JPH0249423Y2 - - Google Patents

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JPH0249423Y2
JPH0249423Y2 JP11674386U JP11674386U JPH0249423Y2 JP H0249423 Y2 JPH0249423 Y2 JP H0249423Y2 JP 11674386 U JP11674386 U JP 11674386U JP 11674386 U JP11674386 U JP 11674386U JP H0249423 Y2 JPH0249423 Y2 JP H0249423Y2
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JP
Japan
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spool
switching valve
rod
cylinder
solenoid
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JP11674386U
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JPS6324473U (ja
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  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は射出成形機の安全装置等に使用される
直動形切換弁に関する。
(従来の技術) 一般に射出成形機には、成形型の閉型に伴なう
危険を防止するため、安全ドアが設けられてお
り、該安全ドアが開けられた時には、成形型の型
開閉シリンダに閉型作動を行なわせないようにす
る安全装置が作動するようになつている。その1
例は、第1図示の如くであり、安全ドアaの開扉
と連動するカム切換弁bが射出成形機の型開閉シ
リンダcの作動回路dに介在され、該安全ドアa
が開かれると、作動回路dに設けたメイン切換弁
eを操作してもシリンダcは成形型の閉じ側には
作動出来ないようにして安全を維持している。
また、第2図示の如く、作動回路dにメイン切
換弁eの他に緊急遮断弁fを設け、該遮断弁fを
安全ドアaと連動するカム切換弁bからのパイロ
ツト圧力で作動させ、安全ドアaが開かれたとき
はシリンダcを閉じ側に作動させないようにした
安全装置も従来より使用されている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記第1図、第2図示のような作動回路dに設
けられたメイン切換弁eや緊急遮断弁fは、シリ
ンダcの作動を正確に行なうためにメイン切換弁
eと同じサイズのもの即ち最大流量が同じもので
あることが要求される。従つて、メイン切換弁e
のサイズアツプを図ると、これに伴なつてカム切
換弁bや緊急遮断弁fもサイズアツプしなければ
ならず、コスト高や設置スペースの増大を生じて
好ましくない。
本考案は、こうした不都合がなく、一方向への
スプールの作動を強制的に不能とする切換弁を提
供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案では、切換弁の弁筐内に往復動自在にス
プールを設け、該スプールを、その端部に設けた
ソレノイドで励磁されて動くロツドにより移動さ
せるようにしたものに於て、該スプールと該ロツ
ドの間に、パイロツト圧力により該スプールの一
方向への作動を強制的に不能とするシリンダ機構
を設けて前記目的を達成するようにした。
(作用) 本考案の切換弁は、そのシリンダ機構にパイロ
ツト圧力が作用していないときは、ソレノイドの
励磁で動くロツドによりスプールが移動され、一
般の切換弁と同様に回路の切換や遮断の作動を行
なうが、シリンダ機構にパイロツト圧力が作用す
ると、ロツドがソレノイドの励磁でスプールを押
して移動中であつても強制的にシリンダ機構がロ
ツドを押し戻し、その結果スプールは該ロツドに
よる一方向への作動が行なえなくなる。
該切換弁は、例えば安全ドアの開扉により作動
する切換弁から導かれたパイロツト圧力でシリン
ダ機構が作動されると、型開閉シリンダに危険作
動を行なわせないように作動回路を制御すべく使
用され、該切換弁をサイズアツプしてもカム切換
弁のサイズはそのままで交換する必要がないので
コスト高や設置スペースの増大を防げる。
(実施例) 本考案の実施例を射出成形機に適用した第3図
につき説明すると、同図に於て、符号1は切換弁
の弁筐、2は該弁筐1内に往復動自在に設けたス
プール、3,4は該スプール2の両端部に設けた
ソレノイド5,6の励磁により動かされて該スプ
ール2を押圧移動させるロツドを示し、ソレノイ
ド5,6が励磁されていないときは、該スプール
2はその両端に設けたスプリング7,8により中
立位置に保持されるようにした。9,10はアク
チユエータポート、11はポンプ12に接続され
