JPH0249044B2 - - Google Patents
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- JPH0249044B2 JPH0249044B2 JP1165665A JP16566589A JPH0249044B2 JP H0249044 B2 JPH0249044 B2 JP H0249044B2 JP 1165665 A JP1165665 A JP 1165665A JP 16566589 A JP16566589 A JP 16566589A JP H0249044 B2 JPH0249044 B2 JP H0249044B2
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- Japan
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- circuit board
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- feeding circuit
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Landscapes
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Waveguide Aerials (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、静止衛星からの電波を受信する平面
アンテナに関するものである。
アンテナに関するものである。
[従来の技術]
従来、静止衛星(放送衛星、通信衛星)からの
電波を受信するこの種の平面アンテナとしては、
プリント基板の表面にクランク状に屈曲されたス
トリツプラインや、パツチ素子を形成し、プリン
ト基板の裏面に地導体を形成したものがあつた。
電波を受信するこの種の平面アンテナとしては、
プリント基板の表面にクランク状に屈曲されたス
トリツプラインや、パツチ素子を形成し、プリン
ト基板の裏面に地導体を形成したものがあつた。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、このような従来例にあつては、
プリント基板としてフツ素樹脂製の高価なものを
用いる必要がある上、給電損失が大きくなつてア
ンテナ効率が低くなるという問題があつた。そこ
で、第4図に示すように、絶縁フイルム2a上に
給電回路パターン2が形成された給電回路板3
と、絶縁フイルム4a上にパツチ素子、環状スロ
ツトなどの放射素子をマトリクス状に形成された
放射回路パターン4を形成した放射回路板5とを
用い、地導体板1と、給電回路板3と、放射回路
板5と空気層6a′,6b′を介して積層して平面ア
ンテナを構成することにより、安価でアンテナ効
率を高くしたトリプレート型の平面アンテナが考
えられるが、パターン形成された絶縁フイルム2
a,3aを用いて給電回路板3および放射回路板
5を形成した場合、給電回路板3および放射回路
板5の機械的強度を補強するとともに、適当なギ
ヤツプ(空気層6a′,6b′)を確保するために絶
縁フイルム2a,3aの周囲に金属製の補強枠1
0を設ける必要があつた。この場合、各回路3,
5に金属製の補強枠10を設けているので、重量
が重くなつてしまうという問題があり、しかも、
絶縁フイルム2a,3aを補強枠10に張設する
作業が面倒になるとともに、補強枠10部分で地
導体板1、給電回路板3および放射回路板5をボ
ルト11、ナツト12を用いて積層固着する組み
立て作業が面倒になるという問題があつた。
プリント基板としてフツ素樹脂製の高価なものを
用いる必要がある上、給電損失が大きくなつてア
ンテナ効率が低くなるという問題があつた。そこ
で、第4図に示すように、絶縁フイルム2a上に
給電回路パターン2が形成された給電回路板3
と、絶縁フイルム4a上にパツチ素子、環状スロ
ツトなどの放射素子をマトリクス状に形成された
放射回路パターン4を形成した放射回路板5とを
用い、地導体板1と、給電回路板3と、放射回路
板5と空気層6a′,6b′を介して積層して平面ア
ンテナを構成することにより、安価でアンテナ効
率を高くしたトリプレート型の平面アンテナが考
えられるが、パターン形成された絶縁フイルム2
a,3aを用いて給電回路板3および放射回路板
5を形成した場合、給電回路板3および放射回路
板5の機械的強度を補強するとともに、適当なギ
ヤツプ(空気層6a′,6b′)を確保するために絶
縁フイルム2a,3aの周囲に金属製の補強枠1
0を設ける必要があつた。この場合、各回路3,
