと2−イソプロペニルオキサプリンの反応生成物を製造し、反応生 成物にポリアミドを添加する例である。
PPO,2−イソプロペニルオキサプリン(ダウ・ケミカル)1重量%、および ジクミルペルオキシド(ルペロックス500R−登録商標)0.05重量%の密 なブレンドを実施例5の場合と同一の押出機により、下記の条件下で押出した: 温度プロフィル(帯域1−4 )270,280,290,300; 3 :  1 ノ混合スクリューを70r回において使用、グイ圧力5500psi(3部 MPa)および電動機に4アンペアを発生、乾式ペレット化後に、押出物を過剰 の酸末瑞付きナイロン6−0.04meq−(○○H/’ Eを含む−と、改質 PP〇一対一ナイーナイロン量比3:2において密に混合し、1インチ(2,5 4c+n)の−軸スクリユー押出機により12.5:1の混合スクリューを用い て下記の条件下で押出した:温度プロフィル(帯域l −4)250,275, 280,290’C,60rpIrl、グイ圧力1900ps i(13MPa )および電動機に1アンペアを発生。水冷、ペレット化、乾燥、および試験片の 射出成形ののち、下記の引張り特性を比較例2と比較した。これは同様な方法で 、ただし置換オレフィンを含有させずに製造されたものである。
ル敦しス X比flu 引張り弾性率 (psi)(MPa) 359,000 366.000<2, 474) (2,523) 引張り強さ (psi)(MPa) 9.200 10.400降伏点伸び ( z)1・26・4 破断点伸び (S) 2.8 9.0 く英文明細書第39頁)(翻訳文明細書第グツ頁第1行より第73頁第12行迄 ) 1グリシジルアクリレートは液状で押出機に注入されたが、他の置換オレフィン はPPOと共に押出機のスロート中I\供給された。
実施例11〜25は機能性PPO,ポリオレフィン、ポリアミド、またはポリエ ステル;およびゴムの組成物を目的とする。
寒菰μ口」− これはPPo、無水マレイン酸、NBS、およびゴムのブレンドを調製し、次い て゛ブレンドにポリアミドを添加する例である。
SS、9?ノP P O2I Q;y)無水マレイン酸、0.1zのN−ブロモ スクシンイミド(NBS)、および10%のマレエート化エチレンプロピレンゴ ム(mEPR)(エキソンによりMD V −746−登録商標としてエチレン 45重量%、プロピレン54.6重量%、ムーニー粘度25、無水マレイン90 .4zで改質)を1インチ(2,54cn+)の−戦スクリユー押出機により2 74℃で押出した。
冷却およびペレット化ののち、押出物を実施例4で用いた種類のアミン末端基付 きナイロン6とそれぞれ60:40の重量比でブレンドし、274℃で再び押出 した。このブレンドを乾燥させ、試験片を成形した。抽出はCHCl5およびT FEにより行われた。物理的特性澗定値を下記にまとめる。
ノツチ付きアイゾツト(室温) 6.2(334)(ft、lbs/inノンチ )(、!、−’M)曲げ弾性率(psi)(MPa) 279,000(1,9 23) 曲げ強2 (psi> (MPa) 9,800(6S) 曲げ弾性率(psi) (MPa) 311.000(2,144) 引張り強さくpsi)(MPa) 8,700破断点伸び(S) 100 )tDT 66psi(0,5MPa)、(’C) 191非抽出残基 30S 請求の範囲 1.8)組成物の全重量に対し約5〜95重量%の、1)約70〜99.9重量 %のポリフェニレンオキシド;および 2)約0.01〜30重量%の下記構造式の置換オレフィン:(式中、R,、R ,、R,およびR4のうち1〜2個は別個に、カルボン酸、酸無水物、酸アミド 、イミド、カルボン酸エステル、アミノ基、ヒドロキシル基、エポキシ基、オキ サゾリン、オキサシロン、オキサジン、オキサジノン、イソシアネート、カルバ メート、カルバモイルラクタム、アシルラクタム、ならびにそれらの混合物およ び誘導体よりなる反応基から選ばれ、R+ +R,,R,およびR4のうち残り 2〜3個は別個にH,または炭素原子1〜約20個の炭化水素残基である)から なる反応生成物; b)組成物の全重量に対し約5〜95重量%の、上記反応生成物とブレンドされ たポリアミド:ならびにC)組成物の全重量に対し約5〜50重量5!5のマレ エート化エチレン−プロピレンゴム からなる組成物。
2、 ポリアミドがアミン末端基付きである、請求の範囲第1項に記載の組成物 。
