JPH0247657B2 - Jushimoorudotenkakoirunokumitateho - Google Patents

Jushimoorudotenkakoirunokumitateho

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Publication number
JPH0247657B2
JPH0247657B2 JP60255100A JP25510085A JPH0247657B2 JP H0247657 B2 JPH0247657 B2 JP H0247657B2 JP 60255100 A JP60255100 A JP 60255100A JP 25510085 A JP25510085 A JP 25510085A JP H0247657 B2 JPH0247657 B2 JP H0247657B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
coil
resin
iron core
primary bobbin
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60255100A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62116830A (ja
Inventor
Takeshi Morioka
Toshuki Ito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hanshin Electric Co Ltd
Original Assignee
Hanshin Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hanshin Electric Co Ltd filed Critical Hanshin Electric Co Ltd
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Insulating Of Coils (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は1次ボビン上に巻取つた1次コイル
と、その外に同心状に嵌合した2次コイルからな
るコイル組立体を有底のケース内の底上に立て、
上記ケース内に注型充填した熱硬化性樹脂により
上記コイル組立体をケース中に固定し、且つ上記
ケースの底を通じコイル組立体の前記1次ボビン
の内周に鉄心を貫通した内燃機関用などの樹脂モ
ールド点火コイルの組立法に関する。
(従来の技術) この様な樹脂モールド点火コイルは本特許出願
人の実開昭60−57118号公報で公知で、その概略
を述べると第5図に示す様に、底に鉄心を通すた
めの開口1を有するケース2をプラスチツクで成
形し、1次ボビン3′上に巻取つた1次コイル3
の外に2次コイル4を同心状に嵌合したコイル組
立体Aの上記1次ボビン3′の一端部を前記ケー
ス2の底にある開口1に嵌めて開口を塞ぐと共に
コイル組立体をケース内で底上に立て、各コイル
の巻線に接続した端子類を所要の状態に配置し
(こゝでは2次コイルの巻終端を接続した高圧端
子をケースの底に貫通状に装着し、他は省略)、
ケース内に溶融状態の熱硬化性樹脂5を注型、充
填し、その固化によりコイル組立体をケース中に
固定すると共に、絶縁耐圧を向上させ、それから
ケースの底を通じコイル組立体の1次ボビンの内
周に、バラバラにならない様に簡単にカシメて積
層した鉄心6,6の脚部を上下から挿入し、その
状態に鉄心6,6を組付けるため両鉄心の対向面
6′を溶接したり、両鉄心を一緒に2枚の当板7
で挟み、当板と一体にかしめたり、コ字形の板バ
ネクランプで両鉄心を一緒に挟み、締結する。
(発明が解決しようとする問題点) この場合1次、2次両コイルの組立体Aと、鉄
心を結合するため1次ボビン3′の内周と鉄心6,
6の間の筒形空間8中に接着性の樹脂を入れ、接
着することが必要である。
しかし、この接着は組立て後の追加作業である
と共に、筒形空間の厚さは0.5mm前後と非常に狭
く、その間に接着性樹脂を塗布することが困難な
ため生産性を低下させる原因になつている。更
に、塗布する樹脂の量にバラツキが生じ易く、そ
れによつて鉄心とコイル組立体の結合強度は変動
し、所要の均一にできない。
(問題点を解決するための手段) そこで本発明は1次ボビンの内周と鉄心の外面
間の筒形空間の下端部を塞ぎ、ケース内に熱硬化
樹脂を注型する際に、樹脂を上記筒形空間にも充
填することを特徴とする。
(作用) 上記筒形空間に充填された熱硬化性樹脂は固化
によつて1次ボビンと鉄心を結合する。
(実施例) 第1図〜第3図の各実施例において、前述の従
来例と同じ要素には同じ符号を付してある。いず
れの実施例でもケースの底に立てた際に一次ボビ
ンの上端はケースの開放した上面よりも下に少し
hだけ下がる。各実施例が相互に異なる主な点は
前記筒形空間8の下端部を塞ぐ塞ぎかたである。
先ず、第1図の実施例では1次ボビン3′の一
端部をケースの底の開口1に嵌めてコイル組立体
をケースの底に従来例と同様に立てる。勿論、開
口1は1次ボビン3′の一端部の外形に対応させ
てある。そして、ケースの底の下面にはパツキン
9を当て、このパツキンの下面にはワツシヤ10
を当てる。上記パツキン9及びワツシヤ10は、
1次ボビンの内周中に下から挿入する鉄心6の脚
部を通す孔を中央に有する。従つて、ワツシヤ1
0とパツキン9の孔に下から上記鉄心の脚部を通
すことにより鉄心の横向きに曲がつた部分でワツ
シヤ10を下から支持することができる。
そして、1次ボビン3′の内周中には上からも
他方の鉄心の脚部を挿入し、それからケース2内
に熱硬化性樹脂5をケースの開放した上面まで注
型充填する。前述の様に1次ボビン3′の上端は
ケースの開放した上面より高さがhだけ低いの
で、充填の末期に樹脂は下端をパツキン9で塞が
れた筒形空間8中に流れ込み、鉄心6,6の脚部
の対向間隔を含めて上記空間8を満たす。これに
より樹脂5の固化でコイル組立体と鉄心とを結合
することができる。
ワツシヤ10には図示の如くパツキン9の外周
に浅く嵌合してパツキンを保持する包囲壁10′
を設けるとワツシヤとパツキンを分離しない様に
