JPH024827A - 置換芳香族ポリマー - Google Patents

置換芳香族ポリマー

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JPH024827A
JPH024827A JP1027733A JP2773389A JPH024827A JP H024827 A JPH024827 A JP H024827A JP 1027733 A JP1027733 A JP 1027733A JP 2773389 A JP2773389 A JP 2773389A JP H024827 A JPH024827 A JP H024827A
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polymer
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aryl
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JP1027733A
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Brian N Hendy
ブライアン ノーマン ヘンディー
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Imperial Chemical Industries Ltd
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Imperial Chemical Industries Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G65/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
    • C08G65/34Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from hydroxy compounds or their metallic derivatives
    • C08G65/48Polymers modified by chemical after-treatment
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D71/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by the material; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D71/06Organic material
    • B01D71/52Polyethers
    • B01D71/522Aromatic polyethers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D71/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by the material; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D71/06Organic material
    • B01D71/66Polymers having sulfur in the main chain, with or without nitrogen, oxygen or carbon only
    • B01D71/68Polysulfones; Polyethersulfones

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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、置換芳香族ポリマー、とくにスルホニルハラ
イドまたはカチオンまたはカチオン形成側鎖を含有する
置換芳香族ポリマー、およびそれらを製造する方法に関
する。
欧州特許出願(EP−A)0008894号は、反復単
位 (ここでYはSO2である)を有するポリマーをコント
ロールしてスルホン化することによって誘導された、親
水性スルホン化ポリマーを記載しており、実質的にすべ
ての単位■はスルホン化されており、そして実質的にす
べての単位IIはスルホン化されていない。
欧州特許出@(EP−A)0008895号は、XがC
Oである関連するポリマーを記載している。
欧州特許出願(EP−A)0041780号は、Xおよ
びYの両者がCOである関連するポリマーを記載してい
る。
このようなポリマーの各々において、下位単位III: (ここでXはS O2である)および 中の芳香族環は、通常、エーテル結合が相互にオルトま
たはパラにあるとき、モノスルホン化され、そしてエー
テル結合が相互にメタにあるとき、ジスルホン化される
。ある範囲の異なるスルホネート含量を有するスルホン
化ポリマーは、スルホン化するポリマー中の単位工およ
びIIの相対的比率を選択することによってつくること
ができる。
XがCOであるとき、スルホン化はよりゆっくり起こり
、そして、普通の方法で、例えば、時間および温度によ
って、ある程度コントロールできる。
芳香族スルホニルハライドを製造する方法は、通常、対
