JPH024969A - 真空成膜装置 - Google Patents

真空成膜装置

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JPH024969A
JPH024969A JP15501188A JP15501188A JPH024969A JP H024969 A JPH024969 A JP H024969A JP 15501188 A JP15501188 A JP 15501188A JP 15501188 A JP15501188 A JP 15501188A JP H024969 A JPH024969 A JP H024969A
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workpiece
holder
chamber
vapor deposition
vacuum
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JP15501188A
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Satoru Sugita
杉田 哲
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、例えば真空雰囲気中でワーク表面に薄膜を堆
積させる真空成膜装置に関する。 (従来の技術) 従来、真空蒸着法、スパッタリング法或はCVD法等に
より真空雰囲気中でワーク表面に薄膜を形成する装置と
しては、バッチ式蒸着装置或はロド・ロック式蒸着装置
が知られている。 バッチ式蒸着装置は、第8図に示すように、蒸着室1旧
に多数個(通常100〜400個)のワーク+03が取
付けられたホルダー102を取り入れ、この室内を高真
空に排気して該室内のルツボ 109内に設けられた蒸
着材+04を蒸発させてこの薄膜をワーク 103の表
面に堆積させるようにしている。 この装置には、蒸着室1旧に扉107が設けられており
、−回の蒸着処理が終了するたびにこの扉からホルダー
の取出し及び取入れを竹い、又その度に真空度等の条件
設定を行うようにしている、1なお、図中108は、蒸
着室1旧の気密性を保持するためこの蒸着室+01と扉
107の間に設けられた真空シールであり、 106は
蒸着室1旧内を真空雰囲気にするだめの排気用バルブで
あり、 +05は蒸着材104から蒸発する蒸発流であ
る。 又、ロート・ロック式蒸着装置は、第9図に示すように
、蒸着室111とロート・ロック室 +29とをゲート
弁116を介して連設し、蒸着室II+を常に真空雰囲
気に保つようにしたものである。即ち、ロード・ロック
室 129の上方に設けられた扉+18を開閉機構+1
9により開け、ここから多数個のワーク +14が取付
けられたホルダー112をロード・ロック室129に入
れ、次いで扉+18を閉じて該ロード−ロック室を高真
空に排出してからゲート弁116を開けてホルダー11
2をロード・ロック室 129から蒸着室 111に移
し、しかる後蒸着鯨+13内の蒸着材+15を蒸発させ
てこの薄膜をワーク 114の表面に付着させている。 図中124は蒸着材+25から蒸発する蒸発流である。 なお、第9図において、 120はロード・ロック室1
29について設けられた排気用バルブであり、+21は
蒸着室111について設けられた排気用バルブである。  117はロード・ロック室129の上方に設けられた
」−下動可能なボルダ−把持機構であり、 115は蒸
着室II+の上方に設けられたホルダー把持機構である
。 上述した従来の真空蒸着装置は、いずれも蒸着が終了す
る毎にホルダーを蒸着室から取出して該ホルダーに取付
けられたワークを取り外すようにしている1、そして、
このワークが取り外されたホルダーに次の新たなワーク
を取付け、このホルダを蒸着室に収容した後、」1記と
同様に蒸着を行うようにしている。 (発明が解決しようとする課題) ところが、従来、上述したようなワークをホルダーから
取外したり取付けたりする作業やホルダーを蒸着室に取
入れたり取出したりする作業はいずれも手作業で行われ
ているため、1個のホルダに通常100〜400個のワ
ークが取付けられているような場合、面]二稈と後工程
