JPH02132721A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents
ガス絶縁開閉装置Info
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- JPH02132721A JPH02132721A JP28384288A JP28384288A JPH02132721A JP H02132721 A JPH02132721 A JP H02132721A JP 28384288 A JP28384288 A JP 28384288A JP 28384288 A JP28384288 A JP 28384288A JP H02132721 A JPH02132721 A JP H02132721A
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- Circuit Breakers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
U発明の目的]
(産業上の利用分野》
本発明は、高電圧電極部間または高電圧電極部と接地電
位部とを接続する絶縁筒の高電圧電極部への取付部の構
造に改良を施したガス絶縁開閉装置に関するものである
。
位部とを接続する絶縁筒の高電圧電極部への取付部の構
造に改良を施したガス絶縁開閉装置に関するものである
。
(従来の技術)
従来、ガス絶縁開閉装置において、高電圧電極部間また
は低電圧部より高電圧電極部を絶縁支持する場合、絶縁
筒を用いて支持する方法が一般的である。この支持構造
について、第5図に示したパツファ形ガス遮断器の消弧
至を例にして説明する。なお、一般に、パッフ1形ガス
遮断器の消弧至は、接離自在に対向配置ざれた可動電極
部と固定電極部とから構成され、第5図はその間極状態
を示したものである。即ち、可動電極部は導体1を接続
した可動部支え2の内側にパツファピストン3を固定す
ると共に、パンフ7ピストン3を囲み、且つ、パツファ
ピストン3と可動部支え2との間にパンファシリンダ4
が摺動自在に装着されている。また、パツファシリンダ
4の固定電極部側の端面には、絶縁ノズル5と、この絶
縁ノズル5の外周側に可動通電電極6、内周側に可動ア
ーク電極7が固定ざれ、前記パッファシリンダ4は操作
ロツド8及び図示しない絶縁ロツドを介して操作装置に
連結ざれ、駆動されるように構成されている。また、可
動部支え2は、図示しない支持絶縁筒を介して接地容器
に固定されている。
は低電圧部より高電圧電極部を絶縁支持する場合、絶縁
筒を用いて支持する方法が一般的である。この支持構造
について、第5図に示したパツファ形ガス遮断器の消弧
至を例にして説明する。なお、一般に、パッフ1形ガス
遮断器の消弧至は、接離自在に対向配置ざれた可動電極
部と固定電極部とから構成され、第5図はその間極状態
を示したものである。即ち、可動電極部は導体1を接続
した可動部支え2の内側にパツファピストン3を固定す
ると共に、パンフ7ピストン3を囲み、且つ、パツファ
ピストン3と可動部支え2との間にパンファシリンダ4
が摺動自在に装着されている。また、パツファシリンダ
4の固定電極部側の端面には、絶縁ノズル5と、この絶
縁ノズル5の外周側に可動通電電極6、内周側に可動ア
ーク電極7が固定ざれ、前記パッファシリンダ4は操作
ロツド8及び図示しない絶縁ロツドを介して操作装置に
連結ざれ、駆動されるように構成されている。また、可
動部支え2は、図示しない支持絶縁筒を介して接地容器
に固定されている。
一方、固定電極部は、導体9を接続した固定部支え10
に、固定通電電極11と固定アーク電極12とを、それ
ぞれ前記可動通電電極6及び可動アーク電極7と対向す
る位置に固定して構成されている。また、この様な可動
電極部及び固定電極部を包囲するように絶縁筒13が装
着されている。
に、固定通電電極11と固定アーク電極12とを、それ
ぞれ前記可動通電電極6及び可動アーク電極7と対向す
る位置に固定して構成されている。また、この様な可動
電極部及び固定電極部を包囲するように絶縁筒13が装
着されている。
この絶縁筒13の両端には、一体注形によってそれぞれ
埋込み金具14が配設され、この埋込み金具14に前記
可動部支え2と固定部支え10とをそれぞれボルト締結
することにより、固定電極部が可動電極部より絶縁支持
されて消弧至が形成されている。さらに、前記絶縁筒1
3の両端に配設された埋込み金具14の配設部には、絶
縁筒13を包囲するように外部シールド15が装着され
ている。また、前記埋込み金具14は、絶縁筒13を注
