JPS5918602Y2 - 小形リレ−の密封用ベ−ス部材 - Google Patents
小形リレ−の密封用ベ−ス部材Info
- Publication number
- JPS5918602Y2 JPS5918602Y2 JP1978030619U JP3061978U JPS5918602Y2 JP S5918602 Y2 JPS5918602 Y2 JP S5918602Y2 JP 1978030619 U JP1978030619 U JP 1978030619U JP 3061978 U JP3061978 U JP 3061978U JP S5918602 Y2 JPS5918602 Y2 JP S5918602Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base member
- terminal
- sealing base
- case
- thin film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は小形リレーの密封用ベース部材に関し、特に
ケースの開放等から固定接点端子、共通端子およびコイ
ル端子を突出させるようにしたものにおいて、端子への
半田付作業時における半田フラックスの内部への侵入を
防止するとともに密封構造ともし得るようにした構成を
提案するものである。
ケースの開放等から固定接点端子、共通端子およびコイ
ル端子を突出させるようにしたものにおいて、端子への
半田付作業時における半田フラックスの内部への侵入を
防止するとともに密封構造ともし得るようにした構成を
提案するものである。
以下実施例にもとづいてこの考案の詳細を説明すると、
1は上下の鍔部1a、lb間に電磁コイル2を巻回した
ボビン、3は固定鉄心、4は継鉄、5は基端部を前記継
鉄4の端部に支承させ前記固定鉄心3に接離するように
した可動鉄片である。
1は上下の鍔部1a、lb間に電磁コイル2を巻回した
ボビン、3は固定鉄心、4は継鉄、5は基端部を前記継
鉄4の端部に支承させ前記固定鉄心3に接離するように
した可動鉄片である。
6は略「状に折曲形威し水平片61を可動接点板として
前記可動鉄片5に固着し重着片62を前記継鉄4に固着
したヒンジばねで、前記水平片61の端部には可動接点
7を固着しており、前記垂直片62の下端部は前記ボビ
ンの下鍔部1bに設けた通孔から下方に突出させて共通
端子62 aとして形成しているものである。
前記可動鉄片5に固着し重着片62を前記継鉄4に固着
したヒンジばねで、前記水平片61の端部には可動接点
7を固着しており、前記垂直片62の下端部は前記ボビ
ンの下鍔部1bに設けた通孔から下方に突出させて共通
端子62 aとして形成しているものである。
8,9はそれぞれ略「状および略コ状に折曲してそれぞ
れの水平片端部に常閉固定接点10および常開固定接点
11を固着した固定接点板で、前記両回定接点10と1
1を対向させた状態で水平片B a 、g aを前記ボ
ビンの上鍔部1aに設けた座面1a1,1a2に載置さ
せ、垂直片8b、9bを前記上下鍔部1a、lbに設け
た通孔に挿通させて装着しているものであり、8C29
Cは前記下鍔部1bから下方に突出形成した固定接点端
子である。
れの水平片端部に常閉固定接点10および常開固定接点
11を固着した固定接点板で、前記両回定接点10と1
1を対向させた状態で水平片B a 、g aを前記ボ
ビンの上鍔部1aに設けた座面1a1,1a2に載置さ
せ、垂直片8b、9bを前記上下鍔部1a、lbに設け
た通孔に挿通させて装着しているものであり、8C29
Cは前記下鍔部1bから下方に突出形成した固定接点端
子である。
12は前記下鍔部1bに固設したコイル端子である。
13は開放端部13aにおいて前記ボビン下鍔部1bに
係止して取着させたケースである。
係止して取着させたケースである。
この考案は上記のようにしてケース13の開放端13
aから、固定接点端子8C99C1共通端子62a、お
よびコイル端子12を突出させて構成したものにおいて
、前記ケース13の開放端13aにさらに密封用ベース
部材14を取着し、この密封用ベース部材14により前
記各端子から内部に半田フラックスの侵入を防止させ、
さらに密封構造とし得るようにしたことを特徴とする。
aから、固定接点端子8C99C1共通端子62a、お
よびコイル端子12を突出させて構成したものにおいて
、前記ケース13の開放端13aにさらに密封用ベース
部材14を取着し、この密封用ベース部材14により前
記各端子から内部に半田フラックスの侵入を防止させ、
さらに密封構造とし得るようにしたことを特徴とする。
すなわち、この考案にあっては前記密封用ベース部材1
4に前記各端子に対応する部位に端子を突出させること
ができる薄膜部14 aを形成するとともにこの薄膜部
14 aの下面側に密封用樹脂を充填することができる
凹所14bを形成しておき、前記密封用ベース部材14
を取着するときに前記端子により前記薄膜部14aを突
破らせその破断部を自らの弾性でもって各端子の側部に
圧接させるようにしているものである。
4に前記各端子に対応する部位に端子を突出させること
ができる薄膜部14 aを形成するとともにこの薄膜部
14 aの下面側に密封用樹脂を充填することができる
凹所14bを形成しておき、前記密封用ベース部材14
を取着するときに前記端子により前記薄膜部14aを突
破らせその破断部を自らの弾性でもって各端子の側部に
圧接させるようにしているものである。
つまり、上記のようにした構成は前記各端子に半田付し
た場合の半田フラッフを前記薄膜部14aの破断部によ
り阻止させて内部へ侵入することがないように意図した