応するスルホン酸または塩を無機酸/’tライドと反応
させ、そして主反応生成物を冷水または砕いた水中に抜
き出すことを含む。われわれは、この方法を、ポリマー
のスルホン酸に適用するとき、5O3H基を有意の比率
でなを含有する生成物を与える傾向があることを発見し
た。
英国特許出願(GB−A)2090843号は、核の置
換基SO3X (ここでXは、なかでも、ハロゲンまた
はNHRであり、そしてRはHまたはアリールである)
を有するアリーレンスルホンコポリマーを記載している
。欧州特許出願(EP−A)112725号は、核置換
基5O2C1を有するアリーレンスルホンポリマーおよ
び、イソフロパノールおよび水との接触を含む、それを
製造する方法を記載している。
われわれは、芳香族ポリマーのスルホンアミドの新規な
系列を発見した。われわれは、また、有用に高い比率で
スルホニルハライド基、こうして高い比率でスルホンア
ミドおよびエステルのような誘導体を得ることの出来る
方法を開発した。
本発明は、その第1の面において、0および/またはS
および/または直接結合を介してその鎖中の隣接環に結
合する芳香族環を有し、前記芳香族環の少なくともある
ものは核の置換基のスルホンアミド基SO,NR’ R
”を有し、ここでR″は脂肪族の非置換もしくは置換の
炭化水素基であり、そしてR″′は水素または非置換も
しくは置換の炭化水素基であり、前記隣接環は反復単位
PhXPhの一部であり、ここでPhはバラフェニレン
環であり、そしてXはSO2および/またはCOであり
、そして前記隣接環は前記芳香族環のモル比率に少なく
とも等しいモル比率で存在する、ことを特徴とするアリ
ールエーテルおよび/またはアリールチオエーテルのポ
リマーを提供する。
各場合において、脂肪族炭化水素基は1または2以上の
置換基、例えば、アリール、ヒドロキシ、アルコキシ、
アリールオキシ、チオール、アルキルチオ、アリールチ
オ、アミノ、アルキルアミノまt;はアリールアミノを
有することが出来る。このようなアルキルアミノ置換基
は、後述するように、基−G−N−R””、であること
が出来る。
置換基において、脂肪族炭化水素基または置換炭化水素
基は、R′またはR”につき、典型的には20個まで、
ことに6個までの炭素原子を有する。R′およびR”が
両者ともピロリジンまたはピペリジンまたはモルホリン
のような基であるとき、それらは炭素−炭素結合により
、あるいは置換基を介して接合して環を形成することが
出来る。
脂肪族炭化水素基がヒドロキシおよび/またはアルコキ
シ置換基を有するとき、それは好ましくは酸素につき2
〜3個の炭素原子を含有し、そして合計6個までの炭素
原子を含有する。こうして、介在酸素を有する置換基、
例えば、オリゴエチレンオキシドおよびオリゴプロピレ
ンオキシド(オリゴ=2〜4)は非常に適する。
本発明は、その第2の面において、核の置換基So、N
 CR” ”)−G−N−R’ ” 、を有する、この
ようなボリアリールエーテルおよび/またはチオエーテ
ルを提供し、ここでR″′およびR””はHまたは非置
換もしくは置換の炭化水素であり、nは2または3であ
り、そしてGは直接結合まtこはC2゜までのアルキレ
ンまj二はアリーレンである。
置換基502NR”−G−NR’″′°6において、 R″′はH1アルキル(ことに6個までの炭素原子を有
する)またはアリール(ことにフェニルまたはハロフェ
ニル)または−G−NR””であり、 Gは好ましくはアルキレン(メチレン残基および介在す
る酸素をもつことができる6個までの炭素原子を含む)
またはフェニレンであり、R””はH1アルキル(こと
に6個までの炭素原子を有する)またはアリール(こと
にフェニルまたはハロフェニル)でアリ、 nが3であるとき、外側のNは正の電荷を有し、そして nが2であるとき、外側のNは帯電していない。
(このような正の電荷は、後述するように、アニオンに
関連する)。
nが2または3であるとき、2または3つの基R””は
−緒になって環、例えば、ピロリジンまたはピペリジン
またはキヌクリジンを形成できる。
R″′および少なくとも1つの基R″′″がアルキル、
アルケニルまたはアリールであるとき、これらの基は一
緒になって環、例えば、l、4−ピペラジン、またはア
ミノ置換窒素複素環、例えば、ピリジンまたはピリミジ
ンの残基を形成できる。
R”″および/またはR″″が置換基を有するとき、前
記基はR′およびR”について定義したとおりであるこ
とができる。
外側のNが正の電荷を有するとき、それに関連するアニ
オンは、例えば、普通の強酸のアニオン、例えば、ハロ
ゲン、硫酸、硝酸、リン酸水素または有機スルホン酸の
アニオン、あるいは弱酸のアニオン、例えば、カルボン
酸、炭酸、亜硫酸または第3の会合リン酸のアニオンの
いずれであるこトモテキる。アニオンは、ポリマーを適
当な塩の溶液と接触させることによって容易に相互に交
換することができる。ポリマーがSo、H基ならびにカ
チオン基を含有するとき、これらのSo、H基はアニオ
ンを提供することができる。そのとき、ポリマーは両性
イオンであり、そしてその分子の各々はある電荷をもち
、その記号はそれを取り囲む酸度またはアルカリ度に依
存するが、その大きさはそれに依存しない。したがって
、それは、塩基性基および酸性基がほとんどお互いに中
和するpHにおいて、等電点を示す。
置換基を有するポリアリールエーテルは、好ましくは、
単位■を含有し、そして前記下位単位はエーテル結合の
