JPH0249311B2 - - Google Patents

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JPH0249311B2
JPH0249311B2 JP57114010A JP11401082A JPH0249311B2 JP H0249311 B2 JPH0249311 B2 JP H0249311B2 JP 57114010 A JP57114010 A JP 57114010A JP 11401082 A JP11401082 A JP 11401082A JP H0249311 B2 JPH0249311 B2 JP H0249311B2
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dioxathiolane
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Katsuo Shinozaki
Saburo Sugai
Tokuji Okazaki
Mitsuya Akaboshi
Shiro Ikegami
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OTA PHARMA
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は一般式() (式中、R1は直鎖状あるいは分岐鎖状の低級ア
ルキル基であり、R2は水素原子あるいはベンジ
ル基である) で表わされる1,3,2−ジオキサチオラン2−
オキシド誘導体に関するものである。 前記一般式()で表わされる1,3,2−ジ
オキサチオラン2−オキシド誘導体は文献未知の
新規化合物であり、医薬品中間体として有用であ
る。本発明に係る一般式()の化合物は、これ
を、一般式() ArOM () (式中、Arは置換または非置換の芳香族の基ま
たは複素環芳香族の基であり、Mは水素原子また
はアルカリ金属原子である) で表わされる化合物と非プロトン性極性溶媒中で
反応させることにより、一般式(a) (式中、Ar、R1及びR2は前記の定義を有する) で表わされる化合物に導びくことができる。ここ
で得られた一般式(a)の化合物のR2がベン
ジル基である場合には、これを、常法により環元
反応に付して脱ベンジル化することにより、容易
に、一般式(b) (式中、Ar及びR1は前記の定義を有する) で表わされる化合物に変換することができる。こ
の一般式(b)で表わされる化合物及びその酸
付加塩には優れたβ−アドレナリン神経遮断作用
を有するものが多く、それらの化合物は、不整
脈、心房細動または冠状動脈疾患の治療または予
防薬として極めて有用である。 従つて本発明により提供される一般式()の
化合物は、これらの医薬品を提供するための合成
用中間体物質として極めて有用なものである。 従来、一般式()の化合物を出発原料として
一般式(b)の化合物を製造する方法として
は、たとえば、下記の反応式で示される
方法が知られている。 (ここで、一般式、b、、、、、
、、、XI、XII中のArおよびR1は前記と同
じ定義を有し、Xはハロゲン原子、R4はアルキ
ルまたはアリール基である) しかしながらこれらの方法は、工程数が長い
(式、式の方法)、重合反応や副生成物の生成
の制御が困難である(式、式の方法)、反応
には高温を必要とする(式の方法)、原料の合
成が煩雑である(式、式の方法)等の欠点を
有し、工業的見地からみて満足し得る方法とはい
いがたいものである。 本発明者等は、種々研究の結果、本発明の化合
物を用いることにより容易にしかも温和な条件の
反応によつてβ−アドレナリン神経遮断作用を有
する化合物(b)に誘導し得ることを見い出し
た。 以下に、本発明の化合物およびその製造法につ
いてさらに詳細に説明する。本発明の化合物の製
造法としてはいくつかの方法が可能である。その
一例を次式にて示すが、製造法はこれらに限定さ
れるものではない。 (ここで、一般式、、中、R1、R2
前記の定義を有し、式のYは塩素原子、臭素
原子または低級アルコキシ基であり、式のXはハ
ロゲン原子である) A工程 一般式()の化合物は、工業上安価な原料
である3−ハロゲノ−1,2−プロパンジオール
と一般式()との反応により得られる。な
