JPH0249864A - 自転車用の駐輪装置 - Google Patents

自転車用の駐輪装置

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Publication number
JPH0249864A
JPH0249864A JP20067288A JP20067288A JPH0249864A JP H0249864 A JPH0249864 A JP H0249864A JP 20067288 A JP20067288 A JP 20067288A JP 20067288 A JP20067288 A JP 20067288A JP H0249864 A JPH0249864 A JP H0249864A
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JP
Japan
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bicycle
bicycles
bicycle parking
pedal
handlebar
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JP20067288A
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English (en)
Inventor
Akira Ishizu
石津 公
Akihiro Fukae
深江 昭弘
Saburou Sasaji
佐々治 三郎
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Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自転車用の駐輪装置に関し、より具体的には、
多数の自転車を効率良く収容する自転車用の駐輪装置に
関する。
(従来の技術) 自転車は市民生活において極めて便宜な交通手段である
ことから広く使用されており、自宅と最寄り駅との往復
にも良く用いられる。その結果、駅付近には多数の自転
車が駐輪乃至は放置されて一種の公害問題となっている
ことも良く耳にするところである。そのため、市役所等
の公共機関側においては駅付近に空き地を確保して駐輪
場となす等の対策を講じているが、斯る場合には空き地
に自転車を雑然と並べているため収容台数が比較的僅少
であって土地の有効利用の点で無駄があり、また雑然と
駐輪されることから美観上の点でも問題があった。その
ために多くの駐輪場においては専用の管理人をおいて使
用者が乗り捨てていった自転車を並べ直す等の対策を必
要としている。更には、斯る駐輪場は野外であることか
ら風雨に曝されて自転車の耐久性が劣化すると共に、強
風に煽られて転倒して損傷する等の不都合もある。その
ため近時、2階建て乃至3階建て等の屋内駐輪施設を建
設し、その中に自転車を収容する技術も提案されている
。斯る屋内駐輪施設にあっては自転車を保持するスタン
ドを多数並設し、そこに1台づつ駐輪しており、前記し
た野外の駐輪場で見られた不都合をかなり改善している
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、この様な屋内駐輪施設においても未だ多
くの問題が残るものであった。即ち、自転車は周知の如
く、ハンドルバー乃至はペダル等の横方向に突出する部
材を有していることから、横方向の占有スペースが大き
いものであるが、上記屋内駐輪施設においては其の点に
付いて格別の工夫がなされていないことからスペースの
有効利用の点で満足し難いものであった。更に、上記の
如き屋内駐輪施設は半恒久的な構築物として建設される
ため、建設土地を入手し難いと云う問題もある。即ち、
駅付近の土地は比較的貴重であり、近年の地価の高騰の
故もあって尚更その価値が増加しつつあるのであるが、
その様な土地を購入して屋内駐輪施設を建築するのは経
済的に引き合わなくなりつつあり、そのため借地権等を
設定して比較的廉価に建設せんとすれば恒久建築物であ
ることから土地所有者側の承諾を得難いと云う欠点があ
った。斯くの如く、近郊の駅付近においては駐輪場が払
底しており、多くの通勤者が不便を感じているのが実情
である。
従って、本発明の目的は上記の欠点を解消することにあ
り、屋内駐輪施設を備えると共に、自転車を収容するに
際して自転車間の間隙を可能な限り減少し、よって収納