相互の位置にしたがって1または2以上のこのような基
を有することが出来る。連結XはすべてS Oiまたは
COであるか、あるいは部分的にS02、部分的にCO
であることが出来る。
その意図する用途に依存して、ポリアリールエーテルは
、また、単位IIを含有することが出来る。(Iおよび
II)に対する単位■のモル%比率は、適当には少なく
ともlであり、典型的には限外濾過膜について5〜75
であり、そして逆浸透またはイオン交換のための膜につ
いて50〜100である。ポリアリールエーテルは■お
よび■■以外の単位を含有することが出来るが、好まし
くは単位Iおよび単位IIを主要比率で、ことに90%
以上の比率で含有し、そして好ましくはそれらの単位か
ら成る。連結YはすべてSO□またはすべてCOである
か、あるいは部分的にS02および部分的にCOである
ことが出来る。
前記芳香族環、例えば、前記置換基、を有する下位単位
I 、I Iの含量は、便利には70以上、ことに少な
くとも85、適当には実質的に100、のモル%のそれ
らの存在する環である。通常、低い百分率は、連結Yが
coであるとき、より容易に得られる。
核置換ポリアリールエーテルは、適当な対応するスルホ
ン酸誘導体を適当なアミンと反応させることによってつ
くることが出来る。最も便利には、前記誘導体は酸ハラ
イドである。この反応は好ましくは溶媒中で実施し、前
記溶媒は好ましくは極性であるが、効果的には不活性で
あり、例えば、芳香族ニトロ化合物、適当にはニトロベ
ンゼンである。スルホン酸誘導体がハライドである場合
、塩基性化合物を存在させてハロゲン化水素を吸収する
ことが出来る。塩基性化合物は便利には過剰量の反応成
分のアミンであるか、あるいは第三アミンまたは適当な
無機試薬である。
本発明の第1の面に従うポリマーを調製するため、アミ
ンは、例えば、第一または第二エチルアミン、アルカノ
ールアミン コキシエチルアミンまたはC3〜C@環状第ニアミンで
ある。
本発明の第2の面に従うポリマーを調製するため、アミ
ンはジアミンである:適当には、それはその分子の一方
の端が第三級または第四級でありかつ他方の端が第一級
または第二級であり、こうしてポリマーの分子の架橋が
容易に起こらないようにする。ジアミンのより特定の例
は、次のとおりである:アルファ(アルキル)アミノ−
オメガ−ジアルキルアミノ−アルカン、ここでアルカン
のアルケン残基(これは基Gに相当する)は2〜6個の
炭素原子を有し、そして直鎖状または(可能な場合)分
枝鎖状であり、そしてアルキル基は2〜4個の炭素原子
を有し、直鎖状または(可能な場合)分枝鎖状であり、
そしてOHまたはアルコキシ基を有することが出来る。
例は次のとおりである: ■−アミノー2−ジメチルアミノプロパン、l−メチル
アミノ−2−ジメチルアミノエタン、l−アミノ−3−
オキサ−5−ジメチルアミノペンタン、 l−アミノ−2−ジメチルアミノエタン、ヒドラジン、
セミカルバジド、 グアニジニン、ビグアニド、 ジアルキルアミノアニリン類、例えば、4−ジメチルア
ミノアニリン、 アミノピリジン類、 アミノピリミジン類。
アミン反応成分がその窒素原子の1つにおいて既に第四
級でないとき、ポリマーのスルホンアミドは強酸のアル
キルエステル、例えば、アルキルハライドまたはスルホ
ネートとの反応によって第四級化することが出来る。こ
の工程は、ポリマーのスルホンアミドを単離しないで、
スルホニルハライドおよびアミンの反応生成物に適用す
ることができる。置換ポリアリールエーテルへの他の道
筋において、対応するスルホン酸または誘導体を、反応
性基、例えば、ハロゲンまたはヒドロキシを有するモノ
アミンと反応させ、そしてその反応の生成物をモノアミ
ンと反応させる。前記モノアミンは第三アミン、例えば
、トリメチルアミンまたはピリジンであって、1つの工
程において第四アミンを生成することが出来るか、ある
は引き続く第四級化を実施することが出来る。
本発明の第3の面において、ポリマーは複数の基S○2
Z(ここでZはハロゲンまたはNR’R”であり、ここ
でR″およびR″′は前に定義したとおりである)およ
び可能ならば、また、基S○20M(ここでMは原子価
mのカチオンの1/mである)を有し、前記基So! 
Zは5O2Zおよび5020Mの合計の少なくとも90
モル%、ことに少なくとも95モル%である。カチオン
は、例えば、水素、アンモニウム、アルキルアンモニウ
ム、アルカリ金属またはアルカリ土類金属のカチオンで
ある。(遊離スルホン酸は完全にイオン化していると仮
定する。) 置換基ボリアリールエーテルは、有機液体、例えば、D
MSOおよびDMFおよびそれらの混合物中に可溶性で
ある。それは、例えば、溶媒流延または押出によって膜
に製作することが出来る。
本発明のアリールエーテルおよびチオエーテルのポリマ
ーの重量平均分子量は、スルホン酸基の導入前の対応す
る親ポリマーで表して、例えば、約200から粘度によ
って示される取り扱い容易でないほど高い限界までであ
ることが出来る。前述のボリアリールエーテル−スルホ
ンおよびケトンについて、それは典型的には5000〜
100000の範囲、ことに25000〜60000の
範囲である。これらの分子量は、親ポリマーについて0
.25〜2、O、ことに0.5〜1.5の範囲の換算粘
度(RV)に相当する。本発明によるポリマーのRVは
、0.25〜4、O、ことに0.5〜2.5の範囲であ
る。分子量は、別の方法で、典型的には5以上、そして
12〜250、ことに60〜150の範囲の重合数(p
