JPH024732A - ハロゲン含有芳香族化合物の製法 - Google Patents

ハロゲン含有芳香族化合物の製法

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JPH024732A
JPH024732A JP1053957A JP5395789A JPH024732A JP H024732 A JPH024732 A JP H024732A JP 1053957 A JP1053957 A JP 1053957A JP 5395789 A JP5395789 A JP 5395789A JP H024732 A JPH024732 A JP H024732A
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JP1053957A
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Joachim Hackenbruch
ヨアヒム・ハッケンブルッフ
Theodor Papenfuhs
テオドール・パペンフース
Klaus Warning
クラウス・ウアルニング
Guenter Siegemund
ギュンテル・ジーゲムント
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Hoechst AG
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、少なくとも2個の芳香族環を含有し、少なく
とも1個の橋員を介して互いに結合しているハロゲン含
有芳香族化合物の製法に関する。
英国特許第113926号明細書から1,4−ビス=(
4−クロルベンゾイル)−ベンゾールの製造が公知であ
る。この場合クロルベンゾール700部(6,22モル
)を二塩化テレフタル酸97部(0,48モル)及び水
不含粉末塩化アルミニウム145部(1,09モル)と
6時間130”Cに於いて反応させる。収率は記載され
ていない。フルオルペンゾールの類似反応は就中ドイツ
特許出願公開第3531387号公報中に記載されてお
り、その際、英国特許第1139296号明細書による
様に、ハロゲンペンゾール(ここではフルオルペンゾー
ル)、塩化アルミニウム及び二塩化テレフタル酸が実際
上同一のモル比で使用される。もち論ドイツ特許出願公
開第3531837号公報中の1,4−ビス(4−フル
オルベンゾイル)−ベンゾールに関する収率の記載は疑
わしい。何となれば精製後生酸物は存在していた粗生成
物(1225g )より多く得られる(125o g 
)からである。又融点が121  ’C(in  Jo
urn、  Po1.  Sci、+  Te1l  
 八、  Polymer Chemistry、 2
5.1094(1987)中のHergenrathe
r et al、  による218.5乃至219.5
°Cの代わりに)を以て誤記されている。
従来公知の全方法の欠点は、後処理の際蒸水と共に導出
されねばならず、これは公害を与える塩化アルミニウム
の大量が使用されねばならぬことである。同様なことは
、ドイツ特許出願公開第3531837号公報中に挙げ
られたルイス酸塩化鉄、四塩化チタン及び四塩化錫に云
える。
それ故触媒系を低化学量論的量で使用し、容易に後処理
し、回収することができる様な方法を開発することが望
ましい。
Ef fenberger等がドイツ特許出願公開第2
139994号公報中に於いてベルフルオルアルカンス
ルホン酸のモル量より少ない量の存在下芳香族ケトンを
製造することに関して記載し、その際会ての8例に於い
てモノケトンが良好な収率で製造される。併しこの場合
不利なことに反応混合物が1回の使用後胤に触媒を回収
するために水で処理されねばならぬ。
本発明の対象は、−形式I (式中 Halは弗素、塩素又は臭素を、 Zは芳香族基を意味する) で示されるハロゲン含有芳香族化合物を製造する方法に
於いて、−形式 %式%) (式中t(alは前記の意味を有する)で示されるハロ
ゲンペンゾールを無水条件下−形式 %式%[) (式中1!a1及びZは前記の意味を有する)で示され
るビス酸ハロゲン化物と少な(とも2:1のモル比で 
−形式 %式%() (式中Yは弗素又は水素を、Xは弗素及び/又は塩素を
、nは1乃至10の整数を意味し、その際少なくとも1
個のXは弗素を示す)で示されるハロゲンアルカンスル
ホン酸の存在下反応させることを特徴とする方法である
Halが弗素又は塩素であり、Zがフェニレンであり、
