JPH0248635Y2 - - Google Patents

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JPH0248635Y2
JPH0248635Y2 JP12390185U JP12390185U JPH0248635Y2 JP H0248635 Y2 JPH0248635 Y2 JP H0248635Y2 JP 12390185 U JP12390185 U JP 12390185U JP 12390185 U JP12390185 U JP 12390185U JP H0248635 Y2 JPH0248635 Y2 JP H0248635Y2
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roof
entrance
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small
shutter
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JP12390185U
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  • Building Awnings And Sunshades (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、建物出入口を開閉するシヤツターに
関し、特に出入口上部に設けるスカイルーフを兼
用したスカイルーフ兼用シヤツターに関する。
〔従来の技術〕
従来、出入口に設けるシヤツターは機能面のみ
が考慮されて、閉鎖時にはいかにも無枠な感じを
与えるものであつた。このため商店等では閉店後
も展示商品が見える開放的なグリルシヤツターや
ガラス嵌込みシヤツターが設けられている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら前記透視的なシヤツターはフアツ
シヨン商品の販売店等ではよいが、生鮮食料品等
を扱うスパーマーケツト等には不向きである。
本考案は上記に鑑みて創案されたものであつ
て、その目的とするところは開店時は出入口上部
にスカイルーフを張出して出入口を目立たせると
共にシヤツターを開放し、閉店時はスカイルーフ
を下方へ傾動することによつて閉店が表示される
と共にシヤツターが閉鎖し、かつシヤツター閉鎖
時の出入口に趣きを与えるスカイルーフ兼用シヤ
ツターを提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成させるために本考案は、前下が
りの屋根上面と、やや前上がりの屋根底面と、建
物出入口上部の小壁に接する垂直背面と、略三角
形状の左右側面とを形成し、前記屋根底面の張出
し長さを建物出入口の高さの1/2とした枠体の
前記屋根上面と垂直背面と左右側面とに透光性面
板材を貼着したスカイルーフの前記垂直背面の下
縁を建物出入口上部のまぐさに蝶着して当該スカ
イルーフを下方へ傾動可能にすると共に、前記屋
根上面の前縁に前記屋根底面と同形の透光性シヤ
ツターパネルの一側縁を蝶着し、その他側縁の左
右両側には夫々ローラーを枢着して該ローラーを
建物出入口両側に立設したガイドレールに嵌合
し、一方小壁上部に小径ドラムと大径ドラムとを
軸着した回転軸を架設し、前記小径ドラムおよび
大径ドラムに巻着した各ワイヤの末端を前記屋根
上面の後縁および前記シヤツターパネルのローラ
ー側側縁に夫々止着し、前記小径および大径ドラ
ムの巻上げ終了状態において、前記スカイルーフ
が出入口上部の正規の位置にあると共に前記シヤ
ツターパネルはスカイルーフの屋根底面に接し、
前記小径および大径ドラムの巻出し終了状態にお
いて、当該スカイルーフの屋根底面が出入口上半
部を閉鎖すると共に前記シヤツターパネルが出入
口の下半部を閉鎖するべく前記小径および大径ド
ラムの径および各ワイヤ長さを設定したものであ
る。
〔作用〕
従つて、前記回転軸を電動等で回転して巻上げ
終了状態にある前記小径および大径ドラムを巻出
し方向に回転すれば、両ドラムに巻着された各ワ
イヤが同時に巻出され、スカイルーフはその垂直
背面の下縁を軸として下方へ傾動していき、また
これに伴いスカイルーフの屋根底面に接していた
シヤツターパネルは屋根底面の前縁に蝶着された
一側縁を軸として下方へ回動すると共にその他側
縁がローラーを介してガイドレールに案内されて
下方へ移動していき、両ドラムが巻出し終了状態
に至つてスカイルーフの屋根底面とシヤツターパ
ネルとによつて出入口は閉鎖される。
回転軸を巻出し終了状態から巻上げ方向に回転
すれば、前記と逆にスカイルーフとパネル板は上
