JPH024786B2 - - Google Patents
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- JPH024786B2 JPH024786B2 JP29455187A JP29455187A JPH024786B2 JP H024786 B2 JPH024786 B2 JP H024786B2 JP 29455187 A JP29455187 A JP 29455187A JP 29455187 A JP29455187 A JP 29455187A JP H024786 B2 JPH024786 B2 JP H024786B2
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- housing
- ignition
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- ignition unit
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
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- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
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- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は点火機能を有する半導体増幅回路を
単一の点火ユニツトとして構成し、この点火ユニ
ツトを配電器ハウジング内に内蔵する機関点火装
置に関する。
単一の点火ユニツトとして構成し、この点火ユニ
ツトを配電器ハウジング内に内蔵する機関点火装
置に関する。
一般にIC化され小型化された点火ユニツトを
配電器ハウジングに内蔵させる場合、いかにIC
化され小型化されたとは言え、制限された大きさ
の配電器本体に点火ユニツトを収めることは、ス
ペース面、放熱面等から、はなはだ困難となる。
配電器ハウジングに内蔵させる場合、いかにIC
化され小型化されたとは言え、制限された大きさ
の配電器本体に点火ユニツトを収めることは、ス
ペース面、放熱面等から、はなはだ困難となる。
このため、従来では、特開昭54−8227号の如く
点火ユニツトのパワートランジスタを良熱伝導材
からなる固定ベースに取付け、パワートランジス
タの放熱を良好にするようにしていた。
点火ユニツトのパワートランジスタを良熱伝導材
からなる固定ベースに取付け、パワートランジス
タの放熱を良好にするようにしていた。
従来の特開昭54−8227号のものでは、パワート
ランジスタの放熱は良好にできるものの、パワー
トランジスタを含む点火ユニツトの装着スペース
が大となり、ハウジング内のスペースを有効に利
用できないという問題点が生じていた。
ランジスタの放熱は良好にできるものの、パワー
トランジスタを含む点火ユニツトの装着スペース
が大となり、ハウジング内のスペースを有効に利
用できないという問題点が生じていた。
この発明は、上記のような問題点を解消するた
めなされたもので、パワートランジスタ部とコン
トロール部とを一体に形成して点火ユニツトを構
成し、パワートランジスタ部の放熱を良好とする
とともにコントロール部における熱的影響を抑制
するようにした機関点火装置を提供するものであ
る。
めなされたもので、パワートランジスタ部とコン
トロール部とを一体に形成して点火ユニツトを構
成し、パワートランジスタ部の放熱を良好とする
とともにコントロール部における熱的影響を抑制
するようにした機関点火装置を提供するものであ
る。
この発明に係る機関点火装置は、回転軸が軸受
を介して支承されるハウジングの内周部に径方向
に突出して点火ユニツトの取付用受座部を設ける
とともに該受座部の一部を切欠いてなる凹部を設
け、上記受座部の凹部を除く部分に点火ユニツト
のパワートランジスタ部を接合し、かつ、コント
ロール部を受座部の凹部上に設けて受座部と非接
合状態となる如く取付けるようにしたものであ
る。
を介して支承されるハウジングの内周部に径方向
に突出して点火ユニツトの取付用受座部を設ける