有利には〇−位とは別の位置にあり、特にp−フェニレ
ンであること及びハロゲンがCOに対する〇−位とは別
の位置に在ることからなる少なくとも1つの特徴を有す
る一般式Iの化合物の製造が好ましい。
一形式■のハロゲンペンゾールとしては例えハフロムペ
ンゾールが考慮される。併しフルオルヘンゾール及びク
ロルベンゾールが好ましい。
ハロゲンベンゾールは殊に過剰で使用されるので、これ
はビス酸ハロゲン化合物用の溶剤として使われる。一般
にビス酸ハロゲン化物■1モル当たり6乃至40好まし
くは10乃至30モルのハロゲンベンゾールIIが使用
される。
ビス酸ハロゲン化物■に於いてZはフェニレン残基の外
に例えば−形式 %式% 〔式中Eは0、(CGz)m(式中Gは水素、メチル、
弗素又はトリフルオルメチルを意味し、mは0乃至4の
整数である)、CO,S、5O1SO□又は5i(C1
h Lを意味する〕で示される残基である。mが0であ
るなら、要するに両方のフェニレン残基は単結合により
結合されている。
ビス酸ハロゲン化合物の例として次のものが挙げられる
二塩化テレフタル酸、二塩化イソフタル酸、1.4−及
び2,6−ナフタリンジカルボン酸ジクロリド、1,5
−アントラキノンジカルボン酸ジクロリド、4.4′−
ビフェニルジカルボン酸ジクロリド、。ビス−(4,4
・−クロルカルボニルフェニル)−メタン、2,2−ビ
ス−(4,4°−クロルカルボニルフェニル)−プロパ
ン、ヘキサフルオル2.2−ビス−(4,4°−クロル
カルボニルフェニル)−プロパン、ジー(4,4“−ク
ロルカルボニルフェニル)−ケトン、ジー(4,4= 
−クロルカルボニルフェニル)−エーテル、ジー(4,
4・−クロルカルボニルフェニル)−スルフィド、ジ4
.4゛−クロルカルボニルフェニル)−スルホキシド、
ジー(4,4・−クロルカルボニルフェニル)−スルホ
ン。
二塩化テレフタル酸、ジー(4,4= −クロルカルボ
ニルフェニル)−、ケトン、4.4 = −ビフェニル
ジカルボン酸ジクロリド、ジー(44° −クロルカル
ボニルフェニル)−エーテル、ジ(4,4=−クロルカ
ルボニルフェニル)−スルフィ)’、シー(4,4° 
−クロルカルボニルフェニル)スルホンが好ましい。
例として挙げた、−形式■及び−形式■の化合物は、公
知であるか又は類似方法により製造可能である。
一般式Iの目的生成物として例えば1.4−ビス(4−
フルオルベンゾイル)−ベンゾール、1.4−ビス−(
4−クロルベンゾイル)−ベンゾール、4.4′ −ビ
ス−(4−フルオルベンゾイル)ジフェニルエーテル、
4,4“−ビス−(4−フルオルベンゾイル)−ビフェ
ニル、4,4°−ビス−(4−フルオルベンゾイル)−
ジフェニルスルフィド及ヒ4.4−−ビス−(4−フル
オルベンゾイル)−ジフェニルスルホンが得られる。
本発明による方法は、−aに20乃至200 ”C好ま
しくは60乃至180°Cの温度に於いて及び有利には
酸素のない条件下でも実施される。大気圧に於いて実施
することができるが、併し弱過圧特に系の固有圧までの
該圧に於いて実施することができ、該圧は特に適用温度
により併し又他のファクター例えば反応容器の充填の程
度により決定される。該圧は例えば10乃至15バール
までの範囲にあることができる。 高圧に於いて実施す
れば、本方法は例えば、場合により耐性材料例えばポリ
テトラフルオルエチレンを被覆しであるステンレス鋼か
らなるオートクレーブ中で実施することができる。過圧
の適用により反応は促進することができるが、併し又該
適用と副生成物の生成の増大も関連している。
反応条件下反応成分に対し不活性な溶剤例えば炭化水素
又はそのハロゲン誘導体を併用することも可能である。
併し通常これとは長所が無関係である。
本発明による方法の長所は、沈澱したビス−(4−へロ
ベンゾイル)−化合物の分離後得られる母液に再びビス
酸ハロゲン化物■及びハロゲンペンゾールを加え、その
ように反応媒体としてしばしば例えば1d回まで、著し
い収率損失が生ずることなしに、再使用することができ
ることに在る。ひんばん過ぎる再循還に於いて例えば1
0番目の再i還後副生成物特に部分的な反応生成物の富
化が認められ、それ故その場合反応混合物が後処理され
ねばならず、その際触媒を常法により例えばドイツ特許
出願公開第2139994号公報(=英国特許第137
8913号明細書)による方法により回収することがで
きる。
母液を多数回利用する可能性は、当然又夫々添加の後生
割合例えば5乃至20%を導出し、新たな溶剤及び触媒
に替える様にして実現することができる。
