JPH024884A - フェノール樹脂接着剤、これによりつくった組立品およびこれらの接着剤を使用した鋳造金属品の製造法 - Google Patents

フェノール樹脂接着剤、これによりつくった組立品およびこれらの接着剤を使用した鋳造金属品の製造法

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JPH024884A
JPH024884A JP1042924A JP4292489A JPH024884A JP H024884 A JPH024884 A JP H024884A JP 1042924 A JP1042924 A JP 1042924A JP 4292489 A JP4292489 A JP 4292489A JP H024884 A JPH024884 A JP H024884A
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adhesive
weight
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phenol
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JP1042924A
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Robert A Laitar
ロバート・エイ・レイター
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Acme Resin Corp
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    • C09J161/00Adhesives based on condensation polymers of aldehydes or ketones; Adhesives based on derivatives of such polymers
    • C09J161/04Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only
    • C09J161/06Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only of aldehydes with phenols
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
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    • C08K5/0008Organic ingredients according to more than one of the "one dot" groups of C08K5/01 - C08K5/59
    • C08K5/0025Crosslinking or vulcanising agents; including accelerators

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、接着剤組成物およびその接着剤組成物の製造
、キユアリングおよび使用の方法に関する。本発明の接
着剤組成物は、コア(中子)およびモールド(鋳型)の
ような鋳造用エレメントを一緒に接着させて、これらの
エレメントを溶融金属を鋳造するための鋳型に組立てる
のに特に何周である。
本発明の接着剤組成物は、成型鋳型に容易に使用するこ
とができる。これは溶融金属の鋳造に使用するために一
緒に接着しようとする鋳型を組立てしやすくするために
、その寿命を調整しうるゲル時間を有するように配合す
ることができる。
更に詳しくは、本発明は、鋳型作業者が使用直前に混合
するために少なくとも2種類の別々の容器に包装されう
る接着剤組成物に関する。この接着剤成分を配合した場
合、その生成接着剤は、高抗張力キュアを得るために、
室温でキュアされかつ加熱も長い乾燥時間も必要とされ
ない真の化学的−キユアリング接着剤となる。
本発明は、更に鋳型を製造するために鋳造用コアおよび
モールドの別々のエレメントを共に固定させることに関
する。このような鋳造用コアおよび/あるいはモールド
エレメントの別々のエレメントは、鋳造用骨材と樹脂バ
インダー組成物とを含有する鋳造用混合物からつくられ
る。この鋳造用混合品は、ある型に入れられ、硬化され
て自立−支持体となる。この成型鋳造用混合品は、型か
ら取出された後更にキユアリングされることにより、硬
い、固形のキュア鋳造用エレメントとなる。ついでこの
鋳造用エレメントは、本発明による接着剤を使用するこ
とにより共に固定化されて鋳型となる。
更に、本発明は、金属の鋳造法に関する。この方法は前
述のように鋳型をつくり、この鋳型の中にあるいは周囲
に溶融金属を注入させることから成る。その後金属を冷
却、固化し、ついで鋳型から成型金属が除去される。
前述のタイプの鋳造用エレメントを複合鋳型に一緒に結
合させるために接着剤組成物を使用する試みは、これま
で多くなされてきた。本明細書に使用される“鋳造エレ
メント”は、コアおよびモールドのような竹材鋳造用混
合物からつくられた鋳型用エレメントを意味する。他の
材料からつくられた鋳型用エレメント例えばセラミック
も使用可能である。
しかしながら鋳造用接着剤のような従来技術によるバイ
ンダータイプの組成物の使用では様々な問題を有し数多
くの欠点がある。
問題点の一つは、ゲル時間のコントロールの難しさであ
り、例えば接着剤のキュア速度が早すぎたり、又遅すぎ
たりすることである。
二つ目の問題は、樹脂成分の粘度が高すぎることにより
混合および使用するのが難かしいことや硬化剤成分の濃
度が低いことによりモールドあるいはコアエレメント中
に深く浸透しすぎて接着すべき界面に接着剤が充分に残
っていないことなどの使用上の困難さである。アメリカ
特許No。
3.993,284には30 、0OOcPの粘度をも
つ鋳造用コア接着剤について開示されているが、これは
混合および使用が困難である。更に成分間の実質上の粘
度の差異が、予想以上のゲル時間を要し、不充分な混合
を生みだす。
自己硬化性接着鋳造用ペーストは、アメリカ特許No、
4,692,479のウレタンペーストのように公知で
ある。しかしながら、このペーストは、水分を含み、窒
素およびイソシアネートを含有し、かつ鋳造欠陥の原因
となる副製物を生成する等の欠点がある。
従来技術による他の欠点は、作業性の悪い粘稠度;使用