olymerisation  number)として
表すことが出来る。
本発明の第4の面において、複数の基5o2Z’  (
ここで2″はハロゲンである)を有するポリマーを製造
する方法は、基So、OMを有する対応するポリマーを
無機酸ハライドと反応させ、そして前記反応の生成物を
液体との接触により処理することからなり、そして前記
処理の間実質的に無水条件を維持することを特徴とする
。出発ポリマーは、完全にSo、OMの形態であるスル
ホン酸基を有することが出来るか、あるいは5O7Z″
基を含有することが出来、例えば、無機酸ノ\ライドと
の前の反応の生成物日あることが出来、この反応におい
て、502Z″化合物への転化は、多分水の存在下の処
理の結果、不完全であった。
この方法のため、カチオンMは好ましくは一価であり、
最も便利には水素である。
本発明の第4の面の方法の生成物は、その後、基NR″
R”に相当するアミンと反応させることが出来る。この
ような反応は、好ましくは、溶媒中で実施し、前記溶媒
は好ましくは極性であるが、効果的に不活性である、例
えば、芳香族ニトロ化合物、適当にはニトロベンゼンで
ある。塩基性化合物を存在させて、反応において生成し
たノ\ロゲン化水素を吸収させることが出来る。塩基性
化合物は便利には過剰量の反応成分のアミンであるか、
あるいは第三アミンまたは適当な無機試薬である。
基SO,ZまたはSO□Z′まI;はSo、OMを有す
るポリマーは、ポリアルキレン、ポリスチレン、ポリア
リールエーテル、ポリアリールチオエーテル、または(
ことに)ポリアリールエーテル−スルホンまたは一ケト
ンまたは一スルホン/−ケトンのコポリマーであること
が出来る。
本発明は、その第3および第4の面において、ことに前
述のポリアリールエーテルおよびポリアリールチオエ−
テル、とくにポリアリールエーテルスルホンおよびポリ
アリールエーテルケトンおよびその属の混合スルホン−
ケトンであり、ことにポリマー鎖は不活性化剤を含有し
ない、スルホン化可能な芳香族環を含存する。それらの
環の例は、前述と同一または異なるベンゼン環上の、2
エーテルまたはチオエーテル結合をもつフェニレン、2
エーテルまたはチオエーテル結合をもつビフェニレンお
よびまたビスフェニルアルカンである。
ポリマーのスルホニルハライドを製造するとき、無機酸
ハライドは、例えば、POCI、、PCl3またはホス
ゲンであることが出来る。便利には、チオニルハライド
、ことにクロライドを使用する。
好ましくは、無機ハライドは過剰である:チオニルクロ
ライドは、また、ことに出発ポリマーは遊離酸の形態で
あるとき、反応溶媒として役立つ。
弱い第三有機塩基、典型的にはアニリンより強くない、
塩基を存在させることが好ましい。例はピリジン、アル
キルピリジンおよびキノリンである。
非常に適当な塩基は酸素を含有し、この酸素は電子除去
基、ことにアシル、の一部としてとして存在できる。塩
基の量は、出発ポリマーの5030M基に基づいて計指
し手、例えば、60〜200、ことに100〜120モ
ル%である。例は合計6個までの炭素原子を有する脂肪
族カルボン酸のジアルキルアミドである。このような塩
基は周囲温度において好ましくは液体である。便利な塩
基はジメチルホルムアミドまたはジメチルアセトアミド
である。このようなアミドの塩基において、各窒素は塩
基の官能の1モルに寄与する。塩基は存在する酸ハライ
ドと錯塩を形成すると思われる。
無機酸ハライドとの反応後、反応混合物をそれと液体と
の接触によって処理し、この溶媒中にポリマーのスルホ
ニルハライドは不溶性であるが、望ましくない物質は可
溶性である。これは水であることが出来るが、本発明の
第4の面において、好ましくは水不含有機液体である。
このような液体の体積は、反応混合物の体積の少なくと
も2倍であり、そして好ましくは少なくともl000、
ことに少なくとも5000の希釈ファクター(合計の重
量/出発ポリマーの重量)を与えるために十分である。
これは、大気からの水蒸気を引き付けおよび/またはS
oxOH基の形成に導くスルホニルハライドとの副反応
を促進し得る、望まない物質、とくに有機塩基の残基、
が除去されることを保証する。とくに、いったん無機ハ
ライドおよびハロゲン化水素の副生物が除去されたとき
、有機塩基は非常Jこ低いレベルであるか、あるいは事
実存在しないことを確保することは、重要である。なぜ
なら、このような塩基は、無機ノ・ライドの反応を触媒
し、また、ポリマーのスルホニルノーライドと水との反
応のだめの触媒である。したがって、また、液体との接
触は激しく撹拌しながら実施することが好ましい。
有機液体はポリマーのスルホニルクロライドを溶解する
ために十分であってはならないが、反応後にわたって残
る無機酸、反応の有機生成物、およびまた、触媒として
添加した塩基を溶解すべきである。適当な液体はc、−
C,酸素化炭化水素、例えば、アルコール、好ましくは
第ゴまたは第三アルコールである;それはポリマーのス
ルホニルクロライドと反応することが出来るが、この反
応は約15°C以下の温度において有意であるためには
遅すぎる。好ましくは1種より多い有機液体を使用し、
そしてそれらは相互に可溶性であるように選択する。適
当な組み合わせは、第1接触段階(lまたは2以上)に
ついて、アルコール、ことにプロパツール、次いで引き
続く段階(lまたは2以上)、ここでアルコールを除去
する、につl/1て、連発性炭化水素またはハロゲン化