の間に大量の仕掛り品が発生するという欠点がある。 このような欠点から、さらに次のような問題点が生じて
いる。 (1)上述したように、前工程と後工程の間に大量の仕
掛り品が発生すると、この仕掛り品を管理するのに莫大
な費用を要してしまう。 (2)蒸着が終−rしたワークを取出すのにホルダーご
と外部へ取出すため、この際ホルダー表面にI]2o燕
気等の不要なガス分子を多用に吸着し、・回の蒸着処理
ごとに真空雰囲気の維持に努めなければならない。 (3)ワークの両面に蒸着を行う場合には、通常片面の
蒸着を終了した後、−旦ホルダーごと蒸着室から取出し
、各ワークの蒸着面を反転させ、次いでこのホルダーを
再び蒸着室に収容する必要がある。このため、これらの
作業を手作業により行うには、−1程ごとの手間が甚だ
しく厄介になり、これに要する人件費も膨大なものとな
る。 (4)上述したような問題を解消するために、−回の蒸
着で多くのワークの成膜を行うようにするとホルダーが
大型化し、従って蒸着装置全体も大型化せざるを得す、
これにともない真空排気に長時間を要し、排気系も大容
量のものが必要となる。 なお、ワークを保持するホルダーを真空容器中から人気
中に取出すことなくワークの成膜を行うようにした真空
成膜装置としては特開昭62−253768号公報に開
示されたものがある。 この装置は、」−記した真空容器中の真空を維持するだ
めの構成として、ワーク交換帯域と称する蒸着処理の終
了したワークを新たなワークに交換するための帯域を構
成し、ホルダー(この発明においては、回転搬送部材に
相当する)を真空容器中からワーク交換帯域に移送する
際にはこの帯域を真空雰囲気に保持しておき、ワークを
新たなものに交換する際にこの帯域を大気にさらし1次
いで再びこの帯域を真空に排気してからホルダーを真空
容器中に移送するようにしている。 ところが、このような装置によれば、−個のワークを交
換するごとに上記したワーク交換帯域の雰囲気を変える
必要があるため、大量のワークを処理するときには極め
て手間のかかる作業を必要とする。 本発明者等は、−上述のような問題点を解決すべく、ホ
ルダーを蒸着室から取出すことなくワークの両面に対す
る蒸着処理を連続的に行うことにより、仕掛り品の発生
を最小限に抑え、製造作業の簡素化および製造コストの
低減化を図ることができる真空成膜装置について既に提
案しである。 本発明はこのような真空成膜装置に関するものである。 上記のような真空成膜装置において、ワークを該装置の
取入れ室から蒸着室内に導入する際、ワクは搬送手段に
保持されたまま、大気圧雰囲気から真空雰囲気へと導入
される。この導入の際、蒸着室の真空雰囲気を維持する
ため、途中に真空排気と常圧復元を可能としたワーク搬
送手段の出入りする出入室を設け、この出入室を高真空
雰囲気に排気してから該出入室と蒸着室を連通ずるよう
にしている。 しかるに、この出入室におけるワークの保持状態によっ
ては、出入室を排気する際の気圧変動によりワークが搬
送手段から容易に脱落して排気口内に吸い込まれるおそ
れがある。 本発明は、このような問題点を解決するために成された
もので、ワークを出入室を介して大気圧雰囲気から真空
雰囲気へと導入する際に該ワークが出入室の気圧の変動
によって搬送手段から脱落しないようにした真空成膜装
置を提供することを目的とする。 (課題を解決するだめの手段) 上述した課題を達成するために、本発明の真空成膜装置
は、ワーク表面に成膜を行なう真空成膜装置において、
lfI記ワークを大気圧雰囲気から真空雰囲気に導入す
るワーク搬送手段と該搬送手段の出入りする出入室を設
け、前記搬送手段によって前記ワークを前記出入室に導
入した後における前記出入室の真空排気時の気圧変動に
よる前記搬送手段からのワークの脱落を防止するように
したことを特徴とする。 (作 用) 」−記した構成においては、ワークを大気圧雰囲気から
真空雰囲気内に導入する搬送手段及び該搬送手段を出入
りする出入室が設けられている。このような構成により
、ワークは搬送手段に保持されたまま大気圧雰囲気から
出入室を経て真空雰囲気内に導入される。 このような装置においては、搬送手段によりワクを出入
室内に導入した後に、該出入室の雰囲気を大気圧雰囲気
から真空雰囲気に変えるため、出入室内を高真空に排気