後の寸法変化の原因となる発泡性およびその他の性質;
低抗張力;加熱による再軟化性;水分吸着による接着性
低下;等である。
他の従来技術においては、比較的高価なホットメルト接
着剤が使用されているがこれは、型に鋳込まれる溶融金
属により、あるいはその他の操作により熱を受けた場合
に、熱的に不安定(再軟化あるいは他の抗張力の損失)
になる傾向がある。
更にホットメルト接着剤は鋳型用エレメントのコア洗浄
およびオーブン乾燥時に再び軟化する。このような熱不
安定性が接着部を変形させてそれにより鋳込金属の形の
耐性を低下させる。また接着剤の軟化は溶融金属を流出
させてこれが、同じように鋳造形の耐性を破壊させる。
この流出は、鋳型エレメント間の不充分な接着シールか
ら生ずるものであり、かつ使用した接着剤の不適当なコ
ンシスチンシーから引起されるものである。ホットメル
ト接着剤による他の問題は、高価であり、かつ取扱い上
危険であること、また使用するための設備のメインテナ
ンスが必要でそのため中断時間が長いことである。
又他の従来法では、配合デキストリンあるいはりグツス
ルホネートペーストおよびケイ酸ナトリウム/シリカ粉
末/クレーペーストのような空気あるいはオーブンで乾
燥される接着剤が使用されている。この種類の接着剤は
、硬化が遅く、このため生産速度がかなり制限される。
鋳型用エレメントを一緒に接着させた後約10〜15時
間が必要であり、その後でないと鋳型に溶融金属を注入
することができない。従ってこのような長い時間を短縮
することが生産効率を相当に高めるだろうと云うことが
これまで指摘されてきた。
室温で硬化するラクトン−キュア可能でかつエステル−
キュア可能なアルカリフェノール樹脂の樹脂については
これまでに開示されてきた。これらの樹脂は、鋳造モー
ルド製造用の砂のバインダーとして有用であり、引用文
献のアメリカ特許No、4.426.487;4.46
8.359;および4,474,904.に記載されて
いる。
“フェノール樹脂”はフェノールとアルデヒドの反応生
成物を意味し、この反応生成物の最終分子混合物は、選
択される個々の反応剤、その反応剤の使用比率、および
反応条件(例えば、触媒のタイプ、反応時間および温度
、使用溶剤および/あるいは他の成分等)に依存してい
る。反応生成物即ち、フェノール樹脂は異なる分子の混
合物であり、様々な比率の付加物、縮合物および未反応
物例えば未反応フェノールおよび/あるいは未反応フェ
ノール等である。
“付加物“は、有機基が最初の未反応フェノールあるい
は縮合物のうちの少なくとも1個の水素を置換した反応
生成物を意味する。また“縮合物”とは、2個以上のベ
ンゼン環をもつ反応生成物を意味する。
本発明は、例えば鋳込み金属に有用な組立てモールドを
つくるために2個以上のエレメントを一緒に接着させる
ための接着剤に関する。この接着剤は、室温キャア可能
で、使用しゃすく、水で洗浄可能であり、ゲル時間をコ
ントロールでき、かっは害な副生物の生成が最少限のも
のである。
接着剤は、好適には、(a)重量平均分子量(Mw)が
約700〜2,000 、ホルムアルデヒド:フェノー
ルのモル比が約1.2: 1〜2.6: 1 、アルカ
リ水酸化物:フェノールのモル比が約0.5: 1〜1
.2: 1であり、アルカリがカリウム、ナトリウムお
よびそれらの混合物から成る群から選ばれるアルカリフ
ェノール−ホルムアルデヒド樹脂水溶液;および(b)
該樹脂用硬化剤、樹脂固形分型■に基き約20〜120
重量%;から成る。硬化剤は、少なくとも1個のエステ
ル官能基を有しており樹脂の硬化を触媒作用しうるちの
である。接着剤は、混合されたときの粘度が約1 、0
00〜15.000cPである。
他の態様における本発明は、少なくともその1個が樹脂
バインダーで結合された耐火材から成る2個以上の別々
のエレメントを一緒に接着させることによりつくられる
鋳物用モールドに有用な複合エレメント組立品を提供す
るものである。
また他の態様による本発明は、少なくとも1個のエレメ
ントが樹脂で接合された耐火材から成る少なくとも2個
の別々のエレメントを有するモールド組立品あるいはコ
ア組立品を用いて鋳物金属品を製造する方法を提供する
ものである。この方法は、(i)そのコーティングされ
た表面が異なるエレメントの表面へ接着される樹脂−接
合モールドあるいはコアエレメントのうちの少なくとも
一つの表面へ前述のような接着剤のコーティングをおこ
なうこと: (2) 2個のエレメントを向い合わせ、
かみ合わせてからその表面間で接着接合させて、モール
ド組立品あるいはコア組立品をつくること;(3)溶融
金属をモールド組立品の内部あるいはコア組立品の周囲
に導入すること;(4)溶融金属を硬化させること;お
よび、ついで(5)モールド組立品あるいはコア組立品
を取除くこと;がら成る。
これまで鋳物用モールド成型組立品の製造における接着
剤の使用に関しては、数多くの要望がだされてきている
。接着剤の粘度は約1.000〜15.000cPが必
要である。このコンシスチンシーの必要性は、混合器を
有するシングル塗装ガンにより放出ノズルから上方に向
けて短かい距離から押出すことで混合物を使用すること
が望ましいことによるものである。従ってこのコンシス
チンシーの範囲の接着剤は混合しやすく、押出しやすい
他の必要性は、接着剤がその使用のためとエレメントの
組立てのための充分な作業可能時間を有していることで
ある。更に接着剤は、使用後すぐにエレメント成分を固
定させるための充分な接着強度となるキュア時間を有す
ることが望ましい。
モールドやコアおよび他の部分は互いに接着された後、
水ベースの耐火剤コーテイング液に浸漬処理され、つい
で組立てられてから約1時間組立品を加熱乾燥させる。
従って、接着剤は、水処理あるいは溶剤ベースのコーテ
ィング処理およびその後の加熱、乾燥等の条件下で破損
することがあってはならない。
本発明は、モールド組立品に対する満足すべき接着剤に
関する前述の要望に合致し、また鋳造用エレメントを複
合モールド組立品に固定するための従来の接着剤組成物
やその他の技術に関する前述の欠点に対処しうるちので
ある。本発明の接着剤は使用時あるいはそれ以前に2種
あるいは3種の成分を混合することによりつくられる。
これらはつくられた接着剤が、良好な流動性および適当
な浸透性のための粘度、ポットライフおよび作業性のた
めのゲル化時間、および取扱上の充分な強度向上のため
のキュア時間等の所望特性を有するようにつくられ、か
つ選択される。このようにしてつくられた接着剤は、室
温下で砂コアおよび砂モールドのような鋳造用エレメン
トを一緒に接合あるいは“セメント化″させることがで
