JPH0248232A - 4輪駆動車用動力伝達装置 - Google Patents

4輪駆動車用動力伝達装置

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JPH0248232A
JPH0248232A JP19846088A JP19846088A JPH0248232A JP H0248232 A JPH0248232 A JP H0248232A JP 19846088 A JP19846088 A JP 19846088A JP 19846088 A JP19846088 A JP 19846088A JP H0248232 A JPH0248232 A JP H0248232A
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JP
Japan
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gear
mount case
clutch
gear mount
transmitted
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Application number
JP19846088A
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English (en)
Inventor
Mitsutaka Ito
伊藤 光孝
Takeshi Inuzuka
武 犬塚
Takemasu Kano
威倍 加納
Fumitomo Yokoyama
横山 文友
Tatsuya Iwatsuki
岩附 龍矢
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Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、横置きエンジンに適合されたトランスミッシ
ョンに付設される4輪駆動車用動力伝達装置に係り、詳
しくはクラッチにて前輪への伝達トルクを制御するFR
(フロントエンジン・リヤドライブ)ベースのセンター
クラッチ、方式の4輪駆動車用°動力伝達装置に関する
(II)  従来の技術 本出願人は、例えば特開昭82−245310号(未公
開)に示すように、目動変速機等のトランスミッション
からのトルクを1111輪側及び後輪側に分岐して伝達
するセンターディファレンシャル装′f1(センターデ
フ)と、慈センターデフの差動を制御する差動制御装置
とを備えてなる4輪駆動車用動力伝達装置において、差
動制御装置がiu式l t?ff材クラツクラッチ圧ア
クチュエータからなり該油圧アクチュエータにう・イン
圧または該ライン圧をレギュレータバルブにて所定割合
にて減圧した所定油圧を供給して、常時前記湿式摩擦材
クラッチを所定圧着力で接続してなる4輪駆動車用動力
伝達装置を提案した。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上述4輪駆動車用動力伝達装置は、運転者が面倒な切換
え操作することなく所定4輪駆動状態を維持し得、車輌
の発進加速性能、高速直進性能及び操安性等の諸性能を
向上すると共に、タイトコーナブレーキング現象及びタ
イヤの早期摩耗を防止し得るが、センターデフアッシー
な有するため、その背高価になると共に重量増加の原因
となり、更にセンターデフの回転弁燃費がダウンづる。
一方、近時、自動車のワイドバリエーション化によりト
ランスミッションも4輪駆動車用を含めて多数の種類が
必要となるが、これら多数のトランスミッションをなる
べく共通のライン及び部品を使って製造するのが、好ま
しい。
そこで、本発明は、上述4輪駆動車用動力伝達装置を基
本として、そのセンターデフを省くと共に、その差動を
機械的にロックするメカロック機構(例えば特1頭昭6
2−245319号:未公開)を利用して、FRベース
の動力伝達装置となすと共に油圧アクチュエータ及び湿
式摩擦材クラッチを用いて前輪側への伝達トルクを制御
し、もって上述課題を解消した4輪駆動車用動力伝達装
置を提供することを目的とするものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例え
ば第1図を参照して示すと、フロントアクスル軸(22