する必要がある。この出入室内における雰囲気入換え時
においては排気に伴って気圧の急変及び乱気流が発生し
搬送手段に保持されたワークを脱落させるおそれがある
。 しかるに本発明においては、−上述した真空排気時の気
圧変動による搬送手段からのワークの脱落を防1−する
手段を備えることにより上述のような事態を防1にして
いる。 (実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する1゜ 第1図は、本発明の一実施例の要部断面図であり、第4
図に示す真空成膜装置におけるワークの取入れ口周辺を
示す。 第2図は、第1図のA−A線に沿う断面図である。 第3図は、第1図に示す装置の変史例を示す部分断面図
である9゜ 第4図は、第1図に示す装置を用いた真空成膜装置の全
体構成を示す概略断面図である。 第5図は、第4図のB−B線に沿う概略断面図である。 第6図(a)〜(d)は、ワークを取入れ口から蒸着室
内に移送する動作について説明するロドロック室周辺に
ついての概略断面図である。 第7図は、本実施例の適用例を示す図である。 以ド、本発明の真空成膜装置は、溶融ガラスがら加熱及
び加圧成形されて光学素子形状に願下されたワークの表
面に薄膜を堆積する装置として構成しである9゜ 木製f
【fにおいては、第4図に示すように、萌]程た
るプレス成形上程から蒸着室1のワーク取入れ1m 2
2 aに移送されたワーク27は、この取入れ]二1に
設けられたロードロック室4aから蒸着室l内に入れら
れ、所定の蒸着処理工程を経た後、蒸着室lのワーク取
出し口22bに設けられたロトロック室4bから出て次
工程に搬送される。 先ず、ワーク取入れ[122aにおけるワーク搬送手段
について第1図を参照しながら説明する。2ワーク取入
れ[122aはni7 f−程から連続的に形成された
搬送経路を構成し、取入れ[]壁83で仕切られて常圧
雰囲気81におかれている。この取入れI]壁831一
方の隔壁84は、蒸着室l (第4図参照)の底部を構
成しており、蒸着室1内は真空雰囲気82に維持されて
いる。 隔壁84の開口部−1−側にはロードロック室4aがロ
ードロック室壁78により構成されている5゜ロードロ
ック室4a側方には排気口85が設けられ、第4図に示
ずようなυ1気用バルブ16a及びこれに連結された排
気系が設けられ、該ロード0ツク室内の真空排気を行う
ようにしている1、ロードロック室4a内にはこの下刃
に設けられたLト機構7a(第4図に示す)に連結され
て図示のような最十芹位置から図中2点鎖線79で示ず
最下降位置まで−L下動する搬送テーブル6aが設けら
れている。 搬送テーブル6aは取入れ口22aの床面の軸受け73
に摺動可能に設けられた1°、下動用ロッド60aとこ
の搬送デープル6aの1一部を構成するデープル部60
bとからなる。 デープル部60bの上端部にはワーク27を載fR+T
J能なワーク搬送台87が設けられている。このワーク
搬送台87は、第2図に示すように複数の空所(本実施
例においては4か所)を形成すべく4個の爪87a〜d
から構成されるとともに、デープル部60b上端部には
上記空所に対応した切り火きをテーブル部60bの側方
に向けて構成した連通孔80が設けられている。なお、
第2図において、2点鎖線はレンズ27の載置位置を示
す。 このような構成において、ロードロック室4a内を排気
する際、排気流の一部は上記爪87a〜d間の空所から
この連通孔80を通過して排気口85へと流入する。。 ロードロック室4aの上側間11部のし、方にば、ロッ
ド70により上下機構5a(第4図にボず)に連結され
た一1側カバー3aが設けられている。 このカバー3aは、に記上下機構5aにより図中2点鎖
線71でホす位置から図示のようにロードロック室壁7
8の上端部に当接する位置まで十丁動じてロードロック
室4aの+側開口部を開閉することができる。40はこ
の閉塞の際にロードロック室4aのに側聞口部の気密性
を保持するだめの真空シールである9゜ 上記カバー3aの内側には支社76を介して整流板75
が設けられている。この整流板75は搬送デープル6a
が最上昇位置にあるとき、該搬送テーブルーヒ端のワー
ク搬送台87との間隔が後述する所定間隔を有するよう