とともに該受座部の一部を切欠いてなる凹部を設
け、上記受座部の凹部を除く部分に点火ユニツト
のパワートランジスタ部を接合し、かつ、コント
ロール部を受座部の凹部上に設けて受座部と非接
合状態となる如く取付けるようにしたものであ
る。
この発明における機関点火装置は、点火ユニツ
トにおいて発熱が多いパワートランジスタ部はハ
ウジングの受座部の凹部を除く部分と接合されて
いるので、ハウジングから効率よく放熱出来、ま
た、コントロール部はハウジングの受座部と非接
合状態でハウジングとは熱的に遮断されているの
で、パワートランジスタ部の発熱を直接受けるこ
とがなく、熱による悪影響を抑制することができ
る。
トにおいて発熱が多いパワートランジスタ部はハ
ウジングの受座部の凹部を除く部分と接合されて
いるので、ハウジングから効率よく放熱出来、ま
た、コントロール部はハウジングの受座部と非接
合状態でハウジングとは熱的に遮断されているの
で、パワートランジスタ部の発熱を直接受けるこ
とがなく、熱による悪影響を抑制することができ
る。
以下、第1図乃至第3図に示すこの発明の一実
施例について説明する。各図において、1は配電
器のハウジングで、放熱性の良好なアルミニュー
ム等により成形され、その内側には径方向に突出
して形成された広い面積を有する取付用の受座1
aと、略々対称なる2ケ所には一対の突部1bが
形成され、更に上記受座1aの一部分にはハウジ
ング1の肉厚が薄くなる如く凹部1cが形成され
ている。2はこのハウジング1に軸受3を介して
支承された回転軸、4はこの回転軸2に遊嵌され
た筒体、5はこの筒体4に嵌着されたリング状の
シグナルロータで、その外周部には機関気筒数
(本実施例は4気筒であるため4個)だけの突起
5aが形成されている。6はハウジング1に対し
回転軸2の周りを回動可能に支承された可動プレ
ートで、その1ケ所に連結ピン7が枢着され、こ
の連結ピン7にバキユーム進角装置8のリンク9
が遊嵌されている。17はこの可動プレート6を
回転可能に支承する固定プレートで、一端は上記
ハウジング1に環状板29を介して押えねじ30
により固着されている。上記押えねじ30は上記
ハウジング1の凹部1c内に配設されている。1
0は上記可動プレート6上に永久磁石11を介し
て固定されたステータで、ロータ5の各突起5a
に空隙を介して対向し得る突起10aが3個形成
されている。12は信号ユニツト13と点火ユニ
ツト14とが一体的に構成されてなる点火回路本
体で、信号ユニツト13にはボビン部13aが形
成され信号コイル15が巻回されている。また、
信号ユニツト13をハウジング1に固定するため
の一対の支持部13bが形成されこの支持部13
bには取付孔13cが形成されている。更に、支
持部13bにはハウジング1の突部1b間に係合
する位置決片13dが形成されている。14aは
上記点火ユニツト14のパワートランジスタ部で
上記ハウジング1の受座1aに接合して固着され
る。14bは点火ユニツト14のコントロール部
で上記ハウジング1の凹部1c上に配設され、上
記受座1aとは非接合状態にある。14cは点火
ユニツト14の出力端子、14dは一対の取付
穴、14eは点火ユニツト14の入力端子であ
る。16は点火ユニツト14の下部に一部埋設さ
れたヒートシンクである。尚、信号コイル15の
巻始め及び巻終りの各端は点火ユニツト14の入
力端に接続されており、また、点火ユニツト14
の出力端は支持部13bの延長部に形成されたハ
ウジング部13e内に収納保持されたコネクタ端
子(図示せず)に接続されている。18は点火回
路本体12をハウジング1の内部に固定する一対
の締付ねじで、支持部13bの取付孔13cを介
してハウジング1のねじ孔に螺合される。尚、こ
のとき点火回路本体12、特に点火ユニツト14
のパワートランジスタ部14aのヒートシンク1
6はハウジング1の開口受座1aに当接してい
る。19は点火ユニツト14の各出力端子に嵌合
接続されるコネクタ端子19aが接続されてなる
一対のリード線で、ハウジング1に固定されたグ
ロメツト20を介して点火コイルに接続される。
21は筒体4の先端部に装着されたカム式ガバナ
進角装置で、22はそのガバナベース、22aは
このガバナベース22の対称なる2ケ所に形成さ
れた取付片、23はガバナベース22に固定され
る半椀状の配電ロータ、24はガバナベース22