スペースの有効利用を最大限度に達成することが出来る
自転車用の駐輪装置を提供することにある。
更には、簡単に移転自在な屋内駐輪施設を備え、土地の
確保等も容易となる自転車用の駐輪装置を提供すること
にある。
(課題を解決するための手段及び作用)上記の目的を達
成するために本発明に係る自転車用の駐輪装置は、少な
(とも三方の側面及び上面を囲繞されてなる移転自在な
構造体であって其の床面に自転車の車輪を案内するタイ
ヤガイドを複数本並設した収容施設と、ペダルを所定位
置に固定されると共に、ハンドルバーを其の軸線の少な
くとも一部が直進状態において車体軸線と平行にされた
状態において前記タイヤガイドに沿って案内され、該施
設内に収容される自転車とからなる如く構成した。
(実施例) 以下、添付図面に即して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明に係る自転車用の駐輪装置を示しており
、大別すると、駐輪施設置0及び自転車100からなる
駐輪施設置0は、床部12、側壁14(左側壁のみ示す
)、奥壁16及び天井部18からなり、同図において手
前側のみが開口された室形状となっている。又、天井部
及び床部の上下には同一構造の室形状が連続し、全体と
して複数階の構築体となる。同図において、手前側は通
路であって使用者が自転車を搬入して各室に収容し、或
いは其処から搬出するに使用する。而して、図示の如く
、側壁14と奥壁16は床部12及び天井部18に止め
具20を介して連結されており、簡易なプレハブ構造と
なっている。従って、図示の施設は、必要に応じて簡単
に分解して撤去し、また別の場所に移転・構築すること
が出来る様になっている。尚、プレハブ構造とは云え、
2階乃至3階等の高層構造となることから、壁材の選択
等、強度面には十分注意が払われることは云うまでもな
い。
而して、床部12から奥壁16に亘ってタイヤガイド機
構22が設けられており、使用者は自転車100を該タ
イヤガイド機構に沿って進ませることになる。タイヤガ
イド機構22は後述する如く、自転車の進行につれて折
曲し、第1図乃至第3図に示す如く、最終的に自転車を
倒立状態で収容することを可能とする。この場合、自転
車100は、ハンドルバー102がその軸線を車体軸線
と直進状態において平行した状態で収容すると共に、ペ
ダル104もフレーム106の適宜位置に取着されたゴ
ム等の弾性材からなるストラップ10Bで、その一方、
第1図に示すものにおいては右クランク側のペダルを上
方位置に引き寄せて固定する。第5図は斯る如くして連
続的に収容された自転車を通路側から見た説明図である
が、図示の如くハンドルバー102の横方向の突出スペ
ースは減少し、またペダルも各車同一位置に保たれるこ
とから左側の自転車の右クランクのペダル下部に右側の
自転車の左クランク側のペダルが進入することが出来、
よって自転車間のスペースが狭小となって、収容台数を
大幅に増加することが出来る。尚、図において符号11
0は前輪を、符号112は後輪を、符号114はサドル
を、符号116はリヤフォークを示す(図示の便宜のた
め簡略化して示した)。発明者達の試算によれば、自転
車1台当たり占める横方向スペースは、野外駐輪場にお
いては60C1,従来の屋内駐輪場のおいては40C1
mであり、本発明に係る装置においては25C11であ
った。また単位面積、例えば100坪当たりの収容台数
は、野外駐輪場が300台、従来の屋内駐輪場が420
台、本発明に係る装置が700台であった。
而して、再び駐輪施設置0の説明を続けると、第2図は
、第1図に示したタイヤガイド機構22を全体的に示し
ており、更に第6図以下がその詳細を示す。以下、説明
すると、第2図に示す如く、タイヤガイド機構22は、
A部24.8部26.0部2日及び0部30並びに8部
32を備える。第6図乃至第8図を参照して説明すると
、A部24は奥壁16にボルト等の適宜手段(図示せず
)を介して取着される。A部24には側面にスリット2
4aが穿設されており、該スリット内に8部26がピン
26aを介して連結されていてA部内に進入自在である
如くに構成される。而して、第2図に示す如く、8部2
6と0部28とは其れ等の端部付近でヒンジ結合される
と共に、第8図に示す如く、0部28と0部30も端部
付近でヒンジ結合される。又、第6図に示す如く、A部
24の上方には8部32が奥壁16に取着されて設けら
