JPH0219343B2 - - Google Patents

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JPH0219343B2
JPH0219343B2 JP56093360A JP9336081A JPH0219343B2 JP H0219343 B2 JPH0219343 B2 JP H0219343B2 JP 56093360 A JP56093360 A JP 56093360A JP 9336081 A JP9336081 A JP 9336081A JP H0219343 B2 JPH0219343 B2 JP H0219343B2
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JP
Japan
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gear
output
planetary gear
input shaft
transmission unit
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JP56093360A
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Inventor
Masakatsu Miura
Takeshi Inuzuka
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Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0219343B2 publication Critical patent/JPH0219343B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H47/00Combinations of mechanical gearing with fluid clutches or fluid gearing
    • F16H47/06Combinations of mechanical gearing with fluid clutches or fluid gearing the fluid gearing being of the hydrokinetic type
    • F16H47/08Combinations of mechanical gearing with fluid clutches or fluid gearing the fluid gearing being of the hydrokinetic type the mechanical gearing being of the type with members having orbital motion
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
    • F16H3/44Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion
    • F16H3/62Gearings having three or more central gears
    • F16H3/64Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains, the drive always passing through all the trains, each train having not more than one connection for driving another train

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は自動車用4段式自動変速機に関する。 [従来技術] 近年燃費低減を図るためオーバドライブ付4段
変速自動変速機が製品化されている。また小型軽
量化をねらいとしてフロントエンジン・フロント
ドライブ式の自動車(以後FF車という)化への
傾向も著しい。 特にエンジン横置FF式の小型車においては、
全幅寸法の制約から前進4段変速自動変速機を搭
載することは困難であつた。またエンジン横置
FF車に多用されるトランスフアアクスル(トラ
ンスミツシヨン+デイフアレンシヤル)式の動力
伝達にはヘリカルギヤが用いられ、その軸受とし
てはプレロードを必ず必要とするテーパードロー
ラベアリングが用いられるので、組付性が悪く、