お、3−ハロゲノ−1,2−プロパンジオールに
代わり、グリシドールを使用することもできる。 B工程 一般式()で表わされる化合物のYが塩素
原子、臭素原子であるハロゲン化チオニルを用い
る方法とYが低級アルコキシ基である亜硫酸ジア
ルキルを用いる2つの方法がある。 まず一般式()の化合物がハロゲン化チオ
ニルである場合について説明する。この場合、一
般式()の化合物は一般式()の化合物と
一般式()の化合物とを溶媒、たとえばベン
ゼン、トルエン、クロロホルム、ジクロロメタ
ン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、ジオキサンあるいはテトラヒドロフランなど
の不活性溶媒中で撹拌することにより得られる。 次に、一般式()のYが低級アルコキシ基
である亜硫酸ジアルキルを用いる場合について説
明する。この場合、一般式()の化合物は一般
式()の塩酸塩化合物と上記の亜硫酸ジアル
キルとを無溶媒のもと温和な温度で副生成するア
ルコールを減圧留去しながら撹拌することにより
得られる。 上述のA工程とB工程の両工程共に反応は、温
和な条件において充分進行し、また、使用する原
料も通常入手容易な安価な試薬である。しかも、
好収率で目的物が得られるので、本発明の化合物
は工業上極めて経済性の高い化合物と成り得るこ
ととなる。 本発明により提供される化合物は、以下に示す
ように化学構造中の硫黄原子と4−位の炭素原子
上において不斉となる為ジアステレオ異性体の混
合物として得られる。 なお、これら各異性体に対しては、上記のよう
に、便宜上トランスおよびシスの名称を与える。 本発明の化合物は、したがつて、これら各異性
体に分離した単一の異性体である態様、ならびに
それらの混合物のままの状態である態様のいずれ
をもとり得るものである。 これらトランス、シス2つの立体異性体を分離
したのち、それぞれ別々に一般式()の化合物
との反応に供する場合には、いずれの異性体から
も同一の一般式(a)の化合物が得られるの
で、本発明化合物を一般式(a)の化合物の製
造のために使用する場合においては、これら両異
性体を特に分離する必要がなく、それらの混合物
のままの状態で使用することができる。 次に、一般式()の化合物との反応により一
般式(a)の化合物を製造する際に用いる一般
式()の化合物のArO基について説明する。 このArO基としては、 4−メチルフエノキシ、 2−アリルフエノキシ、 2−アリルオキシフエノキシ、 2−(2−テトラヒドロフラニルメチル)フエ
ノキシ、 2−クロロ−5−メチルフエノキシ、 4−インデニルオキシ、 7−インデニルオキシ、 2−シクロペンチルフエノキシ、 2−メチルチオフエノキシ、 2−メチルフエノキシ、 4−カルバモイルメチルフエノキシ、 2−シクロプロピルフエノキシ、 5,8−ジヒドロ−1−ナフチルオキシ、 5−(3,4−ジヒドロカルボスチリル)オキ
シ、 フエノキシ、α−ナフチルオキシ 等の置換または非置換の芳香族の基、あるいは 4−インドリルオキシ、 2−アセチル−7−ベンゾフラニルオキシ 等の置換または非置換の複素環芳香族の基をあげ
ることができるが、これらに限定されるものでは
ない。 本発明の特徴および工業上の有用性は以下の如
くである。 (1) 本発明に係る化合物は新規物質であり、経済
的に安価に製造することができる。 (2) 本発明に係る化合物は、一般式()の化合
物を用いて1工程ないし2工程という簡単な工
程で、しかも温和な反応条件のもとで、有用な
薬理作用を有する多種の一般式(b)の化合
物に導くことができる。 以下、実施例及び参考例により本発明をさらに
詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定
されるものではない。 実施例 1 (a) 3−イソプロピルアミノ−1,2−プロパン
ジオールの製造 エタノール80mlにグリシドール15.36g(206
mM)とイソプロピルアミン24.50g(414m
M)を溶かし、60℃で10時間撹拌した。エタノ
ールを減圧留去した後、減圧蒸留に付すると無
色油状物の3−イソプロピルアミノ−1,2−
プロパンジオール18.90g(収率69%)が得ら
れた。 沸点 142℃/3mmHg 元素分析値(C6H15NO2として) 実測値(%):C、54.32;H、11.49;N、