5に金属製の補強枠10を設けているので、重量
が重くなつてしまうという問題があり、しかも、
絶縁フイルム2a,3aを補強枠10に張設する
作業が面倒になるとともに、補強枠10部分で地
導体板1、給電回路板3および放射回路板5をボ
ルト11、ナツト12を用いて積層固着する組み
立て作業が面倒になるという問題があつた。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、アンテナ効率が高
く、しかも、軽量、安価で、組み立てが簡単な平
面アンテナを提供することにある。
り、その目的とするところは、アンテナ効率が高
く、しかも、軽量、安価で、組み立てが簡単な平
面アンテナを提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明は、金属製のボデイと、レドーム材より
なるカバーとでアンテナ本体を収納する箱体を形
成し、絶縁フイルム上に給電回路パターンが形成
された給電回路板と、絶縁フイルム上に放射回路
パターンが形成された放射回路板とを樹脂発泡体
よりなる支持板を前記給電回路板の両側に介装し
てアンテナ本体を形成し、支持板、給電回路板、
支持板および放射回路板を、前記カバー側に前記
放射回路板が位置するように、前記ボデイ内に順
次積み上げ、前記ボデイとカバーとでアンテナ本
体を挟持するようにしたものである。
なるカバーとでアンテナ本体を収納する箱体を形
成し、絶縁フイルム上に給電回路パターンが形成
された給電回路板と、絶縁フイルム上に放射回路
パターンが形成された放射回路板とを樹脂発泡体
よりなる支持板を前記給電回路板の両側に介装し
てアンテナ本体を形成し、支持板、給電回路板、
支持板および放射回路板を、前記カバー側に前記
放射回路板が位置するように、前記ボデイ内に順
次積み上げ、前記ボデイとカバーとでアンテナ本
体を挟持するようにしたものである。
[作用]
本発明は上述のように、金属製のボデイと、レ
ドーム材よりなるカバーとでアンテナ本体を収納
する箱体を形成し、絶縁フイルム上に給電回路パ
ターンが形成された給電回路板と、絶縁フイルム
上に放射回路パターンが形成された放射回路板と
を樹脂発泡体よりなる支持板を前記給電回路板の
両側に介装してアンテナ本体を形成し、支持板、
給電回路板、支持板および放射回路板を、前記カ
バー側に前記放射回路板が位置するように、前記
ボデイ内に順次積み上げ、前記ボデイとカバーと
でアンテナ本体を挟持するようにしたものであ
り、レドーム面とその対向面とで上記アンテナ本
体が特別の治具を用いることなく挟持されること
により、放射回路板、給電回路板、地導体板を兼
ねる金属製のボデイ底面との間の各々の間隔が支
持板により実用上支障なく一定に保たれる。さら
に絶縁フイルムを用いて各回路板を形成している
にも拘らず、補強枠を必要としない上、組み立の
ボルトおよびナツトも不要になるので、軽量、安
価で、組み立てが簡単な平面アンテナを提供する
ことができるようになつている。また、箱体を形
成する金属製のボデイの底面にて地導体板を兼ね
ているので、構成が簡単になつて組み立てがより
簡単になる。
ドーム材よりなるカバーとでアンテナ本体を収納
する箱体を形成し、絶縁フイルム上に給電回路パ
ターンが形成された給電回路板と、絶縁フイルム
上に放射回路パターンが形成された放射回路板と
を樹脂発泡体よりなる支持板を前記給電回路板の
両側に介装してアンテナ本体を形成し、支持板、
給電回路板、支持板および放射回路板を、前記カ
バー側に前記放射回路板が位置するように、前記
ボデイ内に順次積み上げ、前記ボデイとカバーと
でアンテナ本体を挟持するようにしたものであ
り、レドーム面とその対向面とで上記アンテナ本
体が特別の治具を用いることなく挟持されること
により、放射回路板、給電回路板、地導体板を兼
ねる金属製のボデイ底面との間の各々の間隔が支
持板により実用上支障なく一定に保たれる。さら
に絶縁フイルムを用いて各回路板を形成している
にも拘らず、補強枠を必要としない上、組み立の
ボルトおよびナツトも不要になるので、軽量、安
価で、組み立てが簡単な平面アンテナを提供する
ことができるようになつている。また、箱体を形
成する金属製のボデイの底面にて地導体板を兼ね
ているので、構成が簡単になつて組み立てがより
簡単になる。
[実施例]
第1図乃至第3図は本発明一実施例を示すもの
で、金属製のボデイ8aと、レドーム材よりなる
カバー8bとで箱体8を形成し、絶縁フイルム2
a上に給電回路パターン2が形成された給電回路
板3と、絶縁フイルム4a上に放射回路パターン
4が形成された放射回路板5とを樹脂発泡体より
なる支持板(誘導体層を兼ねる)6a,6bを給
電回路板3の両側に介装してボデイ8a内に積層