の取付片22aに配電ロータ23を固定する一対
の締付ねじ、25は配電ロータ23上部に固着さ
れたロータ電極で、一端は中心電極26に摺接
し、他端は各周辺電極27に順次対向し得る。2
8はハウジング1に嵌合固定される配電器キヤツ
プで、各中心及び周辺電極26,27が固着され
ている。31は上記軸受2を押圧して位置保持す
る押圧板で、押えねじ32により上記ハウジング
1に固着されている。又、上記押えねじ32は上
記ハウジング1の凹部1c内に配設されている。
施例について説明する。各図において、1は配電
器のハウジングで、放熱性の良好なアルミニュー
ム等により成形され、その内側には径方向に突出
して形成された広い面積を有する取付用の受座1
aと、略々対称なる2ケ所には一対の突部1bが
形成され、更に上記受座1aの一部分にはハウジ
ング1の肉厚が薄くなる如く凹部1cが形成され
ている。2はこのハウジング1に軸受3を介して
支承された回転軸、4はこの回転軸2に遊嵌され
た筒体、5はこの筒体4に嵌着されたリング状の
シグナルロータで、その外周部には機関気筒数
(本実施例は4気筒であるため4個)だけの突起
5aが形成されている。6はハウジング1に対し
回転軸2の周りを回動可能に支承された可動プレ
ートで、その1ケ所に連結ピン7が枢着され、こ
の連結ピン7にバキユーム進角装置8のリンク9
が遊嵌されている。17はこの可動プレート6を
回転可能に支承する固定プレートで、一端は上記
ハウジング1に環状板29を介して押えねじ30
により固着されている。上記押えねじ30は上記
ハウジング1の凹部1c内に配設されている。1
0は上記可動プレート6上に永久磁石11を介し
て固定されたステータで、ロータ5の各突起5a
に空隙を介して対向し得る突起10aが3個形成
されている。12は信号ユニツト13と点火ユニ
ツト14とが一体的に構成されてなる点火回路本
体で、信号ユニツト13にはボビン部13aが形
成され信号コイル15が巻回されている。また、
信号ユニツト13をハウジング1に固定するため
の一対の支持部13bが形成されこの支持部13
bには取付孔13cが形成されている。更に、支
持部13bにはハウジング1の突部1b間に係合
する位置決片13dが形成されている。14aは
上記点火ユニツト14のパワートランジスタ部で
上記ハウジング1の受座1aに接合して固着され
る。14bは点火ユニツト14のコントロール部
で上記ハウジング1の凹部1c上に配設され、上
記受座1aとは非接合状態にある。14cは点火
ユニツト14の出力端子、14dは一対の取付
穴、14eは点火ユニツト14の入力端子であ
る。16は点火ユニツト14の下部に一部埋設さ
れたヒートシンクである。尚、信号コイル15の
巻始め及び巻終りの各端は点火ユニツト14の入
力端に接続されており、また、点火ユニツト14
の出力端は支持部13bの延長部に形成されたハ
ウジング部13e内に収納保持されたコネクタ端
子(図示せず)に接続されている。18は点火回
路本体12をハウジング1の内部に固定する一対
の締付ねじで、支持部13bの取付孔13cを介
してハウジング1のねじ孔に螺合される。尚、こ
のとき点火回路本体12、特に点火ユニツト14
のパワートランジスタ部14aのヒートシンク1
6はハウジング1の開口受座1aに当接してい
る。19は点火ユニツト14の各出力端子に嵌合
接続されるコネクタ端子19aが接続されてなる
一対のリード線で、ハウジング1に固定されたグ
ロメツト20を介して点火コイルに接続される。
21は筒体4の先端部に装着されたカム式ガバナ
進角装置で、22はそのガバナベース、22aは
このガバナベース22の対称なる2ケ所に形成さ
れた取付片、23はガバナベース22に固定され
る半椀状の配電ロータ、24はガバナベース22
の取付片22aに配電ロータ23を固定する一対
の締付ねじ、25は配電ロータ23上部に固着さ
れたロータ電極で、一端は中心電極26に摺接
し、他端は各周辺電極27に順次対向し得る。2
8はハウジング1に嵌合固定される配電器キヤツ
プで、各中心及び周辺電極26,27が固着され
ている。31は上記軸受2を押圧して位置保持す
る押圧板で、押えねじ32により上記ハウジング
1に固着されている。又、上記押えねじ32は上
記ハウジング1の凹部1c内に配設されている。
次に、実施例の動作について詳述するに、先ず