形する時の熱応力を抑制するため、各1個の雌ネジを設
けた棒状金具をボルトの本数だけ分散して配設するのが
一般的である。
埋込み金具14が配設され、この埋込み金具14に前記
可動部支え2と固定部支え10とをそれぞれボルト締結
することにより、固定電極部が可動電極部より絶縁支持
されて消弧至が形成されている。さらに、前記絶縁筒1
3の両端に配設された埋込み金具14の配設部には、絶
縁筒13を包囲するように外部シールド15が装着され
ている。また、前記埋込み金具14は、絶縁筒13を注
形する時の熱応力を抑制するため、各1個の雌ネジを設
けた棒状金具をボルトの本数だけ分散して配設するのが
一般的である。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、上記の様な欝成を有するパッファ形ガス遮断
器の消弧至において外部シールド15を装着する目的は
、埋込み金具14の先端部、及び可動部支え2と固定部
支え10とが絶縁簡13と接する部分の電界を緩和する
ことにおる。即ち、外部シールド15が配ぼりされない
場合、埋込み金具14の先端部は対向する電極側に突出
した構造となるため、電界が高くなり内部閃絡を生じる
。
器の消弧至において外部シールド15を装着する目的は
、埋込み金具14の先端部、及び可動部支え2と固定部
支え10とが絶縁簡13と接する部分の電界を緩和する
ことにおる。即ち、外部シールド15が配ぼりされない
場合、埋込み金具14の先端部は対向する電極側に突出
した構造となるため、電界が高くなり内部閃絡を生じる
。
また、可動部支え2と固定部支え10とか絶縁筒13と
接する部分においては、全周にわたって絶縁物と高電圧
導体とが完全に密石することは不可能であり、必ず両者
の間に微小ギャップが生じる。
接する部分においては、全周にわたって絶縁物と高電圧
導体とが完全に密石することは不可能であり、必ず両者
の間に微小ギャップが生じる。
この様な微小ギャップが存在すると、高電圧導体の電界
は絶縁物と高電圧導体とが完全密肴している場合の電界
に対して、周囲の絶縁性ガスに対ずる絶縁筒の誘電率比
倍となる。例えば、S F6Jjスとエボキシ絶縁筒の
場合には、微小ギャップ存在時の高電圧導体の電界は、
完全密着時の6倍となる。このため、埋込み金具14が
配設された部分では、これにより電界が緩和されるが、
前述した様に分散して配設された金具の中間部では、微
小ギャップの存在により電界が高くなり、この部分より
絶縁筒13の内面または外面に沿って沿面閃絡が発生す
る。
は絶縁物と高電圧導体とが完全密肴している場合の電界
に対して、周囲の絶縁性ガスに対ずる絶縁筒の誘電率比
倍となる。例えば、S F6Jjスとエボキシ絶縁筒の
場合には、微小ギャップ存在時の高電圧導体の電界は、
完全密着時の6倍となる。このため、埋込み金具14が
配設された部分では、これにより電界が緩和されるが、
前述した様に分散して配設された金具の中間部では、微
小ギャップの存在により電界が高くなり、この部分より
絶縁筒13の内面または外面に沿って沿面閃絡が発生す
る。
そのため、絶縁筒の外部に電界緩和用の外部シールド1
5を配設しなければならず、部品点数が増加し、また、
外部シールド15は、絶縁筒13を包囲するように配設
されるため、高電圧電極部の径が大ぎくなり、ひいては
ガス絶縁開閉装置の大型化を招いていた。
5を配設しなければならず、部品点数が増加し、また、
外部シールド15は、絶縁筒13を包囲するように配設
されるため、高電圧電極部の径が大ぎくなり、ひいては
ガス絶縁開閉装置の大型化を招いていた。
また、絶縁筒13外面と外部シールド15内面との間に
導電性の異物が付着した場合、この異物が起点となって
絶縁筒外面に沿っての沿面閃絡が発生する恐れがある。
導電性の異物が付着した場合、この異物が起点となって
絶縁筒外面に沿っての沿面閃絡が発生する恐れがある。
これを防止するために、絶縁筒と外部シールドとの間に
ギャップを設けることが通例であり、その結果、外部シ
ールド外径及σ高電圧電極部の外径が大ぎくなっていた
。
ギャップを設けることが通例であり、その結果、外部シ
ールド外径及σ高電圧電極部の外径が大ぎくなっていた
。
本発明は、以上の欠点を解消するために提聚されたもの
で、その目的は、耐電圧性能を向上させ、部品点数を削
減し、また、縮小化を可能としたガス絶縁開閉装置を提
供することにある。
で、その目的は、耐電圧性能を向上させ、部品点数を削
減し、また、縮小化を可能としたガス絶縁開閉装置を提
供することにある。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明は、絶縁性ガスを封入した容器内の高電圧電極部