収納したものであり、実施例では、地導体板を兼
ねるボデイ8aの底面とカバー8bとで積層収納
された給電回路板3、放射回路板5および両支持
板6a,6bを挟持するようにしている。
で、金属製のボデイ8aと、レドーム材よりなる
カバー8bとで箱体8を形成し、絶縁フイルム2
a上に給電回路パターン2が形成された給電回路
板3と、絶縁フイルム4a上に放射回路パターン
4が形成された放射回路板5とを樹脂発泡体より
なる支持板(誘導体層を兼ねる)6a,6bを給
電回路板3の両側に介装してボデイ8a内に積層
収納したものであり、実施例では、地導体板を兼
ねるボデイ8aの底面とカバー8bとで積層収納
された給電回路板3、放射回路板5および両支持
板6a,6bを挟持するようにしている。
また、誘電体層を兼ねる支持板6a,6bは、
発泡倍率が5倍以上のポリエチレン、ポリウレタ
ン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルの単独もし
くはそれらの共重合体にて形成されるとともに、
放射回路パターン4の放射素子に対応した孔9が
形成されたハニカム状の発泡ボードとなつてい
る。なお、放射素子に対応した孔9を設けなくて
も良いことは言うまでもない。
発泡倍率が5倍以上のポリエチレン、ポリウレタ
ン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルの単独もし
くはそれらの共重合体にて形成されるとともに、
放射回路パターン4の放射素子に対応した孔9が
形成されたハニカム状の発泡ボードとなつてい
る。なお、放射素子に対応した孔9を設けなくて
も良いことは言うまでもない。
いま、実施例にあつては、金属製のボデイ8a
と、レドーム材よりなるカバー8bとで箱体8を
形成し、給電回路板3と、放射回路板5とを樹脂
発泡体よりなる支持板6a,6bを介してボデイ
8a内に積層収納し、地導体板を兼ねるボデイ8
aの底面とカバー8bとで積層収納された給電回
路板3、放射回路板5および両支持板6a,6b
を挟持するようにしたものであり、トリプレート
型となつているので、アンテナ効率が高い平面ア
ンテナが得られ、しかも絶縁フイルム2a,4a
を用いて各回路板3,5を形成しているにも拘ら
ず、補強枠を必要としない上、組み立て用のボル
トおよびナツトも不要になるので、軽量、安価
で、組み立てが簡単な平面アンテナを提供するこ
とができるようになつている。また、箱体8を形
成する金属製のボデイ8aの底面にて地導体板を
兼ねているので、構成が簡単になつて組み立てが
より簡単になる。
と、レドーム材よりなるカバー8bとで箱体8を
形成し、給電回路板3と、放射回路板5とを樹脂
発泡体よりなる支持板6a,6bを介してボデイ
8a内に積層収納し、地導体板を兼ねるボデイ8
aの底面とカバー8bとで積層収納された給電回
路板3、放射回路板5および両支持板6a,6b
を挟持するようにしたものであり、トリプレート
型となつているので、アンテナ効率が高い平面ア
ンテナが得られ、しかも絶縁フイルム2a,4a
を用いて各回路板3,5を形成しているにも拘ら
ず、補強枠を必要としない上、組み立て用のボル
トおよびナツトも不要になるので、軽量、安価
で、組み立てが簡単な平面アンテナを提供するこ
とができるようになつている。また、箱体8を形
成する金属製のボデイ8aの底面にて地導体板を
兼ねているので、構成が簡単になつて組み立てが
より簡単になる。
(具体例)
1 市販のアクリル樹脂シート(厚さ5mm)を加
工して深さが6mmのボデイ8aを作る。
工して深さが6mmのボデイ8aを作る。
2 市販のポリエステルフイルム(厚さ50μm)
よりなる絶縁フイルム2a,4aに既存の方法
で銅箔(厚さ18μm)をドライラミネートし、
この銅箔をエツチングして給電ラインパターン
2および放射回路パターン4を形成することに
より、給電回路板3および放射回路板5を得
る。
よりなる絶縁フイルム2a,4aに既存の方法
で銅箔(厚さ18μm)をドライラミネートし、
この銅箔をエツチングして給電ラインパターン
2および放射回路パターン4を形成することに
より、給電回路板3および放射回路板5を得
る。
3 市販のアルミ板を加工して形成された地導体
板を兼ねる深さ4mmのボデイ8aと、市販のポ
リカーボネート樹脂シート(厚さ0.5μm)を真
空成形して形成された下方に開口したカバー8
bとで箱体8を形成する。
板を兼ねる深さ4mmのボデイ8aと、市販のポ
リカーボネート樹脂シート(厚さ0.5μm)を真
空成形して形成された下方に開口したカバー8
bとで箱体8を形成する。
4 発泡倍率が15倍のポリスチレン発泡ボードよ
りなる支持板6a,6bをボデイ8aの内寸法