る室、13,13はタンク14に接続される室
で、図示の例ではアクチユエータポート9,10
を射出成形機の型開閉シリンダ15に作動回路1
6,17を介して接続するようにした。
以上の構成は従来のものと同様であり、ソレノ
イド5,6の励磁でスプール2に切換作動を行な
わせることが出来るが、本考案に於ては該スプー
ル2とロツド3との間にシリンダ機構18を設
け、ソレノイド5の励磁中であつてもロツド3の
スプール2に対する押圧作動を解除し、該スプー
ル2の図面で右方向の作動を強制的に不能と出来
るようにした。
該シリンダ機構18はシリンダケース19とピ
ストン20とで構成し、該ピストン20のスプー
ル12側の室21を射出成形機の安全ドア22で
作動されるカム切換弁23を介してパイロツト圧
力源24或はタンク14に接続すると共に該ピス
トン20のソレノイド5側の室25をタンク14
に接続するようにした。
尚、該ピストン20のピストンロツド20aに
は、ソレノイド5内の室5aと弁筐1内のタンク
14に接続される室13を結び更にはシリンダ機
構18の室25を結ぶ通路26を形成し、油浸形
の電極切換弁即ちソレノイド5,6内にも作動油
を導入させておく形式の電磁切換弁に適用出来る
ようにした。
図示実施例の作動を説明すると、カム切換弁2
3が図示の位置にあるときは、ソレノイド5,6
の一方を励磁することによりスプール2が移動し
て型開閉シリンダ15が前進或は後退するが、安
全ドア22が開かれてカム切換弁23が切換わる
とパイロツト圧力源24からシリンダ機構18に
パイロツト圧力が導入され、スプール2を押圧中
のロツド3を押し戻すのでスプリング7,8によ
りスプール2は中立位置に戻り、シリンダ15は
不作動となる。この場合、ソレノイド6を励磁
し、危険のない型開き側にはシリンダ15を作動
させることが出来る。
型開閉シリンダ15への流量は成形品が大きく
なると多くなり、これに伴ない切換弁も大形のも
のに交換されるが、この場合切換弁を交換するだ
けでカム切換弁23は大型のものと交換する必要
がなく、その分安価となし得ると共に設置スペー
スの増大を防げる。
尚、上記のようなON、OFF形の切換弁に限ら
ず、直接駆動形電磁比例切換弁であつても本考案
を適用することは可能である。
(考案の効果) 以上のように本考案によるときは、ソレノイド
型切換弁のスプールとこれに作動を与えるロツド
の間にパイロツト圧力により該スプールの一方向
への作動を不能とするシリンダ機構を設けたの
で、該切換弁を交換するだけで作動回路の最大流
量を増大させ得、設置スペースの増大やコスト高
を防げる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来例の説明線図、第3図
は本考案の実施例の截断側面図である。 1……弁筐、2……スプール、3,4……ロツ
ド、5,6……ソレノイド、18……シリンダ機
構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 切換弁の弁筐内に往復動自在にスプールを設
    け、該スプールを、その端部に設けたソレノイド
    で励磁されて動くロツドにより移動させるように
    したものに於て、該スプールと該ロツドの間に、
    パイロツト圧力により該スプールの一方向への作
    動を強制的に不能とするシリンダ機構を設けるよ
    うにしたことを特徴とする直動形切換弁。
JP11674386U 1986-07-31 1986-07-31 Expired JPH0249423Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11674386U JPH0249423Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11674386U JPH0249423Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6324473U JPS6324473U (ja) 1988-02-18
JPH0249423Y2 true JPH0249423Y2 (ja) 1990-12-26

Family

ID=31001617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11674386U Expired JPH0249423Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

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JP (1) JPH0249423Y2 (ja)

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JPS6324473U (ja) 1988-02-18

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