また受圧を必要とすることにより引きづりトルク
ロスが大きく燃費低減の阻害原因になつていた。 [発明が解決しようとする問題点] そこでUSP3158040号公報第1図に示されるよ
うに、第1軸に減速または直結段を達成する遊星
歯車変速機構を有し、第2軸には増速または直結
段を有する遊星歯車変速機構を有し、第1軸と第
2軸とをチエーンを介して連結したものが開示さ
れている。これにより上記問題点を解決すること
ができるが、第1軸に減速または直結段を達成す
る遊星歯車変速機構を有した構成であり、第2軸
には減速されたトルクが掛かるので、第1軸と第
2軸の間を連結するチエーンの剛性を図るために
チエーンを太くしなければならなく、コンパクト
な構成を達成することはできない。 そこで本発明は、第1軸に増速または直結段ま
たは後進段を達成する遊星歯車変速機構を有し、
第2軸に減速または直結段を達成する遊星歯車変
速機構を有し、前記第1軸と第2軸をチエーンを
介して連結し、更に第2軸とデイフアレンシヤル
を有する第3軸をチエーンを介して連結し、前記
デイフアレンシヤルとチエーンの間に減速装置を
配設する構成により、コンパクトな構成でしかも
上記問題点を解消するとともに歯車ノイズの低
減、組付性の向上、引きづりトルクロスの低減に
よる燃費低減が可能な自動変速機の提供を目的と
する。 [問題点を解決するための手段] 本発明は、上述事情に鑑みてなされたものであ
つて、例えば第2図または第3図に示すように、
エンジンからの動力を流体的に伝達せしめるトル
クコンバータ300と、該トルクコンバータ30
0からの出力軸1に直列的に連結される第1の入
力軸2と、該第1の入力軸2上に同心的に配設さ
れ増速または直結段または後進段を達成する第1
プラネタリギヤ変速ユニツト20と、前記第1の
入力軸2に平行的に配設された第2の入力軸6
と、該第2の入力軸6上に同心的に配設され増速
または直結段を達成する第2プラネタリギヤ変速
ユニツト40と、前記第1及び第2の入力軸に平
行的に配設された出力軸10Aと該出力軸10A
上に同心的に配設された減速装置61及び差動装
置62とからなる出力ユニツト60とを備えた自
動変速機において、前記第1プラネタリギヤ変速
ユニツトの第1の出力部4と前記2プラネタリギ
ヤ変速ユニツトの第2の入力部5及び前記第2プ
ラネタリギヤ変速ユニツトの第2の出力部8と前
記出力ユニツトの第3の入力部9はそれぞれチエ
ーン70,80で連結され前記出力ユニツト内の
減速装置61は前記第2プラネタリギヤ変速ユニ
ツトの出力部8と前記第3の入力部9を連結する
チエーン80と前記差動装置62との間に配設さ
れたことを特徴とする。 〔作用及び効果〕 本発明の自動変速機は2組のプラネタリギヤセ
ツトで前進4段後進1段の歯車変速機を構成し、
平行的に配された3組の軸を有し、第1組の軸上
に第1プラネタリギヤセツトを備える第1プラネ
タリギヤ変速ユニツト、第2組の軸上に第2プラ
ネタリギヤセツトを備える第2プラネタリギヤ変
速ユニツト、出力軸である第3組の軸上に減速装
置を備える出力ユニツトを設けた構成により、構
成要素を均等化して立体的に分散配置して、軸方
向寸法を最大限に短縮でき、軸方向スペースの小
さいエンジン横置FF式の小型車に搭載可能とな
り、また上記各組の軸間の動力伝達がチエーンで
行われ、テーパードローラベアリングを廃した構
成により、歯車ノイズの低減、組付性の向上、引
きずりトルクロスの低減による燃費の低減が可能
となるという効果を有する。 [実施例の説明] 以下、図面に沿つて本発明を具体化した実施例
に基いて説明する。 第1,2図は本発明にかかる自動変速機100
を示し、その歯車変速装置200が第2図に示さ
れている。第3図は歯車変速装置200の概略骨
格図である。 自動変速機100は、流体式トルクコンバータ
300と歯車変速装置200と油圧制御装置40
0とから構成される。歯車変速装置200は、第
1プラネタリギヤセツト30を備える第1プラネ
タリ変速ユニツト20と、第2プラネタリギヤセ
ツト50を備える第2プラネタリ変速ユニツト4
0と、減速機61及び差動装置62を備える出力
ユニツト60とから構成され、前記第1プラネタ
リ変速ユニツト20の出力ギヤ(第1の出力部)
4と、前記第2プラネタリ変速ユニツト40の入
力ギヤ(第2の入力部)5が第1のチエーンで連
結され、前記第2プラネタリ変速ユニツト40の
出力ギヤ(第2の出力部)8と前記出力ユニツト
60の入力ギヤ(第3の入力部)9が第2のチエ
ーン80で連結されている。 自動変速機のケース110はエンジン側即ち第