に切断し、地導体板を兼ねる金属製のボデイ8
a内に、支持板6a、給電回路板3、支持板6
bおよび放射回路板5を順次積層収納する。
りなる支持板6a,6bをボデイ8aの内寸法
に切断し、地導体板を兼ねる金属製のボデイ8
a内に、支持板6a、給電回路板3、支持板6
bおよび放射回路板5を順次積層収納する。
5 カバー8bをボデイ8aに被せてしつかりと
固定(接着あるいはビス止め)することにより
積層収納された給電回路板3、放射回路板5お
よび支持板6a,6bをボデイ8aの底面とカ
バー8bとで挟持して平面アンテナを形成し
た。
固定(接着あるいはビス止め)することにより
積層収納された給電回路板3、放射回路板5お
よび支持板6a,6bをボデイ8aの底面とカ
バー8bとで挟持して平面アンテナを形成し
た。
上述のようにして形成された平面アンテナを評
価したところ、アンテナ効率が60%で、帯域が7
%のアンテナ性能が得られることが確認できた。
さらに、上記平面アンテナを約2年間屋外に暴露
しても性能の変化は認められなかつた。
価したところ、アンテナ効率が60%で、帯域が7
%のアンテナ性能が得られることが確認できた。
さらに、上記平面アンテナを約2年間屋外に暴露
しても性能の変化は認められなかつた。
[発明の効果]
本発明は上述のように、金属製のボデイと、レ
ドーム材よりなるカバーとでアンテナ本体を収納
する箱体を形成し、絶縁フイルム上に給電回路パ
ターンが形成された給電回路板と、絶縁フイルム
上に放射回路パターンが形成された放射回路板と
を樹脂発泡体よりなる支持板を前記給電回路板の
両側に介装してアンテナ本体を形成し、支持板、
給電回路板、支持板および放射回路板を、前記カ
バー側に前記放射回路板が位置するように、前記
ボデイ内に順次積み上げ、前記ボデイとカバーと
でアンテナ本体を挟持するようにしたものであ
り、レドーム面をその対向面とで上記アンテナ本
体が特別の治具を用いることなく挟持されるよう
になつているので、放射回路板、給電回路板、地
導体板を兼ねる金属製のボデイ底面との間の各合
の間隔が支持板により実用上支障なく一定に保た
れる。さらに絶縁フイルムを用いて各回路板を形
成しているにも拘らず、補強枠を必要としない
上、組み立て用のボルトおよびナツトも不要にな
るので、軽量、安価で、組み立てが簡単な平面ア
ンテナを提供することができるようになつてい
る。また、箱体を形成する金属製のボデイの底面
にて地導体板を兼ねているので、構成が簡単にな
つて組み立てがより簡単になる。
ドーム材よりなるカバーとでアンテナ本体を収納
する箱体を形成し、絶縁フイルム上に給電回路パ
ターンが形成された給電回路板と、絶縁フイルム
上に放射回路パターンが形成された放射回路板と
を樹脂発泡体よりなる支持板を前記給電回路板の
両側に介装してアンテナ本体を形成し、支持板、
給電回路板、支持板および放射回路板を、前記カ
バー側に前記放射回路板が位置するように、前記
ボデイ内に順次積み上げ、前記ボデイとカバーと
でアンテナ本体を挟持するようにしたものであ
り、レドーム面をその対向面とで上記アンテナ本
体が特別の治具を用いることなく挟持されるよう
になつているので、放射回路板、給電回路板、地
導体板を兼ねる金属製のボデイ底面との間の各合
の間隔が支持板により実用上支障なく一定に保た
れる。さらに絶縁フイルムを用いて各回路板を形
成しているにも拘らず、補強枠を必要としない
上、組み立て用のボルトおよびナツトも不要にな
るので、軽量、安価で、組み立てが簡単な平面ア
ンテナを提供することができるようになつてい
る。また、箱体を形成する金属製のボデイの底面
にて地導体板を兼ねているので、構成が簡単にな
つて組み立てがより簡単になる。
第1図は本発明一実施例の断面図、第2図は同
上の断面図、第3図は同上の要部正面図、第4図
は本発明に係る平面アンテナの基本例の断面図で
ある。 2は給電回路パターン、3は給電回路板、4は
放射回路パターン、5は放射回路板、6a,6b
は支持板、8は箱体、8aはボデイ、8bはカバ
ー、9は孔である。
上の断面図、第3図は同上の要部正面図、第4図
は本発明に係る平面アンテナの基本例の断面図で
ある。 2は給電回路パターン、3は給電回路板、4は
放射回路パターン、5は放射回路板、6a,6b
は支持板、8は箱体、8aはボデイ、8bはカバ
ー、9は孔である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 金属製のボデイと、レドーム材よりなるカバ
ーとでアンテナ本体を収納する箱体を形成し、絶
縁フイルム上に給電回路パターンが形成された給
電回路板と、絶縁フイルム上に放射回路パターン
が形成された放射回路板とを樹脂発泡体よりなる
支持板を前記給電回路板の両側に介装してアンテ