れる。第9図は此れ等の部材の中の8部26の断面図で
あって、8部26が前輪110の通行を許容する略コ字
状の断面を呈していることを示しているが、他の部材に
付いても略同様である。尚、E部に関しては前輪を収容
して其の転回を防止するために、溝の深さを比較的大き
くしている。
而して、0部30は第10図に示す如く、断面H字状を
呈しており、その左右に配設されたレール34の上を滑
動自在に構成される。即ち、第8図及び第11図に示す
如く、0部30は其の下部の2個所において穿孔されて
孔30aが形成され、そこにロッド36が挿通されると
共に其の両端にはローラ38が取り付けられ、断面略C
字状を呈するレール34上をスライド自在である如くに
構成される。更に、レール34の上にはタイヤガイドス
トッパ機構40が設けられる。該ストッパ機構は、レー
ル上に溶着等の適宜手段で固定された基部42にピン4
4で回動自在に取着されたレバー46を備える。また、
0部30には其の側方にバー48が突設されており、前
記レバー46の先端部46aに形成された爪46bと保
合自在となっている。而して、レバー46はスプリング
50によって第12図に示す位置に付勢されており、使
用者が踏むことによって爪46bとバー48との保合が
解け、0部30は後輪112を乗せた状態でレール上を
自由にスライドして自転車の収納を容易とする。尚、レ
バー46の爪46bの前端付近は適宜に湾曲させられて
おり、0部30が復帰した時にバー48に押圧されて自
動的に上昇し、バー48と係合する如くに構成する。ま
た、第8図において符号52は自転車の後退防止用の押
さえバーを、符号54は0部30の転落防止用のストッ
パを示す。
続いて、第13図乃至第17図を参照して第1図に示し
た自転車のハンドルパーの折曲機構に付いて説明する。
第13図においてハンドルステム120の下端はフレー
ム(図示せず)に嵌入させられると共に、その先端側は
公知の環状部120aが形成され、そこにハンドルパー
102が平面から見て大略T字状に装着される。而して
、ハンドルステムのエクステンション部120b内には
折れ部材122,124が装填される。折れ部材122
,124は共に第15図断面図に示す如く、断面がステ
ム内腔と同様に円形状を呈しており、また対向する端部
同士を相互に突出させて噛合し合うと共にピン126を
介して枢着されており、万能ナイフ等に良く見られる折
曲構造となっている。而して、ハンドルステム120は
、該折曲位置付近において円周方向に切り欠かれており
、該切欠部を中心として其の前後をカバー128で被覆
される。該カバーは断面半円状を呈しており、その上に
クランパ機構130が取着される。
該クランパ機構はカバー上に固定された基部132に揺
動自在に止められた、側面から見て大略S字状を呈する
レバー134を備えており、該レバーにはピン136を
介してボウル138が回動自在に取着される。而して、
カバー128に隣接するステム上の適宜位置には係止部
140が取着され、前記ボウル138と係合する。以上
の構成において、第16図に示す如く、レバー134を
撥ね上げるとボウル138と係止部140との係合が解
け、ハンドルステムはエクステンシラン部120bの中
途で折曲し、第17図に示す如く、ハンドルパー102
の軸線が車体軸線と平行となり、よって車体幅方向のス
ペースを狭小とする。尚、第16図に示す如く、ハンド
ルステムの折曲はカバー128を介して行われるため、
その折曲方向は一方向であり、また通常の状態において
はクランパ機構130を介して強固に固定されているの
で、走行中に突然折曲することはない。
而して、再び第1図に戻ると、斯る機構を備えた自転車
を駐輪施設置0に収容する。尚、自転車に付いては、使
用者の体格に応じてサドルやハンドルの高さ等が変更可
能であることは勿論であるが、更に車輪寸法(インチ数
)をも適宜選択可能となっている(例えば20インチ〜
2フインチ)。即ち、収容施設側のタイヤガイド機構等
各部の寸法を車輪の各インチ数に合わせて予め調整して
おき、それに対応する車輪寸法の自転車を専用的に収容
することになる。
ここで第1図を参照して収容動作に付いて説明すると、
使用者は自転車のハンドルパー102を車体軸線と平行
に折曲すると共に、ストラップ108でペダルを固定し
た後、前輪及びそれに続く後輪をタイヤガイド機構22
の0部30に乗せる。続いて、タイヤガイドストッパ機
構のレバー46を足で踏んでD部を開放し、レール上を
スライドさせる。それと同時に8部26と0部28との