2図における上側(以下同じ)のフロントケース
120と、該フロントケース120後端即ち第2
図における下端(以下同じ)に連結されるリアケ
ース130とで主体部をなす。 フロントケース120は、エンジン側が開いた
トルクコンバータケース121と、該トルクコン
バータケース121の側方に連続して設けられ、
後側が開いた出力ユニツトケース63の前部12
2と、両者に連続して隣接された第2変速ユニツ
トフロントカバー123とが一体に形成され、リ
アケース130は前記トルクコンバータケース1
21の後側に連結される第1変速ユニツトケース
140と、該第1変速ユニツトケース140の側
方に連続して隣接された第2変速ユニツトケース
150と、該第2変速ユニツトケース150の前
部に形成された出力ギヤルーム8Aの側方に設け
られた出力ユニツトケース63の後部160とが
一体に形成されている。 自動変速機のケース110は、前記フロントケ
ース120とリアケース130が連結され、前記
第1及び第2変速ユニツトケース140,150
の後端は一体に形成された共通のリアカバー16
0で蓋閉され、前記出力ユニツトケース63の後
端はリアカバー170で蓋閉され、前記第1変速
ユニツトケース140の上部に油圧制御装置ケー
ス180が装着されてなる。 第1変速ユニツトケース140は、中心部に筒
状センタサポート141が設けられた中間支壁1
42を有し、先端の前部支壁143には前記セン
タサポート141と同軸心で後ろ向きの筒状フロ
ントセンタサポート144が形成され、前記共通
リアカバー160の所定位置には前記センタサポ
ート141と同軸心で前向きの筒状リアセンタサ
ポート145が形成されている。 第2変速ユニツトケース150は、中心部に筒
状センタサポート151が設けられた中間支壁1
52と、該筒状センタサポート151と同軸心で
後ろ向きの筒状状センタサポート153が設けら
れた前部中間支壁154とを有し、前記フロント
カバー123には前記センタサポート151と同
軸心で後ろ向きの筒状センタサポート155が形
成されている。 出力ユニツトケース63は、リアカバー170
の中心に段付前向きの筒状センタサポート171
が形成され、前部122に該筒状センタサポート
171と同軸心で前向きの筒状フロントセンタサ
ポート124が形成されている。 トルクコンバータ300は、フロントカバー3
01を介してエンジン出力軸に連結されたポンプ
インペラ302、タービンハブを介して出力軸1
に連結されたタービンランナ303、一方向ブレ
ーキ304を介して固定部分に係合されたステー
タ305、タービンハブに連結された直結クラツ
チ306よりなる公知の構成を有し、トルクコン
バータケース121内に装着されている。 前部支持壁143の前側にはオイルポンプ90
が収納されたオイルポンプカバー91が締結され
ている。 歯車変速装置200は、前記第1変速ユニツト
ケースの中間支壁142の後部に配された第1プ
ラネタリギヤセツト30、前記第2変速ユニツト
ケースの中間支壁152の前部に配された第2プ
ラネタリギヤセツト50、油圧サーボにより作動
され2つのプラネタリギヤセツトの各要素を係合
または解放する3つの多板クラツチC1,C2,
C3、4つの多板ブレーキB1,B2,B3,B
4、及び2つの一方向クラツチF1,F2を備え
る。 第1変速ユニツトケース140では、前記フロ
ントセンタサポート144の内側に固定された筒
状の固定軸307の内側にトルクコンバータ出力
軸であるとともに第1変速ユニツト20及び歯車
変速装置200の入力軸1が回転自在に支持さ
れ、前記筒状センタサポート141の内側に筒状
の第2中間軸3が回転自在に装着され、該第2中
間軸3の内側には、第1中間軸(第1の入力軸)
2が第2中間軸3と前記リアセンタサポート14
5の内側に回転自在でかつ前記入力軸1に直列的
に配して支持され、前記リアセンタサポート14
5の外側に第1変速ユニツト20の出力ギヤ(第
1の出力部)4が回転自在に装着されている。 第2変速ユニツトケース150では、前記出力
ギヤ(第1の出力部)4と第1のチエーン70で
連結された第2変速ユニツト40の入力ギヤ(第
2の入力部)5が、前記筒状センタサポート15
1の後部151Aの内側に回転自在に装着され、
前記入力ギヤ(第2の入力部)5とスプラインで
連結された入力軸6が筒状センタサポート151
の前部151Bの内側に回転自在に支持され、前
記入力軸6と直列的に配された第2変速ユニツト
の出力軸7が前部中間支壁154のセンタサポー
ト153とフロントカバー123のセンタサポー
