JPH0518741Y2 - - Google Patents

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JPH0518741Y2
JPH0518741Y2 JP1987020999U JP2099987U JPH0518741Y2 JP H0518741 Y2 JPH0518741 Y2 JP H0518741Y2 JP 1987020999 U JP1987020999 U JP 1987020999U JP 2099987 U JP2099987 U JP 2099987U JP H0518741 Y2 JPH0518741 Y2 JP H0518741Y2
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projector
image
shutter
eave
building
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、建物開口部の上部に映写機を設置
し、その映像を反射面を反射させ、開口部のシヤ
ツターカーテン閉鎖面に投射するようにしたシヤ
ツター用映写装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、建物の開口部またはシヨーウインド等に
設置されるシヤツターは、最も人目に触れやすい
場所に設けられており、このようなシヤツターを
終業後あるいは閉店後に閉鎖すると、開口部には
大きな面積を有する無味乾燥な閉鎖面が露出し、
一転して殺風景な様相を呈してしまうため、従来
は、ペンキ等を用いて直接シヤツターカーテンの
表面に宣伝文字、図柄等を描いて広告宣伝効果の
向上とフアツシヨン性の向上を図ることが知られ
ている。
ところが、上記のものではシヤツターカーテン
の昇降作動で塗装面が擦れて剥離し、しばしばペ
ンキの塗り替えを行わなければならない、といつ
た問題があるうえ、夜間においては逆に人目につ
きにくく、その広告宣伝効果も薄れる、という欠
点を有するものであつた。
そこで、開口部の上部に設けたシヤツターのシ
ヤツターケースに映写機を設置し、宣伝文字、図
柄等の映像をシヤツターカーテン、建物壁面等の
非透光性面に直接映写するようにしたものが提案
されている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記シヤツターケースに映写機
を設けたものでは、ペンキの塗り替えを行なうこ
となく、また夜間でも人目を引くことが可能であ
るものの、映写機と映写面であるシヤツターカー
テンとの間の距離が短く、また映写面に対する映
写光の入射角が大きいため、十分大きな映像を得
ることができず、加えて映像自体が極端に歪む、
という不具合を有するばかりでなく、映写機が建
物外部に露出しているため、雨、風等の影響で映
写機の映像投射光路が障害物に遮られたり、ある
いは雨水、埃等の外気によつて映写機自体の映写
性能が劣化し易く、それゆえ保守、管理を頻繁に
行なわなければならない、という欠点を有するも
のであつた。
本考案は、上記の如き実状に鑑み従来の欠点を
解消すべく創案されたものであつて、その目的と
するところは、適当な映写距離と映写角度を確保
することができ、大形で歪みのない映像をシヤツ
ターカーテン閉鎖面に映し出すことができると共
に、映写機の映像投射光路に対する雨、風等の障
害物の影響を一掃することができ、もつて安定し
た映像をシヤツターカーテン閉鎖面に長期に亘つ
て投射することができるシヤツター用映写装置を
提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 課題を解決するため、本考案が採用した技術的
手段は、シヤツターを設置した建物開口部の上部
に庇を設け、その軒裏に、庇先端部を回動支点と
する透光性の軒先裏板を上下回動固定自在に枢支
すると共に、上記庇内の建物側内部に映写機を設
け、かつ該庇の先端側内面に、映写機の映像投射
光路を遮る反射面を反射角度調整自在に配設し、
上記反射面を介してシヤツターカーテンの閉鎖面
に映像を投射すべく構成したことを特徴とするも
のである。
[考案の作用] したがつて、本考案によれば、建物開口部の上
部に設置した映写機からの映像は、反射面によつ
て建物側のシヤツターカーテン閉鎖面に投射され
るため、映写距離を実質延長することができるに
もかかわらず、装置全体をコンパクトに構成し得
て、反射角度の調整により映像が不自然に歪まな
い程度に簡単に設定でき、大形で自然な映像を得
ることができると共に、映写機の映像投射光路に
対する雨、風等の障害物の影響を一掃することが
でき、もつて安定した映像をシヤツターカーテン
閉鎖面に長期に亘つて投射することができる。
[実施例] 本考案の構成を、図面に示した一実施例につい
て詳細に説明する。
第1図において、1は建物2の開口部3に設置
した内部付けシヤツターであつて、該内部付けシ
ヤツター1は、開口部3上部の内部に横架したシ
ヤツターケース1a内の巻取ドラム1bにシヤツ
ターカーテン1cを巻装して構成され、上記シヤ
ツターカーテン1cの巻上げ、巻降ろしにより開
口部3を開閉するようになつている。
4は開口部3の上部に取り付けられた庇であつ
て、上記庇4の軒裏には、庇4の先端部に取着し
たヒンジ5を介して透明樹脂板からなる軒先裏板
6が上下回動自在に枢支されており、該軒先裏板
6の回動先端縁は錠7により建物2の外壁2aに
水平状に固定するようになつている。
8はシヤツターケース1aの上面に設置された
映画フイルム、スライド等の映写機であつて、該
映写機8はヒンジ8aで映写角度調節可能に取り
付けられていると共に、前記庇4の先端部内面に