炭化水素(沸点30〜140°C)である:第2液体は
、もちろん、ポリマーを溶解または膨潤してはならない
スルホニルハライドを最後の洗浄工程から乾燥によって
単離することが出来る。ポリマーは5020M以外にS
O□Zを有する単位Iおよび単位IIから本質的に成る
が、好ましい低い5020M含量においてテトラヒドロ
フラン中に特徴ある溶解の性質を有する。ニトロベンゼ
ンは、本発明の第4の面によって提供されるポリマーの
ポリマーのスルホニルハライドの一般性のために適当な
溶媒である。ポリマーは、また、極性有機液体、例えば
、DMSOおよびDMFおよびそれらの混合物中に可溶
性である。それらは、例えば、溶媒流延l、こよって膜
に製作することが出来る。
好ましいポリマーのスルホニルハライドにおいて、ハラ
イドの含量はスルホニルハライドおよびスルホン酸の合
計の99モル%以上、実質的に100モル%であること
が出来る。対応する百分率は、本発明に従いスルホンア
ミド置換ポリアリールエーテルから得られる。これらは
、それらの高いカチオン含量から、好ましい形態を構成
する。
ポリアリールエーテルスルホンアミドから形成しI;膜
は、異なる程度に、置換基の数および構造、親水性に依
存する。それらは分離技術、例えば、イオン交換、逆浸
透および限外濾過に適当である。
それらは、ポリアリールエーテルスルホン酸の膜と異な
り、少なくとも部分的にカチオン性であるので、それら
の実用の範囲はそれらの酸のそれを補うことが出来る。
ポリアリールエーテルスルホニルハライドから形成した
膜は疎水性であるが、反応性であり、それらは親水性と
することができ、次いで分離技術、例えば、イオン交換
、逆浸透および限外濾過ために適当である。膜は単一の
層であり、非対称であることが出来るか、あるいは多孔
性または極性が異なるの膜と組み合わせることが出来る
。単一または組み合わせた膜は、多孔性のポリマーフィ
ルムおよび/または繊aXの層および/またはメツシュ
の層によって機械的に支持することが出来る。支持され
ているかいなかにかかわらず、膜は有利な機械的強さを
示す。
本発明は、その第5の面において、溶解した不純物を含
有する水を、本発明によるカチオンスルホンアミド置換
ポリマーからなる膜の一方の側と接触させ、前記不純物
を含有する水にその溶液の浸透圧を越える静水圧を加え
、そして前記膜の他方の側から精製された水を取り出す
、ことからなる精製された水を製造する方法を提供する
以下の実施例において、次の試験手順を使用した: RV(換算粘度)(ス、100cm3の溶液中のIgの
溶液について25°Oにおいて測定した。溶媒は特記し
ない限りDMFであった。
比抵抗は、既知の厚さの膜によって分離された0、5モ
ルの塩゛化ナトリウムの2つの物体の抵抗から計算した
頭文字のTCEは1.l、l−トリクロロエタンを表す
実施例1 (a)単位1 (X−3o□)およびパラ結合下位単位
(I I I)から成り、各下位単位がso。
H基を有いRVo、5のポリマーのスルホン化によって
製造された、ポリアリールエーテル(51−18g、0
.13モル%(7)So、H) を、塩化チオニル(4
20g)およびDMF(8ml)の撹拌した混合物に、
50’C!において添加し、そしてポリマーが溶解する
まで(約4時間)撹拌した。得られる透明な黄褐色の溶
液を50’Cに5時間保持し、次いで°1500mlの
水冷イソプロパツール中に非常に激しく撹拌しながら濾
過して入れた。生ずる沈澱をフィルター上に集め、イソ
プロパツールで2回すすぎ、次いで60〜8Q’C!の
石油エーテルで2回そして4o〜ao’cの石油エーテ
ルで3回すすいだ。次いで、それを吸引乾燥し、そして
85°Cにおいて一夜真空乾燥した。後述のアミドの分
析から、スルホニルクロライドの含量はその可能な含量
の95%以上であることが明らかにされた。ポリマーの
スルホニルクロライドはテトラヒドロ7ラン中に易溶性
であった。
(b)窒素の流れの中で、そのように形成したポリアリ
ールエーテルスルホニルクロライドの試料(52,27
g、0.12モル)を乾燥ニトロベンゼン(335ml
)に添加し、そしてこの混合物を、すべての固体が溶解
してしまうまで、撹拌しかつ50°Cに加熱した。この
溶液を濾過して微量の溶解しないスルホニルクロライド
を除去し、次いでDMF(380ml)中の1−アミノ
−3−ジメチルアミノプロパン(70ml)の溶液の中
に20分かけて供給した。得られる混合物を3000m
lのイソプロパツール中に入れた。沈澱をフィルター上
に集め、順次にインプロパツールで、次いで希スルホン
酸で洗浄して未処理のジアミンを除去し、次いで水性水
酸化ナトリウムとスラリー化することによって遊離塩基
に転化し、そして、(a)におけるように、水およびイ
ソプロパツールで洗浄し、そして乾燥した。遊離塩基は
DMF中でRVo、70を有した;これはDMF中のス
ルホン酸についての2.04と比較すべきである。NM
R(’H,”C)により、それは酸としてそのスルホニ
ル基の約5%以下を含有するように思われた。(反復バ
ッチにおいて、酸含量は1%より少なく、そして、事実
、NMRによる検出の限界であるかあるいはそれより低
かった)。
(c)DMSO(380m l)中に溶解した(b)か
らの遊離塩基のポリマーの試料(44,89g、0.0
92モル)に、ヨウ化メチル(75g。
0.53モル)の溶液を添加した。この混合物を50℃
に5時間保持し、次いでTCE中に入れた。