機関により回転軸2が矢印方向に回転されるとガ
バナ進角装置21を介して筒体4が回転されシグ
ナルロータ5が回転されるためその4個の突起5
aがステータ10の3個の突起10aにそれぞれ
に接近、対向、離間する。すると、シグナルロー
タ5の突起5aの回転動作により永久磁石11か
らの鎖交磁束に変化が生じ、信号コイル15には
回転数に対応した信号電圧が発生する。この信号
電圧は点火ユニツト14の入力端子に入力され、
そのため点火ユニツト14内の半導体増幅装置は
機関点火時期に対応してリード線19からコネク
タ端子19aを通じて通電された点火コイルの1
次側電流を断続してその2次側に点火電圧を誘起
させる。この点火電圧は中心電極26に導かれ回
転している配電ロータ23のロータ電極25を通
じて各周辺電極27に順次配電される。
機関により回転軸2が矢印方向に回転されるとガ
バナ進角装置21を介して筒体4が回転されシグ
ナルロータ5が回転されるためその4個の突起5
aがステータ10の3個の突起10aにそれぞれ
に接近、対向、離間する。すると、シグナルロー
タ5の突起5aの回転動作により永久磁石11か
らの鎖交磁束に変化が生じ、信号コイル15には
回転数に対応した信号電圧が発生する。この信号
電圧は点火ユニツト14の入力端子に入力され、
そのため点火ユニツト14内の半導体増幅装置は
機関点火時期に対応してリード線19からコネク
タ端子19aを通じて通電された点火コイルの1
次側電流を断続してその2次側に点火電圧を誘起
させる。この点火電圧は中心電極26に導かれ回
転している配電ロータ23のロータ電極25を通
じて各周辺電極27に順次配電される。
さて、信号ユニツト13及び点火ユニツト14
の装着について詳述するに、ここで通常ハウジン
グ1の径及び深さ等はその内に装置される各構成
品の径及び軸方向寸法並び配電器本体が機関に装
着された場合機関を含めた補機類に邪魔にならな
い程度に決定されている。従つて、大なる体積を
有する点火ユニツト14をハウジング1の径及び
深さを大きくすることなく現行のハウジング1内
に如何に装着するかが極めて重要なこととなる。
の装着について詳述するに、ここで通常ハウジン
グ1の径及び深さ等はその内に装置される各構成
品の径及び軸方向寸法並び配電器本体が機関に装
着された場合機関を含めた補機類に邪魔にならな
い程度に決定されている。従つて、大なる体積を
有する点火ユニツト14をハウジング1の径及び
深さを大きくすることなく現行のハウジング1内
に如何に装着するかが極めて重要なこととなる。
そこで、本発明実施例は信号発生部とガバナ進
角装置21との間に比較的大なる空間部が存在す
ることと4気筒の場合ステータ10の突起10a
を4個から3個に削減しても信号コイル15の発
電にほとんど悪影響を与えないことと確認し、こ
の空間部に点火ユニツト14を装着するものであ
る。
角装置21との間に比較的大なる空間部が存在す
ることと4気筒の場合ステータ10の突起10a
を4個から3個に削減しても信号コイル15の発
電にほとんど悪影響を与えないことと確認し、こ
の空間部に点火ユニツト14を装着するものであ
る。
即ち、ステータ10の4個の突起10aの内、
反リンク9側の1個の突起を削減し、そしてこの
突起の位置に対応するハウジング1の底部に軸方
向に延びた広い面積を有する開口受座1aとこの
受座1aの一部に凹部1cを形成し、且つ対称な
る2ケ所に軸方向に延びた一対の突部1bを形成
する。
反リンク9側の1個の突起を削減し、そしてこの
突起の位置に対応するハウジング1の底部に軸方
向に延びた広い面積を有する開口受座1aとこの
受座1aの一部に凹部1cを形成し、且つ対称な
る2ケ所に軸方向に延びた一対の突部1bを形成
する。
さて、点火ユニツト14を各取付座1aに取付
けるに際し、先ず信号ユニツト13をハウジング
1の開口か挿入し、そのハウジング部13eを各
取付座1aに当接させると同時に各位置決部13
dを一対の突部1b間に係合させて保持する。そ
して、点火コイルからのコネクタ端子19aをハ
ウジング部13e内に収納保持しておく。次に点
火ユニツト14をハウジング1の開口で径方向に
挿入して、その取付部を信号ユニツト13の各支
持部13bの下部に設置し、点火ユニツト14の
ヒートシンク16をハウジング1の各取付座1a
に当接させて保持する。