本発明により使用される、一般弐■の触媒は好ましくは
3個より多い塩素原子特に最大限1個の塩素原子を含有
する。基C,,X21又はCn F1aは直鎖であって
もよいか又は枝分れしていてもよく、その際Yが水素で
ある化合物はこれらをしばしばβ−位に於いて含有する
本発明により使用される過弗素化触媒が公知であり(ド
イツ特許出願公開第2139994号公報参116)、
141にβ−1トペルフルオルアルカンスルホン酸が公
知である(J、 Am、 Chen、 Soc。
75.4595−4596(1953)  )。これら
がまだ知られていない場合には、これらは常法により得
ることができる。これらを少量で即ちドイツ特許出願公
開第2139994号公報例中に適用された0、01乃
至10モル%の量範囲で本発明による方法に於いて使用
すれば、比較例V 1及び■ 2により証明される様に
、所望のビス−(4−ハロベンゾイル)−化合物が得ら
れないか又は低収率しか得られない。
−C弐■の適当な化合物は、例えばベルフルオル−n−
オクタンスルホン酸、ベルフルオルヘキサンスルホン酸
、ベルフルオルブタンスルホン酸、ペンタフルオルエタ
ンスルホン酸、βH−ベルフルオルへブタンスルホン酸
及びβ−Hベルフルオルペンタンスルホン酸である。当
然種々な触媒の混合物も使用することができる。
トリフルオルメタンスルホン酸、2−クロル−1l2−
)リフルオルエタンスルホン酸、2−ヒドロベルフルオ
ルエタンスルホン酸及び/又は2ヒドロベルフルオルプ
ロパンスルホン酸が好ましい。一般に触媒を最初のバッ
チにビス酸ハロゲン化物■に対し15乃至500モル%
好ましくは50乃至150モル%の量で添加する。母液
を所望の反応生成物の分離後、母液を再循還し、別の触
媒を添加しなくてもよいことによって再び使用すれば、
結果に於いて通例、例えば生化学量論的量に相当するよ
り著しく少ない量の触媒が使用される。
本発明による方法により得られるビス−(4−ハロベン
ゾイル)−化合物□そのうち1,4−ビス(4−フルオ
ルベンゾイル)−ベンゾール及び1.4−ビス−(4−
クロルベンゾイル)−ベンゾールが好ましい−は、高温
に於いてもなお安定である耐化学薬品性合成樹脂用の重
要な単量体である。これら化合物は、場合により固体塩
基好ましくはNaz COi 、Kg CO3又はMg
Oの添加下、適当な溶剤中に溶解後及び場合によりその
後のろ過後更に精製することなしに直接、例えばヒドロ
キノンとの、重縮合に使用してポリエーテルケトンを得
ることができる。
本発明を次の例により説明する。咳例中に於いてBFB
は1,4−ビス−(4−フルオルベンゾイル)−ベンゾ
ールを意味する。
例  1 室温に於いてフルオルペンゾール1730g (18モ
ル)、二塩化テレフタル酸203g (1モル)及びト
リフルオルメタンスルホン酸150g(1モル)を仕込
み、20時間還流下(沸点85°C)加熱した。
反応混合物を冷却するまで攪拌し、沈澱した1、4−ビ
ス−(4−フルオルベンゾイル)−ベンゾール(BFB
)をろ別し、フルオルペンゾール192g(2モル)で
洗浄した。触媒を含有する母液及び洗浄溶液を一緒にし
、二塩化テレフタル酸203gを加え、反応を上記の様
に繰り返した。母液は、著しい収率低下が確認されずに
、IO回再循還させることができた。
純度を測定するために、付着フルオルペンゾールにより
湿潤した少量の粗生成物を乾燥し、高圧液体クロマトグ
ラフィーにより試験した。
ジカルボン酸ハロゲン化物に対する収率は10回の再循
還後理論値の95.1%であり、融点は218〜221
°Cであった。
生成物を次の様に更に処理することができた。
湿潤したBFB 450gをジフェニルスルホン(DP
S)600g及びMgO10gと共に加熱した。フルオ
ルペンゾールの留出後1時間200°Cに加熱し、反応
混合物を清澄化に付した。この様にジフェニルスルホン
−溶液として得られたBFBを更に精製することなしに
直ちに重縮合に付することができた。BFBに対する収
率は90%であり、純度(DPSのない)は99%以上
であった。
10番目の再循還後残留する母液1820gに水500
 mlを添加し、沈澱した固体を分離し、液状の両相を
分離し、水性相にKOII 61.5g  (1,1モ
ル)を加え、水を回転蒸発器に於いて分離し、残留物に
11゜SO,(98,4%) 200gを添加し、トリ
フルオルメタンスルホン酸を大気圧に於いて留出させた
。トリフルオルメタンスルホン酸92g(−理論値の6
1%)が回収された。
例2 フルオルペンゾール575g(6モル)、二塩化テレフ