ト155に回転自在に支持され、前記出力軸7の
前部外側に第2変速ユニツト40の出力ギヤがス
プラインで連結されている。 出力ユニツトケース63では、前記出力ギヤ
(第2の出力部)8と第2のチエーン80で連結
された出力ユニツト60の入力ギヤ(第3の入力
部)9が前記段付センタサポート171の外周に
回転自在に支持され、出力軸10A及び10Bが
夫々段付センタサポート171及び前記フロント
センタサポート124に回転自在に支持されてい
る。 前記歯車変速装置の入力軸1は、その後端部に
おいて前記後向きのフロントセンタサポート14
4に回転自在に外嵌された環状の油圧サーボ用フ
ロントドラム21にスプライン嵌合している。前
記油圧サーボ用フロントドラム21は後方が開口
し、前記フロントセンタサポート144に外嵌さ
れた内周壁211と外周壁212との間には環状
ピストン22が嵌め込まれてクラツチC2の油圧
サーボC2が形成されている。また前記フロント
ドラム21は外周壁212内に形成された多板ク
ラツチC2を介して前記第1中間軸2の先端部に
スプライン結合された前方の連結環23に連結さ
れ、更に前記外周壁212内後端に連結された後
方の連結環24を介してインナレースfaが前記第
2中間軸3の先端部に連結された一方向クラツチ
F1のアウタレースfbに連結されている。 中間支壁142全面は環状の油圧シリンダ25
が形成され、該シリンダ25には環状のピストン
26が嵌め込まれてブレーキB1を作動させるた
めの油圧サーボb1が形成されている。 また該油圧サーボb1の前側には、センタサポ
ート141の前部141Aに回転自在に外嵌され
た環状の油圧サーボ用リアドラム27が内側先端
で前記一方向クラツチのインナレースfaに連結さ
れている。 前記油圧サーボ用リアドラム27は前方が開口
し、前記セ4ンタサポート前部141Aに外嵌さ
れた内周壁271と外周壁272との間には環状
ピストン28が嵌め込まれてクラツチC1の油圧
サーボc1が形成されている。 また前記リアドラム27は、後方に突設した環
状部273の外側に形成された多板ブレーキB1
を介して第1変速ユニツトケース140に連結さ
れた多板クラツチC1を介して前記後方連結環2
4に連結されている。 中間支壁142後面は環状の油圧シリンダ29
が形成され、該油圧シリンダ29には環状のピス
トン29Bが嵌め込まれてブレーキB2を作動さ
せるための油圧サーボb2が形成されている。 第1プラネタリギヤセツト30は、前記油圧サ
ーボb2の後側に設けられ、前記第2中間軸3の
後端に形成されたサンギヤ31、前記第1中間軸
2の後部にスプライン結合されるとともに、前記
多板ブレーキB2を介して前記第1変速ユニツト
ケース140に連結されたプラネタリキヤリヤ3
2、前記第1変速ユニツトの出力ギヤ(第1の出
力部)4と連結されたリングギヤ33、及びキヤ
リヤ32に回転自在に軸支され、サンギヤ31と
リングギヤ33とに噛合したプラネタリギヤ34
とからなる。 第2変速ユニツト40の入力軸6は、その先端
部に第2プラネタリギヤセツト50のサンギヤ5
1が形成され、前記第1プラネタリギヤセツト3
0のリングギヤ33と第2プラネタリギヤセツト
50のサンギヤ51は、出力ギヤ(第1の出力
部)4、第1のチエーン70、入力ギヤ(第2の
入力部)5、及び入力軸6を介して、常に駆動的
に連結されている。 前記入力軸6の先端部の後側には前記センタサ
ポートの前部151Bに回転自在に外嵌された環
状の油圧サーボ用リアドラム41がスプライン嵌
合している。該リアドラム41は前方が開口し、
前記センタサポートの前部151Bに外嵌された
内周壁412との間に環状ピストン42が嵌め込
まれてクラツチC3を作動させるための油圧サー
ボc3が形成され外周壁412内に多板クラツチ
C3が形成されている。前記リアドラム41の前
側ケース150内側は、前方に開口した油圧サー
ボ用の環状フロントドラム43が内嵌し、該フロ
ントドラム43内には環状ピストン44が嵌め込
まれてブレーキB3を作動させるための油圧サー
ボb3が形成されている。該油圧サーボb3の前
側のケース150内側には多板ブレーキB3が形
成され、該ブレーキB3の前側のケース150内
側には多板ブレーキB4が形成されている。更に
その前側の前記前部中間支壁154後面は環状の
油圧シリンダ45が形成され、該シリンダには環
状ピストン46が嵌め込まれてブレーキB4を作
動させるため油圧サーボb4の後側には、アウタ
レースfdが多板クラツチB4を介してケース15
0に連結するとともにインナレースfcが第2変速
