JPH0247451B2 - - Google Patents

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JPH0247451B2
JPH0247451B2 JP56029290A JP2929081A JPH0247451B2 JP H0247451 B2 JPH0247451 B2 JP H0247451B2 JP 56029290 A JP56029290 A JP 56029290A JP 2929081 A JP2929081 A JP 2929081A JP H0247451 B2 JPH0247451 B2 JP H0247451B2
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JP
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carbon atoms
hydrogen atom
formula
alkyl group
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Rasubaagaa Mikaeru
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Ciba Geigy AG
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Publication date
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C37/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
    • C07C37/11Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring by reactions increasing the number of carbon atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2601/00Systems containing only non-condensed rings
    • C07C2601/12Systems containing only non-condensed rings with a six-membered ring
    • C07C2601/14The ring being saturated
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2602/00Systems containing two condensed rings
    • C07C2602/02Systems containing two condensed rings the rings having only two atoms in common
    • C07C2602/04One of the condensed rings being a six-membered aromatic ring
    • C07C2602/08One of the condensed rings being a six-membered aromatic ring the other ring being five-membered, e.g. indane

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  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本明は2,2′−ジヒドロキシ−ビフエニル誘導
体の製造方法に関するものである。
酸化的カツプリングによつて相当するフエノー
ルから2,2′−ジヒドロキシ−ビフエニルを得る
方法は知られている。例えば米国特許第2885444
号明細書には、酸素によるフエノールの酸化的カ
ツプリングが開示されている。しかしながら、そ
の方法では目的生成物は、工業規格のフエノール
を使用したときに、高濃度のアルカリを使用しな
ければ短時間に高収率で得ることができない。こ
の反応は制御が困難で、得られる結果の再現性も
悪い。さらに、生成物の単離は酸を添加しなけれ
ば行なうことができない。さらに、有機溶媒の存
在下での酸素の使用は、爆発的混合物が発生する
可能性があるので危険である。したがつて、酸素
の代りに空気を使用する方法も知られているが、
しかしながら、その場合には、この反応方法は触
媒として銅粉末(米国特許第2785188号)、銅塩
(米国特許第3247262号)またはジケトンもしくは
ケトエステルの銅、コバルト、マンガンもしくは
クロム錯体(米国特許第4097461号)を存在させ
て行なわなければ良好な結果をもたらさない。
フエノールの酸化的カツプリング反応に対する
過酸化水素の作用もまた研究されている。ウエス
ターフエルド(Westerfeld)等は、「ジヤーナ
ル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー
(Journal of Biological Chemistry)」第145巻第