11.06 計算値(%):C、54.10;H、11.35;N、
10.52 NMR(CDCl3) δ:1.05(d、J=6Hz、6H、C(CH3 2) 2.40〜2.82(m、3H、−CH2 −| N −C) 3.58(2H、−O、N) 4.02(s−like、3H、
【式】) IR νneat naxcm-1:3300 (b) 4−イソプロピルアミノメチル−1,3,2
−ジオキサチオラン2−オキシドの製造 上記(a)で製造した3−イソプロピルアミノ−
1,2−プロパンジオール6.660g(50mM)
のクロロホルム70ml溶液に、塩化チオニル
7.150g(60mM)を氷冷下緩徐に滴下した。
滴下終了後10℃で1時間撹拌したのち、反応液
の量がおよそ30mlになるまで室温で減圧濃縮し
た。残留反応液にエチルエーテル120mlを加え、
析出した無色結晶を取した後、エチルエーテ
ルで洗浄すると、4−イソプロピルアミノメチ
ル−1,3,2−ジオキサチオラン2−オキシ
ド塩酸塩10.647g(収率98%)が得られた。融
点125.2〜126.4℃(分解)。 元素分析 (C6H14ClNO3Sとして) 実測値(%):C、33.22;H、6.61;N、
6.41 計算値(%):C、33.40;H、6.54;N、
6.52 得られた4−イソプロピルアミノ−1,3,
2−ジオキサチオラン2−オキシド塩酸塩
2.155g(10mM)を水酸化カリウム0.560g
(10mM)のメタノール溶液12ml中に加え、室
温で10分間撹拌した。反応液にベンゼン60mlを
加え硫酸ナトリウムで乾燥したのち、溶媒を減
圧留去し、得られた残留物をシリカゲルクロマ
トグラフイー(ワコーゲルC−200)に付する
と、無色油状物として4−イソプロピルアミノ
メチル−1,3,2−ジオキサチオラン2−オ
キシド1.700(収率95%)が得られた。 ここで得た生成物は前述の立体異性体の混合
物であつて、その比はガスクロマトグラムによ
り1.0対3.0であることが判る。 元素分析(C6H13NO3Sとして) 実測値(%):C、40.03;H、7.42;N、
7.74 計算値(%):C、40.19;H、7.32;N、
7.85 NMR(CDCl3) δ:1.10(d、J=6Hz、6H、
【式】)、 1.77(s、1H、N)、 2.55〜3.20(m、3H、
【式】)、 4.05〜5.20(m、3H、
【式】)。 IR νneat naxcm-1:3310、2940、2870、2840、1468、
1384、1368、1341、1207、1177、1040、960。 MS m/e(60eV):179(M+)、164(M+−15)、
115(M+−64)。 先の生成物の一部を再度シリカゲルカラムクロ
マトグラフイー(ワコーゲルC−200)に付する
ことにより、各立体異性体を分離した。これらの
分析データを下記に示す。 (1) シス体 元素分析(C6H13NO3Sとして) 実測値(%):C、40.01;H、7.44;N、
7.68 計算値(%):C、40.19;H、7.31;N、
7.85 NMR(CDCl3) δ:1.10(d、J=6Hz、6H、
【式】)、 1.90(s、1H、N)、 2.60〜3.20(m、3H、
【式】)、 4.45〜4.70(m、3H、
【式】)。 MS m/e(60eV:179(M+)、164(M+−15)、
115(M+−64)。 (2) トランス体 元素分析(C6H13NO3Sとして) 実測値(%):C、40.05;H、7.47;N、
7.69 計算値(%):C、40.19;H、7.31;N、
7.85 NMR(CDCl3) δ:1.10(d、J=6Hz、7H、
【式】)およびN)、 2.86(d、J=6Hz、2H、−C 2−N)、 2.55〜3.10(m、1H、
【式】)、 4.25(d.d、1H、
【式】)、 4.71(d.d、1H、
【式】)、 5.20(m、1H、
【式】)。 MS m/e(60eV):179(M+)、164(M+−15)、
115(M+−64)。 実施例 2 4−イソプロピルアミノメチル−1,3,2−
ジオキサチオラン2−オキシドの製造 飽和塩化水素エチルエーテル溶液20mlに実施例
1、(a)で製造した3−イソプロピルアミノ−1,
2−プロパンジオール6.370g(48mM)の塩化
メチレン20ml溶液を氷冷下徐々に滴下し、ひきつ