間、または、高電圧電極部と接地電位部とを絶縁筒によ
って接続してなるガス進縁開閉装置において、前記絶縁
筒の少なくとも高電圧側の一端に、前記高電圧電極部と
連結される埋込み金具が複数個配設され、また、前記埋
込み金具の絶縁筒中央部側の先喘部を包囲し、且つ、前
記高電圧電極部と同電位となるように横成ざれた内部シ
ールドが、前記埋込み金具に接続されて配設ざれ、さら
に、前記絶縁簡の両端部の外径が、高電圧電極部の絶縁
筒接続部の外径より小さく溝成されていることを特徴と
するものでおる。
間、または、高電圧電極部と接地電位部とを絶縁筒によ
って接続してなるガス進縁開閉装置において、前記絶縁
筒の少なくとも高電圧側の一端に、前記高電圧電極部と
連結される埋込み金具が複数個配設され、また、前記埋
込み金具の絶縁筒中央部側の先喘部を包囲し、且つ、前
記高電圧電極部と同電位となるように横成ざれた内部シ
ールドが、前記埋込み金具に接続されて配設ざれ、さら
に、前記絶縁簡の両端部の外径が、高電圧電極部の絶縁
筒接続部の外径より小さく溝成されていることを特徴と
するものでおる。
(作用)
本発明のガス絶縁開閉装置によれば、埋込み金具の先端
部の電界は、これを包囲するように配設された内部シー
ルドによって緩和ざれ、また、絶縁筒と高電圧電極部の
接続部材との接合面の電界は、内部シールドと高電圧電
極部の接続部材自体の合成シールド効果によって、絶縁
筒の全周にわたって緩和されるため、従来、配設されて
いた外部シールドを不要とすることができる。
部の電界は、これを包囲するように配設された内部シー
ルドによって緩和ざれ、また、絶縁筒と高電圧電極部の
接続部材との接合面の電界は、内部シールドと高電圧電
極部の接続部材自体の合成シールド効果によって、絶縁
筒の全周にわたって緩和されるため、従来、配設されて
いた外部シールドを不要とすることができる。
(寅施例)
以下、本発明の一実施例を第1図乃至第4図に基づいて
具体的に説明する。なお、第5図に示した従来型と同一
の部材には同一の符号を付して、説明は省略する。
具体的に説明する。なお、第5図に示した従来型と同一
の部材には同一の符号を付して、説明は省略する。
木寅施例においては、第1図に示した様に、絶縁筒20
の両端には、それぞれ可動部支え2または固定部支え1
0とボルト締結するための埋込み金具14が複数個配設
され、また、前記埋込み金具14の先端部を包囲するよ
うに円筒形状の内部シールド21が一体注形によって形
成されている。
の両端には、それぞれ可動部支え2または固定部支え1
0とボルト締結するための埋込み金具14が複数個配設
され、また、前記埋込み金具14の先端部を包囲するよ
うに円筒形状の内部シールド21が一体注形によって形
成されている。
この内部シールド21は、第2図に示した様に、埋込み
金興14の先端より絶縁筒の中央部側に配置されるリン
グ状の金属シールド22と金属製の網を前記埋込み金具
14の外周に接するように巻いて形成した円筒状の金属
メッシュシールド23とをロー付けなどによって電気的
・機械的に接続して構成されている。
金興14の先端より絶縁筒の中央部側に配置されるリン
グ状の金属シールド22と金属製の網を前記埋込み金具
14の外周に接するように巻いて形成した円筒状の金属
メッシュシールド23とをロー付けなどによって電気的
・機械的に接続して構成されている。
また、絶縁筒13の両端部には、その径D2が絶縁筒の
他の部分の外径より小さい小径部24が形成されている
。また、絶縁筒13の両端に接続される可動部支え2と
固定部支え10の絶縁筒接続部の外径Dlは、前記絶縁
筒の外径とばぼ同径に形成ざれ、絶縁簡の端部の外径D
2より大ぎくなるように構成されている。さらに、前記
内部シールド21の可動部支え2または固定部支え10
側の端部と、絶縁簡の接続端面との距離をLとした時、 L≦3 (D1−02 ) となるように構成されている。
他の部分の外径より小さい小径部24が形成されている
。また、絶縁筒13の両端に接続される可動部支え2と
固定部支え10の絶縁筒接続部の外径Dlは、前記絶縁
筒の外径とばぼ同径に形成ざれ、絶縁簡の端部の外径D
2より大ぎくなるように構成されている。さらに、前記
内部シールド21の可動部支え2または固定部支え10
側の端部と、絶縁簡の接続端面との距離をLとした時、 L≦3 (D1−02 ) となるように構成されている。
この様な構成を有する本実施例のガス絶縁開閉装置にお
いては、電気的に接続ざれた埋込み金具14と内部シー
ルド21とは、埋込み金具14に螺入されるボルトを介
して、可動部支え2または固定部支え10と同電位とな