3、 反応生成物がポリフェニレンオキシドおよび置換オレフィンをポリフェニ レンオキシドの溶融温度以上の温度において溶、融ブレンドすることにより製造 される、請求の範囲第1項に記載の組成物。
4、a)約70〜99.9重量%のポリフェニレンオキシド;および b)約0.01〜30重量%の下記構造式の置換オレフィン=(式中、R+ +  R2、R3およびR1のうち1〜2個は別個にオキサゾリン、オキサシロン、 オキサジン、オキサジノン、ならびにそれらの混合物および誘導体よりなる反応 基から選ばれ、R、。
R、、RコおよびR4のうち残り2〜3個は別個にHlまたは炭素原子1〜約2 0個の炭化水素残基である。)からなる組成物。
5、 オキサゾリンおよびオキサジンが構造式:を有し;オキサゾリンおよびオ キサジノンが構造式:を有しく式中、R5〜R1oはH1炭素原子1〜20個を 含むアルキル基、および炭素原子6〜14個を含むアリール基から選ばれ、nは 0または1であり、+nは0または1である)を有する、請求の範囲第4項に記 載の組成物。
6、 反応生成物が約5〜95重量%の熱可塑性ポリマーとブレンドされる、請 求の範囲第5項に記載の組成物。
7、 熱可塑性ポリマーがアミノ、イミノ、カルボキシル、ヒドロキシルおよび 酸無水物残基から選ばれる官能基を有する、請求の範囲第6項に記載の組成物。
8、 熱可塑性ポリマーがカルボキシル、ヒドロキシル、酸無水物、アミン、お よびそれらの混合物から選ばれる基により機能性を付与されたポリエステル、ポ リアミドおよびポリオレフィンよりなる群から選ばれる、請求の範囲第6項に記 載の組成物。
9、 さらに、組成物の全重量に対し5〜50重量%の弾性ポリマーを含む、請 求の範囲第4項に記載の組成物。
10.8) 約5〜95重量%の、 1)約70〜99.99重量%のポリフェニレンオキシド;および 2)約0.01〜30重量%の下記構造式の置換オレフィン:R;R。
(式中、R、、R2,R、およびR1のうち1〜2個は別個に、カルボン酸、酸 無水物、酸アミド、イミド、カルボン酸エステル、アミノ基、ヒドロキシル基、 エポキシ基、゛オキサゾリン、オキサシロン、オキサジン、オキサジノン、イソ シアネート、カルバメート、カルバモイルラクタム、アシルラクタム、ならびに それらの混合物および誘導体よりなる反応基から選ばれ、R1゜R2,R,およ びR4のうち残り2〜3個は別個にHlまたは炭素原子1〜約20個の炭化水素 残基である)からなる反応生成物;ならびに b)組成物の全重量に対し約5〜95重量%の、上記反応生成物とブレンドされ たポリエステル;ならびにC)組成物の全重量に対し約5〜50重量%のマレエ ート化エチレン−プロピレンゴム からなる組成物。
11、 反応生成物がポリフェニレンオキシドおよび置換オレフィンをポリフェ ニレンオキシドの溶融温度以上の温度で溶融載の組成物。
12、a) 約5〜95重量%の、 1)約70〜99.99重量%のポリフェニレンオキシド;および 2)約0.01〜30重量%の下記構造式の置換オレフィン:I R:R4 (式中、R,、F22.R,およびR9のうち1〜2個は別個に、カルボン酸、 酸無水物、酸アミド、イミド、カルボン酸エステル、アミノ基、ヒドロキシル基 、エポキシ基、オキサゾリン、オキサシロン、オキサジン、オキサジノン、イソ シアネート、カルバメート、カルバモイルラクタム、アシルラクタム、ならびに それらの混合物および誘導体よりなる反応基から運ばれ、R+ +R2,R3お よびR4のうち残り2〜3個は別個にH,または炭素原子1〜約20個の炭化水 素残基である)の反応生成物;ならびに b)約5〜95重量%の、上記反応基と反応性であるポリオレフィン からなる組成物。
13、 ポリオレフィンがカルボン酸および酸無水物よりなる・群から選ばれる 官能基を有する、請求の範囲第12項に記載の組成物。
14、 ポリオレフィンがポリプロピレンである、請求の範囲第12項に記載の 組成物。
15、 さらに、ポリオレフィンおよび反応生成物の全重量に対し約5〜50重 量%のゴム状ポリマーを含む、請求の範囲第12項に記載の組成物。
国際調査報告 国際調査報告 LISaao1246 SA 22206

