JP3004854U - 電磁継電器のカバー構造 - Google Patents

電磁継電器のカバー構造

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JP3004854U
JP3004854U JP1994005617U JP561794U JP3004854U JP 3004854 U JP3004854 U JP 3004854U JP 1994005617 U JP1994005617 U JP 1994005617U JP 561794 U JP561794 U JP 561794U JP 3004854 U JP3004854 U JP 3004854U
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JP1994005617U
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Inventor
光樹 永本
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光樹 永本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は電磁継電器の周囲を覆うカバーであ
って、形状が簡単で且つ小型化が可能なカバー構造に関
する。 【構成】 コイル体3の前面から上面の外側にかけて略
L字型の接点付バネ5が設けられた電磁継電器1を覆う
カバー2の上面前端部に、接点付バネ5の折曲げ部bの
変形を防止するためのヒンジ押え凸部21を設ける。ま
たこのヒンジ押え凸部21に、カバー2内を封止するた
めの二次シール用の封止孔20を設けることで、2つの
目的を兼用させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電磁継電器の周囲を覆うカバーであって、形状が簡単で且つ小型化が 可能なカバー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば図3に示すような電磁継電器51は、周囲にカバー52が取付け られ保護される。 すなわちこの電磁継電器51は、鉄芯53の周囲にコイル枠54を介してコイ ル55を巻き付けて成るコイル体56と、このコイル体56を支持する接続基台 57と、この接続基台57の前面に片持ち式に取付けられ、縦片58aと横片5 8bが折曲げ部bを介して連なる略L字型の接点付バネ58と、横片58bの下 面に一体的に結合される接極子59と、横片58bの端部の接点sが当接自在な 接点部60を備え、前記カバー52は、コイル55の接続部から下方に延出する 一対のコイル端子61と、接点部60の接続部から下方に延出する接点端子62 を除く上部部分を覆うべく配設される。
【0003】 そしてカバー52を被せた後、底面部65とカバー52の接合部に一次シール 用のエポキシ樹脂g等を封入するが、この際、カバー52の上部に二次シール用 の封止孔63を設けておいて内部の膨張エアを逃がす必要がある。 そして、この二次シール用の封止孔63は、その後内部のエアの膨張を伴わな い溶着等の手段によって封止するが、通常外部に突出しないように、一旦カバー 52内に向けて突出する凹部oを形成し、この凹部o内に凸部tを形成して溶着 作業が楽に出来るようにしている。
【0004】 また、接点付バネ58の折曲げ部bの上方には、所定間隙を持ってヒンジ押え 凸部64を臨ませており、このヒンジ押え凸部64によって、衝撃等に起因する 接点付バネ58の折曲げ部bの変形を防止するようにしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、以上のような構造のもとでは、二次シール用封止孔63形成のため の凹部oと、ヒンジ押え凸部64を別個に形成していたため、全体の構造が複雑 になりがちであり、また、カバー52も大型化するという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため、本考案はコイル体の前面から上面の外側にかけて 略L字型の接点付バネが設けられた電磁継電器を覆うカバーであって、接点付バ ネの折曲げ部の上部に所定間隙で臨むヒンジ押え凸部と、カバー内を封止するた めの二次シール用の封止孔を備えた電磁継電器のカバー構造において、ヒンジ押 え凸部に二次シール用の封止孔を形成するようにした。
【0007】
【作用】
同一箇所を2つの目的に兼用するようにすることで、カバーの構造がシンプル 化し、全体を小型化することが出来る。
【0008】
【実施例】
本考案の電磁継電器のカバー構造の実施例について添付した図面に基づき説明 する。 図1は電磁継電器とカバーの分解斜視図、図2は組付け品の縦断面図である。
【0009】 図1、図2に示すように本電磁継電器のカバー構造は、電磁継電器1の周囲を 覆うカバー2に特徴を有するものであり、従来に較べて簡素な構成で且つ全体の 小型化を可能にするものである。
【0010】 そしてこの電磁継電器1はコイル体3を支持する接続基台4と、この接続基台 4の前面に取付けられた接点付バネ5を備え、この接点付バネ5は、略中間部が 止め付け部材6によって片持ち式に止着される縦片5aと、この縦片5aに折曲 げ部bを介して連なる横片5bによって略L字型に形成されている。
【0011】 そして、前記横片5bは折曲げ部bから後方に向けて水平に延出し、その下面 に結合せしめた接極子7を前記コイル体3の上方に臨ませるとともに、この横片 5bの延出端部に設けた接点sを接点部8に臨ませている。