タル酸101.5g (0,5モル)及びトリフルオル
メタンスルホン酸75g  (0,5モル)を例1に於
ける如く反応させた。収率は、6回の再循還後、理論値
の93%であり、純度は96%以上であり、融点は21
8〜220°Cであった。
例3 フルオルペンゾール575g(6モル)、二塩化テレフ
タル酸101.5g (0,5モル)及びトリフルオル
メタンスルホン酸37.5g  (0,25モル)11
11に於ける如く反応させた。収率は、7回の再循還後
、理論値の85.5%であり、純度は96%以上であり
、融点は218〜220°Cであった。
例4 フルオルペンゾール575g(6モル)、二塩化テレフ
タル酸101.5g (”0.5モル)及びトリフルオ
ルメタンスルホン酸18.8g  (0,125モル)
を例1に於ける如く反応させた。収率は、6回の再循還
後、理論値の81.3%であり、純度は95%以上であ
り、融点は218〜220°Cであった。
例5 フルオルペンゾール575g(6モル)、二塩化テレフ
タル酸101.5g (0,5モル)及び2−ヒドロベ
ルフルオルプロパンスルホン酸116g (0,5モル
)を例1に於ける如く反応させた。収率は、6回の再循
還後、理論値の94.6%であり、純度は96%以上で
あり、融点は218〜220°Cであった。
例6 フルオルペンゾール575g(6モル)、二塩化テレフ
タル酸101.5g (0,5モル)及び2−ヒドロベ
ルフルオルプロパンスルホン酸78g(0,25)モル
)を例1に於ける如く反応させた。収率は、5回の再循
還後、理論値の91.7%であり、純度は95%以上で
あり、融点は218〜220°Cであった。
例1に於ける様に更に処理する場合ジフェニルスルホン
中に溶解したBFBが得られ、これは更に精製すること
なしに重縮合に使用することができた。収率は98.3
%(BFBに対し)であり、純度(溶剤のない)は98
%以上であった。
例7 フルオルペンゾール575g(6モル)、二塩化テレフ
タル酸101.5g (0,5モル)及び2−クロル1
.1.2− 1−リフルオルエタンスルホン酸99.3
g(0,5モル)を例1に於ける如く反応させた。
収率は、4回の再循還後、理論値の96.6%であり、
純度は95%であり、融点は218〜220°Cであっ
た。
例8 フルオルペンゾール575g(6モル)、二塩化テレフ
タル酸101.5g (0,5モル)及び6−ヒドロベ
ルフルオルエタンスルホン酸91g (0,5モル)を
例1に於ける如く反応させた。収率は、2回の再循還後
、理論値の95.7%であり、純度は96%であり、融
点は218〜220°Cであった。
例9 フルオルペンゾール288g(3モル)、二塩化テレフ
タル酸31.5g  (0,15モル)及びベルフルオ
ルヘキサンスルホン酸40.1g (0,1モル)を例
1に於ける如く反応させた。収率は、1回の再循還後、
理論値の45%であり、純度は約80%であった。
残留物は主としてベルフルオルヘキサンスルホン酸から
なっていた。
例10 フルオルペンゾール192g(2モル)、二塩化テレフ
タル酸20.3g (0,5モル)及びトリフルオルメ
タンスルホン酸5g (0,033モル)を8時間ポリ
テトラフルオルエチレンで被覆した400m!容オート
クレーブ中で140°Cに加熱した。反応終了後室温に
冷却するまで撹拌し、生成した塩酸を除去し、ろ過した
。反応生成物をフルオルヘンゾール20gで洗浄し、−
緒にした母液を次に二塩化テレフタル酸20.3gと再
び反応させた。その後母液を公知の反応経過に於いて再
循還させた。収率は、3回の再Wi還後、理論値の95
%であり、純度は約95%以上であり、融点は217〜
219°Cであった。
例11 クロルヘンゾール674g(6モル)、二塩化テレフタ
ル酸101.5g (0,5モル〕及びトリフルオルメ
タンスルホン酸75g (0,5モル)ヲ20時間還流
下加熱した。冷却するまで攪拌した後、沈澱した1、4
−ビス−(4−クロルヘンジイル)−ヘンゾールを吸引
ろ過し、クロルベンゾール112g。
(1モル)で洗浄した。母液及び洗浄の際得られるろ液
を一緒にし、二塩化テレフタル酸101.5gを添加し
、更に20時時間法下加熱した。
母液を上記の方法で5回再循還させた。収率は、理論値
の71%であり、純度(クロルベンゾールのない)は9
9%以上であり、融点は255〜257°Cであった。
比較例 ■1 フルオルヘンゾール575g(6モル)、二塩化テレフ
タル酸101.5g (0,5モル)及びトリフルオル
メタンスルホン酸0.75g (0,005モル)を2