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 1)約70〜99.99重量%のポリフェニレンオキシド;および2)約0.0 1〜30重量%の下記構造式の置換オレフィン:▲数式、化学式、表等がありま す▼ (式中、R1,R2,R3およびR4のうち1〜2個は別個にエポキシ基、オキ サゾリン、オキサゾロン、オキサジン、オキサジノン、イソシアネート、カルバ メート、ならびにそれらの混合物および誘導体よりなる反応基から選ばれ、R1 ,R2,R3およびR4のうち残り2〜3個は別個にH、または炭素原子1〜約 20個の炭化水素残基である。) の反応生成物から本質的になる組成物。 2.オキサゾリンおよびオキサジン残基が構造式:▲数式、化学式、表等があり ます▼ を有し、オキサゾリンおよびオキサジノン残基が構造式:▲数式、化学式、表等 があります▼ を有し(式中、R5〜R10はH、炭素原子1〜20個を含むアルキル基、およ び炭素原子6〜14個を含むアリール基から選ばれ、nは0または1であり、m は0または1である);イソシアネート残基が構造式: −N=C=O を有し、カルバメート残基が構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R11およびR12は−H、アルキル基およびアリール基から選ばれる ) を有する、請求の範囲第1項に記載の組成物。 3.反応生成物が約5〜95重量%の熱可塑性ポリマーとブレンドされる、請求 の範囲第1項に記載の組成物。 4.熱可塑性ポリマーがアミノ、イミノ、カルボキシル、ヒドロキシルおよび酸 無水物残基から選ばれる官能基を有する、請求の範囲第3項に記載の組成物。 5.熱可塑性ポリマーがカルボキシル、ヒドロキシル、酸無水物、アミン、およ びそれらの混合物から選ばれる基により機能性を付与されたポリエステル、ポリ アミドおよびポリオレフィンよりなる群から選ばれる、請求の範囲第3項に記載 の組成物。 6.さらに、組成物の全重量に対し約5〜50重量%の弾性ポリマーを含む、請 求の範囲第1項に記載の組成物。 7.1)約70〜99.99重量%のポリフェニレンオキシド;および 2)約0.01〜30重量%の下記構造式の置換オレフィン:▲数式、化学式、 表等があります▼ (式中、R1,R2,R3およびR4のうち1〜2個は別個にオキサゾリン、オ キサゾロン、オキサジン、オキサジノン、イソシアネート、ならびにそれらの混 合物および誘導体よりなる反応基から選ばれ、R1,R2,R3およびR4のう ち残り2〜3個は別個にH、または炭素原子1〜約20個の炭化水素残基である 。)からなる組成物。 8.オキサゾリンおよびオキサジンが構造式:▲数式、化学式、表等があります ▼ を有し;オキサゾリンおよびオキサジノンが構造式:▲数式、化学式、表等があ ります▼ (式中、R5〜R10はH、炭素原子1〜20パーセントを含むアルキル基、お よび炭素原子6〜14個を含むアリール基から選ばれ、nは0または1であり、 mは0または1である)を有し;イソシアネート残基が構造式: −N=C=O を有し、カルバメート残基が構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R11およびR12は−H、アルキル基およびアリール基から選ばれる ) を有する、請求の範囲第7項に記載の組成物。 9.さらに、約5〜95重量%の熱可塑性ポリマーを含む、請求の範囲第7項に 記載の組成物。 10.熱可塑性ポリマーがアミノ、イミノ、カルボキシルおよび酸無水物残基か ら選ばれる官能基を有する、請求の範囲第9項に記載の組成物。 11.熱可塑性ポリマーがカルボキシル、ヒドロキシル、酸無水物、アミン、お よびそれらの混合物から選ばれる基により機能性を付与されたポリエステル、ポ リアミドおよびポリオレフィンよりなる群から選ばれる、請求の範囲第9項に記 載の組成物。 12.さらに、組成物の全重量に対し5〜100重量%のゴム状ポリマーを含む 、請求の範囲第7項に記載の組成物。 13.1)70〜99.99重量%のポリフェニレンオキシド;および 2)0.01〜30重量%の下記構造式の置換オレフィン:▲数式、化学式、表 等があります▼ (式中、R1,R2,R3およびR4のうち1〜2個は別個に、エポキシ基、オ キサゾリン、オキサゾロン、オキサジン、オキサジノン、イソシアネート、カル バメート、ならびにそれらの混合物および誘導体よりなる反応基から選ばれ、R 1,R2,R3およびR4のうち残り2〜3個は別個にH、または炭素原子約1 〜約20個の炭化水素残基である。) の反応生成物を遊離基触媒の存在下で製造する工程からなる方法。 