463頁(1942年)に、フエノールの酸化反応は過
酸化水素と共にパーオキシダーゼにより触媒され
うると報告している。しかしながら、p−クレゾ
ールのカツプリングにより得られる主生成物は、
2−オキソ−4a,8−ジメチル−1,2,4a,
9b−テトラヒドロ、ジベンゾフランであり、本
発明の目的生成物に相当する2,2′−ジヒドロキ
シ−5,5′−ジメチルビフエニルは、p−クレゾ
ールに対して5%以下の収率でしか得られない。
本発明者は、フエノールの過酸化水素による酸
化的カツプリングを可能ならしめる新規方法を見
出した。
すなわち、本発明は式: (式中、R1、R2およびR3は下記式で与えられ
る意味を表わす。) で表わされるフエノール誘導体を、無機強塩基の
存在下、過酸化水素で酸化的にカツプリングさせ
ることになる式: 〔式中、R1およびR2は互いに独立して各々水素
原子、炭素原子数1ないし18のアルキル基、炭素
原子数2ないし6のアルケニル基、または各々未
置換または炭素原子数1ないし4のアルキル基1
ないし3個で置換された炭素原子数5ないし7の
シクアルキル基、フエニル基もしくは炭素原子数
7ないし9のフエニルアルキル基を表わすか、ま
たは R1とR3とは一緒になつて、ベンゼン環の3、
4位および3′、4′位に結合するブタジ−1,3−
エニル−1,4−エン基を表わし、 R2はさらに次式: −(CH2oCOOR4 (式中、R4は炭素原子数1ないし18のアルキル
基を表わし、nは0、1または2の数を表わす。) で表わされる基を表わすこともあり、 R3は水素原子または炭素原子数1ないし18の
アルキル基を表わすが、 R1が水素原子を表わす場合、R2とR3とはベン
ンゼン環の4、5位および4′、5′位に結合する
1,1,3,3−テトラメチルプロピレン基を表
わす。〕 で表わされる2,2′−ジヒドロキシ−ビフエニル
誘導体の製造方法を提供するものである。
すなわち、本発明による製造方法は、過酸化水
素を酸化剤としてかつ無機強塩基の共存下で使用
することにより、酸化的カツプリングによる式
の2,2′−ジヒドロキシビフエニル誘導体の合成
を可能ならしめたものである。無機強塩基は、酸
化剤たる過酸化水素の酸化ポテンシヤルの調整に
用いられる。
本発明による方法は、無触媒プロセスであるこ
と、収率が大変高いこと、酸化剤の取扱いが容易
であること等の利点を有する。
炭素原子数1ないし18のアルキル基としての
R1、R2、R3およびR4は、直鎖または分枝鎖のア
ルキル基、例えばメチル基、エチル基、イソプロ
ピル基、n−ブチル基、n−ヘキシル基、2−エ
チルヘキシル基、n−デシル基、1,1,3,
3,5,5−ヘキサメチルヘキシル基、n−テト
ラデシル基またはn−オクタデシル基である。そ
れらの基は特に、炭素原子数1ないし18のアルキ
ル基、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル
基、イソプロピル基、第2ブチル基、第3ブチル
基、第3アミル基または1,1,3,3−テトラ
メチルブチル基である。式で表わされる好まし
いフエノール誘導体は、R1がα−分枝鎖の基を
表わすものである。式で表わされる特に好まし
いフエノールは、R1およびR2が同じ意味を表わ
し、例えば第3ブチル基または1,1,3,3−
テトラメチルブチル基を表わし、R3が水素原子
を表わすものである。アルキル基1ないし3個で
置換されていてよい炭素原子数5ないし7のシク
ロアルキル基としてのR1およびR2は、シクロペ
ンチル基、o−メチルシクロペンチル基、p−ブ
チルシクロヘキシル基、2,4,6−トリメチル
シクロヘキシル基、シクロヘキシル基、シクロヘ
プチル基、1−メチルシクロヘキシル基またはm
−エチルシクロヘキシル基であつてよい。シクロ
ヘキシル基が好ましい。炭素原子数2ないし6の
アルケニル基としてのR1およびR2は、例えばビ
ニル基、アリル基、2−ブテニル基または2−ヘ
キセニル基である。
炭素原子数1ないし4のアルキル基1ないし3
個で置換されていてよいフエニル基としてのR1
およびR2は、例えば2,4−ジメチルフエニル
基、4−ブチルフエニル基、2,4,6−トリエ
チルフエニル基および好ましくはフエニル基であ
る。
炭素原子数1ないし4のアルキル基1ないし3
個で置換されていてよいフエニルアルキル基とし
てのR1およびR2は、例えばo−メチルベンジル
基、P−ブチベンジル基、2−フエニルエチル
基、ベンジル基または好ましくはα,α−ジメチ
ルベンジル基である。
好ましい化合物においては、R3は水素原子を
表わし、そしてR1およびR2の少くとも一方は水
素原子以外の意味を表わす。
本発明の方法で得られる好ましい化合物は、式
においてR1およびR2が水素原子、炭素原子数
1ないし18のアルキル基、シクロヘキシル基、フ
エニル基またはα,α−ジメチルベンジル基を表
わし、R3が水素原子を表わすか、あるいはR1
水素原子を表わす場合、R2とR3とは一緒になつ
て、ベンゼン環の4、5位および4′、5′位に結合
した1,1,3,3−テトラメチルプロピレン基
を表わすものである。
本発明の方法で得られる特に重要な化合物は、
式においてR1およびR2の一方が炭素原子数1
ないし8のアルキル基を表わし、他方が水素原子