)上に、トランスミッション(4)から動力伝達される
入力ギヤ(41)を固設した第1のギヤマウントケース
(26)及び後車輪側へ動力伝達するリングギヤ(23
)を固設した第2のギヤマウントケース(32)を回転
自在に支持し、かつ前記第1のギヤマウントケース(2
6)内に、フロントディファレンシャル装置(5)、湿
式摩擦材クラッチ(43)及び該クラッチ(43)を制
御する油圧アクチュエータ(45)を収納してなる4輪
駆動車用動力伝達装置(8)において、前記第1のギヤ
マウントケース(26)と前記第2のギヤマウントケー
ス(32)とを継手(42)を介して連結し、前記入力
ギヤ(41)からの前記第1のギャマウ・ントケース(
26)の回転を、前記継手及び第2のギヤマウントケー
ス(32)を介して後車輪側へ伝達すると共に、前記湿
式摩擦材クラッチ(43)を介して前記フロントディフ
ァレンシャル装jj? (5)のデフキャリヤ(5c)
に伝達してなることを特徴としている。
また、前記トランスミッション(4)が、ライン圧によ
って係合作動される多数のyXg、擦係合要素により、
ギヤの駆動経路を自動的に変更される自動変速機(1)
であり、かつ+iil記油圧アクチュエータ(45)に
、前記ライン圧またはライン圧に依存する油圧を常に供
給して、前記湿式摩擦材クラッチ(43)を所定圧着力
で接続する。
また、前記油圧アクチュエータ(45)は、ダブルピス
トン(46)、(47)から構成される。
(ホ)作用 以上構成に基づき、トランスミッション(4)から伝達
されたエンジンの回転は、入力ギヤ(41)を経て第1
のギヤマウントケース(26)に伝えられる。更に、該
第1のギヤマウントケース(26)の回転は継手(42
)を介して第2のギヤマウントケース(32)に伝達さ
れて後車輪側に伝達される。そして、所定係合力にて係
合している湿式摩擦材クラッチ(43)を介して、所定
トルクがフロントディファレンシャル装置(5)のデフ
キャリヤ(5C)に伝達されてフロントアクスル軸(2
2)に伝達される。
また、操舵時等に前後輪の間に回転差が生じた場合は、
ライン圧を低下して油圧アクチュエータ(45)により
クラッチ(43)の圧着力を調整し、該クラッチ(43
)をスリップして上述回転差を吸収する。
(へ)実施例 以下、図面に沿って、本発明を適用した4輪駆動車用動
力伝達装置を付設した自動変速機について説明する。
4速自動変速機1は、第2図に示すように、ロックアツ
プクラッチ2bを備えたトルクコンバータ2、フロント
プラネタリギヤコ3a及びリヤプラネタリギヤ3bから
なる第1のプラネタリギヤユニット3を有している。そ
して、これらプラネタリギヤ3a及び3 bのサンギヤ
3aS、3bSがリヤシャフト32に被嵌している中空
軸にそれぞれ形成されている。また、フロントプラネタ
リギヤ3aのリングギヤ3aRと入力軸31とがフォワ
ードクラッチC1を介して連結されており、サンギヤ3
aS、3bSと入力軸31とがダイレクトクラッチC2
を介して連結されている。また、該サンギヤ3aS、3
bSが第1のワンウェイクラッチF1を介して2 n 
<3ブレーキ132にて係1トされるように構成されて
いる。そして、フロントプラネタリギヤ3aのピニオン
3aPを支持するキャリヤ3aCがリヤシャフト32に
接続されており、更にリヤプラネタリギヤ3bのピニオ
ン3bpを支持するキャリヤ3bCが第2のワンウェイ
クラッチF2及び1 st&リバースブレーキB3にて
係止されるように構成されている。また、リヤプラネタ
リギヤ3bのリングギヤ3b1くかリヤシャフト32に
接続されており、該リヤシャフト32の端部にはカウン
ターシャフトドライブギヤ33が固設されている。そし
て、該カウンターシャフトドライブギヤ33はカウンタ
ーシャフト37に固設されたカウンターシャフトドリブ
ンギヤ39に、噛合しており、該カウンターシャフト3
7には第2のプラネタリギヤユニット4が配設されてい
る。該ギヤユニット4はシングルプラネタリギヤからな
り、そのリンクギヤ4Rが119記カウンターシヤフト
37に連結しており、またピニオン4Pを支持するキャ
リヤ4Cか出力ギヤ40に連結している。そして、サン
ギヤ4Sとキャリヤ4CとがダイレクトクラッチC3を
介して連結されており、またサンギヤ4Sがアンダード
ライブブレー−’VB4及び第3のワンウェイクラッチ
F3にて係止される。