きなければならない。混合接着剤は一般的な混合用塗装
器を用いてコアおよび/あるいはモールドニレメン!・
の適切な表面へ連続“ビーズ″としであるいは不連続“
スポット”として使用される。ついで隣接した片のコー
ティング表面を加圧し、接着剤が“硬化”される迄保持
される。
硬化剤は、一般に接着剤を使用し、組立てられるエレメ
ントの位置を定めた後、そのエレメントをモールド用組
立品に加圧させるための望ましいポットライフ(作業時
間)およびキュア時間を提供するように選択される。接
合された組立品は、キュアされて熱安定性で強く結合さ
れたモールド組立品を形成し、その中あるいは周囲に溶
融金属を注入し金属を銃形化させる。接着剤がゲル化す
る前の作業時間およびキユアリングのための所要時間は
、選択される硬化剤として使用される硬化剤の量とによ
り様々である。本発明の接着剤組成物は、特に室温下で
キュアしうるように意図されているが高温焼付によりキ
ユアリングすることも可能であり、実際には通常、溶融
金属と接した場合あるいはキュアされた接着剤を加熱し
た場合に第二のキユアリングがおこなわれる。
本発明の鋳造用接着剤は、ある種のアルカリフェノール
−ホルムアルデヒド樹脂とエステル官能性硬化剤とを混
合することによりつくられる。
接着剤混合物を混合した場合の粘度は約t、ooo〜1
5.000cPが必要である。この粘度は、以下に述べ
る数多くの方法により達成できる。
本発明のバインダー組成物は、樹脂成分と硬化剤成分と
から成る二成分系として供される。樹脂成分は、フェノ
ール樹脂水溶液である。硬化剤成分は、通常、少なくと
も一種のエステル官能基をもつ液状物質である。好適な
硬化剤はケン化可能な、エステル、ラクトンあるいはカ
ーボネートであり即ちアルカリ条件下で反応して酸性物
質を形成するものである。これらの二成分は使用時にま
ず混合されてから結合すべき鋳造用エレメントあるいは
他のエレメントへ接着剤として使用される。
アルカリフェノール−ホルムアルデヒド樹脂は、好適に
はアメリカ特許No、4.474.904記載のような
ものである。この成分の粘度は、以下に述べるように樹
脂水溶液の脱水によるかあるいは増粘剤の添加によって
増加させるのが最適である。また所望される粘度および
固形分を提供するために樹脂溶液を脱水するかあるいは
、特別な配合にするかが好ましい。
フェノール−ホルムアルデヒド樹脂は、水溶液である。
水溶液の固形分は、任意の脱水前においては、約50〜
75重量%、好ましくは約50〜65重量%であり、粘
度は約100〜150ePである。樹脂溶液は、脱水さ
れて、即ち、粘度が約1,000〜10.000あるい
は固形分が約60〜85重量%となり樹脂と硬化剤との
混合物の所望粘度となる。一方、希釈度が小さい溶液を
つくることもできるが、この場合脱水する必要がない。
本発明において使用されるホルムアルデヒド樹脂の重量
平均分子量(My)は、約700〜2,000、好まし
くは約800〜1.700である。700未満のMyの
樹脂では、相対的に強度が劣る製品となるかあるいは固
定度の強度をうるためには、かなり多くの樹脂を必要と
する。また、2.000を越えるlViwの樹脂は、本
発明において使用されるアルカリ水酸化物量の範囲内で
は水に充分に溶解しないかあるいは樹脂が充分にキユア
リングされる前に溶液から析出されるかもしくは溶液を
ゲル化させて強度が劣る製品となる。
アルカリ水酸化物:フェノールおよびホルムアルデヒド
:フェノールのモル比の中心からずれた範囲内、特にア
ルカリ水酸化物フェノール比の小さい値においてMwが
広い範囲であると最良の結果が得られない。Mwが約8
00〜1.700好ましくは950を越えると満足すべ
き結果が得られる。
本発明において使用される樹脂は、アルカリフェノール
−ホルムアルデヒド樹脂であるが、これは樹脂中のアル
カリがカリウム、ナトリウムあるいはこれらの混合物で
あることを意味する。このアルカリは製造の際に樹脂中
に添加するかあるいは通常、縮合樹脂へKOH,NaO
Hあるいはこれらの混合物として添加するか、あるいは
適度なアルカリ度の水溶液中に添加することもできる。
樹脂のアルカリ度は、そのアルカリ水酸化物量により表
わされ、かつ詳しくは樹脂中のアルカリ水酸化物対フェ
ノールのモル比により表わされる。
他のアルカリ類は、特に含有されておらず、含有されて
いてもごく少曾である。
樹脂溶液中のアルカリ水酸化物:フェノールのモル比は
約0.5: 1〜1.2: 1、好ましくは約0.6:
1〜約1.2=1である。0.5未満の割合では、キユ
アリング速度および生成物の強度が低下する。この理由
ははっきりとわからないが、おそらくこのような比では
樹脂が溶解しないか、またはキユアリング時に溶液から
析出するためであろう。また比較的大きいアルカリ水酸
化物:フェノールの比がフェノールタイプの陰イオン濃
度を高めて架橋によるキユアリングに対しての樹脂の活
性度を向上させるものと考えられる。約1.2を越える
比では、過剰量のアルカリ水酸化物のために樹脂の取扱
上危険でありかつ/あるいはエステル触媒の効果を低下
させるためにおこなわれない。約0.6未満でのアルカ
リ水酸化物:フェノール比の使用はキユアリング速度お
よび生成物の強度が最適とはならないため約800未満
のMyの樹脂は好適でない。
使用される樹脂のホルムアルデヒド対フェノールのモル
比は、約1.2: 1〜2.6:1である。それより小
さい比は、樹脂の強度が低下するため用いられない。そ
れより大きい比は、低分子量の樹脂、あるいは過剰の架
橋度の樹脂あるいは望ましくない高含有量の未反応ホル
ムアルデヒドを含有する樹脂が生成するため用いられな
い。
必要に応じて樹脂には、シラン、尿素あるいはレゾルシ
ンのような多価フェノールなどのごとき改質剤あるいは
添加剤を少回添加することができる。使用する場合は、
樹脂固形物に基き改質剤約5重量%以下で使用される。
溶剤、例えばメタノール、エタノール、フルフリルアル
コールあるいはブチルカルピトールのようなアルコール
を樹脂固形分あたり約10重量%以下で使用することも
できる。
要約すれば、使用樹脂は以下の基準のものである:(a
)Myは約700〜2.000: (b)アルカリ水酸
化物:フェノールのモル比は約0.5: 1〜1.2:
1.およびホルムアルデヒド:フェノールのモル比は約
1.2: 1〜2.6:1;である。
樹脂水溶液の粘度はBrookf1cld粘度計を用い
て25℃で、通常適当する速度でスピンドルNα2ある
いは阻3により測定される。
重量平均分子m (MW)は、ゲル浸透クロマトグラフ
ィを用いて測定される。分子量を測定するサンプルはつ