づき30分間撹拌した。溶媒を減圧留去して得られ
た残留物に亜硫酸ジメチル11.130g(100mM)
を加え、副生成するメタノールを減圧留去しなが
ら45℃で3時間撹拌した。反応液に飽和炭酸ナト
リウム水溶液25mlを加え、酢酸エチル60mlで3回
抽出したのち、酢酸エチル層を少量の水で水洗し
た。酢酸エチル層を硫酸ナトリウムで乾燥したの
ち、減圧留去した。得られた残留物を減圧蒸留す
ると、無色油状物の4−イソプロピルアミノメチ
ル−1,3,2−ジオキサチオラン2−オキシド
2.648g(収率31%)が得られた。沸点57〜58
℃/2mmHg。 この生成物の立体異性体の比はガスクロマトグ
ラムよりほぼ1対1であることが判る。 元素分析(C6H13NO3Sとして) 実測値(%):C、40.07;H、7.41;N、7.71 計算値(%):C、40.19;H、7.32;N、7.85 このもののNMR、IR、Massの各スペクトル
は実施例1、(b)で得られたもののそれらと一致し
た。 実施例 3 (a) 3−tert−ブチルアミノ−1,2−プロパン
ジオールの製造 2−プロパノール25mlにグリシドール5.984
g(80mM)とtert−ブチルアミン7.214g
(102mM)を溶かし、55℃で6時間撹拌した。
2−プロパノールを減圧留去し、残留物を減圧
蒸留に付すると、無色油状物の3−tert−ブチ
ルアミノ−1,2−プロパンジオール8.638g
(収率72%)が得られた。 沸点 113℃/5mmHg 元素分析値(C7H17NO2として) 実測値(%):C、56.93;H、11.32;N、
9.29 計算値(%):C、57.11;H、11.64;N、
9.52 IRνKBr naxcm-1:3250、1080。 (d) 4−(tert−ブチルアミノメチル)−1,3,
2−ジオキサチオラン2−オキシドの製造 上記(a)で得られた3−(tert−ブチルアミノ)
−1,2−プロパンジオール3.040g(20mM)
を1,2−ジクロルエタン100mlとクロロホル
ム40mlの混合溶媒にとかし、氷冷下塩化チオニ
ル2.884g(24mM)を徐々に滴下した。滴下
終了後10℃で1時間撹拌したのち、反応液の量
がおよそ50mlになるまで室温で減圧濃縮した。
残留反応液にエチルエーテル120mlを加え、析
出結晶を取した後、エチルエーテル20mlで洗
浄すると、無色結晶の4−(tert−ブチルアミ
ノメチル)−1,3,2−ジオキサチオラン2
−オキシド塩酸塩3.734g(収率80%)が得ら
れた。融点119.3〜121.5℃(分解)。 元素分析(C7H16ClNO3Sとして) 実測値(%):C、36.52;H、7.11;N、
6.01 計算値(%):C、36.60;H、7.02;N、
6.10 得られた4−(tert−ブチルアミノメチル)−
1,3,2−ジオキサチオラン2−オキシド
1.144g(5mM)を水酸化カリウム0.284g
(5mM)のメタノール溶液8ml中に加え、室
温で10分間撹拌した。反応液にベンゼン30mlを
加え、硫酸ナトリウムで乾燥したのち、溶媒を
減圧留去し、得られた残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフイー(ワコーゲルC−200)
に付すると、無色油状物の4−(tert−ブチル
アミノメチル)−1,3,2−ジオキサチオラ
ン2−オキシド0.774g(収率80%)が得られ
た。 この生成物の立体異性体の比はガスクロマト
グラムより1対1.5であることが判る。 元素分析(C7H15NO3Sとして) 実測値(%):C、43.61;H、7.73;N、7.24 計算値(%):C、43.50;H、7.82;N、7.25 NMR(CDCl3) δ:1.08(s、9H、−C(C 33)、 1.48(s、1H、N)、 2.60〜3.15(m、2H、−CH2−N)、 4.08〜5.20(m、3H、
【式】)。 IRνneat naxcm-1:3300、2960、2870、1475、1390、
1368、1208、956。 MS m/e(50eV):178(M+−15)、86。 生成物の一部を再度シリカゲルカラムクロマト
グラフイー(ワコーゲルC−200)に付すことに
より、各異性体を分離した。これらの分析データ
を下記に示す。 (1) シス体 元素分析(C7H15NO3Sとして) 実測値(%):C、43.63;H、7.71;N、
