JPH0246972A - 嵌合部のろう付け方法 - Google Patents

嵌合部のろう付け方法

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Publication number
JPH0246972A
JPH0246972A JP19595788A JP19595788A JPH0246972A JP H0246972 A JPH0246972 A JP H0246972A JP 19595788 A JP19595788 A JP 19595788A JP 19595788 A JP19595788 A JP 19595788A JP H0246972 A JPH0246972 A JP H0246972A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fitting
filler metal
brazing filler
fitting part
chamfer
Prior art date
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Pending
Application number
JP19595788A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Oka
延由記 岡
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Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、互いに、嵌合する嵌合部分をろう材をもので
ある。
〔従来の技術〕
例えば2本のパイプ材を長手方向(軸方向)に直列につ
なぐ場合、一方のパイプの端部に筒状の嵌合部分を形成
するとともに他方のパイプの端部に環状の凹段部を備え
る嵌合部分を形成し1画表合部分を嵌合した上で更にろ
う材をつかって接合することがある。
第3図および第4図は上記嵌合部の一例としてソレノイ
ドの要部を示し、スリーブ(1)に固着した下側シリン
ダ(2)の上端部に筒状の一方の嵌合部分を設定し、プ
ランジャ(3)に軸受(4)を介して外挿した上側シリ
ンダ(5)の下端部に環状の凹段部(5a)を備える他
方の嵌合部分を設定して嵌合部を構成している。一方の
嵌合部分の内径寸法(文、)は他方の嵌合部分の外径寸
法(L2)より僅かに大きく設定され、両嵌合部分の端
壁部の間にろう材(6)を挟んで両嵌合部分を嵌合しろ
う材(8)を溶かす、他方の嵌合部分を設定した上側シ
リンダ(5)はこのろう材(6)の溶融に伴なって自由
落下し、第4図に示すように接合される。
上記従来のろう付け方法によると、一方の嵌合部分の内
径寸法(文、)を他方の嵌合部分の外径寸法(文、)よ
り大径に設定して他方の嵌合部分をろう材(6)の溶融
に伴なって自由落下させるものであることから接合完了
時において両嵌合部分の同心度が必ずしも確保されない
問題があり、上記ソレノイドの場合にはスリーブ(1)
とプランジャ(3)の間隙(りが全周にわたって均一に
ならずにソレノイドの性能が変化するおそれがある。
上記問題に対処するため、同じ〈従来、第5図に示すよ
うに一方の嵌合部分の内径寸法(文、)と他方の嵌合部
分の外径寸法1.)を略凹じにし両嵌合部分を圧嵌して
同心度を確保する方法がある。この場合1両眼合部分を
圧嵌することから上側シリンダ(5)は自由落下せず、
したがって両嵌合部分を予め最終的な接合状態まで深く
嵌合しておく必要があり、ろう材(6)は一方の嵌合部
分の内壁に形成した溝(2b)に収められて該溝(2b
)内で溶かされる。
したがってこの方法によると必要な同心度を確保するこ
とはできるものの、新たにろう材(8)を収める溝(2
b)を形成する工程を増やさなければならないという不
都合を有している。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は以上の点に鑑み、第3図および第4図の例に対
して加工数を増やすことなく嵌合部の同心度を確保する
ように工夫したろう付け方法を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記各図に示した従来例において、筒状を呈する一方の
嵌合部分の上端内縁には嵌合作業を容易にするために面
取部(2a)が設けられている0本発明はこの面取部に
着目し、百嵌合部分を嵌合したときにろう材を前記面取
部に位置させて前記ろう材を溶かすこととした。すなわ
ち本発明のろう付け方法は、略筒状を呈する一方の嵌合
部分と凹段部を備える他方の嵌合部分を互いに嵌合しか
つろう材をつかって接合する方法において、前記両嵌合
部分を4いにガタつきのない寸法に成形し、前記一方の
嵌合部分の先端に面取部を形成し、前記両嵌合部分を嵌
合したときにろう材を前記面取部に位置させて前記ろう
材を溶かすことを特徴とする。
〔作 用〕
上端内縁に大きめの面取部を形成した一方の嵌合部分と
他方の嵌合部分を圧嵌すると面取部にはろう材を収める
のに適した空間が設定される。したがってこの空間にろ
う材を収めるように配置すれば上記第5図の例のような
専用空間(溝(2b))を形成する必要がない。
〔実 施 例〕
つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明すると、
第1図および第2図は上記従来例に対応してソレノイド
の要部を示している。
スリーブ(+)に固着した下側シリンタ頁2)の上端部
に筒状の一方の嵌合部分を設定し、プランジャ(3)に
軸受(4)を介して外挿した上側シリンダ(5)の下端
部に環状の凹段部(5a)を備える他方の嵌合部分を設
定して嵌合部を構成し、一方の嵌合部分の内径寸法(文
、)と他方の嵌合部分の外径寸法 (%)を互いにガタ
つきのないように略同じに設定し、一方の嵌合部分の上
端内縁にろう材(6)を収めるのに十分な大きさのテー
パ状の面取部(2a)を形成する。他方の嵌合部分の凹
段部(5a)は従来例と同様に断面矩形状に形成する。
第1図に示すようにろう材(6)をセットし、第2図に
示すように両嵌合部分を端壁部が互いに接するまで深く
嵌合し、次いでろう材(6)を溶かして両嵌合部分を接
合する。
〔発明の効果〕
本発明のろう付け方法は以上説明したように、一方の嵌
合部分に形成する面取部を有効に利用して加工数を増や
すことなく嵌合部の同心度を確保するものである。また
面取部を従来より大きく形成することにより該面取部の
本来の作用である嵌合作業の容易化を一層促進すること
ができる0本発明方法を実施例のようにソレノイドに実
施する場合にはスリーブとプランジャの間隙を一定とし
て性能を安定化させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の実施例に係る工程説明図
、第3図および第4図は従来例に係る工程説明図、i5
図は他の従来例に係る工程説明図である。 (1)スリーブ (2)(5)シリンダ (2a)面取部 (3)プランジャ (4)軸受 (5d)凹段部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、略筒状を呈する一方の嵌合部分と凹段部を備える他
    方の嵌合部分を互いに嵌合しかつろう材をつかって接合
    する方法において、前記両嵌合部分を互いにガタつきの
    ない寸法に成形し、前記一方の嵌合部分の先端に面取部
    を形成し、前記両嵌合部分を嵌合したときにろう材を前
    記面取部に位置させて前記ろう材を溶かすことを特徴と
    する嵌合部のろう付け方法。
JP19595788A 1988-08-08 1988-08-08 嵌合部のろう付け方法 Pending JPH0246972A (ja)

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JP19595788A JPH0246972A (ja) 1988-08-08 1988-08-08 嵌合部のろう付け方法

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JPH0246972A true JPH0246972A (ja) 1990-02-16

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006281235A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Fuji Koki Corp 複数部材からなる組立体の製造方法及び電磁式制御弁の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006281235A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Fuji Koki Corp 複数部材からなる組立体の製造方法及び電磁式制御弁の製造方法

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