ぎのように調製される。まず樹脂サンプルをテトラヒド
ロフランに溶解し、INの塩酸あるいは硫酸で中和する
。生成した塩を濾過により除去後、上澄液をゲル浸透ク
ロマトグラフにかける。使用される装置はWaters
 mode16000Aポンプ、Waters mod
el R401示差屈折率計、Waters mode
l 730データモジユール、PL Get 30cm
1Oμカラム(多孔率104.500および50人)お
よび注入器と第1カラムとの間にある100μgループ
および0.5虜のインラインフィルターを備えたRhe
odyne ff1oclel 70〜10サンプルラ
イン注入器を有している。
アルカリレゾール水溶液の測定法は、っぎのようである
。樹脂1gをメタノール10m1に溶解後、IN  H
CIを用いて緩衝pHメーターによりpflを7に調整
する。安定化されていないT HF 10m1を加えて
から撹拌し樹脂を完全に溶液状態とする。
沈澱したすべての塩を沈降させてから上澄液500μg
を5mlのサンプルビンへ移す。溶剤を真空下35℃で
最短時間(約5分)で除去する。ついで流動相1mlを
添加しン濾過する。
カラムの第一較正は、2.4’−ジヒドロキシジフェニ
ルメタンとホルムアルデヒドとをモル比1.5: 1、
硫酸触媒を用いて120°C130分反応させることに
よりつくったオリゴマーとフェノールとを用いておこな
われる。これは8−環の化合物までの個々のピークを与
える(Mw 、 850)。この較正曲線以上のものは
外挿される。
カラムが第一標準物質で較正されたら樹脂を測定してそ
の重量平均分子量を得る。これらのサンプルのうちの1
個を第二標準物質として選択しリテンションタイムばか
りでな(算出平均分子量の日々の関係をチエツクするこ
とができる。
標準樹脂溶液は、GPCシステムをスタートする度毎に
注入し、一致したリテンションタイムおよび分子量が得
られる迄繰返す必要がある。較正が満足されればサンプ
ルを測定することができる。
結果が一定であるか予想とは異なる場合、システム中に
リークがないかあるいは空気泡を抱込んでおり、カラム
を第一標準物質で再び較正する必要がある。
アルカリフェノール−ホルムアルデヒド樹脂水溶液は工
業的に生産されており50〜60重量%の固形分濃度で
市販されている。固形分は秤量したサンプル(2,0±
0.1g)を循環エアオーブン中で100°C,3時間
加熱することにより測定される。
後述するごとく樹脂溶液の粘度を増加させるように改良
して更に接着剤成分として有用にさせることができる。
鋳造用接着剤の第二成分は樹脂の硬化剤である。
硬化剤は、少なくとも1個のエステル官能基を有してお
り、樹脂のキユアリングを触媒作用することができるも
のである。硬化剤は、ラクトン、釘機カーボネート、カ
ルボン酸エステルあるいはこれらの混合物から成る群か
ら選ばれる。通常3〜4個の炭素原子を有する硬化剤を
使用することが好適であるが、更に4〜12個の炭素原
子を有する硬化剤を使用するのが更に好適である。混合
後のゲル化に対し約1〜30分間の反応時間をもつ硬化
剤を使用するのが有利である。
フェノール樹脂のキュアあるいは硬化を促進させるラク
トンは、例えばγ−ブチロラクトン、ノくレロラクトン
、カプロラクトン、β−プロピオラクトン、β−ブチロ
ラクトン、β−イソブチロラクトン、β−イソペンチル
ラクトン、α−イ゛ノペンチルラクトン、δ−ペンチル
ラクトンおよびε−カプロラクトンであるが、これらに
限定されるものではない。好適なラクトンは、α−ブチ
ロラクトンである。
フェノール樹脂の硬化を促進させる有機カーボネートの
例は、プロピレンカーボネート、エチレングリコール−
カーボネート、グリセリンカーボネート、■、2−ブタ
ンジオールカーボネート、1.3−ブタンジオールカー
ボネート、1.2−ベンタンジオールカーボネート、■
、3−ベンタンジオールカーボネートであるが、これら
に限定されるものではない。好適な有機カーボネートは
プロピレンカーボネートである。短鎖および中鎖(例え
ば1〜IO個の炭素)のアルキル−価あるいは多価アル
コールと短鎖あるいは中鎖のカルボン酸(例えば1〜1
0個の炭素原子を有する)との他のエステル類も使用で
きる。
フェノール樹脂の硬化を促進させるカルボン酸エステル
は、n−ブチルアセテート、エチレングリコールジアセ
テート、およびトリアセチン(グリセリントリアセテー
ト)であるが、これらに限定されるものではない。カル
ボン酸エステルを使用する場合、トリアセチンが好適で
ある。
プロピオネート、ブチレート、あるいはペンタネート等
のような他の脂肪族モノエステルもまた適当である。適
当とされる他の脂肪族多価エステルはエチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ブ
チレングリコール、グリセリン、1.3−プロパンジオ
ール、1.3−ブタンジオールおよび1.4−ブタンジ
オールのジホルメ−1・、ジアセテート、あるいはより
高級なジエステルである。更にジメチルマロネ−1・、
ジメチルグルタレート、ジメチルアジペート、およびジ
メチルコハクネートのようなジカルボン酸のジエステル
もまた適当である。
本発明の優位性は硬化剤の適切な選択によりゲル化時間
、即ち接着剤が硬化されるのに要する時間をコントロー
ルすることができることにある。
例えば、プロピレンカーボネートおよびγ−ブチロラク
トンは、各々約60秒と約90秒でゲル化し、一方トリ
アセチンは約10〜12分間でゲル化、ジメチルグルタ
レートは約30分間で完全にゲル化する。
異なる種類の硬化剤を混合することにより接着のための
充分な時間をとるためにゲル化時間を遅くすることがで
きるし、また鋳造における経済的な使用のためにゲル化
時間を早くすることもできる。
硬化剤の使用量は、樹脂の収縮を最小にかつ抗張力を最
大にするため通常アルカリフェノール樹脂、ドライ固形
分ベースで約20〜120重量%、好ましくは約60〜
90重量%である。
本発明の接着剤の粘度は約1.000〜15.000c
Pが必要である。これはいくつかの方法で達成される。
単一成分で粘度を上昇させうろことができるので、成分
を混合させれば接着剤の粘度は所望の範囲に入る。また
樹脂溶液と硬化剤液との両者を濃縮化する方法もある。
更に樹脂溶液、硬化剤液および増粘剤を同時に混合する
方法もある。樹脂、硬化剤および接着剤の粘度は、Br
ookf1eld粘度計を用いて、25℃で通常適切な
速度でスピンドルNo、 2あるいはNo、 3を用い
てすべて測定される。
接着剤の樹脂成分は、その粘度を約t、ooo〜10.