または炭素原子数1ないし8のアルキル基を表わ
し、そしてR3が水素原子を表わすものである。
式で表わされるフエノールの例は、フエノー
ル、2−メチルフエノール、2,4−ジメチルフ
エノール、2,4−ジ第3ブチルフエノール、2
−メチル−4−第3ブチルフエノール、2−第3
ブチル−4−メチルフエノール、2,4−ジ第3
アミルフエノール、2−イソプロピル−4−第3
ブチルフエノール、2−第3ブチル−3−エチル
−4−メチルフエノール、2,5−ジメチル−4
−第3ブチルフエノール、2,4−ジ−(1′,1′,
3′,3′−テトラメチルブチル)−フエノール、2,
4,5−トリメチルフエノール、4−ノニルフエ
ノール、4−ドデシルフエノール、2−第3ブチ
ル−4−(1′,1′,3′,3′−テトラメチル)−フエ
ノール、2−(1′,1′,3′,3′−テトラメチル)−
フエノール、2−シクロヘキシルフエノール、2
−フエニル−4−第3ブチルフエノール、2−ベ
ンジルフエノール、2−(o−メチルシクロヘキ
シル)−フエノールまたは1,1,3,3−テト
ラメチル−5−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロイ
ンドールである。
この反応は30ないし100℃の温度範囲でほぼ定
量的に進行する。反応時間は非常に短かく、50な
いし90℃の温度範囲では5時間以下である。反応
は30気圧までの範囲の圧力で行ないうるが、最も
簡単かつ好ましい態様では反応は常圧で行なう。
本発明の新規製造方法においては、式で表わ
されるフエノール1モルに対して無機塩基1.5な
いし4モル、好ましくは1.8ないし3モル、最も
好ましくは2モルを使用すれば大規模生産におい
て十分良好な結果を得ることができる。もちろ
ん、それより多量の塩基を使用することも可能で
あるが、環境汚染の観点からは大量の塩基の使用
を避けることは重要である。適当な無機塩基は、
特にアルカリ金属およびアルカリ土類金属の水酸
化物および炭酸塩である。好ましくは水酸化ナト
リウムもしくはカリウムを使用する。
本発明の方法は、有利には溶媒中で実施する。
特に適する溶媒は、水または炭素原子数1ない4
のアルコール、例えばメタノール、エタノール、
イソプロパノールまたはブタノール、あるいはこ
れらのアルコール相互のもしくはこれらのアルコ
ールと水との混合物である。他の適する溶媒は炭
化水素例えばヘキサン、ベンゼンまたはトルエ
ン;塩素化炭化水素、例えばクロロホルム、クロ
ロベンゼンまたはジクロロベンゼン;ならびにア
ミド、例えばジメチルホルムアミドまたはジメチ
ルアセトアミドである。所望の空時収量を得るた
めには、本発明の方法はできる限り高濃度の溶液
中で行なうことが好ましい。
本発明の方法は、通常溶媒中の塩基とフエノー
ルとの予め調製された混合物を反応温度に加熱
し、次いで過酸酸化水素を滴加することにより行
なう。過酸化水素を30ないし126容量%を含有す
る市販のH2O2水溶液を通常使用する。実際的に
は反応混合物の容量が多くなりすぎないように、
化学量論量の過酸化水素を使用するが、H2O2
反応溶媒中に過剰量存在してもよい。
このような比較的高濃度の溶液を使用すること
のさらに別の利点は、フエノールとの接触が速く
そして激しくなり、気体状の酸化剤では得られな
いほど空時収量が良好になることである。
本発明方法の反応に、特に固体物質の分散を良
好にするため、そしてまた反応容器の洗浄を容易
にするためにも、表面活性物質を添加してもよ
い。表面活性物質(分散活性剤)とは、一分子中
に疎水基と親水基とをあわせ持つ有機化合物であ
る。そのような化合物は、例えば「カーク−オス
マー、エンサイクロペデイア、オブ・ケミカル・
テクノロジー(Kirk−Othmer、Encyclopedia
of Chemical Technology)」、第2版、第19巻、
第508〜509頁に記載されている。この文献に記載
されている全ての化合物が本発明の方法に使用で
きる。それらの使用濃度に特に制限はなく、例え
ばフエノール1モル当り0.002ないし0.4モルであ
つてもよい。ラウリル硫酸ナトリウムの使用が特
に有利である。
式で表わされる化合物は、特にプラスチツク
の酸化防止剤または難然剤を製造するための中間
体として知られている。
次に実施例により、本発明をさらに詳しく説明
する。
実施例 1 水酸化ナトリウム40g(1モル)をラウリル硫
酸ナトリウム1gを含む水170ml中に溶解した。
撹拌下にこの溶液を80℃に加熱し、次いで2,4
−ジ第3ブチルフエノール103g(0.5モル)を加
えた。次いで2時間かけて30%過酸化水素溶液31
mlを滴加した。反応混合物が冷却した後、生成物
を過により単離し、水洗および乾燥して融点
190〜195℃の2,2′−ジヒドロキシ−3,3′5,
5′−テトラ第3ブチルビフエニルを100.5g(理
論量の98%)得た。
実施例 2ないし13 同様の方法で次の化合物を得た。
(2) 2,2−ジヒドロキシ−3,3′,5,5′−テ
トラ第3アミル−ビフエニル(融点95℃) (3) 2,2′−ジヒドロキシ−3,3′,5,5′−テ
トラ−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)