構成されている。上述したようにロードロック室4a内
を排気する際、この整流板75により排気流の一部は、
」−側カバ3aと整流板75との間及び整流板75とワ
ク搬送台87との間を流通する。 又、−[−下動用ロッド60aとテーブル部60bとの
間には下側カバー20 aが付設されている。 このド側カバー20aは搬送デープル6aのヒト機構7
8による一L−ド動に応じてロードロック室4aの下側
開口部を開閉することができる。即ち、第1図に示すよ
うに、搬送デープル6aがト昇して下側カバー20 a
が蒸着室lの隔壁84に当接するとロードロック室4a
の+側開口部は閉じられる。41はこの閉塞の際にロー
ドロック室4aの下側開口部の気密性を保持するための
真空シルである。。 テーブル部60b内には、外部のリーク系に連結され上
下動用ロッド60aを連通ずるリーク管77及びこれに
連結されたリーク孔78が設けられている。このリーク
孔78は先端が下方に向けられ、常圧復元時においてリ
ーク系から送られる気体流をロードロック室4a内の一
ド方に向けて噴射する。 ここで、ロードロック室421内の真空排気を行なった
場合のワーク搬送台87に方の気体の流通状況について
より汀線に述へる。 上記のように、す1気[]85よりロードロック室4a
内の真空排気を行なうと、ワーク搬送台87十方の気体
の流通は、整流板75とワーク搬送台87との間隙及び
爪87a〜(1間の空所から連通孔80に至る間隙を経
て排気口85に向けて流通する。このような気体流通状
況ドで、ワーク27はワーク搬送台87ヒに載置された
状態にある。 従って、このワークが真空排気の際に該ワーク搬送台1
−から脱落しないようにするためには、爪87a−d間
の空所から連通孔80に至る間隙における排気容量の方
が整流板75とワーク搬送台87との間隙における排気
容量よりも太きくなるようにこれらの間隙を調整する必
要がある。 第:3図に、上述したワーク搬送系の変史例について図
示しである。この変史例のワーク搬送系は、上記整流板
75を設けることなく、この整流扱の代りに」二側カバ
ー3aの内側面90を湾曲に形成して、該上側カバー3
8とテーブル搬送台87との間隙における排気流量と爪
87 a −6間の空所から連通孔80を通過する排気
流量とが上述したように爪87?]〜d間の空所から連
通孔80におけるほうが大きくなるように構成しである
。このような構成により、−1−記整流扱76を設けな
くても、上記構成と同様、ロードロック室4a内の真空
排気の際におけるデープル搬送台87」−のワーク27
の脱落を防11−することができる。 なお、に記構成の取入れ口22aに設けられたワーク搬
送系は、取出し口22bにも同様の構成のものを設け、
蒸着室lにて蒸着の終rしたワク27を取出しn 22
 bから取出し、次工程に搬送することができる。 ここで、」二連のような構成により取入れ(]22aま
で搬送されたワーク27を蒸着室1内に移送する動作に
ついて第6図(a)〜(d)を参照しながら説明する3
、なお、説明の便宜し、第1図においては搬送テーブル
6a内を通過するよう設けたリーク系を、以ドに示す第
4.6.7図においては、排気系と並列してロードロッ
ク室4a内に連通ずるよう設けである。 搬送デープル6aが最下降位置にあるとき、カバー38
はロードロック室4aの、ト側開ロ部を閉塞した状態に
ある。このとき、リーク用バルブ18aを開け、排気用
バルブ] 6.aを閉じておく。この際、前−[程から
取入れ口22aまで搬送されたワーク27をテーブル6
aトに例えばオートハントにより一個だけ載置する。こ
のとき、ロードロック室4a内は取入れ口22aと同様
の大気圧状態にある。(第6図(a)) 次いで、リーク用バルブ]8aを閉じ、排気用バルブ1
6aも閉じたままにして、搬送テーブル6aを最−1−
昇位置まで移動する。このとき、カバ20 aによりロ
ードロック室4aの下側開口部は閉塞され、該ロードロ
ック室内は上ド開ロ部とも閉塞された状態になる。(第
6図(b))そこで、リーク用バルブ+8aは閉じたま
まで、排気用バルブ16aを開けてロードロック室4a
内を所定の真空状態10−2〜I O−’1− orr
程度の真空雰囲気に排気する。(第6図(C))しかる
後、リーク用バルブ18aは閉じたままで、排気用バル