間が折曲し、また車輪が進行するにつれ8部26はA部
24内に浸入し、結果的にタイヤガイド機構は自転車を
乗せた状態で奥壁16に向かって折曲して行く。而して
、この場合、使用者は片手でハンドルパーを握ると共に
他方の手でサドルの後端を押すことになるが、第2図に
示す如く、サドル後端に加えられる力は8部内で前輪が
接地する位置より低くなり、またタイヤガイド機構自体
がスライドすることから、微小な力を与えるだけで容易
に自転車を第3図に示す倒立した収納状態にすることが
出来る。従って、使用者が老人乃至は年少者であっても
何等支障ない。而して、自転車が完全に倒立した段階で
転倒することがない様に前輪110がフック90に係合
される(第3図)。
ここで、この前輪フック機構に付いて説明すると、該フ
ック90は、第4図に示す如く、ハサミに類似した構造
をなしており、連結ピン91を中心にその先端部90a
、90aが左右に開閉自在となると共に、非使用時はス
プリング92のバネ力によって閉じ方向に付勢されてい
る。このフック90は、天井部18に設置された脚部9
3に取着されている。而して、自転車の倒立に伴い、下
方より上昇して来た前輪110がフック90の画先端部
90a、90aに当接すると、前輪11Oの上昇力がバ
ネ力に抗して該フックの先端部90a、90aを左右に
開口させる。前輪110はそのまま更に上昇を続け、タ
イヤ110aが完全にフックの先端部90 a、  9
0 aを通過した時点でスプリング92のバネ力によっ
て先端部90a90aが再度閉口し、リム110bを把
持する。この結果自転車100はリム110bの部位で
強固に把持され、−旦倒立が完了すると容易には転倒す
ることがない。
続いて、自転車を搬出する場合に付いて説明すると、こ
の際には逆にフッキングを外す必要があるが、これはフ
ック90の上端部90b、90bに取着されたワイヤ9
4をスプリング92の収縮方向へ引くことによって実現
される。即ち、上端部90b、90bにワイヤ94を挿
通すると共に、他端を天井部18に設置されたガイド9
5を介して通路側に取着されたレバー96に導いている
(第3図、第4図)。従って、使用者がレバー96を引
くと、ワイヤが引かれてスプリング92が収縮し、フッ
ク90の画先端部90a、90aが左右に開口し、前輪
110の拘束が解除されて自転車の搬出が可能となる。
上記の如くしてフッキングを外した後、自転車を搬入し
た際と逆の手順にて自転車を収容施設より搬出する。而
して、自転車は構造上後輪を逆転させるとクランクが回
転する特性を有する。よって第5図に示した如く、隣接
する自転車同士をペダルが自転車の上下方向に重複した
状態で接近させて収容する場合、その状態から搬出する
際に後輪を逆転させるとペダルがストラップ108の保
持力に抗して回転し、隣接車のペダルと係合して搬出が
困難となる。しかしながら、図示例においては後輪を乗
せたD部がレール上をスライドすることから後輪は回転
することがなく、よってペダルは保持位置から回転する
こともないため、その様な不都合が生じることはない。
尚、上記レバー96に適宜の施錠手段を講することによ
って自転車の盗難を有効に防止することが出来る。
本発明に係る自転車用の駐輪装置は上記の如く構成した
ので、自転車を屋内において効率良(収容することが出
来、また構造が簡単であって分解して移転する等も容易
なものである。更には、施錠手段を構することによって
管理人等を必要とすることなく、24時間使用が可能に
なる利点を有する。
第18図は駐輪施設の別の例を示す。この例が前記した
第1実施例と相違する点は、自転車を倒立させることな
く、通常の状態で収容する点にある。そのために図示例
においては自転車をサドル位置で懸架するフッキングス
ライド機構60を備えると共に、併せてペダルを所定位
置に保持するペダルガイド機構80を備える。尚、図示
はしなかったが、本例においても駐輪施設はユニット化
された室形状を呈しており、側壁等の5面が適宜な手段
で簡易に連結されたプレバブ構造体であることは云うま
でもない。又、第20図は通路側から見た収納状態を示
す説明図であるが、本例においても自転車が隣接する同
土間のスペースを狭小にして収容されることが明らかで
あろう(尚、第5図と同様にサドル114の形状等は簡
略化して示した)。
以下、本例の特徴たるフッキングスライド機構60に付
いて説明すると、第21図及び第22図に示す如く、該