更に、該第2のプラネタリギヤユニット4の出力ギヤ4
0はフロントアクスル軸22上に配設されているフロン
トディファレンシャル装置5のギヤ51に噛合している
。そして、該フロントディファレンシャル装置5は第1
のギヤマウントケース26に収納されており、該第1の
ギヤマウントケース26は継手42によりフロントアク
スル軸22r上に前記第1のギヤマウントケースと同軸
状に配置された第2のギヤマウントケース32に連結さ
れている。上記第1のギヤマウントケース26、第2の
ギヤマウントケース32及び継手42、そして後述する
クラッチ43、フロントディファレンシャル装置5によ
り4輪駆動車用動力伝達袋T18が構成されている。
ついで、本発明を具体化した一実施例を第1図に沿って
説明する。
4輪駆動車用動力伝達装置8を備えた自動変速機1は、
トルクコンバータ2、第1の自動変速機構部3及び第2
の自動変速機構部4を有しており、これら各部は互いに
接合されるトランスアクスルハウジング11、トランス
アクスルケース12、リヤカバー13及びトランスファ
ーケース18に収納されている。また、゛トルクコンバ
ータ2はロックアツプクラッチ2bを有しており、エン
ジンクランク軸の回転がこれらを介して入力軸31に伝
達されるようになつている。また、第1の自動変速機構
部3はクラッチCI、C2、ブレーキB2.B3、及び
ワンウェイクラッチF”l、F2にて適宜制御されるプ
ラネタリギヤ3a、3bからなり、また第2の自動変速
機構部4はクラッチC3、ブレーキB4及びワンウェイ
クラッチF3にて適宜制御されるプラネタリギヤからな
つている。そして、入力軸31の回転がこれらプラネタ
リギヤを介して1速、2速、3速及びオーバドライブそ
してリバースの各変速段に適宜変速され、カウンターシ
ャフト37に回転自在に支持されている出力ギヤ40に
伝達されるようになっている。更に、該ギヤ40はリン
グギヤ41に噛合しており、該ギヤ41は第1のギヤマ
ウントケース26に固定されている。該マウントケース
26は、分割ケース片からなると共にボルト33により
ギヤ41と共線めされており、かつケースにテーパート
ローラベアリング35a、35bにより支持され、そし
てその内部に、フロントディファレンシャル装置5及び
該フロントディファレンシャル装置への伝達トルクを制
御するクラッチ装置10が収納されている。
そして、フロントディファレンシャル装置n5は、第1
のギヤマウントケース26内に後に詳述する2個のニー
ドルベアリング36a、36bにより回転自在に支持さ
れているフロントデフケース5Cを有しており、該デフ
ケース5Cはピニオン5pを支持するピニオン軸5dを
縦方向に支持してキャリヤ、を構成しており、また左右
サイドギヤ5a、5bが左右方向に延びて回転自在に支
持されており、そして各サイドギヤ5a、5bにはそれ
ぞれ左右フロントアクスル軸22I2,22rがそれぞ
れ動力伝達可能に連結されている。
また、前記第1のギヤマウントケース26の右側、即ち
、エンジンの後方に左右二分割可能なトランスファーケ
ース18が組付けられていて、このトランスファーケー
ス18内に第1のギヤマウントケース26、フロントデ
ィファレンシャル装置5と同軸的にトランスファ一部7
が組付けられている。該トランスファ一部7は第2のギ
ヤマウントケース32を有しており、該第2のギヤマウ
ントケース32は左右二分割可能であって、ハイポイド
ギヤからなる後輪駆動用のリングギヤ23を一体的に支
承していると共に、トランスファーケース18に一対の
テーパートローラベアリング27.27を介して回転可
能に支持されている。
そして、リングギヤ23にはドライブシャフト30に形
成されたハイポイドギヤからなるギヤ31か常時噛合し
ており、該ドライブシャフト30はユニバーサルジヨイ
ント38、図示されていない公知のプロペラシャフト及
びリヤディファレンシャル装置を介して左右リヤアクス
ル軸に動力伝達可能に連結されている。更に、該第2の
ギヤマウントケース32はスライド継手42を介して第
1のギヤマウントケース26に連結されている。また、
右フロントアクスル軸22rにはデフキャリヤ5cに連
結されたスリーブ25が被嵌しており、該スリーブ25
と該スリーブ25に被嵌している第1のギヤマウントケ
ース26軸方向端部との間にはブツシュ24が介在して
いる。
また、クラッチ装置10は、フロントディファレンシャ