ブ16aも閉じ、ロードロック室4 a 、1:方のカ
バー3aを子方に移動し、該ロードロック室内を蒸着室
lに対して開放する。(第6図(d)) このような動作により、ワーク27は蒸着室l内の真空
雰囲気を破ることなく該蒸着室内に移送される。 次に、蒸着室1内の構成について第4図及び第5図を参
照しながら説明する。 蒸着室1は、排気用バルブ30及びこれに連結された排
気系により高真空に排気され、該蒸着室内は約10−I
′T orrの真空雰囲気に維持されている。 この蒸着室1内には、不図示の制御装置に接続された千
−夕により回転移動する移送アーム機構13が設けられ
ている。この移送アーム機構13は、該移送アーム機構
の回転軸を中心に例えば四方半径方向に伸張し先端に切
欠孔13bを有する移送アーム13aを有している。 又、移送アーム機構13先端の切欠孔13bの直下であ
って上記ワーク取入れ口222】側及びワーク取出しr
l 22 b側の夫々には、位置割り出し機構を有する
プッシャー12a、12bが上記移送アーム13a先端
の切欠孔13bについて貫通可能に上下動するよう配置
されている。 ホルダー10は、通常は上記移送アーム+3aの切欠孔
13b上に載置された状態にある。このホルダーには、
例えば10個程度のワーク27を配置し、且つこのワー
クの下方面が露出するワーク載置用穴10aが該ホルダ
ーの同心円トに等間隔で配設されている。 移送アーム機構13のいずれかの移送アーム13aが取
入れ口22a側に配設されたブツシャ−12a−ヒまで
回転移動したとき、該移送アーム機構は−・目停止トシ
、次いでブツシャ−12aが移送アーム13a先端の切
欠孔13b内を上昇すると、該切欠孔1−に載置された
ホルダー10がこのブツシャ−により押し上げられるこ
とにより該ブツシャ−により保持された状態となる。ブ
ツシャ−12aの割り出し機構は、上記のようにブツシ
ャ−12aに保持されたホルダーを隣り合うワーク載置
用穴10aの間隔だけ順次回転移動するよう作動する。 ブツシャ−12a、+2bの夫々の上方には上下機構+
4bにより下降して該ホルダー10に載置された各ワー
ク27を保持するホルダーカバ11が設けられている。 このホルダーカバーは、下降後ホルダー10上に載置さ
れた状態となった後に、上平機構+4bから離脱せしめ
られる。 移送アーム機構13と上述したロードロック室48間に
は先端にワーク27を把持しつるハントを備えたワーク
搬送機構98が設けられている。 ここで、以」二のような構成により、搬送テーブル6a
のワーク27を移送アーム機構13上のホルダー10に
移送する動作について説明する。。 まず、ワーク搬送機構98のハンドにより、ロードロッ
ク室4aにて最上昇位置まで移動した搬送テーブル6a
上のワーク27を保持する。 次いで、このワーク搬送機構98をブツシャ−12a上
に回転移動する。 −・方、移送アーム機構13の移送アーム+3a−Lに
載置されたホルダー10は、この移送アーム機構の回転
によりブツシャ−12aトまで移動せしめられる11次
いで、このホルダー10がブツシャ−12aの十昇によ
り保持されると、ブツシャ−の位置割り出し機構が作動
してホルダーlOのワーク載置用穴10aを上記ワーク
搬送機構9aにより移送されたワーク27の直下に移動
する。しかる後、ワーク搬送機構9aからワーク27を
離脱して該ワークをホルダー10のワーク載置用穴to
a、hに載置する。 さらに、ブツシャ−+2aを回転し、上述のような動作
をホルダー10の各載置用穴10aについて行なった後
、ホルダーカバー11を該ホルダー10の■から保持せ
しめ、該ホルダーカバーを上下機構+4aから離脱する
とともに、ブツシャ−12aを十降する。 かくして、ワーク27の保持を終了したホルダー10が
移送アーム13a−ヒに載置されると、移送アーム機構
13は次の空ホルダー10にワーク27を保持するため
4分の−だけ回転する。このとき、既にワーク27が保
持されたホルダーIOは後述する蒸着領域まで移送され
る。 次に、第5図を用いて蒸着源2、ホルダー杷待機構17
及びホルダー交換機構51について説明する。 上記移送アーム機構13を中心とし一上記ブツシャー1
2aとほぼ直交する一方の側に蒸着源2と、他方の側に
ホルダー交換機構51が設けられ、さらに蒸着源2側に