けるに際し、先ず信号ユニツト13をハウジング
1の開口か挿入し、そのハウジング部13eを各
取付座1aに当接させると同時に各位置決部13
dを一対の突部1b間に係合させて保持する。そ
して、点火コイルからのコネクタ端子19aをハ
ウジング部13e内に収納保持しておく。次に点
火ユニツト14をハウジング1の開口で径方向に
挿入して、その取付部を信号ユニツト13の各支
持部13bの下部に設置し、点火ユニツト14の
ヒートシンク16をハウジング1の各取付座1a
に当接させて保持する。
そうすれば、点火ユニツト14の入力端子14
eは信号ユニツト13のコネクタ端子に嵌合接続
され、これと同時に出力端子14cは各ハウジン
グ部13eに収納保持されたコネクタ端子19a
に嵌合接続される。従つて、点火ユニツト14と
信号ユニツト13とは確実に電気接続されること
になる。
eは信号ユニツト13のコネクタ端子に嵌合接続
され、これと同時に出力端子14cは各ハウジン
グ部13eに収納保持されたコネクタ端子19a
に嵌合接続される。従つて、点火ユニツト14と
信号ユニツト13とは確実に電気接続されること
になる。
このように、信号ユニツト13と点火ユニツト
14の一体化により、信号ユニツト13と点火ユ
ニツト14との各取付孔13c,14dとが合致
するためこの各取付孔13c,14dから締付ね
じ18を挿入し、各取付座1aのねじ孔に螺合す
れば信号ユニツト13と点火ユニツト14とはハ
ウジング1に対し一体的に固定され、信号ユニツ
ト13及び点火ユニツト14の組立ては完了す
る。
14の一体化により、信号ユニツト13と点火ユ
ニツト14との各取付孔13c,14dとが合致
するためこの各取付孔13c,14dから締付ね
じ18を挿入し、各取付座1aのねじ孔に螺合す
れば信号ユニツト13と点火ユニツト14とはハ
ウジング1に対し一体的に固定され、信号ユニツ
ト13及び点火ユニツト14の組立ては完了す
る。
ところで、点火ユニツト14は酷使されるため
故障の可能性があり、新品に交換する必要があ
る。
故障の可能性があり、新品に交換する必要があ
る。
ここで、この点火回路本体12の取外し作業は
ボルトを取外しガバナ進角装置21を含めた筒体
4を回転軸2から抜取れば点火回路本体12の交
換は容易に行える。
ボルトを取外しガバナ進角装置21を含めた筒体
4を回転軸2から抜取れば点火回路本体12の交
換は容易に行える。
更に、軸受3の押圧板31の取付けは押圧板3
1を軸受3上に配設した後、ハウジング1の開口
部より押えねじ32を押圧板31のねじ穴、ハウ
ジング1のねじ穴に各々押えねじ32を螺合する
如く装入し、その後所定のねじ回し工具をハウジ
ング1の凹部1cより挿入して押えねじ32をハ
ウジング1に螺着する。又、固定プレート17の
ハウジング1への固定にあつても、固定プレート
17の一端部をハウジング1に係合させ、その固
定プレート17の係合部分を環状板29が押圧す
る如く押えねじ30、環状板29、ワツシヤをハ
ウジング1の凹部1cより装入しハウジング1の
ねじ穴に押えねじ30を螺合させる。その後、所
定のねじ回し工具をハウジング1の凹部1cを介
してハウジング1内部に挿入し、押えねじ30を
ハウジング1に螺着して固定プレート17を固定
するものである。
1を軸受3上に配設した後、ハウジング1の開口
部より押えねじ32を押圧板31のねじ穴、ハウ
ジング1のねじ穴に各々押えねじ32を螺合する
如く装入し、その後所定のねじ回し工具をハウジ
ング1の凹部1cより挿入して押えねじ32をハ
ウジング1に螺着する。又、固定プレート17の
ハウジング1への固定にあつても、固定プレート
17の一端部をハウジング1に係合させ、その固
定プレート17の係合部分を環状板29が押圧す
る如く押えねじ30、環状板29、ワツシヤをハ
ウジング1の凹部1cより装入しハウジング1の
ねじ穴に押えねじ30を螺合させる。その後、所
定のねじ回し工具をハウジング1の凹部1cを介
してハウジング1内部に挿入し、押えねじ30を
ハウジング1に螺着して固定プレート17を固定
するものである。
尚、上記各押えねじ30,32の螺着作業は点
火回路本体12の装着以前に行なわれることは当
然である。
火回路本体12の装着以前に行なわれることは当
然である。
以上の通り構成され動作する本発明実施例によ