ル装置5を覆うようにかつ該装置5と同軸的に設けられ
た第1のギヤマウントケース26内に配置されており、
湿式摩擦材クラッチ43及びその油圧アクチュエータ4
5からなる。該クラッチ43はそのセパレータプレート
が第1のギヤマウントケース32に連結されかつそのフ
リクションプレートかデフケース5Cに連結されており
更にこれらプレートは油圧アクチュエータ45にて押圧
側(卸される。また、油圧アクチュエータ45は第1の
ギヤマウントケース26に形成されたシリンダ内に油密
状に収納されている第1ピストン46及び第2ピストン
47、そして両ピストン間に位置して油密状に配置され
ている反力板49を有しており、これらピストンは、第
1ピストン46が第2ピストン47の外周鍔部に当接し
、かつ反力板49がシリンダ端面に当接して、ダブルピ
ストンを構成している。また、トランスファーケース1
8にはクラッチ装置10用のソレノイド54を有するパ
ルシュニット50が設置されており、該ユニット50か
らの制御油圧がパイプ51、油路52,53を介して油
圧アクチュエータ45の第1油室45a及び第2油室4
5bに作用している。
なお、前記スライド継手42は、例えば特願昭62−2
45319号(未公開)にて提案したように、センター
ディファレンシャル装置を有する4輪駆動車用動力伝達
装置において、検査時等にセンターディファレンシャル
装置を機械的にロックする装置をそのまま用いたもので
あり、また第1のギヤマウントケース26、クラッチ装
置10、フロントディファレンシャル装置5、そして第
2のギヤマウントケース32も前記既に提案したセンタ
ーディソアレンシャル装置を有する4輪駆動車動力伝達
装置のものをそのまま用いたものである。即ち、既に提
案したセンターディファレンシャル装置を有する4輪駆
動車用動力伝達装置から、センターディファレンシャル
装置を取外すことにより、上述実施例が構成されている
以上構成に基づき、エンジンの回転は、トルクコンバー
タ部2を介して第1の自動変速機活部3及び第2の自動
変速a 横部4に伝達されて各クラッチC1,C2,C
3、及び各ブレーキB2.B3、B4の作動により1速
、2速、3速及びオーバドライブそしてリバースの各変
速段に適宜変速されて出力ギヤ4oに伝達される。更に
、出力ギヤ40に伝達された回転はギヤ41を介して第
1のギヤマウントケース26に伝達される。そして、ス
ライド継手42は常時接続されており、第1のギヤマウ
ントケース26の回転はスライド継手42を介して第2
のギヤマウントケース32に伝達され、更に該回転はギ
ヤ23,31及びドライブシャフト30を介し°r f
& 輪をも駆動し、4輪駆動状態となる。
一方、第1のギヤマウントケース26の回転は、所定係
合力にて係合しているクラッチ43を介してフロントデ
ィファレンシャル装置5に伝達される。そして、該回転
はフロントディファレンシャル装に5から左右のフロン
トアクスル軸2212.22rに伝達されて前輪が駆動
される。
この際、通常の走行時、バルブユニット50のソレノイ
ドバルブ54がオン状態にあり、ライン圧又は該ライン
圧に比例して減圧されたクラッチ圧は、パイプ51及び
油路52,53を介して油圧アクチュエータ45に供給
され、第1のピストン46及び第2のピストン47を作
動して湿式摩擦材クラッチ43が所定係合力にて係合状
態にある。即ち、該クラッチ43か前記ライン圧等に対
応する圧着力に基づく、所定トルクをフロントディファ
レンシャル装置5に伝達する。従って、通常走行時は、
ライン圧は高く、クラッチ43は前輪へのトルク伝達を
後輪へのトルク伝達に近づくように動力伝達し、前後車
輪の回転差を吸収しつつ、4輪駆動走行を維持する。ま
た、登板時は、ライン圧は更に高くなり、前輪へのトル
ク伝達も後輪へのトルク伝達と略々同量となり、4輪駆
動車状態となる。そして、車庫入れ等でステアリングを
大きく切った場合、この場合は低速走行となってライン
圧は低く保たれ、従ってクラッチ43の圧着力も弱く、
該クラッチ43をスリップしてタイトコーナブレーキン
グ現象を回避する。また、バルブユニット50をオフし
て、クラッチ43を解放し、ff2 FQ駆動のみで用
いることも可能である。
なお、上述実施例は、第1のピストン46と第2のピス
トン47を同時に作動して、該ダブルピストンを単なる
倍力機構どして用い°Cいるが、これらピストン46.