ユニツト40の出力軸7に回転自在に外嵌した一
方向クラツチF4が設けられている。 第2プラネタリギヤセツト50は、前記一方向
クラツチF2の後側に設けられたサンギヤ51、
多板クラツチC3を介して前記リアドラム41に
連結されるとともに出力軸7に連結されたプラネ
タリキヤリヤ52、多板ブレーキB3を介してケ
ース150に連結されるとともに一方向クラツチ
F2のインナレースfcに連結されたリングギヤ5
3、及びキヤリヤ52に回転自在に軸支され、サ
ンギヤ51とリングギヤ53とに噛合したプラネ
タリギヤ54とからなる。 出力ユニツトケース63内の減速装置61は、
入力ギヤ(第3の入力部)9と一体に形成され、
段付センタサポート171の先端側に回転自在に
嵌合するサンギヤ64、ケース63に固定された
リングギヤ65、差動装置62の入力部66と一
体のプラネタリキヤリヤ67、及び該キヤリヤ6
7に回転自在に軸支され、サンギヤ64とリング
ギヤ65とに噛合した第3プラネタリギヤセツト
とからなる。入力ギヤ(第3の入力部)9と一体
のサンギヤ64から入力した回転は所定の回転数
に減速されてキヤリヤ67から差動装置62に伝
達され、公知のデイフアレンシヤルギヤ69を介
して歯車変速装置200の出力軸である車輪軸1
0A,10Bを駆動する。 歯車変速装置200は車速スロツトル開度等車
両走行条件に応じて油圧制御装置400から各油
圧サーボに選択的に出力する油圧により、各クラ
ツチ及びブレーキの係合または解放が行われ、オ
ーバドライブを含む前進4段の変速または後進1
段の変速を行うようになつている。 各クラツチ、ブレーキ及び一方向クラツチの作
動と達成される変速段(RANGE)及び減速比
(RATIO)を表に示す。
【表】 表において、○は係合、×は解放の状
態を示す。
以上の如く本発明の自動変速機は2組のプラネ
タリギヤセツトで前進4段後進1段の歯車変速機
を構成し、平行的に配された3組の軸を有し、第
1組の軸上に第1プラネタリギヤセツトを備える
第1プラネタリギヤ変速ユニツト、第2組の軸上
に第2プラネタリギヤセツトを備える第2プラネ
タリギヤ変速ユニツト、出力軸である第3組の軸
上に第3プラネタリギヤセツトを備える変速ユニ
ツトを設けた構成により、構成要素を均等化して
立体的に分散配置して、軸方向寸法を最大限に短
縮でき、軸方向スペースの小さいエンジン横置
FF式の小型車に搭載可能となり、また上記各組
の軸間の動力伝達がチエーンで行われ、テーパー
ドローラベアリングを廃した構成により、歯車ノ
イズの低減、組付性の向上、引きずりトルクロス
の低減による燃費の低減が可能となるという効果
を有する。 また本発明の自動変速機は第1軸上にキヤリヤ
入力のリングギヤ出力である増速機構(オーバド
ライブ装置)を有し、第2軸上にはサンギヤ入力
のキヤリヤ出力である減速機構(アンダドライブ
装置)を有し、第3軸上にはサンギヤ入力のキヤ
リヤ出力である減速機構(アンダドライブ装置)
を有し、第1軸と第2軸及び第2軸と第3軸はそ
れぞれチエーンを介して連結され、最終減速を第
3軸上に設けられた減速機構で行うので、チエー
ンに特に剛性を増す必要がなく、コンパクトで組
付性の良い自動変速機が得られる。 更に本発明の自動変速機は、後進時には第1プ
ラネタリギヤセツトで後進段を達成し、第2プラ
ネタリギヤセツトは直結段であるので、後進時に
も大きなトルクをチエーンに伝達することはない
ので、チエーンをコンパクトに設計することが可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる自動変速機の断面図、
第2図はその歯車変速装置のDEFGH断面図、第
3図はその歯車変速装置の概略骨格図である。 図中、1……歯車変速装置の入力軸、2……第
1の入力軸(第1中間軸)、3……第2中間軸、
4……第1の出力部(出力ギヤ)、5……第2の
入力部(入力ギヤ)、6……第2プラネタリギヤ
変速ユニツトの入力軸、7……第2プラネタリギ
ヤ変速ユニツトの出力軸、8……第2の出力部
(出力ギヤ)、9……第3の入力部(入力ギヤ)、
10A……出力軸、10B……出力軸、20……
第1プラネタリギヤ変速ユニツト、30……第1
プラネタリギヤセツト、40……第2プラネタリ
ギヤ変速ユニツト、50……第2プラネタリギヤ
セツト、60……出力ユニツト、61……減速装
置、62……差動装置、70……第1のチエー
ン、80……第2のチエーン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エンジンからの動力を流体的に伝達せしめる