沈澱を冷水中でスラリー化し、次いで熱水中でスラリー
化し、次いで4回イングロバノールで洗浄し、そして(
a)におけるように吸引乾燥し、そして乾燥した。得ら
れるポリアリールエーテルスルホンスルホニルアミノプ
ロピルトリメチルアンモニウムイオダイドは、RVl、
75および88ohm  cmの比抵抗 (d)1モル%より少ないスルホン酸を含有しかつテト
ラクロロエタン中に完全に可溶性である、ポリマーのス
ルホニルクロライドの試料を使用して、40℃における
3時間の加熱の終わりに、実施例1 (b)の手順を反
復した。次いで、1(c)と同一濃度であるが、2.3
4倍の多い量で、DMSO中のヨウ化メチルの溶液を添
加した。この混合物をl (c)におけるように加熱し
かつ処理した。生成物は1 (c)のそれと同一であっ
たが、ただし粒子がより粗くかつ取り扱いがより容易で
あった。そのRVは2.27であった。
実施例2 実施例1からのポリアリールエーテルスルホニルクロラ
イドの試料(16g、37.84ミリモル)をモノエタ
ノールアミン(12,2g、200ミリモル)の撹拌し
た溶液に滴々添加し、そしてこの混合物を20 ’Cに
冷却した。ヒドロキシエチルアミド生成物を、インプロ
パツールの添加によって沈澱させ、フィルター上に集め
、石油エーテルで洗浄し、そして乾燥した。
次のスルホンアミドを次の手順によって製造したニ ジエチル     RVo、74  酸含量8%メトキ
シエチル  RVo、62  酸含量8%tert−ブ
チル RVo、82  酸含j15%ピペリジン   
 RVo、55  酸含量、非常に少ない 実施例3 (a)モル比57 : 43で単位■および単位II 
cx=y−sow )から成り、単位の各々がバラ結合
下位単位(I I I)を有し、各下位単位が1つのS
o、H基を有し、RVo、51を有するポリマーのスル
ホン化によって製造された、ポリアリールエーテル(5
0,02g)を、塩化チオニル(712g)およびDM
F (8ml)の撹拌した混合物に、50°Cにおいて
添加し、そしてポリマーが溶解するまで一夜撹拌した。
生成物をその体積の5倍のイソプロパツールに5〜10
℃において激しく撹拌しながら添加した。得られる沈澱
をフィルター上に集め、イソプロパツールで2回すすぎ
、次いで60〜80°Cの石油エーテルで2回再スラリ
ー化し、40〜60°Cの石油エーテルで2回フィルタ
ー洗浄し、次いで85℃で真空乾燥した。テトラヒドロ
フラン中に可溶性の生成物の収率は86%であった。
(b)そのように形成したポリアリールエーテルスルホ
ニルクロライドの試料(13,7g)をニトロベンゼン
(140g)に50°Cで添加し、そして溶解するまで
(30分)撹拌した。この溶液を濾過し、次いでDMF
 (100m1)中の1−メチルアミノ−2−ジメチル
アミノ−エタン(369g、0.036モル)の溶液に
、冷却して温度を約20℃に保持しながら、添加した。
この混合物を2.5時間撹拌した。それに、ジメチルス
ルホキシド(60ml)中のヨウ化メチルの溶液を添加
した。得られる混合物を50°Cで5時間撹拌し、次い
で周囲温度において一夜撹拌した。
この生成物をTCE中に撹拌しながら滴下して、ポリマ
ーのスルホニルメチルアミノエチルトリメチルアンモニ
ウムイオダイドを沈澱させた。沈澱をフィルター上に集
め、次いで冷水、熱水およびイソプロパツールで洗浄し
、そして最後に80°Cで一夜乾燥しt;。
このイオダイドはRVo、94を有した。NMR(’H
1”C)により、それは酸として5%より少ないそのス
ルホン酸基を含有するように思われた。その比抵抗は3
5606  ohm  amであった口 実施例4 (a)モル比57:43で単位Iおよび単位■I (X
=Y−5o□)から成り、単位■中の各ジオキシフェニ
レン下位単位が1つの5osH基を有し、RVo、51
を有するポリマーのスルホン化によって製造された、ポ
リアリールエーテル(120g、0.363モル)を、
塩化チオニル(2000g、16.698モル)および
DMF (24m l、0.312モル)の撹拌した混
合物に、50°Cにおいて添加し、そしてポリマーが溶
解するまで(約4時間)撹拌した。得られる混合物を5
0℃に5時間保持し、次いでその体積の5倍のインプロ
パツールに5〜lO℃において激しく撹拌しながら濾過
して添加した。得られる沈澱をフィルター上に集め、イ
ソプロパツールで42回、次いで石油エーテルで4回洗
浄し、60℃で一夜、次いで90°Cで0.75時間真
空乾燥した。収量115.08g、92.9%。この生
成物はテトラクロロエタン中に易溶性であった。
(b)ニトロベンゼン(645ml)中のそのように形
成したポリアリールエーテルスルホニルクロライドの試
料(100,0g、29.3ミリモル)の溶液を、DM
F (715m l)中の1−アミノ−3−ジメチルア
ミノ−プロパン(164ml、1.318モル)の溶液
に、冷却して温度を約20℃に保持しながら、ゆっくり
添加した。この混合物を2.5時間40°Cに保持した
。得られる混合物をインプロパツール中に注いで、ポリ
マーのスルホニルアミノプロピルジメチルアミン塩酸塩
を沈澱させた。この沈澱をフィルター上に集め、イソプ
ロパツールで4回洗浄し、水で洗浄し、希硫酸で洗浄し
て、未反応のジアミンを除去し、次いで再び水で洗浄し
、水性NaOHで洗浄することによって遊離塩基に転化
し、そして最後に水およびイソプロパツールで洗浄した
。それを−夜真空乾燥した。収量93.74g、84.