れば下記の特徴が得られる。即ち、第1に、ハウ
ジング1に大なる表面積を有する開口受座1aを
一体成形し、点火ユニツト14のパワートランジ
スタ部14aのヒートシンク16を開口受座1a
に密着させてハウジング1内に固定したので、特
に発熱量が多い点火ユニツト14のパワートラン
ジスタ部14aの発生熱はヒートシンク16から
開口受座1aを介してハウジング1に速やかに伝
導され、ハウジング1の全表面から効率よく放熱
され、以つて点火ユニツト14は安定した動作を
呈する。
れば下記の特徴が得られる。即ち、第1に、ハウ
ジング1に大なる表面積を有する開口受座1aを
一体成形し、点火ユニツト14のパワートランジ
スタ部14aのヒートシンク16を開口受座1a
に密着させてハウジング1内に固定したので、特
に発熱量が多い点火ユニツト14のパワートラン
ジスタ部14aの発生熱はヒートシンク16から
開口受座1aを介してハウジング1に速やかに伝
導され、ハウジング1の全表面から効率よく放熱
され、以つて点火ユニツト14は安定した動作を
呈する。
第2に固定プレート17、押圧板31の押えね
じ30,32のハウジング1内への装入並びに所
定のねじ回し工具による螺着作業が非常にやりや
すくなる。
じ30,32のハウジング1内への装入並びに所
定のねじ回し工具による螺着作業が非常にやりや
すくなる。
尚、本発明は上述した実施例に限定されるもの
ではなく種々の実施態様に包含するものである。
例えば、点火ユニツト14は点火機能以外に、点
火信号を受けて機関点火時期を種々の制御信号に
対応して自動的に進角または遅角させる点火時期
制御機能を内蔵させることも可能である。そうす
れば、ガバナ進角装置21は廃止できる。また、
ガバナ進角装置21を下部に設置するものにも適
用できる。更にステータ10の突起10aの数は
気筒数に応じて任意に設定され、このとき削除す
る突起の数は点火信号の精度が低下しない範囲内
で、且つ点火ユニツト14の取付スペースに見合
つて設定する必要がある。
ではなく種々の実施態様に包含するものである。
例えば、点火ユニツト14は点火機能以外に、点
火信号を受けて機関点火時期を種々の制御信号に
対応して自動的に進角または遅角させる点火時期
制御機能を内蔵させることも可能である。そうす
れば、ガバナ進角装置21は廃止できる。また、
ガバナ進角装置21を下部に設置するものにも適
用できる。更にステータ10の突起10aの数は
気筒数に応じて任意に設定され、このとき削除す
る突起の数は点火信号の精度が低下しない範囲内
で、且つ点火ユニツト14の取付スペースに見合
つて設定する必要がある。
以上の通り、この発明によれば回転軸が軸受を
介して支承されるハウジングの内周部に、点火ユ
ニツト取付用の受座部を設けるとともにこの受座
部の一部を切欠いてなる凹部を設け、この受座部
の凹部を除く部分に点火ユニツトのパワートラン
ジスタ部を接合し、かつ、コントロール部を受座
部の凹部上に設けて受座部と接合しないようにし
て取付けるようにしたので、点火ユニツトにおい
て発熱が多いパワートランジスタ部はハウジング
の受座部の凹部を除く部分と接合されるので放熱
効果が充分期待でき、また、コントロール部は発
熱の大なるパワートランジスタの熱的影響を少な
くすることができる。
介して支承されるハウジングの内周部に、点火ユ
ニツト取付用の受座部を設けるとともにこの受座
部の一部を切欠いてなる凹部を設け、この受座部
の凹部を除く部分に点火ユニツトのパワートラン
ジスタ部を接合し、かつ、コントロール部を受座
部の凹部上に設けて受座部と接合しないようにし
て取付けるようにしたので、点火ユニツトにおい
て発熱が多いパワートランジスタ部はハウジング
の受座部の凹部を除く部分と接合されるので放熱
効果が充分期待でき、また、コントロール部は発
熱の大なるパワートランジスタの熱的影響を少な
くすることができる。
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図、第
2図は第1図に示す実施例を示す平面図、第3図
は第1図に示す実施例の要部を示す平面図であ
る。 図に於て、1はハウジング、1aは受座、1b
は突部、1cは凹部、2は回転軸、3は軸受、5
はシグナルロータ、10はステータ、11は永久
磁石、12は点火回路本体、13は信号ユニツ