方に巻上げられ、両ドラムが巻上げ終了状態に至
つて出入口は全開放されると共に、スカイルーフ
は正規の位置に復帰する。
〔実施例〕
以下本考案を図示の一実施例に基いて詳細に説
明する。
第1図は開放状態にある本考案実施例の斜視
図、第2図は閉鎖状態にある同実施例の斜視図、
第3図は同実施例の作動を示す側面図である。
図に示すごとく、当該スカイルーフ兼用シヤツ
ター1のスカイルーフ2は、前下がりの屋根上面
3aと、やや前上がりの屋根底面3bと、建物出
入口20上部の小壁21に接する垂直背面3c
と、略三角形状の左右側面3d,3dとを形成し
た枠体3の前記屋根底面3aと垂直背面3cと左
右側面3d,3dとに透光性面板材を貼着して成
るものである。透光性面板材は例えば半透光性の
着色アクリル樹脂板等が適当である。なお前記屋
根底面3bの張出し長さLは建物出入口10の高
さの1/2に設定される。そしてこのスカイルー
フ2の前記垂直背面3cの下縁3c′の枠体を蝶番
4で出入口20上部のまぐさ22に蝶着し、下縁
3c′を軸としてスカイルーフ2を下方へ傾動可能
にしてある。また屋根底面3bの前縁3b′には屋
根底面3bと同形のシヤツターパネル5の一側縁
5aが蝶番6で蝶着され、その他側縁5bの左右
両側に夫々枢着されたローラー7,7が出入口2
0両側に立設されたガイドレール8,8に嵌合さ
れている。なおシヤツターパネル5も一般には屋
根底面3bと同形の枠体に半透光性の着色アクリ
ル樹脂板等を貼着して成るものである。
一方出入口20の小壁21上部に回転軸9が架
設され、該回転軸9に小径ドラム10と大径ドラ
ム11が左右に1対ずつ軸着されている。なお両
ドラム10,11は夫々スカイルーフ2の大きさ
に応じて増加されてもよい。そして小径ドラム1
0に巻着されたワイヤ12の末端は屋根上面3a
の後縁3a′に止着され、大径ドラム11に巻着さ
れたワイヤ13の末端はシヤツターパネル5のロ
ーラー7側の側縁5bに止着される。ここで当該
シヤツター1の開放状態(第1図及び第3図実
線)と閉鎖状態(第2図及び第3図2点鎖線)と
を対比してわかるように、スカイルーフ2の閉鎖
位置から開放位置までに小径ドラム10に巻取ら
れるワイヤ12の長さはlであるのに対し、シヤ
ツターパネル5の閉鎖位置から開放位置までに大
径ドラム11に巻取られるワイヤ13の長さは、
H=2L(>l)である。従つて回転軸9の同一回
転数によつて両ワイヤ12,13の巻取り長さの
差を稼ぐべく、小径ドラム10と大径ドラム11
の各径および両ワイヤ12,13の各長さは前記
両ワイヤ12,13の巻取り長さの差に対応して
設定されるものである。
当該シヤツター1は手動で回転軸9を回転する
手動式としてもよいが、電動開閉式とする場合は
図示のごとく回転軸9に電動開閉機14が装着さ
れる。
上記構成において、回転軸9の小径ドラム10
および大径ドラム11が巻上げ終了状態にある
時、スカイルーフ2はその垂直背面3cを出入口
20上部の小壁21に接し、またシヤツターパネ
ル5は屋根底面3bに接し、当該シヤツター1は
開放状態にある。
次に電動開閉機14を操作して回転軸9を当該
シヤツター1の閉鎖方向に回転すれば、小径ドラ
ム10および大径ドラム11が巻出し方向に回転
し、両ドラム10,11の各ワイヤ12,13が
同時に巻出され、スカイルーフ2は垂直背面3c
の下縁3c′を軸として下方へ傾動していき、また
これに伴いスカイルーフ2の屋根底面3bに接し
ていたシヤツターパネル5は屋根底面3bの前縁
3b′に蝶着された一側縁5aを軸として下方へ回
動すると共にその他側縁5bがローラー7を介し
てガイドレール8に案内されて下方へ移動してい
き、両ドラム10,11の径の差により小径ドラ
ム10のワイヤ12は長さl巻出され、大径ドラ
ム11のワイヤ13は長さH=2L巻出され、両
ドラム10,11の巻出し終了においてスカイル
ーフ2の屋根底面3bが出入口20の上半部を、
シヤツターパネル5が出入口20の下半部を閉鎖
して当該シヤツター1は全閉状態となる。ここで
スカイルーフ2はシヤツター開放位置で屋根底面
3bが前上がりに形成されているため、屋根底面
3bと垂直背面3cとなす角θは直角より小とな
り、シヤツター閉鎖位置において屋根となる垂直
背面3cは前下がりとなり当該シヤツター1の両
仕舞は良好である。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案によれば、シヤツタ
ーとスカイルーフとを兼用するため、シヤツター
とスカイルーフとを別々に設ける必要がなく設備
費を節約することができる。そして開店時当該シ
ヤツターを開放すれば、透光性面板材の貼着され
たスカイルーフが張出されて出入口を明るく目立