7.20 計算値(%):C、43.50;H、7.82;N、
7.25 NMR(CDCl3) δ:1.08(s、9H、−C(C 33) 1.48(s、1H、N) 2.60〜3.10(m、2H、−C 2−N) 4.40〜4.65(m、3H、
【式】)。 MS m/e(50eV):178(M+−15)、86。 (2) トランス体 元素分析(C7H15NO3Sとして) 実測値(%):C、43.71;H、7.90;N、
7.32 計算値(%):C、43.50;H、7.82;N、
7.25 NMR(CDCl3) δ:1.08(s、9H、−C(C 33) 1.50(s、1H、N) 2.80(d、2H、−C 2−N) 4.20(d.d、1H、
【式】) 4.50〜5.20(m、2H、
【式】) MSm/e(50eV):178(M+−15)、86。 実施例 4 (a) 3−(N−ベンジル−N−イソプロピル)ア
ミノ−1,2−プロパンジオールの製造 アセトニトリル80mlをエタノール40mlの混合
溶媒にグリシドール6.538g(88mM)とベン
ジルイソプロピルアミン11.342g(76mM)を
溶かし、80℃で20時間撹拌した。溶媒を減圧留
去し、残留物を減圧蒸留に付すると無色油状物
の3−(N−ベンジル−N−イソプロピルアミ
ン)−1,2−プロパンジオール14.304g(84
%)が得られた。 沸点 153℃/3mmHg 元素分析(C13H21NO2として) 実測値(%):C、70.09;H、9.62;N、
6.44 計算値(%):C、69.92;H、9.48;N、
6.27 NMR(CDCl3、CD3OD) δ:1.05(d、J=6Hz、6H、C(C 32) 2.65(d、J=6Hz、2H、−C 2−N) 3.05(m、1H、N−C) 3.40〜3.75(m、5H、
【式】 7.35(s、5H、Ph−) IRνneat naxcm-1:3370。 MSm/e(60eV):224、223(M+)、208、192。 (b) 4−(N−ベンジル−N−イソプロピルアミ
ノ)メチル−1,3,2−ジオキサチオラン2
−オキシドの製造 上記(a)で得られた3−(N−ベンジル−N−
イソプロピルアミノ)−1,2−プロパンジオ
ール13.960g(63mM)の1,2−ジクロロエ
タン溶液120mlに、塩化チオニル8.650g(73m
M)の1,2−ジクロルエタン40mlの溶液を氷
冷下緩徐に滴下した。滴下が終了した後、反応
液を室温にもどし2時間撹拌をつづけた。この
反応液を水100ml中に注ぎ、飽和炭酸ナトリウ
ム水溶液で液性をPH8にもどし、1,2−ジク
ロルエタン層を抽出した後、水20mlで2回洗浄
した。これを硫酸ナトリウムで乾燥した後、
1,2−ジクロルエタンを減圧留去し、得られ
た残留物を減圧蒸留すると、無色油状物の4−
(N−ベンジル−N−イソプロピルアミノ)メ
チル−1,3,2−ジオキサチオラン2−オキ
シド13.854g(収率82%)が得られた。 沸点 104〜107℃/0.03mmHg 元素分析(C13H19NO3Sとして) 実測値(%):C、58.03;H、7.24;N、
5.37 計算値(%):C、57.97;H、7.11;N、
5.20 NMR(CDCl3) δ:1.01、1.02(d、6Hz、6H、−CH(C 3
2) 2.35〜2.97(m、3H、−C 2−N−C) 3.35(s、2H、Ph−C 2) 3.60〜4.65(m、3H、
【式】) 6.95(s、5H、Ph) IRνneat naxcm-1:2960、1210、1170、950。 MSm/e(60eV):270、269(M+)、254、225。 実施例 5 (a) 3−(N−ベンジル−N−tert−ブチル)ア
ミノ−1,2−プロパンジオールの製造 エタノール30mlにグリシドール4.200g(57
mM)とtert−ブチルベンジルアミン6.137g
(38mM)とを溶かし、8時間還流した。エタ
ノールを減圧留去した後、残留物を減圧蒸留に
付すると無色油状物の3−(N−ベンジル−N
−tert−ブチル)アミノ−1,2−プロパンジ
オール6.629g(収率75%)が得られた。 沸点 151〜154℃/2mmHg 元素分析(C14H23NO2として) 実測値(%):C、70.71;H、9.61;N、