5%。
この遊離塩基はDMF中でRVo、40を有した。
NMR(’H,”C)により、それは非常に低い百分率
のそのスルホン酸基を酸として含有するように思われた
(c)DMSO(240ml)中に溶解した(b)から
の遊離塩基の試料に、DMSO(70ml)中のヨウ化
メチル(19,9g)を添加した。この混合物を50℃
に3時間加熱し、次いで冷却し、そしてTCE中に滴下
した。生ずる沈澱をフィルター上に集め、TCEで2回
再スラリー化し、濾過し、冷水、熱水およびイソプロパ
ツールで洗浄した。それを80°Cで一夜乾燥した。生
成物はRVl、02および比抵抗801  ohm  
cmを有した。
実施例5 反復単位I (X−Co、パラエーテル結合)から成る
ポリアリールエーテルケトン(200g)の溶液を98
%の硫酸中で50℃において6日間撹拌し、次いで水中
に入れることによって、出発ポリアリールエーテルを調
製した。このポリマーのスルホン酸はビーズとして沈澱
し、これらを冷水で高度に膨潤するまで洗浄し、次いで
水中に溶解し、濾過し、アンバーライト(Amberl
ete)(登録商標)樹脂(oH型)とイオン交換した
。この溶液を蒸発させてフィルムにした(225g、収
率88%)。RVl、73゜(a)パラ結合した下位単
位をもつ単位I C,X=GO)から成り、各下位単位
がSo、H基を有する、上で調製した、ポリアリールエ
ーテル(28,3g)を、塩化チオニル(500g)8
よびDMF (8ml)の撹拌した混合物に添加し、そ
して50℃においてポリマーが溶解するまで撹拌し、次
いで5時間撹拌した。この生成物を、激しく撹拌しなが
ら、その体積の5倍の氷冷イソプロパツールに添加した
。生ずる沈澱をフィルター上に集め、インプロパツール
で洗浄し、次いで6〇−80℃の石油エーテルで洗浄し
、40−60°Cの石油エーテルで2回再スラリー化し
、次いで80°Cにおいて真空乾燥した。
テトラクロロエタン中に可溶性のこの生成物の収量は7
26.7g、90%であった。
(b)そのように形成したポリアリールエーテルスルホ
ニルクロライドの試料(13,0g)を45分かけてニ
トロベンゼン(180g)に2500において添加し、
そして溶解するまで(30分)撹拌した。この溶液を圧
力均等化滴下漏斗中に濾過し、そして窒素下にDMF 
(150m l)中の1−アミノ−3−ジメチルアミノ
プロパン(49g)の溶液に滴々添加した。この混合物
を40℃で3時間撹拌した。これに、ジメチルスルホキ
シド(60m’l)中のヨウ化メチル(52g)の溶液
を添加した。得られる混合物を50°Cで5時間撹拌し
た。生成物を撹拌しながらTCE中に滴下して、ポリマ
ーのスルホニルアミノプロピルトリメチルアンモニウム
イオダイドを沈澱させた。この沈澱をフィルター上に集
め、TCE中で2回再スラリー化し、再びフィルター上
に集め、次いで冷水、熱水およびイソプロパツールで洗
浄し、そして最後に80℃で一夜真空乾燥した。収量1
4゜9g、70%。
(C)同一のポリアリールエーテルスルホニルクロライ
ドの試料(7,2g)を45分かけてニトロベンゼン(
60g)に添加し、そして溶解するまで(30分)撹拌
した。この溶液を濾過して圧力均等化滴下漏斗中に入れ
、そして窒素下にDMF(100ml)中の1−メチル
アミノ−2−ジメチルアミノエタン(2,5g)中の溶
液に滴々添加した。この混合物を40°Cで3時間撹拌
した。これに、ジメチルスルホキシド(50ml)中の
ヨウ化メチル(12g)の溶液を添加した。
この生成物をTCE中に撹拌しながら滴下して、ポリマ
ーのスルホニルメチルアミノエチルトリメチルアンモニ
ウムイオダイドを沈澱させた。この沈澱をフィルター上
に集め、次いで冷水、熱水およびイソプロパツールで洗
浄し、そして最後に80°Cで一夜真空乾燥した。収量
7.5g、70%。
実施例6 逆浸透による洗浄の精製 実施例1(d)において調製したポリマー(12g)を
DMF(18g)中に溶解した。この溶液を50ミクロ
ンのフィルターを通して濾過し、そして300Orpm
において30分間遠心した。
この溶液のビード(b e a d)をきれいな乾燥し
たガラス板上に注ぎ、そしてナイフのブレードを使用し
て500ミクロンの厚さに広げた。この板を炉内で10
0°Cで16時間乾燥した。得られるポリマーのフィル
ムは、65ミクロンの平均の厚さを有することが分かっ
た。
このフィルムの試料を切断し、そして逆浸透試験のセル
内に配置した。0.2重量%の塩化ナトリウムの溶液を
、このフィルムの表面にわたって、25°Cおよび60
0ps iの圧力を加えて通過させた。24時間後、こ
のフィルムは98.4%の塩の拒否率および1.877
XI O−”m”/秒/Paの透過性を有することが分
かった。フィルムの第2片を同一試料から切断し、同様
に試験し、そしてこのフィルムは98.2%の塩の拒否
率および1.209X10−”m”/秒/ P aの透
過性を有することが分かった。
実施例7 逆浸透による洗浄の精製 実施例3(b)において調製したポリマー(3g)をD
MF(7g)中に溶解した。この溶液を50ミクロンの
フィルターを通して濾過し、そして300Orpmにお
いて30分間遠心した。この溶液のビード(b e a
 d)をきれいな乾燥したガラス板上に注ぎ、そしてナ
イフのブレードを使用して250ミクロンの厚さに広げ
た。この板を炉内で100°Cで16時間乾燥した後、
得られるポリマーのフィルムは41ミクロンの平均の厚
さを有することが分かった。このフィルムの試料を切断
し、そして逆浸透試験のセル内に配置した。
0.2重量%の塩化ナトリウムの溶液を、このフィルム
の表面にわたって、25℃および500ps1の圧力を
加えて通過させた。24時間後、このフィルムは96.