ナ本体を形成し、支持板、給電回路板、支持板お
よび放射回路板を、前記カバー側に前記放射回路
板が位置するように、前記ボデイ内に順次積み上
げ、前記ボデイとカバーとでアンテナ本体を挟持
するようにしたことを特徴とする平面アンテナ。 2 発泡倍率が5倍以上のポリスチレン、ポリエ
チレン、ポリウレタン、ポリプロピレン、ポリ塩
化ビニルの単独もしくはそれらの共重合体にて支
持板を形成したことを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の平面アンテナ。 3 支持板に放射回路パターンの放射素子に対応
した孔を形成したことを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の平面アンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16566589A JPH02104006A (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 平面アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16566589A JPH02104006A (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 平面アンテナ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9244387A Division JPS63258102A (ja) | 1986-08-14 | 1987-04-15 | 平面アンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02104006A JPH02104006A (ja) | 1990-04-17 |
JPH0249044B2 true JPH0249044B2 (ja) | 1990-10-29 |
Family
ID=15816689
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16566589A Granted JPH02104006A (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 平面アンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02104006A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100859638B1 (ko) * | 2005-03-16 | 2008-09-23 | 히다치 가세고교 가부시끼가이샤 | 평면 안테나 모듈, 트리플 플레이트형 평면 어레이 안테나및 트리플 플레이트 선로-도파관 변환기 |
US7728774B2 (en) | 2008-07-07 | 2010-06-01 | International Business Machines Corporation | Radio frequency (RF) integrated circuit (IC) packages having characteristics suitable for mass production |
JP6047795B2 (ja) * | 2012-11-12 | 2016-12-21 | 日東電工株式会社 | アンテナモジュール |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3681769A (en) * | 1970-07-30 | 1972-08-01 | Itt | Dual polarized printed circuit dipole antenna array |
GB2046530A (en) * | 1979-03-12 | 1980-11-12 | Secr Defence | Microstrip antenna structure |
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1989
- 1989-06-28 JP JP16566589A patent/JPH02104006A/ja active Granted
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02104006A (ja) | 1990-04-17 |
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