JPH0247218Y2 - - Google Patents

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JPH0247218Y2
JPH0247218Y2 JP1986075056U JP7505686U JPH0247218Y2 JP H0247218 Y2 JPH0247218 Y2 JP H0247218Y2 JP 1986075056 U JP1986075056 U JP 1986075056U JP 7505686 U JP7505686 U JP 7505686U JP H0247218 Y2 JPH0247218 Y2 JP H0247218Y2
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flange
flanges
muffler
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folded
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は車両用マフラに関し、特に一対の容器
状部材を衝合結合してケース体を構成した車両用
マフラに関する。
[従来の技術] 近年の車両のパワーアツプ化に伴ない、車両フ
ロア下方の限られたスペース内に、大きな排気音
エネルギーを有効に低減せしめるマフラを設置す
る必要がある。そこで、フロアに沿つて設けて充
分な消音室容量を確保できる偏平ケース体のマフ
ラが提案されており、これは容器状上半部と下半
部をこれらの開口縁フランジで衝合し結合して上
記ケース体とするものである。
そして、これらフランジの結合は、従来、その
先端部同士を巻き締めする等の方法によつてい
る。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記巻き締めによる結合構造で
は上下の各半部を略円形とする必要があり、ま
た、気密性を確保するために巻き締め後フランジ
をスポツト溶接し、あるいはフランジ衝合部にシ
ール材を挿置する等の手間を要した。
本考案はかかる問題点に鑑み、容器状半部の形
状の制約がなく、また気密性を確保するためのス
ポツト溶接等の手間も必要としない結合構造より
なる車両用マフラを提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案の構成を第1図で説明すると、車両用マ
フラのケース体は一対の容器状半部1,2をこれ
らの開口縁フランジ11,21で衝合結合してな
る。フランジ11,21の結合は、これらの先端
部111,211をプレスによりはぜ折り結合す
るとともに、結合した先端部111,211を、
フランジ基端部112,212をプレス時に金型
により挟持される挟持しろとして、さらにはぜ折
りしてなるものである。
[作用、効果] 上述の構造で二重にはぜ折りされたフランジ1
1,21の結合は、強固かつ気密性に優れてお
り、従来の如きスポツト溶接やシール材の設置の
手間は要しない。
また、プレスによりはぜ折りするから、各半部
1,2の形状を略円形とする必要はなく、形状の
制約が少ない。
さらに、各フランジ11,21の基端部11
2,212を金型による挟持しろとしたから、は
ぜ折り過程で生じる歪が半部11,21本体へ伝
達することがない。
そして、上記挟持しろにより、巻き締め加工時
のフランジは一方の側からのみ保持することがで
き、両側からローラあるいは金型でフランジを挟
む必要がないから、加工機の構造が簡素化でき
る。
[実施例] 第2図において、上半部1および下半部2はコ
ーナ部を局面とした略四角形の容器状をなし、こ
れら半部1,2内にあらかじめインレツトパイ
プ、アウトレツトパイプ、インナパイプおよび隔
板等(いずれも図略)マフラを構成する部品を組
み込んでおく。上記各半部1,2の開口縁にはフ
ランジ11,21が形成してあり、フランジ21
はフランジ11より幅を大きくしてある。
半部1,2は上記フランジ11,21を衝合
し、この部分で結合されて第1図に示す如きマフ
ラケース体を構成する。各半部1,2は二枚板を
重ねて形成され、フランジ11,21は二回はぜ
折りを繰り返して強固かつ気密的に結合されてい
る。はぜ折りはプレスにより行なう。
第3図ないし第8図にはプレスによるはぜ折り
工程を示す。
フランジ11を載置したフランジ21は先端を
上方へ直角に折り曲げた状態で下金型B1上に載
置され(第3図)、上金型A1によりフランジ1
1上へその先端部111を包むように折り重ねは
ぜ折りする(第4図)。次に、折り重ねたフラン
ジ21の先端部211に上金型A2を当て(第5
図)、これを下金型B2の凹所内に下降せしめて
(第6図)フランジ11,21全体をU字状にわ
ん曲せしめる。この時、各フランジ11,21の
基端部112,212は上下の金型A2,B2に
より挟持され、フランジ11,21の変形歪みが
各半部1,2本体に及ぶのが阻止される。
この成形時に、フランジ11,21の保持は基
端部112,212を挟持しろとしてもなされる
から、半部1,2の内方(第6図の左方)に保持
用の金型を設ける必要はなく、金型構造を簡素化
することができる。
わん曲したフランジ11,21は下金型B3に
載置され〔第7図)、上金型A3により再びはぜ
折りされる(第8図)。
このようにして、二重にはぜ折りされたフラン
ジ11,21の結合は、強固かつ気密性に優れて
おり、従来の如きスポツト溶接やシール材の設置
は不要である。
また、プレスによるはぜ折り結合であるから、
上半部1および下半部2の形状の制約が少ないと
いう利点があり、かつ各フランジ11,21の基
端部112,212を上下の金型A2,B2によ
る挟持しろとしたから、はぜ折り過程で生じる歪
みが半部1,2本体へ伝達するのは防止される。
上記実施例の如く、上下の半部1,2は二枚板
で構成するのが防音上は優れているが、必ずしも
これに限られるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図はケース体の横断面図、第2図は上半部
および下半部の斜視図、第3図ないし第8図は上
半部と下半部のはぜ折り結合工程を示し、第3図
はその横断面図、第4図ないし第8図はフランジ
の拡大断面図である。 1……上半部、11……フランジ、111……
フランジ先端部、112……フランジ基端部、2
……下半部、21……フランジ、211……フラ
ンジ先端部、212……フランジ基端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の容器状半部を各半部の開口縁フランジで
    衝合し結合してケース体となした車両用マフラに
    おいて、上記両フランジの先端部をプレスにより
    はぜ折り結合するとともに、結合した先端部を、
    フランジ基端部をプレス時に金型により挟持され
    る挟持しろとして、さらにはぜ折りしてなる車両
    用マフラ。
JP1986075056U 1986-05-19 1986-05-19 Expired JPH0247218Y2 (ja)

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JP1986075056U JPH0247218Y2 (ja) 1986-05-19 1986-05-19

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JP1986075056U JPH0247218Y2 (ja) 1986-05-19 1986-05-19

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JPS62185825U JPS62185825U (ja) 1987-11-26
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KR101035953B1 (ko) 2008-12-24 2011-05-23 정보식 전처리 프레스 공정에 의해 형성되는 차량용 배기 소음기를이루는 상하부 동체의 주연부 절곡 구조

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JPS59525A (ja) * 1982-06-26 1984-01-05 Honda Motor Co Ltd 消音器の製造方法
JPS6015916B2 (ja) * 1980-08-09 1985-04-22 動力炉・核燃料開発事業団 高速増殖炉の冷却浄化系

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JPS6015916U (ja) * 1983-07-13 1985-02-02 坂本工業株式会社 消音器のシエル

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JPS62185825U (ja) 1987-11-26

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