機構は、天井部18に設けられたプレート62に止め具
64で支持されたレール66を備える。該レール上には
2個のローラ68をピン70で止着されたスライダマ2
が滑動自在に設けられる。該スライダの底部にはフック
74が吊下される。他方、第24図に示す如く、自転車
のサドル114の下部にはシートピラー(図示せず)と
スプリング150との間に第23図に示す如き保合プレ
ート152が装着されており、該プレートはその先端側
に孔152aを備える。従って、前記したフックは其の
先端部74aが該プレート孔と係合することが出来、よ
って自転車をサドル位置で懸吊し、後輪を回転させるこ
となくレールに沿ってスライドさせることが出来る。
続いて、床部付近の構成を説明すると、第25図及び第
26図はタイヤガイド機構22を示す。本例におけるタ
イヤガイド機構は断面コ字状を呈したレール76からな
り、床部に設けられた底板78にボルト締めされる。而
して、第27図乃至第30図はこのタイヤガイド機構と
平行に配置される前記したペダルガイド機構80を示す
。而して、該機構は、前記底板78にボルト締めされた
断面C字状の2本のレール82間にローラ84を介して
滑動自在に装着されたスライダ86を備えており、該ス
ライダ上には第29図及び第30図に示す如き形状のペ
ダルガイド88が設けられる。該ペダルガイドは先端部
88aが下方に折曲されており、その間にペダル104
を収容する。
従って、本例において使用者は、車輪をレール76に乗
せた後、ペダルをペダルガイド88に係合させると共に
、サドルをフッキングガイド機構60に係合させて搬入
させることになる。而して、その状態において自転車は
後輪が浮いた状態でフッキング機構のスライダ72に懸
吊されると共に、ペダルを保持するガイド機構もスライ
ドするので、使用者は難なく自転車を進行させることが
出来、所定位置に収容することが出来る。又、搬出に際
しては逆の手順を踏むことになるが、後輪が懸吊されて
いることからクランクが回転することがなく、ペダルが
回転して搬出に支障を来すことがないのは云うまでもな
い。尚、この場合、ペダルガイド88の深さd(第30
図)とフック74の先端部の高さh(第21図)は、フ
ック時自転車の上下移動量から適宜決定する。又、第2
5図に想像線で示す如く、レール76のフック位置付近
に隆起部76aを設けておくとフックするのに便宜であ
る。
以上の如く、本実施例においては、ペダルガイド機構及
びフッキングスライド機構により、ペダル位置を一定に
保ったままでの自転車の搬入・搬出が可能であるため、
左右のペダルが夫々隣に搬入される自転車のペダルと上
下互い違いに重なる様に搬入することが出来(第20図
)、その結果自転車間のスペースが狭小となり、収容台
数を大幅に増加することが出来る。
以上、自転車の駐輪施設としては、側壁14、奥壁16
、床部12及び天井部18を止め具20を介して連結し
た所謂プレハブ構造のものを念頭に置いて説明して来た
が、駐輪施設は移転自在な構造体でありさえすれば良く
、必ずしもプレハブ構造に限定されるものでないことは
云うまでもない。例えば第31図に示す如く、コンテナ
類似の形状を備えた金属材等よりなり、移転自在なボッ
クス状構造体を設置して駐輪施設とすることも可能であ
る。
以下、斯る構造体を使用して駐輪施設とする例を示す。
先ず、第31図(a)に示す如く、ユニ・ントボックス
200の内部にタイヤガイド機構等を設けることにより
、第1図に示した自転車を倒立状態で収容する形式の駐
輪施設を製作することが出来る(第31図(b))。又
、該ユニットボックスを倒して面202を切り欠いて開
口部を形成し、内部にフッキングスライド機構、ペダル
ガイド機構等を設けることにより、第18図に示した自
転車をそのまま横入れする形式の駐輪施設を製作するこ
とが可能となる(第31図(C))。更には、斯るユニ
ットボックスを上下・左右に適宜連結することにより、
様々な形態の駐輪施設を構成することが出来る。第32
図はその一例を示しており、下段に横入れ形式の駐輪施
設を2つ連結すると共に、その上段に倒立形式の駐輪施
設2つを対向して設置したものである。この場合、上段
の駐輪施設に自転車を収容するには、適宜スロープ(図
示せず)を設けて利用することになる。第33図は、横
入れ形式の駐輪施設を縦に3段積み上げた例を簡略化し
て示している。この場合第2層、第3層に自転車を収容
するには、スロープ204を利用する。斯る如く、第3
1図乃至第33図に示したユニットボックスを用いる例