    トルクコンバータと、 該トルクコンバータからの出力軸に直列的に連
    結される第1の入力軸と、 該第1の入力軸上に同心的に配設され増速また
    は直結段または前後進切換えを行なう第1プラネ
    タリギヤ変速ユニツトと、 前記第1の入力軸に平行的に配設された第2の
    入力軸と、 該第2の入力軸上に同心的に配設され減速また
    は直結段を行なう第2プラネタリギヤ変速ユニツ
    トと、 前記第1及び第2の入力軸に平行的に配設され
    た出力軸と、 該出力軸上に同心的に配設された減速装置及び
    差動装置とからなる出力ユニツトとを備えた自動
    変速機において、 前記第1プラネタリギヤ変速ユニツトの第1の
    出力部と前記2プラネタリギヤ変速ユニツトの第
    2の入力部及び前記第2プラネタリギヤ変速ユニ
    ツトの第2の出力部と前記出力ユニツトの第3の
    入力部はそれぞれチエーンで連結され前記出力ユ
    ニツト内の減速装置は前記第2プラネタリギヤ変
    速ユニツトの出力部と前記第3の入力部を連結す
    るチエーンと前記差動装置との間に配設されたこ
    とを特徴とする自動変速機。 2 前記第1プラネタリギヤ変速ユニツトは前記
    第1の入力軸と前記第1の出力部との間に配設さ
    れ、第1のサンギヤと、第1のキヤリヤと、該第
    1のキヤリヤに担持された第1のプラネタリピニ
    オンと、第1のリングギヤよりなる第1プラネタ
    リギヤセツトと、油圧サーボにより作動される第
    1のクラツチと、第2のクラツチと、第1のブレ
    ーキと、第2のブレーキと第1の一方向クラツチ
    とからなり、 前記第2プラネタリギヤ変速ユニツトは前記第
    2の入力軸と前記第2の出力部との間に配設され
    第2のサンギヤと、第2のキヤリヤと、該第2の
    キヤリヤに担持された第2のプラネタリピニオン
    と、第2のリングギヤよりなる第2プラネタリギ
    ヤセツトと、第3のクラツチと、第3のブレーキ
    と、第4のブレーキと、第2の一方向クラツチと
    からなることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の自動変速機。 3 前記出力ユニツト内の減速装置は第3のサン
    ギヤと、第3のキヤリヤと、該第3のキヤリヤに
    担持された第3のプラネタリピニオンと、第3の
    リングギヤよりなる第3プラネタリギヤセツトよ
    り構成され、前記第3のサンギヤが前記減速装置
    の入力軸と連結され、前記第3のリングギヤが固
    定され、前記第3のキヤリヤが前記差動装置の入
    力軸に連結されたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項または第2項記載の自動変速機。 4 前記第1のサンギヤは前記第1の一方向クラ
    ツチを介して前記第1の入力軸に連結されるとと
    もに前記第1のブレーキに連結され、 前記第1のキヤリヤは前記第2のブレーキに連
    結され、 前記第2のクラツチは前記第1のサンギヤと前
    記第1のキヤリアとを係脱自在に連結せしめるよ
    う配設され、 前記第1のリングギヤは前記第1の出力部に連
    結したことを特徴とする特許請求の範囲第2項記
    載の自動変速機。 5 前記第2のサンギヤは前記第2の入力軸に連
    結され、 前記第2のキヤリヤは前記第2の出力部に連結
    され、 前記第3のクラツチは前記第2のサンギヤと前
    記第2のキヤリヤを係脱自在に連結せしめるよう
    配設され、 前記第2のリングギヤは前記第3のブレーキ及
    び前記一方向クラツチを介して前記第4のブレー
    キに連結したことを特徴とする特許請求の範囲第
    2項記載の自動変速機。 6 前記第2のブレーキは後進を達成するための
    後進用ブレーキであることを特徴とする特許請求
    の範囲第4項記載の自動変速機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US3158040A (en) * 1961-12-29 1964-11-24 Ford Motor Co Transfer drive with countershaft and independent planetary sets

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