14.A)1)約70〜99.99重量%のポリフェニレンオキシド;および 2)約0.01〜30重量%の下記構造式の置換オレフィン: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R1,R2,R3およびR4のうち1〜2個は別個にエポキシ基、オキ サゾリン、オキサゾロン、オキサジノン、イソシアネート、カルバメート、なら びにそれらの混合物および誘導体よりなる反応基から選ばれ、R1,R2,R3 およびR4のうち残り2〜3個は別個にH、または炭素原子1〜約20個の炭化 水素残基である) の反応生成物を製造し;そして B)上記反応生成物約5〜95重量%を、上記反応基と反応性である熱可塑性ポ リマー約5〜95重量%とブレンドする工程からなる方法。 15.オキサゾリンおよびオキサジン残基が構造式:▲数式、化学式、表等があ ります▼ を有し、オキサゾロンおよびオキサジノン残基が構造式:▲数式、化学式、表等 があります▼ を有し(式中、R5〜R10はH、炭素原子1〜20個を含むアルキル基、およ び炭素原子6〜14個を含むアリール基から選ばれ、nは0または1であり、m は0または1である);イソシアネートが構造式: −N=C=O を有し;カルバメート残基が構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R11およびR12は−H、アルキル基およびアリール基から選ばれる )を有する、請求の範囲第14項に記載の方法。 16.さらに、弾性ポリマーをポリフェニレンオキシドおよび置換オレフィンと ブレンドする工程を含む、請求の範囲第14項に記載の方法。 17.反応生成物を熱可塑性ポリマーと溶融ブレンドする前に弾性ポリマーとブ レンドする工程をさらに含む、請求の範囲第14項に記載の方法。 18.熱可塑性ポリマーがアミノ、イミノ、カルボキシル、ヒドロキシルおよび 酸無水物残基から選ばれる官能基を有する、請求の範囲第14項に記載の方法。 19.熱可塑性ポリマーがカルボキシル、ヒドロキシル、酸無水物、アミン、お よびそれらの混合物から選ばれる基により機能性を付与されたポリエステル、ポ リアミドおよびポリオレフィンから選ばれる熱可塑性ポリマーである、請求の範 囲第14項に記載の方法。 20.a)約5〜95重量%の、 1)約70〜99.99重量%のポリフェニレンオキシド;および 2)約0.01〜30重量%の下記構造式の置換オレフィン:▲数式、化学式、 表等があります▼ (式中、R1,R2,R3およびR4のうち1〜2個は別個に、カルボン酸、酸 無水物、酸アミド、イミド、カルボン酸エステル、アミノ基、ヒドロキシル基、 エポキシ基、オキサゾリン、オキサゾロン、オキサジン、オキサジノン、イソシ アネート、カルバメート、カルバモイルラクタム、アシルラクタム、ならびにそ れらの混合物および誘導体よりなる反応基から選ばれ、R1,R2,R3および R4のうち残り2〜3個は別個にH、または炭素原子1〜約20個の炭化水素残 基である)の反応生成物;ならびに b)約5〜95重量%の、上記反応基と反応性であるポリオレフィン からなる組成物。 21.オキサゾリンおよびオキサジンが構造式:▲数式、化学式、表等がありま す▼ を有し;オキサゾロンおよびオキサジノンが構造式▲数式、化学式、表等があり ます▼ を有し(式中、R5〜R10はH、炭素原子1〜20個を含むアルキル基、およ び炭素原子6〜14個を含むアリール基から選ばれ、nは0または1であり、m は0または1である);イソシアネート残基が構造式: −N=C=O を有し;カルバメート残基が構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R11およびR12は−H、アルキル基およびアリール基から選ばれる ) を有し;アシルラクタム残基が構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、pは2〜11である)を有し;そしてカルバモイルラクタム残基が構造 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R13は−H、アルキル基およびアリール基から選ばれ、qは2〜11 である)を有する、請求の範囲第20項に記載の組成物。 22.ポリオレフィンがカルボン酸および酸無水物よりなる群から選ばれる官能 基を有する、請求の範囲第20項に記載の組成物。 23.ポリオレフィンがポリプロピレンである、請求の範囲第20項に記載の組 成物。 24.