0時時間法下加熱した。粗生成物をろ別し、洗浄した。
BFBが10%より低い収率で得られ、純度は約50%
のみであった。
比較例 ■2 フルオルヘンゾール575g(6モル)、二塩化テレフ
タル酸101.5g (0,5モル)及びトリフルオル
メタンスルボン酸75g (0,5モル)を20時時間
法下加熱した。冷却するまで攪拌した後ろ別し、反応生
成物をフルオルペンゾール50gで洗浄した。母液及び
洗浄溶液に二塩化テレフタル酸101.5g (0,5
モル)を加え、例1に記載の如く反応させた。収率は、
3回の再循還後、40%以上であり、純度は約60%で
あった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中 Halは弗素、塩素又は臭素を、 Zは芳香族基を意味する) で示されるハロゲン含有芳香族化合物を製造する方法に
    於いて、一般式 C_6H_5Hal(II) (式中Halは前記の意味を有する) で示されるハロゲンベンゾールを無水条件下一般式 Hal−CO−Z−CO−Hal(III) (式中Hal及びZは前記の意味を有する)で示される
    ビス酸ハロゲン化物と少なくとも2:1のモル比で一般
    式 Y(C_nX_2_n)SO_3H(IV) (式中Yは弗素又は水素を、Xは弗素及び/又は塩素を
    、nは1乃至10の整数を意味し、その際少なくとも1
    個のXは弗素を示す) で示されるハロゲンアルカンスルホン酸の存在下反応さ
    せることを特徴とする方法。 2、化合物 I の分離後母液を、場合によりその少量の
    導出及び適切な量の溶剤及び触媒の添加後、ビス酸化ハ
    ロゲン化物III及び場合により別のハロゲンベンゾール
    IIの添加後再使用すること及びハロゲンベンゾールII6
    乃至 40モル好ましくは10乃至30モルを化合物III1モ
    ル当たりと反応させることからなる、請求項1記載の方
    法。 3、Zが一般式 C_6H_4−E−C_6H_4(VI) 〔式中Eは0、(CG_2)_m(式中Gは水素、メチ
    ル、弗素又はトリフルオルメチルを意 味し、mは0乃至4の整数である)、CO、S、SO、
    SO_2又はSi(CH_3)_2を意味する〕で示さ
    れる芳香族基である、請求項1又は2記載の方法。 4、一般式 I 及びIIの化合物に於いて、Halが弗素
    又は塩素であり、一般式 I 及びIIIに於いてZがフェニ
    レンであり、有利にはo−位とは別の位置にあり、特に
    p−フェニレンであること及びハロゲンがCOに対する
    。o−位とは別の位置に在ることからなる少なくとも1
    つの特徴を有する請求項1乃至3の何れかに記載の方法
    。 5、ハロゲンがCOに対するp−位に在る一般式 I の
    化合物を製造する請求項1乃至4の何れかに記載の方法
    。 6、化合物IVとして一般式 Y(C_nF_2_n)SO_3H(V) (式中Yは弗素又は水素である) で示される化合物を使用する請求項1乃至5の何れかに
    記載の方法。 7、Yが水素である一般式IV又はVの化合物を使用する
    場合水素がSO_3H−基に対しβ−位に在る請求項1
    乃至6の何れかに記載の方法。 8、化合物IVが、ビス酸ハロゲン化物IIIに対し15乃
    至500モル%好ましくは50乃至150モル%の量で
    、使用される請求項1乃至7の何れかに記載の方法。 9、化合物II及びIIIの反応を20乃至200℃好まし
    くは60乃至180℃の温度に於いて実施する請求項1
    乃至8の何れかに記載の方法。 10、化合物II乃びIIIの反応を大気圧から適用反応条
    件下反応混合物の固有圧までの圧力に於いて、好ましく
    は大気圧から15バールまでの範囲に於いて実施する請
    求項1乃至9の何れかに記載の方法。 11、酸素のない条件下に実施する請求項1乃至10の
    何れかに記載の方法。 12、一般式 I の化合物、好ましくは1,4−ビス−
    (4−フルオルベンゾイル)−ベンゾール又は1,4−
    ビス−(4−クロルベンゾイル)−ベンゾールを、固体
    塩基好ましくはNa_2CO_3、K_2CO_3又は
    MgOで処理して得られている、ジフェニルスルホン中
    の澄明溶液の形で、重縮合体の製造に使用する方法。
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