【0012】 また、前記コイル体3は鉄芯10と、この鉄芯10を挿通せしめたコイル枠1 1と、このコイル枠11の胴部11bに巻かれたコイル12からなり、前記コイ ル枠11の上面片11aと下面片11cは前後左右に張り出している。
【0013】 また、前記胴部11bに巻かれたコイル12の両端は、接続基台4に取付けら れたコイル端子13に接続され、接点部8の接点14は接続基台4に取付けられ た接点端子15に接続されている。
【0014】 前記接点付バネ5の中間部には、折曲げ部bを挟んで縦片5aから横片5bの 一部にかけて空間部hが設けられている。 そして、縦片5aの下端部側は、前記止め付け部材6の下方が先細りになって COM端子5cに連なっている。
【0015】 また、横片5bの下面に固着部材16によって固着される前記接極子7は、平 面視で一端側が幅狭な部分7aとなり他端側が幅広で且つ両側部が斜めに切り落 とされた形状にされている。 因みに、この接極子7は鉄片である。
【0016】 そして、接点付バネ5に固着された接極子7の幅狭な部分7aの幅間隔は、接 点付バネ5の空間部hの幅間隔に略一致しており、空間部h内に嵌合することが 出来るようにされている。
【0017】 そして、接極子7を固着せしめた接点付バネ5の縦片5aは、通常より若干下 方に引き下げられた状態で止め付けられ、また接点部8内に差込まれた横片5b の接点sを下方の接点14から離して上方に当接させるようにしている。 また、接極子7の幅狭な部分7aを空間部hから上方に突出させている。
【0018】 そしてかかる構成によって、コイル12に電流が流れない時は、バネ力によっ て横片5bの接点sと接点部8の接点14を離しておき、コイル12に電流が流 れる時は接極子7をコイル体3側に引き付けることで両接点s、14を当接させ る。
【0019】 こうして組付けられた電磁継電器1の周囲にはカバー2が被せられ、図2に示 すように、カバー2と底面部9の接合部には、例えばエポキシ樹脂等の一次シー ル用樹脂17が封入される。
【0020】 ところで、この一次シール用樹脂17を封入する際、カバー2内のエアが膨張 するため、これを逃がす必要がある。
【0021】 そこで、本案はカバー2の上面先端側の凹部18内に二次シール用封止孔20 を備えた凸部21を形成しており、この二次シール用封止孔20を後で溶着して 溶着部20aとし、内部を封止するようにしている。
【0022】 また、この凹部18は、カバー2内にヒンジ押え凸部21を形成して接点付バ ネ5の折曲げ部bの変形等を防止するためのものであり、このため、このヒンジ 押え凸部21の下面を接極子7の幅狭な部分7aの上方に僅かなクリアランスを 持って対峙させている。
【0023】 従って、この電磁継電器1に衝撃等が加わって、折曲げ部bが上方に変形しよ うとしても、このヒンジ押え凸部21が接極子7の幅狭な部分7aに当接して変 形を阻止する。
【0024】 そして、このようにヒンジ押え凸部21に二次シール用封止孔20を形成する ことで、同時に二つの目的を達成することが出来、カバー2の形状が簡単になり しかも全体を小型化することが出来る。
【0025】
【考案の効果】
以上のように、本考案の電磁継電器のカバー構造は、接点付バネの折曲げ部の 変形等を防止するヒンジ押え凸部に、二次シール用の封止孔を設けるようにした ため、2つの目的を兼用出来、カバーの構造が簡素化される。 また、全体の小型化も可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本電磁継電器のカバー構造の分解斜視図
【図2】全体の縦断面図
【図3】従来の電磁継電器のカバー構造の斜視図
【符号の説明】
1 電磁継電器 2 カバー 3 コイル体 5 接点付バネ 20 二次シール用封止孔 21 ヒンジ押え凸部 b 折曲げ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル体の前面から上面の外側にかけて
    略L字型の接点付バネが設けられた電磁継電器を覆うカ
    バーであって、前記接点付バネの折曲げ部の上部に所定
    間隙で臨むヒンジ押え凸部と、カバー内を封止するため
    の二次シール用の封止孔を備えた電磁継電器のカバー構
    造において、前記ヒンジ押え凸部に前記二次シール用の
    封止孔を形成したことを特徴とする電磁継電器のカバー
    構造。
JP1994005617U 1994-05-23 1994-05-23 電磁継電器のカバー構造 Expired - Lifetime JP3004854U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017516266A (ja) * 2014-05-12 2017-06-15 タイコ エレクトロニクス オーストリア ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハウツンク 潜在的に爆発性の領域で使用するためのスイッチ素子

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017516266A (ja) * 2014-05-12 2017-06-15 タイコ エレクトロニクス オーストリア ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハウツンク 潜在的に爆発性の領域で使用するためのスイッチ素子
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