5.54 計算値(%):C、70.85;H、9.77;N、
5.90 NMR(CDCl3) δ:1.15(s、9H、−C(CH33)、 2.40〜3.80(m、9H、
【式】)、 7.25(s、5H、Ph−)。 IRνneat naxcm-1:3400。 MSm/e(70eV):237(M+)、232、206、176。 (b) 4−(N−ベンジル−N−tert−ブチルアミ
ノ)メチル−1,3,2−ジオキサチオラン2
−オキシドの製造 1,2−ジクロルエタン80mlに、上記(a)で得
られた3−(N−ベンジル−N−tert−ブチル)
アミノ−1,2−プロパンジオール4.136g
(17mM)を溶かし、これに、塩化チオニル
2.495g(21mM)の1,2−ジクロルエタン
20ml溶液を氷冷下に緩徐に滴下した。滴下が終
了した後、反応液を室温にもどし、1時間撹拌
した。この反応液を5%KOH水溶液50ml中に
注ぎ、1,2−ジクロルエタン層を抽出した
後、水20mlで2回洗浄した。1,2−ジクロル
エタン層を硫酸ナトリウムで乾燥した後、1,
2−ジクロルエタンを減圧留去し、残留物を減
圧蒸留に付すると、無色油状物の4−(N−ベ
ンジル−N−tert−ブチルアミノ)メチル−
1,3,2−ジオキサチオラン2−オキシド
3.506g(収率71%)が得られた。 沸点 138〜143℃/0.35mmHg 元素分析(C14H21NO3Sとして) 実測値(%):C、59.11;H、13.44;N、
4.64 計算値(%):C、59.34;H、13.39;N、
4.94 NMR(CDCl3) δ:1.13(s、9H、−C(C 33) 2.60〜3.10(m、2H、
【式】) 3.62(s、2H、Ph−CH2 −) 3.70〜4.60(m、3H、
【式】) 7.20(s−like、5H、Ph) IRνneat naxcm-1:2970、1215、955、840。 MSm/e(45eV):284、283(M+)、268、238。 参考例 1 1−イソプロピルアミノ−3−(2−アリルオ
キシフエノキシ)−2−プロパノールの製造 (a) ナトリウム2−アリルフエノキシド156mg
(1mM)と実施例1−(b)で製造した異性体の
一方であるシス−4−イソプロピルアミノメチ
ル−1,3,2−ジオキサチオラン2−オキシ
ド179mg(1mM)をジメチルホルムアミド3
mlに溶かし、50℃で8時間撹拌した。反応液を
水25ml中にあけ、ベンゼン20mlで2回抽出した
のち、ベンゼン層を硫酸ナトリウムで乾燥し、
ベンゼンを減圧留去した。得られた残留物をシ
リカゲルカルムクロマトグラフイー(ワコーゲ
ルC−200)に付したのち、ヘキサンにより再
結晶すると、融点56.2〜57.6℃を有する無色針
状晶の1−イソプロピルアミノ−3−(2−ア
リルフエノキシ)−2−プロパノール147mg(収
率59%)を得た。 元素分析(C15H23NO2として) 実測値(%):C、72.41;H、9.25;N、
5.51 計算値(%):C、72.25;H、9.30;N、
5.62 NMR(CDCl3) δ:1.05(d、J=6Hz、6H、
【式】)、 2.50〜3.10(m、5H、
【式】)、 3.31(d、J=6Hz、2H、−C 2−CH=
CH2)、 3.95(s−like、3H、
【式】)、 5.08、4.85(m、2H、−CH=C 2)、 5.50〜6.30(m、1H、−C=CH2)、 6.60〜7.30(m、4H、Ar)。 IRνKBr naxcm-1:3260、3055、1636、1242。 MSm/e(50eV):250(M++1)、249(M+)、
234(M+−15)、205(M+−44)。 (b) ナトリウム2−アリルフエノキシド234mgと
実施例1−(b)で製造した異性体の一方であるト
ランス−4−イソプロピルアミノメチル−1,
3,2−ジオキサチオラン2−オキシド270mg
(1.5mM)とを用い、参考例1−(a)と同様の方
法により反応に付し無色針状晶の1−イソプロ
ピルアミノ−3−(2−アリルフエノキシ)−2
−プロパノール945mg(収率63%)を得た。こ
のものの融点、NMR、IR、Massの各スペク
トルは参考例1−(a)で得られたもののそれらと
一致した。 参考例 2 1−イソプロピルアミノ−3−(インドール−
4−イルオキシ)−2−プロパノールの製造 アルゴンガス気流下、メタノール3mlに60%油