000cP、好ましくは約3.000〜6,000 、
更に好ましくは約5.000cPに増加するように修飾
される。
樹脂の粘度を上昇させる一つの好適な方法は、脱水する
ことである。樹脂水溶液の固形分は溶液の重量ベースで
約55〜75重n%、好ましくは約60〜75重量%で
ある。この脱水は、減圧下で加熱即ち好ましくは60℃
未満の温度で加熱することにより達成される。
一方、樹脂成分の粘度は、濃化剤の添加により所望範囲
まで増加させることができる。アルカリ条件下で悪影響
を及ぼさないすべての一般的な濃化剤が使用可能である
粘度を増加させるために樹脂溶液へ添加しうる適当なタ
イプの濃化剤は植物性ゴムあるいはクレーである。濃化
剤の曾は、樹脂溶液の重nに基き0.25〜50重世%
である。
適当な植物性ゴムの例は、キサンテン、トラガカント、
グアー、カラジーナンおよびこれらの混合物である。好
適なゴムはキサンテン、トラガカント、あるいはこのう
ちの二種類の混合物である。植物性ゴムを濃化剤として
使用する場合、その使用量は、添加される樹脂溶液の重
量に基き約0.25〜5.0重量%が好ましく、約o、
25〜i、o重量%が更に好ましい。
樹脂溶液の粘度を増加させるために使用されうる他の適
当な濃化剤は、クレーである。クレーを使用する場合、
その使用量は、主として添加樹脂溶液の重量に基き約1
0〜50重量%、好ましくは約10〜25重量%である
。クレーおよびその他の濃化剤は、ベントナイト(即ち
ウェスタンあるいはサラスタンベントナイト)、アタパ
ルジャイトあるいは力焼粘土である。ケイソウ土もまた
使用できる。これらは、単独使用でも他のクレーあるい
はゴムとの併用でもよい。蒸散シリカを樹脂成分の濃化
に使用できるが、このような濃化樹脂は不安定であり混
合後数時間以内で使用しなければならない。
好ましくは硬化剤成分もまた濃化剤を添加することによ
り粘度を増加させることができる。適当な濃化剤は蒸散
シリカである。この濃化剤を使用する場合、使用量は、
硬化剤液の重量に基き約1〜6重量%、好ましくは約3
〜5重量%である。
硬化剤成分は、好ましくは約1 、000〜15 、0
00cP。
更に好ましくは約5.000〜lO,000cPの粘度
まで濃化される。
樹脂成分および硬化剤成分の両方共に、それぞれ脱水お
よび濃化剤の添加によりこれらの粘度を増加させること
が好適である。更に好適には樹脂成分を脱水により、硬
化剤成分をそこへの蒸散シリカの添加により濃化させる
ことである。脱水された樹脂溶液と濃化された硬化剤と
の混合物からつくられた接着剤の粘度は約1,000〜
15,000cP、好ましくは少なくとも3.000c
Pである。
本発明の接着剤は、同じ組成物あるいは異なる組成物の
2種以上の樹脂−結合物品を接合させるために使用され
るかあるいは鋳造用途に用いられる樹脂−結合物品を他
の有孔物品へ接合させるために使用される。非−鋳造用
途では木材、紙あるいは他の有孔片を接合させることが
できる。
従って、本発明は、更に、少なくともそのうちの1個が
通常砂のような樹脂−結合耐火材料である2個以上の別
々のエレメントを接着剤で接合させてつくったモールド
組立品あるいはコア組立品を用いた鋳造金属物品の製造
法についてである。
この方法は、接着剤を少なくとも1個のモールド用ある
いはコア用エレメントの表面へコーティングし、ついで
それをモールド組立品あるいはコア組立品の第二エレメ
ント表面に対し加圧させる工程から成る。これらの表面
はお互いに対面、かみ合わせの関係にあり、表面の間に
接着結合させるように保持されている。このようにして
つくられたモールド組立品の内側あるいはコア組立品の
周囲に溶融金属が導入される。ついで溶融金属を冷却、
硬化させる。最後にモールド組立品あるいはコア組立品
を取りはずす。
接着剤を使用後、接着剤のゲル化により接着がおこなわ
れる。本発明の接着剤の一つの優位性は、使用者が硬化
剤の適切な選択により、目的のために好都合なゲル化時
間を選択できることである。
ゲル化時間は接着剤が接合すべき表面へ好都合に使用し
うる前に接着剤が硬化しない充分な長さであるが、しか
し接着剤が硬化するために不都合な長時間とならない充
分な短かさが必要である。通常表面間の接着は溶融金属
の仕込前に少なくとも60秒間必要である。
他の優位性は、適切に調製された接着剤は室温下でキユ
アリング可能であり、従ってキユアリングのためのエネ
ルギー費用が必要でない点にある。
本発明は、更に鋳造モールド用の複合エレメント組立品
についてである。その鋳型はそのうちの少なくとも1個
が通常樹脂物質で接着された耐火材料から成る2個以上
の別々のエレメントから成る。別々のエレメントは本発
明の接着剤により接着されている。
複合鋳型は、各々が無機性あるいは有機性の樹脂状物質
で接合された耐火材料でつくられている2個以上の別々
のエレメントからつくられているのが好ましい。
粒状の耐火材料は、シリカ砂、石英、クロム酸鉄砂、ジ
ルコン、カンラン石砂、浜砂あるいはこれらの混合物で
ある。
これらの樹脂−結合耐火材料の適当な例は、引用のBo
rden (LJK) Lfn+1ted社のLemo
n等によるアメリカ特許No、4,468.359およ
び4,474,904 (、:記載されている。この特
許では、粒状耐火材料、アルカリフェノール−ホルムア
ルデヒド樹脂水溶液、シランおよび液状あるいはガス状
のエステルキユアリング剤からつ(られた鋳造用モール
ドあるいはコアについて開示されている。
他の適当な樹脂−結合耐火材料は、引用のLa1ter
等によるアメリカ特許No、4,546.124に記載
されている。この特許では、骨材とポリイソシアネート
、ポリヒドロキシ成分および触媒から成るバインダーと
を含有する鋳造物品用のモールド可能組成物について開
示されている。
耐火物品がつくられる他の適当な樹脂バインダーはホッ
トボックス樹脂;コールドボックスウレタン樹脂:コー
ルドボックスアルカリフェノール樹脂;502−エポキ
シ、−フラン、あるいは−アクリル樹脂;CO2−ナト
リウムシリケート樹脂;フェノールエステルコールドボ
ックス樹脂;酸−触媒フエノールあるいはフラン樹脂;
エステル−触媒フェノール樹脂;エステル−触媒シリケ
ート樹脂;フェノール焼成樹脂;およびコアオイルベー
ス樹脂;である。
溶融金属は、公知の方法によりモールド組立品中へある
いはコア組立品の周囲へ仕込まれる。しかしながら金属
が真空下で鋳込まれる旧tchner法を用いて鋳造さ
れる場合には接着剤の使用は、とりわけきわめて重要な
ことであろう。この方法では金属は、溶融させるための
充分な高温度で、即ち鉄あるいは鋼では約1,370〜
1 、700℃(即ち2.500〜3,100°F)で
導入される。非鉄の注入温度は、一般にそれより若干低
い。接着剤の予想外の優位性は、溶融金属が注入される
温度で接着剤が第二のキユアリングを受けて鋳造工程で
それに課された熱的および機械的ストレスに抵抗しうる
均一な強接着力が得られる点にある。
本発明の接着剤の他の優位性は、接着剤がさらされる鋳
込み温度において、それらの存在下でつくられた鋳造物
品に鋳造欠陥の原因となる可能性を有する炭素、イソシ
アネート、窒素、硫黄およびその他のガスが全く発生し
ないか発生してもごく少量である点にある。このことは
、副生物を発生するポリウレタン系接着剤を含む従来技
術による接着剤に比較し明らかに釘利である。
最後に、溶融金属が充分に硬化された後、鋳造用モール
ドあるいはコアは、このようにつくられた金属鋳型の周
囲あるいは内側から取りはずされる。
以下の実施例により更に本発明を説明する。これらの実