は、反射面9がヒンジ9aを介して反射角度調整
自在に装着されている。
なお、10は建物2に穿設された映写窓、11
は庇4の建物側基端部に形成された換気口、12
は上記換気口11に臨ませて設置された換気扇で
ある。
叙上の如き構成において、映写機8から投射さ
れた映像は、映写窓10を通過して反射面9で建
物2の下方に反射され、閉鎖されたシヤツターカ
ーテン1cに映写される。
ここで、映写機8から投射される映像は、反射
面9でシヤツターカーテン1cへの映写角度を映
像が不自然に歪まない程度に設定されるので、大
形で自然な映像がシヤツターカーテン1c面に投
射されることになる。また、映写機8から反射面
9を経て軒先裏板6に至る間では、その映像投射
光路は、透明樹脂板からなる上記軒先裏板6によ
り保護されるので、埃、風雨等の光路を遮る障害
物が庇4内に侵入することがなく、安定に投射さ
れる。
また、上記軒先裏板6を水平に固定する錠7を
解錠し、ヒンジ9を支点として軒先裏板6を垂下
させると、該軒先裏板6が開口部3に対して風防
板として機能するので、開口部3への風雨の吹き
込みを未然に防止することができるばかりでな
く、開口部3の前部に載置した物品や開口部3を
出入りする通行人を風雨から保護することができ
る。更に、軒先裏板6を着色された透明樹脂板と
すると、映像自体の色彩に加えて独特の照明効果
を伴つた映像をシヤツターカーテン1cに投射す
ることが可能となり、したがつて、需要者の要望
や好みに対応した映像を容易に創出することがで
き、シヤツターにおける広告宣伝効果の向上とフ
アツシヨン性の向上を図ることができる。
[考案の効果] これを要するに、本考案は、シヤツターを設置
した建物開口部の上部に庇を設け、その軒裏に、
庇先端部を回動支点とする透光性の軒先裏板を上
下回動固定自在に枢支すると共に、上記庇内の建
物側内部に映写機を設け、かつ該庇の先端側内面
に、映写機の映像投射光路を遮る反射面を反射角
度調整自在に配設し、上記反射面を介してシヤツ
ターカーテンの閉鎖面に映像を投射すべく構成し
たから、適当な映写距離と映写角度を確保するこ
とができ、大形で歪みのない映像をシヤツターカ
ーテン閉鎖面の任意域に映し出すことができ、し
かもペンキの塗り替え等をいちいち行なうことな
く、シヤツター閉鎖面の季節毎のデザイン変更も
容易に行なうことができると共に、映写機の映像
投射光路に対する雨、風等の障害物の影響を一掃
することができ、煩雑な保守、管理を行なうこと
なく、安定した映写機の映像投射光路を確保する
ことができ、鮮明な映像をシヤツターカーテン閉
鎖面に長期に亘つて投射することができるばかり
でなく、軒先裏板を垂下させると風防板として機
能するので、開口部への風雨の吹き込み防止、あ
るいは開口部の前部に載置した物品や出入りする
通行人を風雨から保護することが可能となり、し
かも軒先裏板を透光性を有したまま着色すること
により、投射される映像自体の色彩に加えて独特
の照明効果を伴つた映像をシヤツターカーテンに
投射することが可能となつて、需要者の要望や好
みに対応した映像を容易に創出することができ
る、等という極めて有用な実用的効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係るシヤツター用映写装置の
一実施例を示すものであつて、第1図は略側断面
図である。 図中、1……外部付けシヤツター、1c……シ
ヤツターカーテン、2……建物、3……開口部、
4……庇、6……軒先裏板、8……映写機、9…
…反射面、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シヤツターを設置した建物開口部の上部に庇を
    設け、その軒裏に、庇先端部を回動支点とする透
    光性の軒先裏板を上下回動固定自在に枢支すると
    共に、上記庇内の建物側内部に映写機を設け、か
    つ該庇の先端側内面に、映写機の映像投射光路を
    遮る反射面を反射角度調整自在に配設し、上記反
    射面を介してシヤツターカーテンの閉鎖面に映像
    を投射すべく構成したことを特徴とするシヤツタ
    ー用映写装置。
JP1987020999U 1987-02-16 1987-02-16 Expired - Lifetime JPH0518741Y2 (ja)

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JP1987020999U JPH0518741Y2 (ja) 1987-02-16 1987-02-16

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JP1987020999U JPH0518741Y2 (ja) 1987-02-16 1987-02-16

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Publication Number Publication Date
JPS63128537U JPS63128537U (ja) 1988-08-23
JPH0518741Y2 true JPH0518741Y2 (ja) 1993-05-18

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ID=30817035

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JPS5228533U (ja) * 1975-08-18 1977-02-28

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