る。このため、埋込み金具14の先靖部の電界は、これ
を包囲するように配股された内部シールド21によって
緩和される。
いては、電気的に接続ざれた埋込み金具14と内部シー
ルド21とは、埋込み金具14に螺入されるボルトを介
して、可動部支え2または固定部支え10と同電位とな
る。このため、埋込み金具14の先靖部の電界は、これ
を包囲するように配股された内部シールド21によって
緩和される。
一方、第3図に示した様に、適当な間隔をあいて配設さ
れた埋込み金具14の中間部においても、以下に述べる
様に電界が緩和される。即ち、絶縁筒13と可動部支え
2または固定部支え10との接合面外周側(第3図A点
)の電界と、L/ (DI −D2 )との関係を第4
図に示したが、図から分る様に、L/ (DI −D2
)を3以下にすれば、埋込み金具14の中間部におけ
るA点の電界は、絶縁筒13の全周にわたって配校され
た内部シールド21と、可動部支え2または固定部支え
10の絶縁筒接合部外周との合成゛シールド効果により
、十分に緩和される。なお、第3図中A点より内側の部
分については、このシールド効果はより大きくなり、A
点より電界が低くなることはいうまでもない。
れた埋込み金具14の中間部においても、以下に述べる
様に電界が緩和される。即ち、絶縁筒13と可動部支え
2または固定部支え10との接合面外周側(第3図A点
)の電界と、L/ (DI −D2 )との関係を第4
図に示したが、図から分る様に、L/ (DI −D2
)を3以下にすれば、埋込み金具14の中間部におけ
るA点の電界は、絶縁筒13の全周にわたって配校され
た内部シールド21と、可動部支え2または固定部支え
10の絶縁筒接合部外周との合成゛シールド効果により
、十分に緩和される。なお、第3図中A点より内側の部
分については、このシールド効果はより大きくなり、A
点より電界が低くなることはいうまでもない。
この様に、本実施例のパッファ形ガス遮断器の消弧至に
おいては、埋込み金具の先端部及び絶縁筒と可動部支え
または固定部支えとの接合部の2箇所の電界緩和作用に
より、埋込み金具14の先端部を起点とする絶縁筒13
の内部閃絡、及び絶縁筒13と可動部支え2及び固定部
支え10との接合面の微小ギャップ部を起点とする沿面
閃絡を防止することができるので、従来、絶縁簡の外周
に配設していた外部シールドを不要とすることができる
。また、絶縁筒13の両端部の外径D2を、内部シール
ド21を配設した部分の絶縁筒13の外径より小さく形
成したことにより、可動部支え2及び固定部支え10の
絶縁筒13取付け部の外径D1の増大を抑制することが
でき、この部分の外径を内部シールド21を配設した部
分の絶縁筒の外径と略一致させることができる。さらに
、絶縁筒13と可動部支え2及び固定部支え10との接
合面においては、絶縁筒13の内外側共に導電部の電界
と絶縁筒沿而方向の電界が低いため、この部分に導電性
の異物が付着したとしても、これを起点とする絶縁筒1
3の沿面閃絡は発生しない。
おいては、埋込み金具の先端部及び絶縁筒と可動部支え
または固定部支えとの接合部の2箇所の電界緩和作用に
より、埋込み金具14の先端部を起点とする絶縁筒13
の内部閃絡、及び絶縁筒13と可動部支え2及び固定部
支え10との接合面の微小ギャップ部を起点とする沿面
閃絡を防止することができるので、従来、絶縁簡の外周
に配設していた外部シールドを不要とすることができる
。また、絶縁筒13の両端部の外径D2を、内部シール
ド21を配設した部分の絶縁筒13の外径より小さく形
成したことにより、可動部支え2及び固定部支え10の
絶縁筒13取付け部の外径D1の増大を抑制することが
でき、この部分の外径を内部シールド21を配設した部
分の絶縁筒の外径と略一致させることができる。さらに
、絶縁筒13と可動部支え2及び固定部支え10との接
合面においては、絶縁筒13の内外側共に導電部の電界
と絶縁筒沿而方向の電界が低いため、この部分に導電性
の異物が付着したとしても、これを起点とする絶縁筒1
3の沿面閃絡は発生しない。
なお、内部シールド21の絶縁筒中央部側端部は、リン
グ状の金属シールド22で構成されており、R形状とな
っているため、この部分の電界も低い値となって内部閃
絡に至ることを防止できる。また、金属シールド22の
位置は、金属メッシュシールド23の長さを適宜調整す
ることにより、自由に設定することが可能でおり、この
位置を最適化することにより、絶縁筒13の内側の電極
の電界を緩和することができる。さらに、金属メッシュ
シールド23は細線を網目状にした柔構造のものでおる
ため、メッシュは周囲の絶縁物に追随して変形し、且つ