−ビフエニル(融点145℃) (4) 2,2′−ジヒドロキシ−3,3′−ジ第3ブチ
ル−5,5′−ジイソプロピル−ビフエニル〔油
状物: 元素分析 C H 計算値 81.6 10.01 測定値 81.2 10.00〕 (5) 2,2′−ジヒドロキシ−3,3′−ジ第3ブチ
ル−5,5′−ジ−(1,1,3,3−テトラメ
チルブチル)−ビフエニル〔油状物: 元素分析 C H 計算値 82.69 11.18 測定値 82.2 11.0 〕 (6) 1,1,3,3−テトラメチル−5−ヒドロ
キシ−6−(1′,1′,3′,3′−テトラメチル−5
−ヒドロキシ−インダン−6′−イル)−インダ
ン (7) 2,2′−ジヒドロキシ−3,3′−ジ第3ブチ
ル−5,5′−オクタデシルオキシ−プロピオニ
ル−ビフエニル (8) 2,2′−ジヒドロキシ−3,3′−第3ブチル
−5,5′−ジノニル−ビフエニル (9) 2,2′−ジヒドロキシ−3,3′−ジビニル−
5,5′−ジ第3ブチル−ビフエニル (10) 2,2′−ジヒドロキシ−3,3′−ジフエニル
−5,5′−ジメチル−ビフエニル (11) 2,2′−ジヒドロキシ−3,3′−ジシクロヘ
キシル−5,5−ジ第3ブチル−ビフエニル (12) 2,2′−ジヒドロキシ−3,3′−ジ第3ブチ
ル−5,5′−ジメチル−ビフエニル (13) 2−(1′−ヒドロキシ−4′−第3ブチル−
2′−ナフトール)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式: (式中、R1、R2およびR3は下記式で与えられ
    る意味を表わす。) で表わされるフエノール誘導体を、無機強塩基の
    存在下、過酸化水素で酸化的にカツプリングさせ
    ることよりなる式: 〔式中、R1およびR2は互いに独立して各々水素
    原子、炭素原子数1ないし18のアルキル基、炭素
    原子数2ないし6のアルケニル基、または各々未
    置換または炭素原子数1ないし4のアルキル基1
    ないし3個で置換された炭素原子数5ないし7の
    シクロアルキル基、フエニル基もしくは炭素原子
    数7ないし9のフエニルアルキル基を表わすか、
    または R1とR3とは一緒になつて、ベンゼン環の3、
    4位および3′、4′位に結合するブタジー1、3−
    エニル−1,4−エン基を表わし、 R2はさらに次式: −(CH2oCOOR4 (式中、R4は炭素原子数1ないし18のアルキル
    基を表わし、nは0、1または2の数を表わす。) で表わされる基を表わすこともあり、 R3は水素原子または炭素原子数1ないし18の
    アルキル基を表わすが、 R1が水素原子を表わす場合、R2とR3とはベン
    ゼン環の4、5位および4′、5′位に結合する1,
    1,3,3−テトラメチルプロピレン基を表わ
    す。〕 で表わされる2,2′−ジヒドロキシ−ビフエニル
    誘導体の製造方法。 2 R1およびR2が水素原子、炭素原子数1ない
    し18のアルキル基、シクロヘキシル基、フエニル
    基またはα,α−ジメチルベンジル基を表わし、
    R3が水素原子を表わすか、あるいはR1が水素原
    子を表わす場合、R2とR3とは一緒になつて、ベ
    ンゼン環の4、5位および4′、5′位に結合した
    1,1,3,3−テトラメチルプロピレン基を表
    わす特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 3 式中のR1およびR2の一方が炭素原子数1
    ないし8のアルキル基を表わし、他方が水素原子
    または炭素原子数1ないし8のアルキル基を表わ
    し、そしてR3が水素原子を表わす特許請求の範
    囲第1項記載の製造方法。 4 反応を30ないし100℃の温度範囲で行なう特
    許請求の範囲第1項記載の製造方法。 5 無機強塩基がアルカリ金属またはアルカリ土
    類金属の水酸化物または炭酸塩である特許請求の
    範囲第1項記載の製造方法。 6 式で表わされるフエノール誘導体1モルに
    対して無機強塩基を1.5ないし4モル使用する特
    許請求の範囲第1項記載の製造方法。 7 反応を溶媒中で行なう特許請求の範囲第1項
    記載の製造方法。 8 反応を水中または炭素原子数1ないし4のア
    ルコール中またはそれらのアルコール相互のもし
    くはそれらのアルコールと水との混合物中で行な
    う特許請求の範囲第7項記載の製造方法。 9 過酸化水素が、H2O2を30ないし126容量%含
    有する水溶液の形態で使用される特許請求の範囲
    第1項記載の製造方法。 10 反応を表面活性化合物の存在下で行なう特
    許請求の範囲第1項記載の製造方法。 11 反応をラウリル硫酸ナトリウムの存在下で
    行なう特許請求の範囲第10項記載の製造方法。
JP2929081A 1980-02-29 1981-02-28 Manufacture of 2,2'-dihydroxy-biphenyl derivative Granted JPS56135432A (en)

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