施例および本文において特にことわりがなければすべて
の部およびパーセントは重量によるものであり、すべて
の温度は℃によるものである。
実施例 1 接着剤を以下のようにしてつくった。Borden 。
Inc、、 (Colr+mbus、 0hio)社製
のカリウムアルカリフェノールホルムアルデヒド樹脂溶
液、ALPIIASET9000、 150 gを使用
した。この樹脂溶液の固形分は約50%であった。この
樹脂のホルムアルデヒド:フェノールの比は約1.81
:1、KOH:フエノー/l、(7)比ハ0.86:1
、Mwは主としテ800〜1.200であった。この樹
脂溶液を固形分が約60%になる迄真空下45℃で脱水
することにより、5 、000cPまで濃縮させた。つ
いでトリアセチン5 、153 gとCab−0−si
t蒸散シリカ(Cabot Corporation社
(Tuscola、 1111nois)社製’)  
258gとを混合してつくった硬化剤60gと60秒間
混合させた。このもののff1ffl比は、ドライ固形
分ベースでトリアセチン硬化剤57.4g対樹脂固形分
約90gであった。
これは重量%では、樹脂固形分に基きトリアセチン硬化
剤は約64%であった。
この混合物を注入ビンに入れ、これを引裂いた大骨片の
11nch2の切断面へ使用した。接着剤は18分後か
なりの濃ゲルになった。30分後にはまだ粘着性があっ
た。約1時間後には僅かに粘着性を示したにすぎなかっ
た。
3個の切断大竹それぞれを含有する6個のグループを接
合させた後経過時間毎に再接合させた大骨の抗張力を測
定した。抗張力測定前の経過時間;接着後各グループの
3個の大骨について測定した抗張力の平均値;および大
骨の切断ポイント;を次表に示す。
実施例 2〜5 ALPHASET 9000(カリウムアルカリフェノ
ールホルムアルデヒド樹脂溶液) 1.574 gを固
形分が約60%になる迄真空下、45℃で脱水すること
により、5.000cPになるように濃縮した。この分
別した濃縮樹脂ヘトリアセチンと4%Cab−0−si
Ω蒸敗シリカとから成る硬化剤の各員を添加することに
より、数個の異なる接着剤を調製した。分別した接着剤
を使用して、破断した4個のウレタン−接着コールドボ
ックスコアをそれぞれ接着させた。
以下に示すように硬化剤の添加量についての収縮度と抗
張力とを測定した。
実施例 6 ALPHASIET 9010(尿素−改質カリウムア
ルカリフェノールホルムアルデヒド樹脂溶液(Bord
cnInc (Colua+bus、 0hio)社製
)10gに対しVolclay200(ウェスタンベン
トナイトクレー(AmericanColloid (
skokie、 l1linois)社製)5gを添加
して濃縮接着剤をつくった。この樹脂のホルムアルデヒ
ド:フェノール比は1.81:1、KOH:フェノール
比は0.86:1、MVは約800〜1.200であっ
た。この接着剤に対し撹拌しながらトリアセチン硬化剤
(濃縮されていない)2.5gを添加した。つくった接
着剤を用いてBETASET  (ガスキュアしたフェ
ノールホルムアルデヒド樹脂(Borden社製))で
つくった2個の破断した半分つづのコアを、修繕の目的
で接着した。接着剤は12分間でゲル化し約15分後に
堅く硬化した。接着剤−接合コア片を再び破断させたら
、これは接着剤自体と云うよりむしろ接着剤−砂の境界
で破断した。接着剤は比較的強度があるものであった。
実施例 7〜13 実施例6において使用したVolclay 200 5
 gの代りに、以下に示す濃化剤を各量樹脂サンプル1
0gへ添加したことを除いて実施例6の操作を繰返した
AttagC!150.  (アクパルガイド;水和ア
ルミニュlOラム−マグネシウムシリケート)  (E
nglehardt。
Minerals社、 Edison、 New Je
rcy)1.5 Calcined Kaolin clay12   
Volclay 200  (ウェスタン ベントナイ
トクレー)13Kelzan S (固形キサンテンゴ
ム)  (Kelco Divisionof Mer
ck and Colllpany社−8an Dle
go、 Ca1lf’ornia)■ 各混合物とも、トリアセチン2.5gを添加した場合約
12分間でゲル化した。
実施例14および15 ALI))IASET9010(樹脂溶液)50gとV
olclay 200(ウェスタンベントナイトクレー
)25gとを混合した。ついでこの混合物15gにトリ
アセチン2.5gを加えた後、20秒間混合した。つく
った接着剤はA LP 1−IA樹脂−接合コールドボ
ックスコア(実施例14)およびウレタン−接合コール
ドボックスコア(実施例15)に使用した。いづれの場
合も、ゲル化時間は約11分であった。コアを再び破壊
させたところ破断は接着剤を通じてよりむしろ接着剤/
コア境界で生じた。
実施例16および17 硬化剤としてトリアセチンの代わりにブチロラクトン2
.5gを使用したことを除いて実施例14および15の
操作を繰返した。約15秒混合した後、できた接着剤を
、すぐにALP)IAsET樹脂−接合コア(実施例1
6)およびウレタン−接合コア(実施例17)に使用し
た。接着剤は約55秒でゲル化した。
ゲル化時間がかなり速かったことを除けば、実施例10
および■1において観察されたことと類似の接着性が再
度みられた。
実施例 18 トリアセチン1.25srとブチロラクトン1゜25g
との混合物を使用したことを除いて実施例の操作を繰返
した。20秒間混合した後、90秒でゲル化した。
実施例19および20 ALPIIASIET 9(i10樹脂溶液30gとK
elzan S、キサンテンゴム固形物3gとを混合し
た。この混合物各10gに対し、トリアセチン2.5g
 (実施例19)あるいはブチロラクトン(実施例20
)をそれぞれ添加した。つくった接着剤のゲル化時間は
それぞれ11分と60秒であった。これらの接着剤でつ
くったALPHASET−樹脂接合コアは接着剤/砂界
面で破断した。
実施例 21 Kelzan S、キサンテンゴム濃化剤0.65部に
対しALPHASET 9000 、カリウムアルカリ
フェノールホルムアルデヒド樹脂溶液100gを添加し
た。この混合物のlOgへ4%蒸散シリカ濃化を含有す
るトリアセチン4gを添加した。この濃化剤トリアセチ
ン成分は、濃化樹脂溶液の40重量%に相当した。
この接着剤の収縮は1日後には認められず、3日後にほ
んの僅か認められただけだった。
実施例 22 ALPIIASIET 9000 、樹脂溶液1.50
0gとKelzan S。
キサンテンゴム固形物15gおよびセライト、ケイソウ
土75gとを混合して濃化樹脂をつくった。この濃化樹
脂溶液150gと濃化されていないトリアセチン硬化剤
37.5gとを30秒間混合させた。この混合物をプラ
スチックボトルに入れた後、そのボトルからフェノール
樹脂−接合モールドの上型と下型との間の面に塗布した
。接着剤は混合後15分でゲル化し、1時間内で乾燥し
た。この接着されたモールドを一夜キュアリングした後
その中に溶融金属を注入した。ついでつくった金属鋳造
物を取りはずした。この操作を通じて接着剤はモールド
組立品に良好な結合度を示した。
このように、自己硬化性、室温キュア可能、水と混合可
能、鋳込み温度で第二キユアリング可能でありかつ鋳造
欠陥の原因となるガス発生か相対的にない接着剤が提供
されるのである。
本発明の接着剤は、同じような用途の従来技術による接
着剤に比較していくつかの優位性を有している。接着剤
は、各成分用の自給カートリッジあるいは容器を有する