組立てゝ置くことができると共に、パツキンの中
央の孔の内周を、そこに通る鉄心の脚部の回りに
圧接させ、その間から樹脂が洩れるのを有効に防
止できる。
又、パツキン9とケースの底の下面からの樹脂
洩れを防止するため、ケースの底の下面には、パ
ツキン9に上から喰込む無端状の突起11を、開
口1を囲んで図示の如く設けて置くことも有効で
ある。
更に、パツキンの下のワツシヤ10を、鉄心の
横向き部分とは反対側の個所で下から支持し、パ
ツキン、ワツシヤが傾くのを防止するため、鉄心
には図示の如く突起12を設けて置くことが好ま
しい。この突起12は鉄心6をプレスで打抜く際
にその一枚宛に備えさせてもよいし、突起を有さ
ない状態に打抜き、簡単にカシメて積層後に押し
出し等で加工して形成してもよい。
第2図の実施例はケースの底の開口1に嵌合す
る1次ボビン3′の一端部内周に、鉄心6の脚部
に回りから接触する無端状の突起13を設け、こ
の突起13により筒形空間8の下端部を塞ぐ。
又、第3図の実施例は第1図の実施例と同様にケ
ース2の底の下面にパツキン9とワツシヤ10を
当てゝ鉄心の横向き部分と突起12で下から支持
する。たゞ、この実施例ではケースの底の開口1
の内形を鉄心6の脚部の断面形状に対応させ、コ
イル組立体の1次ボビン3′の一端部は上記開口
1に嵌合することなく開口の回りに当接して立
て、筒形空間8の下端を開口1の周縁部1′で塞
ぎ、その間から樹脂が洩れるのを上記パツキン9
で阻止する。
上記第2図、第3図の実施例でもケース1内に
上面まで熱硬化性樹脂5を注型充填することによ
つて筒形空間8中を樹脂で満たし、その固化によ
りコイル組立体と鉄心を結合することができる。
第4図の実施例は、1次ボビン3′の上端のレ
ベルをケース2の開放面よりも下げず、開放面と
同じであつても本発明の技術思想に含まれること
を示すためのもので、その点と、鉄心6がL形で
あることを除いては第1図の実施例と同じであ
る。
この場合は、ケース内に熱可塑性樹脂を注型充
填する際にケース2の外面上部に枠14を装着し
てケースの開放面から上を上記枠14により囲み
筒形空間8をも満たすことができる量の熱硬化性
樹脂をケース内に注型する。これにより注型した
樹脂のうち、筒形空間8を満たす量がケースの開
放面から上に溢れ、枠14で囲まれた内部に保た
れるが、やがて筒形空間8を満たすことによつて
樹脂の上面はケースの開放面及び筒形空間の上面
と同レベルに下がる。そして、樹脂の固化後に枠
14を外し、1次ボビンに貫通保持したL形鉄心
に対してもう一つのL形鉄心をケースの外で破線
の様に組合わせ、当板などで挟んで一体に組付け
ればよい。
組合わせる二つの鉄心は第1〜3図の実施例の
様にいづれもC形で、両鉄心の脚部を上と下から
1次ボビン内周中に挿入してもよいが、第4図の
様に二つともL形で、その一方を1次ボビン内周
中に貫通してもよいし、更にはI形とC形を一つ
宛併用し、I形を1次ボビン内周中に貫通し、こ
れに他方のC形鉄心をケースの外で組合わせ、当
板を用いてカシメるなど一体にしてもよい。
更に、こうして本発明により組立てた全体を前
記公報に示した様に合成樹脂層で被覆し、外装し
てもよい。
(発明の効果) 本発明によればコイル組立体Aをケース中に固
定し、且つその絶縁耐圧を向上させるためのケー
ス内に注型、充填する熱硬化性樹脂5で、同時に
コイル組立体Aと鉄心6,6の結合が図れる。従
つて、工程が簡略化し、生産性が向上する。
そして、1次ボビン3′の内周と、鉄心6,6
の間の筒形空間8の下端部を塞いで注型、充填す
るため樹脂は粘度の低いものが使用でき、鉄心と
1次ボビン間への樹脂含滲も良好に行え、1次ボ
ビンひいてはコイル組立体Aと鉄心の結合強度も
所要の一定になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例により組立てたコ
イルの断面図、第2図は同じく第2実施例で組立
てたコイルの断面図、第3図は第3実施例で組立
てたコイルの断面図、第4図は同じく他の一実施
例により組立てたコイルの断面図、第5図は従来
例で組立てたコイルの断面図で、図中、1は開
口、2はケース、3は1次コイル、3′はそのボ
ビン、4は2次コイル、Aは両コイルの組立体、
5は熱硬化性樹脂、6は鉄心、8は筒形空間、9
は上記空間の下端部を塞ぐパツキン、1′は同じ
く開口1の周縁部、13は同じく1次ボビンの内
周の突起を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1次ボビン上に巻取つた1次コイルと、その
    外に同心状に嵌合した2次コイルからなるコイル
    組立体を有底のケース内の底上に立て、上記ケー
    ス内に注型充填した熱硬化性樹脂により上記コイ
    ル組立体をケース中に固定し、且つ上記ケースの
    底を通じコイル組立体の前記1次ボビンの内周に
    鉄心を貫通した樹脂モールド点火コイルの組立法
    において、 上記1次ボビンの内周と鉄心の外面間に生じる
    筒形空間の下端部を塞ぎ、ケース内に熱硬化樹脂
    を注型する際に、樹脂を上記筒形空間にも充填す
    ることを特徴とする樹脂モールド点火コイルの組
    立法。
JP60255100A 1985-11-15 1985-11-15 Jushimoorudotenkakoirunokumitateho Expired - Lifetime JPH0247657B2 (ja)

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JPH064762U (ja) * 1991-09-09 1994-01-21 株式会社リコー 画像形成装置

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JPH0686315U (ja) * 1993-05-14 1994-12-13 東光株式会社 昇圧トランス

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JPH064762U (ja) * 1991-09-09 1994-01-21 株式会社リコー 画像形成装置

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