は該蒸着源により蒸着されたワーク27の片方の面を蒸
着するためにホルダ−10全体を反転するホルダー反転
機構17が設けられている。 蒸着源2中には蒸着材料44が収容され、この」一方に
該蒸着材料が蒸発飛散せしめられる(以)゛、この領域
を蒸着領域とする)。この蒸着源2には真空を破ること
なく蒸着材料44を補給できる自動補給装置W (不図
示)が備えられている。 そして、蒸着源2の−1一方外周及びその−1ユ方片側
には防着カバー52 a、52bが設けられ、蒸着領域
以外に蒸着材料44が飛散するのを防11−. してい
る、。 ホルダー把持機構17は、ホルダーフィンガー17aを
有し、蒸着室1の側面からホルダー10及びホルダーカ
バー11を共に把持して回転できるように設けられてい
る。移送アーム機構13が101転してホルダーIQが
上記蒸着領域に到達すると、移送アーム機構13は該蒸
着位置で停止にし、このときホルダー把持機構17がホ
ルダーカバ11と共にホルダー10の両側部を把持する
。次いで、移送アーム機構13が上記蒸着位置より回避
するよう回転移動せしめられた後、ホルダ10に保持さ
れたワークの下側面に所定厚さだけの薄膜を蒸着させる
。さらに、このワークの片側面に対する蒸着が終了する
と、上記ホルダー把持機構17を]80°回転させて反
対面に対する蒸着を行ない、かくしてワーク27の両面
に対する薄膜形成を終了する。 ホルダー交換機構51は、上記のような蒸着を繰り返し
行なってホルダー%0の汚れがひどくなったときや、ワ
ークの形状を変更するときなどホルダーの取替えを要す
るときに用いる。このホルダー交換機構51は、蒸着室
1の外側に設けられたホルダーカセット54内に旧ホル
ダーを取出すとともに、該カセットに収納された新規な
ホルダーを蒸着内の移送アーム機構13上に配置するよ
う構成されたものである。この新旧ホルダーの取替え時
には、ホルダーカセット54の内部は真空雰囲気に維持
されるようにしであるため、ホルダー交換の際にも蒸着
室1の真空雰囲気はそのまま維持される。 次に、蒸着の終了したワークを取出す手段について説明
する。 蒸着の終了したホルダー10は、手記蒸着領域から移送
アーム機構13の回転移動により、取出し[] 22 
b側に配設されたブツシャ−12b 、Jlまで移動せ
しめられる。 ブツシャ−12bの近傍には該プツシヤードに移送され
たホルダー10内のワーク27を−1一方に押し「、け
るだめのワーク押し出し機構31が設けられている。こ
のワーク押し出し機構を作動するには、まずブツシャ−
12bの−F方に設けられたホルダーカバー11を上下
動する)−T機構+4bにより該ホルダーカバーを上昇
する。しかる後、ワーク押し出し機構31を作動してホ
ルダーIOに載置されたワーク27を押しにげる。この
押しLげられたワークは把持機能を備えた搬送機構9b
により把持され、該搬送機構の回転移動により取出し1
」側に設けられたロードロック室4bの方向に移送され
る。 取出しI] 22 b側のロードロック室4b周辺にお
ける搬送テーブル6b、−ヒ側カバー3b、下側カバー
20b、−L側カバー3bのt下機構5b、下側カバー
20bの上下機構7b等は取入れ口22a側におけるも
のと同様の構成及び動作を有している。従って、取出し
口22b側のロードロック室4bにおけるワーク27の
取出しは、上記ワーク取入れ口22a側に設けられたロ
ードロック室4aにおける動作と逆の動作により行なう
ことができ、このロードロック室4bにおけるワタの取
出しに際しても蒸着室1内の真空雰囲気は維持される。 又、ロードロック室4b内の真空排気の際において、ワ
ーク27がワーク搬送台から離脱しないのは取入れ口に
おけると同様である。 なお、ロードロック室4b内に設けられたヒーター8b
により、搬送テーブル6b上のワーク27の温度が15
0〜200℃の温度領域に保持されるように温度調整さ
れる。 以ヒの真空成膜装置は、第7図に示すように、溶融ガラ
スを加熱及び加圧処理して例えばカメラレンズ等の光学
素子を成形するプレス成形工程の次工程として前記工程
により光学素子形状に成形されたワーク27の表面に薄
膜を堆積するよう構成することができる。 第7図において、61は溶融ガラスを製造する工程、6