の場合、設置・移転が簡易であると共に、設置場所の形
状に応じて第32図或いは第33図に示す如く、種々の
組合せ形状が容易に可能となる利点を備える。
尚、以上まで述べてきた駐輪施設は、その側面、奥面、
天井面が壁或いは天井材にて仕切られた場合を想定して
説明して来たが、必ずしもその必要はなく、それらの仕
切りを材を省略して、鉄骨等で単に骨組みを構成しただ
けのものであっても、タイヤガイド機構成いはペダルガ
イド機構等必要な設備を設置可能であれば差し支えない
ことは云うまでもない。特に、上記したコンテナを利用
した駐輪施設の場合には、側壁を部分的に省略する方が
便宜である。
第34図乃至第36図は、自転車のハンドルバー折曲機
構の別の例を示しており、この場合にはハンドルステム
120に連結されたハンドルパー102の中途で折曲す
る如(に構成した。即ち、ハンドルバー102のハンド
ルステム120を中心とした両端側の内部には、第13
図に示したものと同種構造の折れ部材160,162が
収納される。而して、折れ部材の一方160側にはハン
ドルバー軸線と平行にキー溝164が穿設されており、
他方ハンドルバーの内面からは対応するキー166が突
設される。また、第36図に示す如く、ハンドルバーは
円周方向において適宜個所で切断されており、軸方向に
引出し自在な構成となっており、引出した状態で折曲自
在となっている。而して、第36図下部の引出し状態を
示す図に良く示す如く、該切断個所の両端部には第14
図に示したクランパ機構と類似したクランパ機構170
が設けられており、ハンドルバーの自由端側に取着され
たレバー172を握ることによって他方端側の係止部1
74との係合が外れ、ハンドルバーを第34図に示す如
くにステムの両側で折曲することが出来、よって車幅方
向長さを大略1/3程度に減少することが出来る。
第37図乃至第39図はハンドルバーの車幅方向長さを
減少する更に別の例を示しており、この場合はハンドル
ステム120とフレーム106との連結を容易に解いて
該ステムを捻回自在とし、結果として其れに取着されて
いるハンドルバー102を捻回して車幅長さを減少する
ものである。即ち、本例の場合、斜めウス180を介し
てステムとフレームとを連結する引上棒182の適宜位
置にラック184を刻設すると共に、それにピニオン1
86を噛合させ、該ビニオン186の先端にレバー18
8を形成したものである。而して、引上棒の先端には斜
めウス180が固定さているので、本例の場合にはレバ
ー188を下げるとステムがフレームに固定され、よっ
てハンドルバーもフレームに固定されると共に、レバー
188を上げることによって斜めウス180が下方に降
りてフレームとの結合が解け、ステムを自在に捻ること
が出来る。
以上の如く、第34図或いは第39図に示したハンドル
レバー折曲(捻回)機構の自転車を第1図或いは第18
図に示す駐輪施設に使用しても良いものである。尚、第
1図に示したものを含めて此れ等ハンドルバーの形状と
してはストレートな型のみを示したが、オールラウンダ
型等適宜な形状を用いても良いことは云うまでもない。
(発明の効果) 本発明に斯る自転車用の駐輪装置は、少なくとも三方の
側面及び上面を囲繞されてなる移転自在な構造体であっ
て其の床面に自転車の車輪を案内するタイヤガイドを複
数本並設した収容装置と、ペダルを所定位置に固定され
ると共に、ハンドルバーを其の軸線の少なくとも一部が
直進状態において車体軸線と平行にされた状態において
前記タイヤガイドに沿って案内され、該施設内に収容さ
れる自転車とからなる如く構成したので、屋内において
最小限の占有スペースで多数の自転車を効率良く収納す
ることが出来、土地の有効利用度を大幅に向上すること
が出来る。また、駐輪施設としても簡易に設置すること
出来ると共に、移転が容易であって製作コストが低廉で
あると共に、土地所有者の協力を得易い等の副次的な利
点も備える。更には、管理人等の必要とすることなく2
4時間使用が可能である利点を備える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自転車用の駐輪装置を全体的に示
す説明斜視図、第2図は該装置に自転車を収容する状態
を示す説明側面図、第3図は収容し終わった状態を示す
第2図と同様の説明側面図、第4図は前輪をフックした
状態を示す説明図、第5図は収容し終わった状態を通路
側から見た説明正面図、第6図はタイヤガイド機構のE