、メッシュ両側の絶縁物は細線間に入り込んだ絶縁物に
より相互に接続されている。
グ状の金属シールド22で構成されており、R形状とな
っているため、この部分の電界も低い値となって内部閃
絡に至ることを防止できる。また、金属シールド22の
位置は、金属メッシュシールド23の長さを適宜調整す
ることにより、自由に設定することが可能でおり、この
位置を最適化することにより、絶縁筒13の内側の電極
の電界を緩和することができる。さらに、金属メッシュ
シールド23は細線を網目状にした柔構造のものでおる
ため、メッシュは周囲の絶縁物に追随して変形し、且つ
、メッシュ両側の絶縁物は細線間に入り込んだ絶縁物に
より相互に接続されている。
このため、絶縁筒13注形時の熱応力の増加及びガス遮
断器動作時の荷重に対する強度の低下を来たすおそれは
ない。
断器動作時の荷重に対する強度の低下を来たすおそれは
ない。
この様に、本実施例によれば、絶縁筒の外周に配設され
ていた外部シールドが不要となり、また、潤弧至の外径
を縮小でき、さらに、絶縁筒内側の各電極の電界も緩和
することができるため、耐電圧性能を大幅に向上させる
ことができる。
ていた外部シールドが不要となり、また、潤弧至の外径
を縮小でき、さらに、絶縁筒内側の各電極の電界も緩和
することができるため、耐電圧性能を大幅に向上させる
ことができる。
なあ、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、金属シールド22としては、細線をリング状に巻い
たシールドを用いても同様の効果が得られる。また、金
属メッシュシールド23の絶縁筒中央部側端部をR形状
として、リング状の金属シールド22を省略しても良い
。
く、金属シールド22としては、細線をリング状に巻い
たシールドを用いても同様の効果が得られる。また、金
属メッシュシールド23の絶縁筒中央部側端部をR形状
として、リング状の金属シールド22を省略しても良い
。
また、上記の実施例は本発明をパッファ形ガス遮断器に
適用した場合について述べたが、高電圧電極部を接地電
位部より絶縁筒を用いて支持するものに適宜適用でき、
また、同様の効果を1qることができる。
適用した場合について述べたが、高電圧電極部を接地電
位部より絶縁筒を用いて支持するものに適宜適用でき、
また、同様の効果を1qることができる。
[発明の効果]
以上述べた様に、本発明によれば、絶縁簡の少なくとも
高電圧側の一端に、高電圧電極部と連結される埋込み金
具を複数個配設し、また、埋込み金具の絶縁筒中央部側
の先端部を包囲し、且つ、前記高電圧電極部と同電位と
なるように溝成した内部シールドを、埋込み金具に接続
して配設し、さらに、前記絶縁筒の両端部の外径を、高
電圧電極部の絶縁筒接続部の外径より小さく構成すると
いう簡単な手段によって、耐電圧性能を向上させ、部品
点数を削減し、また、縮小化を可能としたガス絶縁開閉
装置を提供することができる。
高電圧側の一端に、高電圧電極部と連結される埋込み金
具を複数個配設し、また、埋込み金具の絶縁筒中央部側
の先端部を包囲し、且つ、前記高電圧電極部と同電位と
なるように溝成した内部シールドを、埋込み金具に接続
して配設し、さらに、前記絶縁筒の両端部の外径を、高
電圧電極部の絶縁筒接続部の外径より小さく構成すると
いう簡単な手段によって、耐電圧性能を向上させ、部品
点数を削減し、また、縮小化を可能としたガス絶縁開閉
装置を提供することができる。
第1図は本発明のガス絶縁開閉装置の絶縁筒の取付け構
造を適用したパッファ形ガス遮断器の消弧室を示す側断
面図、第2図は第1図の要部拡大断面図、第3図は第1
図における埋込み金具の中間部を示す要部拡大断面図、
第4図は第3図におけるA点の電界と、内部シールド、
絶縁筒外周端及び高電圧電極部の絶縁筒取付部外周の相
互位置関係を示す図、第5図は従来のパッフ7形ガス遮
断器の消弧室を示す側断面図である。 1・・・導体、2・・・可動部支え、3・・・パッファ
ピストン、4・・・パッフ1シリンダ、5・・・絶縁ノ
ズル、6・・・可動通電電極、7・・・可動アーク電極
、8・・・操作ロンド、9・・・導体、10・・・固定
部支え、11・・・固定通電電極、12・・・固定アー
ク電極、13・・・絶縁筒、14・・・埋込み金具、1
5・・・外部シールド、20・・・絶縁筒、21・・・
内部シールド、22・・・金属シールド、23・・・金
属メッシュシールド、24・・・小径部。
造を適用したパッファ形ガス遮断器の消弧室を示す側断
面図、第2図は第1図の要部拡大断面図、第3図は第1
図における埋込み金具の中間部を示す要部拡大断面図、
第4図は第3図におけるA点の電界と、内部シールド、