2は上記溶融ガラスを最終成形品の形状に近似した形状
の予備成形品にプレス成形する工程、63はこの予備成
形品を高精度光学素子にプレス成形する工程、64は本
実施例の真空成膜装置を示している。同図に示すように
、溶融工程61から供給された溶融ガラスは一個ずつ順
次プレス(稈62及び63を通過して所望形状の光学素
子に成形された後、本装置内に搬送され、所定の成膜処
理を施した後、取出し1」から搬出され、しかる後、次
工程に移送される。この図からも理解されるように、本
実施例の真空成膜装置は光学素子の連続成形工程の成膜
]稈として適するものである。。 なお、本発明の真空成膜装置は、成膜手段を特定のもの
に限定する必要はなく、多層成膜用の蒸着源を有する真
空蒸着装置として用いたり、スパッタ装置、CVD装置
としても適用することができる。 (発明の効果) 1述した本発明の真空成膜装置によれば、ワクを出入室
を介して真空装置内に取入れる際、出入室内の真空排気
時の気圧変動による搬送手段からのワークの脱落を防庄
することができ、ワクを取入れ室から蒸着室内に確実に
搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の−・実施例の要部断面図であり、第
4図に示す真空成膜装置におけるワークの取入れ口周辺
を不ず。 第2図は、第1図のA−Δ線に沿う断面図である。 第3図は、第1図に示す装置の変史例を示す部分断面図
である。 第4図は、第1図に示す装置を用いた真空成膜装置の全
体構成を示す概略断面図である。 第5図は、第4図のB −13線に沿う概略断面図であ
る。 第6図(a)〜(d)は、ワークを取入れ口から蒸着室
内に移送する動作について説明するロードロック室周辺
についての概略断面図である。 第7図は、本実施例の適用例を示す図である。 第8図及び第9図は従来装置を示し、第8図はバッチ式
蒸着装置の概略断面図、第9図はロート・ロック式蒸着
装置の概略断面図である。 ・蒸着室 ・蒸着源 3b・・・」二側カバー 4b・・・ロードロック室 6b・・・搬送デープル ・・ヒータ ・・ホルダー ・・ホルダーカバー +2b・・・ブツシャ ・移送アーム機構 ・ホルダー反転機構 ・・ト側カバ ・・取入れ[I ・・取出し口 ・ワーク ・蒸着材料 ・ボルダ−交換機構 l ・ ・ 2 ・ ・ 3 a 、 4 a 、 6 a 、 8 a ・ 10 ・ 11 ・ 12a  、 13 ・ ・ 17 ・ ・ 20a  ・ 2 2  a  ・ 22b  ・ 27 ・ ・ 44 ・ ・ 51 ・ ・ 72 ・ 75 ・ 78 ・ 80 ・ 85 ・ 87 ・

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ワーク表面に成膜を行なう真空成膜装置において
    、前記ワークを大気圧雰囲気から真空雰囲気に導入する
    ワーク搬送手段と該搬送手段の出入りする出入室を設け
    、前記搬送手段によって前記ワークを前記出入室に導入
    した後における前記出入室の真空排気時の気圧変動によ
    る前記搬送手段からのワークの脱落を防止するようにし
    たことを特徴とする真空成膜装置。
  2. (2)前記搬送手段は前記ワークを保持する爪及び該爪
    を固定するロッドを有し、前記ロッドには前記ワークと
    前記爪との間の気体を流通する連通孔を設けることを特
    徴とする請求項1記載の真空成膜装置。
  3. (3)前記出入室の排気時において、ワークの下部から
    の排気容量をワーク上部からの排気容量より大きくした
    ことを特徴とする請求項2記載の真空成膜装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60195821A (ja) * 1984-03-16 1985-10-04 和泉電気株式会社 セレクタ押ボタンスイツチ

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JPS60195821A (ja) * 1984-03-16 1985-10-04 和泉電気株式会社 セレクタ押ボタンスイツチ

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