47をそれぞれ個別に操作して、クラッヂ係合力を制御
するようにし°Cもよい。
(ト)発明の詳細 な説明したように、本発明によると、第1のギヤマウン
トケース(2(5)と第2のギヤマウントケース(32
)とを継手(42)を介して連結し、入力ギヤ(41)
からの前記第1のギヤマウントケース(26)の回転を
、前記継手(42)疎び第2のギヤマウントケース(3
2)を介して後車輪側へ伝達すると共に、湿式摩擦材ク
ラッチ(43)を介してフロントディファレンシャル装
置(5)のデフキャリヤ(5c)に伝達するように構成
したので、既に提案した4@駆動車用動力伝達装置から
センターディファレンシャル装置を排除するだけの極め
て簡単な変更により、クラッチ(43)による伝達動力
調整方式の4輪駆動車用動力伝達装置を得ることができ
、かつセンターディファレンシャル装;6のない簡単な
構成でありながら、加速性能、高速直進性能及び操安性
等の諸性能を維持・向上することができる。更に、セン
ターディファレンシャル装置を廃止することにより、車
輌の重置増加を防止できると共に燃費を向上でき、更に
コスト低減も図ることができる。
また、トランスミッション(4)がライン圧により係合
作動される多数の阜擦係合要素によりギヤの駆動経路を
自動的に変更される自動変速機(1)であり、かつ油圧
アクチュエータ(45)に、ライン圧又はライン圧に依
存する油圧を常に供給して、湿式摩擦材クラッチ(43
)を所定圧着力で接続する面倒な操作をすることなく、
通常走行実施例には適正な4輪駆動状態を保持できると
共に、車庫入れ時及びタイトコーナ走行時等はクラッチ
か滑ることによりタイトコーナブレーキング現象を自動
的回避することができる。
また、油圧アクチュエータをダブルピストンにて構成す
ると、コンパクトな構成にて大きなりラッチ圧着力を得
ることができ、また該ダブルピストンを別操作すると、
クラッチ圧着力を制御して、きめ細かい4輪駆動制御が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る4輪駆動車用動力伝達装置を設置
した自動変速機の全体断面図であり、第2図はその構成
を示す概略図である。 1・・・自動変速機   3・・・トランスミッション
(第1の自動変速機構部)   4・・・トランスミッ
ション(第2の自動変速機構部)   5・・・フロン
トディファレンシャル装置i7  、 5c・・・デフ
キャリヤ   8・・・4輪駆動車用動力伝達装′It
   22・・・フVコントアクスル軸23・・・リン
グギヤ   26・・・第1のギヤマウントケース  
 32・・・第2のギヤマウントケース   41・・
・入力ギヤ   42・・・継手、43・・・湿式摩擦
材クラッチ   45・・・油圧アクチュエータ   
46.47・・・ダブルピストン 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、フロントアクスル軸上に、トランスミッションから
    動力伝達される入力ギヤを固設した。 第1のギヤマウントケース及び後車輪側へ動力伝達する
    リングギヤを固設した第2のギヤマウントケースを回転
    自在に支持し、かつ前記第1のギヤマウントケース内に
    、フロントディファレンシャル装置、湿式摩擦材クラッ
    チ及び該クラッチを制御する油圧アクチュエータを収納
    して成る4輪駆動車用動力伝達装置において、 前記第1のギヤマウントケースと前記第2 のギヤマウントケースとを継手を介して連結し、 前記入力ギヤからの前記第1のギヤマウン トケースの回転を、前記継手及び第2のギヤマウントケ
    ースを介して後車輪側へ伝達すると共に、前記湿式摩擦
    材クラッチを介して前記フロントディファレンシャル装
    置のデフキャリヤに伝達してなる、 4輪駆動車用動力伝達装置。 2、前記トランスミッションが、ライン圧によって係合
    作動される多数の摩擦係合要素により、ギヤの駆動経路
    を自動的に変更される自動変速機であり、かつ前記油圧
    アクチュエータに、前記ライン圧またはライン圧に依存
    する油圧を常に供給して、前記湿式摩擦材クラッチを所
    定圧着力で接続してなる、 請求項1記載の4輪駆動車用動力伝達装 置。 3、前記油圧アクチュエータが、ダブルピストンからな
    る、 請求項1記載の4輪駆動車用動力伝達装 置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6898854B2 (en) 2002-06-07 2005-05-31 Black & Decker Inc. Modular power tool
JP2010202190A (ja) * 2000-04-07 2010-09-16 Gkn Driveline Japan Ltd 動力伝達装置

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