ト、14は点火ユニツト、14aはパワートラン
ジスタ部、14bはコントロール部、14cは出
力端子、14dは取付穴、14eは入力端子、1
5は信号コイル、16はヒートシンク、17は固
定プレート、29は環状板、30は押えねじ、3
1は押圧板、32は押えねじである。尚、図中同
一符号は同一部分を示す。
2図は第1図に示す実施例を示す平面図、第3図
は第1図に示す実施例の要部を示す平面図であ
る。 図に於て、1はハウジング、1aは受座、1b
は突部、1cは凹部、2は回転軸、3は軸受、5
はシグナルロータ、10はステータ、11は永久
磁石、12は点火回路本体、13は信号ユニツ
ト、14は点火ユニツト、14aはパワートラン
ジスタ部、14bはコントロール部、14cは出
力端子、14dは取付穴、14eは入力端子、1
5は信号コイル、16はヒートシンク、17は固
定プレート、29は環状板、30は押えねじ、3
1は押圧板、32は押えねじである。尚、図中同
一符号は同一部分を示す。
Claims (1)
- 1 回転軸が軸受を介して回転可能に支承される
ハウジングと、このハウジング内に装着され、パ
ワートランジスタ部とコントロール部と端子部と
からなり、機関点火信号を受けて点火コイルに点
火電圧を発生させる点火ユニツトとを有するもの
において、上記ハウジングの内周部に径方向に突
出して上記点火ユニツトの取付用受座部を設ける
とともに該受座部の一部を切欠いてなる凹部を設
け、上記点火ユニツトのパワートランジスタ部を
上記受座部の凹部を除く部分に接合し、かつ、上
記コントロール部を上記受座部の凹部上に設けて
上記受座部と接合しないようにして取付けるよう
にした機関点火装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29455187A JPS63219878A (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 機関点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29455187A JPS63219878A (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 機関点火装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4642279A Division JPS55139975A (en) | 1979-04-16 | 1979-04-16 | Igniter for engine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63219878A JPS63219878A (ja) | 1988-09-13 |
JPH024786B2 true JPH024786B2 (ja) | 1990-01-30 |
Family
ID=17809255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29455187A Granted JPS63219878A (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 機関点火装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63219878A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5058559A (en) * | 1989-06-13 | 1991-10-22 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Apparatus for igniting fuel for internal combustion engine |
-
1987
- 1987-11-20 JP JP29455187A patent/JPS63219878A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63219878A (ja) | 1988-09-13 |
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