3%の塩の拒否率および2.733 X I O−”m
’/秒/ P aの透過性を有することが分かった。。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、Oおよび/またはSおよび/または直接結合を介し
    てその鎖中の隣接環に結合する芳香族環を有し、前記芳
    香族環の少なくともあるものは核の置換基のスルホンア
    ミド基SO_2NR′R″を有し、ここでR′は脂肪族
    の非置換もしくは置換の炭化水素基であり、そしてR″
    は水素または非置換もしくは置換の炭化水素基であり、
    前記隣接環は反復単位PhXPhの一部であり、ここで
    Phはパラフェニレン環であり、そしてXはSO_2お
    よび/またはCOであり、そして前記隣接環は前記芳香
    族環のモル比率に少なくとも等しいモル比率で存在する
    、ことを特徴とするアリール−エーテルおよび/または
    アリール−チオエーテルのポリマー。 2、O、Sまたは直接結合を介してその鎖中の隣接環に
    結合する芳香族環を有し、前記芳香族環の少なくともあ
    るものは核の置換基のスルホンアミド基 SO_2N(R”’)−G−N−R””_n式中、 R”’およびR””は水素または非置換もしくは置換の
    炭化水素基であり、そして同一であるか、あるいは異な
    ることができ、 nは2または3であり、そして Gは直接結合またはC_2_0までのアルキレンまたは
    アリーレンである、 を有する、ことを特徴とするアリール−エーテルおよび
    /またはアリール−チオエーテルのポリマー。 3、式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、XはSO_2またはCOであるか、あるいは部分
    的にSO_2、部分的にCOである、を含有し、置換基
    I I I I I I ▲数式、化学式、表等があります▼ の少なくとも85%は少なくとも1つのスルホンアミド
    基SO_2NR’R”またはSO_2N(R”’)−G
    −NR””_nを有する特許請求の範囲第1または2項
    記載のポリマー。 4、また、単位 I I : ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中はYはSO_2またはCOであるか、あるいは部分
    的にSO_2、部分的にCOである、を含有する特許請
    求の範囲第3項記載のポリマー。 5、複数の基SO_2Z(ここでZはハロゲンまたはN
    R’R”である)および可能ならば、また、基SO_2
    OM(ここでMは原子価mのカチオンの1/mである)
    を有し、前記基SO_2ZはSO_2ZおよびSO_2
    OMの合計の少なくとも95モル%であることを特徴と
    するポリマー。 6、基SO_2OM(ここでMは原子価mのカチオンの
    1/mである)を有する対応するポリマーを無機ハライ
    ドと反応させ、そして前記反応の生成物を液体との接触
    により処理し、そして前記処理の間実質的に無水条件を
    維持することを特徴とする、複数の基SO_2Z’(こ
    こでZ’はハロゲンである)を有するポリマーを製造す
    る方法。 7、弱い第三有機塩基の存在下に前記反応を実施する特
    許請求の範囲第6項記載の方法。8、反応混合物をアル
    コールと接触させ、次いで揮発性炭化水素と接触させる
    ことを含む特許請求の範囲第6または7項記載の方法。 9、特許請求の範囲第1項記載のポリマーの少なくとも
    1種を含んでなることを特徴とする、分離技術、例えば
    、イオン交換、逆浸透または限外濾過に適当な膜。 10、溶解した不純物を含有する水を、特許請求の範囲
    第1〜5項のいずれかに記載のカチオンスルホンアミド
    置換ポリマーからなる膜の一方の側と接触させ、前記不
    純物を含有する水にその溶液の浸透圧を越える静水圧を
    加え、そして前記膜の他方の側から精製された水を取り
    出す、ことを特徴とする精製された水を製造する方法。
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