ものであり、さらには前記各端子部位からの塵埃の侵入
をも防止して防塵構造としても機能するようにしたもの
である。
た場合の半田フラッフを前記薄膜部14aの破断部によ
り阻止させて内部へ侵入することがないように意図した
ものであり、さらには前記各端子部位からの塵埃の侵入
をも防止して防塵構造としても機能するようにしたもの
である。
また、前記凹所14bには必要に応じて樹脂材Aを注入
して完全密封構造とすることができるようにもしている
。
して完全密封構造とすることができるようにもしている
。
もち論、この場合にあっては前記密封用ベース部材14
とケース13との間には接着剤塗付などの手段によりシ
ールしておくものとする。
とケース13との間には接着剤塗付などの手段によりシ
ールしておくものとする。
さらにまた、この考案にあっては前記密封用ベース部材
14の中央部に共通凹所14 Cを設けこの共通凹所1
4Cと前記凹所14 bとを連絡通路14dにより接続
した構成としており、前記各凹所14bに樹脂材Aを注
入する場合、前記共通凹所14 Cに供給した樹脂材A
が各凹所14bに流入して作業の効率化を図っている。
14の中央部に共通凹所14 Cを設けこの共通凹所1
4Cと前記凹所14 bとを連絡通路14dにより接続
した構成としており、前記各凹所14bに樹脂材Aを注
入する場合、前記共通凹所14 Cに供給した樹脂材A
が各凹所14bに流入して作業の効率化を図っている。
以上の説明のように、密封用ベース部材は各端子と対応
する部位に前記各端子を突出させることができる薄膜部
を形成するとともに前記薄膜部の下面側に密封用樹脂を
充填することができる凹所を形成してなる構成であるの
で、ベース部材を付加するだけで半田フラックスの侵入
防止と同時に防塵構造とすることができ、また、必要に
応じ高率的な作業で完全密封構造とすることができるも
のである。
する部位に前記各端子を突出させることができる薄膜部
を形成するとともに前記薄膜部の下面側に密封用樹脂を
充填することができる凹所を形成してなる構成であるの
で、ベース部材を付加するだけで半田フラックスの侵入
防止と同時に防塵構造とすることができ、また、必要に
応じ高率的な作業で完全密封構造とすることができるも
のである。
図面はこの考案の実施例を示し、第1図はケースを破断
した正面図、第2図は同側面図、第3図は密封用ベース
部材の縦断面図、第4図は同斜視図、第5図および第6
図はこの考案要部の縦断面図である。 図中、8C29Cは固定接点端子、62 aは共通端子
、12はコイル端子、13はケース、13aは開放端部
、14は密封用ベース部材、14 aは薄膜部、14
bは凹所、14 Cは共通凹所、14dは連絡通路であ
る。
した正面図、第2図は同側面図、第3図は密封用ベース
部材の縦断面図、第4図は同斜視図、第5図および第6
図はこの考案要部の縦断面図である。 図中、8C29Cは固定接点端子、62 aは共通端子
、12はコイル端子、13はケース、13aは開放端部
、14は密封用ベース部材、14 aは薄膜部、14
bは凹所、14 Cは共通凹所、14dは連絡通路であ
る。
Claims (1)
- ケースの開放端から固定接点端子、共通接点端子および
コイル端子を突出させるようにしたものにおいて、前記
ケースの開放端に取着してこの開放端を閉塞するように
したベース部材に前記端子と対応する部位に前記各端子
を突出させることができる薄膜部を形成するとともに前
記薄膜部の下面側に密封用樹脂を充填することができる
凹所を形成してなることを特徴とする小形リレーの密封
用ベース部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978030619U JPS5918602Y2 (ja) | 1978-03-09 | 1978-03-09 | 小形リレ−の密封用ベ−ス部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978030619U JPS5918602Y2 (ja) | 1978-03-09 | 1978-03-09 | 小形リレ−の密封用ベ−ス部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54133347U JPS54133347U (ja) | 1979-09-14 |
JPS5918602Y2 true JPS5918602Y2 (ja) | 1984-05-29 |
Family
ID=28880613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978030619U Expired JPS5918602Y2 (ja) | 1978-03-09 | 1978-03-09 | 小形リレ−の密封用ベ−ス部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5918602Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-03-09 JP JP1978030619U patent/JPS5918602Y2/ja not_active Expired
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
CHEW ABSTR=133553E * |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54133347U (ja) | 1979-09-14 |
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