さらに、ポリオレフィンおよび反応生成物の全重量に対し約5〜50重量 %のゴム状ポリマーを含む、請求の範囲第20項に記載の組成物。 25.a)組成物の全重量に対し約5〜95重量%の、1)約70〜99.99 重量%のポリフェニレンオキシド;および 2)約0.01〜30重量%の下記構造式の置換オレフィン:▲数式、化学式、 表等があります▼ (式中、R1,R2,R3およびR4のうち1〜2個は別個に、カルボン酸、酸 無水物、酸アミド、イミド、カルボン酸エステル、アミノ基、ヒドロキシル基、 エポキシ基、オキサゾリン、オキサゾロン、オキサジン、オキサジノン、イソシ アネート、カルバメート、カルバモイルラクタム、アシルラクタム、ならびにそ れらの混合物および誘導体よりなる反応基から選ばれ、R1,R2,R3および R4のうち残り2〜3個は別個にH、または炭素原子1〜約20個の炭化水素残 基である)からなる反応生成物; b)組成物の全重量に対し約5〜95重量%の、上記反応生成物とブレンドされ た熱可塑性ポリマー;ならびにc)組成物の全重量に対し約5〜50重量%の機 能性エチレン−α−オレフィンゴム からなる組成物。 26.オキサゾリンおよびオキサジン残基が構造式:▲数式、化学式、表等があ ります▼ を有し;オキサゾロンおよびオキサジノン残基が構造式:▲数式、化学式、表等 があります▼ を有し(式中、R5〜R10はH、炭素原子1〜20個を含むアルキル基、およ び炭素原子6〜14個を有するアリール基かち選ばれ、nは0または1であり、 mは0または1である);イソシアネート残基が構造式: −N=C=O を有し;カルバメート残基が構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R11およびR12は−H、アルキル基およびアリール基から選ばれる ) を有し;アシルラクタム残基が構造式:▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、pは2〜11である)を有し;そしてカルバモイルラクタム残基が構造 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R13は−H、アルキル基およびアリール基から選ばれ、qは2〜11 である)を有する、請求の範囲第25項に記載の組成物。 27.熱可塑性ポリマーがカルボキシル、ヒドロキシル、酸無水物、アミン、お よびそれらの混合物から選ばれる基により機能性を付与されたポリエステル、ポ リアミドおよびポリオレフィンよりなる群から選ばれる熱可塑性ポリマーである 、請求の範囲第25項に記載の組成物。 28.熱可塑性ポリマーがポリアミドである、請求の範囲第25項に記載の組成 物。 29.熱可塑性ポリマーがアミン末端基付きポリアミドである、請求の範囲第2 8項に記載の方法。 30.機能性エチレン−α−オレフィンゴムがエチレン−プロピレンゴムである 、請求の範囲第27項に記載の組成物。 31.機能注エチレン−α−オレフィンゴムがマレエート化エチレン−プロピレ ンゴムである、請求の範囲第30項に記載の組成物。 32.機能性エチレン−α−オレフィンゴムがエチレン−プロピレンゴムである 、請求の範囲第28項に記載の組成物。 33.機能性エチレン−α−オレフィンゴムがマレエート化エチレン−プロピレ ンゴムである、請求の範囲第32項に記載の組成物。 34.(a)(1)約70〜99.99重量%のポリフェニレンオキシド;およ び (2)約0.01〜30重量%の下記構造式の置換オレフィン: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R1,R2,R3およびR4のうち1〜2個は別個に、カルボン酸、酸 無水物、酸アミド、イミド、カルボン酸エステル、アミノ基、ヒドロキシル基、 エポキシ基、オキサゾリン、オキサゾロン、オキサジン、オキサジノン、イソシ アネート、カルバメート、カルバモイルラクタム、アシルラクタム、ならびにそ れらの混合物および誘導体よりなる反応基から選ばれ、R1,R2,R3および R4のうち残り2〜3個は別個にH、または炭素原子約1〜20個の炭化水素残 基である)の反応生成物を遊離基触媒の存在下で製造し;そして(b)約5〜9 5重量%の上記反応生成物を約5〜95重量%のポリアミドおよび約5〜50重 量%のマレエート化エチレン−プロピレンゴムとブレンドする 工程からなる方法。
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