部、A部、B部を示す拡大側面図、第7図は其の■−■
線断面図、第8図はタイヤガイド機構の0部とD部を示
す拡大側面図、第9図は第8図X−X線断面図、第10
図は第8図X−X線断面図、第11図はタイヤガイドス
トッパ機構の説明図、第12図は同様に其の動作を示す
説明図、第13図は第1図に示した自転車のハンドルバ
ー折曲機構を示すハンドルステムの説明側方断面図、第
14図は其の上面図、第15図は第13図xv−xv線
断面図、第16図は其の動作を示す説明図、第17図は
ハンドルバーの折曲状態を示す説明斜視図、第18図は
駐輪施設の別の例を示す説明斜視図、第19図は該施設
における自転車の収容状態を示す説明側面図、第20図
は収容し終わった状態を通路側から見た説明図、第21
図はフッキングスライド機構を示す説明図、第22図は
其のXXn−xxn線断面図、第23図は保合プレート
を示す平面図、第24図は該プレートをサドルに装着し
た状態を示す説明図、第25図はタイヤガイド機構(レ
ール)を示す説明図、第26図は其のXXVI−XXV
I線断面図、第27図はペダルガイド機構のレールを示
す側面図、第28図は其のXX■−XX■線断面図、第
29図はペダルガイド機構の説明図、第30図は其の側
面図、第31図はユニットボックスを利用した駐輪施設
を示す説明斜視図、32図はユニットボックスを利用し
た駐輪施設の組み合わせ状態を示す説明斜視図、第33
図はユニットボックスを利用した駐輪施設の組み合わせ
状態を示す説明簡略図、第34図はハンドルバー折曲機
構の別の例を示す説明断面図、第35図は其の要部拡大
断面図、第36図は折曲動作を示す説明断面図、第37
図はハンドルバー(ハンドルステム)捻回機構を示す説
明断面図、第38図は其のラック・ビニオン機構の説明
図及び第39図はラックの説明平面図である。 10、、、駐輪施設、12. 、 、床部、14.。 、側壁、16.、、奥壁、18.、、天井部、2001
.止め具、22.、、タイヤガイド機構、24、、、A
部、26.、、B部、28.、、C部、30.、、D部
、32.、、E部、34.。 レール、36.、、  ロッド、38.、、  ローラ
、40.、、タイヤガイドストッパ機構、42゜0.基
部、44.、、 ピン、46.、、  レバー48、、
、バー、50.、、スプリング、52゜0.押さえバー
、54.、、ストッパ、60.。 フッキングスライド機構、62.、、プレート、64.
、、止め具、66、、、  レール、68゜0.ローラ
、70.、、  ピン、72.、、スライダ、74.、
、  フック、76、、、  レール、7800.底板
、80.、、ペダルガイド機構、8201.レール、8
4.、、  ローラ、86.、、  スライダ、88.
、、ペダルガイド、90.、、フック、91.、、連結
ピン、92.、、スプリング、93.、、脚部、94.
、、  ワイヤ、95゜0.ガイド、100.、、  
自転車、102.、。 ハンドルバー 104.、、ペダル、106.。 フレーム、108.、、ストラップ、11O00,前輪
、110b・・・リム、112.、、後輪、114.、
、サドル、’116...  リヤフォーク、120.
、、ハンドルステム、122.。 、折れ部材、124.、、折れ部材、126.。 ピン、12B、、、カバー 130.、、クランパ機構
、132.、、基部、134.、、  レバー136、
、、 ピン  138.、、ボウル、140、、、係止
部、150.、、係合プレート、160、、、折れ部材
、162.、、折れ部材、164、、、キー溝、166
、、、キー 17010.クランパ機構、172.、、
  レバー 17400.係止部、180.、、斜めウ
ス、18280.引上棒、184.、、 ラック、18
6.。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 a、少なくとも三方の側面及び上面を囲繞されてなる移
    転自在な構造体であって其の床面に自転車の車輪を案内
    するタイヤガイドを複数本並設した収容施設と、 b、ペダルを所定位置に固定されると共に、ハンドルバ
    ーを其の軸線の少なくとも一部が直進状態において車体
    軸線と平行にされた状態において前記タイヤガイドに沿
    って案内され、該施設内に収容される自転車と、 からなる自転車用の駐輪装置。
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