非常に持ち運びしやすい供給ガンにより応用されるか、
あるいは移動させやすい2本のフレキシブルな供給管を
有しているが、これらの管を供するホースの長さもしく
はホースにより制限されるような持ち運びにいくつかの
制約条件を有する供給ガンを用いて使用される。コアお
よびモールド組立て作業では鋳造作業者が片手でコアお
よびモールド片をセットしながらもう一方の片手で接着
剤を供給する必要があるため、供給ガンは片手で操作可
能なのである。
各薬剤、即ち濃化溶液および濃化硬化剤の粘度が、混合
の際にほぼ等しいことと送給しやすいように選定されて
いることのため、流れうねり(サージング)がなく、そ
れにより混合比の予想外の変化を避けることができる。
更に新規の接着剤は、ある種の従来法のような別々の溶
剤を用いての個々の溶剤のフラッシング設備や操作を必
要としない。この新規な接着剤システムにおいては水に
よりフラッシングを容易におこなうことができる。
本発明の他の優位性は、個々のコアおよびモールド組立
て操作の必要度により、ゲル化時間を長くも短くも調整
することができることである。このことは、使用される
硬化剤の量およびタイプに依存する。ゲル化時間は、個
々の接着要求度に合致するように1分以下から1時間以
上まで変えられる。
ある従来法のコア接着剤では、樹脂成分が非常に粘稠で
あり、一方硬化剤成分は極端に液状であった。本発明で
は、配合作業者が硬化剤成分の粘度と樹脂成分の粘度と
を同じような値へ調整することができる。
従って本発明は、コアおよびモールドのような鋳造用エ
レメントを鋳造用組立品に組立てるための高性能の二剤
型接着剤を提供する。鋳造用エレメント間で達成される
接着剤の接着強度は、溶融金属の鋳込み時での鋳型保持
用の締結具の使用を省くために充分なものである。キュ
アされた接着剤の高張力性、耐熱性および耐膨潤性はオ
ーブン処理時および金属注入時における鋳型のすべりあ
るいはずれを阻止する。接着剤は、作業の必要性によっ
てスポットあるいはビードとして容易に使用することが
できる。また通常の用具を用いて接着剤の適当とする量
を秤量、混合使用することができる。更に接着剤との組
合せで使用される設備は容易に手作業でもあるいはリモ
ートコントロール操作でもおこなうことができる。
本発明の接着剤は、室温下であるいは室温付近で(即ち
約60〜80’F)有用である。従って、鋳造用組立品
を取扱うために所望される抗張力を達成するための充分
なキユアリングに、オーブンや長時間の乾燥時間は必要
でない。接着剤は異なる作業の必要性に適合させるため
異なるゲル化時間により末端ユーザーに供給される。即
ち、このことについては、高温では通常ゲル化時間が短
縮され、低温では、一般にゲル化時間が延長されると云
うことである。更に低温では粘度が上昇するので移送メ
カニズムや使用導管を通じての流れを過度に制限しない
ように注意する必要がある。
本発明のキュアされた接着剤の抗張力は、一般に砂付材
からコアおよびモールドエレメントをつくるのに使用し
たバインダー組成物より大きい。
従ってモールド組立品は通常接着剤を破断することなく
取扱うことができる。同じようにコアおよび鋳型の洗浄
剤も接着部の抗張力に悪影響を与えない。このような高
張力性は選択されるゲル化時間により、1分〜1時間で
達成される。この高張力性により機械的な締結具は不要
である。また得られる迅速なゲル化時間により鋳造作業
の生産性が向上する。接着剤は、後工程例えば洗浄やオ
ーブン乾燥工程時に再び軟化することはない。
砂のような骨材からコア片あるいはモールド片を製造す
るのに用いられるバインダーに関係なくすべてのタイプ
のコアおよびモールドは、実質上接着剤により組立てる
ことが可能である。これらのコアおよびモールドはほと
んどすべての大きさあるいは形状のものでもよい。これ
らの鋳型からつくられるモールド組立品はインペラーコ
ア組立品、シリンダーブロック胴コア組立品、オイルポ
ンプコア組立品、ウォータージャケットコア組立品およ
び燃焼エンジン用吸込集合管コア組立品である。
これまで本発明をいくつかの詳細な好適な態様を引用す
ることにより説明してきたがこれらは限定すると云うよ
り説明するつもりで記述したものであり関連技術者にと
っては本発明の主旨および本請求範囲内において改良が
容易におこないうることは当然なことである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)重量平均分子量(@M@v)が約700〜2
    ,000、ホルムアルデヒド:フェノールのモル比が約
    1.2:1〜2.6:1、かつアルカリ水酸化物:フェ
    ノールのモル比が約0.5:1〜1.2:1であり、こ
    こにおいてアルカリがカリウム、ナトリウムおよびこれ
    らの混合物から成る群から選ばれる、アルカリフェノー
    ル−ホルムアルデヒド樹脂水溶液;および (b)少なくとも1個のエステル官能基を有し、かつ該
    樹脂のキュアリングを触媒作用することができる該樹脂
    用の硬化剤、樹脂固形分の重量に基き約20〜120重
    量%;を含み、 ここにおいて(a)および(b)を混合することにより
    つくられた接着剤が、混合した際に約1,000〜15
    ,000cPの粘度を有している、ことを特徴とする二
    個以上の物品を接着するための接着剤。 2、(a)成分が(b)との混合前に約1,000〜1
    0,000cPの粘度を有している特許請求の範囲第1
    項記載の接着剤。 3、該(a)成分が樹脂溶液重量に基き約0.25〜5
    0重量%の量の濃化剤を含有する特許請求の範囲第2項
    記載の接着剤。 4、該濃化剤が樹脂溶液重量に基き約0.25〜5.0
    重量%の量で存在し、かつキサンテン、トラガカント、
    グアー、カラジーナン、およびこれらの混合物から成る
    群から選ばれる植物性ゴムである、特許請求の範囲第3
    項記載の接着剤。 5、該濃化剤が樹脂溶液重量に基き約10〜50重量%
    の量で存在し、かつベントナイト、アタパルジャイト、
    カ焼粘度、ケイソウ土およびこれらの混合物から選ばれ
    るクレーである特許請求の範囲第3項記載の接着剤。 6、(b)成分が(a)との混合前に約1,000〜1
    5,000cPの粘度を有する特許請求の範囲第1項記
    載の接着剤。 7、該(b)成分が、硬化剤の重量に基き約1〜6%の
    量の濃化剤を含有する特許請求の範囲第6項記載の接着
    剤。 8、該濃化剤が蒸散シリカである、特許請求の範囲第7
    項記載の接着剤。 9、該硬化剤がラクトン、カルボン酸エステル、有機カ
    ルボネートおよびこれらの混合物から成る群から選ばれ
    る特許請求の範囲第1項記載の接着剤。 10、該硬化剤が3〜12個の炭素原子を有する特許請
    求の範囲第9項記載の接着剤。 11、該硬化剤がプロピレンカーボネート、トリアセチ
    ン、γ−ブチロラクトンおよびこれらの混合物から成る
    群から選ばれる特許請求の範囲第9項記載の接着剤。 12、(a)と(b)とを混合することによりつくられ
    た接着剤が、混合した際に少なくとも約3,000cP
    の粘度を有している特許請求の範囲第1項記載の接着剤
    。 13、少なくとも2個の別々のエレメントから成り、そ
    のうちの少なくとも1個が樹脂物質で接合された耐火材
    料から成り、該2個以上の別々のエレメントが、 (a)重量平均分子量(@M@w)が約700〜2,0
    00、ホルムアルデヒド:フェノールのモル比が約1.