絶縁筒外周端及び高電圧電極部の絶縁筒取付部外周の相
互位置関係を示す図、第5図は従来のパッフ7形ガス遮
断器の消弧室を示す側断面図である。 1・・・導体、2・・・可動部支え、3・・・パッファ
ピストン、4・・・パッフ1シリンダ、5・・・絶縁ノ
ズル、6・・・可動通電電極、7・・・可動アーク電極
、8・・・操作ロンド、9・・・導体、10・・・固定
部支え、11・・・固定通電電極、12・・・固定アー
ク電極、13・・・絶縁筒、14・・・埋込み金具、1
5・・・外部シールド、20・・・絶縁筒、21・・・
内部シールド、22・・・金属シールド、23・・・金
属メッシュシールド、24・・・小径部。
Claims (1)
- 絶縁性ガスを封入した容器内の高電圧電極部間、または
、高電圧電極部と接地電位部とを絶縁筒によって接続し
てなるガス絶縁開閉装置において、前記絶縁筒の少なく
とも高電圧側の一端に、前記高電圧電極部と連結される
埋込み金具が複数個配設され、また、前記埋込み金具の
絶縁筒中央部側の先端部を包囲し、且つ、前記高電圧電
極部と同電位となるように構成された内部シールドが、
前記埋込み金具に接続されて配設され、さらに、前記絶
縁筒の両端部の外径が、高電圧電極部の絶縁筒接続部の
外径より小さく構成されていることを特徴とするガス絶
縁開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28384288A JPH0738291B2 (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | ガス絶縁開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28384288A JPH0738291B2 (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | ガス絶縁開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02132721A true JPH02132721A (ja) | 1990-05-22 |
JPH0738291B2 JPH0738291B2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=17670866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28384288A Expired - Fee Related JPH0738291B2 (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | ガス絶縁開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0738291B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005339918A (ja) * | 2004-05-26 | 2005-12-08 | Toshiba Corp | 開閉器 |
CN115000814A (zh) * | 2022-06-17 | 2022-09-02 | 西北核技术研究所 | 用于高功率气体开关的绝缘外壳及其成型模具、制备方法 |
-
1988
- 1988-11-11 JP JP28384288A patent/JPH0738291B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005339918A (ja) * | 2004-05-26 | 2005-12-08 | Toshiba Corp | 開閉器 |
CN115000814A (zh) * | 2022-06-17 | 2022-09-02 | 西北核技术研究所 | 用于高功率气体开关的绝缘外壳及其成型模具、制备方法 |
CN115000814B (zh) * | 2022-06-17 | 2024-04-30 | 西北核技术研究所 | 用于高功率气体开关的绝缘外壳及其成型模具、制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0738291B2 (ja) | 1995-04-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
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S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |