JPH0246616A - 接地タンク型ガス遮断器 - Google Patents

接地タンク型ガス遮断器

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JPH0246616A
JPH0246616A JP63195990A JP19599088A JPH0246616A JP H0246616 A JPH0246616 A JP H0246616A JP 63195990 A JP63195990 A JP 63195990A JP 19599088 A JP19599088 A JP 19599088A JP H0246616 A JPH0246616 A JP H0246616A
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稔 佐藤
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樫村 勝一
Masanori Tsukushi
正範 筑紫
Yukio Kurosawa
黒沢 幸夫
Kazuhiro Saito
和弘 斉藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は接地タンク型ガス遮断器に係り、特に遮断部と
並列に投入抵抗装置及びコンデンサ装置を有する接地タ
ンク型ガス遮断器に関する。
〔従来の技術〕
一般に、高電圧大容量ガス遮断器においては、第18図
に示すように遮断部1と電気的並列にインピーダンス装
置を有している。このインピーダンス装置として、遮断
部1に印加される過渡回復電圧を抑制又は複数の遮断部
1間の電圧分坦を制御したりするコンデンサ装置2や、
投入サージを抑制するため抵抗体23と抵抗接点部19
Aを有する投入用の抵抗装置19或いは遮断用の抵抗装
置が知られている。
主遮断部等は、円筒状の容器(接地タンク)内に収納さ
れ、SF6ガス等の消弧および絶縁性に優れた絶縁ガス
が充填されている。この種のガスは平等電界のもとで高
い性能を得ることができるため、遮断部等をシールド筒
で覆い、シールド筒を接地タンクの内面に対向させ、こ
の両者の間で絶縁を保持している。従って、接地タンク
の直径の縮小のためには、シールド筒内の構成について
考慮する必要がある。従来のガス遮断器では、接地タン
クの軸方向に接離する固定側及び可動側は接触子からな
る遮断部1、コンデンサー装置2、抵抗体23や抵抗接
点部19Aからなる抵抗装置19などのすべてを、直径
の大きな、遮断部大直径の筒状シールド内にコンパクト
に収納し、しかも遮断郡全体の点検作業を効率よく行う
ために、それらの配置に工夫がこらされていた(特公昭
57−21819号公報及び特開昭60−25123号
公報参照)。
すなわち、主遮断部1部分に対向するタンク面に遮断部
の点検用開口を設け、遮断部1と点検用開口との間には
コンデンサ装置2や抵抗体並びにそれに関係する部材な
どを配置しないようにしている。最近のガス遮断器では
支遮断部の高電圧用化が促進され、遮断器1相当りの構
成部品の点数がどんどん少なくなって、例えば550k
V級は遮断部が1点化されようとしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
接地タンク型ガス遮断器において、速乾部の1点化を図
ろうとする場合や、高電圧用として絶縁信頼度を向上し
ていこうとするためには、下記のような問題が生ずる。
すなわち、遮断部を一点化しようとする際には、一つの
遮断部に従来の2点分に相当する数のコンデンサ装置を
直列に配置しなければならない。しかも、再起電圧は1
点の遮断部に全部印加されるので、十分な抑制効果を得
るには、単純計算でも、2点の遮断部の場合の4倍のコ
ンデンサ装置の収納空間を必要とすることになる。また
、絶縁信頼度を向上させるためには、遮断部における極
部電界強度を緩和することが必要であり、遮断部を構成
する固定側及び可動側の主接触子や、抵抗接点を取囲む
ように設ける固定側と可動側の筒状シールド間の対向距
離が、遮断部の極間長に近い値にまでになるということ
もあり、コンデンサ装置の軸方向の配列長さが、筒状シ
ールドの対向距離の3倍以上にもなってしまう欠点が生
ずる。上記のように、筒状シールドの対向距離が近接し
ている構造では、電位を規制するコンデンサ装置の両側
に等電線が引張られるために、遮断部の固定接触子のシ
ールド先端可動側主接触子の先端部には筒状シールドの
各対向端部の電界が高くなる問題が生ずる。その対策と
して、コンデンサー装置で引込まれる分を考慮して遮断
部からコンデンサ装置まで、或いはコンデンサ装置から
筒状シールドまでの径方向の間隙を大きくすることは、
筒状シールドの外径をいたずらに大きくすることになり
、遮断部の小形化のうえでは得策ではなくなる。
本発明の目的は、高電圧で大容量用であっても小形化且
経済的に製作できる接地タンク型ガス遮断器を提供する
ことにある。
また1本発明の目的は、遮断部の電界強度を緩和するこ
とにより、絶縁性能を向上できる接地タンク型ガス遮断
器を提供することにある。
更に、本発明の目的は、遮断部に用いるシールドの直径
を大きくすることなく、コンデンサ装置の収納空間を確
保できる接地タンク型ガス遮断器を提供することにある
[11題を解決するための手段〕 上記目的は、接地タンク内に配置する遮断部とコンデン
サ装置及び抵抗装置を電気的に並列に接続する際、遮断
部の固定側及び可動側にそれぞれ円形断面の円筒状シー
ルドとほぼ長円形断面の小シールドからなるシールド部
材を設け、シールド部材の小シールドの外面部分で且円
筒状シールド内の位置にコンデンサ装置を設けることに
より達成される。
〔作用〕
シールド部材は円筒状シールドと小シールドから形成さ
れ、しかも小シールドの外面部分にコンデンサ装置を配
置するようにしたので、固定接触子のシールド先端部分
や可動側の主接触子の極部電界に大きな影響を与えるこ
とがなくなるし、遮断部の固定側及び可動側にそれぞれ
配置する小シールドの対向部分の曲率半径も大きく変え
ることなく、極間の電界強度を達成することができる。
また、コンデンサ装置の各端部は、シールド部材の円筒
形シールドにて覆われるので、コンデンサ装置を外側に
支障なく設けることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の接地タンク型ガス遮断器について、第1
図から第17図を用いて順に説明する。
本発明の第1図とこの一部断面である第2図に示す実施
例は、周知のバッファー形の遮断部を用いたガス遮断器
である。密閉する円筒状の接地タンク3は水平に配置さ
れ、この中には消弧性能、絶縁性能共に優れたSFaガ
スを充填すると共に、このガス中に遮断器の各部品が組
込れている。すなわち、接地タンク3内に遮断部1とコ
ンデンサ装置2と抵抗体23及び抵抗接点部を備えた抵
抗装置19を適切に配置している。遮断部1の固定側は
図の例では接地タンク3の左方に配置され、また可動側
は右側に配置しである。遮断部1の固定側は絶縁支持し
て通電導体(図示せず)に至る固定側導体4の先端部に
、固定接触子5や電界集中の緩和用の固定側シールド6
などを配置して構成している。また、可動側は接地タン
ク3に一端を支持させる絶縁支持筒10の他端に通電導
体13と連結する集電子12が備えられるブラケット9
を固定し、絶縁支持筒10やブラケット9を貫通して接
地タンク3外の操作装置(図示せず)にて駆動する絶縁
操作捧11を備え、これにて操作するア1−り接触子(
図示せず)とバッファシリングやピストン束には絶縁ノ
ズルなどからなるバッファ装置8、更には固定接触子5
に対向する可動接触子7などを備えて構成している。抵
抗装置19は図では投入用のものを示しており、固定側
導体4の先端部或いは固定接触子5の固定部分に絶縁支
持体24を設け、これに抵抗体23を支持させ且一端を
電気的に接続すると共に他端に固定抵抗接点22を設け
た固定側と、抵抗固定接触子22に対向する抵抗可動接
触子20とこれをバッファ装置8に支持させる腕金具2
1などの可動側から構成し、遮断部1と並列になるよう
にしており、遮断用もほぼこれと同様に構成する。これ
ら遮断部1及び投入用或いは遮断用の抵抗装置19と並
列となるようにコンデンサ装置2を配置し、これらは電
気的に並列接続するものであるが、この部分の詳細につ
いては以下に説明する。
遮断部1及び抵抗装置19の可動側及び固定側のそれぞ
れには、特別な形状に形成したシールド部材16.17
が設けられ、例えば第2図に示すようにブラケット9に
一端を固定した取付腕25や、固定側導体4に一端を固
定した取付腕26を用いて取付けるようにしている。各
シールド部材16.17は、第1図及び第2図に示すよ
うに遮断部1の固定側及び可動側の大部分を包囲して接
地タンク3の内周全面に対向するように設けて電界緩和
を図る第1シールドである円形断面の円筒状シールド1
6A、17Aと、遮断部1及び抵抗装置19の先端部分
を取り囲むように設けて対向する第2シールドであるほ
ぼ長円形断面の小シールド16B、17Bとから形成さ
れ、組立時の作業性を考慮して一体にしたり或いは分離
した状態で使用する。このシールド部材16.17の一
部をなす小シールド16B、17Bと円筒状シールド1
6A、17Aの仮想円にて囲まれる弧状空間を利用して
遮断部1の過渡電圧抑制用や分坦電圧制御用のコンデン
サ装置2を配置し、可動側及び固定側取付金具14.1
5に取付けて支持している。
このようなシールド部材16.17を、遮断部1及び抵
抗装置19部分の固定側及び可動側を取り囲むように設
け、小シールド16B、17Bにまたがって接地タンク
3に大部分を対向させると共に端部が円筒状シールド1
6A、17A内に至るようにコンデンサ装置2を設ける
ようにしたので、第17図に示すように端面の曲率rを
適宜設定して形成した小シールド16B、17B間の対
向距離りを、遮断部の固定接触子6と可動接触子7間の
寸法(極間長)に近接させた状態であっても1円筒状シ
ールド16A、17Aが離れているのでコンデンサ装置
2によって等電位線は大きく広がる。そして等電位線は
小シールド16B。
17Bの曲率rに沿って等間隔で分布するので、遮断部
の特定個所やシールド部材の対向部などに電界集中する
こともなくなるから、極部電界強度を大幅に緩和できる
ので、高電圧で大容量用の遮断部を小形化でき、絶縁性
能を向上させるために大きな効果がある。
シールド部材の形状とコンデンサ装置の配置関係の一つ
の例を第3図に示している。この第3図の例では、シー
ルド部材17は後述するように円形断面の円筒状シール
ド17Aと、平担部を有するほぼ長円状の小シールド1
7Bとから形成するものであるが、小シールド17Bは
円筒状シールド17Aの中心を通り端部の弧状部分が円
弧と等しい部分まで延びるように設けて形成して、遮断
部1と抵抗装置23の先端部付近を包囲するようにする
ことにより、コンデンサ装置2の配置個所を上下の円弧
状空間(半円状空間)としたものである。小シールド1
7の上下に平行に配置するコンデンサ装置2として、こ
の例では中空絶縁筒29内に複数個のコンデンサ素子2
8と接続用部品を挿入した棒状コンデンサ27の複数本
を用いたものである。このように、シールド部材17を
形成してコンデンサ装置2を上下に配置するようにすれ
ば、遮断部1や抵抗装置23部分の点検や交換等を、コ
ンデンサ装置2の配置に影響されずに接地タンクに通常
設けであるマンホールから行うことができるし、遮断部
付近の電界集中も良好に緩和できる。
上記の実施例では、コンデンサ装置2として複数本の棒
状コンデンサ27を用いるもので説明したが、この棒状
コンデンサ27は直径の等しいものを用いると、組立が
容易に行えるようにすることができ、また直径の異なる
ものを組合せることによって、この配置本数を増して静
電容量の調節を適切に行えるようにすることもできる。
更には。
後述するように成形したモールド部材を用いたコンデン
サ装置を用いて組立をより一層簡単にすることもできる
遮断部の可動側及び固定側に配置するシールド部材16
.17は1例えば第11図に示すように加工性の良いア
ルミニウムや鋼部にはステンレス材を用いて、第1シー
ルドである円筒状シールド16A、17Aと、第2のシ
ールドであるほぼ長円形の小シールド16B、17Bと
を別々に製作し、両者を接合して一体にして用いるか、
或いはそれぞれ別々のまま用いて最終組立状態で一体の
ものとほぼ同様となるように使用することもできる。小
シールド16B、17Bは、平坦部分を多少ふくらませ
たいわゆる楕円形に形成して使用することもできる。
シールド部材17とコンデンサ装置2の組合せの他の例
を第4図から第6図に示している。第4図において第3
図と異なる点はシールド部材17を構成する第2シール
ドである小シールド17Bの配置にあり、小シールド1
7Bは円筒状シールド17Aの円弧に一方のみを接する
ようにして他方を縮めて内側に留め、この空間部分にも
コンデンサ装置2を配置したものであり、このようにす
ればコンデンサ装置2の静電容量の調整や電界緩和をよ
り良好にできる。また、第5図及び第6図に示す例では
、シールド部材17の一部であるほぼ長円形のシールド
17Bを、円筒状シールド17A内に位置するようにし
、小シールド17Bを囲む全ての空間部分にコンデンサ
装置2を配置し、これによって静電容量の調整及び電界
集中の緩和をより一層向上することができる。この第5
図及び第6図の例のいずれ遮断部1側に配置するコンデ
ンサ装置に例えばバンド18で緊縛して一括した弧状ユ
ニット36を用い、遮断部1を接地タンクのマンホール
から点検する場合に、着脱を容易にしたものである。更
に第6図ではコンデンサ装置2の取付けをより効率的に
行えるように2つの弧状ユニット36と2つの半円状の
円弧ユニット37を対称配置して取付けるようにしたも
のである。
一面が平坦で他方を弧状とした半円状の円弧ユニット3
7は、例えば第7図から第10図に示すように製作する
。すなわち、第7図に示すように両端面に固定用孔35
を形成すると共に軸方向に貫通する複数の貫通穴31を
有するようにエポキシ樹脂や四弗化エチレン樹脂等で成
形したモールド部材3oを用いる。この各貫通穴31に
は前述したように中空絶縁管内に第8図に示すようなコ
ンデンサ素子28と両端部に導電棒31.32や押圧力
にて電気的接続を良好にするばね34等を配置して各部
品を所定位置に保持した棒状コンデンサをそれぞれ配置
したり、或いは中空絶縁筒を省略した状態で配置して所
定位置に保持した後、両端面の固定用孔、35にそれぞ
れ取付金具14゜15を固定して各収納穴のコンデンサ
素子28と電気的に接続するように構成して使用する。
モールド部材30は、第9図に示すように同一直径の複
数の貫通穴31Aを成形するようにしたものを使用した
り、第10図に示すように直径の異なる複数の貫通穴3
1Aと31Bとを組合せて成形したものを使用でき、こ
れらの貫通穴31A、31Bに適する大きさのコンデン
サ素子を用いて挿入すれば適切な静電容量を持つように
調節して作ることができる。
本発明の接地タンク型ガス遮断器は、第12図にその一
例を示すようにして組立てる。すなねち、接地タンク3
の外で遮断部や抵抗装置の画定側及び可動側部品を組立
て、可動側及び固定側にシールド部材16.17をそれ
ぞれ取付けた後、いずれか一方例えば図の矢印Oのよう
に可動側のコンデンサ装置2を挿入して取付金具14を
固定してから可動側及び固定側を矢印■、■のように接
地タンク3内に挿入して所定位置に組立てて位置決めす
ると共に、コンデンサ装置2の他端を取付金具15に固
定してから、可動側の集電子12に通電導体13を挿入
して電気的に接続したり、固定側導体4にも通電導体(
図示せず)を接続することによって支障なく組立てるこ
とができる。この図の例では、可動側の集電子12に接
地タンク上方から通電導体13を挿入する方式であるが
、絶縁支持筒10を接地タンク3の径方向に設けるとき
には集電子12及び通電導体13も軸方向に延びるよう
に設けられる。この第12図に示す組立方法は分割方式
であるが、接地タンク3外で可動側及び固定側部品の組
立てやコンデンサ装@2の組合せを行なって一体化して
がら、接地タンク3内に挿入して組立てるようにするこ
ともできる。
本発明の他の例である第13図に示すガス遮断器は、シ
ールド部材が分離した円筒状シールド16A、17Aと
ほぼ長円形の小シールド16B。
17Bを用いる点でのみ第1図及び第2図に示す実施例
と異なっているだけで、他の部分はほぼ同一構造になっ
ている。この例ではシールド部材が分離構造であるので
、小シールド16B、17Bの取付けやコンデンサ装置
の組立て、更には円筒状シールドの取付けが簡単になる
し、接地タンク3内でも外部での組立の場合においても
より一層容易に行える。
本発明のガス遮断器は、第14図から第16図に示すよ
うに三相−括ガス絶縁開閉装置用にも適用することもで
きる。すなわち、第14図のガス絶縁開閉装置では、操
作装置や機構部の収納箱40の上方に配置する縦形の接
地タンク3を用いてこの側方に、上部及び下部電路を接
続する開口3A、3Bを形成し、この間口3A、3Bに
接続する少なくとも上部電路42に変流器41を配置し
た構造であり、上部及び下部電路42.43の右方は省
略して示しである。すなわち、絶縁ガスを充填する縦形
の接地タンク3内には、第15図及び第16図に示す如
く固定及び可動接点などを有する遮断部1や、上述した
ようなコンデンサ装置2、更に抵抗体と抵抗固定及び抵
抗可動接触子を有する抵抗袋@19の並列接続した構造
物のU。
v、W相の三相分を三角形の頂点に位置するように配置
する。図示のこれらの各相分は、遮断部1や抵抗装置1
9の配置、更には可動側及び固定側に用いる円筒状シー
ルド16A、17Aとほぼ長円形の小シールド16B、
17Bからなるシールド部材16.17の形状やコンデ
ンサ装置2の配置についても含めて、既に述べた第4図
の構造のものが用いられている。そして、各相分のシー
ルド部材16.17の小シールド16B、17の一方の
円弧部を、接地タンク2の内面に対向するように配置し
ているので、各遮断部1も接地タンク3側に位置し、し
かも遮断部1を取り囲むようにコンデンサ装置2が配置
されているため、電界集中の緩和が図れると同時に遮断
時における各相間の悪影響を防止できる優れた効果を達
成できる。
また、遮断部1が接地タンク1側にあるため、接地タン
ク3に設けるマンホール(図示せず)からの点検等も極
めて容易に行える6 〔発明の効果〕 本発明のようにすれば、適切な形状のシールド部材を用
いたので、高電圧で大容量の接地タンク型ガス遮断器を
小形に且経済的に製作することができる。また、コンデ
ンサ装置はシールド部材の大きな収納空間を確保して、
従来に比べてはるかに多い3倍から5倍のコンデンサ装
置を配置できるので、極部電界緩和が図れるため、絶縁
性能も向上する。更に、コンデンサ装置には、棒状コン
デンサ或いはモールド部材を用いることができるので、
取付けや組立作業も極めて容易に行うことができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は水平配置する接地タンクの部分等を断面して示
す本発明の一実施例である接地タンク型ガス遮断器の要
部斜視図、第2図は第1図のより詳細な内部構造を示す
斜視図、第3図から第6図はそれぞれ第1図のA−A線
から見た遮断部の異なる例を示す断面図、第7図は本発
明に用いるコンデンサスタックを一部断面して示す概略
図、第8図は並列コンデンサの一例を示す斜視図、第9
図及び第10図はそれぞれコンデンサスタックの異なる
例を示す側面図、第11図は本発明の遮断部に用いるシ
ールドの一例を示す斜視図、第12図は本発明の接地タ
ンク型ガス遮断器の組立法の例を示す斜視図、第13図
は第1図と異なる本発明の他の実施例である接地タンク
型ガス遮断器を一部断面して示す要部斜視図、第14図
は本発明を適用した縦配置のガス遮断器を用いた三相−
括型ガス絶縁開閉装置の一例を示す概略正面図、第15
図は第14図のガス遮断器の部分の概略縦断面図、第1
6図は第15図のX■−XVI線の横断面図、第17図
は本発明を適用した接地タンク型ガス遮断器の遮断部付
近の極間等電位線図、第18図は投入抵抗付ガス遮断器
の結線図である。 1・・・遮断部、2・・・コンデンサ装置、3・・・接
地タンク、4・・・固定接触子、7・・・可動接触子、
14゜15・・・取付金具、16.17・・・シールド
部材、16A、17A・・・円筒形シールド、16B、
17B・・・小シールド、19・・・抵抗装置、20・
・・抵抗可動接触子、22・・・抵抗固定接触子、27
・・・棒状コンデンサ、28・・・中空絶縁筒、29・
・・コンデンサ素子、30・・・モールド部材、31.
31A、31B゛・) 第 l 口 第 乞 第 O 凹 不 6 口 、37 第 図 第 /3 堺 /4 ■ 亭 日 早 /6

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、絶縁ガスを充填する接地タンク内に、固定及び可動
    接触子などを有する遮断部と、コンデンサ装置と、抵抗
    体と抵抗固定及び抵抗可動接触子を有する抵抗装置とを
    電気的に並列に接続して配置し、少なくとも前記遮断部
    及び抵抗装置の固定側及び可動側にそれぞれシールド部
    材を施すものにおいて、前記各シールド部材は円筒状シ
    ールドと、前記円筒状シールド側からそれぞれ遮断部及
    び抵抗装置の固定側及び可動側に延びて対向するほぼ長
    円形断面の小シールドとから形成し、前記コンデンサ装
    置は少なくとも両シールド部材の小シールドの平坦面部
    分にまたがるように配置すると共に、コンデンサ装置の
    端部はそれぞれ円筒状シールド内に位置させたことを特
    徴とする接地タンク型ガス遮断器。 2、絶縁ガスを充填する接地タンク内に、固定及び可動
    接触子などを有する遮断部と、コンデンサ装置と、抵抗
    体と抵抗固定及び抵抗可動接触子を有する抵抗装置とを
    電気的に並列に接続して配置し、少なくとも前記遮断部
    及び抵抗装置の固定側及び可動側にそれぞれシールド部
    材を施すものにおいて、前記各シールド部材は接地タン
    クの内周の全面にわたつて対向する円筒状シールドと、
    遮断部と抵抗装置の先端部分とを取り囲む長円形断面の
    小シールドとからなり、前記コンデンサ装置は各シール
    ド部材の小シールドと並行に配置したことを特徴とする
    接地タンク型ガス遮断器。 3、絶縁ガスを充填する接地タンク内に、固定及び可動
    接触子などを有する遮断部と、コンデンサ装置と、抵抗
    体と抵抗固定及び抵抗可動接触子を有する抵抗装置とを
    電気的に並列に接続して配置し、少なくとも前記遮断部
    及び抵抗装置の固定側及び可動側にそれぞれシールド部
    材を施すものにおいて、前記各シールド部材は接地タン
    クの内周の全面にわたつて対向する円筒状シールドと、
    遮断部と抵抗装置の先端部分とを取り囲む長円形断面の
    小シールドとを有し、前記両シールド部材の小シールド
    と並行配置のコンデンサ装置は、その有効長のほぼ全域
    を接地タンクの内面に対向させていることを特徴とする
    接地タンク型ガス遮断器。 4、絶縁ガスを充填する接地タンク内に、固定及び可動
    接触子などを有する遮断部と、コンデンサ装置と、抵抗
    体と抵抗固定及び抵抗可動接触子を有する抵抗装置とを
    電気的に並列に接続して配置し、少なくとも前記遮断部
    及び抵抗装置の固定側及び可動側にそれぞれシールド部
    材を施すものにおいて、前記各シールド部材は円筒状シ
    ールドと、ほぼ長円形断面の両円弧部が前記円筒状シー
    ルドの中心を通り円弧と等しい位置まで延びる小シール
    ドとから形成し、前記円筒状シールドの円弧にて取り囲
    む小シールドの平坦面部の各空間部分には、それぞれコ
    ンデンサ装置を配置したことを特徴とする接地タンク型
    ガス遮断器。 5、絶縁ガスを充填する接地タンク内に、固定及び可動
    接触子などを有する遮断部と、コンデンサ装置と、抵抗
    体と抵抗固定及び抵抗可動接触子を有する抵抗装置とを
    電気的に並列に接続して配置し、少なくとも前記遮断部
    及び抵抗装置の固定側及び可動側にそれぞれシールド部
    材を施すものにおいて、前記各シールド部材は円筒状シ
    ールドと、ほぼ長円形断面の一方の円弧部が前記円筒状
    シールドの中心を通り円弧と等しい位置まで延びる小シ
    ールドとから形成し、前記円筒状シールドの円弧にて取
    り囲む小シールドの平坦面部分及び他方の円弧部との外
    周空間部分に、コンデンサ装置を配置したことを特徴と
    する接地タンク型ガス遮断器。 6、絶縁ガスを充填する接地タンク内に、固定及び可動
    接触子などを有する遮断部と、コンデンサ装置と、抵抗
    体と抵抗固定及び抵抗可動接触子を有する抵抗装置とを
    電気的に並列に接続して配置し、少なくとも前記遮断部
    及び抵抗装置の固定側及び可動側にそれぞれシールド部
    材を施すものにおいて、前記各シールド部材は円筒状シ
    ールドと、円筒状シールドに囲まれる中心部に配置する
    ほぼ長円形断面の小シールドとから形成し、前記円筒状
    シールドにて取り囲む外周空間部分にコンデンサ装置を
    配置したことを特徴とする接地タンク型ガス遮断器。 7、請求項1から6において、前記コンデンサ装置には
    中空絶縁筒内に複数個のコンデンサ素子を挿入した棒状
    コンデンサの複数本を用いたことを特徴とする接地タン
    ク型ガス遮断器。 8、請求項1から6において、前記コンデンサ装置は直
    径の等しい中空絶縁筒内に複数個のコンデンサ素子を挿
    入した棒状コンデンサの複数本を、一側に平坦面を有す
    ると共に他側を弧状に成型した円弧状断面のモールド部
    材の各収納穴に配置したものであることを特徴とする接
    地タンク型ガス遮断器。 9、請求項1から6において、前記コンデンサ装置は直
    径の等しい中空絶縁筒内に複数個のコンデンサ素子を挿
    入した棒状コンデンサの複数本と、直径の異なる中空絶
    縁筒内に複数個のコンデンサ素子を挿入した棒状コンデ
    ンサの複数本とを組合せ、一側に平坦面を有すると共に
    他側を弧状に成型した円弧状断面のモールド部材の各収
    納穴に配置したものであることを特徴とする接地タンク
    型ガス遮断器。 10、請求項5から6において、前記コンデンサ装置は
    、直径の等しい中空絶縁筒内に複数個のコンデンサ素子
    を挿入した棒状コンデンサの複数本を、一側に平坦面を
    有すると共に他側を弧状に成型した円弧状断面のモール
    ド部材の各挿入穴に配置したものと、円弧状に一体モー
    ルドしたものとを組合せて用いたことを特徴とする接地
    タンク型ガス遮断器。11、請求項6において、少なく
    とも前記遮断部側に位置するコンデンサ装置は、円弧状
    に一体にして着脱自在に配置したことを特徴とする接地
    タンク型ガス遮断器。 12、円形断面の円筒状シールドと、ほぼ長円形断面の
    少なくとも一方の円弧部が前記円筒状シールドの中心を
    通り円弧と等しい位置まで延びる小シールドとから形成
    したことを特徴とするシールド部材。 13、請求項12において、前記円筒状シールドと小シ
    ールドとは一体に結合したことを特徴とするシールド部
    材。 14、請求項12において、前記円筒状シールドと小シ
    ールドとは分離形成して組合せたことを特徴とするシー
    ルド部材。 15、一側に平坦面を有すると共に他側を弧状に成型し
    た円弧状断面のモールド部材に、軸方向に貫通する複数
    の収納穴を形成すると共に、軸方向の両端面に固定用孔
    を形成し、前記各収納穴にそれぞれ複数のコンデンサ素
    子を配置し、前記モールド部材の軸方向の両端面には、
    固定用孔にそれぞれ固定して各収納穴したコンデンサ素
    子と電気的に接続する取付金具を設けたことを特徴とす
    るコンデンサ装置。 16、接地タンクの外部で、遮断部及び抵抗装置の固定
    側と可動側とを組立た後、前記遮断部及び抵抗装置の固
    定側及び可動側に、それぞれ円形断面の円筒状シールド
    とほぼ長円形断面の小シールドからなるシールド部材を
    施し、前記遮断部及び抵抗装置の固定側或いは可動側の
    いずれか一方の円筒状シールドの内部に設ける支持金具
    にコンデンサ装置の一端を固定し、その後遮断部及び抵
    抗装置の固定側及び可動側の双方を接地タンク内に組み
    込み、前記コンデンサ装置の他端を遮断部及び抵抗装置
    の可動側或いは固定側の他方の円筒状シールドの内部に
    設ける支持金具にコンデンサ装置の一端を固定し、前記
    遮断部の固定側及び可動側にそれぞれ通電導体を接続す
    ることを特徴とする接地タンク型ガス遮断器の組立方法
    。 17、絶縁ガスを充填する縦形の接地タンク内に、固定
    及び可動接触子などを有する遮断部と、コンデンサ装置
    と、抵抗体と抵抗固定及び抵抗可動接触子を有する抵抗
    装置とを電気的に並列に接続した三相分をほぼ三角形の
    頂点位置に配置し、少なくとも各相前記遮断部及び抵抗
    装置の固定側及び可動側にそれぞれシールド部材を施す
    ものにおいて、前記各シールド部材は円筒状シールドと
    、ほぼ長円形断面の一方の円弧部が前記円筒状シールド
    の中心を通りこの円弧と等しい位置まで延びて遮断部及
    び抵抗装置の先端部分を取り囲む小シールドとから形成
    し、各相の前記シールド部材の小シールドの一方の円弧
    部がそれぞれ接地タンクの内面に対向するように配置し
    、前記円筒状シールドの円弧にて取り囲む小シールドの
    平坦面部分及び他方の円弧部との外周空間部分に、コン
    デンサ装置を配置して遮断部及び抵抗装置を取り囲むよ
    うにしたことを特徴とするガス絶縁開閉装置用ガス遮断
    器。
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JPH04123733A (ja) * 1990-09-14 1992-04-23 Hitachi Ltd ガス遮断器
CN1051635C (zh) * 1994-09-19 2000-04-19 株式会社日立制作所 充有绝缘气体的断路器

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JPS5787442U (ja) * 1980-11-19 1982-05-29
JPS58165233A (ja) * 1982-03-26 1983-09-30 関西電力株式会社 パツフア形ガスしや断器

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