    2:1〜2.6:1かつアルカリ水酸化物:フェノール
    のモル比が約0.5:1〜1.2:1であり、ここにお
    いてアルカリがカリウム、ナトリウムおよびこれらの混
    合物から成る群から選ばれる、アルカリフェノール−ホ
    ルムアルデヒド樹脂水溶液;および(b)少なくとも1
    個のエステル官能基を有し、かつ該樹脂のキュアリング
    を触媒作用することができる該樹脂用硬化剤、樹脂固形
    分の重量に基き約20〜120重量%;を含み、 ここにおいて(a)と(b)とを混合することによりつ
    くられた接着剤が混合した際に約1,000〜15,0
    00cPの粘度を有している;接着剤により共に接着さ
    れていることを特徴とする鋳造用モールド製造に使用す
    るための複合エレメント組立品。 14、該組立品が鋳造用モールドである特許請求の範囲
    第13項記載の複合組立品。 15、該組立品が鋳造用コアである特許請求の範囲第1
    3項記載の複合組立品。 16、少なくとも1個の物品が、樹脂バインダーで接合
    されているシリカ砂、石英、クロム酸鉄砂、ジルコン、
    カンラン石砂、浜砂およびこれらの混合物から成る群か
    ら選ばれる耐火材料から成る特許請求の範囲第13項記
    載の複合組立品。 17、成分(a)が、(b)との混合前に約1,000
    〜10,000cPの粘度を有する特許請求の範囲第1
    3項記載の複合組立品。 18、該成分(a)が、樹脂溶液の重量に基き約0.2
    5〜50重量%の量の濃化剤を含有する特許請求の範囲
    第17項記載の複合組立品。 19、該濃化剤が樹脂溶液の重量に基き約0.25〜5
    .0重量%の量で存在し、かつキサンテン、トラガント
    、グアル、カラジーナン、およびこれらの混合物から成
    る群から選ばれる植物性ゴムである特許請求の範囲第1
    7項記載の複合組立品。 20、該濃化剤が樹脂溶液の重量に基き約0.25〜5
    0重量%の量で存在しかつ、ベントナイト、アタパルジ
    ャイト、カ焼粘度、ケイソウ土およびこれらの混合物か
    ら選ばれるクレーである、特許請求の範囲第17項記載
    の複合組立品。 21、(b)成分が(a)との混合前に約1,000〜
    15,000cPの粘度を有する特許請求の範囲第13
    項記載の複合組立品。 22、該(b)成分が、硬化剤の重量に基き約1〜6%
    の量の濃化剤を含有する特許請求の範囲第21項記載の
    複合組立品。 23、該濃化剤が蒸散シリカである特許請求の範囲第2
    2項記載の複合組立品。 24、該硬化剤がラクトン、カルボン酸エステル、有機
    カルボネートおよびこれらの混合物から成る群から選ば
    れる特許請求の範囲第13項記載の複合組立品。 25、該硬化剤が3〜12個の炭素原子を有する特許請
    求の範囲第24項記載の複合組立品。 26、該硬化剤がプロピレンカーボネート、トリアセチ
    ン、γ−ブチロラクトンおよびこれらの混合物から成る
    群から選ばれる特許請求の範囲第25項記載の複合組立
    品。 27、(a)と(b)とを混合することによりつくられ
    た接着剤が、混合した際に少なくとも約3,000cP
    の粘度を有する特許請求の範囲第13項記載の複合組立
    品。 28、(i)樹脂物質−接合モールドあるいはコアエレ
    メントのうちの少なくとも1個の表面へ接着剤コーティ
    ングをおこなうこと(ここにおいてコーティングされた
    表面が異なるエレメントの表面へ接合され、該接着剤が
    、 (a)重量平均分子量(@M@w)が約700〜2,0
    00、ホルムアルデヒド:フェノールのモル比が約1.
    2:1〜2.6:1、かつアルカリ水酸化物:フェノー
    ルのモル比が約0.5:1〜1.2:1であり、ここに
    おいてアルカリがカリウム、ナトリウムおよびこれらの
    混合物から成る群から選ばれる、アルカリフェノール−
    ホルムアルデヒド樹脂水溶液;および (b)少なくとも1個のエステル官能基を有し、かつ該
    樹脂のキュアリングを触媒作用することができる該樹脂
    用の硬化剤、樹脂固形分の重量に基き約20〜120重
    量%;〔ここにおいて(a)および(b)を混合するこ
    とによりつくられた接着剤が、混合した際に約1,00
    0〜15,000の粘度を有している〕 を含み; (ii)該表面を対面、かみ合わせの関係に置き、つい
    で該表面間を接着接合させてモールド組立品あるいはコ
    ア組立品をつくること; (iii)溶融金属を該モールド組立品の内部にあるい
    は該コア組立品の周囲に導入させること; (iv)該溶融金属を硬化させること;および (v)該モールド組立品あるいはコア組立品を取りはず
    すこと; を含むことを特徴とする、少なくともエレメントのうち
    の1個が樹脂物質で接合された耐火材料から成る少なく
    とも2個の別々のエレメントを有するモールドあるいは
    コア組立品を用いた鋳造金属の製造法。 29、該溶融金属が真空条件下で該モールド組立品中へ
    あるいは該コア組立品の周囲に導入される特許請求の範
    囲第28項記載の方法。 30、該耐火材料を接合するために使用される該樹脂物
    質が無機バインダーである特許請求の範囲第28項記載
    の方法。 31、該耐火材料を接合するために使用される該樹脂物
    質が有機バインダーである特許請求の範囲第28項記載
    の方法。 32、該耐火材料を接合するために使用される該樹脂物
    質がフェノールである特許請求の範囲第31項記載の方
    法。 33、該耐火材料を接合するために使用される該樹脂物
    質がポリウレタン樹脂である特許請求の範囲第31項記
    載の方法。
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