性水素化ナトリウム48mg(1.2mM)と4−ヒド
ロキシインドール135mg(1mM)とを加え、充
分撹拌したのちメタノールを減圧留去した。得ら
れた残留物に実施例1−(b)で製造した4−イソプ
ロピルアミノメチル−1,3,2−ジオキサチオ
ラン2−オキシド192mg(1mM)とジメチルホ
ルムアミド4mlとを加え、65℃で11時間撹拌し
た。反応液を水50ml中にあけ、酢酸エチル40mlで
3回抽出したのち、酢酸エチル層を硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、酢酸エチルを減圧留去した。得られ
た残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフイー
(ワコーゲルC−200)に付したのち、エタノール
より再結晶すると融点168.5〜170.0℃を有する無
色無定形結晶の1−イソプロピルアミノ−3−
(インドール−4−イルオキシ)−2−プロパノー
ル114mg(収率46%)が得られた。 元素分析(C14H20N2O2として) 実測値(%):C、67.81;H、8.07;N、11.22 計算値(%):C、67.72;H、8.12;N、11.28 NMR(CD3OD) δ:1.04(d、J=6Hz、6H、
【式】)、 2.44〜3.04(m、3H、−C 2−NH−C
)、 4.02(s−like、3H、
【式】)、 6.29〜6.59、6.74〜7.04(m、2H、3H、Ar)。 IRνKBr naxcm-1:3360、3285、3220、1360、1090。 MSm/e(75eV):249(M++1)、248(M+)、
233(M+−15)、204(M+−44)。 参考例 3 5−(3−tert−ブチルアミノ−2−ヒドロキ
シ)プロポキシ−3,4−ジヒドロカルボスチ
リルの製造 メタノール15mlに油性水素化ナトリウム48mg
(1.2mM)と5−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ
カルボスチリル165mg(1mM)とを加え、充分
撹拌したのちメタノールを減圧留去した。得られ
た残留物に、実施例3−(b)で製造した4−(tert
−ブチルアミノメチル)−1,3,2−ジオキサ
チオラン2−オキシド192mg(1mM)とジメチ
ルホルムアミド8mlとを加え、65℃で8時間撹拌
した。反応液を水50mlにあけ酢酸エチル50mlで3
回抽出したのち、酢酸エチル層を硫酸ナトリウム
で乾燥し、酢酸エチルを減圧留去した。得られた
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフイー
(ワコーゲルC−200)に付したのち、クロロホル
ムより再結晶すると融点139.8〜142.2℃を有する
5−(3−tert−ブチルアミノ−2−ヒドロキシ)
プロポキシ−3,4−ジヒドロカルボスチリル91
mg(収率31%)が得られた。 元素分析(C16H24N2O3として) 実測値(%):C、65.54;H、8.31;N、9.57 計算値(%):C、65.73;H、8.27;N、9.58 NMR(CDCl3) δ:1.11(s、9H、−C(C 33、 2.38〜3.27(m、9H、 )、 4.06(s−like、3H、
【式】)、 6.38〜6.88(m、2H、
【式】)、 6.95〜7.45(m、1H、
【式】)。 IRνKBr naxcm-1:3444、3256、1666。 MSm/e(75eV):293(M++1)、292(M+)、
277(M+−15)、248。 参考例 4 (a) 1−(N−ベンジル−N−イソプロピル)ア
ミノ−3−(1−ナフチルオキシ)−2−プロパ
ノールの製造 α−ナフトールのナトリウム金属塩83mg
(0.5mM)と実施例5−(b)で製造した4−(N
−ベンジル−N−tert−ブチルアミノ)メチル
−1,3,2−ジオキサチオラン2−オキシド
139mg(0.5mM)をジメチルホルムアミド3ml
に溶かし60℃で30分間加熱撹拌した。反応液を
水30ml中に注ぎベンゼン20mlで3回抽出した
後、ベンゼン層を水10mlで洗浄した。このベン
ゼン層を硫酸ナトリウムで乾燥し、ベンゼンを
減圧留去した後、残留物をシリカゲルカラムク
ロマスグラフイ(ワコー200メツシユ)に付す