たせると共に雨天時の傘の開閉場所となり、また
この時スカイルーフの屋根底面にはシヤツターパ
ネルが接しているため屋根裏がかくれて洗練され
た体裁を与える。
また閉店時当該シヤツターを閉鎖すれば、スカ
イルーフが下方へ傾動されて閉店が表示されると
共に、出入口の閉鎖面は立体的な意匠となり、か
つ透光性面板材によつて派手な趣きを現出するこ
とができる。そして出入口上部の小壁に「本日は
閉店しました」等の字句を書いておけば、開店時
には起立したスカイルーフによつてこれがかくさ
れ、閉店時には傾倒したスカイルーフによつてこ
れが表示される等、新規で有用な諸効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は開放状態にある本考案実施例の斜視
図、第2図は閉鎖状態にある同実施例の斜視図、
第3図は同実施例の作動を示す側面図である。 1……スカイルーフ兼用シヤツター、2……ス
カイルーフ、3……枠体、3a……屋根上面、3
a′……後縁、3b……屋根底面、3b′……前縁、
3c……垂直背面、3c′……下縁、3d……左右
側面、4,6……蝶番、5……シヤツターパネ
ル、5a,5b……側縁、7……ローラー、8…
…ガイドレール、9……回転軸、10……小径ド
ラム、11……大径ドラム、12,13……ワイ
ヤ、14……電動開閉機、20……出入口、21
……小壁、22……まぐさ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前下がりの屋根上面と、やや前上がりの屋根底
    面と、建物出入口上部の小壁に接する垂直背面
    と、略三角形状の左右側面とを形成し、前記屋根
    底面の張出し長さを建物出入口の高さの1/2と
    した枠体の前記屋根上面と垂直背面と左右側面と
    に透光性面板材を貼着したスカイルーフの前記垂
    直背面の下縁を建物出入口上部のまぐさに蝶着し
    て当該スカイルーフを下方へ傾動可能にすると共
    に、前記屋根上面の前縁に前記屋根底面と同形の
    透光性シヤツターパネルの一側縁を蝶着し、その
    他側縁の左右両側には夫々ローラーを枢着して該
    ローラーを建物出入口両側に立設したガイドレー
    ルに嵌合し、一方小壁上部に小径ドラムと大径ド
    ラムとを軸着した回転軸を架設し、前記小径ドラ
    ムおよび大径ドラムに巻着した各ワイヤの末端を
    前記屋根上面の後縁および前記シヤツターパネル
    のローラー側側縁に夫々止着し、前記小径および
    大径ドラムの巻上げ終了状態において、前記スカ
    イルーフが出入口上部の正規の位置にあると共に
    前記シヤツターパネルはスカイルーフの屋根底面
    に接し、前記小径および大径ドラムの巻出し終了
    状態において、当該スカイルーフの屋根底面が出
    入口上半部を閉鎖すると共に前記シヤツターパネ
    ルが出入口の下半部を閉鎖するべく前記小径およ
    び大径ドラムの径および各ワイヤ長さを設定した
    ことを特徴とするスカイルーフ兼用シヤツター。
JP12390185U 1985-08-12 1985-08-12 Expired JPH0248635Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12390185U JPH0248635Y2 (ja) 1985-08-12 1985-08-12

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12390185U JPH0248635Y2 (ja) 1985-08-12 1985-08-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6232191U JPS6232191U (ja) 1987-02-26
JPH0248635Y2 true JPH0248635Y2 (ja) 1990-12-20

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ID=31015430

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JP12390185U Expired JPH0248635Y2 (ja) 1985-08-12 1985-08-12

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JPS6232191U (ja) 1987-02-26

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