ると無色油状物である1−(N−ベンジル−N
−イソプロピル)アミノ−3−(1−ナフチル
オキシ)−2−プロパノール123mg(収率70%)
が得られた。 元素分析(C23H27NO2として) 実測値(%):C、79.43;H、7.72;N、
4.21 計算値(%):C、79.05;H、7.79;N、
4.01 NMR(CDCl3) δ:1.00、1.14(d、6Hz、6H、C(CCH
2)、 2.65〜3.25(m、3H、
【式】)、 3.45〜3.85(m、3H、Ph−C 2−N、−
)、 4.10(s−like、3H、
【式】)、 6.75〜8.45(m、12H、
【式】)。 IRνinCHCl3 naxcm-1:3360、1266、1105。 MSm/e(70eV):350、349(M+)、334。 (b) 1−イソプロピルアミノ−3−(1−ナフチ
ルオキシ)−2−プロパノール塩酸塩の製造 参考例4−(a)で製造した1−(N−ベンジル
−N−イソプロピル)アミノ−3−(1−ナフ
チルオキシ)−2−プロパノール100mg(0.29m
M)を10mlのエタノールに溶解し、これに10%
パラジウム−炭素90mgを加え、水素雰囲気下に
30時間振振盪した。反応液を過した後、液
を濃縮し、得られた粗生成物を2−プロパノー
ル中濃塩酸で塩酸塩となし、2−プロパノール
より再結晶すると1−イソプロピルアミノ−3
−(1−ナフチルオキシ)−2−プロパノールの
塩酸塩74mg(収率86%)が得られた。融点164
℃。 参考例 5 (a) 1−(N−ベンジル−N−tert−ブチル)ア
ミノ−3−(4−メチルフエノキシ)−2−プロ
パノールの製造 ナトリウム4−メチルフエノキシド130mg
(1mM)と実施例5−(b)で製造した4−(N−
ベンジル−N−tert−ブチルアミノ)メチル−
1,3,2−ジオキサチオラン2−オキシド
285mg(1mM)をジメチルホルムアミド4ml
に溶かし60℃で10時間撹拌した。反応液を水40
ml中にあけ、ベンゼン30mlで2回抽出した。こ
のベンゼン層を水5mlで水洗した後、硫酸ナト
リウムで乾燥し、ベンゼンを減圧留去した。得
られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フイー(ワコーゲルC−200)に付すると、無
色油状物の1−(N−ベンジル−N−tert−ブ
チル)アミノ−3−(4−メチルフエノキシ)−
2−プロパノール170mg(収率52%)が得られ
た。 元素分析(C21H29NO2) 実測値(%):C、77.51;H、8.61;N、
4.31 計算値(%):C、77.02;H、8.93;N、
4.28 NMR(CDCl3) δ:1.15(s、9H、C(C 33) 2.22(s、3H、−C 3) 2.72(d、2H、−C 2−N.) 3.23〜3.82(m、6H、
【式】) 6.50〜7.40(m、9H、
【式】Ph) IRνCDCl3 naxcm-1:3320、1510、1240。 MSm/e(40eV):328、327(M+)、302、270、
176。 (b) 1−tert−ブチルアミノ−3−(4−メチル
フエノキシ)−2−プロパノール塩酸塩の製造 参考例5−(a)で得た1−(N−ベンジル−N
−tert−ブチル)アミノ−3−(4−メチルフ
エノキシ)−2−プロパノール100mgを参考例4
−(b)と同様の方法により脱ベンジル化した後、
塩酸塩に変換し、1−tert−ブチルアミノ−3
−(4−メチルフエノキシ)−2−プロパノール
塩酸塩64mg(収率77%)が得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中、R1は直鎖状あるいは分岐鎖状の低級ア
    ルキル基であり、R2は水素原子あるいはベンジ
    ル基である) で表わされる1,3,2−ジオキサチオラン誘導
    体。 2 R1がイソプロピルあるいはtert−ブチル基で
    ある特許請求第1項記載の1,3,2−ジオキサ
    チオラン誘導体。
JP57114010A 1982-07-02 1982-07-02 1,3,2−ジオキサチオラン2−オキシド誘導体 Granted JPS597186A (ja)

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